JP2746645B2 - 動画像符号化処理装置 - Google Patents
動画像符号化処理装置Info
- Publication number
- JP2746645B2 JP2746645B2 JP10393689A JP10393689A JP2746645B2 JP 2746645 B2 JP2746645 B2 JP 2746645B2 JP 10393689 A JP10393689 A JP 10393689A JP 10393689 A JP10393689 A JP 10393689A JP 2746645 B2 JP2746645 B2 JP 2746645B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- gap
- block
- coding
- pixel value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は，順方向にも逆方向にも再生可能な動画像
符号化処理装置に関するものである。
符号化処理装置に関するものである。
TV会議やTV電話などで用いられている動き補償差分を
用いたフレーム間符号化方式は，動画像を効率よく符号
化する高能率符号化方式であるが，逆方向再生の必要が
無いため，逆転再生は不可能であった。
用いたフレーム間符号化方式は，動画像を効率よく符号
化する高能率符号化方式であるが，逆方向再生の必要が
無いため，逆転再生は不可能であった。
また，順逆両方向再生のために，両方向独立に符号化
し，蓄積すれば，データ量が２倍になり,1つの蓄積メデ
ィアに蓄積可能なデータ量は半減する欠点があった。
し，蓄積すれば，データ量が２倍になり,1つの蓄積メデ
ィアに蓄積可能なデータ量は半減する欠点があった。
この発明は，上記問題点を解決するために成されたも
ので，順方向の動き補償で用いた動ベクトルを逆向きに
し，該ベクトルを動ベクトルとして逆方向の動き補償差
分を用いたフレーム間符号化を行うことで蓄積メディア
用動画像の高能率符号化を実現することを目的とする。
ので，順方向の動き補償で用いた動ベクトルを逆向きに
し，該ベクトルを動ベクトルとして逆方向の動き補償差
分を用いたフレーム間符号化を行うことで蓄積メディア
用動画像の高能率符号化を実現することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明では， 一連の動画像シーケンスを、順方向に動き補償フレー
ム間符号化法で符号化し、該符号化データにもとづい
て、第（ｎ＋１）フレーム復号化画像上のブロックを前
記動き補償で用いた動ベクトルの逆向きに第ｎフレーム
にシフトした際にできるブロック間の隙間を求める手段
と、 該ブロック間隙の画素値を第ｎフレームにシフトして
得た当該第ｎフレームについての間隙外の復号化された
画素値から予測する手段と、 該予測画素値の第ｎフレーム復号化画像に対する予測
誤差を求める手段とをそなえ、 前記順方向符号化の符号と前記動ベクトルと前記間隙
内画素の予測誤差とを符号化するようにしている。
ム間符号化法で符号化し、該符号化データにもとづい
て、第（ｎ＋１）フレーム復号化画像上のブロックを前
記動き補償で用いた動ベクトルの逆向きに第ｎフレーム
にシフトした際にできるブロック間の隙間を求める手段
と、 該ブロック間隙の画素値を第ｎフレームにシフトして
得た当該第ｎフレームについての間隙外の復号化された
画素値から予測する手段と、 該予測画素値の第ｎフレーム復号化画像に対する予測
誤差を求める手段とをそなえ、 前記順方向符号化の符号と前記動ベクトルと前記間隙
内画素の予測誤差とを符号化するようにしている。
本発明によれば，動画像の符号化において順方向符号
化に用いた動き補償差分フレーム間符号化データに若干
のデータを付加するだけで逆方向にも動き補償差分を用
いたフレーム間符号化が可能になり，蓄積メディアに適
した高能率符号化が実現できる。
化に用いた動き補償差分フレーム間符号化データに若干
のデータを付加するだけで逆方向にも動き補償差分を用
いたフレーム間符号化が可能になり，蓄積メディアに適
した高能率符号化が実現できる。
以下，本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第１図はブロック間隙を説明する説明図である。第ｎ
フレームから第ｎ＋１フレームへの動き補償に用いた動
ベクトルを逆向きにして，第ｎ＋１フレーム上のブロッ
クを第ｎフレームにシフトした際に生じるブロック間隙
を示す概念図である。図中の形□などの表示の意味する
所は，夫々第１図内に記載されている通りである。図示
の如く今第ｎ＋１フレーム上でブロック101,102が存在
し，当該ブロック101,102に対応するブロックであって
第ｎフレーム上に存在するブロックが図示点線で表すブ
ロック201,202であるとして示されている。ブロック101
からブロック201への逆動ベクトルが矢印で示されてい
る。この場合，ブロック101とブロック201との間のブロ
ック間隙301が斜線領域で表される。当該ブロック間隙
内の画素値を予測することが必要である。
フレームから第ｎ＋１フレームへの動き補償に用いた動
ベクトルを逆向きにして，第ｎ＋１フレーム上のブロッ
クを第ｎフレームにシフトした際に生じるブロック間隙
を示す概念図である。図中の形□などの表示の意味する
所は，夫々第１図内に記載されている通りである。図示
の如く今第ｎ＋１フレーム上でブロック101,102が存在
し，当該ブロック101,102に対応するブロックであって
第ｎフレーム上に存在するブロックが図示点線で表すブ
