JP2772613B2 - 導電性粘着テープ - Google Patents
導電性粘着テープInfo
- Publication number
- JP2772613B2 JP2772613B2 JP5275671A JP27567193A JP2772613B2 JP 2772613 B2 JP2772613 B2 JP 2772613B2 JP 5275671 A JP5275671 A JP 5275671A JP 27567193 A JP27567193 A JP 27567193A JP 2772613 B2 JP2772613 B2 JP 2772613B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive
- ray tube
- cathode ray
- adhesive tape
- explosion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Decoration Of Textiles (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、防爆バンドをブラウン
管に固定するために使用される導電性粘着テープに関
し、特に導電性粘着テープの基材とポリエチレン層のよ
うな熱可塑性樹脂層との間の粘着強さを改善するだけで
なく、ブラウン管内に静電気が蓄積しないように、この
ような導電性粘着テープを構造的に改善することに関す
る。
管に固定するために使用される導電性粘着テープに関
し、特に導電性粘着テープの基材とポリエチレン層のよ
うな熱可塑性樹脂層との間の粘着強さを改善するだけで
なく、ブラウン管内に静電気が蓄積しないように、この
ような導電性粘着テープを構造的に改善することに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】ブラウン管は通常ガラスで作られ、内部
が真空であるため、外部からの衝撃によって簡単に破損
する。外部からの衝撃がブラウン管に直接作用しないよ
うにするために、ブラウン管はテレビジョン装置のハウ
ジングまたはケーシングに直接固定されないで、防爆バ
ンドによってハウジングに間接的に固定される。この防
爆バンドは金属からなり、ブラウン管の外縁に取付けら
れる。防爆バンドは外部からの衝撃を吸収し、ブラウン
管が衝撃によって突然破損しないようにする。防爆バン
ドがブラウン管の縁に取付けられているので、ブラウン
管が外部からの強い衝撃によって突然爆発するときに、
防爆バンドがブラウン管の破片の飛散を短い距離に抑え
る。防爆バンドは更に、ブラウン管の静電気を外部に効
率的に放出し、それによって静電気がブラウン管内に蓄
積しないようにする。
が真空であるため、外部からの衝撃によって簡単に破損
する。外部からの衝撃がブラウン管に直接作用しないよ
うにするために、ブラウン管はテレビジョン装置のハウ
ジングまたはケーシングに直接固定されないで、防爆バ
ンドによってハウジングに間接的に固定される。この防
爆バンドは金属からなり、ブラウン管の外縁に取付けら
れる。防爆バンドは外部からの衝撃を吸収し、ブラウン
管が衝撃によって突然破損しないようにする。防爆バン
ドがブラウン管の縁に取付けられているので、ブラウン
管が外部からの強い衝撃によって突然爆発するときに、
防爆バンドがブラウン管の破片の飛散を短い距離に抑え
る。防爆バンドは更に、ブラウン管の静電気を外部に効
率的に放出し、それによって静電気がブラウン管内に蓄
積しないようにする。
【０００３】防爆バンドがブラウン管の外縁に取付けら
れるときには、粘着テープが使用される。テレビジョン
装置またはビデオディスプレイのような受像機器のブラ
ウン管は、そのスクリーン上に像を映す時に、その内部
に高い電圧がかけられる。この高い電圧のため、ブラウ
ン管の外側表面に静電気が発生する。ブラウン管から静
電気を除去しなければならない。もしそうしないと、静
電気がブラウン管の外側表面にたまり、次のような幾つ
かの問題を生じる。
れるときには、粘着テープが使用される。テレビジョン
装置またはビデオディスプレイのような受像機器のブラ
ウン管は、そのスクリーン上に像を映す時に、その内部
に高い電圧がかけられる。この高い電圧のため、ブラウ
ン管の外側表面に静電気が発生する。ブラウン管から静
電気を除去しなければならない。もしそうしないと、静
電気がブラウン管の外側表面にたまり、次のような幾つ
かの問題を生じる。
【０００４】ブラウン管は用途が広いので、使用者の手
