JP2758710B2 - プリンタ装置 - Google Patents
プリンタ装置Info
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- JP2758710B2 JP2758710B2 JP2255660A JP25566090A JP2758710B2 JP 2758710 B2 JP2758710 B2 JP 2758710B2 JP 2255660 A JP2255660 A JP 2255660A JP 25566090 A JP25566090 A JP 25566090A JP 2758710 B2 JP2758710 B2 JP 2758710B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- roller
- printing
- paper
- continuous paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリンタ装置に関し、特にその用紙搬送路で
の搬送ローラの駆動に関する。
の搬送ローラの駆動に関する。
一般に連続用紙に対して印字を行なう装置は第2図に
示す構成をとっている。
示す構成をとっている。
プリンタ装置1の規定位置にセットされた印刷用紙9
は、まず、トラクタ部3で搬送されながら印字部2によ
って印字される。印字が終了し、トラクタ部3から搬出
されてきた用紙は次に定着部4に入る。ここで用紙は紙
送りローラ6によって搬送されながら、定着ローラ5で
印字像を用紙に定着させる。そして用紙はスタッカ部に
搬送され、スタッカローラ7を通して折りたたまれ印字
は完了する。
は、まず、トラクタ部3で搬送されながら印字部2によ
って印字される。印字が終了し、トラクタ部3から搬出
されてきた用紙は次に定着部4に入る。ここで用紙は紙
送りローラ6によって搬送されながら、定着ローラ5で
印字像を用紙に定着させる。そして用紙はスタッカ部に
搬送され、スタッカローラ7を通して折りたたまれ印字
は完了する。
一般にプリンタ装置ではその用紙の搬送路中で用紙の
たるみを極力、防止すべき場合がある。例えば上述のプ
リンタ装置1では印字部2と定着部4である。印字部2
ではトラクタによって搬送されているため問題はない
が、定着部4では定着ローラ5と搬送ローラ6との間で
たるむ可能性がある。このたるみを防止するため、通常
のスピードで回転している定着ローラ5に対して搬送ロ
ーラ6は若干、速い回転数で回転させている。これによ
り、この間の用紙には引張り力が働き、たるみは防止さ
れている。
たるみを極力、防止すべき場合がある。例えば上述のプ
リンタ装置1では印字部2と定着部4である。印字部2
ではトラクタによって搬送されているため問題はない
が、定着部4では定着ローラ5と搬送ローラ6との間で
たるむ可能性がある。このたるみを防止するため、通常
のスピードで回転している定着ローラ5に対して搬送ロ
ーラ6は若干、速い回転数で回転させている。これによ
り、この間の用紙には引張り力が働き、たるみは防止さ
れている。
また、搬送の開始時には搬送ローラを先に回転開始さ
せ、停止時には遅れて停止させる。
せ、停止時には遅れて停止させる。
第4図は、この回転速度の関係を示したチャートであ
る。
る。
この従来のプリンタ装置では搬送開始時に定着ローラ
に負荷がかかっているため、第4図に示すように、定着
ローラは始め、設定回転数より速く回転する。この回転
速度より、搬送ローラは速く回転させておく必要があ
る。このため、定常状態ではこの2つのローラにかなり
の回転速度(実際は駆動力)の差ができる。この差は用
紙とローラとのスリップやローラの過負荷をもたらす。
同様にこの問題は搬送の開始,停止時にも発生する。
に負荷がかかっているため、第4図に示すように、定着
ローラは始め、設定回転数より速く回転する。この回転
速度より、搬送ローラは速く回転させておく必要があ
る。このため、定常状態ではこの2つのローラにかなり
の回転速度(実際は駆動力)の差ができる。この差は用
紙とローラとのスリップやローラの過負荷をもたらす。
同様にこの問題は搬送の開始,停止時にも発生する。
上述した問題点を解決するため、本発明では、連続紙
を使用し、前記連続紙を所定の印刷速度で搬送させなが
ら印字するプリンタ装置において、前記連続紙の搬送路
中に設けられ駆動力を有する第1のローラと、前記連続
紙の搬送路中に設けられ第1のローラより上流に位置し
前記印刷速度で回転し駆動力を有する第2のローラとを
有し、前記第1のローラの回転速度を、印刷に伴う前記
連続紙の搬送開始から一定時間、前記印刷速度より高速
の第1の速度とし、その後前記印刷速度より高速であっ
て前記印刷速度に近く前記第1の速度より遅い第2の速
度に変化させている。
を使用し、前記連続紙を所定の印刷速度で搬送させなが
ら印字するプリンタ装置において、前記連続紙の搬送路
中に設けられ駆動力を有する第1のローラと、前記連続
紙の搬送路中に設けられ第1のローラより上流に位置し
前記印刷速度で回転し駆動力を有する第2のローラとを
有し、前記第1のローラの回転速度を、印刷に伴う前記
連続紙の搬送開始から一定時間、前記印刷速度より高速
の第1の速度とし、その後前記印刷速度より高速であっ
て前記印刷速度に近く前記第1の速度より遅い第2の速
度に変化させている。
次に本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
本実施例は前述の従来例で例示したプリンタについて
の実施例である。従って全体構成は第2図と同様であ
り、説明はしない。本実施例の特徴部分は定着部4にあ
るためその詳細図である第3図を参照して説明する。
の実施例である。従って全体構成は第2図と同様であ
り、説明はしない。本実施例の特徴部分は定着部4にあ
るためその詳細図である第3図を参照して説明する。
定着ローラ5は、トラクタ部3から送られた用紙9
を、一定の張力に保つためにバッファ・アーム10の角度
に応じて、回転速度を調整している。すなわち、用紙張
力が低くなると、バッファ・アーム10が上昇するので、
それを検出し、定着ローラ5の速度を早める。早くなり
すぎると、用紙は張った状態になるのでバッファ・アー
ム10は下降するので検出し、定着ローラ速度を緩める。
しかるに定着ローラ部では用紙の送行速度は一定ではな
く特に印刷開始時は、図−1の様な速度カーブで回転し
ているのが普通である。
を、一定の張力に保つためにバッファ・アーム10の角度
に応じて、回転速度を調整している。すなわち、用紙張
力が低くなると、バッファ・アーム10が上昇するので、
それを検出し、定着ローラ5の速度を早める。早くなり
すぎると、用紙は張った状態になるのでバッファ・アー
ム10は下降するので検出し、定着ローラ速度を緩める。
しかるに定着ローラ部では用紙の送行速度は一定ではな
く特に印刷開始時は、図−1の様な速度カーブで回転し
ているのが普通である。
搬送ローラ6は、定着ローラ5より下段に位置し常に
用紙より早い速度で回転しながら、定着ローラで送られ
る用紙がたるまぬ様にスタッカ部8へ送り出している。
ここで、紙送りローラ6の回転制御機構は、印刷が開始
と同時に紙送りローラを回転開始し、印刷速度の200%
で回転させる。それから約1秒後に105%に減速させ、
印刷停止と同時に停止させる。ここで初めの1秒間に20
0%と高い速度で回転させているのは、回転しはじめる
タイミングを印刷の開始と同時に行なうため、より早い
加速を行なわないと、第3図に示す様に定着ローラ直後
に、用紙たるみが発生し、用紙にしわを発生させたり、
印字に悪影響を及ぼすことがあるためである。
用紙より早い速度で回転しながら、定着ローラで送られ
る用紙がたるまぬ様にスタッカ部8へ送り出している。
ここで、紙送りローラ6の回転制御機構は、印刷が開始
と同時に紙送りローラを回転開始し、印刷速度の200%
で回転させる。それから約1秒後に105%に減速させ、
印刷停止と同時に停止させる。ここで初めの1秒間に20
0%と高い速度で回転させているのは、回転しはじめる
タイミングを印刷の開始と同時に行なうため、より早い
加速を行なわないと、第3図に示す様に定着ローラ直後
に、用紙たるみが発生し、用紙にしわを発生させたり、
印字に悪影響を及ぼすことがあるためである。
以上説明したように本発明は、搬送ローラの回転速度
を、定着ローラの回転速度の変化に供なって、可変させ
ることによって、用紙たるみによる用紙しわや印字障害
がなく、搬送ローラの摩耗をおさえ、搬送ローラの寿命
を長くするという効果がある。
を、定着ローラの回転速度の変化に供なって、可変させ
ることによって、用紙たるみによる用紙しわや印字障害
がなく、搬送ローラの摩耗をおさえ、搬送ローラの寿命
を長くするという効果がある。
第1図は、本発明の紙送りローラの回転速度と、定着ロ
ーラ速度を示すグラフ、第2図は、プリンタ装置の構造
図、第3図は定着部の構造図、第4図は、従来の方法で
の紙送りローラ回転速度を示すグラフである。 1……プリンタ装置本体、2……印字部、3……トラク
タ部、4……定着部、5……定着ローラ、6……紙送り
ローラ、7……スタッカローラ、8……スタッカ部、9
……印刷用紙、10……バッファ・アーム。
ーラ速度を示すグラフ、第2図は、プリンタ装置の構造
図、第3図は定着部の構造図、第4図は、従来の方法で
の紙送りローラ回転速度を示すグラフである。 1……プリンタ装置本体、2……印字部、3……トラク
タ部、4……定着部、5……定着ローラ、6……紙送り
ローラ、7……スタッカローラ、8……スタッカ部、9
……印刷用紙、10……バッファ・アーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−29529(JP,A) 実開 昭53−131705(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 15/16 B41J 11/42 B65H 23/188 B65H 20/02
Claims (1)
- 【請求項1】連続紙を使用し、前記連続紙を所定の印刷
速度で搬送させながら印字するプリンタ装置において、 前記連続紙の搬送路中に設けられ駆動力を有する第1の
ローラと、前記連続紙の搬送路中に設けられ第1のロー
ラより上流に位置し前記印刷速度で回転し駆動力を有す
る第2のローラとを有し、 前記第1のローラの回転速度を、印刷に伴う前記連続紙
の搬送開始から一定時間、前記印刷速度より高速の第1
の速度とし、その後前記印刷速度より高速であって前記
印刷速度に近く前記第1の速度より遅い第2の速度に変
化させることを特徴とするプリンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2255660A JP2758710B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2255660A JP2758710B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | プリンタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04133772A JPH04133772A (ja) | 1992-05-07 |
JP2758710B2 true JP2758710B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=17281841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2255660A Expired - Fee Related JP2758710B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | プリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2758710B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3914274B2 (ja) * | 1995-03-25 | 2007-05-16 | ペンタックス株式会社 | 記録紙送りむら防止機構 |
JP4796528B2 (ja) * | 2007-03-23 | 2011-10-19 | 株式会社リコー | 用紙搬送制御方法および電子写真装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4929529A (ja) * | 1972-07-14 | 1974-03-16 | ||
JPS53131705U (ja) * | 1978-03-15 | 1978-10-19 |
-
1990
- 1990-09-26 JP JP2255660A patent/JP2758710B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04133772A (ja) | 1992-05-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |