JP2762052B2 - トラス型立体構造状ネット - Google Patents

トラス型立体構造状ネット

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JP2762052B2
JP2762052B2 JP7163909A JP16390995A JP2762052B2 JP 2762052 B2 JP2762052 B2 JP 2762052B2 JP 7163909 A JP7163909 A JP 7163909A JP 16390995 A JP16390995 A JP 16390995A JP 2762052 B2 JP2762052 B2 JP 2762052B2
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紘一 松本
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Asahi Doken KK
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  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に宅地、グラウン
ド、造成地の法面等の集排水用ネットや保護ネット、種
子吹付け用等の植生用保護ネット、建築用保護ネット、
断熱材用ネット、農業用ネット、スポーツ用や医療用ネ
ット等の各種ネットとして、またクッションやマットの
弾性芯材等の工業用材料あるいは衣料品その他各種の用
途に広く好適に使用できるトラス型立体構造状ネットに
関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】例えば、
造成地や堤防の法面を保護しかつ集排水効果を持たせる
ための埋設材等に利用するネットとして、従来の紐条部
分が単なる紐状をなす立体構造のネットでは、重くて取
扱い難く、施工作業性に問題があり、また弾力性や集排
水効果にも劣ることから、本出願人は、網目孔を画成す
る紐条部分を、連結糸と表裏素地とにより通気および透
水可能な中空立体状に構成した立体構造状ネットを提案
している(特開平5−187011号公報)。
【0003】ところが、前記提案の立体構造状ネット
は、網目孔を画成する紐条部分の結節部が表裏で同じ位
置にあって、表裏の網目孔の開口が同形をなし、紐条部
分の側面を形成する表裏素地間の連結糸が表裏面に対し
略直交方向をなしている。
【0004】そのため、紐条部分が実質的に中空立体状
をなしていることもあって、立体構造状ネットの表裏素
地間の間隔、すなわちネットとしての厚みが大きいもの
ほど、耐圧強度に問題があり、厚み方向に大きな荷重や
圧力が作用した場合に、紐条部分が片側へ倒れやつぶれ
が生じるおそれがある。仮に、紐条部分につぶれが生じ
ると、立体構造状ネットとしての厚みや空隙保有率が減
少し、立体構造による効果が期待できなくなる。例えば
法面の集排水用ネットや保護ネットとして土中に埋設、
または法面に張設して使用した場合、期待する通気およ
び集排水効果が得られなくなる。
【0005】また前記の立体構造状ネットは、網目孔が
表裏でおなじ位置、形で開口しているために、法面等に
張設使用した場合の被覆面積はそれほど大きくなく、種
子や土等の保持性はそれほど高くない。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなしたもので、紐
条部分の表裏素地部における結節部の位置を表裏で異に
して紐条部分をトラス構造に構成することにより、立体
構造が安定して、厚み方向の耐圧強度および弾力性に優
れ、立体構造としたことによる特性を良好に保持でき、
各種用途に広く好適に利用できる立体構造状ネットを提
供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明は、網目孔を画成する紐条部分が通気および透水可
能な空隙を有する立体状をなす立体構造状ネットであっ
て、各紐条部分は、1方向に連続状をなし、その連続方
向の所要間隔毎に表裏素地部においてそれぞれ表裏で互
いに位置をずらせて左右両側に隣接する紐条部分と交互
に結節されて、各紐条部分の表裏素地部を連結する連結
部分が前記連続方向の所定間隔毎に交互に左右に傾斜し
てトラス構造をなしていることを特徴とする。
【0008】また請求項2の発明は、合成繊維糸条によ
り編組又は織成され、それぞれ網状をなす表裏素地部
と、この表裏素地部を連結する連結糸により、網目孔を
画成する紐条部分が通気および透水可能な空隙を有する
立体状をなすように構成された立体構造状ネットであっ
て、各紐条部分は、1方向に連続状をなすとともに、そ
の連続方向の所要間隔毎に表裏素地部においてそれぞれ
表裏で互いに位置をずらせて左右両側に隣接する紐条部
分と交互に結節されて、各紐条部分の表裏素地部を連結
する連結糸の部分が前記連続方向の所定間隔毎に交互に
左右に傾斜してトラス構造をなしていることを特徴とす
る。
【0009】前記の立体構造状ネットとしては、経編編
成により、表裏素地部とこの両素地部を連結する連結糸
とよりなる紐状部分が、通気および透水可能な空隙を有
する立体状に構成され、この紐条部分が1もしくは複数
ウエールの幅を持って編方向に連続するとともに、編方
向の所要間隔毎に表裏素地部においてそれぞれ相互に位
置をずらせて左右両側に隣接する紐条部分と交互に結節
されて、紐条部分における連結糸の部分が前記編方向の
所定間隔毎に交互に左右に傾斜しているものが好適であ
る。
【0010】このような立体構造状ネットにおいては、
前記の表裏素地部の結節部が、それぞれ他方側の素地の
網目孔用開口の略中央部等の内方位置にあるものが好適
である。また前記の表裏素地部の結節部が、表裏で結節
長さを異にして両側に隣接する紐条部分と交互に結節さ
れたものとすることができる。
【0011】さらに前記いずれの立体構造状ネットにお
いても、表裏素地部の少なくとも一方側に、合成樹脂を
コーティングもしくは浸漬手段により付着させておくの
が好ましい。
【0012】
【作用】上記した本発明の立体構造状ネットによれば、
網目孔を画成する紐条部分が通気および透水可能な空隙
を有する立体状をなして連続しているため、ネット全体
として所要の厚みを保有した立体構造をなし、しかも紐
条部分の空隙保有によって、良好な通気および透水性を
保有する。
【0013】特に1方向に連続する紐条部分が、表裏素
地部において相互に位置をずらせて隣接する紐条部分と
結節されて、表裏素地間の連結部分が連続方向の所定間
隔毎に左右に交互に傾斜し、かつ隣接する紐条部分毎に
傾斜方向を逆にして、ネット全体としてトラス構造をな
しているために、ネットに対し厚み方向の荷重や圧力が
作用したとき、逆方向の傾斜部分がつっぱりあって紐条
部分の倒れを相互に規制するように作用し、網目孔の形
状およびネットの立体構造が安定したものとなる。すな
わち、厚み方向の荷重や圧力に対して強く、耐圧強度や
保形性に優れるとともに、良好な弾性力を具有できる。
【0014】また請求項2の発明の立体構造状ネットの
場合も、網目孔を画成する紐条部分のトラス構造によっ
て、ネットの立体構造が安定し、耐圧強度や保形性に優
れるばかりか、特に合成繊維糸条により編組または織成
手段により構成されているので、製造後の熱セットや合
成樹脂による加工処理により適度の剛性および保形性を
与えることができ、しかも網目孔を画成する紐条部分が
表裏素地部と連結糸とによる立体構造によって良好な通
気および透水性を確保でき、さらに繊維集合体特有の保
水性も有する。
【0015】請求項3の発明の場合、紐条部分が複数ウ
エールの幅を持って空隙を有する立体状をなすものであ
れば、この紐条部分により一層優れた通気および透水性
を確保でき、またネット全体としての弾力性も良好にな
る。また、紐条部分がジグザグ状にうねりながら、表裏
素地部の結節部の位置をずらせて隣接する紐条部分と結
節されることにより、表裏素地部間を支える連結糸が交
互に左右に傾斜して連続し、この連結糸の傾斜部分が紐
条部分の変形を相互に規制するように作用して、表裏素
地部間の間隔保持作用を良好になす。しかも経編編成に
より容易に製造できる。
【0016】特に請求項4のように、表裏素地部におけ
る結節部がそれぞれ他方側の素地の網目孔用開口の内方
位置にあると、全面にわたって略均一な弾性力および耐
圧縮強度を保有できる。
【0017】さらに請求項5のように、表裏素地部の結
節部が、表裏で結節長さを異にして両側に隣接する紐条
部分と結節されることにより、網目孔の開口形状が表裏
で、あるいは隣接する網目孔で異なったものとなり、そ
の形態を利用して法面の保護ネットや植生ネットとして
好適に利用できる。
【0018】さらに表裏素地部の少なくとも一方側に合
成樹脂をコーティングもしくは浸漬手段により付着して
あると、紐条部分の構成糸が保持固定されて編目等の緩
みがなく、さらに構造が安定しかつ弾性力や耐圧縮性が
増大する。
【0019】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0020】図1は、合成繊維糸条により経編編成され
たトラス型立体構造状ネット(A)の1実施例の外観を
示し、図2は同上の斜視図、図3はその一部の拡大斜視
図、図4は拡大断面図を示している。
【0021】図において、(1)は網目孔(2)を画成
する紐条部分を示し、(3)(4)はそれぞれネット状
をなす表裏素地部を示している。(5)は表裏素地部
(3)(4)間の連結部分となる連結糸を示している。
紐条部分(1)は、前記の表裏素地部(3)(4)を両
者に連結糸(5)を掛け渡して連結することにより、多
数の連結糸(5)(5)間の間隙により、その長手方向
および内外にも通気および透水可能な実質的に中空もし
くは立体空隙を有する立体状に形成されている。(8)
は内部の空間部を示す。
【0022】前記の紐条部分(1)は、1方向に連続状
をなし、その表裏素地部(3)(4)においてそれぞれ
左右両側に隣接する紐条部分(1)と交互に結節されて
ネット状に構成されるもので、特にその表裏素地部
(3)(4)における結節部(6)(7)を表裏で相互
に位置をずらせることにより、紐条部分(1)において
表裏素地部(3)(4)の連結糸(5)が前記連続方向
の所定間隔毎に交互に左右に傾斜してトラス構造をなす
ように形成されている。
【0023】図示する実施例の場合は、2列の針床を有
するダブルラッシェル機により経編編成されているもの
で、基本的には鎖編糸と挿入糸により編成される表裏素
地部(3)(4)と、この表裏素地部(3)(4)を連
結する連結糸(5)とから構成されている。
【0024】すなわち、紐条部分(1)の表裏素地部
(3)(4)は、図3、図4に拡大して示すように複数
ウエール(図は3ウエール)にわたる幅を持ち、その間
の少なくとも両側端の2ウエール(図の場合は全ウエー
ル)において、連結糸(5)が表裏素地部(3)(4)
間に架け渡されて編込まれ、これにより連結糸(5)
(5)間に空間部(8)を有する実質的に中空立体状を
なす紐条部分(1)が編成方向に連続状に構成されてい
る。
【0025】さらに、各紐条部分(1)は、表裏素地部
(3)(4)においてそれぞれ別の結節用挿入糸により
異なった位置で、すなわち表側の網目孔用開口(2a)
および結節部(6)と、裏側の網目孔用開口(2b)お
よび結節部(7)とが互い違いの位置になるように、両
側に隣接する紐条部分(1)と交互に結節されており、
結節部(6)(7)がそれぞれ他方側の網目孔用開口
(2b)(2a)の略中央部等の内方位置にあるように
編成され、これにより連結糸(5)の部分が編成方向、
すなわち紐条部分の連続方向所要間隔毎に交互に左右に
傾斜して、網目孔(2)が断面略V形または逆V形をな
すトラス構造に形成されている。
【0026】前記のトラス型立体構造状ネットを製造す
る場合の具体例を図5に示す編組織に基いて説明する。
【0027】ダブルラッシェル機のフロント側におい
て、鎖編筬(L3 )と、紐条部分(1)の幅に相当する
複数ウエール(例えば図のように3ウエール)毎に糸抜
きにした挿入糸筬(L2 )とにより、鎖編のウエールに
対し挿入糸を横振り挿入しながら、各紐条部分(1)の
表側素地部(3)の地組織をそれぞれ編成するととも
に、他の挿入糸筬(L1 )により、結節用挿入糸を横振
り挿入しながら、網目孔(2)に相当する所要コース間
隔毎に交互に左右に移行させて、隣接する紐条部分
(1)の表側素地部(3)同士を左右交互に1もしくは
数コースにわたり結節するように編み込む。
【0028】またバック側についても、フロント側と同
様に、鎖編筬(L5 )と、紐条部分(1)の幅に相当す
る複数ウエール(図は3ウエール)毎に糸抜きした挿入
糸筬(L6 )とにより、各紐条部分(1)の裏側素地部
(4)の地組織をそれぞれ編成するとともに、他の挿入
糸筬(L7 )により、結節用挿入糸を横振り挿入しなが
ら、表側素地部(3)の結節部(6)と対応するコース
間隔毎に、表側とは左右反対側に移行させて紐条部分
(1)の裏側素地部(4)同士を1もしくは数コースに
わたり結節するように編込む。
【0029】さらに総詰めの筬(L4 )で連結糸(5)
を、紐条部分(1)を構成する各ウエールで表裏素地部
(3)(4)間に架け渡して表裏素地部(3)(4)を
連結するように編込んで、各紐条部分(1)の表裏素地
部(3)(4)間が、その両者に渡る連結糸(5)のみ
であって実質的に中空もしくは立体空隙を有する立体状
をなすように編成する。
【0030】そしてこの編成後、前記編地をネット状を
なすように適当に拡幅して網目孔(2)を開口させて熱
セットもしくは合成樹脂による加工処理を施すことによ
り、使用した糸に適度に剛性および保形力が付与され
て、紐条部分(1)が実質的に中空もしくは立体空隙を
有する立体状をなし、かつ表面側の結節部(6)と、裏
面側の結節部(7)とが互い違いの位置にあって、両結
節部(6)および(7)がそれぞれ他方側の網目孔用開
口(2b)および(2a)の略中央に対応位置している
図1〜4に示す立体構造状ネット(A)が得られる。
【0031】すなわち、各紐条部分(1)は、その表裏
素地部(3)(4)が編成方向にジグザグ状をなすとと
もに、各紐条部分(1)において表裏素地部(3)
(4)を連結する連結糸(5)がうねりながら編成方向
に連続して交互に左右に傾斜し、網目孔(2)の部分で
断面略V形または逆V形のトラス構造をなすものとな
る。また網目孔(2)は、各紐条部分(1)(1)間で
編成方向に連続して、表側と裏側にそれぞれ交互に開口
することになる。
【0032】前記において、表裏素地部(3)(4)間
の連結糸(5)が粗くなる場合には、この部分に経糸を
編目形成することなく挿入することも可能である。また
筬(L4 )による連結糸(5)は、網目孔(2)を画成
する紐条部分(1)でのラッピング方向等に応じて2枚
の筬に分けてラッピングさせることもできる。
【0033】図6は、経編編成による本発明のトラス型
立体構造状ネット(A)の他の編組織を例示している。
【0034】この実施例の場合、フロント側では、鎖編
糸を2本ずつ交互に導糸する2種の鎖編筬(L3 )(l
4 )と、挿入糸を2ウエール毎に交互に導糸する2種の
挿入糸筬(L1 )(L2 )とにより、鎖編筬(L3 )お
よび(L4 )による鎖編ウエールに対しそれぞれ挿入糸
を横振り挿入しながら、2ウエールに渡る編目列により
紐条部分(1)の表側素地部(3)をそれぞれ編成する
とともに、網目孔(2)に相当する所要コース毎に、鎖
編ウエールを編成する鎖編筬を左右交互に2ウエール分
横に移行させて、左右に隣接する紐条部分(1)の表側
素地部(3)と交互に1もしくは数コースに渡り結節
し、その後、元の位置に戻すようにして編成する。
【0035】またバック側では、フロント側と同様に、
鎖編糸を2本ずつ交互に導糸する2種の鎖編筬(L6 )
(L7 )と、挿入糸を2ウエール毎に交互に導糸する2
種の挿入糸筬(L8 )(L9 )とにより、鎖編筬(L6
)(L7 )による鎖編ウエールに対しそれぞれ挿入糸
を横振り挿入しながら、2ウエールに渡る編目列により
紐条部分(1)の裏側素地部(4)をそれぞれ編成する
とともに、フロント側の結節コースと対応するコース毎
に、鎖編ウエールを編成する鎖編筬をフロント側とは左
右反対側へ交互に2ウエール分横に移行させて左右に隣
接する紐条部分(1)の裏側素地部(4)と交互にそれ
ぞれ1もしくは数コースに渡り結節し、その後、元の位
置に戻すようにして編成する。
【0036】さらに総詰めの筬(L5 )で連結糸(5)
を、紐条部分(1)を構成する各ウエールで表裏素地部
(3)(4)間に架け渡して表裏素地部(3)(4)を
連結するように編成している。
【0037】この編組織による場合も、各紐条部分
(1)の表裏素地部(3)(4)が2ウエールにわたる
幅を持ち、かつこの表裏素地部(3)(4)がその両者
に掛け渡された連結糸(5)により連結されて、紐条部
分(1)が連結糸(5)(5)間に立体空隙を有する通
気および透水可能な立体状をなし、かつ図1〜図2と同
様の、表裏素地部(3)(4)の結節部(6)(7)が
それぞれ他方側の網目孔用開口の略中央に対応位置する
立体構造状ネット(A)を得ることができる。
【0038】上記の実施例において、表裏素地部(3)
(4)を補強する意味で、図6の符号10のように補強
糸を挿入しておくことができる。
【0039】なお、上記のいずれの実施例の場合におい
ても、各紐条部分(1)の表裏素地部(3)(4)の結
節部(6)(7)がそれぞれ他方側の網目孔用開口の略
中央に位置するように構成した場合を示したが、これに
限らず、図5における結節用挿入糸による結節部、ある
いは図6における鎖編筬の移行による結節部を、表裏で
ずらせるコース数(間隔)を適宜変更することにより、
例えば図7に例示するように表裏の結節部(6)(7)
を相互に僅かに位置をずらせた構成とすることもでき
る。
【0040】この場合、各網目孔(2)における紐条部
分(1)が主に編成方向の一方側へ傾斜することになる
ので、この傾斜を利用して法面の土砂、種子、肥料等の
保護ネットとして好適に利用できることになる。
【0041】また表裏素地部(3)(4)の結節部
(6)(7)のウエール方向の結節長さ(結節コース
数)は同じである必要はなく、例えば図8に示すよう
に、前記表裏の結節部(6)(7)の結節長さ、すなわ
ち結節コース数を表裏で異にして実施することができ
る。このように表裏の結節長さを異にすることにより、
表裏一方の網目孔用開口(2a)が略ひし形、他方の網
目孔用開口(2b)が略6角形をなす立体構造状ネット
(A)を得ることができる。図示していないが、表裏の
結節部(6)(7)の位置を編成方向にごく僅かにずら
せて、しかも表裏の結節部(6)(7)の結節長さを異
にすることも可能である。
【0042】さらに、表裏の結節部(6)および(7)
のそれぞれについて、編成方向の結節部の列毎交互に、
あるいは左右方向の結節部の列毎交互に結節長さを異に
して実施する等、結節長については適宜設定することが
できる。
【0043】上記のダブルラッシェル編によるネット
(A)における網目孔(2)の開口の大小については、
紐条部分(1)の結節部(6)(6)および(7)
(7)間の長さ、すなわちコース数の増減によって調整
でき、その開口形状は結節部(6)(7)の結節長さや
編成組織および拡幅調整によって略6角形や4角形等、
任意に設定できる。また紐条部分(1)の断面形状の大
小や、内部の空間部(8)による空隙保有率は、表裏素
地部(3)(4)間の間隔と表裏素地部(3)(4)の
ウエール数やゲージ間隔(ウエール間隔)によって適宜
設定できる。
【0044】また、上記の各紐条部分(1)の構成とし
て、表裏素地部(3)(4)を2〜3ウエールで形成し
て、そのウエール間隔を極く小さく設定することによ
り、実質的に僅かな立体空隙を有する板状の立体状に構
成することも可能である。紐条部分(1)を1ウエール
で立体条に構成することも可能であるが、実施上は前記
のように複数ウエールにしておくのが好ましい。さらに
3ウエール以上に渡る場合、中間ウエールの連結糸を省
略して、少なくとも両端のウエールで表裏素地部(3)
(4)を連結糸(5)により連結して、内部に大きな中
空部を構成することもできる。また各ウエール間を狭く
設定することにより、連結糸(5)の密度を高くするこ
とができる。
【0045】上記の立体構造状ネット(A)において、
表裏素地部(3)(4)を構成する糸条は、特に限定さ
れるものではないが、通常は耐水性に優れる合成繊維糸
条が使用され、ナイロン糸や炭素繊維糸その他の各種の
合成繊維のマルチフィラメント糸やモノフィラメント糸
が好適に用いられる。その太さや素材は、用途によって
要求される強度や張力、弾性等を考慮して決定される。
また連結糸(5)としては、前記表裏素地部(3)
(4)を連結して立体状に支えるのに適するように、前
記同様に合成繊維糸条から弾性や強度等を考慮して適宜
選択され、主にモノフィラメント糸が好適に用いられ
る。これらの糸条は、編成後の熱セットもしくは合成樹
脂加工により、適度に剛性および耐圧縮性を与えること
ができる。また表裏素地部(3)(4)を連結する連結
糸(5)の本数が多くなり密度が高くなるほど、厚み方
向の耐圧強度や弾性力が増す。もちろんナイロン等の同
