JP2002327940A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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Abstract
細菌を除去し、加湿機能を有する空気調和機を提供する
ことである。 【解決手段】 空気調和機10は、水を貯水する貯水タ
ンク12と、貯水タンク12から供給された水を気化す
る加湿フィルタ14と、加湿フィルタ14の空気を機外
へ送風する送風機19と、プラスイオンとマイナスイオ
ンを発生するイオン発生装置18とを備え、プラスイオ
ンとマイナスイオンを含んだ空気を加湿フィルタ14に
供給することにより、プラスイオンとマイナスイオンと
水分を含んだ空気を機外へ送風する構成とする。
Description
化させて空気調和を行う空気調和機に関するものであ
る。
えば、実開昭58−148520号公報に開示されてい
るように、モータ及びその回転軸に羽根とテーパ形状の
吸水管を取り付け、水槽部の水を吸水管の多数個の穴か
らフィルタに向けて飛散させ、この水で濡れたフィルタ
に乾燥空気を通過させることにより、加湿効果を得てい
た。
6号公報に開示されているように、貯水タンク内に貯水
された水を加湿フィルタで吸水し、この加湿フィルタを
通じて送風することにより、加湿フィルタの水が気化
し、その際の気化熱により送風空気の温度を下げ、冷風
として送風するようにしている。
構成では、水の腐敗により、細菌、カビ、藻類等が発生
するとともに、それらの発生に伴う異臭が生じることが
ある。そこで、上記の実開昭63−134326号公報
に記載された冷風扇では、加湿フィルタに脱臭剤を含有
させ、貯水タンク内の水や送風空気の脱臭を行ってい
る。
された空気調和機では、貯水タンク内に脱臭及び除菌効
果を有する薬剤を入れ、貯水タンクの水や送風空気の脱
臭、除菌を行っている。
において、室内の人数が多く、換気せずにいると、呼吸
により排出される二酸化炭素や煙草の灰、埃等の空気汚
染物質が増加するため、人間をリラックスさせる効能を
有するマイナスイオンが空気中から減少していく。特
に、煙草の灰によって多量のマイナスイオンが失われ、
通常の1/2〜1/5程度にまで減少することがある。
そこで、空気中のマイナスイオンを補給するため、種々
のイオン発生装置が提案されており、空気清浄機等に搭
載されてきた。
まっており、マイナスイオンのみを発生するイオン装置
では空気中の浮遊細菌を積極的に除去することはできな
かったが、出願人によりプラスイオンとマイナスイオン
とを発生させるイオン発生装置を搭載した空気清浄機が
実用化されている。
63−134326号公報の冷風扇のように、脱臭剤を
含有させる場合には、脱臭剤の経時劣化が生じるととも
に、加湿フィルタの交換の必要性等のメンテナンスに問
題がある。また、実開昭62−2936号公報の空気調
和機のように、貯水タンクに脱臭、除菌効果を有する薬
剤を入れる場合には、特別な薬剤を買い求める必要があ
り、取り扱いにくい問題がある。
ルタを常に除菌でき、空気中の浮遊細菌を除去し、加湿
機能を有する空気調和機を提供することを目的とする。
に、本発明に係る空気調和機においては、水を貯水する
貯水手段と、該貯水手段から供給された水を気化する加
湿フィルタと、該加湿フィルタの空気を機外へ送風する
送風手段と、プラスイオンとマイナスイオンを発生する
イオン発生装置とを備え、前記プラスイオンとマイナス
イオンを含んだ空気を前記加湿フィルタに供給する構成
とする。
生装置を併用運転することにより、空気中の湿度が上昇
して風邪のウイルス菌等の生息率を低下させ、更にプラ
スイオンとマイナスイオンで加湿フィルタを常に除菌で
き、空気中の浮遊細菌を除去することができる。その結
果、快適な空気を提供することができる。
生装置へ送る空気を加熱する加熱手段を前記送風手段の
上流側に設けてもよい。これにより、加湿フィルタで多