や体がブラウン管に直接接触する機会が多い。ブラウン
管内にたまる静電気は、使用者の体やブラウン管の機能
に悪い影響を与える。例えば、使用者が静電気を帯びた
ブラウン管に接触すると、病気にかかりやすく、不快感
を覚える。静電気は更に、機器の電気回路を乱し得る。
静電気によって更に、ブラウン管のスクリーン上に映る
像が震えることがある。
や体がブラウン管に直接接触する機会が多い。ブラウン
管内にたまる静電気は、使用者の体やブラウン管の機能
に悪い影響を与える。例えば、使用者が静電気を帯びた
ブラウン管に接触すると、病気にかかりやすく、不快感
を覚える。静電気は更に、機器の電気回路を乱し得る。
静電気によって更に、ブラウン管のスクリーン上に映る
像が震えることがある。
【０００５】最近、ブラウン管内に静電気がたまらない
ようにするために多くの試みがなされた。例えば、アル
ミニウム箔または銅箔に黒鉛のような導電性物質を被覆
することによって準備した導電性粘着テープが、所定の
長さの幾つかの片に切断される。このテープ片は更に、
規則正しい間隔をおいてブラウン管の外縁に取付けらえ
る。その後、防爆バンドは粘着テープ片に取付けられ、
防爆バンドと粘着テープ片が互いに電気的に接続され
る。ブラウン管に取付けられた防爆バンドと導電性粘着
テープによって、ブラウン管から発生した静電気が外部
へ放出され、更にハウジングに設けたアース回路を経て
放出される。
ようにするために多くの試みがなされた。例えば、アル
ミニウム箔または銅箔に黒鉛のような導電性物質を被覆
することによって準備した導電性粘着テープが、所定の
長さの幾つかの片に切断される。このテープ片は更に、
規則正しい間隔をおいてブラウン管の外縁に取付けらえ
る。その後、防爆バンドは粘着テープ片に取付けられ、
防爆バンドと粘着テープ片が互いに電気的に接続され
る。ブラウン管に取付けられた防爆バンドと導電性粘着
テープによって、ブラウン管から発生した静電気が外部
へ放出され、更にハウジングに設けたアース回路を経て
放出される。
【０００６】コンピュータ用モニター、大型カラーテレ
ビジョン、高画質テレビジョンのような高精度の受像機
器の場合には、カラーディスプレイ管（ＣＤＴ）を使用
する。静電気を除去し、かつＣＤＴのスクリーンから発
せられる電磁波を遮断するために、このようなＣＤＴは
導電性セラミックスでコーティングされる。しかしなが
ら、防爆バンドをブラウン管に固定するために使用され
る慣用の導電性粘着テープは、次のような問題を有す
る。すなわち、慣用の粘着テープの基材は、網状組織を
有する織物によって形成されている。この織物にはガラ
ス繊維が織り込まれている。慣用のテープ基材として使
用される、網状組織を有する上記織物は、大きな引張強
度を有する。しかしながら、テープの基材の織物の片側
は、ポリエチレン層のような熱可塑性樹脂層によって粘
着強度を有していないので、防爆バンドをブラウン管に
固定するためにテープを使用するときには、テープ基材
はその粘着強度を改良するために付加的に処理される。
ビジョン、高画質テレビジョンのような高精度の受像機
器の場合には、カラーディスプレイ管（ＣＤＴ）を使用
する。静電気を除去し、かつＣＤＴのスクリーンから発
せられる電磁波を遮断するために、このようなＣＤＴは
導電性セラミックスでコーティングされる。しかしなが
ら、防爆バンドをブラウン管に固定するために使用され
る慣用の導電性粘着テープは、次のような問題を有す
る。すなわち、慣用の粘着テープの基材は、網状組織を
有する織物によって形成されている。この織物にはガラ
ス繊維が織り込まれている。慣用のテープ基材として使
用される、網状組織を有する上記織物は、大きな引張強
度を有する。しかしながら、テープの基材の織物の片側
は、ポリエチレン層のような熱可塑性樹脂層によって粘
着強度を有していないので、防爆バンドをブラウン管に
固定するためにテープを使用するときには、テープ基材
はその粘着強度を改良するために付加的に処理される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の問題に打ち勝つことができ、テープの基材とポリエチ
レン層のような熱可塑性樹脂層との間の粘着強度を改善
することだけでなく、静電気がブラウン管内に蓄積しな
いようにすることである。
の問題に打ち勝つことができ、テープの基材とポリエチ
レン層のような熱可塑性樹脂層との間の粘着強度を改善
することだけでなく、静電気がブラウン管内に蓄積しな
いようにすることである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】このテープの基材は網状
