JP2781015B2 - 自動取引システム - Google Patents

自動取引システム

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JP2781015B2
JP2781015B2 JP1188745A JP18874589A JP2781015B2 JP 2781015 B2 JP2781015 B2 JP 2781015B2 JP 1188745 A JP1188745 A JP 1188745A JP 18874589 A JP18874589 A JP 18874589A JP 2781015 B2 JP2781015 B2 JP 2781015B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば銀行等の金融機関に設置されて、顧
客自身の操作によって一定の取引処理を行う自動取引シ
ステムに関するものである。
[従来の技術] 前記自動取引システムは、顧客の為すべき操作の指示
や顧客の入力した情報の表示に使う表示部、前記表示部
による操作の指示に基づいて顧客が情報を入力するため
の入力部、過去の取引情報を顧客毎にファイルした顧客
情報記憶部、これら各部の動作を制御して前記入力部か
ら入力された情報に基づいて所定の取引処理を行う主制
御部などを構成要素とする。
銀行等の金融機関において入金取引や支払い取引など
に使用される自動取引システムでは、通常、前述の各構
成要素の内、表示部や入力部や主制御部は店舗の自動取
引コーナーに設置される自動取引装置に装備され、顧客
情報記憶部は前記自動取引装置と情報の交信をするホス
トコンピュータ等の情報センター側の装置に装備され
る。
第2図は、従来の自動取引システムにおける自動取引
装置の外観図を示すものである。
この自動取引装置1は、銀行等の自動取引コーナーに
設置されて、「入金」、「支払」、「通帳記帳」、「振
込/振替」等の複数の取引を処理するものである。
具体的に説明すると、該装置1の前面上部には、取扱
科目表示部2と使用中止表示部3とが設けられ、これら
の少し下には、通帳挿入排出口4とカード挿入排出口5
とが設けられ、さらにこれらの少し下には、硬貨投入排
出口6と紙幣挿入排出口7と表示部8と入力部9とが設
けられている。
前記取扱科目表示部2は、現在この装置1で処理可能
な取引科目を表示するもので、この例の場合には、「入
金」、「支払」、「記帳」、「振込/振替」等が表示さ
れる。
前記使用中止表示部3、該装置1が使用できる状態に
あるか否かを表示する。
前記通帳挿入排出口4は、顧客が保有する通帳から一
定の情報(口座番号等)を読み出したり、あるいは通帳
に取引内容を印字するために、通帳を装置内に出し入れ
する部位である。
前記カード処理部5は、顧客が保有する磁気カードか
ら一定の情報を読み出すためにカードを装置内に出し入
れする部位である。
硬貨投入排出口6および紙幣挿入排出口7は、それぞ
れ取引する硬貨や紙幣の入金または出金を行う。
前記表示部8は、CRTを使用したもので、顧客の為す
べき操作の指示や顧客の入力した情報の表示等を行う。
また、前記入力部9は、いわゆるタッチセンサ式のも
ので、前記表示部8の画面上を覆う面状を呈し、顧客が
その上を触れると、触れた位置の下に表示部8によって
表示されている操作キーの示す内容が入力される。
この自動取引装置1を使った従来システムの動作を、
第3図に基づいて説明する。
この第3図は、カードを使って支払取引を処理する場
合の手順と、各手順における表示部8の指示内容および
入力部9のキー配列を示したものである。
当初、前記表示部8の画面は、いわゆる取引選択画面
で、顧客の望む取引の選択を指示する案内文と、選択の
対象となる各取引のキーを表示している。
この取引選択画面で、支払取引を選択する(ステップ
100)と、符号aの画面に表示を替え、カードの挿入を
指示する案内文a1および図a2とを表示して、カード挿入
待ちとなる。
次いで、カードを挿入する(ステップ101)と、bの
画面に表示が替わり、顧客確認の為の暗証番号の入力を
指示する操作案内文b1と、暗証番号入力用のテンキーb2
とを表示する。
次いで、暗証番号が入力される(ステップ102)と、
cの画面に表示を替え、支払金額の入力を指示する操作
案内文c1と、金額入力用のキー(テンキー,万,千,円
キーなど)c2とを表示する。
次いで、支払金額が入力される(ステップ103)と、
dの画面に表示を替え、入力した支払金額に対して確認
または訂正するための操作案内文d1と、入力した支払金
