JP2711003B2 - マトリツクス型表示装置 - Google Patents

マトリツクス型表示装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、マトリツクス型表示装置に関し、特に薄
膜トランジスタ(以下、TFTと記す)アレイ基板及びそ
れを用いた表示装置の歩留向上に関するものである。
〔従来の技術〕
マトリツクス型表示装置は通常2枚の対向した基板の
間に液晶等の表示材料が挾持され、この表示材料に電圧
を印加する方法で構成される。この際、少くとも一方の
基板にマトリツクス状に配列した画素電極を設け、これ
らの画素を選択的に動作するために各画素毎にTFT等の
非線形特性を有する能動素子を設けている。
従来のこの種の装置として特開昭63−221678号公報に
掲載されているものを第4図〜第6図に示す。第4図は
従来のマトリツクス型表示装置を示す部分平面図、第5
図は第4図のV−V線断面図、第6図は製造途中のもの
の断面図である。
図において、(1)は透明絶縁性基板、(2)は画素
電極、(3)はゲート電極・配線、(4)はゲート絶縁
膜、(5)は半導体層、(6)はエツチングストツパ
ー、(7)はソース・ドレインのオーミツクコンタクト
層、(8)はソース電極・配線、(9)はドレイン電極
である。この液晶表示装置を製造工程に基づいて説明す
る。まず洗浄された透明絶縁性基板(1)上に、EB蒸着
法もしくはスパツタリング法により、ITO(Indium Tin
Oxide)等の透明導電膜を成膜する。これをフオトエツ
チング法等の方法で所望のパターンに加工し、画素電極
(2)及び電極端子等を形成する。2番目にCr等の高融
点金属をスパツタリング法等で成膜し、同様の方法でゲ
ート電極及び配線(3)等を形成する。3番目にゲート
絶縁膜(4)としてSiO2やSiN、半導体層(5)として
i−a−Siやpoli−Si、そしてエツチングストツパー
(6)としてのSiO2やSiNを連続的にプラズマCVD法等で
成膜する。4番目にエツチングストツパー(6)にソー
ス・ドレインコンタクト用のコンタクトホールを形成
し、バツフアードフツ酸(BHF)溶液等で前処理後ソー
ス・ドレインのオーミツクコンタクト層(7)としての
n+−a−Siを成膜する。5番目に画素電極(2)と後に
形成するドレイン電極(9)をつなぐためのコンタクト
ホールを形成する。6番目にAl・Al/Cr,Al/MoあるいはA
l合金等をスパツタリング法等で成膜し、パターン加工
してソース電極・配線(8)及びドレイン電極(9)を
形成する。以上の様にしてTFTアレイ基板は形成され
る。このTFTアレイ基板に対向して、透明導電膜及びカ
ラーフイルタ等を設けた対向電極基板を設け、この両者
の間に液晶等を挾持して液晶表面デイスプレイが構成さ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のマトリツクス型表示装置は、上記の様にTFTア
レイ基板を形成する際、第6図に示されている従来のも
のに4番目のn+−a−Si(7)を成膜する前に、その表
面を清浄化するためにBHF溶液等で前処理する。この時
この溶液にさらされる基板表面の膜はエツチングストツ
パー(6)であるSiN(又はSiO2)と半導体層(5)で
あるi−a−Si(又はPoli−Si)の両方があり、この様
な基板をBHF溶液等で前処理する際の条件の最適化が困
難で、うまくオーミツクコンタクトがとれなかつたり、
n+−a−Si(7)がはがれるといつた問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、ソース・ドレインコンタクト層(7)を形
成する前の、前処理する基板表面をできる限り単一の材
質なる様に構成し、前処理条件の最適化を簡単にし、こ
の工程の歩留を向上させることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るマトリツクス型表示装置は、従来の第
1エツチングストツパーとソース・ドレインコンタクト
層の間に、半導体層の材料と実質的に同一の材料による
第2エツチウングストツパーを有する構造としたもので
ある。
〔作用〕
この発明における第2エツチングストツパーは、半導
体層の材料と実質的に同一の材料で形成されており、エ
ツチングストツパーのパターン加工後でソース・ドレイ
ンコンタクト層を形成する前に施すBHF処理において、B
HF溶液にさらされる基板表面は単一の材料のものとな
り、BHF処理の最適化が容易となり、さらにその後成膜
するソース・ドレインのオーミツクコンタクト層の密着
性を良好にする。
〔実施例〕
第1図〜第3図はこの発明の一実施例によるマトリツ
クス型表示装置を示すもので第1図はマトリツクス型表
示装置の部分平面図、第2図は第1図のII−II線断面
図、第3図は製造途中の断面図である。第1図〜第3図
において、第4図〜第6図と同一符号は同一、又は相当
部分を示す。さらに、(10)は第2エツチングストツパ
ーであり、以下その製造工程に基いて説明する。
まず透明絶縁性基板(1)にITOをEB蒸着法もしくは
スパツタリング法等で成膜し、これをフオトエツチング
法等でパターン加工し、画素電極(2)及び電極端子等
を形成する。2番目にCr等の高融点金属をスパツタ法等
で成膜し、パターン加工してゲート電極・配線(3)等
を形成する。3番目にゲート絶縁膜(4)としてのSiN
あるいはSiO2、半導体層(5)となるi−a−Siもしく
はpoli−Si、そして第1エツチングストツパー(6)と
なるSiNあるいはSiO2、さらに第2エツチングストツパ
ー(10)としてのi−a−Siもしくはpoli−Siをプラズ
マCVD法等で連続成膜する。4番目にソース・ドレイン
コンタクトホールを第1、第2エツチングストツパー
(6)、(10)にあける。この後、BHF溶液等で前処理
しソース・ドレインのオートミツクコンタクト層(7)
としてのn+−a−Siを成膜する。5番目に画素電極
(2)とドレイン電極(9)を接続するためのコンタク
トホールを形成する。6番目にAl、Al/Cr、Al/Moあるい
はAl合金等をスパツタリング法等で成膜し、フオトエツ
チング法等でパターン加工し、ソース電極・配線(8)
及びドレイン電極(9)を形成する。
以上の様にしてTFTアレイ基板は形成される。このTFT
アレイ基板に対向して、透明導電膜及びカラーフイルタ
等を設けた対向電極基板を設け、この両者の間に液晶等
の表示材料を挾持して液晶平面デイスプレイが構成され
る。
以上の様な構成にした場合、4番目のソース・ドレイ
ンのオーミツクコンタクト層(7)としてのn+−a−Si
を成膜直前の前処理時において基板表面は第3図に示さ
れている様にほどんど第2エツチングストツパー(10)
と半導体層(5)のi−a−Si(あるいはpoli−Si)で
おおわれているため、前処理の制御が容易になりそのマ
ージンが広がる。その結果n+−a−Siとi−a−Siのオ
ーミツクコンタクトが良好に均一になり、n+−a−Siが
はがれるといつたこともないので、高歩留で高品質のTF
Tアレイが提供できる。
なお、各材料は上記実施例に限るものではない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、透明絶縁性基板
に、画素電極、ゲート電極、ゲート絶縁膜、半導体層、
第1エツチングストツパー、ソース・ドレインコンタク
ト層、ソース電極・配線及びドレイン電極を順に載置す
る薄膜トランジスタ(TFT)アレイ基板、並びに透明電
極及びカラーフイルターを有する対向電極基板を備え、
TFTアレイ基板と対向電極基板との間に表示材料を挾持
してなるマトリツクス型表示装置において、第1エツチ
ングストツパーとソース・ドレインコンタクト層の間
に、半導体層の材料と実質的に同一の材料による第2エ
ツチングストツパーを有する構造としたことにより、ソ
ース・ドレインコンタクト層の密着力が向上でき、高歩
留で高品質のマトリツクス型表示装置が提供できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるマトリツクス型表示
装置に用いられるTFTアレイ基板の要部を示す平面図、
第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は製造途中の
断面図、第4図は従来のマトリツクス型表示装置に用い
られるTFTアレイ基板の要部を示す平面図、第5図は第
4図のV−V線断面図、第6図は製造途中の断面図であ
る。 (1)は透明絶縁性基板、(2)は画素電極、(3)は
ゲート電極・配線、(4)はゲート絶縁膜、(5)は半
導体層、(6)は第1エツチングストツパー、(7)は
ソース・ドレインコンタクト層、(8)はソース電極・
配線、(9)はドレイン電極、(10)は第2エツチング
ストツパーである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明絶縁性基板に、画素電極、ゲート電
    極、ゲート絶縁膜、半導体層、第1エツチングストツパ
    ー、ソース・ドレインコンタクト層、ソース電極・配線
    及びドレイン電極を順に載置する薄膜トランジスタ(TF
    T)アレイ基板、並びに透明電極及びカラーフイルター
    を有する対向電極基板を備え、上記TFTアレイ基板と上
    記対向電極基板との間に表示材料を挾持してなるマトリ
    ツクス型表示装置において、第1エツチングストツパー
    と上記ソース・ドレインコンタクト層の間に、上記半導
    体層の材料と実質的に同一の材料による第2エツチング
    ストツパーを有する構造としたことを特徴とするマトリ
    ツクス型表示装置。
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