JP2784153B2 - 車両用サブフレーム構造 - Google Patents

車両用サブフレーム構造

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JP2784153B2 JP6313525A JP31352594A JP2784153B2 JP 2784153 B2 JP2784153 B2 JP 2784153B2 JP 6313525 A JP6313525 A JP 6313525A JP 31352594 A JP31352594 A JP 31352594A JP 2784153 B2 JP2784153 B2 JP 2784153B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用サブフレーム構
造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料タンクを車体後部の下方(リ
ヤシートの下方等)に搭載するために、例えば、特開平
5−8643号公報(自動車の燃料タンク支持装置)の
技術が開示されており、同技術は上記公報の図1、図2
及び図5に示されるように、車体1のリヤサイドフレー
ム2,2間に平面視略ロ字形のサスペンションクロスメ
ンバ7(サブフレームに相当)が取付けられ、このサス
ペンションクロスメンバ7にリヤサスペンション装置6
用アーム(アッパーアーム9,10、ロアアーム11及
びトレーリングアーム12からなる。)が支持され、更
に、サスペンションクロスメンバ7に燃料タンク21が
支持されるものである。そして、燃料タンク21は一対
のベルト(バンドに相当)23,23でサスペンション
クロスメンバ7に固定される。
【0003】サスペンションクロスメンバ7は、車幅方
向に延びる前後支持フレーム14,15(クロスメンバ
に相当)と、車体前後方向に延びる左右支持フレーム1
6,17(サイドメンバに相当)とからなる。ところ
で、このような支持フレーム14〜17は、軽量化のた
めに一般に図6に示すような鋼板のプレス成形材からな
る閉断面構造体とされることが多い。
【0004】図6(a)〜(c)は従来のフレームの説
明図である。(a)に示すフレーム101は、上側開放
の下部材101aと下側開放の上部材101bとを嵌合
し、嵌合部をすみ肉溶接して閉断面構造体を構成するも
のであり、フレーム101の周囲にフランジを設けない
ので小型である。(b)に示すフレーム102は、上側
開放のハット状断面の下部材102aと下側開放のハッ
ト状断面の上部材102bとを重ね、フランジ同士をす
み肉溶接して閉断面構造体を構成する。(c)に示すフ
レーム103は、上側開放のハット状断面の下部材10
3aと下側開放のハット状断面の上部材103bとを重
ね、フランジ同士をスポット溶接して閉断面構造体を構
成する。
【0005】一方、フレームには図7に示すような構成
でブラケットが設けられる。図7(a),(b)は従来
のブラケット付きフレームの説明図である。(a)に示
すフレーム103は、上記図6(c)に示すフレームと
同構成であり、例えば上部にブラケット104が溶接さ
れる。しかし、ブラケット104に過大な引張り荷重が
作用した場合には、フランジ同士の溶接強度が不足気味
になる。この点を解消するためには、(b)に示すよう
にブラケットの基部を下方に延出して下部材103aに
も溶接することが考えられる。
【0006】また、フレームには剛性を向上するために
図8に示すような手順でスチフナ(補強材)が設けられ
る。なお、フレーム102は、上記図6(b)に示すフ
レームと同構成である。図8(a)〜(c)は従来のス
チフナ付きフレームの説明図である。(a)に示すよう
に、下部材102aと上部材102bとの間にはスチフ
ナ105が取付けられる。結合手順を説明すると、先
ず、(b)に示すように上部材102bの奥面とスチフ
ナ105の上面とをスポット溶接し、次に、(c)に示
すように下部材102aと上部材102bとを重ねてフ
ランジ同士を溶接し、最後に、下部材102aの奥面と
スチフナ105の下面とをプラグ溶接して結合を完了す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
造では次のような問題がある。図6(a)に示すフレー
ム101は、すみ肉溶接を確実にするために嵌合部の嵌
合精度を管理する必要があるが、管理が容易でない。特
に、フレーム101が屈曲している場合には精度管理が
容易でなく、フレーム101の生産性が劣る。図6
(b),(c)に示すフレーム102,103は、両側
にフランジが突出するので大型になる。図7(b)に示
すブラケット104付きフレーム103は、ブラケット
104がフランジを跨いで延出するので取付けが簡単で
なく、しかも、大型になる。図8(a)〜(c)に示す
スチフナ105付きフレーム102は、このフレーム1
02とスチフナ105との接合工程が複雑であり、しか
も、プラグ溶接作業もあり、接合作業が簡単でないの
で、生産性が劣る。
【0008】そこで本発明の目的は、(1)サブフレー
ムのサイドメンバの生産性を向上すること、(2)サイ
ドメンバを小型にすること、(3)サイドメンバのブラ
ケットの取付けが簡単で、しかも、ブラケットを小型に
すること、(4)サイドメンバ内にスチフナを簡単に取
付け、生産性を向上することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、車幅方向に延びるクロスメンバと車体前後
方向に延びるサイドメンバとで平面視略ロ字形の空間を
構成し、この空間に燃料タンクを収めるようにした、燃
料タンク取付けのための車両用サブフレームであって、
前記サイドメンバが、奥壁の上下端に傾斜したコーナ部
を連続させてこれらのコーナ部に上下のフランジを連続
させた5辺からなる、車幅外方へ開いたコ字状断面でフ
ランジ幅が十分に大きな第1部材に、車幅外方へ開いた
コ字状断面でフランジ幅が小さい第2部材を嵌合し、フ
ランジ同士をスポット溶接して形成した閉断面構造体で
あることを特徴とした車両用サブフレーム構造である。
【0010】また、前記閉断面構造体において、前記第
1部材の上面と背面に跨がる又は背面と下面に跨がるブ
ラケットを取付けた。
【0011】更に、フランジ付きスチフナで前記第1部
材を補強した。
【0012】
【作用】車幅外方へ開いたコ字状断面の第1部材は、奥
壁の上下端に傾斜したコーナ部を連続させて、これらの
コーナ部に上下のフランジを連続させた、5辺からな
る。サイドメンバは、上記第1部材に、車幅外方へ開い
たコ字状断面の第2部材を嵌合し、フランジ同士をスポ
ット溶接することで、6角形の閉断面構造体に形成され
る。サイドメンバは、閉断面構造体の車幅外方にのみフ
ランジを有するので、小型になる。
【0013】ブラケットは、第1部材の上面と背面に跨
がって又は背面と下面に跨がって取付けられる。このた
め、ブラケットに引張り荷重が作用しても、第1部材と
第2部材との接合に影響を与えない。
【0014】スチフナは、第1部材にフランジで結合す
るのでサイドメンバに簡単に取付けられる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、
「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前
側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側、CLは車幅方向
中央、Upは上側、Loは下側を示す。また、図面は符
号の向きに見るものとする。図1は本発明に係る車両用
サブフレーム構造の斜視図であり、サブフレーム1は平
面視略ロ字形を呈し、車幅方向に延びる前部クロスメン
バ2、後部クロスメンバ3と、車体前後方向に延びる左
のサイドメンバ4、右のサイドメンバ5とを結合してな
る。
【0016】前・後部クロスメンバ2,3間には、サイ
ドメンバ4,5の内側近傍に配置された一対の縦支持部
材6,6(一方は図示せず)が掛け渡され、サイドメン
バ4,5間には、前・後部クロスメンバ2,3の略中央
位置に配置された横支持部材7が掛け渡される。横支持
部材7は一対の縦支持部材6,6を補強するために、こ
れらの縦支持部材6,6を横切るように結合される。
【0017】前後左右の各メンバ2〜5で囲まれた空間
内には燃料タンク11(左側L半分のみを示す)が収め
られ、この燃料タンク11は各縦支持部材6,6及び横
支持部材7で支持される。すなわち、車両用サブフレー