量の水が気化され、素早く設定された湿度にすることが
でき、使い勝手が良く、使用性の高い空気調和機を提供
することができる。
タの上面に供給する送水手段を設けてもよい。これによ
り、加湿フィルタに十分な量の水を供給することができ
る。
ントロールするように、前記送水手段の供給量、前記送
風手段の送風量、又は前記加熱手段の加熱量を変化させ
て制御することができる。これにより、加湿フィルタで
の蒸発量を調節して加湿制御することができる。
を前記イオン発生装置に供給してもよい。これにより、
イオン発生装置に送風する送風機を別に設ける必要がな
く、構成部品を少なくでき、小スペース化も実現でき
る。
マイナスイオンを含んだ空気を前記加湿フィルタに供給
してもよい。これにより、運転停止中に加湿フィルタに
付着した細菌を除去し、悪臭等の発生を防止することが
できる。
マイナスイオンを含んだ空気を前記加湿フィルタに供給
してもよい。これにより、加湿フィルタに含まれる細菌
を除去し、悪臭等の発生を防止することができる。
された空気に前記プラスイオンとマイナスイオンを含ま
せて前記加湿フィルタに供給してもよい。これにより、
加湿フィルタに含まれる細菌を除去し、更に、加熱され
た空気により、加湿フィルタを乾燥して悪臭等の発生を
防止することができる。
プラスイオンとマイナスイオンを含んだ空気を直接機外
へ送風する送風経路を設けてもよい。これにより、加湿
せずに、室内にイオンのみを供給することができる。
略図である。空気調和機10は、箱体の本体11と、本
体11より着脱可能で、水を貯水する貯水タンク12
と、貯水タンク12の下方に設けられ、貯水タンク12
から供給された水を一時的に貯める水受けタンク13
と、水受けタンク13の上方に設けられ、吸水性を有す
る加湿フィルタ14と、一端が水受けタンク13の水に
浸かった吸水管15と、吸水管15の途中に設けられ、
水受けタンク13の水を送水する送水ポンプ16と、吸
水管15の他端に接続されて加湿フィルタ14の上方に
設けられ、加湿フィルタ14の上面に水を散布する散水
バー17と、プラスイオンとマイナスイオンを発生する
イオン発生装置18と、加湿フィルタ14及びイオン発
生装置18に室内の空気を送る送風機19と、送風機1
9の背面に設けられ、送風機19が送る空気を加熱する
加熱体20と、加熱体20の背面の本体11に設けら
れ、送風機により室内の空気を吸い込む吸気口21と、
イオン発生装置18と配管等で接続され、イオン発生装
置18で発生したプラスイオンとマイナスイオンを含ん
だ空気を加湿フィルタ14に供給する経路と、本体11
の上面に設けられたイオン吹出口22から放出する経路
とを切り換える切換ダンパー23と、本体11の上面に
設けられ、加湿フィルタ14を通過した空気(水やプラ
スイオンやマイナスイオンを含んだ空気)を放出する吹
出口24とを備えている。
矢印で示しており、その経路は図示しない配管、導風板
等で形成されている。
路としては、貯水タンク12中の水が水受けタンク13
に供給され、吸水管15、送水ポンプ16、散水バー1
7を通って加湿フィルタ14に供給され、加湿フィルタ
14中で気化して吹出口24から放出される経路であ
る。その際、加湿フィルタ24に残った過剰の水は、加
湿フィルタ24の下部から水受けタンク13に戻る。こ
の送水ポンプ16により、加湿フィルタ14に十分な量
の水を供給し、また水量を調節することができる。
19の駆動により吸気口から吸気された空気は、加熱体
20、送風機19を介して、加湿フィルタ14、又はイ
オン発生装置18に送風される。加湿フィルタ14に送
風された空気は、加湿フィルタ14を通過するときに加
湿フィルタ14の水分を離脱させて、空気に水分を含ん
だ状態で吹出口24から放出される。一方、イオン発生
装置18に送風された空気は、イオン発生装置18で発
生したプラスイオンとマイナスイオンを受け取り、切換
ダンパー23へ送風され、切換ダンパー23から加湿フ
ィルタ14に送風されて加湿フィルタ14を通過すると
きには、加湿フィルタ14の水分を離脱させて空気に水
分を含み、プラスイオンとマイナスイオンも含んだ状態
で吹出口24から放出される。又は、イオン発生装置1
8に送風された空気は、イオン発生装置18でプラスイ
オンとマイナスイオンを受け取り、切換ダンパー23へ
送風され、切換ダンパー23からイオン吹出口22を通
じて放出される。
支持された円筒形のファン(不図示)と、このファンを
回転させるファンモータ(不図示)とからなる。そし
て、送風機19は、加湿の強弱に応じてファンの回転数
が制御され、風量が調節される。
線ヒータや正特性ヒータ等を用いることができる。この
加熱体20は、設定された湿度に早く到達させたい場合
や多量に加湿する場合に駆動させる。その結果、空気の
温度が上がり、加湿フィルタ14の水分の離脱量が多く
なり、多くの水分を含んだ空気が放出される。
値以下に達したことを検知する水位スイッチ25が設け
られている。この水位スイッチ25で検知されると、本
体の表示部(不図示)に水量がなくなったことが表示さ
れる。
応じて出力が制御されるとともに送水量が調節される。
図2に、図1の散水バー17周辺の斜視図を示す。散水
バー17の底面には、加湿フィルタ14へ散水するため
の散水口26が複数個配設され、均一に散水できるよう
に散水口26の穴径は異なって形成されている。なお、
加湿フィルタ14には、例えば、断面形状がハニカム状
の直方体であって、吸水性を有する不織布を用いること
ができる。
は、水受けタンク13へ排水可能なタンクキャップ27
が取り付けられている。図3(a)に図1のタンクキャ
ップ27周辺の側断面図を、図3(b)に図3(a)の
A−A線平断面図を示す。タンクキャップ27は、貯水
タンク12の排水口に螺合されており、貯水タンク12
が本体11から取り外されているときは水漏れを防止
し、本体11に装着されているときのみ、排水可能とし
ている。
るリブ状の座受け部27aが形成されている。そして、
座受け部27aと所定の隙間を有して往復動する弁シャ
フト28と、弁シャフト28の底部に一体に形成された
円板状の弁シャフト受け部28aと、弁シャフト28の
外周に設けられ、かつ座受け部27aと弁シャフト受け
部28aとで支持された弁スプリング29と、弁シャフ
ト28の上部に設けられ、タンクキャップ27の排水口
となる穴44及び空間部43を塞げる曲面状の弁ゴムシ
ート30とからなる弁機構31が設けられている。
11から取り外されているときは、弁スプリング29が
伸びて弁ゴムシート30が排水口を塞ぐため、貯水タン
ク12は密閉され、水漏れを防止できる。一方、貯水タ
ンク12が本体11に装着されているときは、水受けタ
ンク13に形成された凸状の受け部13aが、弁シャフ
ト受け部28aと接触することにより、弁シャフト28
及び弁ゴムシート30が持ち上げられ、弁スプリング2
9は縮んで空間部43ができ、空間部43より水が流出
して平断面が扇形の穴44を通って、水が水受けタンク
13に供給される。そして、水受けタンク13の水位
は、タンクキャップ27の先端位置で保持される。
る。イオン発生装置18は、誘電体となるガラス管32
と、ガラス管32の内周面に密着するように配設した内
電極33と、ガラス管32の外周面に密着するように配
設した外電極34と、ガラス管32の両側端に嵌着され
た一対の栓部材35、36とを有する。そして、栓部材
36の中心に形成された孔37からガラス管32内にリ
ード線38の一端が挿入され、内電極33に溶着されて
いる。また、外電極34にもリード線39の一端が溶着
され、リード線38、39の他端は制御回路(不図示)
に接続されている。
面側の周縁部に周突起部40が形成され、周突起部40
の中央付近にはガラス管32の側端が嵌着する周溝41
が形成されている。栓部材35、36の外側面には、イ
オン発生装置18を本体11に取り付けるための外周溝
42が形成されている。また、栓部材35、36の中心
には、薄膜が形成された孔37が形成されており、この
薄膜にはリード線38を通す際に容易に破れるような加
工処理がなされている。
「パイレックス」、外径20mm)を用いているが、これ
に限定されるものではなく、絶縁性を有するものであれ
ばよい。また、その形状についても特に限定はなく、搭
載する機器の形状、構造等から適宜決定すればよい。
SUS304からなるステンレス鋼板を円筒状にロール
加工したものを用いることができる。また、外電極34
には、SUS316又はSUS304からなるステンレ
ス鋼線を平織りした16メッシュの金網を用いることが
できる。ここで、「メッシュ」とは一辺1インチの正方
形内部にある孔の数を意味する。従って、メッシュ数の
大きいものほど網目が細かい。なお、イオン発生装置1
8の静電容量を大きくし、イオン発生効率を上げるため
に、内電極33及び外電極34をガラス管32に密着さ
せている。
のようにして組み立てることができる。まず、リード線
38が予め溶着された内電極33をガラス管32の内側
に挿入する。次に、リード線38の自由端を栓部材36
の孔37に挿通させながら、ガラス管32の一方の側端
に栓部材36を嵌着させる。そして、リード線39が予
め溶着された外電極34をガラス管32の外側に装着さ
せた後、ガラス管32の他方の側端に栓部材35を嵌着
する。
て説明する。図5は、空気調和機10の構成を示すブロ
ック図である。本体11の外面に設けられた操作部50
の運転スイッチ51がON操作されると、操作部50と
電気的に接続された制御回路55のスイッチ入力回路5
6が、制御部57へ電源ONの指示を出し、制御部57
は空気調和機10の電源をONにする。続いて、加湿ス
イッチ52が押されて自動運転モードが選択されると、
スイッチ入力回路56、制御部57を通じて送風機駆動
回路59及び送水ポンプ駆動回路60が作動し、送風機
19及び送水ポンプ16が駆動して自動加湿運転がスタ
ートする。なお、自動加湿運転中は予め設定された湿度
で制御し、湿度は湿度設定スイッチ54により適時設定
される。
湿モードが「自動」、「強」、「中」、「弱」、「自
動」の順で切り換わり、選択された加湿モードで加湿運
転する。なお、加湿スイッチ52がON操作されると、
自動的にイオン発生装置駆動回路58が作動し、イオン
発生装置18が駆動するようにすることが望ましい。
生装置18を併用運転することにより、空気中の湿度が
上昇して風邪のウイルス菌等の生息率を低下させ、更に
プラスイオンとマイナスイオンを発生させイオンを含ん
だ空気を加湿フィルタ14に通すので常に除菌でき、空
気中の浮遊細菌を除去することができる。その結果、快
適な空気を得ることができる。
7に接続された湿度センサ63により検出される室内の
湿度が、設定された湿度になるように、制御部57は送
水ポンプ16の供給量や送風機19の送風量、更に加熱
体20の加熱量を変化させる。これにより、加湿フィル
タ14での水分の離脱量を調節して自動的に加湿制御す
ることができる。
く、加湿量を多く発生(例えば、約400ml/h)す
る。また、中加湿運転は、加湿量を強加湿運転の約半分
の発生量(例えば、約250ml/h)とする。また、
弱加湿運転は、加湿量を少なく発生(例えば、約100
ml/h)する。
発生させるときは、加熱体駆動回路61を作動させ、加
熱体20を駆動させることにより、吸気口21から取り
入れた空気を加熱体20で加熱して加湿フィルタ14に
送風することができるので、加湿フィルタ14において
多量の水を気化することができ、設定された湿度までの
到達時間が早く、また多量に加湿することができる。ま
た、送水ポンプ16の送水量を多くし、送風機19の回
転数を上げて風量を増すことによっても、同様な効果が
発揮される。
設定された湿度まで短時間に達するように運転するとき
等に、加熱体20を駆動させたり、送水ポンプ16の送
水量を多くしたり、送風機19の風量を増したりするこ
