JP2765666B2 - 土木建設用泥上作業車の運転方法 - Google Patents

土木建設用泥上作業車の運転方法

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JP2765666B2
JP2765666B2 JP3302243A JP30224391A JP2765666B2 JP 2765666 B2 JP2765666 B2 JP 2765666B2 JP 3302243 A JP3302243 A JP 3302243A JP 30224391 A JP30224391 A JP 30224391A JP 2765666 B2 JP2765666 B2 JP 2765666B2
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弘之 佐藤根
作美 鶴田
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Toa Corp
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OOYODO KOMATSU KK
Toa Corp
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    • Y02T10/40Engine management systems

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆる水陸両用の泥
上作業車に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】一般に、例えば湾内に堆積さ
れた泥(軟弱地盤)上においても、パワ−ショベル等の
土木用作業車を乗入れて作業を行っている。そこで用い
られる泥上作業車の一つに、左右1対に設けられたフロ
−トをそれぞれ囲繞した履帯(以下、これをフロ−ト型
クロ−ラという)からなる走行装置を備えている作業車
があって、これはヘドロ表層上を走行できると共に、地
山の硬地盤でも走行できるようになっている。
【0003】ところが、このフロ−ト型クロ−ラの泥上
作業車は、水のないところでは依然として接地圧が高
く、機体がヘドロ表層に深く沈下して走行困難となるこ
とから、きわめて大がかりとなるが、機体の下側でフロ
−ト型クロ−ラ間に、別のフロ−ト型タンクを上下させ
て接地圧の減少を図ることを提案している(例えば、実
公昭56−31489号公報参照)。
【0004】しかしながら、本発明者の試行錯誤の結
果、かかる別置のフロ−ト型タンクを備えたフロ−ト型
クロ−ラ付の作業車でも、次の理由により、やはり走行
困難となることが判明した。すなわち、図6に示すよう
に、本来、クロ−ラベルト1はクロ−ラリンク50の下
面に突設されたシュ−51によって土壌52をグリップ
して走行するものであるが、軟弱地盤の場合、隣設した
シュ−51によってグリップされた部分52aは地盤か
らその基部53の所で剪断され、しかもクロ−ラリンク
50およびシュ−51に土壌52がくっつき、仮に接地
圧を小さくしても、空廻りをして走行困難となる、とい
う問題があり、殊に、この種の泥上作業車は大型化され
ていることから接地圧を小さくできにくく、通常、沈み
量が大きく走行抵抗は大となり、前記したクロ−ラの空
廻りに合せて沈下による走行抵抗を増加させ走行困難と
なる、という問題があった。
【0005】一方、船体を推進させるために羽根車が使
用された例は散見されるが(例えば、特公昭52−12
993号公報参照)、いずれの羽根車も水中で高速回転
させるものであって、泥上作業車にはそのまま適用でき
ない、という問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、泥上作
業車における走行性を向上させることを目的とするもの
で、その要旨とするところは、1)接地圧を減少させる
ための接地板またはフロート型タンクにより機台を支持
し、該機台に、陸上を走行させるためのフロート台を囲
繞したクローラベルト式走行装置を備えた自走式泥上作
業車において、前記機台の前方側にパワーショベルを搭
載すると共に、前記機台の後方側に、軟弱地盤に半没入
して低回転し、かつ、該軟弱地盤上を走行させるための
羽根車を昇降可能に設けたことを特徴とする泥上作業車
の走行装置にあって、2)接地圧を減少させるための接
地板またはフロート型タンクにより機台を支持し、該機
台に、陸上を走行させるための4輪式走行装置を備えた
自走式泥上作業車において、前記機台の前方側にパワー
ショベルを搭載し、前記機台の前端または後端に曳航用
