JP2773699B2 - Ss無線通信におけるキャリヤ検出装置 - Google Patents

Ss無線通信におけるキャリヤ検出装置

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JP2773699B2
JP2773699B2 JP23129695A JP23129695A JP2773699B2 JP 2773699 B2 JP2773699 B2 JP 2773699B2 JP 23129695 A JP23129695 A JP 23129695A JP 23129695 A JP23129695 A JP 23129695A JP 2773699 B2 JP2773699 B2 JP 2773699B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定小電力データ
無線通信システムなどにおける直接拡散方式のキャリヤ
を周波数ホッピング方式のキャリヤ検出回路を流用して
検出するスペクトラム拡散(SS:Spread Spectrum)
無線通信におけるキャリヤ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、SS無線通信を採用する特定小電
力データ無線通信システムなどにあって、データ伝送を
高速で行う周波数ホッピング(FH)方式のデータ無線
通信装置、及び、低速でデータ伝送を行う直接拡散(D
S)方式のデータ無線通信装置の両方が使用される場合
がある。この場合、同一の周波数を使用するため、送信
を行う際に、その周波数が既に使用されていないかを判
定している。すなわち、キャリヤ検出を行って既に行わ
れているデータ無線通信に対する妨害をしないようにす
ると共に、相互干渉のないデータ無線通信を行うように
している。
【0003】このようなSS無線通信にあってキャリヤ
を検出してデータ無線通信を行う場合、直接拡散方式で
はキャリヤ検出を逆拡散回路で行っている。この逆拡散
処理用としてSAWコンバルバやデジタルマッチドフィ
ルタを用いている。
【0004】このような周波数ホッピング方式及び直接
拡散方式の両方を同一の通信範囲(サービスエリア)で
利用するデータ無線通信システムでは、直接拡散方式で
の拡散率が十分に大きい場合、周波数ホッピング方式と
の間での悪影響はないものの、拡散率が、例えば、10
倍程度の場合、直接拡散方式のSS無線通信装置では、
周波数ホッピング方式でのSS無線通信の影響を排除で
きないため、通信妨害が発生してしまう。
【0005】この種のキャリヤ検出にかかる従来技術と
して、特開平3−143037号公報「コードレス電話
機におけるキャリヤセンスレベル設定装置」、特開平4
−103230公報「キャリヤセンス回路」を挙げるこ
とが出来る。特開平3−143037号公報の例は、複
数のチャネルに対して個別の検出レベルを設定し、チャ
ネル間のレベルのばらつきを吸収して空きチャネルの検
索ミスを確実に除去し、またレベル設定器を小型軽量化
している。また、特開平4−103230公報の例は、
ステップ状に入力するキャリヤに対して、ある任意の決
まった時間内で、そのキャリヤの電界強度がいかなるレ
ベルであっても一定時間内にキャリヤ検出を正確かつ迅
速に行うようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例における前者の例は、周波数ホッピング方式及び直
接拡散方式の両方を同一の通信範囲(サービスエリア)
で利用する際に、例えば、装置を簡素化するため、周波
数ホッピング方式のキャリヤ検出回路を共用して直接拡
散方式のキャリヤ検出を行うと、拡散符合に従った広い
帯域に拡散した信号の受信キャリヤレベルが低くなっ
て、その直接拡散方式のキャリヤ検出が困難となる。
【0007】したがって、周波数ホッピング方式及び直
接拡散方式の両方を同一の通信範囲(サービスエリア)
で利用する場合、周波数ホッピング方式及び直接拡散方
式用の別個のキャリヤ検出回路が必要になる。この場
合、直接拡散方式でのキャリヤ検出を行う逆拡散処理用
として特殊な電子部品であるSAWコンバルバが必要と
なる。また、デジタルマッチドフィルタを用いた場合は
処理規模が大きくなり、その装置規模が増大化してしま
う。
【0008】また、データ伝送を高速で行う周波数ホッ
ピング方式、及び、低速でデータ伝送を行う直接拡散方
式を同一の通信範囲で、このそれぞれの方式の特徴を生
かしたデータ無線通信システムの構築が困難である。さ
らに、後者の公報例は、空きチャネルの検索ミスを確実
に除去し、またキャリヤ検出を正確かつ迅速に行うもの
であり、前者の例と同様の欠点がある。
【0009】換言すれば 前者及び後者の例はともに、
装置規模の増大化の阻止が困難であり、また、伝送効
率、周波数の利用効率の向上も困難である。さらに、一
つの通信範囲で周波数ホッピング方式及び直接拡散方式
の両方の運用を行う無線LANなどのデータ無線通信シ
ステム構築も困難である。
【0010】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、周波数ホッピング方式のキ
ャリヤ検出回路を流用して直接拡散方式のキャリヤ検出
が可能になり、その装置規模が増大化せず、かつ、伝送
効率、周波数(電波資源)の利用効率が向上し、及び、
周波数ホッピング方式及び直接拡散方式を共用する無線
LANなどのデータ無線通信システム構築の自由度が得
られるSS無線通信におけるキャリヤ検出装置を提供す
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の発明は、周波数ホッピング方式のキ
ャリヤ検出回路を流用して直接拡散方式でのキャリヤ検
出を行うSS無線通信におけるキャリヤ検出装置であっ
て、直接拡散方式の拡散帯域内外の複数の周波数で受信
し、かつ、受信周波数ごとのキャリヤレベルを検出する
受信検出手段と、受信検出手段が検出した受信周波数ご
とのキャリヤレベルを記憶する第1の記憶手段と、直接
拡散方式の拡散帯域内外の複数の受信周波数のそれぞれ
のキャリヤレベルパターンを予め記憶する第2の記憶手
段と、第1の記憶手段で記憶している受信周波数ごとの
検出キャリヤレベルと、第2の記憶手段に予め記憶して
いるキャリヤレベルパターンを比較してキャリヤが検出
されたか否かを判定したキャリヤ検出判定信号を出力す
る判定手段とを備えるものである。
【0012】請求項2記載の発明のSS無線通信におけ
るキャリヤ検出装置は、請求項1記載の受信手段とし
て、高周波増幅し、かつ、直接拡散方式における拡散帯
域内外の複数の受信周波数をそれぞれ周波数変換した中
間周波信号を出力する受信処理回路と、受信処理回路が
出力する中間周波信号を検波し、受信周波数ごとのキャ
リヤレベルに対応したレベルの検波信号を出力する検波
手段とを備えるものである。
【0013】請求項3記載のSS無線通信におけるキャ
リヤ検出装置は、請求項2記載の受信処理回路として、
直接拡散方式の拡散帯域内外の複数の受信周波数を周波
数変換した中間周波信号を出力する周波数変換回路と、
周波数変換回路へ周波数変換用の局部発振信号を出力す
る局部発振回路と、直接拡散方式の拡散帯域内外の複数
の受信周波数を順次設定するために局部発振回路が発振
する局部発振信号を制御するキャリヤ検出制御回路とを
備えるものである。
【0014】請求項4記載のSS無線通信におけるキャ
リヤ検出装置は、周波数ホッピング方式のキャリヤ検出
回路を流用して直接拡散方式でのキャリヤ検出を行うS
S無線通信におけるキャリヤ検出装置であって、直接拡
散方式の拡散帯域内外を複数の周波数帯域に区分した、
それぞれの周波数帯域を受信し、かつ、受信周波数帯域
ごとのキャリヤレベルを検出する受信検出手段と、受信
検出手段が検出した周波数帯域ごとのキャリヤレベルを
記憶する第1の記憶手段と、直接拡散方式の拡散帯域内
外における複数の周波数帯域のキャリヤレベルパターン
を予め記憶する第2の記憶手段と、第1の記憶手段で記
憶している周波数帯域ごとの検出キャリヤレベルと第2
の記憶手段に予め記憶しているキャリヤレベルパターン
とを比較してキャリヤが検出されたか否かを判定したキ
ャリヤ検出判定信号を出力する判定手段とを備えるもの
である。
【0015】請求項5記載のSS無線通信におけるキャ
リヤ検出装置は、請求項4記載の受信手段として、高周
波増幅し、かつ、直接拡散方式の拡散帯域内外を低い周
波数に変換し、かつ、周波数変換した拡散帯域内外を複
数の周波数帯域に区分けして出力する受信処理回路と、
受信処理回路が出力した複数の周波数帯域信号をそれぞ
れ検波し、複数の周波数帯域ごとのキャリヤレベルに対
応したレベルの検波信号を出力する検波手段とを備える
ものである。
【0016】請求項6記載のSS無線通信におけるキャ
リヤ検出装置は、請求項5記載の受信処理回路として、
直接拡散方式の拡散帯域内外の受信周波数を低い周波数
に変換して出力する周波数変換回路と、周波数変換回路