とにより、使い勝手が良く、使用性の高い空気調和機を
得ることができる。
る場合について説明する。イオン運転スイッチ53が押
される度にイオン発生モードが「クラスター」、「クリ
ーニング1」、「クリーニング2」、「切」、「クラス
ター」の順で切り換わり、選択されたイオン発生モード
で運転する。
置18の単独運転を意味する。クラスター運転が選択さ
れると、制御部57は、切換ダンパー駆動回路62を作
動させ、切換ダンパー23をイオン吹出口22の方へ切
り換える。そして、イオン発生装置18に送風された空
気は、イオン発生装置18でプラスイオンとマイナスイ
オンを受け取り、切換ダンパー23を通じてイオン吹出
口22から放出される。これにより、加湿せずに、室内
にイオンのみを供給する空気調和機を提供することがで
きる。
転1は、運転スイッチ51がOFF操作されて空気調和
機10が停止した後に、プラスイオンとマイナスイオン
を含んだ空気を加湿フィルタ14に送風する運転を意味
する。クリーニング運転1が選択されると、空気調和機
10の運転停止後に、制御部57は、切換ダンパー駆動
回路62を作動させ、切換ダンパー23が加湿フィルタ
14への経路になるように制御し、次に、イオン発生装
置18及び送風機19を駆動させてプラスイオンとマイ
ナスイオンを含んだ空気を加湿フィルタ14に送風す
る。このプラスイオンとマイナスイオンにより、加湿フ
ィルタ14に含まれる細菌を除去し、次回使用時の悪臭
等の発生を防止することができる。
ーニング運転1において更に加熱体20を駆動させる運
転を意味する。クリーニング運転2が選択されると、空
気調和機10の運転停止後に、制御部57は、切換ダン
パー駆動回路62を作動させ、切換ダンパー23が加湿
フィルタ14の方になるように制御し、次に、イオン発
生装置18、送風機19、及び加熱体20を駆動させて
加熱されたプラスイオンとマイナスイオンを含んだ空気
を加湿フィルタ14に送風する。このプラスイオンとマ
イナスイオンを含んだ空気により、加湿フィルタ14に
含まれる細菌を除去し、更に、加熱された空気を送るこ
とにより、加湿フィルタ14を乾燥して悪臭等の発生を
防止することができる。
リーニング運転1、2を行うことにより、運転停止中に
加湿フィルタに付着した細菌を除去することができる。
また、切運転は、イオン発生装置18の運転停止を意味
し、加湿運転モードにおいてイオン発生装置18の併用
運転を停止する。
は、空気の流れる順に加熱体20、送風機19、加湿フ
ィルタ14を配設しているが、送風機19、加熱体2
0、加湿フィルタ14の順にすることも考えられる。し
かしながら、この順にすると加熱体20と加湿フィルタ
14との距離が短くなり、空気の温度が均一にならない
状態、即ち不均一な温度の空気が加湿フィルタ14を通
過することになる。従って、加湿フィルタ14の全面を
使って加湿(気化)することができず、加湿量を上げる
ことには繋がらない。また、加湿フィルタ14の下方に
ある水受けタンク13の水が加熱体20にかかるおそれ
があり、安全上好ましくない。なお、加湿フィルタ1
4、イオン発生装置18、又は加熱体20に送風する送
風機を個別に設けてもよい。
する貯水手段と、貯水手段から供給された水を気化する
加湿フィルタと、加湿フィルタの空気を機外へ送風する
送風手段と、プラスイオンとマイナスイオンを発生する
イオン発生装置とを備え、プラスイオンとマイナスイオ
ンを含んだ空気を加湿フィルタに供給することにより、
空気中の湿度が上昇して風邪のウイルス菌等の生息率を
低下させ、更にプラスイオンとマイナスイオンで加湿フ
ィルタを常に除菌でき、空気中の浮遊細菌を除去するこ
とができる。その結果、快適な空気を得ることができ
る。
フィルタ又はイオン発生装置へ送る空気を加熱する加熱
手段を送風手段の上流側に設けることにより、加湿フィ
ルタで多量の水が気化され、素早く、多量に加湿するこ
とができ、従って、使い勝手を良く、使用性も高くする
ことができる。
手段の水を加湿フィルタの上面に供給する送水手段を設
けることにより、加湿フィルタに十分な量の水を供給す
ることができる。
の湿度が予め設定した湿度になるように、送水手段の供
給量、送風手段の送風量、又は加熱手段の加熱量を変化
させて制御することにより、加湿フィルタでの水の蒸発
量を調節して加湿制御することができる。
フィルタ部分の空気を機外へ送風する送風手段で発生す
る送風の一部をイオン発生装置に供給することにより、
イオン発生装置に送風する送風機を別に設ける必要がな
く、構成部品を少なくでき、小スペース化も実現でき
る。
開始時に、前記プラスイオンとマイナスイオンを含んだ
空気を前記加湿フィルタに供給することにより、運転停
止中に加湿フィルタに付着した細菌を除去し、悪臭等の
発生を防止することができる。
停止後に、プラスイオンとマイナスイオンを含んだ空気
を加湿フィルタに供給することにより、加湿フィルタに
含まれる細菌を除去し、悪臭等の発生を防止することが
できる。
停止後に、加熱手段で加熱された空気にプラスイオンと
マイナスイオンを含ませて加湿フィルタに供給すること
により、加湿フィルタに含まれる細菌を除去し、更に、
加熱された空気により、加湿フィルタを乾燥して悪臭等
の発生を防止することができる。
ン発生装置で発生するプラスイオンとマイナスイオンを
含んだ空気を直接機外へ送風する送風経路を設けること
により、加湿せずに、室内にイオンのみを供給すること
ができる。
ある。
ある。 (b)図3(a)におけるA−A線平断面図である。
装置の概略図である。
ク図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 水を貯水する貯水手段と、 該貯水手段から供給された水を気化する加湿フィルタ
と、 該加湿フィルタの空気を機外へ送風する送風手段と、 プラスイオンとマイナスイオンを発生するイオン発生装
置とを備え、 前記プラスイオンとマイナスイオンを含んだ空気を前記
加湿フィルタに供給することを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 前記加湿フィルタ又は前記イオン発生装
置へ送る空気を加熱する加熱手段を前記送風手段の上流
側に設けたことを特徴とする請求項1記載の空気調和
機。 - 【請求項3】 前記貯水手段の水を前記加湿フィルタの
上面に供給する送水手段を設けたことを特徴とする請求
項1又は2記載の空気調和機。 - 【請求項4】 室内の湿度が予め設定した湿度になるよ
うに、前記送水手段の供給量、前記送風手段の送風量、
又は前記加熱手段の加熱量を変化させて制御することを
特徴とする請求項3記載の空気調和機。 - 【請求項5】 前記送風手段で発生する送風の一部を前
記イオン発生装置に供給することを特徴とする請求項1
〜4何れかに記載の空気調和機。 - 【請求項6】 運転開始時に、前記プラスイオンとマイ
ナスイオンを含んだ空気を前記加湿フィルタに供給する
ことを特徴とする請求項1〜5何れかに記載の空気調和
機。 - 【請求項7】 運転停止後に、前記プラスイオンとマイ
ナスイオンを含んだ空気を前記加湿フィルタに供給する
ことを特徴とする請求項1〜5何れかに記載の空気調和
機。 - 【請求項8】 運転停止後に、前記加熱手段で加熱され
た空気に前記プラスイオンとマイナスイオンを含ませて
前記加湿フィルタに供給することを特徴とする請求項1
〜5何れかに記載の空気調和機。 - 【請求項9】 前記イオン発生装置で発生する前記プラ
スイオンとマイナスイオンを含んだ空気を直接機外へ送
風する送風経路を設けたことを特徴とする請求項1〜8
何れかに記載の空気調和機。
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Cited By (14)
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