JP4698203B2 - 光源装置及びこれを用いた投写型表示装置 - Google Patents
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Description
このガラス板が配置された反射鏡と、反射鏡の内部空間に備えられた放電ランプ等の部品を含めて、以下放電ランプ装置という。
図1は、本発明の実施の形態1における光源装置1の構成を示す側面断面図である。放電ランプ10は、反射鏡20の開口部23を覆う透明材である平板ガラス30と反射鏡20とにより密閉される内部空間に配置されている。これらにより構成される放電ランプ装置24を内包してその位置を固定するハウジング40は、図示しない投写型表示装置のランプケースに着脱自在に挿入できる。ハウジング40の上下には複数の通風窓41が設けられ、ハウジング40の外部に設けられた冷却ファン65からの冷却風71がハウジング40の内部に導入され、放電ランプ装置24を冷却した後外部に排出されるように構成されている。
切り欠き部を反射鏡20の開口部近傍に設ける理由は、放電ランプ10からの光の反射と、反射した光の光路への影響を極力小さくするためである。
一般に、反射鏡の外部の後方は比較的大きな空間があるので放熱性の向上のために放熱フィン52は反射鏡の後方に延伸した略長方形の形状としている。また、放熱フィン53は放電ランプ装置24の内部空間に存在するため、反射鏡で集光される集光光の光路を妨げないように台形の形状として光路に沿って配置されている(図1参照)。
アルミニウムの熱伝導率は、約200W/mKであり、ガラスの200倍以上にものぼり、反射鏡の切欠き部21をアルミニウム等の金属材料の放熱材料50で密閉することにより、内部空間の熱を効果的に外部に伝達することができる。
放熱フィン52、53は図1に示されるように全体として略L字形であるが、反射鏡20と平板ガラス30の固定を先に行い、残された切り欠き部21に容易に挿入することができる形状となっている。
また、放電ランプ装置の内部空間に位置する放熱フィン53の形状を板状の台形ではなく、複数の凸状、例えば円柱形状としても同様の効果が得られる。即ち、集光光の光路を妨げずに吸熱性の高い形状(つまり、表面面積が大きい)であればどのような形状でもかまわない。
更にまた、切り欠き部21は反射鏡20の開口部につながるものでなく、反射鏡に孔状に設けられていてもよく、形状も半円形状に限られるものでもない。即ち、放電ランプからの光の反射と、反射した光の光路への影響を小さくできるならばその位置、形状はどのようなものであってもよい。
図3は本発明の実施の形態2における光源装置1の構成を示す側面断面図、図4は放電ランプ装置24の斜視図である。実施の形態1と異なるところを中心に述べる。放熱材料54は、第1の放熱材である嵌合材55と第2の放熱材である放熱フィン58とからなるが、嵌合材55は、反射鏡20の開口部につながるように切設された半円形状の切り欠き部21に嵌合する部分56と、平板ガラス30と反射鏡20の間に狭持される環状部57とを有している。この切り欠き部21に嵌合する部分56と環状部57により放電ランプ装置24の内部空間を密閉している。環状部57の上下には、放熱フィン58が取り付けられている。
図3において、放電ランプ10から発し、反射鏡20で反射して平板ガラス30より放射するように記載されている複数の矢印72は、集光光を示している。
また、放熱フィン58の取り付け部位は嵌合材55の上下に限定されるものではない。
更に、嵌合材55の反射鏡20の切り欠き部21に嵌合する部分56は、前述の通り内部空間からの熱を伝達する効果が大きいが、使用する放電ランプの出力等の条件によってはこの半円形状の切り欠き部21及びこれと嵌合する部分56はなくてもかまわない。
図5は、本発明の実施の形態3の光源装置1における放電ランプ装置24の構成を示す斜視図である。実施の形態2と異なるところを中心に述べる。第1の放熱材である放熱材料59は、反射鏡20の半円形状に切設された切り欠き部21に嵌合する部分60と、平板ガラス30と反射鏡20の間に狭持される環状部61とを有している。この切り欠き部21に嵌合する部分60と環状部61により放電ランプ装置24の内部空間を密閉している。環状部61は、筒状材料である中空パイプとなっており、その上部と下部には空気の流通のための吸気口62と、図示しない排気口が設けられている。
図6は上述した光源装置1を用いた投写型表示装置80の構成を示す側面断面図である。キャビネット81にスクリーン85が実装されており、光源装置を内蔵しこの光源装置から放射される光から映像を形成する投写ユニット82と映像光をスクリーン85に向けて反射させるミラー83、84が配置されている。投写ユニット82は図7に示すように、本発明の光源装置1とこの光源装置からの光を映像データに基づき変調し、得られた映像光87を投写する光学ユニット86から構成されている。
動作の詳細については省略する。
Claims (2)
- 前方が開口した空間を持つ凹面反射鏡、前記凹面反射鏡の開口部を覆って前記凹面反射鏡との間に形成される内部空間を密閉する透明材、前記内部空間に配置された放電ランプ、これらを収納するハウジング、該ハウジングの外部に配置される冷却ファン、を備えた光源装置であって、前記凹面反射鏡は、該凹面反射鏡の開口部につながるように切設された切り欠き部を有し、さらに、前記切り欠き部を密閉する嵌合部分及び前記透明材と前記凹面反射鏡の間に挟持されて内部空間を密閉する環状部分からなる放熱材を有し、前記環状部分は前記内部空間外に通じる吸気口及び排気口を有する筒状材料からなることを特徴とする光源装置。
- 請求項1に記載の光源装置を備え、前記光源装置から放射される光から映像を形成する投写ユニットにより、スクリーン上に前記映像を表示することを特徴とする投写型表示装置。
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