JP2759314B2 - 森林浴消臭機 - Google Patents

森林浴消臭機

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JP2759314B2
JP2759314B2 JP6131286A JP13128694A JP2759314B2 JP 2759314 B2 JP2759314 B2 JP 2759314B2 JP 6131286 A JP6131286 A JP 6131286A JP 13128694 A JP13128694 A JP 13128694A JP 2759314 B2 JP2759314 B2 JP 2759314B2
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昭二 幸松
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  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に悪臭が発生し易い
工場、レストラン、病院、ホテル、家庭、その他人の集
まる場所に有効で、室内の悪臭を中和相殺するとともに
森林浴効果を得てさわやかな環境をつくりだす森林浴消
臭機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種脱臭剤、消臭剤、芳香剤等が
提供されているが、それらは専ら空気中に置くだけのも
のであり効果の点で限界があった。また、従来各種空気
清浄機も提供されているが、それらは空気清浄等の効果
はあっても、さらに進んで全く異なる環境、例えば、人
の気分を変えるような環境をつくりだすものではなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、森林浴エキ
ス、すなわち、各種樹木や草等の植物を独特な真空乾留
装置により収集したエキスを使用し、さらに樹木や草が
炭酸同化作用の時に酸素と一緒に発散する殺菌作用のあ
る芳香性物質(精油性分)に消臭作用があることに着目
したもので、該森林浴エキスを室内に効率よく発散させ
消臭とともに森林浴効果を得ることを目的とする。
【0004】なお、森林浴効果とは、旧ソ連のレニング
ラ−ド大学のト−キン博士が発見したロシア語のフィト
ン(植物の)チッド(殺菌作用)のことで、植物の発散
する前記殺菌作用のある芳香性物質を吸い込むことが健
康に役立つことを言う。
【0005】その事実は森の中のサナトリウム等におけ
る療養が健康回復に有効であることからも裏づけられ
る。
【0006】
【問題を解決しようとする手段】本発明は、前記目的を
達成するため、森林浴エキスの収納タンク、適時に適量
の森林浴エキスを前記収納タンクから上方に水平に設け
た適数の給水パイプに供給するポンプ、該給水パイプの
下方に垂直に設けられ該給水パイプから流出する森林浴
エキスを受けて湿潤される通気性を有する消臭エレメン
ト、該消臭エレメントの背面に設けられた送風ファン、
該消臭エレメントの下方に設けられたドレンパン、該ド
レンパンの底部から前記森林浴エキスの収納タンクに連
結された循環パイプからなる構成としたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、森林浴エキスを含んだ消臭エ
レメントに悪臭を含んだ空気を通過接触させることによ
り、悪臭を含んだ粒子を消臭エレメントに付着させ洗い
流し収納タンクに蓄積させると同時に消臭エレメントで
森林浴エキスを水の分子と共に気化させ、その分子を含
んだ空気を室内に放出拡散でき、空気中の悪臭分子を中
和相殺でき、空気清浄もできるので、さわやかな環境を
つくりだすことができるため、気分転換、作業の効率化
が期待できる。
【0008】すなわち、モ−タ6を作動させると、森林
浴エキスがポンプ2の働きで、配管4、吐出配管5を通
って給水パイプ3に供給され、さらに該給水パイプ3の
吐出口8から流出して消臭エレメント12を湿潤する。
【0009】同時に送風ファン15によって消臭エレメ
ント12の背面から空気が直角に通過させられ、該消臭
エレメント12に浸透している森林浴エキスが気化させ
られ、その分子を含んだ空気が本体Bの前面の吐風口1
9から室内に放出拡散されるものである。
【0010】さらに気化されなかった森林浴エキスは、
悪臭を含んだ粒子と共にドレンパン16から循環パイプ
17を通って収納タンク1に自動的に回収され、再び使
用される。
【0011】ただし、再び使用される森林浴エキスを含
んだ水の中の悪臭を含んだ粒子から再び悪臭が発散する
時は森林浴エキス分子と中和相殺して発散させられるの
で悪臭を感じなくなる。もっとも、収納タンク1に蓄積
