JPH04195256A - 口座開設システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、口座開設システム、特に、自動的に口座を開
設できるものに関する。

［従来の技術］ 従来の口座開設システムでは、新規の口座開設を口座開
設受付要員を介して行うようにしている。

例えば、銀行では次のようにしている。

口座開設を望む顧客は、銀行の開店時間中に銀行に出向
き、口座開設者の氏名、住所、口座の科目、預金金額等
を口座開設用の申込用紙に書き込み、預金金額に対応す
るお金を添えて店頭の受付要員に渡す。受付要員は、後
方要員に申込用紙を渡す。後方要員は、申込用紙の記載
内容を端末機に入力する。入力されたデータは、端末機
からホストコンピューターに送られる。ホストコンピュ
ータは、口座開設に支障がなければ、この顧客に対応す
るファイルを作成し、口座を開設した旨、および銀行番
号、店番号、科目、口座番号等の電文を端末機に送る。

端末機がこれらの電文を受け取ると、通帳が作成され、
通帳が顧客に渡される。

また、カードが必要であれば、その場でまたは後日カー
ドが作成され、このカードか顧客に渡される。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、従来の口座開設システムでは、口座開設受付要
員が必要であるので、新規の口座開設のため開設コスト
の負担が大きかった。

また、銀行等では開店時間が限られており、開設受付要
員がいなくなるため、閉店後には口座を開設することが
できなかった。

本発明は、上述の技術的課題を解決し、新規の口座開設
の開設コストの負担を軽減し、閉店後においても新規に
口座開設することができる口座開設システムを提供する
ことを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上述の技術的課題を解決するために、本発明は以下の構
成を取る。

すなわち、 請求項（１）の口座開設システムは、 口座開設に必要な情報を顧客が入力操作する入力装置、 口座開設の預金を受け付ける入金装置、ならびに 口座開設に当たって発行される通帳、カード、または、
通帳およびカードを有し、ホストコンピュータからの口
座が開設された旨の電文に基づいて、通帳、カード、ま
たは、通帳およびカードを自動的に発行する発行装置、 を備える端末機と、 端末機からの口座開設要請に応じて口座に対応するファ
イルを作成し、口座を開設した場合に口座を開設した旨
の電文を端末機に送るホストコンピュータと を備えることを特徴とする 請求項（２）の口座開設システムは、請求項（１）のも
のにおいて、 前記端末機は、閉店時間中には顧客が利用できる場所に
配置され、 閉店時間中においても稼働することを特徴とする 請求項（３）の口座開設システムは、請求項（’１　）
または（２）のものにおいて、 前記端末機は、 前記入力装置の操作の案内を表示する表示装置を備える
ことを特徴とする 請求項（４）の口座開設システムは、請求項（１）。

（２）または（３）のものにおいて、 前記端末機は、現金取引装置であることを特徴とする。

［作用］ 請求項（１）の口座開設システムは、端末機と、ホスト
コンピュータとを備える。端末機は、入力装置、入金装
置、および発行装置を備える。入力装置は、顧客が口座
開設に必要な情報を入力操作する。入金装置は、口座開
設の預金を受け付ける。

発行装置は、口座開設に当たって発行される通帳、カー
ド、または、通帳およびカードを有し、ホストコンピュ
ータからの口座が開設された旨の電文に基づいて、通帳
、カード、または、通帳およびカードを自動的に発行す
る。ホストコンピュータは、端末機からの口座開設要請
に応じて口座に対応するファイルを作成し、口座を開設
した場合に口座を開設した旨の電文を端末機に送る。

請求項（２）の口座開設システムにおいては、請求項（
１）のものにおいて、さらに、前記端末機は、閉店時間
中には顧客が利用できる場所に配置される。このシステ
ムは、閉店時間中においても稼働する。

請求項（３）の口座開設システムにおいては、請求項（
１）または（２）のものにおいて、さらに、前記端末機
は、前記入力装置の操作の案内を表示する表示装置を備
える。

請求項（４）の口座開設システムにおいては、請求項（
１）、　（２）または（３）のものにおいて、さらに、
前記端末機は、現金取引装置で実現される。

［実施例］ 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。

第２図は、本発明の一実施例の口座開設システムを示す
図である。

口座開設システムは、例えば銀行で用いられ、端末機お
よび現金自動取引装置としての現金自動預払機（ＡＴＭ
）４と、ホストコンピュータ６とを備える。この口座開
設システムは、銀行の開店時間中のみならず閉店時間中
においても稼働する。

