JP2712028B2 - 高圧放電灯用投光器 - Google Patents

高圧放電灯用投光器

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JP2712028B2
JP2712028B2 JP4866587A JP4866587A JP2712028B2 JP 2712028 B2 JP2712028 B2 JP 2712028B2 JP 4866587 A JP4866587 A JP 4866587A JP 4866587 A JP4866587 A JP 4866587A JP 2712028 B2 JP2712028 B2 JP 2712028B2
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昌樹 楠原
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株式会社 和廣武
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高圧放電灯用投光器に関するものであり、特
に、遮音性および防塵性に優れた高圧放電灯用投光器に
関するものである。 (従来の技術) 高圧放電灯は一般に、放物面や楕円面などの曲面反射
鏡の焦点に配置されて点灯される。そして、前記高圧放
電灯や反射鏡などは、必要な遮光や冷却などのために、
金属製などの簡単なケース内に収納して使用される。 また、高圧放電灯は一般に、一定の寿命を有するもの
であり、寿命を超えて使用すると、石英容器の内部に金
属蒸気が沈積して汚れを生じ、放射光量が減少するばか
りでなく、石英容器そのものが劣化して破裂することが
ある。 (発明が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有してい
た。 前述のように、石英容器が破裂すると、その内部には
高圧ガスが充填されているために、大きな爆発音が発生
する。 従来は、高圧放電灯用投光器が比較的限られた分野の
みで使用され、特定の技術者によって管理されていたの
で、放電灯の寿命管理も十分であり、破裂まで使用され
ることは稀であり、前記のような音の発生も余り問題に
されなかった。 しかし、最近になって、高圧放電灯用投光器が一般家
庭や学校、病院において、スライドプロジェクタ、小型
映写機などの各種光学装置の光源として使用されるよう
になると、放電灯の寿命管理が十分に行なえず、前記爆
発を生ずるまで使用されることが多くなり、それに伴な
って大きな爆発音が問題視されるようになって来た。 本発明は、前述の問題点を解決するためになされたも
のである。 (問題点を解決するための手段および作用) 前記の問題点を解決するために、本発明は、高圧放電
灯および反射鏡を遮音性容器内に密封収納すると共に、
反射鏡の光軸と交わる遮音性容器の部分に光投射口を穿
設し、前記光投射口を透明閉塞材で実質上気密封止し、
さらに、遮音性容器の材質を熱良導性のものとしたり、
あるいは容器内の熱を外部へ放散する手段を付加するよ
うに構成した点に特徴がある。 前述のように構成したことにより、仮に高圧放電灯が
爆発した場合でも、その爆発音は遮音性容器によって大
幅に弱められ、外部に伝播することはほとんど無くな
る。 また反射鏡が密封容器内に配置されるので、その反射
面に塵埃が付着して反射率が低下するなどの不都合も無
くなる。 さらに、遮音性容器の材質を熱良導性のものとした
り、あるいは容器内の熱を外部へ放散する手段を付加す
ることにより、密封されて熱がこもりがちな遮音性容器
内の十分な冷却効果を実現することも容易である。 (実施例) 以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。 第1図は本発明の一実施例の断面図である。金属筒10
は有底筒状体であって、その開口端は金属蓋11によって
閉塞され、遮音性容器が形成される。 前記容器内には、反射鏡14が適宜の手段によって支持
され、反射鏡14の焦点位置に高圧放電灯13が装着され
る。反射鏡14の光軸15が交わる金属蓋11の部分には光投
射口12が形成され、この光投射口12は透明閉塞材16によ
って実質上気密に封止される。 なお第1図では、高圧放電灯13および反射鏡14の取付
手段、高圧放電灯13への通電用端子の形成、および光学
系調整(例えば、高圧放電灯13のアーク中心を反射鏡14
の焦点位置にあわせること)のための操作杆の外部への
貫通取出しなどが必要であるが、これらの事項は、当業
者には常識的な設計事項であるので、図示および説明は
省略する。後で述べる他の実施例に関しても同様であ
る。 使用時には、かつ光軸15が鉛直に近づくように配置
し、高圧放電灯13に給電して点灯する。発生した光は光
投射口12から透明閉塞材16を透過して外部へ取出され
る。 この例では、遮音性容器が金属製であるから、熱の伝
導性もよく、内部で発生した熱は内部の自然対流および
容器壁(金属筒10や金属蓋11)を通した伝導によって外
部へ放散される。内部の対流を助長するために遮音性容
器の内側下端に送風ファン(図示せず)を配置してもよ
い。 第2図は本発明の第2の実施例の平面図、第3図はそ
のIII−III線にそう断面図である。第1図との対比から
明らかなように、この実施例は、第1実施例と同様の遮
音性容器の少くとも一部に、容器壁を貫通する放熱フィ
ン18を取付けたものである。 この場合、遮音性容器を構成する容器本体20および蓋
体21は熱伝導性を必要とはされないので、遮音性に重点
をおいた素材の選定が可能となる。遮音性材としては合
板、石膏ボード、積層ボードなど、任意のものが利用で
きる。 もちろんこの場合も、内部の対流を助長するために遮
音性容器の内側下端に送風ファン(図示せず)を配置す
ることができる。 第4図は本発明の第3の実施例の断面図、第5図はそ
のV−V線にそう断面図である。 ケース本体30は、遮音材で作られた箱形で、上方の面
に開口を有している。前記開口は、同様に遮音材で作ら
れた蓋体31で閉塞されて遮音性容器が形成される。 ケース本体30の内部には、第1、第2実施例と同様
に、高圧放電灯13および反射鏡14が配置され、その光軸
15上のケース本体30の部分には、光投射口12および透明
閉塞材16が設けられる。 また遮音性容器の内部で発生した熱を外部へ伝導する
ために、放熱フィン32が蓋体31を貫通するように配置さ
れる。前記放熱フィン32の内側端には架枠または隔板22
が固着される。 前記隔板22は、遮音性容器の内部空間を2つの部分
(高圧放電灯13,反射鏡14などの光学系を収納する部分
とそれ以外の空気循環用空間)に分割する機能を有す
る。 遮音性容器の内部空間に循環用フィンを装置し、内部
の空気を強制循環させるのが望ましい。第4図の例で
は、循環用ファン24が図示のように設けられ、矢印Aで
示すような空気流が発生されて高圧放電灯13および反射
鏡14の強制冷却が行なわれる。 遮音性容器内の熱は放熱フィン32を介して外部へ導か
れ、放散される。放熱フィン32の遮音性容器外に突出し
ている部分は、必要に応じて、放熱用ファン26などの適
宜の手段で冷却、熱放散の増強がはかられる。矢印Bは
放熱用ファン26によって生ずる空気流を示している。 また、フィルタ25は遮音性容器内部の塵埃除去のため
のものであり、これによって反射鏡14の反射面の汚れは
より一層良く防止される。 以上では、隔板22は放熱フィン32に固着支持されるも
のとしたが、この隔板22をケース本体30に固定支持し、
隔板22に反射鏡14や高圧放電灯13などを取付けるように
してもよい。 この実施例でも、放熱は放熱フィン32によって行なわ
れるので、ケース本体30や蓋体31の材料や形状、寸法を
遮音の観点のみから決定することができる。 第6図は本発明の第4の実施例の縦断面図、第7図は
そのVII−VII線にそう断面図、第8図は第6図のVIII−
VIII線にそう横断面図である。これらの図において、第
4および第5図と同一の符号は、同一または同等部分を
あらわしている。 この実施例では、ケース基台40と遮音ケース41とによ
って遮音性容器が構成される。 前に述べた第3の実施例(第4,第5図)と異なるの
は、第3実施例の放熱フィン32を、遮音性容器内部に配
置される吸熱フィン42とその外部に配置される放熱フィ
ン45とに分割し、これらを遮音性容器壁を貫通する伝熱
材44で熱的に連結した点である。 この構成によれば、吸熱および放熱部材ならびにこれ
らの両部材を連結する熱伝導部材を別個に設計、構成で
きるので、設計の自由度が増すという効果がある。 なお、この場合の、伝熱材44としてヒートパイプを用
いれば、吸熱フィン42で集収した熱を極めて小さい断面
積を効率良く放熱フィン45に伝導できるので、伝熱材44
を介する内部音の外部への漏れを小さくできる効果が期
待される。 もっとも、この場合には、伝熱材44がなるべく鉛直方
向に位置し、放熱フィン45が吸熱フィン42よりも上方に
位置されるように、構成配置を工夫することが必要であ
る。 (発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、つ
ぎのような効果が達成される。 (1)高圧放電灯13の寿命を超えた長時間使用によって
高圧放電灯の石英容器が破裂したとしても、これに伴な
う破裂音または爆発音は遮音性容器によって外部へ漏れ
出るのが防止されるので、使用者を驚かせたりすること
がなくなる。 遮音性を高めるために容器を密封していても、該容器
内部の熱は伝熱部材を通じて容器外部に放出される。し
たがって、密封されて熱がこもりがちな遮音性容器内に
十分な冷却効果を与えることができ、高圧放電灯の寿命
を延ばすことができる。 (2)冷却用ファンも遮音性容器内に収納できるので、
通常動作中の騒音も低減することができる。 (3)高圧放電灯13や反射鏡14が遮音性容器内に密封さ
れることになるので、反射鏡14の反射面が塵埃によって
汚されることが少なくなり、保守の手数を減らすことが
できる。この効果は、第4図、第6図に示したように、
フィルタ25を設けることによってより一層大きくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の断面図である。第2図は本
発明の第2の実施例の平面図、第3図はそのIII−III線
にそう断面図である。第4図は本発明の第3の実施例の
断面図、第5図はそのV−V線にそう断面図である。第
6図は本発明の第4の実施例の縦断面図、第7図はその
VII−VII線にそう断面図、第8図は第6図のVIII−VIII
線にそう横断面図である。 10…金属筒、11…金属蓋、12…光投射口、13…高圧放電
灯、14…反射鏡、15…光軸、16…透明閉塞材、18…放熱
フィン、20…容器本体、21…蓋体、22…隔板、24…循環
用ファン、25…フィルタ、26…放熱用ファン、30…ケー
ス本体、31…蓋体、32,45…放熱フィン、40…ケース基
台、41…遮音ケース、42…吸熱フィン、44…伝熱材、

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.少なくとも一部が熱良導性材料からなる遮音性の密
    封容器と、 前記密封容器の内部空間に固定配置された高圧放電灯お
    よびその反射鏡と、 前記密封容器の前記反射鏡の光軸と交わる部分に穿設さ
    れた光投射口と、 前記光投射口を実質上気密封止するように配設された透
    明閉塞材と、 前記密封容器の壁を貫通して該密封容器内外へ突出した
    張出部分を有し、密封容器内の熱をその外部へ伝導する
    伝熱部材とを具備したことを特徴とする高圧放電灯用投
    光器。 2.前記密封容器に配設され、高圧放電灯および反射鏡
    に強制送風して冷却するための送風ファンをさらに備え
    たことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の高
    圧放電灯用投光器。 3.伝熱部材は前記密封容器の壁を貫通して配置された
    放熱フィンであることを特徴とする前記特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の高圧放電灯用投光器。 4.伝熱部材は、前記密封容器の内側に配置された吸熱
    フィンと、 前記密封容器の外側に配置された放熱フィンと、 前記密封容器の壁を気密貫通して前記吸熱フィンに熱的
    に連結されたヒートパイプとよりなることを特徴とする
    前記特許請求の範囲第1項または第2項記載の高圧放電
    灯用投光器。
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