された悪臭を含んだ粒子は濃縮された場合には、収納タ
ンク1に新しい森林浴エキスを供給する前に下水等に排
水する。
【0012】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本発明の全体斜視図、図2は消臭
エレメント部の一部切欠き斜視図、図3は他の実施例を
示す消臭エレメント部の一部省略分解斜視図、図4
(a)(b)(c)は図3における消臭エレメントの取
付過程を示す縦断面図、図5は消臭エレメント森林浴エ
キスを供給する制御装置の一例を示す斜視図である。
【0013】図1において、Bはボックス状の本体、1
は森林浴エキスの収納タンクであり、好ましくは内部残
量を外部から確認できる半透明プラスチック等で構成す
ることが望ましい。もっとも、図示しないが残量が少な
くなった場合の警報装置が別に設けられる。
【0014】図中、2は上方に設けた給水パイプ3に適
時に適量の森林浴エキスを供給するポンプであり、ダイ
ヤフラムタイプに構成され、前記収納タンク1の底部か
ら延長された配管4及び吐出配管5を有し、その下方に
設けたモ−タ6のON−OFF制御等で回転させられる
カム7によって適時に圧縮及び伸長復帰させられる構成
となっている。もっとも、前記モ−タ6は前記ダイヤフ
ラムタイプに限られるものではない。
【0015】前記ポンプ2の吐出配管5の先端に前記給
水パイプ3が連結される。該給水パイプ3は上面に所定
間隔を開けて吐出口8が設けられる。、そして図1及び
図2の実施例では、前記吐出口8から流出する森林浴エ
キスを浸透拡散させる繊維等9を詰めたトレ−10内に
前記給水パイプ3が水平に設けられている。
【0016】そして該トレ−10の底部には、その長手
方向に適数の長孔11が設けられ、該長孔11に、前記
給水パイプ3の吐出口8から流出する森林浴エキス、具
体的には前記トレ−10内の繊維等9に浸透拡散された
森林浴エキスを受けて湿潤される通気性を有する消臭エ
レメント12の上端が適合させられる。
【0017】該消臭エレメント12は、前記給水パイプ
3の長さ及び適当な上下幅を有し、湿潤し易い網状繊維
で予め袋状に構成され、下方開口部から矩形の枠部材1
3を挿入して下方を受け材14で押さえ、前記矩形の枠
部材13の両側に前記湿潤し易い網状繊維が張られた構
成となっている。
【0018】つぎに前記消臭エレメント12の背面に送
風ファン15が設けられる。該送風ファン15は前記消
臭エレメント12の長さ及び上下幅全面に直角に送風を
行う大きさに構成され、モ−タ(図示せず)で回転させ
られる。
【0019】さらに前記消臭エレメント12の下方に
は、ドレンパン16が設けられ、該ドレンパン16の底
部から前記森林浴エキスの収納タンク1に循環パイプ1
7が連結される。なお、前記ドレンパン16は前記ボッ
クス状の本体B側に支持され、前記消臭エレメント12
の支持を兼ねている。
【0020】図中、18は前記送風ファン14の上部位
置の前記ボックス状の本体Bに構成された空気取り入れ
口、19は前記消臭エレメント12の全面位置の前記ボ
ックス状の本体Bに構成された吐風口、20は24時間
タイマ−、21は電源スイッチ、22は電源ランプ、2
3は減水警報ランプである。
【0021】前記構成の本発明は、希釈した森林浴エキ
スを収納タンク1に入れ、例えば、前記24時間タイマ
−20で必要時間をセットすれば、毎日同じ時間にポン
プ2及び送風ファン15が作動させられる。勿論、前記
24時間タイマ−20を使用しないマニュアル操作も可
能である。
【0022】前記モ−タ6が作動させられると、森林浴
エキスがポンプ2の働きで、配管4、吐出配管5を通っ
て給水パイプ3に供給され、その吐出口8から流出して
トレ−10内の繊維等9を湿潤する。
【0023】さらに前記繊維等9が森林浴エキスで湿潤
するのに伴い、毛細管現象で森林浴エキスが消臭エレメ
ント12の全面に広がりその全体を湿潤する。同時に送
風ファン15によって該消臭エレメント12の背面から
乾燥空気が直角に通過させられ、該消臭エレメント12
に浸透している森林浴エキスが気化させられ、その分子
を含んだ空気が前記本体Bの前面の吐風口19から室内
に放出拡散されるものである。
【0024】そして、気化されずに残った森林浴エキス
は、消臭エレメント12の下端に至り、さらにドレンパ
ン16に溜まり、循環パイプ17から収納タンク1に回
収され、再び使用され、無駄になることなく経済的であ
る。
【0025】図3及び図4には、消臭エレメント12の
他の実施例が示されている。この実施例は前記図1及び
図2の実施例と異なり、複数の給水パイプ3に合わせて
それぞれ消臭エレメント12を設け、各消臭エレメント
12に給水パイプ3から直接森林浴エキスが供給される
ように構成したものである。
【0026】すなわち、消臭エレメント12が袋状に構
成され、その下方開口部から矩形の枠部材33が挿入さ
れ、消臭エレメント12が張られることは同じである
が、該枠部材33が消臭エレメント12と共に前記給水
パイプ3に直接取り付けられる構成となっている。
【0027】この枠部材33は、プラスチック、金属等
で構成され、図3に示されているように、上下に、それ
ぞれ外方が開口され、該それぞれの開口部33aの口部
が狭められ、両側にそれぞれ長孔33bを有する溝部材
33c及び33dが設けられて矩形に構成されている。
【0028】また、図面実施例では、消臭エレメント1
2の上端にはダブル縫い合わせ部分12aが構成されて
いる。図中、34は下端押さえ棒である。
【0029】まず、図4の(a)に示すように、前記袋
状の消臭エレメント12の下方開口部から前記枠部材3
3が挿入される。つぎに同図(b)に示すごとく、該枠
部材33の下方の溝部材33dの開口部33aに、その
内部に消臭エレメント12の下端部を巻き込むごとくし
て前記下端押さえ棒34を適合させる。その結果消臭エ
レメント12が枠部材33の両側に張られた構成とな
る。
【0030】つぎに前記ユニット化された消臭エレメン
ト12と枠部材33を前記給水パイプ3に取り付ける。
該取り付けは同図(c)に示すごとく、給水パイプ3
に、枠部材33を構成する上方の溝部材33cを下方か
ら適合させれば、消臭エレメント12の前記ダブル縫い
合わせ部分12aが給水パイプ3を包み込み、該給水パ
イプ3の吐出口8から流出する森林浴エキスが効率よく
消臭エレメント12に吸収及び浸透させられる。
【0031】前記構成によれば、給水パイプ3の吐出口
8から流出した森林浴エキスが直接消臭エレメント12
のダブル縫い合わせ部12aに吸収され、さらに毛細管
現象で消臭エレメント12の全面に広がり全体を湿潤す
るものである。
【0032】図5には、森林浴エキスを消臭エレメント
12に供給する制御装置の一例が示されている。図中、
40が森林浴エキスの供給源であり、該供給源から供給
された森林浴エキスは、サ−ビスバルブ41を通り、ス
トレ−ナ及びバキュ−ムブレ−カ−を内蔵した減圧逆止
弁42において、例えば0.8kg/cm に減圧さ
れ、加湿制御電磁弁43で給水がON−OFF動作でコ
ントロ−ルされ、加湿補給水量調整弁44を有する面積
式流量計45で加湿補給水量が一定に調整されて前記給
水パイプ3に供給され、前記のごとくして消臭エレメン
ト12に供給される構成となっている。図中、46は手
動排水弁である。
【0033】また、図中、47は森林浴エキスの定量注
入する場合に便利な定量注入ポンプであり、この場合に
は前記のごとき制御装置を設ける必要がない。図中、4
8は前記定量注入ポンプ47の制御盤である。
【0034】なお、この場合も消臭エレメント12の下
方に設けたドレンパン16に至った気化されなかった森
林浴エキスを適宜方法で収納タンク1に回収させること
が望ましい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、森林浴エキスを室内に
効率よく放出拡散させて消臭及び森林浴効果を得ること
ができ、さわやかな環境をつくることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体斜視図である。
【図2】消臭エレメント部の一部切欠き斜視図である。
【図3】他の実施例を示す消臭エレメント部の一部省略
斜視図である。
【図4】図3における消臭エレメントの取付過程を示す
縦断面図である。
【図5】消臭エレメントに森林浴エキスを供給する制御
装置の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 収納タンク 2 ポンプ 3 給水パイプ 12 消臭エレメント 15 送風ファン 16 ドレンパン 17 循環パイプ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 森林浴エキスの収納タンク、適時に適量
    の森林浴エキスを前記収納タンクから上方に水平に設け
    た適数の給水パイプに供給するポンプ、該給水パイプの
    下方に略垂直に設けられ該給水パイプから流出する森林
    浴エキスを受けて湿潤される通気性を有する消臭エレメ
    ント、該消臭エレメントの背面に設けられた送風ファ
    ン、該消臭エレメントの下方に設けられたドレンパン、
    該ドレンパンの底部から前記森林浴エキスの収納タンク
    に連結された循環パイプとからなることを特徴とする森
    林浴消臭機。
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