ＡＴＭ４は、銀行の店舗の昼夜顧客の利用できる場所に
配置される。ＡＴＭ４は、顧客の操作に応じて通帳１６
または通帳１６およびカードとしての磁気カード２を自
動的に発行する。なお、通帳１６のみを発行するか、通
帳１６および磁気カード２を発行するかは、顧客の要望
による。この通帳１６、磁気カード２と、ＡＴＭ４と、
ホストコンピュータ６とで現金自動取引システムが構成
される。通帳１６または通帳１６および磁気カード２が
発行された後は、この磁気カード２または通帳１６を用
いてＡＴＭ４において現金の引き出し、預は入れ、振込
等積々の取引を行うことができる。

第３図は、ＡＴＭ４の斜視図である。

接客パネル１１の垂直パネル面１１ａには、取扱表示器
１２、係員を呼び出す呼出ボタン１３、通帳挿入出、Ｏ
１４およびカード挿入出口１５が設けられる。取扱表示
器１２には、種々の取引を行うことができるか否かが表
示される。通帳挿入出口１４には、通帳１６が挿入また
は排出される。カード挿入出口１５には、出金取引、入
金取引、振込取引等に使用される磁気カード２が挿入ま
たは排出されるとともに、取引の明細を示す明細書が排
出される。

また、接客パネル１１の水平パネル面１１ｂには、紙幣
入出金口１７、硬貨入出金０１８、表示装置としてのＣ
ＲＴ　１０、および入力装置として、ＣＲＴ　１０の表
示面を覆う透明なタッチパネルスイッチ２０が設けられ
る。紙幣入出金口１７には、紙幣が挿入または排出され
る。硬貨人出金目１８には、硬貨が挿入または排出され
る。ＣＲＴ　１０には、取引の各段階に応じて、操作案
内や、取引選択キーやテンキー等の各種キーが表示され
る。

第４図は、ＡＴＭ４のハードウェア構成図である。

ＣＰＵ４０には、ＲＯＭ４２、ＲＡＭ４４およびインタ
ーフェイス４６が接続される。インターフェイス４６に
は、ＣＲＴ制御部４８、タッチパネルスイッチ制御部５
０、カード処理部５２、通帳処理部５４、明細表処理部
５５、紙幣処理部５６、硬貨処理部５８、フロッピィデ
ィスク装Ｍ６０、伝送制御部６２等が接続される。ＣＲ
Ｔ制御部４８には、ＣＲＴｌｏが接続される。タッチパ
ネルスイッチ制御部５０には、タッチパネルスイッチ２
０が接続される。

フロッピィディスク装置６０には、フロッピィディスク
６４が挿入される。フロッピィディスク６４には、ＲＡ
Ｍ４４にロードするプログラム、データや、バックアッ
プファイルが記録されている。ＣＰＵ４０は、ＲＯＭ４
２およびＲＡＭ４４に記憶されたプログラムに基づいて
インターフェイス４６に接続された各装置４８〜６２を
制御するとともに、ＲＡＭ４４に記憶されたデータの読
み出し、ＲＡＭ４４へのデータの書き込みを行い、通帳
の発行、カードの発行、カードの発行または通帳および
カードの発行や、出金取引、入金取引、振込取引等の各
取引を実行する。

ＣＲＴ制御部４８は、インターフェイス４６を介しＣＰ
Ｕ４０から送られてきたキャラクタデータと位置データ
を受け取って、位置データの示すＣＲＴｌｏの所定の位
置にキャラクタデータを表示する。

タッチパネルスイッチ２０は、縦長の複数の透明電極Ｘ
、〜Ｘ、および横長の複数の透明電極Ｙ、〜Ｙ０を有し
ている。タッチパネルスイッチ制御部５０は、この縦長
の透明電極Ｘ１〜ｘ７および横長の透明電極Ｙ。

〜Ｙ７にスキャン信号を送り、キースキャンを行う。

これによって、タッチパネルスイッチ２０のどの位置が
押圧操作されたかが検出される。検出された位置データ
は、インターフェイス４６を介してＣＰＵ４０に転送さ
れ、ＲＡＭ４４に記憶される。ＣＲＴ制御部４８に送ら
れたキャラクタデータがキーである場合には、そのキャ
ラクタデータの位置データと、タッチパネルスイッチ制
御部５０によって検出された位置データが比較される。

両位置データか一致すれば、ＣＲＴ　１０に表示された
キーが押圧操作されたと判断する。タッチパネルスイッ
チ制御部５０によって検出された位置データに一致する
キャラクタデータの位置データがなければ、ＣＲＴｌｏ
に表示されたキーは押圧操作されなかったと判断し、キ
ー人力は無効にされる。

カード処理部５２に関連してカード発行部５１が設けら
れる。これらのカード処理部５２およびカード発行部５
１の例を、第５図に示す。

カード処理部５２は、カード挿入出口１５に連通ずる搬
送装置５２ａと、磁気ヘッド５２ｂとを備える。

このカード処理部５２では、搬送装置５２ａを矢符５２
Ｃ方向に回転駆動することによって、カード挿入出口１
５に挿入された磁気カード２をＡＴＭ４内部に取り込む
ことかできる。搬送装置１１５２ａを矢符５２ｄ方向に
回転駆動することによって、磁気カード２をカード挿入
出口１５に排出することができる。

また、搬送装置５２ａの回転駆動にともなって磁気ヘッ
ド５２ｂで磁気カード２に記憶されているデータを読み
込むことができる。また、磁気カード２にデータを書き
込むこともできる。

搬送装置５２ａに連通して搬送装置５１ａか設けられる
。搬送装置５１ａの上部には、データの未記入、いわゆ
る生の磁気カート２を収納したカートリ、。

ジ５１ｂが設けられる。これらの搬送装置５１ａ、５２
ａ１磁気ヘツド５２ｂ１カートリツジ５１ｂ１生の磁気
カード２でカード発行部５１が構成される。新規に口座
を開設し磁気カード２を発行する場合には、搬送装置５
１ａを矢符５１ｃ方向に回転駆動し、カートリッジから
磁気カード２を一枚取り出し、搬送袋ｒＩｔ５２ａに渡
す。次いで、搬送装置５２ａを回転駆動し、磁気ヘッド
５２ｂで磁気カード２にデータを書き込み、カード挿入
出口１５から排出する。

口座開設取引以外の出金取引等の取引においては、カー
ド処理部５２は、カード挿入出口１５から挿入された磁
気カード２に記憶されているデータを読み取り、読み取
ったデータをインターフェイス４６を介してＣＰＵ４０
に送る。このデータは、ＲＡＭ４４に記憶される。また
、データの変更がある場合には、カード処理部５２は、
取引の終了にあたって、磁気カード２に変更されたデー
タを書き込む。

通帳処理部５４に関連して通帳発行部５３が設けられる
。これらの通帳処理部５４および通帳発行部５３の例を
、第６図に示す。

通帳処理部５４は、通帳挿入出口１４に連通ずる搬送装
置５４ａと、印字ヘッド５４ｂと、文字読取センサ５４
ｃとを備える。この通帳処理部５４では、搬送装置５４
ａを矢符５４ｄ方向に回転駆動することによって、通帳
挿入出口１４に挿入された通帳１６をＡＴＭ４内部に取
り込むことができる。搬送装置５４ａを矢符５４ｅ方向
に回転駆動することによって、通帳１６を通帳挿入出口
Ｉ４に排出することができる。

また、搬送装置５４ａの回転駆動にともなって文字読取
センサ５４ｃで通帳１６の口座番号等を読み込むことが
できる。また、搬送装置５４ａの回転駆動にともなって
印字ヘッド５４ｂて口座番号、預金残高等を通帳１６に
書き込むこともできる。

搬送装置５４ａに連通して搬送装置５３ａが設けられる
。搬送装置５３ａの上部には、データの未記入、いわゆ
る白紙の通帳１６を収納したカートリッジ５３ｂが設け
られる。これらの搬送装置ｊ５３ａ、　５４ａ。

印字ヘッド５２ｂ、文字読取センサ５４Ｃ１力−トリツ
ジ５３ｂ１白紙の通帳１６で通帳発行部５３が構成され
る。新規に口座を開設し通帳１６を発行する場合には、
搬送装置５３ａを矢符５３ｃ方向に回転駆動し、カート
リッジ５３ｂから通帳１６を一冊取り出し、搬送装置５
４ａに渡す。次いで、搬送袋ｆｌｉ５４ａを回転駆動し
、印字ヘッド５４ｂで通帳１６に口座番号等のデータを
書き込み、通帳挿入出口１４から排出する。

