JPH06271013A - 自動倉庫のスタッカクレーン - Google Patents

自動倉庫のスタッカクレーン

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JPH06271013A
JPH06271013A JP6567793A JP6567793A JPH06271013A JP H06271013 A JPH06271013 A JP H06271013A JP 6567793 A JP6567793 A JP 6567793A JP 6567793 A JP6567793 A JP 6567793A JP H06271013 A JPH06271013 A JP H06271013A
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JP
Japan
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pair
load
stacker crane
traveling
crane
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JP6567793A
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English (en)
Inventor
Shoji Toyama
章二 遠山
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】相対向する荷受け棚の間に、フォーク装置が前
後動するための空間を設定しなくても、荷受け棚と荷の
受け渡しを行うことのできるスタッカクレーンを提供す
ることにある。 【構成】スタッカクレーン9は、地面に敷設された走行
レール7上を走行する走行台10と、走行台10に立設
されるマスト11と、マスト11に対して上下動可能に
配設された昇降キャリッジ14から形成されている。そ
して、昇降キャリッジ14の内側下面には、一方が走行
方向と同一方向に往復動する一対のスライドバー19が
設けられている。さらに、一対のスライドバー19の内
側には、走行方向に対して直交方向に往復動する一対の
クランパー20が取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫のスタッカク
レーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における自動倉庫のスタッカクレー
ンを図6及び図7に従い説明する。自動倉庫40の棚4
1は、所定の間隔をもって前後に並設されている(但
し、図6において前部に位置する棚41は、最下段の荷
受け棚43のみを図示している)。その棚41は、複数
の立設された支柱42と、所定の高さ位置に設けられた
荷受け棚43とによって形成され、その各支柱42と荷
受け棚43とによって収納部44が区画設定されてい
る。そして、図7に示すように左右方向において相対向
する荷受け棚43によって、荷Wが支持されるようにな
っている。また、一方の棚41の最下段の片端部には、
荷Wの入出庫を行うための入出庫口45が形成されてい
る。
【0003】そして、前後の棚41の間の床面には、走
行レール46が敷設され、この走行レール46上には、
スタッカクレーン47が往復移動するように設定されて
いる。このスタッカクレーン47は、走行台48と、走
行台48上に延設された一対のマスト49と、マスト4
9間に上下動可能に配設された昇降キャリッジ50とか
ら形成されている。この昇降キャリッジ50の内側上面
には、昇降キャリッジ50と荷受け棚43との間で、荷
Wの受け渡しを行うためのフォーク装置51が、図6に
おいて前後方向に往復動作可能に装備されている。即
ち、昇降キャリッジ50は、フォーク装置51を延ばし
て荷Wを下側から載置し、荷Wを載置したフォーク装置
51を後退させることで、昇降キャリッジ50上に荷W
を収納することができるようになっている。又、先と逆
の動作を行うことで、昇降キャリッジ50上に載置され
ている荷Wを荷受け棚43に収納させることができる。
【0004】従って、入出庫口45より持ち込まれた荷
Wを所定の収納部44に収納する場合には、先ず、スタ
ッカクレーン47は入出庫口45にて荷Wをフォーク装
置51を、前記した往復動作と昇降キャリッジ50の下
降動作を介して昇降キャリッジ50内に受け取る。そし
て、所定の収納部44まで搬送し、昇降キャリッジ50