ロック201,202であるとして示されている。ブロック101
からブロック201への逆動ベクトルが矢印で示されてい
る。この場合，ブロック101とブロック201との間のブロ
ック間隙301が斜線領域で表される。当該ブロック間隙
内の画素値を予測することが必要である。
第２図は本発明の一実施例構成を示す。一連の動画像
シーケンスについて順方向に動き補償差分を用いたフレ
ーム間符号化が終了し，動ベクトルと符号化データとが
バッファメモリ１にバッファリングされている。次に第
ｎフレームの符号化データに逆再生用のデータを付加す
る。第ｎフレームから第ｎ＋１フレームへの動き補償に
用いた動ベクトルをバッファメモリ１から読みだし，ベ
クトル処理部２で該ベクトルの向きを逆にする。バッフ
ァメモリ１から第ｎフレームの符号化データを読みだ
し，復号化部３で復号化し，フレームバッファ４に該復
号化画像を蓄える。次にバッファメモリ１から第ｎ＋１
フレームの符号化データを読みだし，前記フレームバッ
ファ４上の第ｎフレームの復号化画像を基に復号化部５
で復号化される。該復号化画像は，ブロック分割部６で
ブロックに分割される。該ブロックは前記逆向き動ベク
トルに従ってブロック移動部７でシフトされる。全ブロ
ックについてシフトさせて間隙をもつ第ｎフレームを生
成する。次いでフレーム上に存在するブロック間隙位置
をブロック間隙計算部９で求める。間隙内画素予測部10
で該ブロック間隙内の画素値を間隙外の画素から予測す
る。即ち、フレームバッファ８内に存在する間隙をもつ
第ｎフレームをもとに当該間隙をもつ第ｎフレームにお
ける間隙外の復号化された画素値から予測する。前記フ
レームバッファ４上の第ｎフレーム復号化画像と，前記
間隙内画素値予測との差分を差分器11で求め，該差分を
符号化部12で符号化する。バッファメモリ１から読みだ
した第ｎフレームの符号化データ，動ベクトルと，前記
ブロック間隙位置，間隙内画素値予測誤差とを合わせて
第ｎフレームの符号化データとして蓄積処理部13で蓄積
される。
シーケンスについて順方向に動き補償差分を用いたフレ
ーム間符号化が終了し，動ベクトルと符号化データとが
バッファメモリ１にバッファリングされている。次に第
ｎフレームの符号化データに逆再生用のデータを付加す
る。第ｎフレームから第ｎ＋１フレームへの動き補償に
用いた動ベクトルをバッファメモリ１から読みだし，ベ
クトル処理部２で該ベクトルの向きを逆にする。バッフ
ァメモリ１から第ｎフレームの符号化データを読みだ
し，復号化部３で復号化し，フレームバッファ４に該復
号化画像を蓄える。次にバッファメモリ１から第ｎ＋１
フレームの符号化データを読みだし，前記フレームバッ
ファ４上の第ｎフレームの復号化画像を基に復号化部５
で復号化される。該復号化画像は，ブロック分割部６で
ブロックに分割される。該ブロックは前記逆向き動ベク
トルに従ってブロック移動部７でシフトされる。全ブロ
ックについてシフトさせて間隙をもつ第ｎフレームを生
成する。次いでフレーム上に存在するブロック間隙位置
をブロック間隙計算部９で求める。間隙内画素予測部10
で該ブロック間隙内の画素値を間隙外の画素から予測す
る。即ち、フレームバッファ８内に存在する間隙をもつ
第ｎフレームをもとに当該間隙をもつ第ｎフレームにお
ける間隙外の復号化された画素値から予測する。前記フ
レームバッファ４上の第ｎフレーム復号化画像と，前記
間隙内画素値予測との差分を差分器11で求め，該差分を
符号化部12で符号化する。バッファメモリ１から読みだ
した第ｎフレームの符号化データ，動ベクトルと，前記
ブロック間隙位置，間隙内画素値予測誤差とを合わせて
第ｎフレームの符号化データとして蓄積処理部13で蓄積
される。
以上説明したように，本発明によれば，従来の動き補
償を用いた符号化データに逆方向再生のための情報を若
干量付加するだけで，データ量を２倍にする事なく順逆
両方向再生可能な蓄積メディア用動画像高能率符号化が
可能になる。
償を用いた符号化データに逆方向再生のための情報を若
干量付加するだけで，データ量を２倍にする事なく順逆
両方向再生可能な蓄積メディア用動画像高能率符号化が
可能になる。
なお，本発明をフレーム内符号化とフレーム間符号化
を適応的に組み合わせた符号化法のフレーム間符号化の
部分に適用することも効果的である。
を適応的に組み合わせた符号化法のフレーム間符号化の
部分に適用することも効果的である。
第１図はブロック間隙を説明する説明図，第２図は本発
明の一実施例構成を示す。 図中,301,302は夫々ブロック間隙,1はバッファメモリ,2
はベクトル処理部,3は復号化部,4はフレームバッファ,5
は復号化部,6はブロック分割部,7はブロック移動部,8は
フレームバッファ,9はブロック間隙計算部,10は間隙内
画素予測部,11は差分器,12は符号化部,13は蓄積処理部
を表す。
明の一実施例構成を示す。 図中,301,302は夫々ブロック間隙,1はバッファメモリ,2
はベクトル処理部,3は復号化部,4はフレームバッファ,5
は復号化部,6はブロック分割部,7はブロック移動部,8は
フレームバッファ,9はブロック間隙計算部,10は間隙内
画素予測部,11は差分器,12は符号化部,13は蓄積処理部
を表す。
Claims (1)
- 【請求項１】一連の動画像シーケンスを、順方向に動き
補償フレーム間符号化法で符号化し、該符号化データに
もとづいて、第（ｎ＋１）フレーム復号化画像上のブロ
ックを前記動き補償で用いた動ベクトルの逆向きに第ｎ
フレームにシフトした際にできるブロック間の隙間を求
める手段と、 該ブロック間隙の画素値を第ｎフレームにシフトして得
た当該第ｎフレームについての間隙外の復号化された画
素値から予測する手段と、 該予測画素値の第ｎフレーム復号化画像に対する予測誤
差を求める手段とをそなえ、 前記順方向符号化の符号と前記動ベクトルと前記間隙内
画素の予測誤差とを符号化するようにした ことを特徴とする動画像符号化処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10393689A JP2746645B2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 動画像符号化処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10393689A JP2746645B2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 動画像符号化処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02281885A JPH02281885A (ja) | 1990-11-19 |
| JP2746645B2 true JP2746645B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=14367325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10393689A Expired - Fee Related JP2746645B2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 動画像符号化処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2746645B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4581192B2 (ja) * | 2000-07-07 | 2010-11-17 | ソニー株式会社 | 画像情報符号化装置及び方法 |
| WO2006016418A1 (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-16 | Hitachi, Ltd. | 符号化ストリーム記録媒体、画像符号化装置、及び画像復号化装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2695465B2 (ja) | 1989-04-17 | 1997-12-24 | 日本電信電話株式会社 | 動画像符号化・復号化方式 |
-
1989
- 1989-04-24 JP JP10393689A patent/JP2746645B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2695465B2 (ja) | 1989-04-17 | 1997-12-24 | 日本電信電話株式会社 | 動画像符号化・復号化方式 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02281885A (ja) | 1990-11-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2570384B2 (ja) | 動画像信号の符号化・復号化方式 | |
| JPH0537915A (ja) | 画像信号符号化方法と画像信号符号化装置 | |
| JP3443880B2 (ja) | ビデオ信号符号化方法及び復号化方法 | |
| JPH04177992A (ja) | 階層性を有する画像符号化装置 | |
| JPH0530493A (ja) | デイジタルビデオ信号の復号化装置 | |
| JP3635712B2 (ja) | 画像情報復号化装置及び画像情報再生装置 | |
| JP3676525B2 (ja) | 動画像符号化復号化装置及びその方法 | |
| JP2746645B2 (ja) | 動画像符号化処理装置 | |
| JP3128393B2 (ja) | 圧縮動画像再生装置 | |
| JP3860319B2 (ja) | 画像再生方法及び装置 | |
| JPH10327416A (ja) | 動画像符号化装置 | |
| JP2695465B2 (ja) | 動画像符号化・復号化方式 | |
| JP2897035B2 (ja) | 動画像符号化制御方式 | |
| JP3663661B2 (ja) | 映像信号再生装置、映像信号復号化装置及び方法 | |
| JP3733248B2 (ja) | 再生装置及びその方法 | |
| JP2952603B2 (ja) | 動画像符号化制御方式 | |
| JP2897056B2 (ja) | 動画像符号化制御方式 | |
| JP2763057B2 (ja) | 動画像符号化および再生方法 | |
| JPH02277387A (ja) | 動画像符号化復号化装置 | |
| JP3339271B2 (ja) | 圧縮画像データ記録装置 | |
| JPH0364190A (ja) | 動画像符号化装置 | |
| JP3465660B2 (ja) | ビデオ信号復号化方法 | |
| JPH06133304A (ja) | 画像符号化方式 | |
| JPH0354983A (ja) | 動画像信号の高能率符号化方法 | |
| JPH10136371A (ja) | 動画像復号化装置及びその方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |