JP2715830B2 - シリコーンゴム組成物の製造方法 - Google Patents

シリコーンゴム組成物の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動的用途において求め
られるロスファクターが改善されていることから、ラバ
ーコンタクト、自動車の等速ジョイントカバーブーツ、
ダイヤグラム、医療用ポンプチューブなどの用途に有用
なシリコーンゴム組成物を製造する方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】シリコ
ーンゴムは、電気絶縁性、耐熱性、耐寒性、耐候性、圧
縮永久歪性、ゴム弾性などに優れており、更には無毒で
あることから、電気・電子部品、各種事務機器、自動
車、航空機、食品用材料、医療用材料、レジャー用品等
の広い分野で使用されており、このような静的用途のみ
ならず、電卓及びプッシュホンなどにおけるラバーコン
タクト、キーボード、自動車の等速ジョイントカバーブ
ーツ、ダイヤフラム、医療用ポンプチューブ等の動的用
途にも広範囲に使用されている。
【0003】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、特
にエネルギー特性が改善されたシリコーンゴムを与える
シリコーンゴム組成物について種々検討を行った結果、
重合度3,000〜30,000のオルガノポリシロキ
サンと微粉末シリカの所定量とを混練りする際に、オル
ガノポリシロキサン100重量部に対して下記式(2)
〜(7)で示されるオルガノシラザンを0.005〜
0.1重量部添加し、50〜200℃の温度範囲で熱処
理した場合、シリコーンゴムのエネルギーロスが改善さ
れると共に、このシリコーンゴム組成物を硬化したシリ
コーンゴムは、シリコーンゴム本来の特性を損なうこと
がなく、高硬度、高弾性、高引き裂き性などの特性を有
することを見い出した。
【0004】 (式中、Rは炭素数1〜6の脂肪族炭化水素基及び炭
素数1〜10のハロゲン化アルキル基からなる群から選
ばれる基であり、Rは炭素数1〜4のアルキル基であ
り、nは2〜3、xは3〜6の正数である。)
【0005】即ち、オルガノポリシロキサンと微粉末シ
リカとを含有するシリコーンゴム組成物に充填剤の分散
助剤として上記のようなシラザン化合物を添加すること
は知られているが、これらシラザン化合物の配合量は通
常オルガノポリシロキサン100重量部に対して1〜3
重量部である。しかし、本発明者の検討では、後述する
比較例の結果から明らかなように、このような配合量で
はロスファクターが大きく、反発弾性が小さいものであ
る。ところが、意外にも上記オルガノシラザンを0.1
重量部以下の微量を添加すること、しかもこのような微
量のオルガノシラザンを添加、混練し、50〜200℃
の温度で熱処理することにより、エネルギーロスを改善
し得、高反発性のシリコーンゴムを得ることができるこ
とを知見したものである。なお、このように微量のシラ
ザンを添加し、熱処理することにより、エネルギーロス
の改善が計られ、高反発弾性のシリコーンゴムが得られ
る理由は必ずしも明らかではないが、微粉末シリカの凝
集構造を適度に発生することができ、この結果シリコー
ンゴムの優れた特性を損なうことなくエネルギーロス特
性の改善された、またロール加工性のよい材料を得るこ
とができたためと思われる。
【0006】従って、本発明は、(A)下記平均組成式
(1)で表される重合度3,000〜30,000のオ
ルガノポリシロキサン100重量部、及び
【0007】
【化2】 (式中、Rは同一又は異種の非置換又は置換の一価炭
化水素基、aは1.90〜2.05の正数である。) (B)比表面積が50m/g以上の微粉末シリカ10
〜100重量部、及び(C)上記式(2)〜(7)から
選択されるオルガノシラザンの1種又は2種以上0.0
05〜0.1重量部 を混練りした後、温度50〜200℃で熱処理すること
を特徴とするロスファクターの改善されたシリコーンゴ
ムを与えるシリコーンゴム組成物の製造方法を提供す
る。
【0008】以下、本発明を更に詳しく説明すると、本
発明のシリコーンゴム組成物の製造方法は、(A)オル
ガノポリシロキサン、(B)微粉末シリカ、(C)オル
ガノシラザンの配合物を混練りし、次いでこの混練物を
温度50〜200℃で熱処理するものである。
【0009】この場合、(A)成分のオルガノポリシロ
キサンは下記式(1)で示されるものである。
【0010】
【化3】
【0011】ここで、R1は非置換又は置換の一価炭化
水素基であり、炭素数が1〜10、特に1〜8であるも
のが好ましい。具体的には、メチル基,エチル基,プロ
ピル基,ブチル基等のアルキル基、ビニル基,アリル
基,ブテニル基等のアルケニル基、シクロアルケニル
基,フェニル基,トリル基等のアリール基及びこれらの
基の水素原子の一部又は全部をフッ素原子,塩素原子等
のハロゲン原子、シアノ基等で置換したクロロメチル
基,クロロプロピル基,3,3,3−トリフルオロプロ
ピル基,2−シアノエチル基,γ−トリフルオロプロピ
ル基、パーフルオロアルキル基、シアノエチル基等の置
換炭化水素基などが挙げられる。R1は、その全部が同
一の基であってもよいし、互いに異なる基であってもよ
いが、R1のうち98モル%以上が炭素原子数1〜4の
アルキル基、特にメチル基であることが好ましい。ま
た、このようなアルキル基以外に含まれる基としては、
ビニル基、フェニル基、3,3,3−トリフルオロプロ
ピル基が好ましい。その分子鎖末端はビニル基であるこ
とが好ましい。なお、aは、1.90〜2.05の正数
である。
【0012】このオルガノポリシロキサンは、基本的に
は直鎖状のジオルガノポリシロキサンが好ましく、一部
に分枝状の分子構造を含むものであってもよい。なお、
このオルガノポリシロキサンの重合度は3,000〜3
0,000であり、特に加工性の面からは4,000〜
10,000の範囲にあることが好ましい。
【0013】(B)成分の微粉末シリカは、シリコーン
ゴムに適度の硬さと機械的強度を付与するためのもので
あり、比表面積が50m2/g以上、好ましくは100
〜400m2/gの微粉末シリカが好適に使用される。
このような微粉末シリカとして、具体的には煙霧質シリ
カ、沈降性シリカ、シリカエアロゲルなど従来からシリ
コーンゴムの充填剤として公知のものを単独で又は2種
以上を組合わせて用いることができる。
【0014】この微粉末シリカの配合量は、(A)成分
のオルガノポリシロキサン100部(重量部,以下同
じ)に対して10〜100部であり、特に20〜70部
とすることが好ましい。この配合量が10部未満では補
強効果が十分ではなく、100部を超えるとシリコーン
ゴム組成物の加工性が著しく困難となる場合がある。
【0015】本発明においては、上記(A)、(B)成
分に加えて(C)成分のオルガノポリシラザンが配合さ
れる。このシラザンとしては、下記式(2)〜(7)か
ら選ばれるものの1種又は2種以上が用いられる。
【0016】
【0017】ここで、Rは炭素数1〜6の脂肪族炭化
水素基及び炭素数1〜10のハロゲン化アルキル基から
選ばれる基であり、炭素数1〜6の脂肪族炭化水素基と
してはアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基等
が挙げられる。
【0018】具体的には、このようなオルガノシラザン
として、ヘキサメチルジシラザン、sym−テトラメチ
ル−ビス−3,3,3−トリフルオロプロピルジシラザ
ン、sym−テトラメチルジフェニルシラザン、ヘキサ
メチルシクロトリシラザン、オクタメチルシクロテトラ
シラザンなどが挙げられる。
【0019】これらオルガノポリシラザンの配合量は
(A)成分100部に対して0.005〜0.1部であ
るが、特に0.01〜0.05部とすることが好まし
い。配合量が0.005部未満又は0.1部を超えると
その効果が十分に発揮されない。
【0020】更に、本発明のシリコーンゴム組成物に
は、該組成物を硬化させるため硬化触媒を用いる。硬化
触媒としては、シリコーンゴム組成物を従来公知とされ
る有機過酸化物の添加による加熱硬化、オルガノハイド
ロジェンポリシロキサンと白金系化合物の添加による付
加反応、縮合反応による方法のいずれの方法で硬化させ
てもよいことから、これらの反応に必要なものを用いる
ことができる。
【0021】通常は有機過酸化物の添加による加熱硬化
法が採用される。この有機過酸化物としては例えば、ベ
ンゾイルパーオキサイド、モノクロルベンゾイルパーオ
キサイド、p−メチルベンゾイルパーオキサイド、2,
4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパ
ーベンゾエート、ジクミルパーオキサイド、2,5−ビ
ス(t−ブチルパーオキシ)−2,5−ジメチルヘキサ
ン、2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)−2,5−
ジメチルヘキシン、ジミリスチルパーオキシカーボネー
ト,ジトクロドデシルパーオキシカーボネート等のジカ
ーボネート類、ジブチルモノオキシカーボネート類、下
記式(8)で表される化合物などが挙げられ、これらは
単独又は2種以上を組合せて使用することができる。
【0022】
【化4】 (式中、R4は炭素数3〜10の一価炭化水素基であ
る。)
【0023】上記有機過酸化物の添加量は(A)成分の
オルガノポリシロキサン100部に対して0.5〜5部
とすることが好ましい。
【0024】また、(A)成分のオルガノポリシロキサ
ンが分子中にビニル基,アリル基等のアルケニル基を含
有している場合には、このアルケニル基と付加反応する
ケイ素原子結合水素原子を1分子中に2個以上有するオ
ルガノハイドロジェンポリシロキサンと白金族金属系付
加反応触媒との組合せたものを硬化剤として使用するこ
とができる。
【0025】かかる白金族金属系付加反応触媒として
は、例えば白金系、パラジウム系、ロジウム系の触媒が
あり、このうち白金系触媒が好適に使用される。この白
金系触媒としては、白金黒,アルミナ,シリカ等の担体
に固体白金を担持させたもの、塩化白金酸、アルコール
変性塩化白金酸、塩化白金酸とオレフィンとの錯体、白
金とビニルシロキサンとの錯体が例示される。
【0026】これらの白金族金属系付加反応触媒は、
(A)成分のオルガノポリシロキサンに対して、白金族
金属換算で5〜500ppm、特に2〜200ppmの
割合で配合することが好適である。
【0027】また、白金族金属系付加反応触媒と組合わ
せるオルガノハイドロジェンポリシロキサンとしては、
例えば下記平均組成式(9)で表されるものが例示され
る。
【0028】
【化5】
【0029】式中、R5は、炭素数1〜10の非置換又
は置換の一価炭化水素、c及びdはそれぞれ正数で、1
≦c+d≦3を満足し、かつ分子中に少なくとも2個の
ケイ素−水素結合を有するものが使用される。R5の好
適例としては、例えばメル基,エチル基,プロピル基,
ブチル基等のアルキル基、フェニル基,トリル基等のア
リール基を挙げることができる。
【0030】また、このオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサンの重合度は300以下であることが好ましく、
その分子構造は、従来から知られている直鎖状、環状、
分枝状のいずれであってもよい。
【0031】かかるオルガノハイドロジェンポリシロキ
サンの配合量は、(A)成分のアルケニル基含有量(モ
ル数)に対して、そのケイ素−水素原子結合量が1.0
〜5.0倍であることが好ましい。
【0032】また、本発明のシリコーンゴム組成物にお
いては、上述した成分に加えて、重合度が100以下の
低分子量シロキサン,シラノール基含有シラン及びアル
コキシ基含有シランから選ばれる分散剤を配合すること
が好ましい。更に、酸化鉄,酸化セリウム,オクチル酸
鉄,酸化チタン等の耐熱性向上剤、着色のための顔料、
白金化合物,パラジウム化合物等の難燃性助剤、及びこ
の種のシリコーンゴム組成物に通常配合される各種添加
剤等を配合することができる。これらの配合剤の配合量
は公知の配合範囲とすることができる。
【0033】本発明のシリコーンゴム組成物を製造する
には、まず上述した各成分を二本ロール、ニーダー、加
圧ニーダー、バンバリーミキサー、連続ニーダー等の混
練装置を用いて均一に混練する。次いで、50〜200
℃、好ましくは100〜180℃の温度で10分〜4時
間、好ましくは1〜2時間熱処理するもので、これによ
りエネルギーロスが改善され、高反発弾性のシリコーン
ゴムを得ることができる。これに対し、熱処理温度が5
0℃より低いとシラザンによる十分な効果が得られな
い。
【0034】なお、上記の混練において、(C)成分を
予め(B)成分に吸着させておき、その後に他の成分と
混合することもできる。また、上記硬化触媒は、好まし
くは混練、熱処理後に配合する。なおまた、上記熱処理
は混練と同一の混練装置中で行ってもよいし、更にロー
ルで配合するようにしてもよい。
【0035】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。なお、実施例に説明に先立ち、各例におけ
る物性測定の方法について説明する。 (ロスファクターの測定方法)図1に示す形状のラバー
コンタクトを形成し、これについて図2に示したストロ
ークと応力とのパターンを10回繰り返した後の、下記
式で定義される量をロスファクターとして表示した。測
定条件はストロークを1.5mm、打鍵速度を10mm
/minとして行った。なお、図2においてP1は最初
のストロークのピーク荷重、P2は10回目のストロー
クのピーク荷重を示す。
【0036】
【数1】 (反発弾性の測定方法)JIS−K6301に準拠して
測定した。
【0037】[実施例1,2、比較例1,2](C
32SiO単位99.85モル%と(CH3)(CH
=CH2)SiO単位0.15モル%とからなり、重合
度が約7000で、分子鎖末端が(CH=CH2)(C
32SiO単位で封鎖されたメチルビニルポリシロキ
サン(生ゴム)86部に、比表面積が200m2/gで
あるヒュームドシリカ[アエロジル−200(日本アエ
ロジル(株)製)]25部、シリカ分散剤として重合度
が10で、分子鎖末端に水酸基を有するジメチルポリシ
ロキサン1部、重合度が15で、全有機基に対するビニ
ル基含有量が5モル%の分子鎖両末端に水酸基を有する
メチルビニルポリシロキサン3部を配合した(配合物
A)。
【0038】この配合物Aにヘキサメチルジシラザン
0.01部を添加してニーダー中で均一に混合し、15
0℃で2時間熱処理を行ってシリコーンゴム組成物Iを
得た(実施例1)。
【0039】また、実施例1において、ヘキサメチルジ
シラザンの代わりに1,3−ジビニル1,1,3,3−
テトラメチルジシラザン0.01部を添加し、実施例1
と同様にしてシリコーンゴム組成物IIを得た(実施例
2)。
【0040】上記実施例との比較のために、実施例1に
おいてヘキサメチルジシラザンを添加しない以外は実施
例1と同様にしてシリコーンゴム組成物IIIを得た
(比較例1)。
【0041】また、実施例1において熱処理をしない以
外は実施例1と同様にしてシリコーンゴム組成物IVを
得た(比較例2)。
【0042】次いで、これらのシリコーンゴム組成物
I,II,III,IVに硬化剤として2,5−ビス
(t−ブチルパーオキシ)−2,5−ジメチルヘキサン
0.5部を加え、温度170℃の条件で10分間プレス
キュアーして厚さ2mmのシートを作製し、これらのシ
ートについてロスファクターなどの物性を測定した。結
果を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】[実施例3、比較例3〜5]実施例1にお
いてヘキサメチルジシラザンの使用量を変えた以外は実
施例1と同様にしてシートを作製し、同様の測定を行っ
た。結果を表2に示す。
【0045】
【表2】
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、動的疲労耐久性に優れ
たシリコーンゴムを与えるシリコーン組成物を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例及び比較例における特性試験で
用いるラバーコンタクトを示す断面図である。
【図2】図1に示したラバーコンタクトのストロークと
応力との関係を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 勉 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社 シリコーン電 子材料技術研究所内 (56)参考文献 特開 平2−45561(JP,A) 特開 昭50−112452(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記平均組成式(1)で表される
    重合度3,000〜30,000のオルガノポリシロキ
    サン100重量部、 【化1】 (式中、Rは同一又は異種の非置換又は置換の一価炭
    化水素基、aは1.90〜2.05の正数である。) (B)比表面積か50m/g以上の微粉末シリカ10
    〜100重量部、及び (C)下記式(2)〜(7)から選択されるオルガノシ
    ラザンの1種又は2種以上0.005〜0.1重量部 を混練りした後、温度50〜200℃で熱処理すること
    を特徴とするロスファクターの改善されたシリコーンゴ
    ムを与えるシリコーンゴム組成物の製造方法。 (式中、Rは炭素数1〜6の脂肪族炭化水素基及び炭
    素数1〜10のハロゲン化アルキル基からなる群から選
    ばれる基であり、Rは炭素数1〜4のアルキル基であ
    り、nは2〜3、xは3〜6の正数である。)
  2. 【請求項2】 重合度が100以下の低分子シロキサ
    ン、シラノール基含有シラン及びアルコキシ基含有シラ
    ンから選ばれる分散剤を(A)、(B)、(C)成分と
    混練するようにした請求項1記載の製造方法。
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