質素材で太い糸の場合ほど腰が強くなる。
【0046】上記の表裏素地部(3)(4)を構成する
糸および連結糸(5)の全部または一部、例えば紐条部
分を構成する複数ウエーの一部のウエールに弾性糸を用
いることにより、伸縮性を持った立体構造のネットとす
ることも可能である。この場合、弾性糸を使用していな
いネットでは得られないフィット性が得られる。
【0047】さらに上記の立体構造状ネット(A)にお
いて、図9に示すように、表裏素地部(3)(4)の少
なくとも一方側、例えば裏側素地部(4)に、アクリル
系樹脂等の合成樹脂を吹付け、塗布等のコーティング手
段により、あるいは浸漬手段により糸条に付着固化させ
ておくことができる。(9)はその樹脂コーティング層
を示す。
【0048】この場合、経編編成等による編目が固定保
持されて該素地部が補強され、網目の緩みやほつれのお
それがなく、さらに構造が安定したものとなり、より強
度および弾性力の高いネットが得られる。なお、前記の
樹脂コーティングを浸漬手段により実施する場合、表裏
素地部(3)(4)間の連結糸(5)の部分は密度が比
較的粗くて樹脂が保持されないため、ネット全体を浸漬
しても、連結部分の通気および透水性が阻害されること
はない。また、表裏素地部における付着樹脂量を適当に
設定することにより、該素地部の通気および透水性を確
保できる。
【0049】さらに、樹脂フィルムを表裏一方側の素地
部にラミネート手段により積層してこれを軟化溶融させ
て一体化させることもできる。この場合、網目孔(2)
の開口を塞ぐことがないようにするが、片面側の網目孔
(2)の開口を塞ぐようにラミネートしておくこともで
きる。この場合、シートとしての機能と、立体構造のネ
ットとして機能とを併せ持つものとなる。さらに不織布
なとの他のシート素材を張り合せて使用することもでき
る。
【0050】上記のダブルラッシェル編による立体構造
状ネット(A)において、経挿入による編成組織を利用
して、網目孔(2)を画成する紐条部分(1)の内部、
または紐条部分(1)と(1)との間に、合成樹脂製の
有孔パイプもしくは繊維製の網状パイプ等の適度に可撓
性および弾性があってかつ通気および透水性のあるパイ
プ体を挿入しておくことができる。これは、例えば図5
に示す組織において、前記網状パイプ等を隣接する2ウ
ェール間に経挿入することにより編成できる(図示省
略)。前記のパイプ体を後挿入によって挿入することも
可能である。この場合、紐条部分(1)の耐圧強度が、
上記した実施例の場合よりもさらに向上する。
【0051】またネット(A)の実質的に中空の立体状
の紐条部分(1)の内部、または紐条部分(1)と
(1)との間に、上記のパイプ体のほか、用途や目的に
応じて、補強用ロープあるいは綿、不織布やスポンジ体
等の紐状物を挿入することができる。これによって、前
者の場合、ネットの引張り等に対する強度が向上し、敷
設、張設時の取扱いが容易になる。また後者の場合、通
気および集排水機能を良好に保持できる。なお、弾性糸
等の伸縮性のある紐状物を挿入して伸縮性を持たせるこ
とも可能である。
【0052】さらに、種子や肥料あるいは医薬品等を保
持させた紐状物を挿入することも可能であり、この場
合、植生用ネットや医療用ネット等としてその使用目的
に応じた特殊な機能を持たせることもできる。
【0053】また、上記の立体構造状ネット(A)にお
いて、表裏素地部(3)(4)を連結する連結糸(5)
を部分的に省略して紐条部分(1)の側面一部を開口さ
せて、上記したパイプ体や紐状物を紐条部分(1)に対
し交叉する方向に通して実施することも可能である。
【0054】さらに、上記のダブルラッシェル機による
経編編成のみによらず、他の横編や丸編編成さらには組
物等の編組手段により、あるいは織成手段によって実施
することもでき、上記同様に、表裏素地部とこの該表裏
素地を連結する連結糸とにより網目孔を画成する紐条部
分を実質的に中空もしくは立体空隙を有する立体状に構
成し、さらに紐条部分を、表裏素地部において異なる位
置で結節して、各紐条部分において表裏素地部を連結す
る連結部分が交互に左右に傾斜したトラス構造をなすよ
うに構成して実施することができる。また合成樹脂成形
により同様に構成して実施することもできる。
【0055】本発明の立体構造状ネット(A)の厚み、
網目孔(2)の開口(2a)(2b)や紐条部分(2)
の大きさは、その用途等によって異なり、例えば、土
木、建設、農水産用等の場合は、かなり大きいものでも
使用可能であることから、通常、ネットの厚み2〜数1
00mm、網目孔のさし渡し2〜6000mm、紐条部
分の幅2〜2000mmの範囲に設定される。経編編成
により製造する場合、一般には、網目孔のさし渡し2〜
1000mm、紐条部分の幅2〜500mmの範囲であ
る。寸法の大きいものは、各紐条部分を個別に連続状に
形成しておいて、この紐部分を結節してネットに構成す
ることにより得ることができる。またスポーツ、衣料、
医療用等の用途の場合は、前記数値よりもさらに小さい
ものが要求されることもある。
【0056】上記のようなトラス型立体構造状ネット
(A)は、例えば宅地や造成地の斜面や法面における集
排水用ネットや吸水ネットあるいは安定ネットや保護ネ
ットとして、または種子吹付け用ネットや植生保護ネッ
トとして、または建築用保護ネットあるいは構造物作成
ネット、医療用ネット等として使用するものである。そ
の他、衣料用としても、好適な素材を選ぶことによって
使用可能である。
【0057】しかして、ネット(A)は、網目孔(2)
を画成する紐条部分(1)が空隙を有する立体状をなし
ているために、所要の厚みを保有した立体構造をなして
いるにも拘らず、軽量で取扱い易く、法面等の凹凸にも
なじみ易く、埋設や張設等の施工作業を容易に行なえ
る。また上記ネットを植生用に使用した場合、表裏の結
節部が位置を異にして存在するために、該ネットによる
被覆面積が大きく、客土や種子の保持率を高めることが
できる。
【0058】そして、このネット(A)を例えば造成地
等の斜面や法面の集排水用ネットとして図10のように
埋設使用した場合、該ネット(A)上の盛土(20)に
よる荷重がネットに作用するが、紐条部分(1)は、表
裏素地部(3)(4)における結節部(6)(7)が相
互に異なった位置にあって、表裏素地部(3)(4)間
の連結糸(5)の部分が網目孔(2)毎に左右に交互に
傾斜してトラス構造をなしているため、紐条部分(1)
の倒れを相互に規制するように作用する。したがって紐
条部分(1)が過度に圧縮してしまったり、つぶれたり
することがなく、立体構造を良好に保持して、空隙保有
率の低下を防止でき、通気および集排水効果を良好に保
持できる。また前記の紐条部分(1)の倒れ規制作用に
より厚み方向の弾力性も良好に保持され、この弾力性を
利用してマットやクッション等の弾性芯材として、また
緩衝材等の工業用材料としても利用できる。
【0059】
【発明の効果】上記した本発明のトラス型立体構造状ネ
ットによれば、特に網目孔を画成する紐条部分が網目孔
毎に左右に交互に傾斜したトラス構造をなすことによ
り、厚み方向の荷重や圧力に対して強く、耐圧強度や保
形性に優れ、立体構造状ネットとしての特性を良好に維
持できるので、例えば地中に埋設使用した場合において
も、盛土等の荷重による過度の圧縮やつぶれを防ぎ、立
体構造を良好に保持して、空隙保有率の低下を防止で
き、良好な通気および集排水効果を保持できる。
【0060】しかも紐条部分が空隙を有する立体状をな
しているので、厚みのある立体構造をなすにも拘らず、
軽量で取扱い易く、運搬や保管および埋設や張設等の施
工作業が行ない易いものとなる。
【0061】したがって、本発明のトラス型立体構造状
ネットは、その特性を利用して、宅地、グラウンド、造
成地等の集排水用ネットや吸水ネット、あるいは安定お
よび保護ネットとして、また法面の保護ネットや種子吹
付け用ネットあるいは植生用保護ネットとして好適に使
用することができる。さらに建築用保護ネットや構造物
作成ネット、農業用ネット、遮光ネット等として広く利
用できる。また良好な弾力性を保有するので、クッショ
クやマット等の弾性芯材等の工業材料にも好適に利用す
ることができる。
【0062】また、請求項2および3の発明の立体構造
状ネットは、その製造が容易であって、製造後の熱セッ
トによって適度に剛性を付与でき、その弾力性や圧縮強
度が全面にわたって略均一かつ良好なものとなる。
【0063】さらに、表裏素地の少なくとも一方に合成
樹脂をコーティングしたものにあっては、仮に経編編成