内の荷Wをフォーク装置51の往復動作を介して所定の
収納部44の荷受け棚43に収納する。また反対に、所
定の収納部44の荷Wを取り出す場合には、スタッカク
レーン47の昇降キャリッジ50をその収納部44まで
案内して、フォーク装置51の往復動作と昇降キャリッ
ジ50の上昇動作によって、所定の収納部44の荷受け
棚43から荷Wを昇降キャリッジ50内に受け取り、そ
の荷Wを入出庫口45まで搬送する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スタッカクレーン47には、次の問題点がある。従来の
スタッカクレーン47は、昇降キャリッジ50の内側上
面に取り付けたフォーク装置51を往復動作させる、即
ち、前進・後退させ、昇降キャリッジ50を上下動させ
ることによって、昇降キャリッジ50と荷受け棚43と
の間で荷Wの受け渡しを行うことができる。そのため、
荷Wの受け渡しを行うには、図7に示すように、収容部
44の下端部分に、即ち相対向する荷受け棚43の間
に、フォーク装置51を出入りさせるための空間Sを設
定することが必要となる。その結果、この空間Sよりも
幅の小さな荷Wを収容させることができなくなってしま
い、保管することのできる荷Wの大きさが極めて限定さ
れることになる。
【0006】本発明は前記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、相対向する荷受け棚の
間に、フォーク装置が前後動するための空間を設定しな
くても、荷受け棚と荷の受け渡しを行うことのできるス
タッカクレーンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を鑑
みてなされたものであって、地面に敷設されたレール上
を走行する走行台に立設されるマスト対して上下動可能
に配設された昇降キャリッジを備えてなるスタッカクレ
ーンにおいて、前記昇降キャリッジの内側上面もしくは
下面に、スタッカクレーンの走行方向と同一方向に、少
なくとも一方は往復動可能である一対の移動部材を設
け、その一対の移動部材には、スタッカクレーンの走行
方向に対して直交方向に往復動可能な一対の把持部材を
取り付けたことを要旨とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、昇降キャリッジの内側上面も
しくは下面に設けた左右一対の移動部材の少なくとも一
方を、自動倉庫のスタッカクレーンの走行方向と同一方
向に往復動可能にしたことによって、一対の移動部材
は、幅間隔を変更させることができる。
【0009】そして、幅間隔を変更する一対の移動部材
に、自動倉庫のスタッカクレーンの走行方向に対して直
交方向に往復動可能な一対の把持部材を取り付けたこと
によって、一対の移動部材より一対の把持部材が、スタ
ッカクレーンの走行方向に対して直交方向に、その幅間
隔を変更して前進・後退する。従って、荷は把持部材に
よって挟持される。その結果、把持部材に挟持された荷
は自動倉庫の棚と昇降キャリッジとの間で受け渡しが可
能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明における自動倉庫のスタッカク
レーンを具体化した一実施例を図1〜図5に従って説明
する。
【0011】図4及び図5に示すように、自動倉庫1
は、前後一対の並設された棚2(但し、図5は後側の棚
2のみを図示)を所定の間隔をもって備えている。その
棚2は、複数の立設された支柱3と、所定の高さ位置に
て水平方向に設けられた複数の板状の荷受け棚4とから
構成されており、荷受け棚4にて荷Wを支承するように
なっている。さらに、前記棚2には、前記支柱3と荷受
け棚4によって、幅(図4及び図5の左右方向)及び高
さの異なる収納部5が区画形成され、幅及び高さの異な
る荷Wを収容することができるようになっている。ま
た、前後それぞれの棚2の最下段の片端部には、荷の入
出庫を行うための入出庫口6が形成されている。
【0012】前後一対の棚2の間に形成される通路床面
には、棚2と平行となる走行レール7が敷設され、同様
に、一対の棚2の間の最上面には、アッパレール8が延
設される(図4には図示せず)。そして、この走行レー
ル7とアッパレール8との間には、スタッカクレーン9
が配置される。即ち、スタッカクレーン9は、走行レー
ル7及びアッパレール8に沿って各収納部5と入出庫口
6とを往復走行するように設定される。
【0013】図1は、そのスタッカクレーン9の側面を
示したものである。同図に示すように、スタッカクレー
ン9は、前記走行レール7上を走行する走行台10と、
該走行台10の両端より立設される左右一対のマスト1
1と、該一対のマスト11の上端部を連結するアッパフ
レーム12より構成される。アッパフレーム12は前記
アッパレール8に沿って移動するように設置されてい
る。また、一方のマスト11(図1においては右側のマ
スト11)の基端部には走行装置13が設けられてお
り、この走行装置13内に配設された図示しない走行用
モータの駆動によってスタッカクレーン9は前記走行レ
ール7上を走行可能となっている。
【0014】また、前記左右一対のマスト11の間に
は、昇降動作可能に配設された昇降キャリッジ14が備
えられている。該昇降キャリッジ14の左右両端外側に
は、ローラ15が計八つ(後側の四つは図示せず)回動
可能に設けられ、該ローラ15は、前記マスト11の前
後面を挟むように当接した状態で配設されている。従っ
て、昇降キャリッジ14はローラ15の転動を介してガ
タつくことなくマスト11に沿って上下動することがで
きる。また、この昇降キャリッジ14は、前記走行装置
13の上部に設けられた昇降装置16内の図示しない昇
降用モータが、前記左右一対のマスト11の内側に配設
された図示しないチェーンを上下動させることによって
昇降動可能となっている。
【0015】なお、スタッカクレーン9を走行させる走
行装置13及び昇降キャリッジ14を昇降させる昇降装
置16は、自動倉庫1に設置される図示しないリモート
操作パネルの指令に基づいて、一方のマスト11(図1
においては左側のマスト11)の基端部に設けられたク
レーン制御盤17を介して制御されている。
【0016】さらに、昇降キャリッジ14の下側に、荷
Wを昇降キャリッジ14内に出し入れするためのクラン
プ装置18が装備されている。このクランプ装置18
は、図2及び図3に示すように、昇降キャリッジ14の
下側に取り付けられた一対の移動部材としてのスライド
バー19と、該スライドバー19の内側に取り付けられ
る一対の把持部材としてのクランパー20とから構成さ
れている。
【0017】昇降キャリッジ14の下側面には、昇降キ
ャリッジ14のほぼ半面分(図2においては右半面)の
長さを有する二本のローラ溝21が、スタッカクレーン
9の走行方向、即ち図2においては左右方向に穿設され
ている。また、前記一対のスライドバー19の一方(図
2では右側のスライドバー19)の上面の前記ローラ溝
21に対応する位置には支持アーム19aが固設されて
いる。そして、その各支持アーム19aにはローラ溝2
1内を転動するローラ22に連結されている。
【0018】また、昇降キャリッジ14の下側面で、前
記二つのローラ溝21間のほぼ中央には、雄ネジが形成
されているシャフト23が前記二つのローラ溝21に対
して平行で、かつ回動可能に取り付けられている。この
シャフト23は、昇降キャリッジ14の下側面で、シャ
フト23の基端(図2では左側)に設けられている把持
用モータ24の駆動によって回転する。そして、このシ
ャフト23は、前記一方のスライドバー19の上面略中
央部に固着されているボールナット25に螺合されてい
る。従って、前記把持用モータ24を介してシャフト2
3を回転させると、シャフト23とボールナット25と
の噛み合いによって、スライドバー19は、前記ローラ
22の転動を介してスタッカクレーン9の走行方向、図
2では左右方向に移動することができる。その結果、一
対のスライドバー19の間の間隔を変化させることがで
きる。また、他方のスライドバー19(図2では左側の
スライドバー19)は昇降キャリッジ14の下側面に固
着されている。
【0019】なお、シャフト23を回転させる把持用モ
ータ24は、図示しないリモート操作パネルの指令に基
づいて、前記クレーン制御盤17を介して制御されてい
る。また、一対のスライドバー19の内側面のほぼ中央
には、スライドバー19の全長(図2では前後方向の長
さ)と同じ長さを持つローラ溝26が穿設されている。
そして、その各ローラ溝26の一部に前記クランパー2
0の外側に中央部長手方向に突設したガイド部20aが
それぞれ嵌合する。ガイド部20aの外側面には、スタ
ッカクレーン9の走行方向に対して直交方向、即ち図2
では前後方向に並ぶ計三つのローラ27が回動可能にそ
れぞれ設けられている。そして、このローラ27が前記
ローラ溝26の内側に当接した状態で配設される。従っ
て、クランパー20はローラ27の転動を介して、図2