額d2と、確認および訂正のためのキーd3とを表示する。
次いで、確認キーが押下される(ステップ104)と、
eの画面に表示を替え、「しばらくお待ち下さい」の案
内文e1を表示し、センタとの交信を行う。
このセンタとの交信では、顧客の口座における残高照
会等を行い、取引可能と判断されると、装置内の金庫か
ら支払金額の計数に行い、計数が終了した時点でカード
の排出を行う(ステップ105)とともに、fの画面に表
示を替え、カードの受け取りを指示する操作案内文f1
表示する。
そして、顧客がカードを受け取ると、支払金額の現金
を排出し(ステップ106)、gの画面に表示を替え、
「現金をお取り下さい。ありがとうございました」の案
内文g1を表示して、支払取引を終了する。
[発明が解決しようとする課題] ところで、顧客にとっては、例えば、振込をする場合
に振込先へ伝言を付したい場合がある。
ところが、例示した取引処理にも示されるように、従
来の自動取引システムは、単に取引を実行するだけのも
ので、伝言等の要求には応えることができない。
従って、従来の自動取引システムで取引する場合に、
取引先等に伝言したい場合には、伝言については、電話
や郵便等の他の通信手段に頼らねばならないという問題
があった。
本発明は、前記問題を解決すべき課題として提案され
たもので、顧客の望む伝言等の任意情報を入出力するこ
とができて、従って、システムの利用価値の高めるとと
もに顧客サービスを向上させることのできる自動取引シ
ステムを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る自動取引システムは、顧客自身の操作に
よって一定の取引処理を行うもので、表示部と、入力部
と、顧客情報記憶部と、印字部と、主制御部とを備えて
いる。
ここに、前記表示部は、顧客の為すべき操作の指示や
顧客の入力した情報の表示を行う。また、前記入力部
は、前記表示部による操作の指示に基づいて顧客が情報
を入力するためのものである。
また、前記顧客情報記憶部は、過去の取引情報を顧客
毎にファイルしたものであり、前記印字部は、取引の明
細等を印字するためのものである。
また、前記主制御部は、これら各部の動作を制御して
前記入力部から入力された情報に基づいて所定の取引処
理を行うものである。
そして、前記主制御部には、任意情報入力機能と、任
意情報記憶機能と、任意情報出力機能とを備える。
ここに、前記任意情報入力機能は、前記表示部および
入力部を利用して顧客の望む任意情報の入力を許容する
機能である。
また、任意情報記憶機能は、前記任意情報入力機能に
よって入力された情報を、キーワードとともに保持して
おく機能である。
また、任意情報出力機能は、前記キーワードの入力を
条件として、前記任意情報記憶機能によって保持されて
いる情報を、前記表示部への画面表示または印字部での
ハードコピーとして出力する機能である。
[作用] 本発明に係る自動取引システムでは、例えば、振込取
引時に顧客が振込先への伝言を望む場合には、主制御部
に設けた任意情報入力機能を使ってその伝言を入力する
ことができる。
そして、入力された任意情報である伝言は、キーワー
ドとともに任意情報記憶機能によって保持される。この
場合に、キーワードが振込先の口座番号であれば、振込
先で入金を引き出すために口座番号を入力した際に、任
意情報出力機能によって前記伝言が出力され、振込先に
伝達される。
また、例えば、自己の口座に入出金取引等をした場合
にも、その取引金額の用途等を任意情報入力機能を使っ
て入力すれば、その情報を任意情報出力機能を使ってハ
ードコピーに残して、覚え書きとして利用することもで
きる。
また、家族内の複数人で一つの口座を利用するような
場合に、利用する各人が適時その口座番号をキーワード
として任意情報を入力すれば、これらの複数人の間での
情報伝達に利用することもできる。
また、キーワードを取引口座番号等に限定せず、取引
情報に関係しない暗号等をキーワードとすれば、取引に
関係なく利用することができ、顧客サービスとして、よ
り利便がある。
即ち、本発明に係る自動取引システムは、予め設定さ
れた取引を単に実行するだけでなく、該システムを利用
する顧客間での自由な情報交換や情報伝達にと便利に利
用することができ、システムの利用価値を高めるととも
に、顧客サービスを向上させることができる。
[実施例] 第1図は、この発明の一実施例の構成を示すブロック
図である。
この一実施例の自動取引システムは、銀行等の金融機
関において、顧客自身の操作によって「入金」、「支