口座開設取引以外の出金取引等の取引においては、通帳
処理部５４、明細表処理部５５は、通帳挿入出口１４か
ら通帳１６が挿入されている場合には、ＣＰＵ４０から
送られてきたデータに基づいて、通帳ｌ６に出金額、入
金額、預金残高等を印字する。通帳１６が挿入されてい
ない場合には、明細表に出金額、入金額、預金残高等を
印字する。

なお、上述したカード発行部５１、通帳発行部５３によ
り、発行装置が構成される。

入金装置としての紙幣処理部５６および硬貨処理部５８
は、紙幣および硬貨の入金、出金をそれぞれ処理する。

口座開設取引、入金取引等において、現金を入金する場
合には、紙幣および硬貨を計数して入金額を算出し、算
出した入金額をＣＰＵ４０に送る。この入金額は、ＲＡ
Ｍ４４に記憶される。

出金の場合には、ＣＰＵ４０から送られてきた出金額に
対応する紙幣、硬貨を紙幣人出口１４、硬貨人出口１６
に放出する。

伝送制御部６２には伝送ライン６６が接続されており、
伝送ライン６６を介してホストコンピュータ６とオンラ
インで電文の交信が行われる。ホストコンピュータ６に
は顧客ごとに銀行番号、店番号、科目、口座番号、預金
残高等のレコードを有するのファイルが設けられており
、ＡＴＭ４からの電文に基づいてこのファイルの参照、
更新等が行われる。新規の口座開設の場合には、新規の
顧客に対応して、ファイルが作成される。

第１図のフローチャートを参照して口座開設取引の処理
動作を説明する。

初期状態では、ＣＲＴ　１０にアイドル画面を表示し、
取引の選択を促す（ステップｍ１、第７図（１）参照）
。このアイドル画面には、「支払」キー７２、「預金」
キー７４、「記帳」キー７６、「残照」キー７８、「振
込」キー８０および「口座開設」キー８２と、これらの
キーの押圧操作を促す［ご利用のキーを入力してくださ
い。」の案内が表示される。顧客は、ＣＲＴ　１０に表
示されたこれらのキー７２〜８２に対応する位置のタッ
チパネルスイッチ２０の位置を押圧操作し、取引を選択
する（ステップｍａ）。

押圧操作されたタッチパネルスイッチ２０の位置の情報
は、タッチパネルスイッチ制御部５０およびインターフ
ェイス４６を介して、ＲＡＭ４４に記憶される。

次いで、ＲＡＭ４４に記憶された位置の情報に基ついて
、いずれのキー７２〜８２か操作されたが、すなわち、
どの取引が選択されたか判断する（ステップｍｓ）。

「口座開設」キー８２か操作された場合に実行する口座
開設取引モートでは、 ステップｍ、においで、新規に開設する口座の科目の選
択を促す科目選択画面が表示される（第７図（２）参照
）。この科目選択画面には、科目の選択を促す「新規に
開設される口座を指定してください。」の案内と、「普
通Ｊキー８４、「当座」キー８６および「定期」キー８
８が表示される。顧客は、案内にしたがっていずれかの
キー８４〜８８を操作し、開設する科目を選択する（ス
テップｍｓ）。

いずれかのキー８４〜８８が操作されると、操作された
位置を読み出して、どの科目が選択されたかをＲＡＭ４
４に記憶する。

次いで、使用する名義および暗証番号の人力を促す名義
・暗証入力画面をＣＲＴ　１０に表示する（ステップｍ
７）。この名義・暗証入力画面では、名義を入力する５
０音キー９０、暗証番号を入力するテンキー９２、入力
された名義や暗証番号を訂正する「訂正」キー９４、入
力された名義や暗証番号か正しいことを確認する「確認
Ｊキー９６が表示される。また、名義および暗証番号の
入力を促す「名義・暗証番号を入力してください。」の
案内も表示される（第７図（３）参照）。顧客は、名義
・暗証入力画面にしたがって、名義および暗証番号をタ
ッチパネルスイッチ２０に入力する（ステップｍｓ）。

入力された名義および暗証番号は、ＲＡＭ４４に記憶さ
れる。

なお、磁気カード２の使用の有無の選択を問う案内表示
と、この選択を判断する選択キー（図示せず）とをステ
ップｍ、の前、またはステップｍ７に入れるようにして
もよい。

「確認」キー９６が入力されると、ステップｍ。

に進み、開設する口座に入金する現金の入金を促す現金
受付画面をＣＲＴＩＯに表示する。この現金受付画面に
は、入金を促す「現金をお入れください。」の案内と、
入金された現金の読取を開始する「読取」キー９８を表
示する（第７図（４）参照）。

顧客は、口座に入金する額の現金を１７または１８に挿
入し、「読取」キー９８を操作する（ステップｍ１゜）
。「読取Ｊキー９８が操作されると、紙幣処理部５６ま
たは硬貨処理部５８を起動し、入金された金額を読取り
、入金金額をＲＡＭ４４に記憶する。

入金金額の読取が終了すると、「新規の口座を開設して
おります。しばらくお待ちください。」の案内を表示す
る処理中画面をＣＲＴ　１０に表示する（ステップｍ１
１．第７図（５）参照）。また、ホストコンピュータ６
との交信が行われる（ステップｍ１□）。すなわち、Ｒ
ＡＭ４４から読み出した銀行番号、店番号、科目、口座
番号、名義、入金額等の電文をインターフェイス４６、
伝送制御装置６２を介してホストコンピュータ６に送信
して口座開設の要請をする。ホストコンピュータ６では
、口座開設の要請があると、口座開設に支障があるか否
か判断し、支障がなければ、銀行番号、店番号、科目、
口座番号、名義、入金額等のレコードを有するファイル
を新規に作成する。ファイルを作成し終わると、ホスト
コンピュータ６は口座を開設した旨の電文をＡＴＭ４に
送る。

ＡＴＭ４では、ホストコンピュータ６から受信した口座
を開設した旨の電文を伝送制御装置６２、インターフェ
イス４６を介して受け取り、「カートまたは通帳をお受
け取りください。」の案内を表示するカード・通帳発行
画面をＣＲＴｌｏに表示する（ステップｍ、３）。

また、カード発行部５１または通帳発行部５３を起動し
て、磁気カード２または通帳１６を発行し、通帳挿入出
口１４またはカード挿入出口１５に通帳１６または磁気
カード２を放出する（ステップｍ、４）。

顧客が、通帳挿入出口１４またはカード挿入出口１５か
ら通帳１６、磁気カード２を抜き取ると、口座開設取引
モードを終了し、初期画面に戻る。

この顧客は、以後、この磁気カード２や、通帳１６を用
いて出金、入金等の取引を行うことができる。

ステップｍ２において操作されたキーか「支払」キー７
２であれば、出金取引モードにはいる。この出金取引モ
ードでは、磁気カード２の挿入、暗証番号の入力、出金
金額の入力等の案内や、各種のキーをＣＲＴ　１０に表
示しながら、ＡＴＭ４から現金の出金を行う（ステップ
ｍ２１）。「預金」キー７４が操作された場合には、入
金取引モードにはいる。この入金取引モードでは、磁気
カード２の挿入、暗証番号の入力等の案内や、各種のキ
ーをＣＲＴ　１０に表示しながら、ＡＴＭ４への現金の
入金を受付け、口座への入金を行う（ステップｍ２２）
。

「記帳」キー７６であれば、記帳取引モードにはいり、
通帳１６の挿入等の案内をＣＲＴ　１０に表示しながら
、通帳１６に入金額、出金額、預金残高等を記帳する（
ステップｍ２３）。「残照」キー７８であれば、残高照
会取引モードにはいり、磁気カード２または通帳１６の
挿入等の案内をＣＲＴ　１０に表示しながら、預金残高
を通帳１６または明細表に印字する（ステップｍ、４）
。「振込」キー８０であれば、振込取引モードにはいり
、磁気カード２の挿入、暗証番号の入力、振込先、振込
金額の入力等の案内や、各種のキーをＣＲＴ　１０に表
示しながら、口座から振込先への振込を行う（ステップ
ｍ１ｓ）。

なお、現金自動取引装置をＡＴＭ４として説明したが、
多機能のＣＤや、単機能の出金取引機等の現金取引装置
で実施するようにしてもよい。また、端末機を現金自動
取引装置として実施するようにしたが、口座開設取引の
みを行う単機能のもので実施するようにしてもよい。