ム1は図1に示すように、車幅方向に延びる前・後部ク
ロスメンバ2,3と車体前後方向に延びる左右のサイド
メンバ4,5とで平面視略ロ字形の空間を構成し、この
空間に燃料タンク11を収めるようにしたものである。
また、後部クロスメンバ3とトレーリングアーム用ブラ
ケット31,31(図2に基づき後述する。)との間に
は、概ね車体の前後方向に延在する一対のバンド12,
12(一方は図示せず)が掛けられ、これらのバンド1
2,12の両端部がボルト13…(…は複数を示す。以
下同じ。)で固定されている。このため、燃料タンク1
1は、それの上面がバンド12でサブフレーム1に固定
される。
【0018】サブフレーム1の左右両側にリヤサスペン
ション20,20が配置され、これらのリヤサスペンシ
ョン20,20はリヤマルチリンク式サスペンションか
らなる。リヤサスペンション20はショックアブソーバ
21と、このショックアブソーバ21を支持するハブキ
ャリア22と、このハブキャリア22を支持するアッパ
アーム23、ロアアーム24、トレーリングアーム25
並びにコントロールアーム26と、左右のハブキャリア
22,22間を連結するスタビライザロッド27とから
なる。
【0019】図2は本発明に係る車両用サブフレーム構
造の平面図であり、車体後部には車体前後方向に延びる
左右のサイドフレーム51,51(想像線で示す)が設
けられ、これらのサイドフレーム51,51間にサブフ
レーム1が渡されている。そして、サブフレーム1は平
面視四隅部分が、振動防止用ブッシュ53…を介してサ
イドフレーム51,51に吊下げられる。このため、燃
料タンク11及びリヤサスペンション20,20(図1
参照)はサブフレーム1に組込まれ、このサブフレーム
1がサイドフレーム51,51間に渡されることによ
り、車体後部の下方(リヤシートやリヤフロアの下方)
に搭載される。
【0020】前部クロスメンバ2と左右のサイドメンバ
4,5との前部コーナ部には、トレーリングアーム25
(図1参照)を取付けるための左右のトレーリングアー
ム用ブラケット31,31が溶接される。
【0021】図3は本発明に係る車両用サブフレーム構
造の側面図であり、各サイドメンバ4,5の上部中央に
はアッパアーム23を支持するためのアッパアーム用ブ
ラケット32,32が溶接され、各サイドメンバ4,5
の下部中央にはロアアーム24を支持するためのロアア
ーム用ブラケット33,33が溶接され、各サイドメン
バ4,5の後部にはコントロールアーム26(図1参
照)を支持するためのコントロールアーム用ブラケット
34,34が溶接されている。
【0022】図4は図3の4−4線断面図であり、左の
サイドメンバ4を示す。左のサイドメンバ4は鋼板のプ
レス成形材を組合せてなり、車幅方向外向きの(車幅外
方へ開いた)コ字状断面でフランジ41b幅が十分に大
きな第1部材41に、車幅方向外向きの(車幅外方へ開
いた)コ字状断面でフランジ42b幅が小さい第2部材
42を嵌合し、フランジ41b,42b同士をスポット
溶接して形成した閉断面構造体からなる。
【0023】すなわち、第1部材41は奥壁41aと、
この奥壁41aから横に延びる上下のフランジ41b,
41bとからなる。第2部材42は奥壁42aと、この
奥壁42aから横に延びる上下のフランジ42b,42
bとからなる。奥壁41aとフランジ41b,41bと
のコーナには、所望の寸法・角度に傾斜したコーナ部4
1c,41cが形成される。すなわち、以上の説明及び
図4から明らかなように、第1部材41は、奥壁41a
の上下端に傾斜したコーナ部41c,41cを連続さ
せ、これらのコーナ部41c,41cに上下のフランジ
フランジ42b,42bを連続させた、5辺からなる、
コ字状断面の部材である。このため、左のサイドメンバ
4は断面視6角形に多角形化されるので剛性(各面の剛
性等)が高まり、特に、この実施例のように、薄板のプ
レス成形材を組合せてなる場合には、剛性の向上に極め
て有効である。そして、この実施例によれば、上記図7
(b)に示す従来の技術と違い、第1部材41の背面に
フランジを有していないので、コーナ部41c,41c
を自由に設定できる。
【0024】第1部材41の上面と背面(奥壁41a外
面及び上のコーナ部41c外面)に跨がって、アッパア
ーム用ブラケット32が溶接にて取付けられる。また、
第1部材41の背面(下のコーナ部41c外面)と下面
に跨がって、ロアアーム用ブラケット33が溶接にて取
付けられる。この実施例によれば、上記図7(b)に示
す従来の技術と違い、第1部材41の背面にフランジを
有していないので、アッパ・ロアアーム用ブラケット3
2,33を小型で簡単な構成で第1部材41の背面まで
延して溶接することができ、しかも、溶接工程を簡略で
きる。
【0025】第1部材41内には、この第1部材41を
補強するためのフランジ付きスチフナ43が、アッパ・
ロアアーム用ブラケット32,33の取付け位置に溶接
により取付けられる。ロアアーム用ブラケット33の下
部には横支持部材7が溶接される。
【0026】図5は本発明に係る左のサイドメンバの分
解斜視図であり、左のサイドメンバ4は上下に屈曲した
形状を呈する。第2部材42の奥壁42aには、第2部
材42の剛性を向上させるための凹凸部(起伏)42c
…が形成されている。スチフナ43は鋼板のプレス成形
材からなり、車幅方向外向きの平面視コ字状を呈し、奥
壁43aと、この奥壁43aから横に延びる側壁43
b,43bと、これらの側壁43b,43bの上下端の
フランジ43c…とからなる。各フランジ43c…は第
1部材41のフランジ41b,41bにスポット溶接さ
れる。
【0027】第1部材41の前・後端部には、上下のフ
ランジ41b,41b間にブッシュ用ホルダ52,52
が結合され、これらのブッシュ用ホルダ52,52に振
動防止用ブッシュ53,53が装着されている。
【0028】左のサイドメンバ4は、それの後端がコン
トロールアーム用ブラケット34で閉塞され、前端が盲
蓋44で閉塞(盲蓋44を溶接)されている。このた
め、左のサイドメンバ4は第1・第2部材41,42、
コントロールアーム用ブラケット34及び盲蓋44で完
全な閉塞構造とされ、剛性を高めている。この実施例に
よれば、左のサイドメンバ4の前後端を閉塞するのに、
第1部材41の前後端を絞り加工で閉塞する場合よりも
加工が容易で、しかも、絞り加工のための金型も不要で
あり、コストを低減できる。
【0029】なお、左のサイドメンバ4の前後端を閉塞
するには、コントロールアーム用ブラケット34及び盲
蓋44の代りに、前・後クロスメンバ2,3の端部(図
2参照)を延出することによっても可能である。また、
左のサイドメンバ4の内部は、ハーネスなどを通すガイ
ドを兼ねることができる。
【0030】次に、上記構成の車両用サブフレーム構造
の作用を図4及び図5に基づき説明する。図4に示すよ
うに左のサイドメンバ4は、第1・第2部材41,42
からなる閉断面構造体の車幅方向片側にのみフランジ4
1b,42bを有するので、小型である。また、アッパ
・ロアアーム用ブラケット32,33は、第1部材41
の上下面及び背面にのみ結合されるので、ブラケット3
2,33に引張り荷重が作用しても、第1部材41と第
2部材42との結合に影響を与えることがない。更に、
図5に示すようにスチフナ43は、それの各フランジ4
3c…を第1部材41のフランジ41b,41bにスポ
ット溶接するだけで簡単に取付けられ、左のサイドメン
バ4を十分に補強する。
【0031】なお、右のサイドメンバ5は、上記左のサ
イドメンバ4と左右反対向きである他は同一構成並びに
同一作用であり、説明を省略する。また、左右のサイド
メンバ4,5に取付けられるブラケットは、上部または
下部の一方だけでもよい。更に、サブフレーム1は車体
に取付ける構成であることを特徴とし、燃料タンク11
やリヤサスペンション20を組込んだ構成に限定されな
い。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。請求項1の車両用サ
ブフレーム構造は、車幅方向に延びるクロスメンバと車
体前後方向に延びるサイドメンバとで平面視略ロ字形の
空間を構成し、この空間に燃料タンクを収めるようにし
たものであり、サブフレームのサイドメンバを、車幅外
方へ開いたコ字状断面でフランジ幅が十分に大きな第1
部材に、車幅外方へ開いたコ字状断面でフランジ幅が小
さい第2部材を嵌合し、フランジ同士をスポット溶接し
てなる閉断面構造体で構成したことにより、サブフレー
ムのサイドメンバの生産性を向上でき、また、閉断面構
造体の車幅外方にのみフランジを有するので、サイドメ
ンバの小型化が図れる。しかも、サブフレームのサイド
メンバを、奥壁と傾斜した上下のコーナ部と上下のフラ
ンジとの5辺からなる、車幅外方へ開いたコ字状断面で
フランジ幅が十分に大きな第1部材に、車幅外方へ開い
たコ字状断面でフランジ幅が小さい第2部材を嵌合し、
フランジ同士をスポット溶接してなる閉断面構造体で構
成したことにより、サイドメンバは断面視6角形に多角
形化されるので、剛性(各面の剛性等)が高まる。
【0033】請求項2の車両用サブフレーム構造は、閉
断面構造体において、第1部材の上面と背面に跨がって
又は背面と下面に跨がってブラケットを取付けたので、
サイドメンバにブラケットを取付けることが簡単で、し
かも、ブラケットを小型にすることができる。
【0034】請求項3の車両用サブフレーム構造は、フ
ランジ付きスチフナで第1部材を補強したので、サイド
メンバ内にスチフナを簡単に取付けることができ、生産
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用サブフレーム構造の斜視図
【図2】本発明に係る車両用サブフレーム構造の平面図
【図3】本発明に係る車両用サブフレーム構造の側面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】本発明に係る左のサイドメンバの分解斜視図
【図6】従来のフレームの説明図
【図7】従来のブラケット付きフレームの説明図
【図8】従来のスチフナ付きフレームの説明図
【符号の説明】
1…サブフレーム、2…クロスメンバ(前部クロスメン
バ)、3…クロスメンバ(後部クロスメンバ)、4…左
のサイドメンバ、5…右のサイドメンバ、11…燃料タ
ンク、20…リヤサスペンション、32…アッパアーム
用ブラケット、33…ロアアーム用ブラケット、41…
第1部材、42…第2部材、43…フランジ付きスチフ
ナ、51…サイドフレーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 努 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 日野澤 真司 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−34212(JP,A) 実開 平2−117269(JP,U) 実開 昭63−182975(JP,U) 実開 昭61−161172(JP,U) 実開 平3−86883(JP,U) 実公 平2−26778(JP,Y2) 実公 平4−14305(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 21/00 - 21/15

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車幅方向に延びるクロスメンバと車体前
    後方向に延びるサイドメンバとで平面視略ロ字形の空間
    を構成し、この空間に燃料タンクを収めるようにした、
    燃料タンク取付けのための車両用サブフレームであっ
    て、前記サイドメンバは、奥壁の上下端に傾斜したコー
    ナ部を連続させてこれらのコーナ部に上下のフランジを
    連続させた5辺からなる、車幅外方へ開いたコ字状断面
    でフランジ幅が十分に大きな第1部材に、車幅外方へ開
    いたコ字状断面でフランジ幅が小さい第2部材を嵌合
    し、フランジ同士をスポット溶接して形成した閉断面構
    造体であることを特徴とした車両用サブフレーム構造。
  2. 【請求項2】 前記閉断面構造体において、前記第1部
    材の上面と背面に跨がる又は背面と下面に跨がるブラケ
    ットを取付けたことを特徴とする請求項1記載の車両用
    サブフレーム構造。
  3. 【請求項3】 フランジ付きスチフナで前記第1部材を
    補強したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    車両用サブフレーム構造。
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