組織を有する織物によって形成されている。基材として
使用される織物を織るために、少なくとも１本の導電性
細線を合糸したガラス繊維がたて糸として使用され、比
較的に大きな引張強度を有する。一方、綿糸または綿と
ポリエステルの混紡糸がよこ糸として使用され、比較的
に小さな引張強度を有する。
組織を有する織物によって形成されている。基材として
使用される織物を織るために、少なくとも１本の導電性
細線を合糸したガラス繊維がたて糸として使用され、比
較的に大きな引張強度を有する。一方、綿糸または綿と
ポリエステルの混紡糸がよこ糸として使用され、比較的
に小さな引張強度を有する。
【０００９】本発明の導電性粘着テープの基材が上記の
たて糸とよこ糸を有する網状組織の織物からなり、よこ
糸が綿糸または綿とポリエステルの混紡糸であるので、
テープはその基材と熱可塑性樹脂層の間の粘着強度を改
善するだけでなく、コストを低減する。上記テープを用
いて防爆バンドをブラウン管に固定すると、たて糸とし
てのガラス繊維と合糸した導電性細線が、ブラウン管の
導電性セラミック被覆層に対して部分的に密に接触し、
それによってテープとブラウン管の間に多数の導電性接
触個所を形成する。この導電性接触個所により、ブラウ
ン管から発生する静電気が導電性粘着テープを経て防爆
バンドに容易に流れ、そして外部に放出される。従っ
て、本発明の導電性粘着テープは静電気がブラウン管に
蓄積しないようにする。
たて糸とよこ糸を有する網状組織の織物からなり、よこ
糸が綿糸または綿とポリエステルの混紡糸であるので、
テープはその基材と熱可塑性樹脂層の間の粘着強度を改
善するだけでなく、コストを低減する。上記テープを用
いて防爆バンドをブラウン管に固定すると、たて糸とし
てのガラス繊維と合糸した導電性細線が、ブラウン管の
導電性セラミック被覆層に対して部分的に密に接触し、
それによってテープとブラウン管の間に多数の導電性接
触個所を形成する。この導電性接触個所により、ブラウ
ン管から発生する静電気が導電性粘着テープを経て防爆
バンドに容易に流れ、そして外部に放出される。従っ
て、本発明の導電性粘着テープは静電気がブラウン管に
蓄積しないようにする。
【００１０】綿糸または綿とポリエステルの混紡糸は容
易に撚られる。撚った綿糸または混紡糸からなる網状組
織の織物によって基材を形成した導電性粘着テープは、
それによって防爆バンドをブラウン管に固定するとき
に、防爆バンドの高温に耐えることができる。従って、
導電性テープは、ガラス繊維だけからなる織物によって
形成された基材を有する慣用のテープの強度と同じ強度
を有する。
易に撚られる。撚った綿糸または混紡糸からなる網状組
織の織物によって基材を形成した導電性粘着テープは、
それによって防爆バンドをブラウン管に固定するとき
に、防爆バンドの高温に耐えることができる。従って、
導電性テープは、ガラス繊維だけからなる織物によって
形成された基材を有する慣用のテープの強度と同じ強度
を有する。
【００１１】
【実施例】本発明の上記および他の目的、特徴および他
の効果は、図に関連する次の詳細な説明から一層明らか
になるであろう。本発明による導電性粘着テープの基材
は、網状組織の織物によって形成されている。図１，２
に示すように、たて糸Ａとよこ糸Ｂはテープ基材１とし
て使用される織物に織られている。各々のたて糸Ａは少
なくとも１本の導電性細線３を合糸したガラス繊維２ａ
からなっている。一方、各々のよこ糸Ｂは綿糸２ｂから
なっているかあるいは綿とポリエステルの混紡糸からな
っている。基材１を形成するために、２５〜７５μｍの
直径を有する少なくとも１本の導電性細線３がたて糸Ａ
に合糸される。本発明で使用される導電性細線３は、ア
ルミニウム繊維、鉄繊維、銅繊維およびカーボン繊維の
グループから選択される。
の効果は、図に関連する次の詳細な説明から一層明らか
になるであろう。本発明による導電性粘着テープの基材
は、網状組織の織物によって形成されている。図１，２
に示すように、たて糸Ａとよこ糸Ｂはテープ基材１とし
て使用される織物に織られている。各々のたて糸Ａは少
なくとも１本の導電性細線３を合糸したガラス繊維２ａ
からなっている。一方、各々のよこ糸Ｂは綿糸２ｂから
なっているかあるいは綿とポリエステルの混紡糸からな
っている。基材１を形成するために、２５〜７５μｍの
直径を有する少なくとも１本の導電性細線３がたて糸Ａ
に合糸される。本発明で使用される導電性細線３は、ア
ルミニウム繊維、鉄繊維、銅繊維およびカーボン繊維の
グループから選択される。
