JP2770979B2 - 防振装置 - Google Patents

防振装置

Info

Publication number
JP2770979B2
JP2770979B2 JP1113003A JP11300389A JP2770979B2 JP 2770979 B2 JP2770979 B2 JP 2770979B2 JP 1113003 A JP1113003 A JP 1113003A JP 11300389 A JP11300389 A JP 11300389A JP 2770979 B2 JP2770979 B2 JP 2770979B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner cylinder
cylinder
stopper body
vibration isolator
outer cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1113003A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02292536A (ja
Inventor
隆 川嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP1113003A priority Critical patent/JP2770979B2/ja
Publication of JPH02292536A publication Critical patent/JPH02292536A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2770979B2 publication Critical patent/JP2770979B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
  • Springs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエンジンマウント、ボデーマウント、キヤブ
マウント等に用いられて、振動を吸収するための防振装
置に関する。
[従来の技術] 自動車のエンジンマウント、ボデーマウント、キヤブ
マウント等に用いられる防振装置として、内筒と外筒の
間に弾性体が掛け渡された構造の防振装置が用いられて
いる。
第16図に示す如くこの種の防振装置100として、内筒1
02と外筒104との間に本体ゴム106が加硫接着されて内筒
102と外筒104との間には内筒102を挟んで空洞部108、11
0が形成されている構造の防振装置100がある。
しかし、第17図に示す如くこの種の防振装置100は車
両の悪路走行時等において内外筒間に大荷重が作用する
と内筒102が上方(第17図上方向)へ大きく移動し、本
体ゴム106の変位量が大きくなり防振装置100の耐久性が
低下するという不具合がある。
そこで、内筒と外筒との間にストツパ体をもうけた防
振装置が提案されている。この防振装置は内筒と外筒と
の間にストツパ体を設けたので内筒に大荷重が作用して
も本体ゴムの変位量を小さくすることができる。しか
し、この防振装置のストツパ体は単に内筒と外筒との間
に配設されただけなので防振装置が振動を受けるとスト
ツパ体が脱落してしまう恐れがある。このため、ストツ
パ体の固定手段を別途に用意してストツパ体を防振装置
に固着することも考えられるが、ここでは部品点数の増
加及び防振装置の小型が困難になるという不具合があ
る。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記事実を考慮し、別途に用意する部材を用
いることなく内筒の変位量を一定範囲に抑えて、耐久性
の優れた防振装置を提供すことが目的である。
[課題を解決するための手段] 本発明は、振動発生部又は振動受部の一方へ支持され
る内筒と、この内筒と同軸方向で内筒の外側に配設され
振動発生部又は振動受部の他方へ支持される外筒と、内
筒と外筒との間に掛け渡されて軸方向へ貫通した空洞部
を形成する弾性体と、前記空洞部内へ配設されると共に
前記外筒によりかしめ固着されて内筒と外筒の相対移動
量を制限するストッパ体と、を有することを特徴として
いる。
[作用] 上記構成の本発明では、内筒に大荷重が作用して内筒
と外筒との間の空洞部に配設され外筒によりへかしめ固
着されたストツパ体により内外筒の大きな相対移動が阻
止される。このため、内筒と外筒との間に架け渡されて
いる弾性部材の変形量が制限されることにより防振装置
の耐久性を向上することができる。
また、ストツパ体は外筒によりかしめ固着すれば、別
途に用意した固定部材を用いなくても防振装置からスト
ツパ体が脱落することはない。
[第1実施例] 第1図乃至第3図には本発明に係る防振装置10の第1
実施例が示されている。
第1図及び第2図に示す如く、防振装置10の軸方向に
は中空円柱形状の内筒12が設けられ、内筒12の外側には
内筒12と平行軸状態で外筒16が配設されている。この外
筒16の軸方向寸法は内筒12の軸方向寸法より短く形成さ
れている。この防振装置10では内筒12が図示しない自動
車のエンジンへ、外筒16が図示しない自動車の車体にそ
れぞれ連結されるようになっている。
第3図で示す如く、この外筒16の軸方向両端面の一部
には略矩形状のかしめ片16Aが軸方向に向けて延長され
ている。前記内筒12と外筒16との間には本体ゴム18が配
設され、この本体ゴム18は内筒12の外周面と外筒16の内
周面にそれぞれ加硫接着されている。第1図及び第2図
に示す如く、本体ゴム18には内筒12を挟んで内筒12の上
方(第1図上側)に空洞部13が、内筒12の下方(第1図
下側)に空洞部15がそれぞれ形成されている。これらの
空洞部13、15は防振装置10の軸方向に貫通している。
第1図に示す如く空洞部13には側面視逆ハツト形状の
ストツパ体20が配設されている。このストツパ体20の中
間部は内筒12方向へ向けて折曲部21が形成され、折曲部
21の底板部21Aが内筒12の外周面に加硫接着された本体
ゴム18に当接するようになっている。また、第3図に示
す如くストツパ体20の両端部20Aは外筒16の内周面と対
応して密着当接できるように防振装置10の周方向に沿っ
て円弧状に形成されている。
第1図に示すようにこのストツパ体20の両端部20A外
周には外筒16のかしめ片16Aが内筒12方向へ略直角に折
り曲げられた後に内筒12の軸方向内部方向へ向けて折り
返されている。このため、ストツパ体20は別途に用意さ
れた固定部材を用いなくても外筒16へ確実に固着され
る。従って、防振装置10の小型化を図ることが可能とな
る。
次に第1実施例の作用について説明する。
本実施例においては内筒12は図示しない自動車のエン
ジンへ、外筒16は図示しない自動車の車体にそれぞれ連
結されるようになっている。このため、防振装置10を自
動車に取り付けるとエンジンの重量で内筒12は外筒16に
対して多少下方(第1図下側)へ移動するので、ストツ
パ体21の底板部21Aと本体ゴム18との間には図示しない
隙間が生じる。
車両走行時において生じるエンジンの振動は内筒12を
介して本体ゴム18に伝達され、本体ゴム18の内部摩擦に
より減衰される。また、悪路走行中において、大荷重が
内筒12に作用して内筒12が大きく上方(第1図上側)へ
移動しようとすると内筒12の外周面に加硫接着されてい
る本体ゴム18はストツパ体20の底板部21Aに当接する。
このため、内筒12の外筒16方向への移動はストツパ体20
により所定位置で阻止され内筒12が外筒16へ異常に接近
することはない。
従って、本体ゴム18が大きく変位することがないの
で、防振装置10の耐久性能の向上を図ることができる。
また、ストツパ体20はその両端部20Aが外筒16のかし
め片16Aにより挟持される状態となるので、防振装置10
が振動等を受けたりしてもストツパ体20が脱落すること
はない。
なお、この実施例ではストツパ体20を内筒12の上方に
のみ設けた防振装置10の実施例を記載したが、これに限
定されるものではなく、ストツパ体20を内筒12の下方に
対応するように設けてもよいことは勿論である。
[第2実施例] 第4図乃至第6図には本発明に係る防振装置10の第2
実施例が示されている。
第4図に示す如く、この防振装置10の軸心部には内筒
12が設けられ、内筒12の外側には内筒と平行軸状に中間
筒14及び外筒16が配設されている。中間筒14と外筒16と
の間には外筒16の内周面に当接して円筒形状のシールゴ
ム36が配設されている。また、中間筒14、外筒16は同軸
的に配置されている。前記中間筒14は第6図に示す如く
軸方向両端部には拡径部14Aが中間部には小径部14Bが形
成されている。この小径部14Bの上部及び下部には平面
視矩形状の切欠部14Cが形成されている。小径部14Bの外
周には円周方向に沿って溝部が形成されており、この溝
部がオリフイス42となっている。
第5図に示す如く、前記内筒12の外周面とシールゴム
36の内周面との間には弾性体としての本体ゴム18が加硫
接着されている。従って、第5図に示す如く中間筒14の
小径部14Bは本体ゴム18に埋設されている。また、本体
ゴム18内には円筒12を挟んで副液室38と主液室40がそれ
ぞれ形成され、副液室38及び主液室40には液体44が充填
されている。
第4図及び第5図に示すように副液室38と内筒12との
間には空洞部13が内筒12の軸方向に沿って貫通してい
る。この空洞部13と副液室38との間には副液室38の隔壁
を構成するダイヤフラムゴム34が配設され、このダイヤ
フラムゴム34の弾性変形によって副液室38を拡縮可能と
している。また、ダイヤフラムゴム34は第4図に示され
る如く中間部が内筒12方向へ膨出している。
前記副液室38と主液室40とは前記中間筒14の小径部14
Bに形成されたオリフイス42によって連通されている。
このオリフイス42は第5図の小径部14Bと外筒16との間
の本体ゴム18を取り除いて、この部分にオリフイスを形
成するようにしてもよい。
前記内筒12の上方で内筒12と中間筒14との間にはスト
ツパ体20が配設されている。このストツパ体20は内筒12
の軸方向に見て外筒16と同軸的に各部を円弧状に屈曲す
るのが好ましい。第4図に示す如く、このストツパ体20
の両端部20Aは中間筒14の両端部14Aの内周と当接した状
態で外筒16のかしめ片16Aにかしめられて固着されてい
る。ストツパ体20の折曲部21はダイヤフラムゴム34の中
央部を覆っており、内筒12とダイヤフラムゴム34の当接
を阻止するようになっている。なお、ストツパ体20の折
曲部21の幅寸法(第6図L)を長くすることにより、よ
りダイヤフラムゴム34の覆い部分を多くして保護を確実
にすることができる。
また、第4図及び第5図に示すように前記主液室40内
には高周波振動時にオリフイス42が目詰まり状態になっ
た場合に液柱共振を発生させることにより高周波振動を
吸収することができる振動吸収機構50が形成されてい
る。
次に第2実施例の作用について説明する。
自動車走行時において生じるエンジンの振動は内筒12
を介して本体ゴム18に伝達されるが、この振動は本体ゴ
ム18の内部摩擦により減衰される。また、エンジンの振
動により副液室38、主液室40は圧縮力を受けるので、液
体44がオリフイス42を通る際の抵抗で振動が吸収され
る。
内筒12が大荷重を受けた場合において、内筒12が上方
(第4図上側)に大きく移動しようとしても内筒12はス
トツパ体20の底板部21Aに当接するため内筒12と外筒16
とが異常に接近することはない。しかも、第4図に示さ
れる如くダイヤフラムゴム34とストツパ体20との間には
ある程度の隙間があるためダイヤフラムゴム34はその膨
らみをストツパ体20に常に制限されることはないので、
ダイヤフラムゴム34の動特性の悪化は生じない。
また、この実施例ではダイヤフラムゴム34をストツパ
体20の折曲部21が覆うようにしたため車両走行時に飛び
石等が空洞部13から侵入しても折曲部21があるため飛び
石等はダイヤフラムゴム34に当接することがないのでダ
イヤフラムゴム34の損傷を防止できる。
[第3実施例] 第7図及び第8図には本発明に係る防振装置10の第3
実施例が示されている。
第7図に示す如く、この実施例の防振装置10のストツ
パ体60は第1実施例及び第2実施例のストツパ体と異な
り薄肉の金属板を折り曲げて側面視略コ字形状のストツ
パ体片61を一対用いてている。このストツパ体片61は内
筒12の両端部から内外筒間へ内筒12の軸方向内方に向け
て1個づつ配設されている。
第8図に示す如く、このストツパ体片61の上部(第8
図上側)には防振装置10の軸方向外側に向けて上係止片
61Aが突設されている。この上係止片61Aは前記中間筒14
の拡径部14Aの内周面にに対応して当接できるように防
振装置10の周方向に円弧状に形成されている。この上係
止片61Aの一端部からは内筒12方向に向かって側板部61B
が直角に折曲されて連続して形成されている。この側板
部61Bは内筒12が上方へ移動する場合に荷重を支持する
部分である。また、この側板部61Bの下端部からは内筒1
2の軸方向外側に向けて下係止片61Cが直角に折曲されて
連続形成されている。この下係止片61Cも上係止片61Aと
同様に防振装置10の周方向に円弧状に形成されており、
内筒12の外周に加硫接着された本体ゴム18と当接する場
合に広面積で当接できるようになっている。
第7図には内筒12に加硫接着された本体ゴム18とスト
ツパ体片61の下係止片61Cとが当接した状態を示すが、
内筒12へエンジンを搭載した場合は内筒12はエンジンの
自重により下方に移動するため、通常時には前記下係止
片61Cと本体ゴム18との間には隙間が生じるようにな
る。
[第4実施例] 第9図には本発明に係る防振装置10の第4実施例に適
用されるストツパ体片61が示されている。この実施例の
ストツパ体60もこのストツパ体片61を2個用いるように
なっている。
第9図に示す如く、この実施例は肉厚の金属板でスト
ツパ体片61を形成したものである。このストツパ体片61
の上面61A及び下面61Bは共に防振装置10の周方向に円弧
状とされ、上面61Aは中間筒14の拡径部14Aの内周面と、
下面61Bは内筒12に加硫接着された本体ゴム18の外周面
と対応して当接するようになっている。さらにこれらの
上面61Aと下面61Bの両端部は各々連結片61Cで連結され
ている。従って、これらの上面61A、下面61B及び連結片
61Cで溝部62が形成されている。この溝部62は外筒16に
沿って長手方向が屈曲され外筒16のかしめ片16Aが折り
曲げ折り返されてた後に溝部62内に挿入できるようにな
っている。
このストツパ体片61は連結片61Cで上面61A、下面61B
の両側端が連結されているので剛性が高い。
[第5実施例] 第10図には本発明に係る防振装置10の第5実施例が示
されている。
第10図に示す如く、この実施例においては中間筒14の
拡径部14Aの軸方向中間部は内筒12方向に折り曲げられ
た後中間筒14の軸方向内方へ折り曲げられて断面L字状
の係止部14Dが形成されている。このため拡径部14Aの断
面は第10図に示すようにクランク形状となっている。こ
の係止部14Dには第7図、第8図に示されるストツパ体
片61の側板部61Bが当接して係止されている。
従って、中間筒14の拡径部14Aと外筒16のかしめ片16A
との間に上係止片61Aが強固に保持されていなくても車
両走行による振動等によりストツパ体片61が内筒12の軸
方向内方へ移動してしまうような不具合は発生しない。
[第6実施例] 第11図及び第12図には本発明に係る防振装置10の第6
実施例が示されている。
第11図に示す如く、この実施例の防振装置10のストツ
パ体70も一対のストツパ体片71により形成されている。
第12図に示す如くこのストツパ体片71は薄肉の金属板を
プレス加工してリング状に形成したものである。このス
トツパ体片71の外周部には内筒12の軸方向外側に向けて
円形の外周壁71Aが突設形成されている。この外周壁71A
の内周一部には略扇形状の側板部71Bが内筒12方向へ折
曲形成されている。この側板部71Bの内端部には内筒12
の軸方向外側へ延長されて外周壁71Aと平行とされる支
持体片71Cが形成されている。この支持体片71Cの内周面
も外周壁71Aと同軸的とされており、内筒12の外周面に
加硫接着された本体ゴム18と広い面積で当接できるよう
になっている。
第11図で示す外筒16のかしめ片16Aは外側から内筒12
方向に折り曲げられており、ストツパ体片71の防振装置
外側方向への移動を阻止している。また、ストツパ体片
71の内方への移動はストツパ体片71の側板部71Bが中間
筒14の折曲部14Dに当接係止されて阻止されている。従
って、外筒16のかしめ片16Aの先端部が内部方向へ折り
返されていなくてもストツパ体片71が脱落することはな
い。
なお、この実施例では外筒16のかしめ片16Aはストツ
パ体片71の外周壁71Aに折り返されていないが、前記か
しめ片16Aを内部方向へ折り返してストツパ体片71の外
周壁71Aを挟持するようにしてもよいことは勿論であ
る。
[第7実施例] 第13図には本発明に係る防振装置10の第7実施例が示
されている。
第13図に示す如くこの実施例の防振装置10のストツパ
体80も一対のストツパ体片81から形成されている。第14
図に示す如くこのストツパ体片81はリング形状に形成さ
れている。このストツパ体片81は肉厚の金属板を加工し
て形成されている。ストツパ体片81の一部には略扇形状
の支持部81Aが一体的に形成されている。このストツパ
体片81は第12図の第6実施例におけるストツパ体片71と
同様に中間筒14内へ挿入されるようになっており、第12
図の側板部71Bの軸方向肉厚が支持体片71Cと同一とされ
たものとなっている。このため、第6実施例のストツパ
体片に比べて重量が増加するがストツパ体片81の半径方
向の強度は高くなる。この支持部81Aの外周面81Bは第13
図に示す如く中間筒14の拡径部14Aの内周面に当接して
いるが、内筒12にエンジンを連結すると内筒12は第13図
の下方に移動するので、通常時にはストツパ体片81の支
持部81Aの下端面と内筒12に加硫接着された本体ゴム18
との間に隙間が生じるようになる。
[第8実施例] 第15図には本発明に係る防振装置10の第8実施例が示
されている。
第15図に示す如くこの実施例の防振装置10は第1実施
例の防振装置10と同様液室の設けられてない防振装置10
である。
この防振装置10のストツパ体20の折曲部21にはゴム90
が加硫接着されている。そして、ストツパ体20は外筒16
のかしめ片16Aでかしめ固着されている。この際、前記
ゴム90のゴム硬度を本体ゴム18のゴム硬度と相違させれ
ばストツパあたり後のクツシヨン性をいろいろ変えるこ
とが可能であり、最適な乗りごこちを追求できる。
なお、第3実施例乃至第7実施例におけるストツパ体
片61、71、81にゴムを加硫接着しても勿論かまわない。
[発明の効果] 以上説明した如く本発明は、内筒と外筒との間の空洞
部にストッパ体を配設して内筒の変位量が大きくなるこ
とを阻止できるので、防振装置の耐久性を向上させるこ
とができるという効果を有する。
また、ストツパ体は外筒により固着されるため、別途
に固定具を設けなくてもストツパ体の脱落を確実に防止
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第3図は本発明に係る防振装置の第1実施例
を示し、第1図は第2図のI−I線断面図、第2図は左
側面図、第3図はストツパ体を圧入する前の防振装置の
斜視図、第4図乃至第6図は本発明に係る防振装置の第
2実施例を示し、第4図は第5図のIV−IV線断面図、第
5図は右半分断面した防振装置の左側面図、第6図は中
間筒及びストツパ体の斜視図、第7図及び第8図は本発
明に係る防振装置の第3実施例を示し、第7図は第1図
に対応する断面図、第8図はストツパ体片の斜視図、第
9図は本発明に係る防振装置の第4実施例に適用される
ストツパ体片の斜視図、第10図は本発明に係る防振装置
の第5実施例を示し第1図に対応する断面図、第11図及
び第12図は本発明に係る防振装置の第6実施例を示し、
第11図は第1図に対応する断面図、第12図はストツパ体
片の斜視図、第13図及び第14図は本発明に係る防振装置
の第7実施例を示し、第13図は第1図に対応する断面
図、第14図はストツパ体片の斜視図、第15図は本発明に
係る防振装置の第8実施例を示すストツパ体の断面図、
第16図及び第17図は従来の防振装置を示し、第16図は左
側面図、第17図は第16図XVII−XVII線断面図である。 10……防振装置 12……内筒 16……外筒 16A……かしめ片 18……本体ゴム 20……ストツパ体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動発生部又は振動受部の一方へ支持され
    る内筒と、この内筒と同軸方向で内筒の外側に配設され
    振動発生部又は振動受部の他方へ支持される外筒と、内
    筒と外筒との間に掛け渡されて軸方向へ貫通した空洞部
    を形成する弾性体と、前記空洞部内へ配設されると共に
    前記外筒によりかしめ固着されて内筒と外筒の相対移動
    量を制限するストッパ体と、を有することを特徴とする
    防振装置。
  2. 【請求項2】前記ストッパ体は外筒の軸方向両端部に形
    成される折曲部でかしめることを特徴とする特許請求の
    範囲(1)記載の防振装置。
JP1113003A 1989-05-02 1989-05-02 防振装置 Expired - Fee Related JP2770979B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1113003A JP2770979B2 (ja) 1989-05-02 1989-05-02 防振装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1113003A JP2770979B2 (ja) 1989-05-02 1989-05-02 防振装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02292536A JPH02292536A (ja) 1990-12-04
JP2770979B2 true JP2770979B2 (ja) 1998-07-02

Family

ID=14601008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1113003A Expired - Fee Related JP2770979B2 (ja) 1989-05-02 1989-05-02 防振装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2770979B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5492021A (en) * 1977-12-29 1979-07-20 Seikosha Kk Tape reader
JPS5925986A (ja) * 1982-07-16 1984-02-10 Asahi Glass Co Ltd 高耐久性低水素過電圧陰極及びその製法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02292536A (ja) 1990-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0749098Y2 (ja) サスペンション用アッパサポート
MXPA95003266A (en) Dynamic shock absorber type double mass that has two shock absorbing systems connected with one another, and drive shaft equipped with dynamor damper
JPS6361536B2 (ja)
JP2776463B2 (ja) 防振装置
JP2793598B2 (ja) 防振装置
JP2894497B2 (ja) 防振装置
US5797595A (en) Air suspension device of input force separation type of vehicle, having air chamber combined below shock absorber
JP2848525B2 (ja) 防振装置
JP2770979B2 (ja) 防振装置
US5280885A (en) Vibration isolating apparatus
JP3901070B2 (ja) 液体封入式防振装置
JP3009402B2 (ja) 防振装置
JP4903023B2 (ja) 防振装置
US6299148B1 (en) Liquid-filled vibration isolator
JPS62261730A (ja) 防振装置
US20040135299A1 (en) Fluid filled elastic mount
JPH10141425A (ja) 防振装置
JPH0524837Y2 (ja)
JP3426292B2 (ja) 防振装置
JP5829239B2 (ja) 防振装置
JP2878286B2 (ja) 防振装置
JPS61180036A (ja) 流体封入式防振組立体
JP2732666B2 (ja) 防振装置
JPH02245537A (ja) 防振装置
JPH07293628A (ja) 防振装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees