JP2719204B2 - スイツチバツク装置 - Google Patents

スイツチバツク装置

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JP2719204B2 JP1258829A JP25882989A JP2719204B2 JP 2719204 B2 JP2719204 B2 JP 2719204B2 JP 1258829 A JP1258829 A JP 1258829A JP 25882989 A JP25882989 A JP 25882989A JP 2719204 B2 JP2719204 B2 JP 2719204B2
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複写機,プリンタ,フアクシミリ等の画
像形成装置において、用紙の搬送方向を一方向から逆方
向に切り換えるスイツチバツク装置に関する。
〔従来の技術〕
複写機等の画像形成装置において、表面の画像形成を
終えた用紙を用紙搬送路中で一旦停止させた後、再給紙
路へスイツチバツクさせて裏面の画像形成を行わせるス
イツチバツク装置を備えたものがある。
第8図はこのような従来のスイツチバツク装置の一例
を示すものであり、同図(a)に示すように、用紙Pは
それぞれ矢示方向に回動する搬入ローラ対21,22によつ
て図で左方へ搬送され、反転ローラ対24,25の矢示方向
の回動により同図(b)に示す位置まで搬送された後、
反転ローラ対24,25の回転が停止され、切換爪26が右旋
して用紙搬送路が切り換えられる。
この状態で第8図(c)に示すように反転ローラ対2
4,25がそれぞれ逆転すると、用紙Pは右方に送り返さ
れ、搬出ローラ対22,23の矢示方向の回動により図示し
ない再給紙路へ搬送されてスイツチバツク動作が完了す
る。
また、第9図は米国特許第3,944,212号に示されたス
イツチバツク装置であり、搬入ローラ対31,32の矢示方
向の回動により下方へ送り込まれた用紙Pは、反転ロー
ラ対を構成する非真円ローラ34と従動ローラ35との間隙
36を挿通してスイツチバツク部37へ導入される。
用紙Pが搬入ローラ対31,32のニツプ部を通過してス
イツチバツク部37へ導入されると、検知手段38,39がこ
れを検知して非真円ローラ34が矢示方向に1回転し、用
紙Pが従動ローラ35との間に挟持されて上方へ送り返さ
れ、搬出ローラ対32,33によつて搬送され、スイツチバ
ツク動作が完了する。
この装置によれば、先位の用紙が搬出ローラ対32,33
に挟持された後、非真円ローラ34と従動ローラ35との間
に間隙36が形成されるので、先位の用紙の後端が間隙36
を完全に脱出していなくても、次位の用紙の先端を間隙
36内へ導入することができ、用紙の反転周期を短縮する
ことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のスイツチバツク装置
においては、それぞれ次のような問題点がある。
すなわち、前者は、反転ローラ対24,25が常時圧接状
態にあるので、先位の用紙のスイツチバツクが完了しな
いかぎり次位の用紙を搬入することができず、スイツチ
バツク部での生産性が低くて高速機には適用することが
できない。
また、後者は、用紙がスイツチバツク部37に導入され
且つ搬入ローラ対31,32のニツプ部から離脱した後、非
真円ローラ34が始動するまでの間は、用紙がいずれのロ
ーラにも拘束されず自由な状態に放置されるので、反転
ローラ対34,35によつて逆送される用紙に斜行を生じる
おそれがある。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、
用紙のスイツチバツクを短い間隔で連続的に行うことが
でき、且つ用紙の斜行を生じることがないスイツチバツ
ク装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、搬送方向に一
部が所定量重なつた状態で搬入ローラ対により送り込ま
れる連送り用紙を、用紙搬送路を挾んで圧接する反転ロ
ーラ対により、先位の用紙から順次1枚ずつ送り戻して
搬送ローラ対により送り出すスイツチバツク装置におい
て、上記反転ローラ対と、上記搬入ローラ対及び搬出ロ