【００１２】上記基材１の両側には、粘着剤層５と非粘
着性熱可塑性樹脂層４が慣用の方法で形成される。それ
によって、図１に示すように、本発明の導電性粘着テー
プ９が形成される。図１に示すように、上記の導電性粘
着テープ９がブラウン管６に貼られる。その後、３８０
〜４５０°Ｃに加熱された防爆バンド７がテープ９に取
付けられる。高温の防爆バンド７の熱は粘着剤層５と熱
可塑性樹脂層４を溶かし、基材１の織物組織内に浸み込
ませる。防爆バンドの熱によって層４，５を溶かす間、
防爆バンド７が徐々に冷却され、収縮する。その際、粘
着テープ９が防爆バンド７とブラウン管６に溶着される
同時に、層５の溶融粘着剤と層４の溶融熱可塑性樹脂が
たて糸Ａとよこ糸Ｂの織物組織内に浸み込ませる。基材
１はそれに浸み込んだ熱可塑性樹脂層４と粘着剤層５と
共に収縮する。
着性熱可塑性樹脂層４が慣用の方法で形成される。それ
によって、図１に示すように、本発明の導電性粘着テー
プ９が形成される。図１に示すように、上記の導電性粘
着テープ９がブラウン管６に貼られる。その後、３８０
〜４５０°Ｃに加熱された防爆バンド７がテープ９に取
付けられる。高温の防爆バンド７の熱は粘着剤層５と熱
可塑性樹脂層４を溶かし、基材１の織物組織内に浸み込
ませる。防爆バンドの熱によって層４，５を溶かす間、
防爆バンド７が徐々に冷却され、収縮する。その際、粘
着テープ９が防爆バンド７とブラウン管６に溶着される
同時に、層５の溶融粘着剤と層４の溶融熱可塑性樹脂が
たて糸Ａとよこ糸Ｂの織物組織内に浸み込ませる。基材
１はそれに浸み込んだ熱可塑性樹脂層４と粘着剤層５と
共に収縮する。
【００１３】上述のように、層４，５が溶融し、基材１
の組織内に浸み込むと、基材１はブラウン管６と防爆バ
ンド７に直接接触する。それによって、図２に示すよう
に導電接触個所８，８′が形成される。接触個所８は基
材１の導電性細線３とブラウン管６の間に形成される。
一方、接触個所８′は導電性細線３と防爆バンド７の間
に形成される。この接触個所８，８′により、ブラウン
管６で発生した静電気が粘着テープ９を経て防爆バンド
７に流れる。従って、静電気がブラウン管６に蓄積しな
いようにすることができる。本発明の導電性粘着テープ
は約4.7 ×10-3〜6.8 ×10-3Ωｍの電気抵抗値を有す
る。更に、本発明の導電性粘着テープ９を用いた製品
は、ブラウン管６内に蓄積する静電気を満足できるレベ
ルにする。基材１の導電性細線３は接触個所８でブラウ
ン管６に接触し、接触個所８′で防爆バンド７に接触す
る。
の組織内に浸み込むと、基材１はブラウン管６と防爆バ
ンド７に直接接触する。それによって、図２に示すよう
に導電接触個所８，８′が形成される。接触個所８は基
材１の導電性細線３とブラウン管６の間に形成される。
一方、接触個所８′は導電性細線３と防爆バンド７の間
に形成される。この接触個所８，８′により、ブラウン
管６で発生した静電気が粘着テープ９を経て防爆バンド
７に流れる。従って、静電気がブラウン管６に蓄積しな
いようにすることができる。本発明の導電性粘着テープ
は約4.7 ×10-3〜6.8 ×10-3Ωｍの電気抵抗値を有す
る。更に、本発明の導電性粘着テープ９を用いた製品
は、ブラウン管６内に蓄積する静電気を満足できるレベ
ルにする。基材１の導電性細線３は接触個所８でブラウ
ン管６に接触し、接触個所８′で防爆バンド７に接触す
る。
【００１４】本発明の導電性粘着テープ９は製造コスト
を下げ、ブラウン管を安全な状態に保ち、ブラウン管内
に静電気が蓄積しないようにする。上記のように、導電
性細線はガラス繊維、綿糸または綿とポリエステルの混
紡糸に合糸され、ブラウン管内にたまった静電気を導出
するために使用される。導電性細線は慣用の導電性金属
粒子よりも一層効果的にブラウン管を保護する。本発明
の副次的な効果は、少なくとも１本の導電性金属繊維を
合糸したガラス繊維を織った織物によってテープ基材を
形成したので、テープ基材の強度が高まるということに
ある。
を下げ、ブラウン管を安全な状態に保ち、ブラウン管内
に静電気が蓄積しないようにする。上記のように、導電
性細線はガラス繊維、綿糸または綿とポリエステルの混
紡糸に合糸され、ブラウン管内にたまった静電気を導出
するために使用される。導電性細線は慣用の導電性金属
粒子よりも一層効果的にブラウン管を保護する。本発明
の副次的な効果は、少なくとも１本の導電性金属繊維を
合糸したガラス繊維を織った織物によってテープ基材を
形成したので、テープ基材の強度が高まるということに
ある。
【００１５】本発明に従ってたて糸として使用されるガ
ラス繊維は、黒鉛、銅および鉄粉末のような導電性材料
で被覆してもよい。この場合、ガラス繊維は導電性を有
する。本発明に従って、導電性細線は基材のたて糸のみ
に合糸されている。従って、導電性細線とブラウン管の
間と導電性細線と防爆バンドの間の導電性接触個所を、
単位面積当たり所定の数だけかつ規則正しく分配するこ
とができる。
ラス繊維は、黒鉛、銅および鉄粉末のような導電性材料
で被覆してもよい。この場合、ガラス繊維は導電性を有
する。本発明に従って、導電性細線は基材のたて糸のみ
に合糸されている。従って、導電性細線とブラウン管の
間と導電性細線と防爆バンドの間の導電性接触個所を、
単位面積当たり所定の数だけかつ規則正しく分配するこ
とができる。
【図１】加熱された防爆バンドをテープに取付ける前
に、ブラウン管の外面に取付けられる本発明による導電
性粘着テープを示す、本発明によるテープ基材のよこ糸
に対して平行な線に沿った断面図である。
に、ブラウン管の外面に取付けられる本発明による導電
性粘着テープを示す、本発明によるテープ基材のよこ糸
に対して平行な線に沿った断面図である。
【図２】加熱される防爆バンドをテープに取付けた後の
導電性粘着テープの構造を示す、本発明のテープ基材の
よこ糸に対して平行な線に沿った断面図であり、（２
Ａ）は防爆バンドとテープの間に形成された導電接触個
所を示す拡大図、（２Ｂ）は加熱される防爆バンドをテ
ープに取付けた後のテープの構造を示す断面図、（２
Ｃ）はブラウン管とテープの間に形成された導電接触個
所を示す拡大断面図である。
導電性粘着テープの構造を示す、本発明のテープ基材の
よこ糸に対して平行な線に沿った断面図であり、（２
Ａ）は防爆バンドとテープの間に形成された導電接触個
所を示す拡大図、（２Ｂ）は加熱される防爆バンドをテ
ープに取付けた後のテープの構造を示す断面図、（２
Ｃ）はブラウン管とテープの間に形成された導電接触個
所を示す拡大断面図である。
１ 網布 ２ａ ガラス繊維 ２ｂ 綿糸 ３ 導電性細線 ４ 熱可塑性樹脂層 ５ 粘着剤層 Ａ たて糸 Ｂ よこ糸
Claims (3)
- 【請求項１】 防爆バンド（７）をブラウン管（６）に
固定するために使用される導電性粘着テープ（９）にお
いて、 少なくとも１本の導電性細線（３）を合糸した、たて糸
としてのガラス繊維（２ａ）と、よこ糸としての綿糸
（２ｂ）とを備えた網状組織を有する織物によって形成
された基材（１）と、 この基材（１）の一方の側に形成された熱可塑性樹脂層
（４）と、 基材（１）の他方の側に形成された粘着剤層（５）とを
備えていることを特徴とする導電性粘着テープ。 - 【請求項２】 前記よこ糸が、綿糸と、綿とポリエステ
ルの混紡糸とからなるグループから選択された材料であ
ることを特徴とする請求項１記載の導電性粘着テープ。 - 【請求項３】 前記導電性細線（３）が、アルミニウム
繊維、銅繊維、鉄繊維およびカーボン繊維からなるグル
ープから選択された繊維であることを特徴とする請求項
１記載の導電性粘着テープ。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019920024480A KR960007185B1 (ko) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | 도전성 점착테이프 |
| KR93-8475 | 1993-05-18 | ||
| KR92-24480 | 1993-05-18 | ||
| KR1019930008475A KR960007186B1 (ko) | 1992-12-16 | 1993-05-18 | 테이프용 기재(基材) |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06240533A JPH06240533A (ja) | 1994-08-30 |
| JP2772613B2 true JP2772613B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=26629430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5275671A Expired - Fee Related JP2772613B2 (ja) | 1992-12-16 | 1993-11-04 | 導電性粘着テープ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2772613B2 (ja) |