では前後方向に移動することができるようになってい
る。そして、この一対のクランパー20に形成した前記
ガイド部20aの上面にはラック28が形成されてい
る。一方、各スライドバー19のローラ溝26の前後両
側部上面には左右一対の収容凹部19bが形成され、そ
の凹部19bにラック28に螺合する小歯車29が配設
されている。各小歯車29はスライドバー19に配設さ
れた案内用モータ30に接続され回転される。従って、
前記案内用モータ30により小歯車29が回転される
と、ラック28は小歯車29の回転方向に従う方向に押
し進められる。その結果、前記一対のクランパー20
は、スタッカクレーン9の走行方向に対して直交方向、
即ち図2における双方向に前後動することができる。
【0020】なお、ラック28を押し進めるための案内
用モータ30も、図示しないリモート操作パネルの指令
に基づいて、前記クレーン制御盤17を介して制御され
ている。
【0021】さらに、この一対のクランパー20の内側
前後両端部には、荷検出センサ20bが設けられ、一対
のクランパー20の間に荷Wが挟持されたかどうかを圧
力によって検出し、前記クレーン制御装置17に出力す
るようになっている。前記クレーン制御装置17は、そ
の出力信号に基づいて、一方のスライドバー19を図2
における左右方向に前記モータ24を駆動させることで
移動制御を行い、一対のスライドバー19の間の幅間隔
を変更させるようになっている。その結果、一対のスラ
イドバー19の内側に配設される一対のクランパー20
の幅間隔も、前記出力信号に基づいて変更される。
【0022】次に、上記のように構成した自動倉庫のス
タッカクレーン9の作用について説明する。スタッカク
レーン9が入出庫口6に持ち込まれた荷Wを、図4及び
図5に示すような自動倉庫1における所定の収納部5に
収納する場合、図示しないリモート操作パネルの指令に
基づいて次のように作用する。即ち、先ずスタッカクレ
ーン9は、入出庫口6にて前記クレーン制御装置17の
制御により案内用モータ30を駆動させ、一対のスライ
ドバー19より一対のクランパー20を入出庫口6の方
向へ前進させる。そして、入出庫口6上に載置された荷
Wを一対のクランパー20の間に位置するようにした
後、前記クレーン制御装置17の制御により把持用モー
タ24を駆動させ、前記した一方のスライドバー19を
移動させる。このとき、前記クレーン制御装置17は、
一対のスライドバー19の間の間隔が縮小するように制
御を行って、その内側に配設されている一対のクランパ
ー20の間の幅間隔を縮小させる。そして、一対のクラ
ンパー20の間に荷Wが挟まれると、前記荷検出センサ
20bがそれを検知し、前記クレーン制御装置17を介
して一方のスライドバー19の移動が停止される。最後
に、荷Wを挟持している一対のクランパー20を昇降キ
ャリッジ14の方向へ後退させることによって、その荷
Wは昇降キャリッジ14内に受け取られる。
【0023】すると、スタッカクレーン9は、前記クレ
ーン制御装置17の制御による図示しない走行用モータ
及び昇降用モータの駆動に従い、所定の収納部5のある
所まで搬送され、同時に荷Wを内側に収納している昇降
キャリッジ14も所定の収納部5の高さ位置に案内され
る。
【0024】そして、前記クレーン制御装置17の制御
により、案内用モータ30を駆動させ、荷Wを挟持して
いる一対のクランパー20を収納部5の方向へ前進させ
る。次に、前記クレーン制御装置17の制御により把持
用モータ24を駆動させ、前記一方のスライドバー19
を移動させる。このとき、前記クレーン制御装置17
は、一対のスライドバー19の間の間隔が微拡大するよ
うに制御を行って、その内側に配設されている一対のク
ランパー20の間の間隔を微拡大させる。すると、一対
のクランパー20の間に挟持されていた荷Wが荷受け棚
4に載置され収納部5に収納される。そして、一対のク
ランパー20を昇降キャリッジ14の方向へ後退させる
ことで、一対のクランパー20は昇降キャリッジ14内
に収納されて、次の荷役作業に移ることができる。
【0025】また、スタッカクレーン9が所定の収納部
5の荷Wを取り出して入出庫口6に搬送する場合は、図
示しないリモート操作パネルの指令に基づいて、前記し
た作用の手順と反対の手順を行う。
【0026】従って、本実施例のスタッカクレーン9で
は、荷Wを収納部5と受け渡しする際に、一対のクラン
パー20にて荷Wを左右方向から挟持固定することによ
って行われる。そのため、従来のように、収納部5の荷