へ周波数変換用の局部発振信号を出力する局部発振回路
と、周波数変換回路からの拡散帯域内外の受信周波数を
複数の帯域に区分けして出力するための複数のバンドパ
スフィルタと、複数のバンドパスフィルタを順次切り替
えて、直接拡散方式の拡散帯域内外の複数の周波数帯域
信号を選択して出力する制御を行うためのキャリヤ検出
制御回路とを備えるものである。
【0017】請求項7記載のSS無線通信におけるキャ
リヤ検出装置は、請求項3又は6記載のキャリヤ検出制
御回路が入力制御信号によって、送受信の周波数又は周
波数帯域を可変する周波数ホッピング方式、又は、拡散
帯域内外の複数の受信周波数又は複数の受信周波数帯域
を可変する直接拡散方式の切り替えを行うようにしてい
る。
【0018】このような請求項1,2,3,7記載の発
明のSS無線通信におけるキャリヤ検出装置は、周波数
ホッピング方式のキャリヤ検出回路を流用し、かつ、そ
の周波数ホッピング方式によるキャリヤ検出と、直接拡
散方式のキャリヤ検出を切り替えている。
【0019】この場合、直接拡散方式における拡散帯域
内外の複数の周波数を周波数変換用の局部発振信号を制
御して順次受信し、かつ、この受信周波数のそれぞれの
キャリヤレベルを検出する。そして、検出したキャリヤ
レベルを、予め記憶している直接拡散方式の拡散帯域内
外の複数の受信周波数のキャリヤレベルパターンと比較
して、キャリヤが検出できたか否かを判定したキャリヤ
検出判定信号を出力している。
【0020】例えば、データ伝送速度が1Mbps又は
2Mbps程度の場合、直接拡散方式における拡散帯域
内外の各周波数におけるキャリヤレベルパターンにおい
て、拡散帯域外の周波数では、検出キャリヤレベルが極
めて低い値を示し、拡散帯域内の各周波数では、直接拡
散方式の特徴である一様なレベルを示すため、この特徴
ある受信周波数のキャリヤレベルパターンと受信周波数
ごとのキャリヤレベルを比較して直接拡散方式でのキャ
リヤ検出が出来たか否かを判定している。
【0021】したがって、慣用的な周波数ホッピング方
式のキャリヤ検出回路を流用して直接拡散方式のキャリ
ヤ検出が可能になり、周波数ホッピング方式及び直接拡
散方式を同一の通信範囲(サービスエリア)で利用する
際の共用が可能になり、その周波数ホッピング方式及び
直接拡散方式の別個のキャリヤ検出回路が不要になっ
て、装置規模の増大化が阻止される。
【0022】また、データ伝送を高速で行う周波数ホッ
ピング方式、及び、低速でデータ伝送を行う直接拡散方
式を同一の通信範囲で、このそれぞれの方式の特徴を生
かしたデータ無線通信システムの構築が容易になり、デ
ータ伝送効率、周波数(電波資源)の利用効率及びデー
タ無線通信システム構築の自由度が、それぞれ向上する
ことになる。
【0023】請求項4,5,6,7記載のSS無線通信
におけるキャリヤ検出装置は、低い周波数に変換後の直
接拡散方式における拡散帯域内外の複数の周波数帯域
を、複数のバンドパスフィルタを順次切り替えて取り出
して、複数の周波数帯域ごとのキャリヤレベルを検出
し、予め記憶している直接拡散方式の拡散帯域内外の受
信周波数帯域のキャリヤレベルパターンと比較してキャ
リヤの検出を判定している。すなわち、拡散帯域内外を
複数の周波数帯域に区切って、そのキャリヤ検出が出来
たか否かを判定している。この場合も、周波数ホッピン
グ方式のキャリヤ検出回路を流用し、かつ、その周波数
ホッピング方式によるキャリヤ検出と、直接拡散方式の
キャリヤ検出を切り替えている。
【0024】したがって、装置規模の増大化が阻止され
ると共に、伝送効率、電波の利用効率及びデータ無線通
信システム構築の自由度が、それぞれ向上すると共に、
拡散帯域内外を複数の周波数帯域でキャリヤ検出してい
るため、キャリヤ検出時間が短くなる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明のSS無線通信にお
けるキャリヤ検出装置の実施の形態を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明のSS無線通信におけるキ
ャリヤ検出装置の第1実施形態の構成を示すブロック図
である。この第1実施形態は、周波数ホッピング方式の
キャリヤ検出回路を流用し、その周波数ホッピング方式
又は直接拡散方式での動作を選択するように構成されて
いる。
【0026】図1において、アンテナAntと、このア
ンテナAntからの受信信号を増幅する高周波増幅回路