ーラ対との間隔を、それぞれ使用可能な最小用紙の搬送
方向の長さ以下とすると共に、上記反転ローラ対の次位
の用紙に圧接する側のフイードローラを搬入方向に回転
させ、先位の用紙に圧接する側のリバースローラをトル
クリミタを介してその反対方向に回転駆動し得るように
し、このトルクリミタは、上記反転ローラ対のニツプ部
に挾持される用紙が1枚以下の時は駆動力を伝達せず、
2枚以上の時は伝達するようにしたものである。
〔作 用〕
上記のように構成することにより、反転ローラ対のニ
ツプ部に用紙がない時から最初の用紙だけがニツプ部に
挟持されている間はトルクリミタが駆動力を伝達しない
ので、反転ローラ対のリバースローラは、搬入方向に回
転するフイードローラに連れ回つて用紙を送り込む。
最初の用紙の送り込明が終る頃、その後端部に重なつ
て送られる次位の用紙が反転ローラ対のニツプ部に送り
込まれるので、ニツプ部に2枚の用紙が挟持される。
これにより、トルクリミタが駆動力を伝達し得る状態
になり、リバースローラが戻し方向に回転し、先位の用
紙が次位の用紙との摩擦力に抗して搬出ローラ対方向へ
送り戻されてスイツチバツクが行われる。
この時、次位の用紙はなお送り込み方向へ送られてい
るので、スイツチバツクの周期を早めることができる。
また、反転ローラ対と、搬入ローラ対及び搬出ローラ
対との間隔を、それぞれ最小用紙の送り方向の長さ以下
としたので、用紙は必ずいずれかのローラ対により拘束
される結果となり、スイツチバツク部で用紙の斜行が発
生するおそれはない。
〔実 施 例〕
以下、添付図面の第1図乃至第7図を参照してこの発
明の実施例を説明する。
第1図は、この発明の一実施例を示す構成図、第2図
乃至第5図はそのそれぞれ異なる作動状態を示す説明
図、第6図はそのトルクリミタの一例を示す要部断面図
である。
この実施例は、第1図に示すように、用紙Pを搬入路
15に送る搬入ローラ対1,2と、搬入路15に送られた用紙
Pをスイツチバツク部16に送り込むと共に送り込まれた
用紙を逆方向に送り戻す反転ローラ対5,6と、反転ロー
ラ対5,6により送り戻された用紙を送り出す搬出ローラ
対3,4と搬入路15と搬出路17との交点に設けたマイラや
板ばね等の弾性体からなる用紙逆流防止板7とからなつ
ている。
反転ローラ対5,6は、フイードローラ5と、これに用
紙搬送路を挾んで加圧スプリング8により圧接されるリ
バースローラ6とから構成され、フイードローラ5は搬
入ローラ対1,2と等しい周速で用紙を送り込む方向に回
転する。
一方、リバースローラ6は、第6図にその一例を示す
ように、軸9に回動可能に装着したスリーブ10に固設さ
れ、このスリーブ10は、ピン11を介して軸9に固設した
鍔部12との間に、トルクリミタとして作用するスプリン
グクラツチ13を係着し、軸9が第1図で反時計方向に回
転した時、リバースローラ6に用紙を送り戻す方向の逆
転トルクを与える。
そして、このスプリングクラツチ13により構成される
トルクリミタは、リバースローラ6とフイードローラ5
との間に用紙がない時と、用紙が1枚だけ両ローラのニ
ツプ部に挟持された時には駆動力を伝達せず、リバース
ローラ6がフイードローラ5に連れ回り、用紙が2枚以
上ニツプ部に挟持された時、トルクが用紙間の摩擦力に
打ち勝つてリバースローラ6を送り戻し方向に搬出ロー
ラ対3,4の周速と同速で回転駆動するように設定されて
いる。
また、用紙逆流防止板7の搬入路15内に突出した端部
と反転ローラ対5,6のニツプ部との間隔L2を、用紙重な
り量L1(第7図参照)より大きくして用紙の搬入路15へ
の逆流を防止している。
次に、上記のような構成からなる実施例の作用を第2
図乃至第5図を参照して説明するが、実施例の説明に先
立ち、この発明に用いる用紙の連送り方法を第7図によ
つて簡単に説明する。
搬送方向の長さLの用紙P1,P2,P3……は、先位の用紙
の後端部の裏面に次位の用紙の先端部が長さL1だけ重な
つた状態で連送りされる。
このようにして供給される1枚目の用紙P1と2枚目の
用紙P2とが、第2図に示すように搬入ローラ対1,2の矢
示方向の回転により搬入路15へ送り込まれ、用紙P1は自
己のコシの強さにより用紙逆流防止板7をその弾性力に
抗して変形させながら反転ローラ対5,6のニツプ部へ送
られる。
これに先立ち、反転ローラ5,6は、リバースローラ6
がフイードローラ5に連れ回つているので、用紙P1の先
端が反転ローラ対5,6のニツプ部に達すると、第3図に
示すように用紙P1の先端がそのニツプ部に挾まれてスイ
ツチバツク部16へ送り込まれる。
次いで、第4図に示すように用紙P1,P2の重なり部が
反転ローラ対5,6のニツプ部に挾まれると、トルクリミ
タが駆動力を伝達し得るようになり、軸9の回転がリバ
ースローラ6に伝えられ、用紙P1が図で右方に送り戻さ
れる。
この時、用紙P2はフイードローラ5及び搬送ローラ対
1,2によつてスイツチバツク部16へ送り込まれているの
で、用紙P1,P2は反転ローラ対5,6のニツプ部ですれ違い
搬送されることになる。
第5図は、送り戻された用紙P1が搬出ローラ対3,4に
より逆送され、用紙P2がスイツチバツク部16へ順送さ
れ、同時に用紙P3が搬入路15へ搬送されている状態を示
している。
このようにして、用紙P1,P2,P3……が先位の用紙から
順次1枚ずつスイツチバツクして送り戻される。
なお、上記実施例においては、搬出ローラ対3,4の搬
入方向の周速を搬出ローラ対3,4及びリバースローラ6
の逆送方向の周速と等しくしたが、搬出ローラ対3,4に
より送り戻される用紙に紙間を必要とする時には、搬出
ローラ対3,4の搬出方向の周速v2を搬入ローラ対1,2及び
反転ローラ対5,6の搬入方向の周速v1より大きくすれば
よく、その紙間距離はv2/v1の比を変更することによつ
て自由に変更することができる。
また、リバースローラ6へ軸9の回転力を断続して伝
えるトルクリミタは、スプリングクラツチによらず、摩
擦力,電磁力によるものでも同様の効果をあげることが
できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明によれば、反転ローラ対
のリバースローラをトルクリミタを介して用紙送り戻し
方向に回転駆動し得るようにしたので、先位の用紙の逆
送と次位の用紙の順送とが反転ローラ対のニツプ部で同
時に行われ、スイツチバツクの周期を大幅に短縮し、生
産性を向上させることができる。
また、反転ローラ対と、搬入,搬出ローラ対との間隔
を最小用紙の長さ以下としたので、搬送される用紙は必
ずいずれかのローラ対によつて拘束され、スイツチバツ
クした用紙の斜行を生じるおそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、 第2図乃至第5図は同じくそのそれぞれ異なる作動状態
を示す説明図、 第6図はそのトルクリミタの一例を示す要部断面図、 第7図はこの発明に用いる用紙の連送り方法を示す説明
図、 第8図(a),(b),(c)は従来のスイツチバツク
装置のそれぞれ異なる作動状態を示す説明図、 第9図は従来のスイツチバツク装置の異なる例を示す構
成図である。 1,2……搬入ローラ対、3,4……搬出ローラ対 5……フイードローラ(反転ローラ対) 6……リバースローラ(反転ローラ対) 7……用紙逆流防止板、8……加圧スプリング 9……リバースローラの軸 13……スプリングクラツチ、15……搬入路 16……スイツチバツク部、17……搬出路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送方向に一部が所定量重なつた状態で搬
    入ローラ対により送り込まれる連送り用紙を、用紙搬送
    路を挾んで圧接する反転ローラ対により、先位の用紙か
    ら順次1枚ずつ送り戻して搬出ローラ対により送り出す
    スイツチバツク装置において、 前記反転ローラ対と、前記搬入ローラ対及び搬出ローラ
    対との間隔を、それぞれ使用可能な最小用紙の搬送方向
    の長さ以下とすると共に、前記反転ローラ対の次位の用
    紙に圧接する側のフイードローラを搬入方向に回転さ
    せ、先位の用紙に圧接する側のリバースローラをトルク
    リミタを介してその反対方向に回転駆動し得るように
    し、該トルクリミタは、前記反転ローラ対のニツプ部に
    挾持される用紙が1枚以下の時は駆動力を伝達せず、2
    枚以上の時は伝達するようにしたことを特徴とするスイ
    ツチバツク装置。
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