ヒッチを設けると共に、該機台の後方側に、軟弱地盤に
半没入して低回転し、かつ、該軟弱地盤上を走行させる
ための羽根車を昇降可能に設けたことを特徴とする泥上
作業車の走行装置にある。
【0007】
【作用】陸上を走行するときには、羽根車を上昇させ
て、機台に設けた車輪またはクローラにより走行させ、
泥上を走行するときには、フロート型タンク、フロート
型クローラにより接地圧を減少させて、羽根車を泥内に
半没入して、回転させて走行させる。泥上作業車の前方
側にパワーショベルを搭載した関係で、パワーショベル
の作業範囲が泥上作業車の前方および左右両側に広範囲
に確保でき、かつ、泥上作業車の後方側に配設した羽根
車によってパワーショベルとの重量バランスが保たれて
泥上走行を安定なものにする。
【0008】
【実施例】本発明の構成を作用と共に、添付図面に示す
実施例により詳細に述べる。図1は、本発明の第1の実
施例の側面図、図2は図1の一部省略図平面図、図3は
図1の正面図である。
【0009】第1の実施例は、フロ−ト型クロ−ラの走
行装置を備えた荷台付泥上作業車であって、荷積時の全
重量45ton 、全長約14mの大型の作業車に好適であ
る。これらの図において、1は1対のクロ−ラベルトで
あって、フロ−ト型クロ−ラ台2を囲繞して回動するよ
うになっている。3はこれらのフロ−ト型クロ−ラ台
2,2間に設けられたフロ−ト型タンクであって、その
上面に機台4が後方に突出部4aを形成して取付けられ
ている。この機台4には、前方においてクレ−ン付のパ
ワ−ショベル5が旋回自在に設けられ、中間において荷
台6が設けられている。また、機台4の後方の突出部4
aには後述の走行用羽根車7が設けられ、更に後方には
作業者の控室8が設けられている。なお、9はヘドロ上
を走行するときに使用されるエンジンを示す。
【0010】前記パワ−ショベル5は通常の大型のもの
であって、360°旋回可能のブ−ム10、ア−ム1
1、バケット12及び運転室13等から大略構成されて
おり、特にア−ム11の先端側にはクレ−ン11aが付
設されている。そして、本実施例の泥上作業車が陸上を
走行するときは、このパワ−ショベル5に備えられたエ
ンジン(不図示)によってクロ−ラベルト1は駆動され
るようになっている。荷台6には、例えば700mmφの
鋼管14が横方向に荷積できるように前後側に荷台枠1
5,15が立設されている。
【0011】ここにおいて、本実施例では特に、走行用
羽根車7が設けられており、この走行用羽根車7によっ
てヘドロ上を走行するようになっている。この羽根車7
は、左右1対のスタンド16,16によって、機台4の
突出部4aにあけられ昇降穴を昇降できるように吊設さ
れている。このスタンド16は門型に形成されて前記突
出部4aに固着されているが、その対向する内面にはガ
イドライナ−17が設けられ、このガイドライナ−17
に羽根車7の軸受部18が案内されている。この軸受部
18とスタンド16の天井梁16aとの間に羽根車昇降
用シリンダ19が連結されていて、羽根車7の両端側が
吊設されている。そして、このシリンダ19の作動によ
り羽根車7が昇降するようになっている。また、この羽
根車7は、表面樹脂加工された、例えば両サイド回転円
板に例えば12枚く字状に弯曲されたもの、または偏平
な板体が固着された構造になっているが、農用トラック
に用いられる円筒状代かきロ−タ状のものでもよい。ま
た、この羽根車7の外周の適当な距離をおいて泥よけカ
バ−を付設しているが、図示していない。なお、20は
突出部4aの下面に付設した補強材、21は突出部4a
の周辺に形成したプラットフォ−ム、22は手すりを示
す。
【0012】以上のように構成したので、本実施例の泥
上作業車における接地圧は、次のようになった。すなわ
ち、一般のクロ−ラ型走行装置を備えた作業車の接地圧
(重量/接地面積)は、通常、地山の硬地盤では0.3〜
0.7kgf /cm2 であるが、本実施例の作業車が使用され
る軟弱地盤では、接地圧が0.2kgf /cm2 以下の所があ
るので、フロ−トなしでは到底使用できない。そのた
め、フロ−ト型クロ−ラ台2およびフロ−ト型タンク3
を装備した結果、沈み量が260mmとなり接地圧が0.0
6kgf/cm2 に減少された。
【0013】次に、本実施例の作用を述べると、本実施
例の泥上作業車を陸上で走行させるには、昇降用シリン
ダ19を縮み作動させて羽根車7をクロ−ラベルト1の
接地面より上昇させておく。そして、パワ−ショベル5
のエンジン(不図示)によりクロ−ラベルト1を駆動し
て走行させる。また、ヘドロ層上または淡水上で走行ま
たは推進させるには、昇降用シリンダ19を伸び作動さ
せて羽根車7をクロ−ラベルトの接地面より下方に位置
させる。そして、この羽根車7を専用のエンジン9によ
り低速(9rpm ) で油圧駆動して推進を行う。そのと
き、クロ−ラベルト1も同時に駆動させて操向操作を行
う。
【0014】次に、本発明の第2の実施例について述べ
ると、図4は側面図、図5は図4の平面図であるが、第
1の実施例と相違する点について述べる。羽根車23は
フロ−ト型タンク3の略重心位置において、この両外側
にそれぞれ取付けられている。すなわち、機台4の左右
両側には1対の柱24,24が立設され、この柱24の
上方に支持ピン25を設け、この支持ピン25に羽根車
用ア−ム26の基部を回動自在に取付けている。このア
−ム26の先端には羽根車23が回動自在に取付けられ
ており、この羽根車23を機台4上に搭載してヘドロ上
走行用エンジン(不図示)により不図示の油圧モ−タを
介して回動するようにしている。このア−ム26の先端
側には羽根車揺動用シリンダ27がピン結合されてい
て、このシリンダ27の基部は、機台4に設けられた支
持部28により揺動自在に支持されている。また、第1
の実施例と同様に左右にクロ−ラベルトを設けてクロ−
ラ走行することもできる。したがって、第2の実施例の
泥上作業車は、第1の実施例のものに比べ、小型化され
ており、運搬台車(不図示)は別に設けられていて、こ
れを連結して走行するようになっている。そして、機台
4はフロ−ト用タンク29の上面に取付けられていて、
このフロ−ト用タンク29には、図示しない4輪式の走
行装置が備えられている。したがって、ヘドロ作業現場
へは機台4の前後端に設けられたヒッチ30,30にワ
イヤ−等を係止してウインチまたは曳航されて迅速に走
行するようになっている。また、操向は前記油圧モ−タ
の回転数を制御して行うようになっている。
【0015】なお、第1および第2の実施例とも接地圧
を低減させるため、フロ−ト型タンクを用いているが、
本発明はこれに限らず、昇降可能な接地板であってもよ
い。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、泥内に半没入して回転
する羽根車を設けたので、泥上を走行するとき、スリッ
プが発生せず、確実に走行させることができ、しかも、
軟弱地盤の硬軟の程度によっては、羽根車を昇降させて
走行を調節することができる。また、泥上作業車の前方
側にパワーショベルを搭載した関係で、パワーショベル
の作業範囲が泥上作業車の前方および左右両側に広範囲
に確保でき、かつ、泥上作業車の後方側に配設した羽根
車によってパワーショベルとの重量バランスが保たれて
泥上走行を安定なものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の側面図である。
【図2】図1の一部省略平面図である。
【図3】図1の正面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の側面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】説明図である。
【符号の説明】
1…クロ−ラベルト、3…タンク、4…機台、7…羽根
車、19…羽根車昇降用シリンダ、23…羽根車、27
…羽根車揺動用シリンダ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接地圧を減少させるための接地板または
    フロート型タンクにより機台を支持し、該機台に、陸上
    を走行させるためのフロート台を囲繞したクローラベル
    ト式走行装置を備えた自走式泥上作業車において、前記機台の前方側にパワーショベルを搭載すると共に、 前記機台の後方側に、軟弱地盤に半没入して低回転し、
    かつ、該軟弱地盤上を走行させるための羽根車を昇降可
    能に設けたことを特徴とする泥上作業車の走行装置。
  2. 【請求項2】 接地圧を減少させるための接地板または
    フロート型タンクにより機台を支持し、該機台に、陸上
    を走行させるための4輪式走行装置を備えた自走式泥上
    作業車において、前記機台の前方側にパワーショベルを搭載し、 前記機台の前端または後端に曳航用ヒッチを設けると共
    に、該機台の後方側に、軟弱地盤に半没入して低回転
    し、かつ、該軟弱地盤上を走行させるための羽根車を昇
    降可能に設けたことを特徴とする泥上作業車の走行装
    置。
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Effective date: 19960820

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