JP2717701B2 - 高圧空気回転吹き出し装置 - Google Patents

高圧空気回転吹き出し装置

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JP2717701B2 JP1105174A JP10517489A JP2717701B2 JP 2717701 B2 JP2717701 B2 JP 2717701B2 JP 1105174 A JP1105174 A JP 1105174A JP 10517489 A JP10517489 A JP 10517489A JP 2717701 B2 JP2717701 B2 JP 2717701B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、高圧空気回転吹き出し装置、更に詳しく
は、旋盤、ボール盤、フライス盤等の各種工作機械によ
って加工した場合に、加工したワーク、そのワークを加
工した切削工具、又はそのワークを固定したチャック等
に付着するキリコや切削油等の各種付着物を吹き飛ばす
ための高圧空気吹き出し装置であり、特に、エアガンの
先端に取り付けて使用するのに便利なものである。
「従来の技術」 従来から旋盤、ボール盤、フライス盤等の各種工作機
械によるワークの加工が行われている。
このような各種工作機械による加工が終了した際に
は、加工したワークにキリコや切削油等の各種の付着物
が付着することがある。またワークによっては、同じ工
作機械による加工を順次繰り返したり、別の工作機械に
よる加工を行う場合がある。
このような加工によって生じたキリコや切削油等の各
種の付着物は、ワークの芯ずれ、或いは加工精度の低下
を来すため、ワーク、そのワークを加工した切削工具、
又はそのワークを固定したチャック等から除去する必要
がある。
そこで従来は、エアガンを用い、そのエアガンから吹
き出される高圧空気によって、加工が終了したワーク、
切削工具、チャック等から高温のキリコ等の各種付着物
を除去していた。
「発明が解決しようとする課題」 (1)しかしながら、従来の付着物の除去作業において
は次のような問題点があった。
即ち、エアガンの高圧空気の吹き出し口はひとつしか
ないので、除去したい付着物が広範囲に存在する場合に
は、作業者がエアガンの向きを変えながら除去作業を行
わなければならなかった。特に、雌ネジ切りを行った後
の切削跡の付着物を除去するには、切削跡に沿ってエア
ガンを少なくとも一周させなければならなかった。
このように、従来のエアガンによる付着物の除去作業
は、決して効率のよいものではなかった。
(2)ここで本発明が解決しようとする課題は、付着物
の除去作業を効率よく行うことができる高圧空気吹き出
し装置を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 前述した課題を解決するための手段として、円筒形の
本体10と、本体10に回転可能に支持された回転体20と、
回転体20に固定され本体10内部から突出する吹き出し体
30とから形成される高圧空気吹き出し装置であって、本
体10は、高圧空気源に連通させるための固定部19を有
し、回転体20は、その回転軸に相当するところに本体10
の固定部19と連通する空気通路21を貫通させて設けてい
るとともに、その空気通路21からは空気通路21と回転体
20の外部とを回転体20の軸心に向かう線とずれる方向に
連通させてなる回転体20を回転させるための回転用通路
22を設けており、吹き出し体30は、その回転軸に相当す
るところに空気通路21と連通する吹き出し通路31を設け
ると共に、その吹き出し通路31と吹き出し体30の外部と
を連通させる吹き出しノズル32を設けて形成し、更に回
転体20の回転用通路22に対応する本体10内壁に凹凸部12
Aを設け、回転体20からの吹き出し空気を凹凸部12Aにあ
たるように形成したことを特徴とする高圧空気回転吹き
出し装置、を提供するものである。
「作用」 本発明の高圧空気回転吹き出し装置の作用について説
明する。
高圧空気源から供給される高圧空気は、本体10の固定
部19を介して回転体20の空気通路21に送られる。
空気通路21に送られた高圧空気の大部分は吹き出し体
30の吹き出し通路31に送られ、残りは回転用通路22から
吹き出す。
回転用通路22は、空気通路21と回転体20の外部とを回
転体20の軸心に向かう線とずれる方向に連通しているの
で、回転用通路22から回転体20の外部へ吹き出された高
圧空気は回転体20を回転させる。同時に回転体20に固定
されている吹き出し体30をも回転させる。
一方、吹き出し通路31に送られた高圧空気は、回転し
ている吹き出し体30の吹き出しノズル32から吹き出し体
30の外部へ吹き出すこととなり、その吹き出した高圧空
気によって付着物を吹き飛ばす。
更に回転用通路22から高圧空気を吹き出すことによっ
て回転する回転体20は、吹き出された高圧空気が凹凸部
12Aにあたるので、その反力でよく回転するものであ
る。
「実施例」 以下、本発明を実施例によって更に詳しく説明する
が、本発明が以下に記す実施例に限られないことは明ら
かであろう。
第1図は、本発明に係る高圧空気回転吹き出し装置を
示す断面図である。
第2図は、本体10の固定部19のバリエーションたるワ
ンタッチ継手19Aを示すための断面図である。
第3図は、本体10の形状のバリエーションを示す断面
図である。
(1)以下、本実施例の高圧空気回転吹き出し装置の構
成について説明する。
本実施例の高圧空気回転吹き出し装置は、円筒形の本
体10と、本体10に回転可能に支持された回転体20と、回
転体20に着脱自在であるよう固定され本体10内部から突
出する吹き出し体30とから形成される。
本体10は、高圧空気源に連通するエアガンに取り付け
るための固定部19を有する筒状の固定体17と、その固定
体17とは別体に形成され固定体17の反固定部19側に固定
される筒状の収納体11とからなる。
この固定体17の固定部19は、エアガンの先端に適合す
るネジ式のアジャスターとなっており、エアガンに取り
付け可能である。この固定部19の内側は連通路15とな
り、エアガンの高圧空気噴出口と連通する。また、固定
体17の反固定部19側内側には、収納体11を固定するため
の雌ネジ部18が設けられている。
収納体11は、固定体17の雌ネジ部18に固定するための
雄ネジ部16が設けてあるとともに、この雄ネジ部16の内
側部分をベアリング装着部14とし、反固定体17側部分を
ベアリング装着部14よりも内径を大きくした排気通路12
としている。
回転体20は、その回転軸に相当するところを本体10の
連通路15と連通する空気通路21とするような筒状をして
おり、本体10のベアリング装着部14に各種のベアリング
13を介在させることによって本体10に対して回転可能に
装着される。
また回転体20には、本体10に装着された際に排気通路
12に相当する位置と空気通路21とを、回転体20の軸心に
向かう線とずれる方向に連通させてなる。回転用通路22
が設けられている。
更に、回転体20の反連通路15側には、吹き出し体30を
固定するための固定雌ネジ部23が設けられている。
吹き出し体30は、一端を回転体20の固定雌ネジ部23に
取り付け、且つ着脱自在とするための固定雄ネジ部33が
設けてあり、他端を閉じたような細筒状をしている。そ
の筒内部を空気通路21と連通する吹き出し通路31とし、
その吹き出し通路31と吹き出し体30の外部とを連通させ
る吹き出しノズル32を反回転体20側の先端付近に設けて
いる。
(2)以下に、本実施例の作用について説明する。
高圧空気源から供給される高圧空気は、本体10の固定
部19を介して連通路15に送り込まれ、その連通路15から
回転体20の空気通路21に送られる。
空気通路21に送られた高圧空気の大部分は吹き出し体
30の吹き出し通路31に送られ、残りは回転用通路22から
吹き出す。
回転用通路22は空気通路21と回転体20の外部とを回転
体20の軸心に向かう線とずれる方向に連通しているの
で、回転用通路22から回転体20の外部へ吹き出した高圧
空気は回転体20を回転させる。同時に回転体20に固定さ
れている吹き出し体30をも回転させる。
回転用通路22から吹き出した高圧空気は、本体10の排
気通路12を伝って本体10の外に出される。
一方、吹き出し通路31に送られた高圧空気は、回転し
ている吹き出し体30の吹き出しノズル32から吹き出し体
30の外部へ吹き出すこととなり、その吹き出した高圧空
気によって付着物を吹き飛ばす。
(3)以下に、本実施例の効果について説明する。
本実施例によれば、高圧空気の供給を回転している吹
き出し体30によって行っているので、高圧空気が回転し
ながら吹き出されることとなり、エアガンを回転させな
くても高圧空気の流れてくる方向が刻々と変わるため、
付着物を効率よく吹き飛ばすことができることとなった 、という効果がある。
(4)本実施例のバリエーションについて説明する。
本実施例においては、本実施例の高圧空気回転吹き出
し装置を高圧空気源に連通するエアガンに取り付けると
して説明したが、エアガンに限られるものではない。
本実施例においては、本実施例の高圧空気回転吹き出
し装置と高圧空気源とを連通させるための手段として、
固定部19にはネジ式のアジャスターを用いたとして説明
したが、これに限られるものではない。
例えば詳しい図示は省略するものの、第2図に示すよ
うに、本体10の固定部19をネジ式のアジャスターとせず
に、いわゆるワンタッチ継手と言われる継ぎ手によって
固定部19Aを形成することもできる。
このワンタッチ継ぎ手は雄型と雌型とからなり、双方
を容易に連通固定、及び離脱させることができるもので
ある。
本実施例においては、吹き出しノズル32を反回転体20
側の先端付近に設けている、として説明したが、吹き出
しノズル32を設ける位置は、これに限られるものではな
い。
用途に合わせて、いろいろな位置に吹き出しノズル32
を設けた吹き出し体30を用いることが可能である。
本実施例においては、吹き出し体30は回転体20に対し
て着脱自在であるとして説明したが、これによって、吹
き出し体30の形状を変えたものを採用することもでき
る。
例えば、吹き出し体30を極細の筒状に形成し、その吹
き出し体30を回転体20に取り付ければ、かなり狭い場所
の付着物を吹き飛ばすことも可能となる。
以上の説明では、円筒状の本体10は、排気通路12部分
も完全な円筒であるかのようにして説明したが、第3図
に示すような凹凸部12Aを設けることもできる。
即ち、本体10の排気通路12の回転用通路22に対応する
部分の内壁に対して垂直な縦面と、その縦面の外側端を
一端としその内壁に対して垂直でない斜面とによって形
成される凹凸部12Aを前記内壁部分に設けて本体10を形
成するのである。本体10にこのような凹凸部12Aを設け
ることとすれば、回転用通路22から吹き出す高圧空気が
凹凸部12Aにあたるので反力をとりやすくなり、回転体2
0を確実に回転させることができるようになる。
なお、凹凸部12Aの形状はこれに限られるものではな
く、回転用通路22から吹き出す高圧空気に反力を与える
ことができる形状であればよい。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、 高圧空気の供給を回転している吹き出し体30によって行
っているので、 高圧空気が回転しながら吹き出されることとなり、高圧
空気の流れてくる方向が刻々と変わるため、本発明の高
圧空気回転吹き出し装置自体を回転させなくても付着物
を効率よく吹き飛ばすことができることとなった 、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る高圧空気回転吹き出し装置を示
す断面図である。 第2図は、本体10の固定部19のバリエーションたるワン
タッチ継手19Aを示す断面図である。 第3図は、本体10の形状のバリエーションを示す断面図
である。 10:本体、11:収納体 12:排気通路、12A:凹凸部 13:ベアリング、14:ベアリング装着部 15:連通路、16:雄ネジ部 17:固定体、18:雌ネジ部 19:固定部 19A:固定部(ワンタッチ継手) 20:回転体、21:空気通路 22:回転用通路、23:固定雌ネジ部 30:吹き出し体、31:吹き出し通路 32:吹き出しノズル、33:固定雄ネジ部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒形の本体10と、本体10に回転可能に支
    持された回転体20と、回転体20に固定され本体10内部か
    ら突出する吹き出し体30とから形成される高圧空気吹き
    出し装置であって、本体10は、高圧空気源に連通させる
    ための固定部19を有し、回転体20は、その回転軸に相当
    するところに本体10の固定部19と連通する空気通路21を
    貫通させて設けているとともに、その空気通路21からは
    空気通路21と回転体20の外部とを回転体20の軸心に向か
    う線とずれる方向に連通させてなる回転体20を回転させ
    るための回転用通路22を設けており、吹き出し体30は、
    その回転軸に相当するところに空気通路21と連通する吹
    き出し通路31を設けると共に、その吹き出し通路31と吹
    き出し体30の外部とを連通させる吹き出しノズル32を設
    けて形成し、更に回転体20の回転用通路22に対応する本
    体10内壁に凹凸部12Aを設け、回転体20からの吹き出し
    空気を凹凸部12Aにあたるように形成したことを特徴と
    する高圧空気回転吹き出し装置。
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