払」、「通帳記帳」、「振込/振替」等の複数の取引を
処理するものであり、店舗の自動取引コーナーに設置さ
れる自動取引装置10と、この自動取引装置10と情報の交
信をするホストコンピュータ等の情報センター側の装置
30とで構成されている。
前記自動取引装置10は、主制御部11によって、該主制
御部11に接続された各ユニットの動作を制御する。
前記主制御部11に接続される各ユニットとしては、取
扱科目表示部12、使用中止表示部13、カードリーダプリ
ンタ14、通帳記帳機15、紙幣入出金機16と硬貨入出金機
17、表示部18、入力部19、プログラム記憶部20、通信制
御部21、記憶部22、任意情報記憶部23、固定情報記憶部
24などがある。
前記取扱科目表示部12は、現在この装置10で処理可能
な取引科目を表示するもので、この例では、「入金」、
「支払」、「記帳」、「振込/振替」等を表示する。
前記使用中止表示部13は、装置10が使用(取引)でき
る状態にあるか否かを表示する。
前記カードリーダプリンタ14は、顧客の所有する磁気
カードが挿入されると、カード上の磁気ストライプに記
録された口座番号等の情報を読み取る。また、このカー
ドリーダプリンタ14には、印字部が装備されており、カ
ードを使っての取引時には、明細票等の発行も当該ユニ
ットで行われる。
前記通帳記帳機15は、顧客の所有する通帳が挿入され
ると通帳上に貼付けられた磁気ストライプに記録された
口座番号等の情報を読み取る。また、この通帳記帳機15
にも、印字部が装備されていて、通帳を使っての取引時
には、通帳上へ取引データの印字も当該ユニットで行わ
れる。
前記紙幣入出金機16は、取引時に顧客が投入した紙幣
に対して鑑別、計数を実施し、又、顧客が要求する支払
金額分の紙幣を内蔵の金庫から計数して払い出す。
前記硬貨入出金機17は、取引時に顧客が投入した硬貨
に対して鑑別、計数を実施し、又、顧客が要求する支払
金額分の硬貨を内蔵の金庫から計数して払い出す。
前記表示部18は、CRTを使用したもので、顧客のなす
べき操作の指示や、顧客の入力した情報の表示等を行
う。
前記入力部19は、いわゆるタッチセンサ式のもので、
前記表示部18の画面上を覆う面状を呈し、顧客がその上
を触れると、触れた位置の下に表示部18によって表示さ
れている操作キーの示す内容が入力される。該入力部19
によって、取引科目の選択、暗証番号や取引金額の入
力、入力した情報の訂正・確認などがなされる。
前記プログラム記憶部20は、主制御部11に接続された
各ユニットの動作を制御するために、主制御部11で使用
するプログラムを格納したものである。該プログラム記
憶部20に格納されたプログラムは、この実施例の場合、
入金取引用のプログラム20aと、支払取引用のプログラ
ム20bと、記帳取引用のプログラム20cと、振込/振替取
引用のプログラム20dと、後述の任意情報を入力するた
めのワードプロセッサ用のプログラム20eである。
前記通信制御部21は、情報センター側の装置30におけ
る通信制御部31との間で情報を送受するためのものであ
る。
また、記憶部22は、前記通信制御部21で取扱かう情報
を記憶する。
前記任意情報記憶部23は、後述する任意情報を一時記
憶しておくためのものである。また、固定情報記憶部24
は、前記プログラム記憶部20に格納されているワードプ
ロセッサのプログラム20eを実行する場合に必要な漢字
変換データ等を格納しておくものである。これらの任意
情報記憶部23,固定情報記憶部24は、主制御部11に内蔵
の記憶部を使用してもよいし、外部メモリとしてもよ
い。
センター側の装置30は、通信制御部31、センター制御
部32、ファイル制御部33、顧客情報記憶部(元帳ファイ
ル)34などを具備しており、前記自動取引装置10から前
記顧客情報記憶部34に対して、オンラインでアクセス可
能にされている。
前記顧客情報記憶部34は、口座番号、暗証番号、過去
の取引情報等の諸情報を顧客(口座)毎にファイルして
いる。
前記自動取引装置10における主制御部11には、特徴あ
る機能として、任意情報入力機能と、任意情報記憶機能
と、任意情報出力機能と、任意情報書替機能とが備えら
れている。
前記任意情報入力機能は、取引時に前記表示部18およ
び入力部19を利用して、顧客の望む任意情報(例えば、
伝言など)の入力を許容するものである。この実施例の
場合、具体的には、取引時において顧客の暗証番号の入
力が完了すると、暗証番号の照合等のためにセンターと
の交信を行うが、この交信の後に、表示部18や入力部19
を使って、任意情報の入力を指示する案内文や、任意情
報を入力するための入力キーを表示して、顧客の望む任
意情報の入力を可能にする。なお、この任意情報の入力
処理において使用するプログラムは、プログラム記憶部
20のワードプロセッサ用のプログラム20eである。
前記任意情報記憶機能は、前記任意情報入力機能によ
って入力された情報を、キーワードとともに保持してお
くものである。この実施例の場合、キーワードとして
は、口座番号が利用される。また、任意情報をキーワー
ドとともに保持する回路は、最終的には、前記顧客情報
記憶部34であるが、センター側の装置30と交信するまで
の間は、一時的に前記任意情報記憶部23が使われる。
前記任意情報出力機能は、取引時に前記キーワードの
入力を条件として、前記任意情報記憶機能によって顧客
情報記憶部34に格納された情報を読み出し、その情報を
前記表示部18に出力して画面表示させたり、またはカー
ドリーダプリンタ14の印字部もしくは通帳記帳機15の印
字部でハードコピーするものである。前述の「キーワー
ドの入力を条件として」とは、具体的には、同一の口座
番号に取引される場合を示す。
前記任意情報書替機能は、前記任意情報記憶機能によ
って顧客情報記憶部34に格納されている任意情報の内容
を書替るものである。なお、この実施例では、任意情報
記憶機能によって保持する任意情報が、一つの口座に付
き一件で、50文字以内としており、新規に任意情報を記
憶させることで、古い任意情報が消去される。
次に前記実施例のシステムによる処理動作を、第4図
に基づいて説明する。
第4図は、カードを使って支払取引を処理する場合の
手順と、各手順における表示部18の表示内容および入力
部19のキー配列を示したものである。
当初、前記表示部18の画面は、いわゆる取引選択画面
で、顧客の望む取引の選択を指示する案内文と、選択の
対象となる各取引のキーを表示している。
この取引選択画面で、顧客が支払取引を選択する(ス
テップ200)と、プログラム記憶部20の支払プログラム2
0bによる処理を始める。
まず、符号Aの画面に表示を替え、カードの挿入を指
示する案内文A1および図A2とを表示して、カード挿入待
ちとなる。
次いで、顧客がカードを挿入する(ステップ201)
と、Bの画面に表示を替え、顧客確認の為の暗証番号の
入力を指示入する操作案内文B1と、暗証番号入力用のテ
ンキーB2とを表示する。
次いで、顧客より暗証番号が入力される(ステップ20
2)と、センター側の装置30と1回目の交信を行う。
第5図(a)は、この1回目の交信における装置10の
通信制御部21から装置30の通信制御部31への電文(上り
電文)の形式の一例を示し、第5図(b)は、この1回
目の交信における装置30の通信制御部31から装置10の通
信制御部21への電文(下り電文)の形式の一例を示した
ものである。
上り電文は、図示のように、口座番号(挿入されたカ
ード上の磁気ストライプを読み取ったデータ)40、暗証
番号(ステップ202で入力したデータ)41、既登録の任
意情報の出力要求(主制御部11の任意情報出力機能の働
きによって出力される)42、その他情報43などの情報で
構成されている。
センターからの下り電文は、図示のように、口座番号
50、暗証OK(センターの顧客情報記憶部34に格納された
暗証番号と、上り電文中の暗証番号とが一致した場合の
み出される)51、既登録の任意情報(センターの顧客情
報記憶部34において、その口座番号50と一緒に格納され
た任意情報)52などの情報で構成されている。
下り電文が通信制御部21に受信されると、通信制御部
21に入った任意情報は、記憶部22に一時保持する。な
お、既登録の任意情報が無い場合には、記憶部22へは、
任意情報の替わりにスペースコードをセットする。
下り電文において、「暗証OK」の情報がない場合に
は、暗証番号の再入力の指示等をする。
下り電文に「暗証OK」の情報が含まれている場合に
は、次の処理に進み、Cの画面を表示する。この表示画
面には、下り電文中の任意情報52の内容を示す任意情報
文C1と、この任意情報文C1を書替えするかどうかの入力
案内文C2と、書替え「する」,「しない」の選択キーC3
とを表示する。なお、前記下り電文中に既登録の任意情
報が無い場合には、画面Cにおける任意情報文C1の欄は
空欄となる。
次いで、任意情報の書替え選択入力がなされる(ステ
ップ203)と、次のステップ204で、書替え入力の判断を
行い、書替え「する」場合には、D,Eの画面を表示して
