JP2782659B2 - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JP2782659B2
JP2782659B2 JP8024278A JP2427896A JP2782659B2 JP 2782659 B2 JP2782659 B2 JP 2782659B2 JP 8024278 A JP8024278 A JP 8024278A JP 2427896 A JP2427896 A JP 2427896A JP 2782659 B2 JP2782659 B2 JP 2782659B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機に関
し、特に、少なくとも3つの側上におけるモールド領域
に自由なアクセスができ、またクランプアップの間にお
ける射出成形機フレームの歪みに起因するモールドプラ
テンの整列ずれを補正するための機構を有する射出成形
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モールドプラテン上にタイバーを備えて
いない射出成形機は、モールド領域へのアクセスが容易
であるので好ましい。しかしながら、これらの成形機で
は一般的にはクランプ力が射出成形機のフレームにより
吸収されてしまう。タイバーを備えていない成形機の長
所は、モールドハーフにより規定されるモールド領域が
実質的に妨害されず、モールド設置、取り外し、あるい
はサービスを容易にするため容易にアクセスすることが
できることである。したがって、より大きいモールドが
収容され、製品取扱装置を組み込む際のより大きな柔軟
性が確保され、また部品の容易な取り外しが達成でき
る。タイバーのない上部を有する射出成形機の大きな欠
点は、成形機のフレームがクランプ力を吸収することか
ら、フレームが歪みを受け、これがモールドプラテンの
誤整列を引き起こすことである。
【0003】上部にタイバーのない成形機におけるフレ
ームの歪みの問題を解決するための設計の試みがいくつ
かされているが、完全に成功した例はない。
【0004】欧州特許明細書0311133号には、可
動モールドプラテンと閉塞用ピストンとの間に関節を採
用した装置が開示されている。この関節は成形機のフレ
ームにおける何らかの歪みを補償するものではあるが、
装置のコストが著しく増大してしまう。さらに、このよ
うな装置は、関節接合における小さい移動と高い負荷の
ために腐食を受ける傾向が特にある。
【0005】Entrittiなどへの米国特許第4、
222、731号公報には、2つの他の部材の中央部分
に軸支された細長い部材を有する装置が開示されてお
り、それぞれ他の部材の一端がプラテンの1つに接続さ
れている。2つの他の部材の反対端はシリンダピストン
をクランプすることにより接続されている。2つの他の
部材の1つは2つの部分に分割され、2つの部分はそれ
らの間に取り外し自在な強固な接続部分を有している。
プラテンがモールド開口位置とモールド閉鎖位置の間で
移動するために、機械フレームには独立したピストンシ
リンダが取り付けられている。モールド開口工程とモー
ルド閉鎖工程の間に、分割されたレバー22の端は部材
20の前後を移動する。レバー22が全てのモールドの
クランプ力を支えるように設計されているので、これら
は通常は非常に大きいサイズとなる。よって、各モール
ドサイクルの間においてエネルギーはレバー22の大き
な質量が移動する際に消費される。
【0006】Enriettiなどは、歪みを補償する
ために、移動するプラテン6のチャネル形状のガイド2
4間のスライド接続を同様に採用している。しかしなが
ら、このようなスライドおよび/または軸支の接続は摩
耗する傾向にあり、また当然のことながら、小さい領域
に高い負荷がかかって負荷の集中が発生する。固定プラ
テン2は2つの部材16の1つに接続されており、また
射出ユニット10は各サイクルの間は移動するプラテン
とともに1回だけ前後に移動する。この構成は機械を必
要以上に複雑化し、またエネルギーを消費し、また機械
の動作速度を遅くしてしまう。
【0007】米国特許第5、249、951号および第
5、332、385号には、タイバーのない成形機のい
くつかの別の実施例が開示されている。開示されたすべ
ての成形機では成形機のフレームを経てクランプ力に抵
抗するための手段を専門的に組み込んでいる。各ケース
では、成形機のフレームはクランプ工程の間に歪み、よ
って各成形機は、クランプ力が加えられたときの成形機
の歪みから起こるプラテンの誤整列を補償するために、
1つまたはそれより多くの返しプラテン(tiltin
g platen)を採用している。
【0008】米国特許第4、389、183号には、固
定プラテンおよび他の端上のベッドによってのみ接続さ
れた2つの中空の長四角フレームによりクランプ力が抗
される射出成形機が開示されている。この装置にはタイ
バーがないが、長四角形のフレームはモールド間の領域
へのアクセスを妨害するものである。
【0009】米国特許第4、645、443号には、移
動するプラテンの背部上で支持されたネジ付きナットを
使用して射出成形機上にシャットハイト(最小金型厚
さ)を調節するための手段が開示されている。ナットを
回転させたときには、クランプピストンの端上を移動す
るプラテンに向かいあるいはこれから遠ざかるように螺
