JP2000016661A - 用紙反転装置 - Google Patents

用紙反転装置

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JP2000016661A
JP2000016661A JP10182876A JP18287698A JP2000016661A JP 2000016661 A JP2000016661 A JP 2000016661A JP 10182876 A JP10182876 A JP 10182876A JP 18287698 A JP18287698 A JP 18287698A JP 2000016661 A JP2000016661 A JP 2000016661A
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roller
reversing
sheet
paper
transport
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JP10182876A
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Masaru Watanabe
賢 渡辺
Rikio Kasahara
力男 笠原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的安価に製作することができながら、余
分な制御を一切行なうことなしに送り込まれる用紙を安
定して表裏反転させることができるようにする。 【解決手段】 搬送ローラ21と搬送補助ローラ22と
をコロ31と32を互いに軸線方向にずらして組み違い
に配置する。その搬送ローラ21に従動回転されるよう
に反転ローラ23を設け、その反転ローラ23と反転補
助ローラ24とをコロ33と34を互いに軸線方向にず
らして組み違いに配置する。さらに、その反転ローラ2
3上に搬送された用紙をその反転ローラ23に押し付け
る一対のガイド部材28,28を設けることにより、反
転ローラ23を常に一方向に回転させ続けるだけの簡単
な構成で、用紙をガイド部材28により反転ローラ23
に加圧して、その反転ローラによる搬送力で進行方向を
変更して確実に搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送り込まれる用
紙を表裏反転させる用紙反転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このように送り込まれる用紙を表
裏反転させる用紙反転装置としては、その送り込まれる
用紙の搬送経路を切り換えることにより行なうものが一
般的である。その一例を説明すると、搬送経路の切り換
え部にソレノイド等により位置が切り換え可能な切換爪
を配設し、その切換爪に対して用紙が送り込まれる方向
の下流側に対のコロ(ローラであってもよい)を設け、
その対のコロをモータにより正逆両方向に選択的に回転
可能にしたものがある。
【0003】この用紙反転装置は、送り込まれる用紙の
後端が切換爪を通過した後に切換爪を回動させて搬送経
路を切り換え、さらにモータを逆回転させて対のコロを
逆回転させ、それによって切換爪を通過した用紙を今度
は後端側を先端側として進行方向を変換し、それを切り
換えた搬送路に搬送して表裏を反転させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに搬送経路の切り換え部にソレノイドによって回動さ
れる切換爪を設け、その切換爪に対して用紙が送り込ま
れる方向の下流側にある対のコロの回転方向をモータに
より変えるようにしている用紙反転装置の場合には、コ
ストが高くなりがちであると共に、所定のタイミングで
モータの回転方向を変える制御が必要となるため、制御
が複雑になってしまうという問題点があった。
【0005】また、用紙反転装置には対のコロにより用
紙の搬送経路を切り換えるものもあるが、このものでは
搬送系の駆動速度を変えたり、本来の用紙搬送には必要
としない制御をしたりしなければならないなど問題点が
あったので、このようなものは現状では実用化されてい
ないというのが実状である。
【0006】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、比較的安価に製作することができなが
ら、余分な制御を一切行なうことなしに送り込まれる用
紙を安定して表裏反転させることができる用紙反転装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、それぞれ軸線方向に複数のコロを間隔を
置いて配設した搬送ローラとその搬送ローラと対をなす
搬送補助ローラとを上記各コロの位置を互いに軸線方向
にずらして搬送ローラ側のコロと搬送補助ローラ側のコ
ロとが接触しないように組み違いに配置した搬送ローラ
部と、その搬送ローラ部の用紙受け入れ時の用紙搬送方
向下流側に設けられて上記搬送ローラにより従動回転さ
れる反転ローラと、その反転ローラと対をなす反転補助
ローラとからなる反転ローラ部と、上記反転ローラに近
接して配設され、その反転ローラ上に搬送された用紙を
その反転ローラに押し付けてその用紙に反転ローラの回
転力を与えるガイド部材とを設けて用紙反転装置を構成
する。
【0008】また、上記搬送ローラと搬送補助ローラの
互いに組み違いに配設した複数のコロを、その複数のコ
ロによりこし付けされる用紙のこしが反転ローラ部によ
りこし付けされるこしの強さよりも強くなるようにする
と効果的である。さらに、上記ガイド部材は、そのガイ
ド部材への用紙の進入側に配設される進入側部材と、出
口側に配設される出口側部材とからなり、その進入側部
材と出口側部材はそれぞれ支軸に回動可能に取り付けら
れ、それぞれ上記支軸に支持される側と反対側の端部が
反転ローラに接近する方向にスプリングにより回動付勢
されているようにするとよい。
【0009】また、上記ガイド部材は、搬送ローラの両
端部にそれぞれ対応する位置に一対配設すると効果的で
ある。また、その一対のガイド部材は、反転補助ローラ
を支持する軸にそれぞれ回動可能に取り付けるとよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態例
である用紙反転装置の用紙反転機構部を示す斜視図、図
2は同じくその用紙反転装置が有しているガイド部材を
示す分解斜視図、図3は同じくその用紙反転装置が装着
された画像形成装置の一例を示す概略構成図である。
【0011】図3に示す画像形成装置は、装置本体1の
側部上方に用紙反転装置2を装着しており、その装置本
体1の底部には4段の給紙カセット3をそれぞれ設けて
いる。また、装置本体1の図3で上部右方には上方に伸
びる搬送路を形成し、その搬送路上に用紙搬送方向上流
側から順に、レジストローラ4,作像部5,定着部6を
それぞれ設けている。作像部5は、矢示A方向に回転す
る感光体ドラム12と、その回りにそれぞれ設けられた
各種の電子写真プロセス手段とからなり、給紙カセット
3から給紙される用紙Pに電子写真方式により画像を形
成する。
【0012】定着部6の用紙搬送方向下流側には切換爪
7が設けられていて、その切換爪7の回動位置を切り換
えることによって、定着部6を通過した用紙Pを排紙路
8と反転通路9とに選択的に搬送することができるよう
になっている。排紙路8の下流側には排紙ローラ10が
設けられていて、その排紙ローラ10により排紙路8に
搬送された用紙Pが排紙トレイ11上に排出される。
【0013】反転通路9は、用紙反転装置2の用紙受け
入れ口13に対面する通路であり、この反転通路9に案
内された用紙Pが用紙反転装置2内に送り込まれる。そ
の用紙反転装置2は、装置本体1から送り込まれる用紙
Pを表裏反転させて排出口14から再び装置本体1に排
出する働きをする。
【0014】その用紙反転装置2内には、入口付近に図
1に明示するような用紙反転機構部20(詳しい説明は
後述する)が設けられていて、その用紙反転機構部20
の図3で右方側には一旦退避路26が、下方には送り出
し搬送路27がそれぞれ設けられていて、その送り出し
搬送路27の出口部分には送り出しローラ25が設けら
れている。この用紙反転装置2内に用紙Pが用紙受け入
れ口13から送り込まれると、その用紙Pは先端部が一
旦退避路26に搬送される。そして、その用紙Pの後端
が用紙反転機構部20に達すると、その用紙Pは今度は
後端側を先端側として進行方向が変換され、今度は送り
出し搬送路27に搬送される。
【0015】そして、その用紙Pは、送り出しローラ2
5により排出口14から装置本体1内に送り出され、レ
ジストローラ4によりタイミング調整されて再び作像部
5に搬送される。そこで、その用紙Pは表裏が反転され
ているため、今度は画像が形成されていない裏面に画像
が形成される。その用紙Pは、定着部6で画像(トナー
像)が定着された後、図3で反時計回り方向に回動して
いる切換爪7に案内されて排紙路8に搬送され、排紙ロ
ーラ10により排紙トレイ11上に排出される。
【0016】用紙反転機構部20は、図1に示すよう
に、軸線方向に複数のコロ31を間隔を置いて配設した
搬送ローラ21と、同様に軸線方向に複数のコロ32を
間隔を置いて配設し搬送ローラ21と対をなす搬送補助
ローラ22とを、各コロ31,32の位置を互いに軸線
方向にずらして搬送ローラ21側のコロ31と搬送補助
ローラ22側のコロ32とが接触しないように組み違い
に配置した搬送ローラ部15を有している。
【0017】また、この用紙反転機構部20は、搬送ロ
ーラ部15の用紙受け入れ時の用紙搬送方向下流側(図
1で右方)に設けられて搬送ローラ21により従動回転
される反転ローラ23と、その反転ローラ23と対をな
す反転補助ローラ24とからなる反転ローラ部16も有
している。さらに、この用紙反転機構部20は、反転ロ
ーラ23に近接して配設され、その反転ローラ23上に
搬送された用紙をその反転ローラ23に押し付けてその
用紙に反転ローラ23の回転力を与える一対のガイド部
材28,28も有している。
【0018】搬送ローラ21と搬送補助ローラ22と
は、図4に示すようにコロ31と32とが互いに側面か
ら見て所定量ラップしているが、そのコロ31と32と
は上述したように軸線方向に互いに位置をずらしてある
ので、それらは互いに非接触状態にある。ところが、そ
のコロ31と32とはラップ状態にあるので、搬送ロー
ラ21と搬送補助ローラ22との間に用紙Pが図示のよ
うに送り込まれると、その用紙はコロ31と32とによ
って波打ち状態にされて適度なこし付けがなされる。そ
れによって、その用紙Pが搬送ローラ21に適度な接触
圧で接触することにより、その用紙Pに搬送ローラ21
からの搬送力が働く。
【0019】同様に、反転ローラ23と反転補助ローラ
24も、コロ33と34とが互いに側面から見て所定量
ラップしているが、反転ローラ23側のコロ33は両端
部のみにあって(図1参照)反転補助ローラ24側のコ
ロ34とは軸線方向に互いに位置をずらしてあるので、
それらは互いに非接触状態にある。
【0020】ところが、そのコロ33と34とはラップ
状態にあるので、その反転ローラ23と反転補助ローラ
24との間に用紙Pが送り込まれると、その用紙Pはコ
ロ33と34とによって湾曲状態にされて弱いこし付け
がなされる。そして、この用紙反転装置2では、上記の
ように搬送ローラ21と搬送補助ローラ22の互いに組
み違いに配設した複数のコロ31,32を、その複数の
コロ31,32によりこし付けされる用紙のこしが反転
ローラ部16の反転ローラ23側のコロ33と反転補助
ローラ24側のコロ34とによってこし付けされるこし
の強さよりも強くなるように、コロ31と32とのラッ
プ深さ及び軸線方向の配設間隔を設定している。
【0021】なお、反転ローラ23は、その軸線方向の
両端部にそれぞれ形成されている各コロ33,33の部
分が搬送ローラ21の軸線方向に沿って間隔を置いて複
数形成されているコロ31のうち両端部付近にある各コ
ロ31に接触していて、その搬送ローラ21の回転によ
り従動回転されるようになっている。
【0022】ガイド部材28は、そのガイド部材28へ
の用紙の進入側(図4で左方側)に配設される進入側部
材29と、出口側に配設される出口側部材30(図2も
参照)とからなり、その進入側部材29と出口側部材3
0は図1に示すように、それぞれ支軸となる反転補助ロ
ーラ24を支持する軸35の両端部に回動可能に取り付
けられている。したがって、この一対のガイド部材2
8,28は、反転ローラ23との平行が保たれている。
【0023】そして、その進入側部材29と出口側部材
30は、図2に示すスプリング36により軸35(図
1)に支持される側と反対側の端部が反転ローラ23に
接近する方向にそれぞれ回動付勢されている。なお、こ
の一対のガイド部材28は、図1から明らかなように、
搬送ローラ21の両端部にそれぞれ対応する位置に配設
されている。
【0024】次に、この用紙反転機構部20の働きにつ
いて、図4及び図5をも参照して説明する。図4に示す
ように、用紙Pが搬送補助ローラ22により矢示B方向
に回転する搬送ローラ21に押し付けられて、その搬送
ローラ21の搬送力により同図で右方に搬送され、その
先端が図示のようにガイド部材28の進入側部材29の
部分に達すると、その用紙Pは搬送ローラ21と搬送補
助ローラ22の組み違いに配設された複数のコロ31,
32により波打ち状態にされて適度なこし付けがなされ
ているので、ガイド部材28の進入側部材29を押し上
げて、それを軸35を支点として上方に回動させる。
【0025】このとき、矢示B方向に回転する搬送ロー
ラ21のコロ31には反転ローラ23のコロ33が接触
していて、それが矢示C方向に連れ回り回転(従動回
転)しているが、前述したように反転ローラ23に対し
て反転補助ローラ24は接触していないので(コロ33
と34とが軸線方向にずれてラップしているだけ)、そ
の反転ローラ23と反転補助ローラ24との間に搬送さ
れた用紙Pは、その下面に反転ローラ23が部分的に接
触しながらも、搬送ローラ21と搬送補助ローラ22と
の搬送力により図4で右方に搬送されていく。
【0026】なお、厚手でない通常使用する紙厚の用紙
の場合には、ガイド部材28は進入側部材29が上述し
たように押し上げられると、その分だけ出口側部材30
が軸35を支点として押し下げられる。また、前述した
ように、搬送ローラ21と搬送補助ローラ22とによる
用紙へのこし付けの強さを、反転ローラ23と反転補助
ローラ24とによる用紙へのこし付けの強さよりも強く
なるようにしているので、このように用紙が反転ローラ
23と反転補助ローラ24との間に搬送されていくとき
でも、その用紙が搬送の途中で折れてしまうようなこと
がない。
【0027】そして、図5に示すように、用紙Pの先端
が出口側部材30の位置に達して、その出口側部材30
の下面に沿ってガイドされながら移動されていくように
なると、その用紙Pは前述したように搬送ローラ21の
コロ31と搬送補助ローラ22のコロ32とにより適度
なこし付けがなされているので、その用紙Pにより出口
側部材30が押し上げられる方向に回動するようにな
る。
【0028】それによって、ガイド部材28は図5で反
時計回り方向に回動するので、同図で左方の進入側部材
29が用紙Pを押し下げる方向に回動する。したがっ
て、反転ローラ23と反転補助ローラ24との間に搬送
された用紙Pは、進入側部材29の押し下げにより反転
ローラ23に押し付けられることにより、その反転ロー
ラ23から矢示C方向への搬送力を、より強く受けるよ
うになるが、その状態のまま矢示E方向に搬送が継続さ
れる。
【0029】そして、その用紙Pが、その後端が搬送ロ
ーラ21と搬送補助ローラ22から離れる位置まで搬送
されると、それらのローラからは矢示E方向への搬送力
を受けなくなるので、今度は矢示C方向に回転する反転
ローラ23による搬送力により、これまでと逆の方向に
スイッチバック搬送される。したがって、その用紙P
は、それまでの後端がスイッチバックにより先端とな
り、搬送ローラ21と反転ローラ23との間に送り込ま
れ、送り出し搬送路27に搬送されていく。
【0030】そして、そのスイッチバック時には、用紙
Pはガイド部材28の進入側部材29により押し下げら
れて反転ローラ23から矢示C方向への搬送力を強く受
けるので、スイッチバックされて進行方向が変更された
際に、搬送が遅れることなしに安定した反転動作が行な
われる。
【0031】一方、用紙が厚手のものであるときには、
元々用紙自体のこしが強いため、進入側部材29が押し
上げられることによりそれが軸35を支点として図5で
時計回り方向に回動し、それが回動の限界を超えると、
進入側部材29が図2に示したスプリング36の付勢力
に抗して単独で軸35を支点として、さらに時計回り方
向に回動して逃げるようになる。したがって、厚手の用
紙を搬送する場合であっても、搬送時の負荷の増大を防
止することができる。なお、ガイド部材28は、出口側
部材30の部分に厚手の用紙の先端が達したときにも、
出口側部材30がスプリング36の付勢力に抗して軸3
5を支点として図5で反時計回り方向に回動して逃げ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による用
紙反転装置によれば、次に記載する効果を奏する。請求
項1の用紙反転装置によれば、高価なソレノイドを使用
したり、複雑な制御を必要としたりせずに、反転ローラ
を常に一方向に回転させ続けるだけの簡単な構成で済む
ため安価に製作することができる。また、進行方向を変
更する用紙をガイド部材が反転ローラに加圧して、その
反転ローラによる搬送を確実にするため、その進行方向
が変更される用紙の反転時における遅れを防止すること
ができる。
【0033】請求項2の用紙反転装置によれば、反転さ
れる用紙は、搬送ローラ部と反転ローラ部とにより適度
にこし付けがなされて搬送されるので、その搬送過程で
紙折れが生じないようにすることができる。請求項3の
用紙反転装置によれば、ガイド部材は進入側部材と出口
側部材とがそれぞれ支軸に回動可能に取り付けられてい
るので、用紙が厚紙であるときにはその進入側部材と出
口側部材がそれぞれ単独で回動するため負荷の増大を防
止して安定した搬送ができる。
【0034】請求項4の用紙反転装置によれば、反転さ
れる用紙の両側部を一対のガイド部材により反転ローラ
に確実に当接させることができるので、用紙を安定して
反転搬送することができる。請求項5の用紙反転装置に
よれば、一対のガイド部材の支点が反転補助ローラを支
持する軸と同軸上にあるため、その一対のガイド部材が
反転ローラとの平行度を容易に維持しながら用紙の両側
部を反転ローラに確実に当接させることができるので、
用紙の反転搬送時にスキューが発生しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態例である用紙反転装置の
用紙反転機構部を示す斜視図である。
【図2】同じくその用紙反転装置が有しているガイド部
材を示す分解斜視図である。
【図3】同じくその用紙反転装置が装着された画像形成
装置の一例を示す概略構成図である。
【図4】図1の用紙反転機構部で用紙の先端がガイド部
材28の進入側部材29の位置に達してその進入側部材
29を押し上げた状態を示す側面図である。
【図5】同じくその用紙反転機構部で用紙の先端がガイ
ド部材28の出口側部材30の位置に達してその出口側
部材30を押し上げることにより進入側部材29が押し
下げられた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
21:搬送ローラ 22:搬送補助ローラ 23:反転ローラ 24:反転補助ローラ 28:ガイド部材 29:進入側部材 30:出口側部材 31,32,33,34:コロ 35:軸(支軸) 36:スプリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ軸線方向に複数のコロを間隔を
    置いて配設した搬送ローラとその搬送ローラと対をなす
    搬送補助ローラとを前記各コロの位置を互いに軸線方向
    にずらして前記搬送ローラ側のコロと前記搬送補助ロー
    ラ側のコロとが接触しないように組み違いに配置した搬
    送ローラ部と、 該搬送ローラ部の用紙受け入れ時の用紙搬送方向下流側
    に設けられて前記搬送ローラにより従動回転される反転
    ローラと、該反転ローラと対をなす反転補助ローラとか
    らなる反転ローラ部と、 前記反転ローラに近接して配設され、該反転ローラ上に
    搬送された用紙をその反転ローラに押し付けて該用紙に
    前記反転ローラの回転力を与えるガイド部材とを設けた
    ことを特徴とする用紙反転装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送ローラと前記搬送補助ローラの
    互いに組み違いに配設した複数のコロを、該複数のコロ
    によりこし付けされる用紙のこしが前記反転ローラ部に
    よりこし付けされるこしの強さよりも強くなるようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の用紙反転装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材は、該ガイド部材への用
    紙の進入側に配設される進入側部材と、出口側に配設さ
    れる出口側部材とからなり、前記進入側部材と出口側部
    材はそれぞれ支軸に回動可能に取り付けられ、それぞれ
    前記支軸に支持される側と反対側の端部が反転ローラに
    接近する方向にスプリングにより回動付勢されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の用紙反転装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材は、前記搬送ローラの両
    端部にそれぞれ対応する位置に一対配設されていること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の用
    紙反転装置。
  5. 【請求項5】 前記一対のガイド部材は、前記反転補助
    ローラを支持する軸にそれぞれ回動可能に取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項4記載の用紙反転装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7954814B2 (en) 2007-03-13 2011-06-07 Ricoh Company, Ltd. Feeding device and image forming apparatus
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