また、カードを磁気カート２として説明したが、ＩＣカ
ード等の他のカードで実施するようにしてもよい。

また、入力装置をタッチパネルスイッチ２０として説明
したが、キーボード、マウス、スキャナー等の他の入力
装置で実施するようにしてもよい。

また、表示装置をＣＲＴ　１０として説明したが、ＥＬ
Ｄ等の他の表示装置で実施するようにしてもよい。

さらに、上述の実施例では、カードまたは通帳を発行す
るようにしたが、カードのみまたは通帳のみを発行する
ようにしてもよく、また、銀行以外の口座開設機関、例
えば証券会社等で実施するようにしてもよい。

［発明の効果］ 請求項（１）の口座開設システムにおいては、端末機と
、ホストコンピュータとを備え、端末機は、口座開設に
必要な情報を顧客が入力操作する入力装置、口座開設の
預金を受け付ける入金装置、ならびに口座開設に当たっ
て発行される通帳、カード、または、通帳およびカード
を有し、ホストコンピュータからの口座が開設された旨
の電文に基づいて、通帳、カード、または、通帳および
カードを自動的に発行する発行装置を備え、ホストコン
ピュータは、端末機からの口座開設要請に応じて口座に
対応するファイルを作成し、口座を開設した場合に口座
を開設した旨の電文を端末機に送るようにしている。

したがって、口座開設要員がいなくても、顧客の操作で
新規に口座を開設することができ、口座開設の開設コス
トを軽減することができる。

請求項（２）の口座開設システムは、請求項（１）のも
のにおいて、前記端末機は、閉店時間中には顧客か利用
できる場所に配置され、閉店時間中においても稼働する
ようにしている。

したがって、閉店後においても口座を開設することがで
き、特に勤務の都合上などで開店時に口座を開設すべき
店舗にいけない顧客にとって便利である。

請求項（３）の口座開設システムにおいては、請求項（
１）または（２）のものにおいて、前記端末機は、前記
入力装置の操作の案内を表示する表示装置を備えるよう
にしている。

したがって、不案内な顧客でも容易に操作することがで
き、口座開設を遂行することができる。

請求項（４）の口座開設システムは、請求項（１）。

（２）または（３）のものにおいて、前記端末機は、現
金取引装置において実現されている。

したがって、現金取引装置を簡単な改造で口座開設する
端末機としての機能を備えることができ、取引内容に口
座開設を備えることができ、現金取引装置の機能をアッ
プすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の取引モードを示すフローチ
ャート、第２図は本発明の一実施例の口座開設システム
を示す図、第３図はＡＴＭ４の外観斜視図、第４図はＡ
ＴＭ４のハードウェア構成図、第５図はカード発行部５
１の一例を示す図、第６図は通帳発行部５３の一例を示
す図、第７図はＣＲＴＩＯの表示画面の例を示す図であ
る。 ２・・・磁気カード ４・・・ＡＴＭ ６・・・ホストコンピュータ ｌＯ・・・ＣＲＴ ２０・・・タッチパネルスイッチ ４０・・・ＣＰＵ ４８・・・ＣＲＴ制御部 ５１・・・カード発行部 ５２・・・カード処理部 ５３・・・通帳発行部 ５４・・・通帳処理部 ５６・・・紙幣処理部 ５８・・・硬貨処理部

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）口座開設に必要な情報を顧客が入力操作する入力
   装置、 口座開設の預金を受け付ける入金装置、ならびに 口座開設に当たって発行される通帳、カード、または、
   通帳およびカードを有し、ホストコンピュータからの口
   座が開設された旨の電文に基づいて、通帳、カード、ま
   たは、通帳およびカードを自動的に発行する発行装置、 を備える端末機と、 端末機からの口座開設要請に応じて口座に対応するファ
   イルを作成し、口座を開設した場合に口座を開設した旨
   の電文を端末機に送るホストコンピュータと を備えることを特徴とする口座開設システム。
2. （２）前記端末機は、閉店時間中には顧客が利用できる
   場所に配置され、 閉店時間中においても稼働することを特徴とする請求項
   （１）の口座開設システム。
3. （３）前記端末機は、 前記入力装置の操作の案内を表示する表示装置を備える
   ことを特徴とする請求項（１）または（２）の口座開設
   システム。
4. （４）前記端末機は、現金取引装置であることを特徴と
   する請求項（１）、（２）または（３）の口座開設シス
   テム。