によるものであっても、その編目が保持固定されて一体
性がさらに高くなり、切断使用してもほつれが生じず、
さらに弾性力や耐圧縮性が増大し、耐久性に優れたもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す略示平面図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上の一部の拡大斜視図である。
【図4】同上の一部の拡大断面図である。
【図5】具体的な編組織によるラッピング状態を示す説
明図である。
【図6】他の実施例の編組織によるラッピング状態を示
す説明図である。
【図7】他の実施例を示す略示平面図である。
【図8】さらに他の実施例を示す略示平面図である。
【図9】さらに他の実施例を示す1部の拡大断面図であ
る。
【図10】造成地等の集排水用ネットとして使用する場
合の断面図である。
【符号の説明】
(1) 紐条部分 (2) 網目孔 (2a) 表面側の網目孔用開口 (2b) 裏面側の網目孔用開口 (3) 表側素地部 (4) 裏側素地部 (5) 連結糸 (6) 表側の結節部 (7) 裏側の結節部 (8) 空間部 (9) 樹脂コーティング層

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】網目孔を画成する紐条部分が通気および透
    水可能な空隙を有する立体状をなす立体構造状ネットで
    あって、紐条部分は、1方向に連続状をなし、その連
    続方向の所要間隔毎に表裏素地部においてそれぞれ表裏
    で互いに位置をずらせて左右両側に隣接する紐条部分と
    交互に結節されて、各紐条部分表裏素地部を連結する
    連結部分が前記連続方向の所定間隔毎に交互に左右に傾
    斜してトラス構造をなしていることを特徴とするトラス
    型立体構造状ネット。
  2. 【請求項2】合成繊維糸条により編組又は織成され、そ
    れぞれ網状をなす表裏素地部と、この表裏素地部を連結
    する連結糸により、網目孔を画成する紐条部分が通気お
    よび透水可能な空隙を有する立体状をなすように構成さ
    れた立体構造状ネットであって、紐条部分は、1方向
    に連続状をなすとともに、その連続方向の所要間隔毎に
    表裏素地部においてそれぞれ表裏で互いに位置をずらせ
    左右両側に隣接する紐条部分と交互に結節されて、各
    紐条部分表裏素地部を連結する連結糸の部分が前記連
    続方向の所定間隔毎に交互に左右に傾斜してトラス構造
    をなしていることを特徴とするトラス型立体構造状ネッ
    ト。
  3. 【請求項3】経編編成により、表裏素地部とこの両素地
    部を連結する連結糸とよりなる紐状部分が、通気および
    透水可能な空隙を有する立体状に構成され、この紐条部
    分が1もしくは複数ウエールの幅を持って編方向に連続
    するとともに、編方向の所要間隔毎に表裏素地部におい
    てそれぞれ相互に位置をずらせて左右両側に隣接する紐
    条部分と交互に結節されて、紐条部分における連結糸の
    部分が前記編方向の所定間隔毎に交互に左右に傾斜して
    いることを特徴とする請求項2に記載のトラス型立体構
    造状ネット。
  4. 【請求項4】表裏素地部の結節部が、それぞれ他方側の
    網目孔用開口の内方位置にあることを特徴とする請求項
    2または3のいずれかに記載のトラス型立体構造状ネッ
    ト。
  5. 【請求項5】表裏素地部の結節部が、表裏で結節長さを
    異にして両側に隣接する紐条部分と結節されてなること
    を特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のトラス型
    立体構造状ネット。
  6. 【請求項6】表裏素地部の少なくとも一方側に、合成樹
    脂をコーティングもしくは浸漬手段により付着させてな
    ることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のト
    ラス型立体構造状ネット。
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