JPH0580650B2 - - Google Patents

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JPH0580650B2
JPH0580650B2 JP60027394A JP2739485A JPH0580650B2 JP H0580650 B2 JPH0580650 B2 JP H0580650B2 JP 60027394 A JP60027394 A JP 60027394A JP 2739485 A JP2739485 A JP 2739485A JP H0580650 B2 JPH0580650 B2 JP H0580650B2
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JP
Japan
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film
electrode
tft
source
layer
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JP60027394A
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JPS61185724A (ja
Inventor
Kohei Kishi
Mitsuhiro Koden
Fumiaki Funada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Priority to DE19863604368 priority patent/DE3604368A1/de
Priority to US06/829,001 priority patent/US4684435A/en
Priority to GB08603522A priority patent/GB2172745B/en
Publication of JPS61185724A publication Critical patent/JPS61185724A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、アクテイブ・マトリツクス型液晶表
示装置等に利用することのできる薄膜トランジス
タ(TFT)の製造方法に関するものである。
<発明の概要> 本発明は、TFTの製作プロセスにおいてマス
クアライメント操作を簡素化して歩留りを向上さ
せるために、TFTの製造工程に独特の技術的手
段を駆使したものであり、簡素化したパターンエ
ツチング技術とリフトオフ法及びゲート電極部材
の陽極酸化法をTFTのパターン化プロセスに組
み込むことにより少ないマスクアライメント操作
でゲート電極の絶縁性を容易に保つことができる
TFTを製作することのできる製造技術を提供す
ることを目的とする。
<従来の技術> TFTを表示セル基板にマトリツクス状に配列
したアクテイブ・マトリツクス型液晶表示装置は
高品位の大容量表示を可能とした表示装置であ
り、テレビジヨン等への応用が活発に行なわれて
いる。
以下、従来の液晶テレビに用いられるTFTア
レイ基板の製造方法について第7図A,Bを参照
しながら説明する。第7図A,Bはマスク3層を
用いて製作するTFTアレイの1絵素分の模式平
面図及びX−X′断面図である。透明絶縁性基板
70上に、金属膜を堆積してホトエツチング法に
てパターン化を行い、Al等から成るゲート電極
バー71を形成する。次に酸化膜又は窒化膜から
成るゲート絶縁膜72、Si,CdS等から成る半導
体膜73と連続して積層する。その後、半導体膜
73をエツチングにてパターン化し、この上に透
明導電膜を堆積する。この透明導電膜をエツチン
グしてソース電極バー76及びドレイン電極兼表
示電極77をパターン形成する。以上により1絵
素分のTFTが作製される。
<発明が解決しようとする問題点> このように従来のTFTアレイ基板では少なく
ともエツチング時のマスクを3層使用するのでマ
スクアライメント操作が最低2度必要である。こ
のため製作工程が煩雑となり、製造コストの増大
や歩留りの低下等の問題を招来する。
<問題点を解決するための手段> 本発明は上述の問題点に鑑み、TFTを構成す
る各層した後パターン化する際にマスクを2回使
用するのみとし、各マスクの使用の間にゲート電
極用金属層の陽極酸化法を介設してマスクアライ
メント操作を1回とすることにより製作工程を簡
素化し生産性の向上を達成したことを特徴として
いる。
<実施例> 第1図A,Bは、本発明により製作された
TFTアレイ基板1絵素分の模式平面図及びX−
X′断面図である。使用するマスクは、ゲート電
極バー11、ゲート絶縁膜12、半導体膜13及
び半導体膜13とオーミツクコンタクトを形成す
る電極膜14をパターン化するための第1のマス
ク並びにソース電極バー16、ドレイン電極兼表
示電極17及び半導体膜13とオーミツクコンタ
クトを形成する電極膜14をパターン化するため
の第2のマスクの計2層のみである。以下、第2
図A,B乃至第7図A,Bに示す各製作プロセス
における平面図及びX−X′断面図を参照しなが
らTFTアレイの製作プロセス及び具体的な構造
について詳細に説明する。
Γ 工程〔第2図A,B参照〕 まず、ガラス基板10上に、ゲート電極バーと
なるAl膜11′をスパツタ法にて膜厚2000Å堆積
する。次に、プラズマCVD法により、ゲート絶
縁膜としてSi3N412′、半導体膜として無定形
水素化シリコン(a−Si:H)13′、a−Si:
H膜とオーミツクコンタクトを形成する電極膜と
してリンドープのa−Si:H(n+a−Si:H)1
4′を連続して積層する。膜厚は、それぞれ2000
Å、2000Å、1000Å程度に設定する。これら4層
膜形成後、ホトレジスト18を塗布し、第1のマ
スクを用いて露光・現像する。
Γ 工程〔第3図A,B参照〕 上記工程で得られた4層膜をエツチングして
パターン化する。この際、n+a−Si:H14′及
びa−Si:H13′のエツチヤントはHFとHNO3
の混合液を用い、Si3N412′のエツチヤントは
5%HF水溶液を用いる。またAl膜11′のエツ
チヤントはH3PO4系水溶液とする。上述した各
層の順序で基板10とともに各層を各エツチヤン
トに浸漬して4層を同一パターンでエツチングす
る。
Γ 工程〔第4図A,B参照〕 この工程では、ゲート電極バーとなるAl膜1
1′のパターンエツジ部のみ陽極酸化を行なう。
本工程の目的は、後工程でパターン化されるソ
ース電極バー16及びドレイン電極兼表示電極1
7とゲート電極バー11間の電気的導通を防止す
るためである。Al膜11′のパターンエツジ部の
陽極酸化は、ホウ酸アンモニウム水溶液中電圧
40Vにて化成し、Al膜11′のパターンエツジ部
にAl2O315を形成することにより行なう。
尚、本実施例では、ゲート電極バー11として
Alを使用しそのパターンエツジにAl2O315を形
成したが、ゲート電極バー材料としては、これ以
外にもTa,Nb,Hf等、陽極酸化することによ
り絶縁膜を形成するいわゆるバルブ金属類を使用
することができる。但しTaの場合には、エツチ
ング時のガラス基板10の損傷を防ぐために、
Taの堆積に先立つて、Ta2O5膜を堆積すること
が必要となる場合がある。
Γ 工程〔第5図A,B参照〕 次に、ソース電極バー及びドレイン電極兼表示
電極を形成するために、透明導電膜17′を真空
蒸着法にてn+a−Si:H14′表面を含む全面に
厚さ3000Å程堆積する。その後、ホトレジスト1
9を塗布し、第2のマスクを用いてソース電極バ
ー、ドレイン電極及び表示電極の形状に対応した
露光現像を行なう。マスクアライメント操作は、
本工程において1回のみであり、従つて操作が簡
単で製品の低コスト化に大きく寄与する。
Γ 工程〔第6図A,B参照〕 この工程では、第5図に示す透明導電膜17′
をホトレジスト19に即してエツチング成形し、
ソース電極バー16とドレイン電極兼表示電極1
7のパターン化を行なうとともにオーミツクコン
タクトを形成する第5図に示すn+a−Si:H1
4′のエツチングを行なう。本発明の構造はソー
ス・ドレイン電極が最上部にくる逆スタガ型構造
であるため、オーミツクコンタクト層はソース・
ドレイン電極の分割形成工程で同時に分離パター
ン化することが可能となる。従つて、特別なパタ
ーン化工程を付加することなく、TFT半導体膜
と該ソース・ドレイン電極それぞれとの間にオー
ミツクコンタクト層を介在させることができる。
上記透明導電膜17′のエツチヤントはHCl水溶
液、n+a−Si:H14′のエツチヤントはHFと
HNO3の混合液を用いた。上述した各層の順で、
基板10とともに各層を各エツチヤントに浸漬
し、透明導電膜17′よりソース電極バー16と
ドレイン電極兼表示電極17のパターン化及びソ
ース・ドレインギヤツプを形成する。またn+a−
Si:H14′よりa−Si:H半導体層13とソー
ス電極バー16及びドレイン電極17間のオーミ
ツクコンタクト用電極膜14を成形加工する。
Γ 工程 ホトレジスト19を除去して第1図A,Bに示
すような作製される。
上記TFTを基板10上にマトリツクス配置し、
ゲート電極バー11とソース電極バー16を行列
方向に延展して同一行・同一列にある各TFTの
ゲート電極とソース電極を共通接続することによ
りTFTアレイ基板が構成される。このTFTアレ
イ基板を液晶表示装置等の一方のセル基板として
利用すれば、大容量の表示情報を鮮明なる画像で
表示画面に生起させることができる。
<発明の効果> 以上本発明によれば、マスク2層のみで、ゲー
ト電極の絶縁性を確保するとともに、オーミツク
コンタクトをとるための電極層を含んだTFTを
容易に製作することができる。また、TFTアレ
イ基板を製作する上で最も煩わしいマスクアライ
メント操作を1回に減少させることができる。ま
た本発明の製造方法によれば、ソース電極、ドレ
イン電極とTFT半導体膜との間にオーミツクコ
ンタクト層を介在させることができかつこのオー
ミツクコンタクト層はソース・ドレイン電極の分
割形成工程で同時にソース・ドレイン側に分離配
置されるため、特別なパターン化工程を付加する
ことなく電気的特性が良好で信頼性の高いTFT
を作製することができる。さらにTFT毎に半導
体膜が分離独立されているためクロストーク等の
発生もなく、低抵抗の半導体膜を用いてオン・オ
フ特性の良いTFTアレイを得ることができる。
このため、TFTアレイ基板の低コスト化、高歩
留化に多大な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは本発明の1実施例の説明に供す
るTFTの平面図及びX−X′断面図である。第2
図A,B乃至第6図A,Bは第1図に示すTFT
の製作工程を説明する平面図及びX−X′断面図
である。第7図A,Bは従来のTFTアレイ基板
を説明する平面図及びX−X′断面図である。 10……ガラス基板、11……ゲート電極バ
ー、12……ゲート絶縁膜、13……半導体層、
14……電極膜、15……陽極酸化膜、16……
ソース電極バー、17……ドレイン電極兼絵素電
極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絶縁基板上にゲート電極となる金属膜、ゲー
    ト絶縁膜となる第1の絶縁膜、半導体膜及び該半
    導体膜にオーミツクコンタクトを形成するための
    電極膜を連続して積層し4層膜とする工程と、 前記4層膜を連続してエツチングし前記絶縁基
    板上で個別に独立した複数のパターンに成形する
    工程と、 前記金属膜のパターンエツジ部のみを陽極酸化
    して第2の絶縁膜を形成する工程と、 ソース・ドレイン電極及び表示電極となる透明
    導電膜を堆積する工程と、 前記導電膜及び前記電極膜の順に連続してエツ
    チングパターン化し、前記導電膜よりソース電極
    及びドレイン電極を分割形成する工程と、を具備
    して成ることを特徴とする薄膜トランジスタの製
    造方法。
JP60027394A 1985-02-13 1985-02-13 薄膜トランジスタの製造方法 Granted JPS61185724A (ja)

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US06/829,001 US4684435A (en) 1985-02-13 1986-02-13 Method of manufacturing thin film transistor
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