1と、この高周波増幅回路1が出力する増幅した高周波
信号を周波数変換した中間周波数(IF)信号を出力す
る周波数変換回路2とを有している。さらに直接拡散方
式における拡散帯域内外での、あとで説明する受信周波
数(f1〜f11)を決定する局部発振信号Saを周波
数変換回路2に出力する局部発振回路3と、周波数変換
回路2が出力するIF信号を増幅して出力する中間周波
増幅回路4とが設けられている。
【0027】また、中間周波増幅回路4が出力する増幅
IF信号を検波し、受信周波数ごとのレベルを示す検波
信号Sbを出力する検波回路5と、局部発振回路3が出
力する局部発振信号Saによって決定された直接拡散方
式における拡散帯域内外の複数の受信周波数のそれぞれ
のキャリヤレベルに対応し、検波回路5が出力する検波
信号Sbのレベルを記憶するメモリ(1)6とが設けら
れている。さらに、図2に示す直接拡散方式における拡
散帯域内外の受信周波数(f1〜f11)のそれぞれの
キャリヤレベルパターンを予め記憶し、このキャリヤレ
ベルパターン信号Scを出力するメモリ(2)7を有し
ている。
【0028】さらに、メモリ(1)6に記憶している受
信周波数の検出キャリヤレベルとメモリ(2)7に予め
記憶している図2に示すキャリヤレベルパターン(信号
Sc)とからキャリヤ検出が出来たか否かを判定し、そ
のキャリヤ検出判定信号Sdを出力する判定回路8を有
している。また、周波数ホッピング方式でのキャリヤ検
出を行うための切替制御信号S1又は直接拡散方式での
キャリヤ検出を行う切替制御信号S2が入力されるキャ
リヤ検出制御回路10が設けられている。キャリヤ検出
制御回路10は、切替制御信号S1が入力された場合
に、周波数ホッピング方式での、受信周波数を決定する
局部発振信号Saの周波数を局部発振回路3に指示する
制御信号Seを出力する。また、切替制御信号S2によ
って直接拡散方式における拡散帯域内外の受信周波数を
決定する局部発振信号Saの周波数を局部発振回路3に
指示する制御信号Seを出力する。
【0029】次に、この第1実施形態の動作について説
明する。図2は第1実施形態における直接拡散方式での
受信周波数(周波数f1〜f11)におけるキャリヤ検
出レベルパターン(信号Sc)を説明するための図であ
る。図1及び図2において、データ伝送速度が1Mbp
s又は2Mbps程度の場合、直接拡散方式における拡
散帯域内外の周波数におけるキャリヤレベルパターンは
図2に示すようになる。
【0030】すなわち、キャリヤ検出レベルパターンに
おける拡散帯域外の周波数f1,f2及びf10,f1
1では、検出キャリヤレベルが極めて低い値を示す。拡
散帯域内の周波数f4,f5,f6,f7,f8におい
ては、直接拡散方式の特徴である一様なレベルを示す。
以下、この特徴である一様なレベルを利用して、直接拡
散方式におけるキャリヤ検出を行う。
【0031】まず、キャリヤ検出制御回路10に周波数
ホッピング方式でのキャリヤ検出を行うための切替制御
信号S1が入力された場合、キャリヤ検出制御回路10
から既知の周波数ホッピング方式による送受信の周波数
をホッピングして可変するシーケンス用の制御信号Se
を局部発振回路3に送出し、その周波数ホッピング方式
によるキャリヤ検出が行われることになる。
【0032】キャリヤ検出制御回路10に直接拡散方式
でのキャリヤ検出を行う切替制御信号S2が入力された
場合、キャリヤ検出制御回路10は局部発振回路3に図
2に示すキャリヤ検出レベルパターン(信号Sc)にお
ける拡散帯域より低い周波数f1を受信する周波数の局
部発振信号Saを送出するように制御信号Seを送出す
る。この周波数f1の受信信号がアンテナAnt及び高
周波増幅回路1を通じて周波数変換回路2に入力され、
ここで周波数変換したIF信号を中間周波増幅回路4で
増幅して検波回路5に入力する。
【0033】検波回路5が出力する検波信号Sbのレベ
ルをメモリ(1)6で記憶する。すなわち、直接拡散方
式における拡散帯域外の中心周波数f0に対する周波数
f1の検出キャリヤレベルをメモリ(1)6に記憶す
る。同様にして図2に示すキャリヤ検出レベルパターン
における拡散帯域外の周波数f2の検出キャリヤレベル
をメモリ(1)6に記憶する。さらに、拡散帯域内の周
波数f3,f4,f5,f6,f7,f8,f9と、拡
散帯域外の周波数f10,f11のキャリヤレベルを順
次検出して、それぞれの検出キャリヤレベルをメモリ
(1)6に記憶する。
【0034】次に、メモリ(1)6に記憶している周波
