JP2707987B2 - 紙葉類並べ替え装置および方法 - Google Patents

紙葉類並べ替え装置および方法

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JP2707987B2 JP6307999A JP30799994A JP2707987B2 JP 2707987 B2 JP2707987 B2 JP 2707987B2 JP 6307999 A JP6307999 A JP 6307999A JP 30799994 A JP30799994 A JP 30799994A JP 2707987 B2 JP2707987 B2 JP 2707987B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類の表面に付され
た区分情報に基づいて、その区分情報に対応した区分箱
に区分集積することによって、複数の紙葉類を区分情報
に基づいた順番に並べ替える紙葉類並べ替え装置および
方法に関する。例えば、本発明は、郵便物配達業務で、
郵便物に付された宛先情報(住所等を示すバーコードを
含む)にしたがって、その郵便物をそれらが配達される
順番に並べ替える場合に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】郵便物配達システムでは、まず、郵便物
に付加される所定の宛先領域に対応した郵便番号の認識
結果から、その所定の宛先領域ごとに郵便物を区分し
(第1の仕分け作業)、その後、郵便物に記載される住
所等にしたがって複数の郵便物を宛先に配達する際の配
達経路の順番にそれらの郵便物を並べ替えるという作業
(第2の仕分け作業)を行っている。
【0003】従来の郵便配達システムでは、例えば、A
UTOMATION AND RETAIL EQUI
PMENT(1992年3月発行)に開示されているよ
うに、第1の仕分け作業として所定の宛先領域に郵便物
を区分する段階では、例えば、バーコードソータ等を利
用して自動的に行われていた。そして、所定の宛先領域
に郵便物が仕分けされたあとで、人手によって、その郵
便物を配達する順番に並べ替えているのが現状であっ
た。このように、人手による郵便物の並べ替え方法で
は、ミスも多く、また、非常に手間と時間がかかってい
た。したがって、郵便物をそれを配達する順番に並べ替
えるまでの作業を全て自動的に行うことが切望されてい
るが、未だ、その具体的な実現手段は提案されていな
い。
【0004】また、従来の紙葉類仕分け装置を用いて、
できるだけ人手による作業の削減が試みられていた。
【0005】ここで、従来の紙葉類仕分け装置につい
て、図26を参照して説明する。図26は、従来の紙葉
類仕分け装置の構成を示す斜視図であり、表面に区分情
報が付されている複数の紙葉類18が供給部11に予め
セットされる。そして、この供給部11は、セットされ
た紙葉類18を送り出すサクションベルト11’を有し
ている。この供給部11から搬送ルート17を介して、
送り出された紙葉類18は、表面に付されている区分情
報の位置が一定の位置となるように整位部12で傾きを
整えられる。さらに、紙葉類18は、検知部13に送ら
れ、区分情報が読み取られる。この検知部13による検
知の結果、区分情報が読み取り不能であった紙葉類18
および振り分け対象とはなっていない紙葉類18が排除
区分箱14に排除される。また、検知部13において区
分情報が検知された紙葉類18は、制御部15の制御に
より、検知部13における検知結果に基づいて、検知さ
れた区分情報に対応した区分箱261に振り分けられ
る。このような紙葉類仕分け装置は、例えば、特開昭5
7−110379号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の紙葉類仕分け装
置を用いて郵便物を配達する順番に並べ替えようとした
場合、かなりの数の区分箱を設置しなければ、1回の振
り分け作業で全ての郵便物の並べ替えを完了させること
はできなかった。
【0007】そこで、図1に示す従来の紙葉類並べ替え
装置を用いた並べ替え作業では、1回の振り分け作業で
並べ替えが終了しない場合、作業者が、区分箱261に
集積された紙葉類18を再び供給部11にセットしなお
し、再び、紙葉類の並べ替え作業を行っていた。そし
て、紙葉類の並べ替えが完了するまで、このような作業
を繰り返していた。
【0008】しかしながら、この紙葉類並べ替え方法で
も、紙葉類の仕分け作業を繰り返すたびに、作業者が区
分箱に集積された紙葉類を供給部に戻すといった人手に
よる作業が含まれてしまっていた。そして、並べ替える
べき紙葉類が多いほどその作業時間がかかり、また、人
手を介すために手間が非常にかかり、作業ミスも発生し
やすかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の紙葉類並べ替え装置は、紙葉類を第1の
搬送路に送り出す第1の供給部と、前記紙葉類に付され
た区分情報を読み取る検知部と、前記紙葉類が集積され
る複数の区分箱と、前記検知部で読み取られた区分情報
にしたがって前記紙葉類を集積すべき前記区分箱を決定
する制御部と、前記区分箱に集積された紙葉類を、該紙
葉類の搬送方向の長さよりも短い所定の重なりをもっ
て、該区分箱から前記第1の供給部へ搬送する第2の搬
送路とを備え、前記第1の供給部は、前記区分箱から前
記第2の搬送路を介して搬送された紙葉類を再度前記第
1の搬送路に送り出す第1の供給部であり、前記区分箱
は、前記区分箱の入り口部分に設置され前記紙葉類の搬
送方向を切り換えてその紙葉類を前記区分箱に導く進路
切換器と、前記区分箱内に設置され投入された前記紙葉
類を集積する集積板と、前記紙葉類が進入する方向に設
置され集積された紙葉類の集積位置を定めるサイドプレ
ートと、前記区分箱の下部に設置され前記集積板上に集
積された前記紙葉類を前記所定の重なりをもった状態で
前記第2の搬送路に送り出す少なくとも2つのローラと
を備える区分箱である紙葉類並べ換え装置であって、前
記第2の搬送路上を搬送される紙葉類の重なり部分の長
さを調整するために、前記ローラの配置間隔を変化させ
る手段を備えるものである。
【0010】そして、本発明の紙葉類並べ替え装置に備
えられる区分箱は、その区分箱の入り口部分に設置さ
れ、紙葉類の搬送方向を切り換えて、その紙葉類を区分
箱に導く進路切換器と、区分箱内に設置され、投入され
た紙葉類を集積する集積板と、紙葉類が進入する方向に
設置され、集積された紙葉類の集積位置を定めるサイド
プレートと、区分箱の下部に設置され、集積板上に集積
された紙葉類を送り出す送り出し手段とを備えている。
【0011】ここで、区分箱から紙葉類を送り出す送り
出し手段は、例えば、設置間隔が可変な2つのローラ
と、そのローラに巻かれたベルトとを備えるものであ
る。
【0012】その送り出し手段は、紙葉類と接触する面
が摩擦係数の大きい物質からなるローラにより実現する
こともできる。
【0013】また、前述のサイドプレートの紙葉類が衝
突する部分には、衝撃吸収部材を設けることもできる。
【0014】さらに、本発明は、紙葉類を湾曲させて区
分箱に投入させる手段を備えることもできる。
【0015】さらに、前述の集積板は、集積される紙葉
類の量にしたがって、徐々に下方に下降させることもで
きる。
【0016】さらに、本発明は、前述の集積板上であっ
て、サイドプレートに近い位置に位置方向にのみ回転す
るローラを設けることもできる。
【0017】さらに、前述の集積板上の紙葉類が区分箱
から送り出される際に、上方から集積された紙葉類を押
さえる手段を備えることもできる。
【0018】さらに、本発明の紙葉類並べ替え装置は、
紙葉類を既に並べ替えが完了してしまった紙葉類に混ぜ
て、追加分の紙葉類を含めて全ての紙葉類を並べ替える
ために、上述した構成に、さらに、サブ供給部を付加す
る。つまり、最初に並べ替えが完了した紙葉類を供給部
に待機させておき、さらに、追加して並べ替えたい紙葉
類をサブ供給部を用いて並べ替えを行う。そして、供給
部およびサブ供給部に待機される紙葉類の区分情報およ
びその並べ順にしたがって、順次、サブ供給部にセット
された紙葉類を供給部にセットされた紙葉類の適正な順
番位置に挿入していく。こうして、全ての紙葉類の並べ
替えを完了させることができる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0020】本発明の第1の実施例は、区分処理が終了
して区分箱に集積されている紙葉類を繰り返し供給部に
セットするための手段を備え、区分処理を自動的に複数
回繰り返すことによって、大量の紙葉類を、その紙葉類
に付加される区分情報にしたがって人手を介することな
く自動的に並べ替えるものである。
【0021】本発明の第1の実施例を図1から図5を参
照して説明する。
【0022】図1は、本実施例の構成を示す斜視図であ
り、供給部11は、表面に区分情報が付されている紙葉
類18が予めセットされ、サクションベルト11’によ
り、その紙葉類18を1葉ずつ送り出す。区分情報は、
例えば、郵便物に付された郵便番号や住所、または、そ
れらの情報を示すコード(例えば、バーコード)であ
る。この場合には、区分情報は、郵便物の宛先地域およ
びその宛先地域内での郵便物の配達順番を指定するもの
である。
【0023】整位部12は、供給部11から搬送ルート
17に沿って送り出された紙葉類18の区分情報が付さ
れる位置が一定の位置となるようにその紙葉類18の傾
きを整える。
【0024】検知部13は、整位部12で整位された紙
葉類18の区分情報を読み取る。
【0025】排除区分箱14は、検知部13による検知
の結果、区分情報が読み取り不能であったり、または、
振り分け対象とはなっていないために排除される紙葉類
18が集積される。
【0026】区分箱16は、検知部13において区分情
報が検知された紙葉類18を一旦集積するとともに、そ
の紙葉類18を搬送ルート19へ送り出す手段を有す
る。そして、搬送ルート19に送り出された紙葉類18
は、再び供給部11にセットされる。
【0027】制御部15は、検知部13で読み取られた
区分情報に対応した前記区分箱16に紙葉類18を振り
分ける。
【0028】次に、第1の実施例の動作について、図1
および図2を用いて詳細に説明する。
【0029】並べ替えを実行すべき複数の紙葉類18の
表面には区分情報(例えば、バーコード、数字・アルフ
ァベット等の文字等)が付されており、その紙葉類18
を複数枚まとめて供給部11にセットする。セットされ
た紙葉類18は、サクションベルト等の供給手段11’
により1葉ずつ搬送ルート17に送り出される。
【0030】供給部11より1葉ずつ供給された紙葉類
18は、整位部12において、紙葉類18の表面に付さ
れた区分情報の位置が所定の位置にくるようにその向き
が整えられる。
【0031】次に、検知部13において、搬送される紙
葉類18の表面に付された区分情報が読み取られ、その
検知結果は、制御部15に送られる。読み取りの際、読
み取り不能と検知された紙葉類18や、振り分け対象と
はなっていない紙葉類18は、排除区分箱14に区分さ
れる。
【0032】次に、制御部15は、図2に示すように、
検知部13による検知結果と予め区分情報と区分箱16
との対応関係が設定された区分管理テーブルの内容とを
照合することで、紙葉類18を振り分けるべき区分箱1
6を決定する。つまり、制御部15は、決定された区分
箱16に備えられた進路切換器21に対し、切り換え制
御信号を送信する。その制御信号によって進路切換器2
1はON,OFFし、搬送ルート17から紙葉類18を
分岐させ、区分箱16に投入させる。
【0033】供給部11にセットされた紙葉類18がそ
れぞれに付された区分情報に対応した区分箱16に振り
分けられ集積されると1回目の振り分け作業は終了す
る。
【0034】次に、2回目の振り分け作業について説明
する。
【0035】まず、1回目の振り分け作業により各区分
箱22に集積された紙葉類18を搬送ルート19に送り
出す。
【0036】送り出された紙葉類18は再び供給部11
にセットされ、搬送ルート17に1葉ずつ送り出され
る。この際、2回目の振り分け作業により紙葉類18が
集積される区分箱16に、1回目の振り分け作業により
集積された紙葉類18が残っていないように、所定の時
間、紙葉類は、供給部11で待機する必要がある。
【0037】送り出された紙葉類18は、上述した1回
目の振り分け作業と同様な動作を行うことによって、再
び、区分箱16に振り分けられることになるので、重複
部分の説明は省くこととする。
【0038】こうして供給部11に再セットされた紙葉
類18が全てそれぞれの区分箱16に振り分けられ集積
されると2回目の振り分け作業は終了する。
【0039】この2回目の振り分け作業として説明した
動作を繰り返すことによって、並べ替えを実行すべき紙
葉類18の枚数にあわせて、何回でも振り分け作業を行
うことができる。尚、この並べ替えについては、図16
および図17を参照して後で説明する。
【0040】紙葉類18の各部間の搬送は、複数のロー
ラにベルトを掛け、駆動源によってそのローラを駆動さ
せることでベルトを移動させ、さらに、回転方向が異な
る他のローラを前述のベルトを駆動させるローラと向か
い合わせ、それらのローラ間に紙葉類18を挟むことに
よって行われる。この搬送ルート17または19は、図
中においては、1点鎖線で示す。
【0041】次に、区分箱16が自身に集積された紙葉
類18を搬送ルート19に送り出す構成およびその動作
について、図3、図4および図5を用いて詳細に説明す
る。
【0042】図3は、本実施例における区分箱の構成を
示す図であり、(A)は、紙葉類が集積されている段階
を示し、(B)は、集積された紙葉類を送り出す段階を
示す。図4は、図3における集積板の形状およびその配
置を示す図である。図5は、区分箱から送り出される紙
葉類の状態および送り出された紙葉類の搬送状態を示
す。
【0043】図3(A)において、区分箱16は、進路
切換器21、集積板32、サイドプレート33および送
り出しベルト35とを備えている。進路切換器21は、
この区分箱16の紙葉類挿入口31に設置されている。
そして、進路切換器21は、区分箱16が検知部13で
読み取られた区分情報に対応している区分箱である場合
に、制御部15から出力される切り換え制御信号にした
がって駆動し、搬送ルート17から紙葉類18を分岐さ
せる。集積板32は、区分箱16内に配置され、進路切
換器21により搬送ルートを切り換えられて区分箱16
に投入された紙葉類18の受け板となる。サイドプレー
ト33は、区分箱16に投入された紙葉類18の進入方
向前方に設置され、この紙葉類18の集積位置を決め
る。送り出しベルト35は、区分箱16の下部における
集積された紙葉類18を送り出す出口に設置される。そ
して、少なくとも一方が図示しない駆動源により回転駆
動する2つのローラ34に掛けられて回転することによ
って、紙葉類18を搬送ルート19に送り出す。また、
図4に示すように、集積板32には、送り出しベルト3
5の位置と対応する部分に切り欠き41がある。
【0044】次に、区分箱16に集積された紙葉類18
を搬送ルート19に送り出す動作について説明する。
【0045】図3(A)に示すように、進路切換器21
によって搬送ルート17から分岐された紙葉類18は、
区分箱16内に投入され、集積板32の上に重なって集
積されていく。この際、紙葉類18の進行方向に設置さ
れたサイドプレート33によって、紙葉類18の集積位
置は決められる。
【0046】供給部11にセットされた全ての紙葉類1
8の集積が完了すると、集積板32は図示せぬ駆動源に
よって下方へ移動する。そして、集積板32には切り欠
き41が設けられているために、複数本の送り出しベル
ト35のベルトとベルトの隙間にこの集積板32が沈み
込み、図3(B)に示すように、集積された紙葉類18
だけが送り出しベルト35上に残るようになる。
【0047】送り出しベルト35と紙葉類18との摩擦
係数は紙葉類18同士の摩擦係数よりも大きく設定して
あるために、送り出しベルト35と区分箱内の最下部の
紙葉類18との摩擦力により、その紙葉類18は搬送ル
ート19に送り出される。この際、紙葉類18の送り出
し方向は区分箱への進入方向とは反対であり、また、紙
葉類18は、1葉ずつ送り出されるのではなく、瓦状に
重なりあった状態で送り出される。そして、その状態で
紙葉類18は搬送ルート19上を搬送される。紙葉類1
8を瓦状に重ならせて搬送させることにより、搬送効率
を向上させるだけでなく、供給部11に紙葉類18を再
セットするときに、紙葉類18の並び順が入れ替わる心
配がなくなる。
【0048】次に、送り出しベルト35による紙葉類1
8の送り出し機構、特に瓦状で紙葉類18が送り出され
る機構について図5を用いて説明する。
【0049】図5(A)において、矢印C方向に集積さ
れた紙葉類18は、サイドプレート33に当て止められ
て、この紙葉類18の先端がOの位置にそろった状態で
集積される。すべての紙葉類18の振り分け作業が終了
した後、集積された紙葉類18は送り出しベルト35に
よって送り出される。
【0050】この際、送り出しベルト35と紙葉類18
との摩擦係数は紙葉類18同士の摩擦係数よりも大きく
設定してあり、また、紙葉類18の自重による荷重は、
ローラ34の掛かっていない部分つまりAB間の送り出
しベルト35にはかからず、ローラ34の真上A付近に
集中的にかかる。これにより、送り出しベルト35が回
転するにつれて集積された紙葉類18の最下部の1葉の
みが図5(B)におけるD方向に送り出されることにな
る。
【0051】図5(C)において、最下部の紙葉類18
の端部がA点を通過すると、下から2枚目の紙葉類18
の荷重がA点付近にかかり、その紙葉類18と送り出し
ベルト35の摩擦力により2枚目の紙葉類18が送り出
される。
【0052】このように、最下部の紙葉類18の端部が
A点を通過すると、次に、その上に位置する紙葉類18
の送り出しが始まるという動作が、集積された紙葉類1
8の送り出しがすべて終了するまで続けられる。紙葉類
18は、図5(D)に示す状態で、搬送ルート19上を
搬送される。
【0053】また、図5(C)に示すように、OA間の
長さ(ずらし量L)だけ紙葉類18がずれて送り出され
るために、この紙葉類18は瓦状に送り出される。搬送
ルート19の長さおよび送り出す紙葉類18の枚数にあ
わせて、A点の位置をずらすことによってずらし量Lを
自由に調節することができる。
【0054】また、区分箱16からの紙葉類18の送り
出し方向がそれが投入された方向とは反対向きであるた
めに、振り分け作業を何回行っても紙葉類18の裏表が
変化しない。このため、この紙葉類18が検知部13を
通過するときにその紙葉類18に付された区分情報の位
置が振り分け作業のたびに変化することがないので、検
知部13は紙葉類の片側の面だけを検知できるように設
置すれば良い。
【0055】次に、本発明の第2の実施例について図6
から図15を参照して説明する。
【0056】図6に示す第2の実施例の構成は、前述の
図1に示した構成と異なり、区分箱62が、紙葉類18
の送り出し方向とそれが投入される方向とが同一方向で
あるように構成されている。さらに、それら各方向が同
一である場合には、振り分け作業を行う毎に紙葉類18
の表裏が反転してしまうことになるが、本実施例では、
供給部11から紙葉類18が供給されたあとにその紙葉
類18の搬送方向を反転させるための手段としてスイッ
チバック63が備えられている。さらに、紙葉類18が
二通以上重なって搬送されているかどうかを検出する二
通検知部61が設けられており、そこで紙葉類18が二
通送り状態であると判定された場合には、それら紙葉類
18が搬送ルート17からリジェクトされ排除区分箱6
4に投入される。
【0057】本実施例と前述の第1の実施例との特に重
要な相違は区分箱の構成にある。そこで、区分箱の構成
および動作について図7から図15を参照して説明す
る。
【0058】図7は、区分箱62の構成を示す図であ
り、図8は、図7におけるA−A断面図、図9は、図7
におけるB−B断面図である。図10は、紙葉類が集積
されている状態を示す図であり、図11は、図7におけ
るフィードローラ710付近の構成を示す図である。ま
た、図12は、図7における分離ローラの構成およびそ
の動作原理を示す図である。図13も、分離ローラの構
成を示す図である。図14および図15は、紙葉類を送
り出す状態を示す図である。
【0059】区分箱62は、上部の紙葉類18の集積機
構と下部の紙葉類18の送り出し機構とに分けられる。
そこで、まず、区分箱上部の集積機構について説明す
る。
【0060】図7に示す区分箱の構成と図3に示す区分
箱の構成とは、重複している部分もあるが、構成全体を
明確にするために重複部分も再度説明する。進路切換器
21は、搬送中の紙葉類18の進路を切り換えて紙葉類
を搬送ルート17から分岐させ、その紙葉類18を区分
箱62に導く。さらに、図8に示すように、曲げローラ
71と紙葉類18を介して対向する面には突起81が備
えられている。曲げローラ71は、その両端付近の径が
中央部分の径よりも大きくなっており、この径が大きい
部分と進路切換器21に備えられた突起81との作用に
よって、曲げローラ71と進路切換器21との間を通過
する紙葉類18を湾曲させる。ガイド72および73
は、区分箱62に投入された紙葉類18を案内する。サ
イドプレート33は、紙葉類18の区分箱62内におけ
る集積位置を定める。また、サイドプレート33の投入
された紙葉類18の先端が衝突する位置にはゴム等の衝
撃吸収部材74が張り付けられている。引き込みローラ
75は、投入された紙葉類18をサイドプレート33に
接するまで引き込む。集積板32は、投入された紙葉類
18が集積される。レバー76は、ガイド73の延長上
に備えられており、紙葉類18の進入を妨げない程度の
圧力で、集積された紙葉類18を介して集積板32を板
ばねの原理で常に押さえつけている。センサ77は、集
積板32上に集積された紙葉類18の量に応じて徐々に
押し上げられていくレバー76の位置を検出する。その
検出結果に基づいて、集積板32は徐々に下降してい
く。バックアッププレート79は、図9および図10に
示すように、サイドプレート33からやや離れた位置に
ワンウェイクラッチ付ローラ78を備えている。このワ
ンウェイクラッチ付ローラ78は、下方がバックアップ
プレート79の底からはみ出しており、また、紙葉類1
8が進入する方向にのみ回転するものである。また、ワ
ンウェイクラッチ付ローラ78は、図9に示すように、
シャフト91に2カ所設けられている。そして、このシ
ャフト91がバネ等によって集積板32方向に押さえら
れているために、引き込みローラ75によって引き込ま
れた紙葉類18の厚さが変化しても、その変化はバネ等
による弾性力に吸収されて紙葉類18の集積に対して何
も影響を与えることはない。さらに、紙葉類18の先端
がサイドプレート33に突き当たり跳ね返ろうとするの
をワンウェイクラッチ付ローラ78が逆回転しないこと
によって防ぐことができる。したがって、紙葉類18が
跳ね返ることによって、その紙葉類18の先端が不揃い
になることを防止することができる。また、バックアッ
ププレート33は、紙葉類18の集積が終了すると集積
された紙葉類18を押すために下降することになる(こ
の動作については後で詳述する)。そのため、バックア
ッププレート79とサイドプレート33との間にはある
程度の隙間を設けなければならない。この状態で紙葉類
18の集積を行うと、進入してきた紙葉類18が隙間に
もぐり込むことによって、集積状態が悪化する。そこ
で、本実施例では、サイドプレート33の中央付近に図
8に示すような切り欠き82を設け、バックアッププレ
ート79の一部をその切り欠き82から奥側にはみ出さ
せる構成としている。こうすることで、紙葉類18の隙
間部分へのもぐり込みを防ぐことができ、安定した集積
状態を得ることができる。
【0061】次に、本実施例における紙葉類の集積動作
について説明する。
【0062】図10に示すように、搬送ルート17上を
搬送されてきた紙葉類18は、進路切換器21によっ
て、進路が切り換えられ、搬送ルート17から分岐され
て区分箱62へ投入される。投入された紙葉類18は、
曲げローラ71と進路切換器21との間を通過する際に
湾曲される。厚みの薄い紙葉類18は、通常、不安定な
進入軌跡を描くために、安定した集積を行うことができ
ないが、そのような紙葉類18も湾曲されることによっ
て、ガイド72および73に沿った安定した軌跡を描か
せることができる。投入された紙葉類18の先端が引き
込みローラ75に達すると、その紙葉類18は集積板3
2上を引き込みローラ75によって引き込まれ、サイド
プレート33に達したところで停止する。この際、サイ
ドプレート33には衝撃吸収部材74が張り付けられて
いるために、紙葉類18がサイドプレート33と衝突す
る際の騒音や、紙葉類18の先端の折れ曲がり等を最小
限に抑えることができる。また、バックアッププレート
79に備えられたワンウェイクラッチ付ローラ78の作
用により紙葉類18がサイドプレート33に衝突して跳
ね返ることが防止される。以上の動作を繰り返すことに
よって、集積板32上に紙葉類18がその先端が揃った
状態で集積されていく。
【0063】一方、紙葉類18が集積されるごとに、集
積された紙葉類18はレバー76を押し上げていく。そ
のレバー76の押し上げ量をセンサ77で検出し、その
検出結果にしたがって、集積板は徐々に下降していく。
したがって、レバー76による集積板32を押さえつけ
る力が常に一定になるように制御されている。
【0064】次に、区分箱62下部の紙葉類18の送り
出し機構について説明する。
【0065】図7に示すように、紙葉類18の送り出し
機構は、紙葉類18が集積された集積板32の下方に設
けられる2つのフィードローラ710および711と、
送り出される紙葉類18を案内するガイド713と、送
り出される紙葉類18を1枚ずつに分離する分離ローラ
712とを備えている。フィードローラ710は、図1
1に示すように、集積された紙葉類18を載せたまま下
降してくる集積板32に設けられた切り欠き41の間に
ローラ部分が入り込み、ラバーリング111の一部が切
り欠き41からはみ出すように構成されている。そし
て、フィードローラ711は図示しない駆動源によりタ
イミングベルト113によって駆動され、フィードロー
ラ710はタイミングベルト112によって駆動され
る。ここで、ラバーリング111とは、フィードローラ
710および711のローラ部分の紙葉類18と接触す
る部分に設けられた摩擦係数の大きいゴム等のリングを
示す。分離ローラ712は、図12(A)に示すよう
に、ローラ121、ラバーリング123、アーム12
4、タイミングベルト125、トルクリミッタ126、
サポート127およびシャフト122を備えている。ロ
ーラ121は、アーム124によって支持されており、
シャフト122を中心に振れるようになっている。サポ
ート127によって区分箱62が設置された基板128
に固定されたトルクリミッタ126は、タイミングベル
ト125によってローラ121に回転力を伝える。さら
に、図13に示すように、アーム124がスプリング1
31によって引っ張られているために、ローラ121
は、フィードローラ711に所定の力で押しつけられて
いる。
【0066】次に、区分箱62に集積された紙葉類18
を搬送ルート19に送り出す動作について説明する。
【0067】まず、紙葉類18の集積の完了により下降
してきた集積板32は、その切り欠き部分41がフィー
ドローラ710の隙間に入り込み、ラバーリング111
の一部をのぞかせた状態で停止する。集積板32の下降
が完了すると、図14に示すように、バックアッププレ
ート79が下降を始める。さらに、バックアッププレー
ト79は下降していき集積板32上の紙葉類18を押さ
える。そして、集積された紙葉類18がフィードローラ
710に対して所定の押し圧がかかった時点で、バック
アッププレート79の下降が停止する。そして、バック
アップローラ79が停止した時点で、フィードローラ7
10が回転し始め、ラバーリング111と紙葉類の摩擦
力によって、集積板32上の紙葉類18がその最下部の
紙葉類から順番に送り出されていく。つまり、図15に
示すように、一番下の紙葉類18の末端がフィードロー
ラ710の中心位置N1を通過すると、その一枚上の紙
葉類18が送り出される。この際、一番下の紙葉類18
に連れられてその上の紙葉類18も下流側に移動する可
能性があるが、分離ローラ712によって、2枚目以降
の紙葉類18を区分箱62の出口で引き留めておくがで
きるため、紙葉類18は安定して送り出されることにな
る。
【0068】ここで、分離ローラ812の動作について
図12を参照して説明する。紙葉類18が重なって送り
出されようとしている場合には、図12(A)に示すロ
ーラ121の回転は停止し、一通だけ送り出される場合
には、フィードローラ711に連れられてローラ121
を回転するようにトルクリミッタ126を設定する。つ
まり、フィードローラ711の回転による紙葉類18を
送りだそうとする力F1よりも、分離ローラ712によ
るその紙葉類18が送り出されるのを妨げる力F2が小
さくなるように設定しておく。そうすれば、図12
(B)に示すように、紙葉類18が一通だけ送り出され
ようとしている場合には、分離ローラ712はフィード
ローラ711に連れまわることになり、安定した紙葉類
18の送り出しが可能となる。ところが、複数の紙葉類
18がフィードローラ711と分離ローラ712との間
に一定以上に重なった状態で進入してきた場合には、分
離ローラ712は、最下位の紙葉類18に接触すること
がない。したがって、最下位から2枚目の紙葉類18を
送りだそうとする力F3は、紙葉類間に働く摩擦力のみ
となる。ここで、図12(C)に示すように、前述の力
F2をこの力F3よりも大きく設定しておけば、最下位
から2枚目の紙葉類18が最下位の紙葉類18に連れら
れて送り出されることはない。そして、最下位の紙葉類
18の末端がフィードローラ710を通過した段階で、
最下位から2枚目の紙葉類18の送り出しが開始される
ことになる。この動作を繰り返すことによって、一定の
重なり量をもって紙葉類18を送り出すことができる。
【0069】紙葉類18の送り出し動作に話しを戻す
と、2枚目以降の紙葉類は、1枚目の紙葉類の末端がフ
ィードローラ710の中心位置N1を通過するまで、分
離ローラ712の位置で引き留められる。そして、1枚
目の紙葉類の末端がフィードローラ710の中心位置N
1を通過すると、2枚目の紙葉類が送り出されることに
なる。したがって、紙葉類は、フィードローラ711の
中心位置N0とフィードローラ710の中心位置N1と
の距離Nよりも僅かに小さい長さMだけ隣接する紙葉類
と重なった状態で送り出されることになる。区分箱62
から送り出された紙葉類18は、重なった状態で搬送ル
ート19上を供給部11まで搬送される。このように、
紙葉類18の先端を揃えることにより、紙葉類18の長
さに関わらず、安定した重なり幅での紙葉類の搬送が可
能となり、搬送効率を大幅に向上させることができる。
さらに、前述と同様に、供給部11に送られた紙葉類1
8が、その順番が入れ替わることなく安定して再セット
される。
【0070】次に、区分情報として0番から99番まで
の番号が付された100枚のカード161を用いて、番
号の順番がバラバラである状態から、実際に、第1の実
施例の紙葉類並べ替え装置を用いて、0番のカード16
1から99番のカード161まで昇べきの順に並べ替え
る動作を図16および図17を参照して説明する。
【0071】ここで、図16は、並べ替えの手順を示す
図であり、図17は、各手順における区分箱に集積され
ているカードの状態を示す図である。
【0072】まず、区分箱16を10個用意し、その各
区分箱16に0番から9番までの番号をつけておく。ま
た、用意する区分箱16の個数は、この100枚のカー
ド161を2回の区分処理で並べ替える場合には10個
の区分箱16が必要であるということであり、実際に
は、区分処理の回数と並べ替えるべきカードの枚数に応
じて、装置自体には任意数の区分箱16が設置される。
【0073】次に、番号の順番がバラバラである100
枚のカード161はまとめて供給部11にセットされ、
1葉ずつ搬送ルート17に送り出される(S10)。送
り出されたカード161は、整位部12で向きが整えら
れ、検知部13に搬送される。
【0074】検知部13では、カード161に付された
番号の1の位の数字を読み取り、検知結果を制御部15
に出力する。制御部15は、その検知結果に基づいて、
1の位の数字と同じ番号がつけられた区分箱16にその
カード161を振り分ける(S20)。100枚のカー
ド161の振り分けが終了したときの各区分箱16への
振り分け状況は、図17(A)のようになる。
【0075】次に、2回目の振り分け作業を行う。ま
ず、9番の番号がつけられた区分箱16に振り分けられ
たカード161から順番に区分箱16から搬送ルート1
9に送り出され、供給部11に再セットされる。次に、
8番の番号が付けられた区分箱16に振り分けられたカ
ード161が供給部11にセットされ、以下、同様に0
番の区分箱16のカード161が供給部11にセットさ
れる(S30)。
【0076】全てのカード161が供給部11に再セッ
トされたあと、供給部11から搬送ルート17に1回目
の振り分け作業と同様に送り出され、検知部13に搬送
される。検知部13では、この2回目の振り分け作業に
おいては、カード17に付された番号の10の位の数字
を読み取り、検知結果を制御部15に出力する。制御部
15は、その検知結果に基づいて、10の位の数字と同
じ番号がつけられた区分箱16にそのカード161を振
り分ける(S40)。100枚のカード161の振り分
けが終了したときの各区分箱16への振り分け状況は、
図17(B)のようになる。
【0077】各区分箱16に振り分けられたカード16
1を0番がつけられた区分箱16から昇べきの順番に取
り出すとすべてのカード161の順番の並べ替えが完了
する(S50)。
【0078】このように、N個の区分箱16を用いれば
振り分け作業をM回行うことで、NのM乗の枚数の紙葉
類18の順番を並べ替えることができる。例えば、区分
箱16を10個用いて1000枚の紙葉類18を並べ替
えるには3回の振り分け作業で行うことができる。
【0079】なお、この具体例では、複数のカードを、
そのカードに付された番号をもとに、並べ替えたが、本
実施例を郵便物配達システムに用いた場合には、郵便物
に付されたバーコード等の宛先情報に基づいて、その郵
便物を、それらが配達される順番に並べ替えることにな
る。
【0080】次に、本発明の第3の実施例を図18から
図21を参照して詳細に説明する。
【0081】本実施例は、紙葉類の並べ替えに際して、
区分箱内に2つの集積部を設け、紙葉類の仕分け処理と
集積された紙葉類の供給部への再セット処理とを所定時
間並列処理することによって、処理速度を向上させるも
のである。
【0082】図18は、第3の実施例の構成を示す図で
ある。図19は、図18におけるペアスタッカの構成を
示す図である。図20は、図19における集積板の形状
およびその配置を示す図である。
【0083】第3の実施例の構成は、基本的には第1の
実施例の構成とほとんど同様であるが、区分箱の構成を
図18に示すように2つ1組のペアスタッカ181に変
更した点と、ペアスタッカ181から搬送ルート19に