| CN (1) | CN1040567C (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3226889B2 (ja) * | 1998-05-06 | 2001-11-05 | シンワ プロダクト カンパニー・リミテッド | 導電性粘着テープ |
| TW201027565A (en) * | 2008-09-30 | 2010-07-16 | Hodogaya Chemical Co Ltd | Composite material including carbon fibers |
| US8978905B2 (en) | 2010-07-02 | 2015-03-17 | Liko Research & Development Ab | Lift systems with continuous in-rail charging |
| KR101467133B1 (ko) * | 2011-06-16 | 2014-11-28 | 세렌가부시키가이샤 | 도전 테이프 및 그 제조 방법 |
| CN103275634B (zh) * | 2013-06-14 | 2015-04-22 | 江苏亚龙数码科技有限公司 | 阻燃防爆导电胶带及其制作方法 |
| CN103466254B (zh) * | 2013-09-22 | 2016-04-27 | 上海永利带业股份有限公司 | 花卉自动化生产***用输送带及其制造方法 |
| US20160333232A1 (en) * | 2014-01-24 | 2016-11-17 | 3M Innovative Properties Company | Electrically conductive adhesive tapes and articles therefrom |
| CN104470344A (zh) * | 2014-12-17 | 2015-03-25 | 广州三星通信技术研究有限公司 | 电磁屏蔽复合材料及其制备方法 |
| CN104962212A (zh) * | 2015-07-15 | 2015-10-07 | 上海永冠胶粘制品股份有限公司 | 一种绞织玻璃纤维胶带及其制备方法 |
| FR3053702B1 (fr) * | 2016-07-05 | 2019-09-13 | Saint-Gobain Adfors | Textile tisse hybride pour le renforcement de composite |
| CN111038916A (zh) * | 2019-12-25 | 2020-04-21 | 上海永利带业股份有限公司 | 抗静电耐磨输送带及其制备方法 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60139849A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-24 | ジェイエスアール株式会社 | 異方導電性織布 |
| JPS61154943A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-14 | 旭フアイバ−グラス株式会社 | 導電性布 |
| JPS61239044A (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-24 | 旭化成株式会社 | 導電性繊維材料 |
| DE3913269A1 (de) * | 1989-04-22 | 1990-10-31 | Ford Werke Ag | Schaltvorrichtung fuer wechselgetriebe von kraftfahrzeugen |
| CN1026715C (zh) * | 1989-09-08 | 1994-11-23 | 纳幕尔杜邦公司 | 一种耐热耐久性机织织物 |
| CN1025127C (zh) * | 1991-03-27 | 1994-06-22 | 张秀英 | 一种对织物镀金属的方法 |
| CN1030784C (zh) * | 1991-05-25 | 1996-01-24 | 青州铝箔纸总厂 | 金属化纤维制品及其制造方法和所使用的双辊整理机 |
-
1993
- 1993-11-04 JP JP5275671A patent/JP2772613B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-15 CN CN93120842A patent/CN1040567C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1040567C (zh) | 1998-11-04 |
| JPH06240533A (ja) | 1994-08-30 |
| CN1090084A (zh) | 1994-07-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2772613B2 (ja) | 導電性粘着テープ | |
| US6235385B1 (en) | Electrically conductive adhesive tape | |
| US5025490A (en) | Cathode-ray tube with its display front protected from undesirable electrification | |
| US5246771A (en) | Adhesive tape for preventing implosion and removing electrostatic charge | |
| US20050260908A1 (en) | Electroconductive adhesive tape | |
| US5545471A (en) | Electroconductive adhesive tape | |
| US20060199004A1 (en) | Electroconductive adhesive tape | |
| KR960007186B1 (ko) | 테이프용 기재(基材) | |
| US4937493A (en) | Cathode ray tube with an electrical connecting element | |
| KR950009830B1 (ko) | 도전성 점착테이프 | |
| KR0121193B1 (ko) | 도전성 점착테이프 | |
| CN205872770U (zh) | 防静电屏蔽袋 | |
| JP3272764B2 (ja) | 陰極線管及び陰極線管の製造方法 | |
| KR910009639B1 (ko) | 브라운관용 방폭테이프 및 브라운관의 정전기 제거회로를 형성하는 방법 | |
| JPH0733637B2 (ja) | 導電性繊維 | |
| KR100267813B1 (ko) | 도전성점착테이프 | |
| JPH1131894A (ja) | 電磁波遮蔽透視フィルター | |
| NL1012493C2 (nl) | Geleidend kleefband en kathodestraalbuis die dat benut, | |
| JPH0733606B2 (ja) | 導電性繊維 | |
| US6590352B1 (en) | Electrical grounding of CRT antistatic/antireflective coating | |
| KR19990052475A (ko) | 도전성 점착테이프 | |
| JP2744698B2 (ja) | 陰極線管 | |
| JPS641710Y2 (ja) | ||
| JPH02200829A (ja) | 複合素材 | |
| KR100274883B1 (ko) | 음극선관 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970708 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980224 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090424 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090424 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100424 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100424 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110424 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424 Year of fee payment: 14 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |