JP2524169Y2 - アッパフレーム構造 - Google Patents

アッパフレーム構造

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JP2524169Y2
JP2524169Y2 JP1990120757U JP12075790U JP2524169Y2 JP 2524169 Y2 JP2524169 Y2 JP 2524169Y2 JP 1990120757 U JP1990120757 U JP 1990120757U JP 12075790 U JP12075790 U JP 12075790U JP 2524169 Y2 JP2524169 Y2 JP 2524169Y2
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重貴 原田
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、サスペンションをボデー側に支持するアッ
パフレーム構造に関する。
〈従来の技術〉 第6図に自動車のボデー構造の概略を示す。
サスペンション1はスプリング2を介してボデー3の
スプリングハウス4に支持され、スプリングハウス4は
アッパフレーム5に取付けられている。
第7図にスプリングハウス取付部の分解斜視を示す。
アッパフレーム5は、アッパフレームインナ6及びア
ッパフレームアウタ7とで構成され、スプリングハウス
4はアッパフレームインナ6に固定される。尚、図中8
はシールドプレート、9はフェンダブラッケト、10はサ
イドメンバである。
第8図にアッパフレーム5の分解斜視、第9図に第8
図中のIX−IX線矢視を示してある。
アッパフレーム5はスプリングハウス4を介してサス
ペンション1側からの荷重が伝わる。アッパフレームイ
ンナ6は断面コ字状をなし、アッパフレームインナ6の
内部のスプリングハウス4の取付部に対応する部位には
一対の補強部材11が固定されている。
補強部材11は一面が開口する箱形をなし、補強部材11
はアッパフレームインナ6の三方の内面及びアッパフレ
ームアウタ7の内側の一面に溶接固定されている。アッ
パフレームアウタ7には補強部材11の対向部を臨む作業
穴12が形成され、作業穴12から溶接ガンが挿入されて溶
接作業が行なわれる。
上述したアッパフレーム構造によると、補強部材11に
よってスプリングハウス4が取付けられた部位が補強さ
れ、サスペンション1側からの荷重に対して、アッパフ
レーム5の断面の変形が防止される。この結果、サスペ
ンション1側から繰り返し荷重が加わっても、アッパフ
レーム5に亀裂等が生じない。
〈考案が解決しようとする課題〉 従来のアッパフレーム構造によると、補強部材11を固
定するためアッパフレームインナ6に作業穴12が形成さ
れている。このため、剛性面で不利であり、サスペンシ
ョン1の重量化が進むと荷重に耐えられなくなる虞があ
ると共に、アッパフレーム5の作業工程も多くなってい
た。また、補強部材11は互いに独立してなるため、ねじ
れに対しての補強が不十分であった。
〈課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するための本考案の構成は、スプリン
グを介してサスペンションを支持するスプリングハウス
と、ボデー側に支持されると共にアッパフレームインナ
及びアッパフレームアウタからなり前記スプリングハウ
スが取付けられるアッパフレームと、前記アッパフレー
ムインナと前記アッパフレームアウタとに亘って固定さ
れ前記サスペンション側から前記アッパフレーム側に伝
わる荷重を受ける補強部材とからなるアッパフレーム構
造において、前記補強部材は、前記アッパフレームイン
ナと前記アッパフレームアウタとの間に固定される一対
の対向配置した縦壁と、前記縦壁の車内側端部同士を連
結すると共に、前記アッパフレームアウタ内側に接着固
定される接着固定部及び前記接着固定部から上方で車内
側に傾斜して形成される傾斜面部からなる横壁とを有
し、前記傾斜面部と前記アッパフレームアウタとにより
車幅方向面内における断面が閉断面を形成するように構
成してなることを特徴とする。
〈作用〉 縦壁同士が横壁によって連結されると共に、横壁は接
着固定部がアッパフレームアウタに接着固定されると共
に、傾斜面部とアッパフレームアウタとにより閉断面が
形成され、アッパフレームに溶接作業穴が不要になり、
ねじれ荷重に対しては横壁によって補強される。
〈実施例〉 第1図には本考案の一実施例に係るアッパフレーム構
造の分解斜視、第2図には補強部材の斜視、第3図には
第1図中のIII−III線矢視、第4図には第1図中のIX−
IX線矢視、第5図には第1図中のV矢視を示してある。
アッパフレーム21は、アッパフレームインナ22及びア
ッパフレームアウタ23とで構成され、スプリングハウス
24はアッパフレームインナ22に固定される。アッパフレ
ームインナ22は断面コ字状をなし、スプリングハウス24
の取付部に対応する部位におけるアッパフレーム21内に
は補強部材25が固定されている。
第2図に示すように、補強部材25は、一対の対向配置
した縦壁26を有し、縦壁26にはアッパフレームインナ22
の内周に溶接固定される第一フランジ部26aが形成され
ている。縦壁26のアッパフレームアウタ23側(車内側端
部同士)は横壁27によって連結され、横壁27にはアッパ
フレームインナ22とアッパフレームアウタ23の接合部に
溶接固定される第二フランジ部27aが形成されている。
また、横壁27にはアッパフレームアウタ23の壁面に接着
接合される接着固定部としての接着面27bと、接着面27b
から上方で車内側に傾斜する傾斜面部27cとが形成され
ている。そして、第3図に示すように、傾斜面部27cと
アッパフレームアウタ23とにより車幅方向面内における
断面が閉断面部30とされている。
上述したアッパフレーム構造では、第4図に示すよう
に、アッパフレームインナ22とアッパフレームアウタ23
を接合した際に、補強部材25の縦壁26の第一フランジ部
26aがアッパフレームインナ22に溶接固定される。ま
た、第3図に示すように、補強部材25の横壁27の第二フ
ランジ27aがアッパフレームインナ22とアッパフレーム
アウタ23の接合部に溶接固定され、横壁27の接着面27b
がアッパフレームアウタ23の壁面に接着接合される。更
に、傾斜面部27cとアッパフレームアウタ23とにより閉
断面部30が形成される。
従って、上述したアッパフレーム構造では、補強部材
25の縦壁26同士が横壁27によって連結された状態になっ
ているので、ねじれに対する剛性が向上する。また、補
強部材25の横壁をアッパフレームアウタ23の壁面に接着
接合したので、アッパフレームアウタ23に作業穴をあけ
る必要がなくなり、第5図に示すように、スプリングハ
ウス24を補強部材25で覆う状態にすることができ、剛性
が向上する。更に、閉断面部30を形成したことによりア
ッパフレーム構造の強度を大幅に高めることができる。
〈考案の効果〉 本考案のアッパフレーム構造は、アッパフレームアウ
タ側に固定される一対の縦壁と、縦壁同士を連結すると
共に、アッパフレームインナに接着固定される接着固定
部及び閉断面を形成する傾斜面部を有する横壁とかなる
補強部材を、アッパフレームインナとアッパフレームア
ウタに亘って設けたので、アッパフレームに作業穴をあ
ける必要がなくなると共に、ねじれに対する剛性が向上
し、更に、閉断面により強度が大幅に向上する。この結
果、アッパフレームの大幅な剛性向上が図れると共に、
穴あけ作業が不要になり作業工数低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るアッパフレーム構造の
分解斜視図、第2図は補強部材の斜視図、第3図は第1
図中のIII−III線矢視図、第4図は第1図中のIV−IV線
矢視図、第5図は第1図中のV矢視図、第6図は自動車
のボデー構造の概略を表わす斜視図、第7図はスプリン
グハウス取付部の分解斜視図、第8図はアッパフレーム
の分解斜視図、第9図は第8図中のIX−IX線矢視図であ
る。 図面中、 21はアッパフレーム、22はアッパフレームインナ、23は
アッパフレームアウタ、24はスプリングハウス、25は補
強部材、26は縦壁、26aは第一フランジ部、27は横壁、2
7aは第二フランジ部、27bは接着面、27cは傾斜面部、30
は閉断面部である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプリングを介してサスペンションを支持
    するスプリングハウスと、ボデー側に支持されると共に
    アッパフレームインナ及びアッパフレームアウタからな
    り前記スプリングハウスが取付けられるアッパフレーム
    と、前記アッパフレームインナと前記アッパフレームア
    ウタとに亘って固定され前記サスペンション側から前記
    アッパフレーム側に伝わる荷重を受ける補強部材とから
    なるアッパフレーム構造において、 前記補強部材は、 前記アッパフレームインナと前記アッパフレームアウタ
    との間に固定される一対の対向配置した縦壁と、 前記縦壁の車内側端部同士を連結すると共に、前記アッ
    パフレームアウタ内側に接着固定される接着固定部及び
    前記接着固定部から上方で車内側に傾斜して形成される
    傾斜面部からなる横壁と を有し、 前記傾斜面部と前記アッパフレームアウタとにより車幅
    方向面内における断面が閉断面を形成するように構成し
    てなる ことを特徴とするアッパフレーム構造。
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