任意情報の入力を促し、次いで顧客によって入力された
任意情報の確認がなされる(ステップ205)と、Fの支
払金額入力画面を表示して、支払取引の処理に復帰す
る。
一方、ステップ203で書替え「しない」が入力された
場合には、判断ステップ204によって任意情報の入力処
理が省かれ、直ちにFの支払金額入力画面を表示して、
支払取引の処理に移る。
前記画面Dは、任意情報の入力を促す案内文D1を表示
する。また、画面Eは、任意情報を入力するための操作
キーE1と、該操作キーE1で作成した任意情報文E2と、任
意情報入力の終了を示す確認キーE3とを表示する。ここ
に、前記操作キーE1は、日本語ワードプロセッサとして
の入力キーとなるもので、文字入力用のアイウエオ鍵盤
E11、漢字変換用のキーE12、スペースキーE13、消去キ
ーE14、文字入力位置を示すカーソルを移動させる矢印
キーE15などを備えている。
画面Eで入力された任意情報文は、確認キーE13が押
されると、後に2回目のセンターとの交信がなされるま
で、任意情報記憶部23に保持される。
Fの支払金額入力画面を表示して、支払取引の処理に
移った場合、この画面の指示に従って支払金額が入力さ
れる(ステップ206)と、次いでGの金額の確認/訂正
画面を表示し、この画面の表示に従って確認がなされる
(ステップ207)と、Hの画面に表示を変え、「しばら
くお待ち下さい」の案内文H1を表示し、センターとの第
2回目の交信を行う。
前記画面F,G,Hの表示内容は、従来と同じである(第
3図の画面c,d,e参照)。
第6図(a)は、この2回目の交信における装置10の
通信制御部21から装置30の通信制御部31への電文(上り
電文)の形式の一例を示し、第6図(b)は、この2回
目の交信における通信制御部31から通信制御部21への電
文(下り電文)の形式の一例を示したものである。
この第2回目の交信では、先のステップ205により処
理で任意情報記憶部23に保持した任意情報をセンターの
顧客情報記憶部30に送るため、上り電文は、従来のもの
とは異なり、図示のように、口座番号60および支払金額
61の情報に、任意情報(任意情報記憶部23から読み出し
たもの)62の情報を付加した構成をなす。
第2回目の交信の下り電文は、図示のように、口座番
号70、支払OK71、残高72、その他の情報73等で構成され
るが、これらの構成は、従来の場合と変わらない。
第2回目のセンターとの交信が済んだ後の処理は、従
来の場合と同様である。
即ち、下り電文に「支払OK」の情報が含まれていれ
ば、装置内の金庫から支払金額の計数を行い、計数が終
了した時点でカードの排出を行う(ステップ208)とと
もに、Iの画面を表示して、カードの受け取りを指示す
る。そして、カードが受け取られると、支払金額の現金
を排出し(ステップ209)、Jの画面を表示して、現金
の受け取りを指示して、現金が受け取られると、一連の
支払取引処理が終了する。
なお、画面I,Jの表示内容は、従来のものと同じであ
る。
また、この一実施例のシステムでは、前述した支払取
引の場合だけでなく、該システムで取り扱う全ての取引
科目の取引時に、前述した任意情報入力機能、任意情報
記憶機能、任意情報出力機能、任意情報書替機能を利用
することが可能にされている。
任意情報の入出力のキーワードに口座番号を使用して
いるため、いずれの取引の場合も、暗証番号の照合等の
ために一回目のセンターとの交信終了後に、任意情報の
出力、入力、記憶、書替えを行う。
以上詳細に説明したように、この一実施例の自動取引
システムでは、例えば、振込取引時に顧客が振込先への
伝言を望む場合には、主制御部11に設けた任意情報入力
機能を使ってその伝言を入力することができる。
そして、入力された任意情報である伝言は、キーワー
ドである口座番号とともに任意情報記憶機能によってセ
ンターの顧客情報記憶部34に保持される。
この顧客情報記憶部34に保持された伝言は、振込先で
入金を引き出すために口座番号を入力した際に、任意情
報出力機能によって前記伝言が出力され、振込先に伝達
される。
また、例えば、自己の口座に入出金取引等をした場合
にも、その取引金額の用途等を任意情報入力機能を使っ
て入力すれば、その情報を任意情報出力機能を使ってハ
ードコピーに残して、覚え書きとして利用することもで
きる。
また、家族内の複数人で一つの口座を利用するような
場合に、利用する各人が適時その口座番号をキーワード
として任意情報を入力すれば、これらの複数人の間での
情報伝達に利用することもできる。
従って、この一実施例のシステムでは、予め設定され