紙葉類18を送り出す方向が紙葉類18が投入される方
向と同方向であるために、第2の実施例で説明したよう
に、供給11から供給される紙葉類18の表裏をスイッ
チバック62によって反転させる点が異なる。しかし、
このペアスタッカ181において、第1の実施例の如
く、紙葉類18の投入方向と送り出し方向とを反対向き
に設定すれば、スイッチバック62は必要ないことは言
うまでもない。
【0084】次に、本実施例で用いるペアスタッカ18
1の構成について、図19および図20を用いて説明す
る。
【0085】図19において、ペアスタッカ181は、
2つの集積部191および192からなり、その2つの
集積部191および192の紙葉類挿入口31にそれぞ
れ設置された紙葉類18の進路を切り換える進路切換器
21、紙葉類18の進行方向に設置されたサイドプレー
ト193および194、及び紙葉類18を集積する集積
板195および196とを有する。さらに、2つの集積
部191および192の下に設置され回転駆動すること
により集積された紙葉類18を搬送ルート19へ送り出
す送り出しベルト198を有する。
【0086】また、図20に示すように、第1の実施例
で説明したと同様に、2つの集積板195および196
には、送り出しベルト198の位置と対応する部分に切
り欠き201および202がある。
【0087】この第3の実施例の動作については、第1
の実施例と基本的には同等であるので、その重複部分の
説明は省き、この第3の実施例を用いた場合の並べ替え
時間の短縮効果について図21を用いて説明する。
【0088】図21は、紙葉類18の集積過程、送り出
し過程および待機状態に関するタイムチャートである。
ここで、待機状態とは、ペアスタッカ181の2つの集
積部191および192から紙葉類18の送り出しが完
了してから、搬送ルート19をとおって供給部11に一
旦集積され、再び搬送ルート17に供給されて、ペアス
タッカ181に集積される直前までの状態をいうことと
する。
【0089】まず、供給部11にセットされた紙葉類1
8は、搬送ルート17に送り出されて区分箱の集積部1
91に集積される。
【0090】すべての紙葉類18の集積が完了すると、
集積部191から搬送ルート19へ紙葉類の送り出しが
開始される。この際、集積部191からすべての紙葉類
18が送り出される前に、最初の方に送り出された紙葉
類18は、待機状態を経て、集積部192に集積され始
める。
【0091】このように、集積、待機、送り出しで1サ
イクルであるが、2回の振り分けの場合には、単純にサ
イクルを繰り返すよりも、サイクルの重なり時間Tだけ
振り分け時間を短縮できる。これは、3回以上の振り分
けの場合にも同様のことがいえ、P回の振り分けの場
合、T(P−1)時間だけ振り分け時間を短縮できる。
【0092】次に、本発明の第4の実施例について図2
2および図23を参照して説明する。
【0093】図22は、第4の実施例の構成を示す図で
あり、図23は、本実施例における制御信号の流れを示
すブロック図である。本実施例の構成と前述の第3の実
施例の構成とはその大部分が重複しているが、供給部1
1以外に紙葉類223を搬送ルート17に供給する手段
としてサブ供給部222を備える点で異なる。そして、
供給部11から供給された紙葉類18の並べ替え作業が
終了した後、新たに並べ替えを行うべき紙葉類223を
追加・挿入して全ての紙葉類の並べ替えを実行する場合
に、サブ供給部222にその追加すべき紙葉類223が
セットされる。さらに、制御部221がメインメモリ2
31とサブメモリ232を備える点でも異なる。メイン
メモリ231は、供給部11にセットされた紙葉類18
の並べ替え作業が終了した時点のその紙葉類18の区分
情報およびその区分情報に対応した紙葉類18の並び順
を記憶する記憶手段である。また、サブメモリ232
は、サブ供給部222にセットされた紙葉類223の並
べ替え作業が終了した時点のその紙葉類223の区分情
報およびその区分情報に対応した紙葉類223の並び順
を記憶する記憶手段である。そして、制御部221は、
メインメモリ231およびサブメモリ232に記憶され
た情報に基づいて追加された紙葉類223を含めて全て
の紙葉類の並べ替えを制御する。
【0094】次に、この第4の実施例の動作を説明す
る。
【0095】まず、並べ替えを実行すべき紙葉類18が
供給部11にセットされる。以降、前述の第3の実施例
と同様の手順により、その紙葉類18の並べ替え作業を
行う。そして、メインメモリ231に前記紙葉類18の
並べ替えが行われた後のその紙葉類18の区分情報およ
び紙葉類18の並び順が記憶される。
【0096】ここで、並べ替えをすべき紙葉類を全て供
給部11にセットせずに並べ替えを完了してしまったの
で、このセットし忘れた紙葉類223を追加して、並べ
替えをすべき全ての紙葉類を完全に並べ替える作業を行
う。
【0097】まず、この追加すべき紙葉類223をサブ
供給部222にセットする。このとき、並べ替えの終了
している紙葉類18は供給部11にセットされた状態で
待機している。
【0098】次に、サブ供給部222にセットされた紙
葉類223は、前述の第3の実施例と同様の手順で並べ
替え作業が行われ、並べ替え終了後の紙葉類223の区
分情報および紙葉類223の並び順がサブメモリ232
に記憶される。そして、並べ替えが終了した追加分の紙
葉類223はサブ供給部222にセットされた状態で待
機する。
【0099】次に、メインメモリ231に記憶されてい
る紙葉類18の区分情報および紙葉類18の並び順とサ
ブメモリ232に記憶されている紙葉類223の区分情
報および紙葉類223の並び順とに基づいて、供給部1
1で待機している紙葉類18にサブ供給部222で待機
している紙葉類223を挿入すべき位置が求められる。
【0100】そして、メインメモリ231およびサブメ
モリ232に記憶された情報に基づいて、供給部11ま
たはサブ供給部222から再び紙葉類を搬送ルート17
に送り出す。つまり、一番目に集積されるべき紙葉類が
セットされている供給部の方から先に搬送ルート17に
送り出されることになる。
【0101】ここで、供給部11にセットされる紙葉類
18から先に送り出されたとする。供給部11から供給
された紙葉類18は、サブ供給部222にセットされる
追加紙葉類223を挿入すべき区切りごとに、集積すべ
き区分箱181(集積部191または192)が変更さ
れる。
【0102】全ての区分箱181に紙葉類18が集積さ
れた時点で供給部11からの紙葉類18の供給を停止
し、次いで、サブ供給部222にセットされた追加紙葉
類223をその紙葉類223の紙葉類18への挿入位置
に基づいて対応する区分箱181に集積させる。
【0103】この追加紙葉類223の挿入作業が完了し
たら全ての区分箱181に集積されている紙葉類は再び
供給部11に戻される。
【0104】この動作を供給部11に最初にセットされ
ていた紙葉類18の供給が一回りし、さらに、サブ供給
部222にセットされていた追加紙葉類223が全て供
給されるまで繰り返される。そして、最終的に供給部1
1に全ての紙葉類がマージされて並べ替え作業が終了す
ることになる。
【0105】ここで、1番から20番までの順番情報が
付された20枚の紙葉類において、最初の並べ替え作業
時には、1〜3、5〜8、10〜13、16〜20番の
紙葉類18を並べ替え、次いで、4、9、14および1
5番の紙葉類223を追加・挿入して並べ替える作業の
動作手順について図24を参照して説明する。
【0106】まず、図24(A)に示すように、前述の
第2の実施例の動作と同様の手順により供給部11にセ
ットされた1〜3、5〜8、10〜13、16〜20番
の区分情報を有する紙葉類18がその区分情報に基づい
て並べ替えられ、再び供給部11にセットされる。ま
た、この時の並べ替えられた紙葉類18の区分情報およ
びその区分情報に基づく紙葉類18の並び順がメインメ
モリ231に記憶される。
【0107】次に、図24(B)に示すように、前述の
第2の実施例の動作と同様の手順によりサブ供給部22
2にセットされた4、9、14および15番の区分情報
を有する紙葉類223がその区分情報にしたがって並べ
替えられ、再びサブ供給部222にセットされる。ま
た、この時の並べ替えられた紙葉類223の区分情報お
よびその区分情報に対応した紙葉類223の並び順がサ
ブメモリ232に記憶される。
【0108】ここで、メインメモリ231およびサブメ
モリ232に記憶された情報に基づいて、サブ供給部2
32にセットされた追加紙葉類223を挿入すべき位置
が求められる。
【0109】次に、図24(C)に示すように、1番の
順番情報を有する紙葉類が供給部11にセットされてい
るので、まず、先にこの供給部11にセットされた紙葉
類18を再び搬送ルート17に送り出す。そして、この
再送された紙葉類18を区分箱181の両方の集積部1
91および192を用いて追加紙葉類223を挿入すべ
き区切りごとに集積すべき集積部191、192を変更
しながら、集積していく。
【0110】次に、図24(D)に示すように、サブ供
給部222にセットされた追加紙葉類223を再び搬送
ルート17に送り出し、その紙葉類223が挿入される
べき区切りに対応した集積部191、192に区分集積
する。
【0111】サブ供給部222にセットされていた追加
紙葉類223の挿入が全て終了した後、集積部191、
192に集積されている全ての紙葉類を再び供給部11
にセットすることで作業が完了する。
【0112】次に、本発明の第5の実施例について図2
5を参照して説明する。
【0113】図25に示す構成を備える第5の実施例
は、前述の第4の実施例と同様に新たに追加した紙葉類
を既に並べ替え済みの紙葉類にマージしてまとめて並べ
替えを行うものであって、その構成は、大部分第4の実
施例と同様であるために、その重複部分の説明は省略す
る。
【0114】図25に示すように、供給部11またはサ
ブ供給部222から供給された紙葉類18または紙葉類
223を集積部191、192に区分集積させる前に再
び供給部11に戻すための搬送路であるリターンルート
251を具備している。
【0115】このリターンルート251を設けることに
より、順番の若い紙葉類がセットされている供給部(こ
こでは、供給部11とする)から紙葉類18を、メイン
メモリ231およびサブメモリ232に記憶された情報
に基づいて求めれた紙葉類223の挿入すべき区切りの
順番まで、搬送ルート17に送り続ける。送り出された
紙葉類18は、リターンルート251および搬送ルート
19を通って、再び供給部11に戻される。次いで、サ
ブ供給部222からその区切りに挿入されるべき紙葉類
223が搬送ルート17に送り出され、リターンルート
251および搬送ルート19を通って供給部11に戻さ
れる。このように、紙葉類223が挿入されるべき区切
りごとに交互に供給部11またはサブ供給部222から
紙葉類18、223が送り出され、リターンルート25
1および搬送ルート19を通って供給部11に戻され
る。そして、最後の順番の紙葉類が供給部11に戻され
ると、この並べ替え作業は終了する。
【0116】この構成によれば、紙葉類を区分箱に仕分
ける作業がないために、作業時間を大幅に短縮すること
ができる。
【0117】また、サブ供給部222や、リターンルー
ト251を第3の実施例に適用した場合について説明し
たが、前述の第4の実施例および第5の実施例は、前述
の第1または第2の実施例に適用されても同様の効果を
奏することは言うまでもない。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の紙葉類並
べ替え装置および方法では、大量の資料類を、その紙葉
類に付加された情報に基づいて、人手を介することな
く、自動的に並べ替えることができる。
【0119】さらに、本発明では、並べ替えが完了して
しまった紙葉類に、後から紙葉類を追加して、その追加
分の紙葉類を含めて全ての紙葉類の並べ替えを自動的に
行うことができる。
【0120】本発明では、紙葉類の並べ替えを自動的に
行うことができるので、処理時間の大幅な短縮を実現で
きるとともに、人手を介する処理をほぼ皆無にしている
ので、人為的なミスを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【図2】第1の実施例における信号の流れを示すブロッ
ク図である。
【図3】第1の実施例における区分箱の構成を示す断面
図である。
【図4】図3における集積板の形状を示す図である。
【図5】第1の実施例における区分箱からの紙葉類の送
り出しおよびその後の紙葉類の搬送の状態を示す図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施例の構成を示す斜視図であ
る。
【図7】第2の実施例における区分箱の構成を示す断面
図である。
【図8】図7におけるA−A面を矢印方向に見た断面図
である。
【図9】図7におけるB−B面を矢印方向に見た断面図
である。
【図10】第2の実施例における区分箱の構成を示す図
である。
【図11】第2の実施例における区分箱の一部を示す図
である。
【図12】第2の実施例における区分箱を構成する分離
ローラの構成および動作原理を示す図である。
【図13】図12に示す分離ローラの一部の構成を示す
図である。
【図14】第2の実施例における区分箱の構成を示す図
である。
【図15】第2の実施例における区分箱の構成を示す図
である。
【図16】第1の実施例により複数の紙葉類を並べ替え
る手順を示す図である。
【図17】図16における区分処理終了後の区分箱に集
積された紙葉類の状態を示す図である。
【図18】本発明の第3の実施例の構成を示す図であ
る。
【図19】第3の実施例におけるペアスタッカの構成を
示す図である。
【図20】図19における集積板の形状を示す図であ
る。
【図21】第3の実施例における処理手順を示すタイミ
ングチャートである。
【図22】本発明の第4の実施例の構成を示す図であ
る。
【図23】第4の実施例の信号の流れを示すブロック図
である。
【図24】第4の実施例により複数の紙葉類を並べ替え
る手順を示す図である。
【図25】本発明の第5の実施例の構成を示す図であ
る。
【図26】従来の紙葉類仕分け装置の構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】
11 供給部 13 検知部 15 制御部 16 区分箱 17 搬送ルート 18 紙葉類 19 搬送ルート 21 進路切換器 32 集積板 33 サイドプレート 34 ローラ 35 送り出しベルト 41 切り欠き 62 区分箱 63 スイッチバック 71 曲げローラ 74 衝撃吸収部材 75 引き込みローラ 76 レバー 77 センサ 78 ワンウェイクラッチ付ローラ 79 バックアッププレート 710、711 フィードローラ 712 分離ローラ 81 突起 111 ラバーリング 181 ペアスタッカ 191、192 集積部 221 制御部 222 サブ供給部 223 紙葉類 231 メインメモリ 232 サブメモリ 251 リターンルート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷 弘之 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−124700(JP,A) 特開 昭58−76171(JP,A) 特開 昭51−105897(JP,A) 実開 昭55−147874(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を第1の搬送路に送り出す第1の
    供給部と、前記紙葉類に付された区分情報を読み取る検
    知部と、前記紙葉類が集積される複数の区分箱と、前記
    検知部で読み取られた区分情報にしたがって前記紙葉類
    を集積すべき前記区分箱を決定する制御部と、前記区分
    箱に集積された紙葉類を、該紙葉類の搬送方向の長さよ
    りも短い所定の重なりをもって、該区分箱から前記第1
    の供給部へ搬送する第2の搬送路とを備え、 前記第1の供給部は、前記区分箱から前記第2の搬送路
    を介して搬送された紙葉類を再度前記第1の搬送路に送
    り出す第1の供給部であり、 前記区分箱は、前記区分箱の入り口部分に設置され前記
    紙葉類の搬送方向を切り換えてその紙葉類を前記区分箱
    に導く進路切換器と、前記区分箱内に設置され投入され
    た前記紙葉類を集積する集積板と、前記紙葉類が進入す
    る方向に設置され集積された紙葉類の集積位置を定める
    サイドプレートと、前記区分箱の下部に設置され前記集
    積板上に集積された前記紙葉類を前記所定の重なりをも
    った状態で前記第2の搬送路に送り出す少なくとも2つ
    のローラとを備える区分箱である紙葉類並べ換え装置に
    おいて、 前記第2の搬送路上を搬送される紙葉類の重なり部分の
    長さを調整するために、前記ローラの配置間隔を変化さ
    せる手段を備える ことを特徴とする紙葉類並べ替え装
    置。
  2. 【請求項2】 紙葉類を第1の搬送路に送り出す第1の
    供給部と、 紙葉類を第1の搬送路に送り出す第2の供給部と、 前記第1の搬送路に送り出された紙葉類に付された区分
    情報を読み取る検知部と、 前記紙葉類が集積される複数の区分箱と、 前記検知部で読み取られた区分情報にしたがって前記紙
    葉類を集積すべき前記区分箱を決定する制御部と、 前記区分箱から前記紙葉類を前記第1の供給部に搬送す
    る第2の搬送路と、 前記第1の供給部にセットされ送り出された紙葉類の区
    分情報およびその区分情報にしたがって区分された前記
    紙葉類の並び順を記憶する第1の記憶部と、 前記第2の供給部にセットされ送り出された紙葉類の区
    分情報および並べ替え終了後のその紙葉類の並び順を記
    憶する第2の記憶部とを備え、 前記第1の記憶部および第2の記憶部に記憶された情報
    に基づいて、前記第1の供給部にセットされた紙葉類と
    前記第2の供給部にセットされた紙葉類とを合わせて並
    べ替える手段とを有することを特徴とする 紙葉類並べ替
    え装置。
  3. 【請求項3】 紙葉類を第1の搬送路に送り出す第1の
    供給部と、 紙葉類を第1の搬送路に送り出す第2の供給部と、 前記第1の搬送路に送り出された紙葉類に付された区分
    情報を読み取る検知部と、 前記紙葉類が集積される複数の区分箱と、 前記検知部で読み取られた区分情報にしたがって前記紙
    葉類を集積すべき前記区分箱を決定する制御部と、 前記区分箱から前記紙葉類を前記第1の供給部に搬送す
    る第2の搬送路と、 前記第1の供給部または前記第2の供給部から送り出さ
    れた紙葉類を前記区分箱に集積される前に前記第1の供
    給部に送り返す機構を備えることを特徴とする 紙葉類並
    べ替え装置。
  4. 【請求項4】 区分情報が付加された第1の紙葉類を供
    給部にセットする第1のステップと、 前記供給部から第1の紙葉類を第1の搬送路に送り出す
    第2のステップと、 前記第1の搬送路に送り出された第1の紙葉類に付加さ
    れた区分情報を検知部で読み取る第3のステップと、 前記検知部で読み取られた区分情報にしたがって、その
    区分情報と対応する区分箱に第1の紙葉類を区分し集積
    する第4のステップと、 前記区分箱に集積された第1の紙葉類を第2の搬送路に
    送り出す第5のステップと、 前記第2の搬送路に送り出された第1の紙葉類を前記供
    給部にセットする第6のステップと、 前記第2から第6のステップを繰り返して前記第1の紙
    葉類の並べ替えを完了させるとともに、その第1の紙葉
    類に付加された区分情報および該第1の紙葉類の並び順
    を示す情報を第1の記憶手段に記憶する第7のステップ
    と、 区分情報が付加された第2の紙葉類をサブ供給部にセッ
    トする第8のステップと、 前記サブ供給部から第2の紙葉類を前記第1の搬送路に
    送り出す第9のステップと、 前記第1の搬送路に送り出された第2の紙葉類に付加さ
    れた区分情報を前記検知部で読み取る第10のステップ
    と、 前記検知部で読み取られた区分情報にしたがって、その
    区分情報と対応する前 記区分箱に第2の紙葉類を区分し
    集積する第11のステップと、 前記区分箱に集積された第2の紙葉類を前記第2の搬送
    路に送り出す第12のステップと、 前記第2の搬送路に送り出された第2の紙葉類を前記サ
    ブ供給部にセットする第13のステップと、 前記第9から第13のステップを繰り返して前記第2の
    紙葉類の並べ替えを完了させるとともに、その第2の紙
    葉類に付加された区分情報および該第2の紙葉類の並び
    順を示す情報を第2の記憶手段に記憶する第14のステ
    ップと、 前記第1の記憶手段および第2の記憶手段に記憶された
    情報にしたがって、前記第1の紙葉類に前記第2の紙葉
    類を合わせて並べ替える第15のステップとを含むこと
    を特徴とする 紙葉類並べ替え方法。
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