旋状に回る。この調節機構は、移動するプラテンに取り
付けられているので、各機械サイクルで前後に往復運動
する。この往復運動の工程によって、装置を操作するた
めのエネルギーが余分に必要で操作が複雑となる。シャ
ットハイトは特定のモールドを行うために成形機をセッ
トアップするときにだけ調節されるので、構成が不必要
に複雑となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記で開示
された装置における制限を解消することを目的とするも
のである。これらの制限により機械のフレームの歪みが
起こり、このために、モールドプラテンの誤整列が生
じ、プラテンの平行関係を補正するための複雑な補償装
置を必要としてコストの増大と余分な空間が必要とな
り、フレームの歪みを最小限とするためにフレームに使
用される大きな質量によって機械のコストと空間消費が
増大し、また歪み抵抗要素の重量によるエネルギー消費
および機械の動作速度の低下が起きる。
【0011】よって、モールド領域へのアクセスが容易
であり、またクランプ降下プロセスの間におけるフレー
ムの歪みに対する補償を効率的に行うことができる射出
成形機が必要となる。
【0012】本発明の主要な目的は、モールド領域への
自由なアクセスができ、またモールドハーフのクランプ
降下の間におけるフレームの歪みを効率的に補償するこ
とができる、射出成形機を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、フレームの歪みを検
出するモールド領域への自由なアクセスができ、また構
造的な損傷の前に調整することができる、射出成形機を
提供することにある。
【0014】本発明のさらに他の目的は、クランプ力の
下でのプラテンの向きを維持するための簡単な機構を有
し、またプラテン間の平行関係を実質的に平行に維持す
るためにプラテンの誤整列とチッピングを実質的に最小
限とすることができる、射出成形機を提供することにあ
る。
【0015】本発明のさらに他の目的は、クランプ力が
加えられたときに垂直な力を避けることができる、モー
ルド領域への自由なアクセスができる射出成形機を提供
することにある。
【0016】本発明の別の目的は、シャントハイト調節
の範囲が大きい射出成形機を提供することにある。
【0017】本発明のさらに別の目的は、移動可能な質
量が低減できて、経済的で動作速度を高めることができ
る、射出成形機を提供することにある。
【0018】その他の本発明の目的と特長は、以下の記
載から明らかとなるものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、第1のモ
ールドハーフを支持する固定プラテンを有する第1の構
造部材および前記第1の構造部材から離間しこれに接続
された第2の構造部材を含むフレーム、第2のモールド
ハーフを支持するとともに第1および第2の構造部材の
間に位置決めされる可動プラテンであって第1のモール
ドハーフおよび第2のモールドハーフはモールドの中心
線を有し、第1のモールドハーフと前記第2のモールド
ハーフを閉じるために前記可動プラテンを固定プラテン
に対して移動するための手段、並びに、前記モールドの
中心線から離間した第1の実質的に共通の面に沿って第
1および第2の構造部材を調整可能に離間する手段から
構成される、本発明の射出成形機により達成される。
【0020】第1及び第2のモールドハーフを閉じると
きにクランプ力を加えると、第1の構造部材と第2の構
造部材は少なくともモールド中心線に沿って分離される
ようになる。調節可能に離間するための手段は、第1の
構造部材と第2の構造部材を第1の実質的に共通の面に
沿って分離させ、これによって、プラテンのチッピング
が実質的に防止され、また固定および可動プラテンの間
の平行関係およびモールドハーフの整列が実質的に維持
される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面により詳細に説明する。図1において、本発明の
射出成形機は、全体的に10で示されている。射出成形
機10は、モールド中心線を有するモールドハーフ1
2と14、構造部材18を有する固定プラテン16、ピ
ストンシステム22により移動されるように適合された
可動プラテン20、テンション部材26を経て構造部材
18に接続された構造部材24、および圧縮部材28を
有する移動可能な圧縮システム27を有して構成され
る。2つまたはそれより多い要素18、24、26、2
8、38、52は、例えば個々の要素の数を減じるため
に注型のように1つまたはそれより多くの部品要素に組
み合わせることができる。図1に示したように、射出成
形機10は好ましくは、少なくとも3つの側、つまり上
部、部、および背部からモールドハーフ12と14に
より規定されたモールド領域29に完全に自由にアクセ
スできるように設計されている。
【0022】構造部材18と24は射出成形機10のフ
レームを構成し、またピストンシステム22を経てのモ
ールドハーフ12と14のクランプ動作の間に射出成形
機10を支持するための構造的な支持を提供するが、他
の支持手段を用いることもできる。構造部材18と24
は離間されており、またテンション部材26により接続
されている。例えばバーのような形状の、圧縮部材28
は、構造部材18と24の間に位置しており、また第1
の面に沿ってその一端が構造部部材18と24のいずれ
かに接続されている。少なくとも1つの、好ましくは2
つのテンション部材26は構造部材18と24の間に第
2の面内でその上部の4分円の内側において延在してい
る。テンション部材26は、図1に示したように、構造
部材の幅に亘って延在する端を有するバーの形状であ
る。テンション部材26は従来の多くの方法のいずれか
1つにより構造部材18と24に締結することができ
。すなわち、構造部材18および/または24の内
側、あるいは構造部材18と24にボルト締めあるいは
溶接され、またテンション部材26は1つの部品の注型
として作られる。構造部材18および/または24はテ
ンション部材に軸支して取り付けられる。
【0023】図1の好ましい実施の形態において、テン
ション部材26は、構造部材18と24の外面にそれぞ
れ隣接して位置された締結ヘッド30および32を有し
ている。締結ヘッド30と32は、構造部材18と24
の止め部材として機能する。構造部材18と24の下側
の4分円内では、圧縮システム27は、構造部材18と
24を調節可能な態様で共通の面に沿って離間しまた接
続する。圧縮システム27の移動は、以下に説明する、
クランプ動作において使用される圧力と一致する。
【0024】モールドハーフ12と14のクランプ動作
は、好ましくは、可動プラテン20とモールドハーフ1
2をモールドハーフ14と固定プラテン16に対して移
動させるように機能する、シリンダとピストンのシステ
ム22により達成される。ピストンとシリンダのシステ
ム22は、好ましくは、構造部材24に強固に接続され
ており、クランプ動作の発生の際に、これにより発生し
た力が構造部材18と24内に伝達される。可動プラテ
ン20は、好ましくは、モールドハーフ12とモールド
ハーフ14に対してクランプするために、テンション部
材26上でガイドされている。あるいは、プラテン70
は、図示しない、他のフレーム要素によりガイドされ
る。ピストンとシリンダのシステム22は、シリンダ3
8のチャンバA内への圧力の導入により移動可能なピス
トン40とピストンヘッドを有するシリンダ38を有し
ている。したがって、シリンダ38のチャンバA内への
圧力源Pからの圧力の導入の際には、ピストンヘッド4
2とピストン40はシリンダ38を通って移動し、可動
プラテン20とモールドハーフ12は固定プラテン16
とモールドハーフ14に対して移動するようになる。
【0025】モールドハーフ12と14の間のクランプ
動作の発生の際には、力は構造部材18と24に対して
向けられ、構造部材18と24をテンション部材26の
締結ヘッド30と32に対して押して、テンション部材
26が伸張するようになる。したがって、クランプ動作
により発生するモーメントを相殺するため、移動可能で
調節可能な圧縮システム27は構造部材18と24の底
部を、テンション部材26の伸張に構造部材18と24
の曲げ歪みを足した総和に実質的に等しい量だけ外方に
移動するために使用される。圧縮システム27による分
離は、第1の構造部材と第2の構造部材の分離を引き起
。これにより、フレームの歪みが補償され、またプ
ラテン垂直向きに維持されてチッピングが防止され、
また固定プラテンと可動プラテンの間の平行関係および
第1のモールドハーフと第2のモールドハーフの間の整
列が実質的に維持される。
【0026】圧縮システム27は構造部材18と24の
間で、通り抜けることなしに、延在している。圧縮シス
テムは、好ましくは、その両側に構造部材18と24の
内面48と50に支持されるように適合されたヘッド4
4と46を有するバーの形状の圧縮部材28から構成さ
れる。圧縮部材28の他の形状を使用することも可能で
ある。圧縮部材28のヘッド46は、ピストンシステム
52が構造部材18上に位置決めされる場合には、構造
部材24あるいは構造部材18と一体とすることができ
る。図1に示したように、シリンダ52は好ましくは構
造部材18に隣接し、また圧縮部材28の端においてヘ
ッド44の周囲に位置している。したがって、シリンダ
52のチャンバB内へのヘッド44に対する圧力の導入
の際に、圧縮部材24は構造部材24上で構造部材18
に対して外方に押されるようになる。
【0027】よって、モールドハーフ12と24のクラ
ンプ動作を得るために、ピストンとシリンダのシステム
22のシリンダ内に圧力を導入する際には、圧力の総和
がシリンダ52内で圧縮部材28のヘッド44に対して
向けられて、構造部材に対するその上部上での上方への
曲げモーメントが完全に補償される。ヘッド44とシリ
ンダのサイズ、およびシステムの構造的なデザインによ
り得られるてこの長所により、この圧力の総和はクラン
プ動作において使用される圧力に等しく、あるいは好ま
しくは、必要な補償を達成するために、クランプ圧より
も小さい。構成部材のサイズが重要な場合には、ヘッド
44はより小さくでき、またてこにより、圧力は使用す
ることができるクランプ圧よりも大きい。したがって、
モールドハーフ12と14の間のチッピングおよび面の
誤整列は、圧縮部材28により補償され、対応して構造
部材24の底部が外方に移動する。クランプ力が加えら
れたときに両方の構造部材18と24が歪むので、圧縮
部材が補償する力を受けたときには両方の構造部材の底
部が外方に移動することができる。
【0028】図1の射出成形機10を運転するため、モ
ールドハーフ12と14が接触から数ミリメートル内に
なるまで、プラテン20とプラテン16に向けて移動す
ることによりシャットハイトが最初に調節される。モー
ルドハーフのこの位置はコントローラ(図示せず)によ
り蓄積されており、モールドの最終的な閉鎖およびクラ
ンプ力の印加の前にプラテンは高速度でこの位置に移動
する。同様に、モールドの開いた位置は、モールドハー
フ12と14の間にモールドされた物品の突き出しおよ
び取り除きのための十分な空間が提供されるようにセッ
トすることができる。
【0029】モールド動作の間において、弁54は好ま
しくは、シリンダ38内のピストンヘッド42に対して
チャンバA内に、またピストンヘッド44に対してシリ
ンダ52のチャンバB内にはいるために、加圧された流
体を許容するように設計される。これにより、ピストン
ヘッド42、ピストン40および可動プラテン20がモ
ールドハーフ12とともにモールドを閉じるために右に
移動するようになる。モールドの閉じる間、プラテンの
移動には抵抗がほとんどなく、このため、好ましくは比
較的僅かな圧力があるだけで、円筒状のハウジング52
内の圧縮部材28のピストンヘッド44の移動は僅かで
あるか、あるいはない。このような低圧であるので、射
出成形機を構成する部材内の歪みは非常に僅かとなる。
しかしながら、モールドハーフ12と14が接触した後
は、シリンダ38と52のチャンバAとBは流体ライン
Lに沿って流体連通しているので、チャンバAとB内に
は等しい圧力がそれぞれ発生する。なお、圧力は圧力源
Pから供給される。
【0030】好ましい実施の形態において、ピストンヘ
ッド42と44の領域は、各ピストンに同じ圧力が加わ
ってピストンヘッド42と44がバランスのとれたシス
テム内で力を働くようなサイズである。ピストンヘッド
42と44上に圧力が加わると、テンション部材26は
伸張し、構造部材18と24は歪む。これらの歪みはシ
リンダ52内でのピストンヘッド44の移動により補償
される。
【0031】本発明の原理を説明するため、テンション
部材26は伸びており、他の部材が歪んでおらず、圧縮
部材28に沿い、また固定プラテン16の面と可動プラ
テン20の面を所望の平行、この場合には垂直方向に維
持して、チッピングを防止するために、モールド中心線
Cに沿っての構造部材18と24の間の距離がテンショ
ン部材の伸張と同じ量だけ増大するものと仮定する。こ
のテンション部材の伸張が起きると、圧力源Pからの十
分な流体がシリンダ38のチャンバAとシリンダ52の
チャンバBに入り、ピストンヘッド42と44が、それ
ぞれ、構造部材18と24の間のテンション部材26の
伸張と同じ量だけ移動する。これにより、クランプアッ
プの間および全クランプ力が加えられたときには、プラ
テン16の面が移動プラテン20の面と実質的に平行で
垂直となる。バランスのとれた力を維持するために必要
とされる正しい力がピストンの形状により決定されるの
で、システムは自己調節される。上記した通り、実際に
は他の部材も歪む。これにより、プラテンが隣接して鉛
直であることを維持するためにシステム27において必
要とされる補償の全体の量が増大する。したがって、シ
リンダ38のチャンバAおよびシリンダ52のチャンバ
Bに加えられる十分な流体によりこの移動を起こすこと
ができる。
【0032】あるいは、ピストンヘッド42と44の面
領域は、これらに等しい力が加わってバランスのとれて
いない力が生じるようなサイズとすることもできる。し
かしながら、力のバランスは必要であり、圧力制御弁を
弁54に置き換えること、あるいは圧力制御手段57を
シリンダ38と52のチャンバAとBの上流に挿入する
ことにより制御することができる。この実施の形態で
は、チャンバA内のピストンヘッド42に対する圧力
は、所望のバランスのとれた力を発生するため、シリン
ダ52のチャンバB内の異なるサイズのピストンヘッド
に対して必要とされる圧力を決定するための基礎として
測定され使用される。このような構成はより高い制御性
および各ピストンヘッドにより生じる力の柔軟性が得ら
れる。
【0033】上記の装置およびその動作によれば、ピス
トンヘッド42と44は自由に浮遊することができるの
で、テンション部材26と構造部材18と24の歪みの
補償は、ピストンヘッド42と44をそれらの各シリン
ダ38と52に対して移動することにより達成される。
よって、力は、非常に強固で丈夫な要素を通って、信頼
性が高く頑強な装置内で伝達される。
【0034】他の実施の形態の射出成形機110を図2
に示した。射出成形機110に対しては、第1の実施の
形態とは異なり、モールドハーフ112と114をクラ
ンプするためにトグル機構158が好ましくは使用され
る。トグル機構だけを使用したときには、シャットハイ
トを調整するためにピストンを所望の位置で停止するこ
とは通常は不可能であるので、射出成形機110は第1
の実施の形態とは異なるデザインである。モールドハー
フ112と114、固定プラテン116および可動プラ
テン120、および構造部材118と124は実質的に
上記と同様である。
【0035】トグル機構158は、ピストン/シリンダ
機構160を有し、また好ましくは、構造部材124と
可動プラテン120により支持されている。あるいは、
ピストン/シリンダ機構160は、モータ駆動のボール
スクリューあるいはトグルを駆動するための従来公知の
手段である。したがって、トグル機構158のリンクは
構造部材124と可動プラテン120に軸支されて接続
されており、また他の2つの軸支点の間の軸支点162
を有している。ピストンシリンダ機構160は、好まし
くは、機構を作動するため、および可動プラテン120
をモールドハーフ112とともにモールドハーフ114
に向けて移動するために、トグル機構158の中央の軸
支点162に接続されている。したがって、ピストンシ
リンダ機構の上方向および下方向における移動により、
モールドハーフ112と114はそれぞれ、開いた位置
および閉じた位置に移動する。
【0036】上記と同様に、可動プラテン120は、好
ましくは、テンション部材126上でガイド自在に支持
されている。ピストンシリンダ機構160は構造部材1
24上に同様に支持されている。トグル158に変え
て、モールドを開いたり閉じたりし、また可動プラテン
と構造部材124の間の機械的なリンクを提供するため
に、従来のハイドロメカニカルシャッター形式の機構を
使用することもできる。他のいずれかの開口および閉鎖
システムを使用することもできる。必要に応じて、上記
したように、トグル機構と異なるようにシャットハイト
を調整するために、テンション部材126と圧縮部材1
28を有する圧縮システム127は第1の実施の形態と
は異なるように設計される。
【0037】バーの形状である、テンション部材126
は、構造部材118と124の間に延在して接続されて
おり、またモールドハーフ112と114のクランプ動
作の間において張力がかかるように適合されている。テ
ンション部材126は構造部材118と124を通って
延在し、その両端はそれぞれ、構造部材118と124
の外面134と136を越えて外方に延在している。テ
ンション部材126は、構造部材118と124にそれ
ぞれ隣接した各端に、ヘッド130とナット132を有
している。ヘッド130は好ましくはテンション部材1
26に強固に接続されている。ナット132は好ましく
はテンション部材126のネジ付き部分163上に螺着
されている。したがって、構造部材124の位置は、ナ
ット132をネジ付き部分163に沿って構造部材11
8に向けてあるいはこれから遠ざかるように捩じること
で、変更することができる。ナット132の外面は、以
下に説明するように、シャットハイトを調節するために
使用されるギア歯を有している。
【0038】圧縮部材128はまた、両方の構造部材1
18と124を通って同様に延在しており、構造部材1
24を通って延在する圧縮部材128の端はネジ付き部
分164を有している。圧縮部材128は、構造部材1
24の内面150に隣接したネジ付き部分164上で捩
じ込まれたナット146を有している。ナット146の
外面は、以下に説明するように、シャットハイトを調節
する際に使用されるギア歯を含んでいる。構造部材11
8を通って延在し、またその外方に位置する圧縮部材1
28の端165は、シリンダ152内に位置するヘッド
144を含んでいる。シリンダ152は、ピストンヘッ
ド144の外側にチャンバDを、またぴすとヘッド14
4の内側にチャンバEをそれぞれ有している。チャンバ
Dは、コントローラ170により制御される圧力源Pと
流体連通している。コントローラ170は、分離する力
により計測されたクランプ力の印加を示す、テンション
部材126上に位置するセンサ172に電気的にリンク
されている。
【0039】したがって、モールドハーフ112と11
4のクランプ動作の間において、テンション部材126
は張力がかかって伸張する。センサ172はテンション
部材126の伸張を検知するように動作して、テンショ
ン部材126の伸張および構造部材124と118の曲
げ歪みの総和に等しい距離だけ構造部材の底部を外方に
移動するため、シリンダ152のチャンバDに圧力を提
供するためにコントローラ170に信号を送る。このた
め、圧縮システム127は、構造部材124の底部を外
方に等しい量だけ移動することにより、テンション部材
126の伸張および構造部材124の上部上に位置する
ポテンシャルモーメントを補償する。
【0040】クランプ動作の前において射出成形機11
0のシャット高さを調節するために、構造部材124を
通って延在する軸176を有するモータ174が設けら
れている。軸176は、その上に締結されたギア178
と180を有している。ギア178は、内面150の近
傍で構造部材124に近接して位置している。ギア18
0は、外面136の近傍で構造部材124に近接して位
置している。ギア180はナット132のギア歯に係合
するように適合され、またギア178はナット146の
ギア歯に係合するように適合される。したがって、軸1
76並びにモータ174を経てギア180と178を回
転することで、ナット132と146が、それぞれ、テ
ンション部材126のネジ付き部164と164および
圧縮部材128に沿って、捩じ込まれる。ナット132
と146の動きにより本実施の形態では、後述するよう
に、シャットハイトの調節をすることができる。
【0041】軸176は、ギア178と180と締結さ
れているので、これらギア178と180を回転させ
る。ギア178はナット146を回転させ、ギア180
はナット132を回転させる。ネジ付き部分163と1
64は、モータ174が一方向に回転するときに、テン
ションおよび圧縮のナット132と146がそれぞれ、
テンションおよび圧縮部材に沿って、左向きか右向かの
いずれかで、一致して移動するように、設計される。モ
ータ174を逆転することで、全てのヘッドがテンショ
ンおよび圧縮部材に沿って反対に一致して移動する。ギ
ア178と180の特性は、ナット146と132上の
ギア歯および張力および圧縮部材のネジ付き部分163
と164のそれぞれ上のネジのピッチはそれぞれ、軸1
76の1回転がナット146と132において同じ距離
だけ、テンションおよび圧縮部材126と128に沿っ
てそれぞれ移動するように、選択される。ギアとナット
を直接的に噛み合わせる構成は、ギアから離間して走行
する同期ベルトにより置き換えることができることは明
らかである。
【0042】図2の射出成形機110の動作において
は、シャットハイトは、好ましくは、シャットハイトを
モールドのシャットハイトよりも大きく開くことで、最
初にセットされる。シャットハイトは、モータ174が
軸176を一方向に回転することで調節される。
【0043】シャットハイトの調整において、トグル機
構158は、ピストンシリンダ機構160によりモール
ドが閉じた位置およびクランプされた位置内に延在して
おり、モータ174はナット146と132を右に、つ
まり固定プラテン116に向けて移動する。所望の位置
に達したときには、モータ174は停止される。トグル
機構158は、ここで、モールドハーフ112と124
を、その機械的な信頼性により、所望の位置に開いたり
閉じたりすることができる。シャットハイトは次いで減
じられて、トグル機構158は、当業技術において公知
のように中心を越えて延在し固定されるときに、所望の
クランプアップ力を生成する。ナット146は圧縮bz
合い128が構造部材124を通過するのを防止する。
ナット146は、圧縮部材128が構造部材124を通
って延在する領域内において、構造部材124を左に押
圧する。構造部材124は、テンション部材126のネ
ジ部分163と係合するナット132により、テンショ
ン部材126の領域内において、左い移動するのを制限
される。テンション部材126は、構造部材118の外
面を押圧するヘッド130により、左への移動が防止さ
れる。
【0044】トグル機構158が閉じたモールドハーフ
112と114に力を加えるときに、テンション部材1
26は伸張することを開始する。この伸張ないし歪み
は、信号をコントローラ170に送るセンサ172によ
り検出される。センサ127は、クランプアップにより
生じる力が測定される射出成形機上のどの位置でも、つ
まりモールド中心線に沿ったどの場所でも、位置させる
ことができる。コントローラ170は、トグル機構15
8により生じる力をバランスするため、チャンバD内に
十分な加圧された流体を提供するために、圧力Pを生成
する。
【0045】上記した2つの実施の形態においては、テ
ンション部材の中心線から圧縮部材の中心線までの距離
である、距離d1は、好ましくは、テンション部材の中
心線からモールドハーフ12と14の中心線の距離であ
る、距離d2よりも、大きい。したがって、ピストンシ
リンダ52または152により生じる力を、d1/d2
の割合だけ増幅する、てこ動作が提供される。このてこ
により、シリンダ52と152内の流体圧を小さくでき
るか、あるいはより小さいシリンダを使用することがで
きる。このように圧力を小さくすることは漏れを最小限
とでき、また構成要素をより小さくすることでより経済
的となる。
【0046】図2のシャットハイト調節の機構の他の例
としては、図2の構成のギア駆動ヘッドに、図1の流体
クランプに代えて従来の流体力学的なクランプを設ける
構成が挙げられる。可動プラテン120の背部上に、非
常に短いストローク/高い力で、構造部材124上に取
り付けられたクランプ力を加えるために使用されるシリ
ンダ/ピストン(図示せず)をクランプするシャッター
を(図示せず)を備えた柱を位置させることができる。
小さな内径で長いストロークのシリンダ(図示せず)を
可動プラテンを移動させることでモールドを開いたり閉
じたりするために使用することもできる。この構成のも
のは図1に示した実施の形態と同じ動作をする。開いた
り、閉じたり、あるいはクランプ力を発生するための、
電気式、空圧式の、種々のトグルデザインなどの全てを
含む、従来の多くの手段を本発明において使用すること
ができる。
【0047】本明細書において、あるいは従来技術にお
いて示された、モールドのクランプ工程の間において生
じる歪みについて、この歪みが非常に小さく、通常は1
から2ミリメーターのオーダーであることは明らかであ
る。しかしながら、これらは小さいが、歪みによって、
モールドハーフを可動プラテンとともに固定プラテン上
に支持し、ガイドし、また隣接する際における問題を生
じる。従来技術の装置では、固定プラテンを垂直から傾
斜させることを許容しているので、モールドハーフを通
って作用する力の垂直成分が生じる。このような構成に
より、移動プラテンが水平の中心線から持ち上げる傾向
が起こり、射出成形機のフレームの歪みを補償するため
の複雑な手段が必要であった。したがって、上記した本
発明の装置は、従来技術におけるこれらの問題を是正す
ることができて、以下の特長を有している。
【0048】本発明の主要な特長は、モールド端への自
由なアクセスができ、またモールドハーフのクランプダ
ウンの間におけるフレームの歪みを効率的に補償でき
て、固定プラテンのチッピングを最小限とできる、射出
成形機を提供できることである。本発明の他の特長は、
フレームの歪みを検出し、構造的な破壊の前に装置を調
整することができる、モールド領域への自由なアクセス
ができる射出成形機を提供できることである。本発明の
他の特長は、プラテンの誤整列を防止し、これらの間の
平行関係を維持するための簡単な機構を有する、射出成
形機を提供できることである。本発明の他の特長は、所
望のクランプ力が加わったときに垂直の力を避けること
ができる、モールド領域への自由なアクセスができる、
射出成形機を提供できることである。本発明のさらに別
の特長は、シャットハイトの調節のレンジが広い、射出
成形機を提供できることである。本発明のさらに別の特
長は、移動する質量が小さくて、より経済的であり、よ
り速い動作速度とすることができる、射出成形機を提供
できることである。
【0049】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
これらは単なる例示であって本発明はこれらの実施の形
態に限定されるものではなく、形状、大きさ、部品の配
置や詳細な動作などは適宜変更できるものである。本発
明は、請求の範囲内の、これらの変更を含むものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の射出成形機のモールドが
開いた位置における、部分的に図式的な側面の断面図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施の形態の射出成形機のモー
ルドが開いた位置における、部分的に図式的な側面図で
ある。
【符号の説明】
18、24 構造部材 20 移動プラテン 26 テンション部材 28 圧縮部材 38、52 シリンダ 42、44 ピストンヘッド 57 圧力制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/64 - 45/68 B29C 33/20 - 33/24 B22D 17/26

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のモールドハーフを支持する固定プ
    ラテンを有する第1の構造部材および前記第1の構造部
    材から離間しこれに接続された第2の構造部材を含むフ
    レーム、 前記第1および第2の構造部材の間に位置決めされると
    ともに第2のモールドハーフを支持する可動プラテン、 前記第1のモールドハーフと前記第2のモールドハーフ
    を閉じるために、前記可動プラテンを固定プラテンに対
    して移動するための手段、 前記第1および第2の構造部材を第1の実質的に共通の
    面に沿って調節可能に離間するための手段、 前記第1のモールドハーフと前記第2のモールドハーフ
    をクランプした際に、前記第1のモールドハーフと前記
    第2のモールドハーフが有するモールド中心線に沿って
    前記第1の構造部材と前記第2の構造部材の間に加えら
    れた分離力を検出するための手段を含み、 前記移動するための手段は前記フレームに接続されてお
    り、 前記第1の実質的に共通の面は前記モールド中心線から
    離間しており、 前記検出するための手段は、前記調節可能に離間するた
    めの手段に信号を送って前記分離を起こすため、前記調
    節可能に離間するための手段と連絡しており、 前記第1のモールドハーフおよび前記第2のモールドハ
    ーフにクランプ力が加わる際に、前記調節可能に離間す
    るための手段は前記第1の構造部材と前記第2の構造部
    材を前記第1の実質的に共通の面に沿って分離させ、こ
    れにより前記プラテンのチッピングが防止され、また前
    記固定プラテンと前記可動プラテンの間の平行および前
    記第1のモールドハーフと前記第2のモールドハーフの
    間の整列が維持されることを特徴とする射出成形機。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の構造部材の間にお
    いて第2の実質的に共通の面に沿って延在する少なくと
    も1つのテンション部材を、さらに有し、前記第1およ
    び第2のモールドハーフを閉じた際には、前記第2の構
    造部材は前記第1の構造部材から離されるとともにテン
    ション部材は伸張されることを特徴とする請求項1記載
    の射出成形機。
  3. 【請求項3】 前記第1および前記第2の構造部材の間
    に延在するとともに前記モールドハーフのクランプの際
    に伸張されるテンション部材を、さらに有し、前記検出
    するための手段が前記テンション部材に取り付けられて
    前記テンション部材の前記伸張を検出するセンサからな
    ることを特徴とする請求項1記載の射出成形機。
  4. 【請求項4】 前記調節可能に離間するための手段が圧
    力源からそれに対して向けられた圧力により実質的に移
    動可能である少なくとも1つの圧縮部材を有し、前記検
    出するための手段が前記クランプ力を検出したときに前
    記第1および第2の構造部材の少なくとも1つを外方に
    移動し且つ前記プラテンのチッピングを防止し且つ前記
    プラテンを実質的に平行に維持するために、前記圧力源
    は前記検出するための手段に制御可能に接続され、圧力
    が前記圧縮部材に対して向けられることを特徴とする請
    求項1記載の射出成形機。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の構造部材の間にお
    いて前記第1の実質的に共通の面および前記モールド中
    心線から離間された第2の実質的に共通の面に沿って延
    在する少なくとも1つのテンション部材をさらに有し、
    前記調節可能に離間するための手段は前記第1および前
    記第2の構造部材の少なくとも1つに対して実質的に可
    動な少なくとも1つの圧縮部材を有する、ことを特徴と
    する請求項1記載の射出成形機。
  6. 【請求項6】 前記移動するための手段および前記圧縮
    部材のそれぞれがそれに対する圧の方向に移動可能で
    あり、前記移動するための手段内への圧力の方向によ
    り、前記テンション部材は伸張され、また前記テンショ
    ン部材の伸張および前記第1および第2の構造部材の少
    なくとも1つの曲げ歪みの合計に実質的に等しい距離に
    前記圧縮部材を変位させるために圧力の総計が前記圧縮
    部材に対して向けられ、また前記移動するための手段お
    よび前記圧縮部材が共通の圧力源を共有することを特徴
    とする請求項5記載の射出成形機。
  7. 【請求項7】 前記テンション部材と前記圧縮部材がそ
    れぞれ中心線を有し、前記テンション部材が前記圧縮部
    材と前記モールド中心線の間に位置決めされて、圧縮部
    材の中心線とテンション部材の中心線の間の距離がテン
    ション部材の中心線とモールドの中心線の間の距離より
    も大きいことを特徴とする請求項6記載の射出成形機。
  8. 【請求項8】 前記圧縮部材がそれに対する圧力を支持
    するために適合されたピストンヘッドを有し、前記ピス
    トンヘッドが特定のサイズを有し、前記ピストンヘッド
    の前記サイズおよび前記圧縮部材の中心線と前記テンシ
    ョン部材の中心線の距離が、前記ピストンヘッドに対し
    て向けられた圧力が前記移動するための手段に対して向
    けられた圧力と等しいことを許容するために働く一方、
    前記圧縮部材と前記第1および前記第2の構造部材の少
    なくとも1つを前記第1の実質的に共通の面に沿って前
    記テンション部材の伸張と前記フレームの歪みの合計に
    実質的に等しい距離だけ変位させることを特徴とする請
    求項7記載の射出成形機。
  9. 【請求項9】 前記圧縮部材がシリンダ内に位置決めさ
    れたピストンヘッドを有する1つの端を有し、前記ピス
    トンヘッドは、前記圧縮部材を変位するためにそれに対
    する圧力を支持するために適合されることを特徴とする
    請求項5記載の射出成形機。
  10. 【請求項10】 前記調節可能に離間するための手段が
    前記第1の実質的に共通の面に沿って位置決めされた少
    なくとも1つの圧縮部材および第2の実質的に共通の面
    に沿って位置決めされた少なくとも1つのテンション部
    材を有し、前記テンションおよび圧縮部材のそれぞれ
    は、前記第1および第2の構造部材の間に延在し且つ接
    続されており、前記テンションおよび圧縮部材上の前記
    第2の構造部材を前記第1の構造部材に対して移動させ
    ることでシャットハイトが調節可能であることを特徴と
    する請求項1記載の射出成形機。
  11. 【請求項11】 前記第2の構造部材が、前記第2の構
    造部材に隣接する前記テンションおよび圧縮部材のねじ
    付き部分をねじにより接続する駆動可能な歯車により移
    動可能であり、前記歯車は前記部材により駆動され、前
    記第2の構造部材が前記部材に沿って前記第1の構造部
    材に対して移動されるようになることを特徴とする請求
    項10記載の射出成形機。
  12. 【請求項12】 前記第1のモールハーフおよび前記
    第2のモールドハーフが、少なくとも3つの側からのア
    クセスに対して実質的に妨害されない、モールド領域を
    規定し、前記前記3つの側が上面、側面および底面を含
    むことを特徴とする請求項1記載の射出成形機。
  13. 【請求項13】 前記移動するための手段がピストンと
    シリンダを組み合わせてなり、または前記移動するため
    の手段がトグルとピストンを組み合わせてなることを特
    徴とする請求項1記載の射出成形機。
  14. 【請求項14】 前記クランプの力を印加すると、前記
    第1および第2の構造部材の歪みが発生し、前記調節可
    能に離間させるための手段が、さらに、前記第1および
    前記第2の構造部材の前記分離を通して前記歪みを補償
    するためのものであることを特徴とする請求項1記載の
    射出成形機。
  15. 【請求項15】 前記分離をさせる前記調節可能に離間
    するための手段が、さらに、前記プラテンの実質的に垂
    直な向きを維持するためのものであることを特徴とする
    請求項1記載の射出成形機。
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