た取引を単に実行するだけでなく、該システムを利用す
る顧客間での自由な情報交換や情報伝達にと便利に利用
することができ、システムの利用価値を高めるととも
に、顧客サービスを向上させることができる。
なお、前述の実施例では、任意情報を入出力するため
のキーワードを、取引口座番号に設定したが、キーワー
ドを取引口座番号に限定せず、取引情報に関係しない暗
号等をキーワードとすれば、取引に関係なく利用するこ
とができ、顧客サービスとして、より利便がある。
また、この実施例では、任意情報の最終的な記憶部を
センターの顧客情報記憶部34に設定したが、これに限定
するものではない。例えば、情報交換の利用地域は狭ま
るが、最終的な記憶部を自動取引装置10に付属の記憶部
としても良い。
また、前述の実施例では、センターとの一回目の交信
の後に自動的に既登録の任意情報を出力したが、任意情
報の出力が望まれない場合も考え得る。このような場合
の対応としては、例えば、取引当初の取引選択画面で、
任意情報の出力が必要か否かの選択をさせることが考え
られる。
[発明の効果] 本発明に係る自動取引システムでは、例えば、振込取
引時に顧客が振込先への伝言を望む場合には、主制御部
に設けた任意情報入力機能を使ってその伝言を入力する
ことができる。
そして、入力された任意情報である伝言は、キーワー
ドとともに任意情報記憶機能によって保持される。この
場合に、キーワードが振込先の口座番号であれば、振込
先で入金を引き出すために口座番号を入力した際に、任
意情報出力機能によって前記伝言が出力され、振込先に
伝達される。
また、例えば、自己の口座に入出金取引等をした場合
にも、その取引金額の用途等を任意情報入力機能を使っ
て入力すれば、その情報を任意情報出力機能を使ってハ
ードコピーに残して、覚え書きとして利用することもで
きる。
また、家族内の複数人で一つの口座を利用するような
場合に、利用する各人が適時その口座番号をキーワード
として任意情報を入力すれば、これらの複数人の間での
情報伝達に利用することもできる。
また、キーワードを取引口座番号等に限定せず、取引
情報に関係しない暗号等をキーワードとすれば、取引に
関係なく利用することができ、顧客サービスとして、よ
り利便がある。
即ち、本発明に係る自動取引システムは、予め設定さ
れた取引を単に実行するだけでなく、該システムを利用
する顧客間での自由な情報交換や情報伝達にと便利に利
用することができ、システムの利用価値を高めるととも
に、顧客サービスを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成説明図、第2図は従来
の自動取引システムにおける自動取引装置の外観図、第
3図は従来の自動取引システムの動作説明図、第4図は
前記一実施例の動作説明図、第5図および第6図は一実
施例における自動取引装置とセンターとの交信電文の説
明図である。 10……自動取引装置、11……主制御装置、18……表示
部、19……入力部、20……プログラム記憶部、21……通
信制御部、22……記憶部、23……任意情報記憶部、24…
…固定情報記憶部、30……センター側の装置、31……通
信制御部、32……センター制御部、33……ファイル制御
部、34……顧客情報記憶部(元帳ファイル)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客が情報を入力するための入力部と、 顧客の入力した情報の表示を行う表示部と、 過去の取引情報を顧客毎にキーワードに関連付けて記憶
    した顧客情報記憶部と、 取引の明細等を印字するための印字部と、 これら各部の動作を制御して前記入力部から入力された
    情報に基づいて所定の取引処理を行う主制御部とを備え
    た自動取引システムにおいて、 前記主制御部には、 前記表示部及び入力部を利用して顧客の望む任意情報の
    入力を許容する任意情報入力機能と、 該任意情報入力機能によって入力された情報を前記キー
    ワードに関連付けて保持しておく任意情報記憶機能と、 該任意情報記憶機能によって保持されている情報の書替
    えを行う任意情報書替機能と、 前記キーワードの入力を条件として、前記任意情報記憶
    機能によって保持されている情報を前記表示部への表示
    または前記印字部による印字出力する任意情報出力機能
    とを設けたことを特徴とする自動取引システム。
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