数1〜11までの検出キャリヤレベルを判定回路8が取
り込む。同時にメモリ(2)7に記憶している図2に示
すキャリヤレベルパターンと比較して判定し、そのキャ
リヤ検出判定信号Sdを出力する。
【0035】この場合、図2に示すキャリヤ検出レベル
パターンにおける拡散帯域外の周波数f1,f2及びf
10,f11では、検出キャリヤレベルが極めて低い値
を示す。すなわち、ノイズのみのレベルになる。また、
拡散帯域内の周波数f4,f5,f6,f7,f8にお
いては、キャリヤが検出された際のレベルが、直接拡散
方式の特徴である一様な比較的高いレベルを示すため、
この拡散帯域内の周波数f4,f5,f6,f7,f8
が一様なレベルであることを判定回路8で判定すること
によって、直接拡散方式におけるキャリヤ検出が出来た
か否かを判定できる。
【0036】このようにして、この第1実施形態では、
周波数ホッピング方式のキャリヤ検出回路を流用し、直
接拡散方式における拡散帯域内外の周波数f1〜f11
を局部発振信号Saを制御して順次受信し、そのキャリ
ヤレベルを検出して、キャリヤレベルパターンと比較し
てキャリヤの検出を判定している。
【0037】このことから、慣用的な周波数ホッピング
方式のキャリヤ検出回路を流用して直接拡散方式のキャ
リヤ検出が可能になり、周波数ホッピング方式及び直接
拡散方式の両方を同一の通信範囲(サービスエリア)で
利用する場合、周波数ホッピング方式及び直接拡散方式
の別個のキャリヤ検出回路が不要になる。例えば、直接
拡散方式でのキャリヤ検出を行う特殊な部品であるSA
Wコンバルバが不要になり、また、処理規模が大きいデ
ジタルマッチドフィルタも不要になって、装置規模の増
大化が阻止される。
【0038】また、データ伝送を高速で行う周波数ホッ
ピング方式、及び、低速でデータ伝送を行う直接拡散方
式を同一の通信範囲で、このそれぞれの方式の特徴を生
かしたデータ無線通信システムの構築が容易になり、そ
のデータ伝送効率、電波の利用効率及びデータ無線通信
システム構築の自由度が、それぞれ向上することにな
る。
【0039】次に、第2実施形態について説明する。こ
の第2実施形態は、周波数ホッピング方式のキャリヤ検
出回路を流用し、周波数ホッピング方式又は直接拡散方
式での周波数帯域ごとにキャリヤ検出を行うように構成
され、その拡散帯域のキャリヤ検出を短時間で行うよう
にしている。
【0040】図3は第2実施形態の構成を示すブロック
図である。この第2実施形態は、第1実施形態と同様に
アンテナAntと、このアンテナAntからの受信信号
を増幅する高周波増幅回路1と、高周波増幅回路1が出
力する増幅した高周波信号を低い周波数変換した中間周
波数(IF)信号を出力する周波数変換回路2とを有し
ている。また、直接拡散方式における拡散帯域内外の受
信周波数を低い周波数に変換するための局部発振信号S
fを周波数変換回路2に出力する局部発振回路3と、あ
とで説明するバンドパスフィルタ9を通じて抽出した帯
域(番号)0から帯域4の帯域信号(IF信号)を増幅
して出力する中間周波増幅回路4とが設けられている。
【0041】また、中間周波増幅回路4が出力する、あ
とで説明するバンドパスフィルタ9を通じて抽出した帯
域0から帯域4の帯域信号に対する検波を行い、それぞ
れのキャリヤの検出レベルを示す検波信号Sgを出力す
る検波回路5と、局部発振回路3が出力する局部発振信
号Sfによって決定された直接拡散方式における拡散帯
域内外の帯域0から帯域4(受信周波数帯域)のキャリ
ヤレベルに対応した、それぞれの検波信号Sgのレベル
を記憶するメモリ(1)6とが設けられている。また、
図4に示す直接拡散方式における受信周波数帯域(帯域
0から帯域4)のそれぞれのキャリヤレベルパターン
(信号Sh)を予め記憶するメモリ(2)7を有してい
る。
【0042】さらに、メモリ(1)6に記憶している受
信周波数の検出キャリヤレベルとメモリ(2)7に予め
記憶しているキャリヤレベルパターン信号Shとからキ
ャリヤ検出が出来たか否かを判定し、そのキャリヤ検出
判定信号Siを出力する判定回路8と、周波数変換回路
2と中間周波増幅回路4との間に設けられ、図4に示す
直接拡散方式での拡散帯域内外(帯域0〜帯域4)を抽
出するバンドパスフィルタ(BPF)9とが設けられて
いる。
【0043】このバンドパスフィルタ9は拡散帯域外の
中心周波数f40の帯域0と、拡散帯域内の中心周波数
f41の帯域1と、拡散帯域内の中心周波数f42の帯
域2と、拡散帯域内の中心周波数f43の帯域3と、拡