受け棚4の間にフォーク装置を出入りさせるための空間
を設定する必要がないので、幅及び高さの異なる多種多
様な収納部5を設定することができる。その結果、図4
に示すような幅及び高さの異なる荷Wを、同一の自動倉
庫1に収納させることができる。
【0027】また、本実施例のスタッカクレーン9を使
用すれば、様々な大きさの荷Wを搬送することができる
ため、荷Wの大きさ及びその数量値等をもとにして、収
納部5の中で最適な位置に荷Wを収納、取り出しができ
るような在庫管理ソフトウェアを設定し、自動倉庫1の
収納効率を向上させることができる。
【0028】例えば、スタッカクレーン9が収納部5に
荷Wを取りに行く場合、事前にどの収容部5にはどのサ
イズの荷Wが収納されてあるのかを予め把握できるよう
にして、当該収容部5に到達する前までに、一対のクラ
ンパー20の間の間隔を、荷Wを挟持する上で最適な間
隔に制御するようにする。また、収容部5に荷Wを収納
する場合、入出庫口6で挟持したに荷Wの幅を自動的に
計測器で読み取り、その幅に敵した収納部5を選出しそ
の選出した収納部5に荷Wを収納するようにしてもよ
い。
【0029】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成することもできる。 (1)上記実施例では、昇降キャリッジ14の下側にク
ランプ装置18を設定したが、昇降キャリッジ14の上
側に設定してもよい (2)上記実施例では、一対のスライドバー19の内側
をクランパー20が往復動するように配設したが、スラ
イドバー19の外側を往復動するように配設してもよ
い。
【0030】(3)上記実施例では、一対のスライドバ
ー19の一方のみを図2における左右方向に移動させる
ように設定したが、一対のスライドバー19の両方を移
動させるようにしてもよい。
【0031】(4)上記実施例におけるクランパー20
の内側部に、係止爪、ゴム材を取り付ける等すべり止め
加工を施して、さらに荷を安定させて挟持固定できるよ
うにしてもよい。
【0032】(5)上記実施例では、荷Wを収納する場
合と荷を取り出す場合とも昇降キャリッジ14の高さを
同じとしたが、荷を収納する場合は昇降キャリッジ14
の高さを微小に高く設定し、荷Wが収納部5へ位置した
後に荷Wを微小距離落下させるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、相
対向する荷受け棚の間にフォーク装置が前後動するため
の空間を設定しなくても、荷受け棚と荷の受け渡しをす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化したスタッカクレーンを示す側
面図である。
【図2】本発明を具体化したスタッカクレーンのクラン
プ装置を示す平面図である。
【図3】本発明を具体化したスタッカクレーンのクラン
プ装置を示す側面図である。
【図4】本発明を具体化した自動倉庫を示す平面図であ
る。
【図5】本発明を具体化した自動倉庫を示す側面図であ
る。
【図6】従来技術における自動倉庫を示す概略斜視図で
ある。
【図7】従来技術における自動倉庫の枠組棚を示す部分
概略正面図である。
【符号の説明】
7…走行レール、9…スタッカクレーン、10…走行
台、11…マスト、14…昇降キャリッジ、19…移動
部材としてのスライドバー、20…固定部材としてのク
ランパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面に敷設されたレール上を走行する走
    行台に立設されるマストに対し上下動可能に配設された
    昇降キャリッジを備えてなる自動倉庫のスタッカクレー
    ンにおいて、 前記昇降キャリッジの内側上面もしくは下面に、自動倉
    庫のスタッカクレーンの走行方向と同一方向に、少なく
    とも一方は往復動可能である一対の移動部材を設け、そ
    の一対の移動部材には自動倉庫のスタッカクレーンの走
    行方向に対して直交方向に往復動可能な一対の把持部材
    を取り付けたことを特徴とする自動倉庫のスタッカクレ
    ーン。
JP6567793A 1993-03-24 1993-03-24 自動倉庫のスタッカクレーン Pending JPH06271013A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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