散帯域外の中心周波数f44の帯域4とをそれぞれ通過
させるフィルタ(0)9a、フィルタ(1)9b、フィ
ルタ(2)9c、フィルタ(3)9d、フィルタ(4)
9eを有している。
【0044】また、周波数ホッピング方式でのキャリヤ
検出を行うための切替制御信号S1又は直接拡散方式で
のキャリヤ検出を行う切替制御信号S2が入力され、切
替制御信号S2によって直接拡散方式における拡散帯域
内外の受信周波数帯域(バンドパスフィルタ9のフィル
タ(0)9aの帯域0から、フィルタ(4)9eの帯域
4)を切り替えて、その帯域0から帯域4を選択するた
めの切替信号Sjを出力するキャリヤ検出制御回路11
を有している。
【0045】次に、この第2実施形態の動作について説
明する。図4は第2実施形態における直接拡散方式での
受信周波数帯域(帯域(番号)0から帯域4)における
キャリヤ検出レベルパターンを説明するための図であ
る。キャリヤ検出制御回路11に周波数ホッピング方式
でのキャリヤ検出を行うための切替制御信号S1が入力
された場合、キャリヤ検出制御回路11から既知の周波
数ホッピング方式による送受信の周波数帯域をホッピン
グして可変するシーケンス用の切替信号Sjをバンドパ
スフィルタ(BPF)9に送出し、その周波数ホッピン
グ方式によるキャリヤ検出が行われる。
【0046】キャリヤ検出制御回路11に直接拡散方式
でのキャリヤ検出を行う切替制御信号S2が入力された
場合、キャリヤ検出制御回路11はバンドパスフィルタ
9に切替信号Sjを送出し、最初にフィルタ(0)9a
の帯域0を選択する。
【0047】この場合、受信信号がアンテナAnt及び
高周波増幅回路1を通じて周波数変換回路2に出力さ
れ、ここで低い周波数に変換したIF信号をバンドパス
フィルタ9に入力する。周波数変換したIF信号は図4
に示す拡散帯域内外の周波数帯域を有している。このバ
ンドパスフィルタ9ではキャリヤ検出制御回路11が指
示したフィルタ(0)9aからフィルタ(4)9eを順
次選択し、その選択されたフィルタ(0)9aからの帯
域0のIF信号を中間周波増幅回路4で増幅して検波回
路5に入力する。
【0048】検波回路5が出力する検波信号Sgのレベ
ルをメモリ(1)6で記憶する。すなわち、直接拡散方
式における拡散帯域内外の帯域0から帯域4の検出キャ
リヤレベルをメモリ(1)6に記憶する。同様にして図
4に示すキャリヤ検出レベルパターンにおける帯域1の
検出キャリヤレベルをメモリ(1)6に記憶する。さら
に、帯域2,3,4のキャリヤレベルを順次検出して、
それぞれの検出キャリヤレベルをメモリ(1)6に記憶
する。
【0049】次に、メモリ(1)6に記憶している帯域
0から帯域4までの検出キャリヤレベルを判定回路8が
取り込む。同時にメモリ(2)7に記憶している図4に
示すキャリヤレベルパターン(信号Sh)と比較して判
定し、そのキャリヤ検出判定信号Siを出力する。
【0050】この場合、図4に示すキャリヤ検出レベル
パターンにおける拡散帯域外の帯域0及び帯域4では、
検出キャリヤレベルが極めて低い値を示す。すなわち、
ノイズのみのレベルになる。また、拡散帯域内の帯域
1,2,3では、キャリヤが検出された際のレベルが、
直接拡散方式の特徴である一様なレベルを示すため、こ
の一様なレベルであることを判定回路8で判定すること
によって、直接拡散方式におけるキャリヤが検出された
ことが判明する。
【0051】このようにして、この第2実施形態では、
周波数ホッピング方式のキャリヤ検出回路を流用し、直
接拡散方式における拡散帯域内外の帯域0〜帯域4をバ
ンドパスフィルタ9のフィルタ(0)9aからフィルタ
(4)9eを順次選択し、そのキャリヤレベルを検出
し、キャリヤレベルパターンと比較してキャリヤの検出
を判定している。
【0052】このことから、第1実施形態と同様に慣用
的な周波数ホッピング方式のキャリヤ検出回路を流用し
て直接拡散方式のキャリヤ検出が可能になり、装置規模
の増大化が阻止され、データ伝送効率、電波の利用効率
及びデータ無線通信システム構築の自由度が、それぞれ
向上する。同時に、この第2実施形態では、拡散帯域内
外の帯域0〜帯域4のみのキャリヤ検出を行っているた
め、第1実施形態のように多数の受信周波数に対するキ
ャリヤ検出を行う場合に比較して拡散帯域内でのキャリ
ヤ検出時間を短くできる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1,2,3,7記載の発明のSS無線通信におけるキャ
リヤ検出装置によれば、周波数ホッピング方式のキャリ
ヤ検出回路を流用し、かつ、その周波数ホッピング方式
によるキャリヤ検出、又は、直接拡散方式のキャリヤ検
出を切り替えている。この場合、直接拡散方式における
拡散帯域内外の複数の周波数を周波数変換用の局部発振
信号を制御して順次受信し、かつ、この受信周波数のそ
れぞれのキャリヤレベルを検出する。そして、検出した
キャリヤレベルを、予め記憶している直接拡散方式の拡
散帯域内外の受信周波数のキャリヤレベルパターンと比
較してキャリヤの検出が出来たか否かを判定したキャリ
ヤ検出判定信号を出力している。
【0054】この結果、慣用的な周波数ホッピング方式
のキャリヤ検出回路を流用して直接拡散方式のキャリヤ
検出が可能になり、周波数ホッピング方式及び直接拡散
方式を同一の通信範囲(サービスエリア)で利用する際
の共用が出来るようになる。また、周波数ホッピング方
式及び直接拡散方式の別個のキャリヤ検出回路が不要に
なって、装置規模の増大化も阻止できるようになる。
【0055】また、データ伝送を高速で行う周波数ホッ
ピング方式、及び、低速でデータ伝送を行う直接拡散方
式を同一の通信範囲で、このそれぞれの方式の特徴を生
かしたデータ無線通信システムの構築が容易になり、そ
のデータ伝送効率、周波数(電波資源)の利用効率及び
データ無線通信システム構築の自由度を得ることが出来
るようになる。
【0056】請求項4,5,6,7記載のSS無線通信
におけるキャリヤ検出装置によれば、低い周波数に変換
後の直接拡散方式における拡散帯域内外の複数の周波数
帯域を、複数のバンドパスフィルタを順次切り替えて取
り出して、キャリヤレベルを検出し、予め記憶している
直接拡散方式の拡散帯域内外の受信周波数帯域のキャリ
ヤレベルパターンと比較してキャリヤの検出が出来たか
否かを判定している。
【0057】すなわち、拡散帯域内外を複数の周波数帯
域に区切って、そのキャリヤ検出を判定している。この
場合も、周波数ホッピング方式のキャリヤ検出回路を流
用し、かつ、その周波数ホッピング方式によるキャリヤ
検出と、直接拡散方式のキャリヤ検出を切り替えてい
る。
【0058】この結果、装置規模の増大化を阻止できる
と共に、伝送効率、電波の利用効率及びデータ無線通信
システム構築の自由度が、それぞれ向上する。さらに、
拡散帯域内外を複数の周波数帯域でキャリヤ検出してい
るため、拡散帯域内でのキャリヤ検出時間を短く出来る
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のSS無線通信におけるキャリヤ
検出装置の第1実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】第1実施形態にあって直接拡散方式での受信周
波数におけるキャリヤ検出レベルパターンを説明するた
めの図である。
【図3】第2実施形態の構成を示すブロック図である。
【図4】第2実施形態における直接拡散方式での受信周
波数帯域におけるキャリヤ検出レベルパターンを説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 高周波増幅回路 2 周波数変換回路 3 局部発振回路 4 中間周波増幅回路 5 検波回路 6 メモリ(1) 7 メモリ(2) 8 判定回路 9 バンドパスフィルタ 9a〜9e フィルタ(0)〜フィルタ(4) 10 キャリヤ検出制御回路 11 キャリヤ検出制御回路 Sa,Sf 局部発振信号 Sb,Sg 検波信号 Sc,Sh キャリヤレベルパターン信号 Sd,Si キャリヤ検出判定信号 Se 制御信号 Sj 切替信号 S1,S2 切替制御信号

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数ホッピング方式のキャリヤ検出回
    路を流用して直接拡散方式でのキャリヤ検出を行うSS
    無線通信におけるキャリヤ検出装置であって、 直接拡散方式の拡散帯域内外の複数の周波数で受信し、
    かつ、受信周波数ごとのキャリヤレベルを検出する受信
    検出手段と、 前記受信検出手段が検出した受信周波数ごとのキャリヤ
    レベルを記憶する第1の記憶手段と、 直接拡散方式の拡散帯域内外の複数の受信周波数のそれ
    ぞれのキャリヤレベルパターンを予め記憶する第2の記
    憶手段と、 前記第1の記憶手段で記憶している受信周波数ごとの検
    出キャリヤレベルと、前記第2の記憶手段に予め記憶し
    ているキャリヤレベルパターンを比較してキャリヤが検
    出されたか否かを判定したキャリヤ検出判定信号を出力
    する判定手段と、 を備えることを特徴とするSS無線通信におけるキャリ
    ヤ検出装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の受信手段として、 高周波増幅し、かつ、直接拡散方式における拡散帯域内
    外の複数の受信周波数をそれぞれ周波数変換した中間周
    波信号を出力する受信処理回路と、 前記受信処理回路が出力する中間周波信号を検波し、受
    信周波数ごとのキャリヤレベルに対応したレベルの検波
    信号を出力する検波手段と、 を備えることを特徴とするSS無線通信におけるキャリ
    ヤ検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の受信処理回路として、 直接拡散方式の拡散帯域内外の複数の受信周波数を周波
    数変換した中間周波信号を出力する周波数変換回路と、 前記周波数変換回路へ周波数変換用の局部発振信号を出
    力する局部発振回路と、 直接拡散方式の拡散帯域内外の複数の受信周波数を順次
    設定するために前記局部発振回路が発振する局部発振信
    号を制御するキャリヤ検出制御回路と、 を備えることを特徴とするSS無線通信におけるキャリ
    ヤ検出装置。
  4. 【請求項4】 周波数ホッピング方式のキャリヤ検出回
    路を流用して直接拡散方式でのキャリヤ検出を行うSS
    無線通信におけるキャリヤ検出装置であって、 直接拡散方式の拡散帯域内外を複数の周波数帯域に区分
    した、それぞれの周波数帯域を受信し、かつ、受信周波
    数帯域ごとのキャリヤレベルを検出する受信検出手段
    と、 前記受信検出手段が検出した周波数帯域ごとのキャリヤ
    レベルを記憶する第1の記憶手段と、 直接拡散方式の拡散帯域内外における複数の周波数帯域
    のキャリヤレベルパターンを予め記憶する第2の記憶手
    段と、 前記第1の記憶手段で記憶している周波数帯域ごとの検
    出キャリヤレベルと第2の記憶手段に予め記憶している
    キャリヤレベルパターンとを比較してキャリヤが検出さ
    れたか否かを判定したキャリヤ検出判定信号を出力する
    判定手段と、 を備えることを特徴とするSS無線通信におけるキャリ
    ヤ検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の受信手段として、 高周波増幅し、かつ、直接拡散方式の拡散帯域内外を低
    い周波数に変換し、かつ、周波数変換した拡散帯域内外
    を複数の周波数帯域に区分けして出力する受信処理回路
    と、 前記受信処理回路が出力した複数の周波数帯域信号をそ
    れぞれ検波し、複数の周波数帯域ごとのキャリヤレベル
    に対応したレベルの検波信号を出力する検波手段と、 を備えることを特徴とするSS無線通信におけるキャリ
    ヤ検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の受信処理回路として、 直接拡散方式の拡散帯域内外の受信周波数を低い周波数
    に変換して出力する周波数変換回路と、 前記周波数変換回路へ周波数変換用の局部発振信号を出
    力する局部発振回路と、 前記周波数変換回路からの拡散帯域内外の受信周波数を
    複数の帯域に区分けして出力するための複数のバンドパ
    スフィルタと、 前記複数のバンドパスフィルタを順次切り替えて、直接
    拡散方式の拡散帯域内外の複数の周波数帯域信号を選択
    して出力する制御を行うためのキャリヤ検出制御回路
    と、 を備えることを特徴とするSS無線通信におけるキャリ
    ヤ検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項3又は6記載のキャリヤ検出制御
    回路が、入力制御信号によって、送受信の周波数又は周
    波数帯域を可変する周波数ホッピング方式、又は、拡散
    帯域内外の複数の受信周波数又は複数の受信周波数帯域
    を可変する直接拡散方式の切り替えを行うことを特徴と
    するSS無線通信におけるキャリヤ検出装置。
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