JP2705389B2 - エンジンの冷却装置 - Google Patents

エンジンの冷却装置

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JP2705389B2 JP3229932A JP22993291A JP2705389B2 JP 2705389 B2 JP2705389 B2 JP 2705389B2 JP 3229932 A JP3229932 A JP 3229932A JP 22993291 A JP22993291 A JP 22993291A JP 2705389 B2 JP2705389 B2 JP 2705389B2
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    • F01P7/00Controlling of coolant flow
    • F01P7/14Controlling of coolant flow the coolant being liquid
    • F01P7/16Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control

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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水冷式エンジンの冷却
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術およびその課題】自動車用エンジンでは、
シリンダヘッドに対する冷却水循環系とシリンダブロッ
クに対する冷却水循環系を独立的に形成して、シリンダ
ヘッドの燃焼室壁を比較的に低温に保つことによりノッ
キング等を防止する一方、ピストンを収装するシリンダ
を比較的に高温に保つことによりフリクションを低減
し、高出力化と低燃費化がはかられるものがあった。
【0003】しかしながら、この種の冷却装置として、
例えば実開昭60−102422号公報に開示されたも
のは、シリンダブロックおよびシリンダヘッドに冷却水
を循環させるウォータジャケットをそれぞれ形成し、各
ウォータジャケットの出口にサーモスタットバルブをそ
れぞれ介装しているため、サーモスタットバルブの数が
増えて構造の複雑化を招くという問題点があった。
【0004】また、特開昭57−97014号公報に開
示されたものは、単一のサーモスタットバルブに5つの
弁体を取付けて各ポートを開閉する構成であるため、冷
却水通路の複雑化を招くという問題点があった。
【0005】本発明は上記の点に着目し、シリンダヘッ
ドに対する冷却水循環系とシリンダブロックに対する冷
却水循環系を独立的に制御する冷却装置において構造の
簡素化をはかることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、シリンダ
ブロックおよびシリンダーヘッドに冷却水を循環させる
ウォータジャケットをそれぞれ形成し、ウォータポンプ
の吐出側に対して各ウォータジャケットを並列に接続す
るとともに、各ウォータジャケットからの出口側をラジ
エータを介して前記ウォータポンプの吸込側に接続して
冷却通路を形成する一方、ヘッド側ウォータジャケット
からの冷却水をラジエータを迂回してウォータポンプの
吸込側に常時導くバイパス通路を配設し、ラジエータ下
流の前記冷却通路のバイパス通路との合流点上流に冷却
水温度に応じて冷却通路のみ開閉するサーモスタットバ
ルブを介装し、サーモスタットバルブの感温部をバイパ
ス通路に臨ませるとともに、サーモスタットバルブが開
く温間時はヘッド側ウォータジャケットを循環する冷却
水量をブロック側ウォータジャケットを循環する冷却水
量より多くした
【0007】第二の発明は、シリンダブロックおよびシ
リンダヘッドに冷却水を循環させるウォータジャケット
をそれぞれ形成し、ウォータポンプの吐出側にヘッド側
ウォータジャケットとブロック側ウォータジャケットを
直列に接続し、ブロック側ウォータジャケットからの冷
却水をラジエータを介して前記ウォータポンプの吸込側
に接続して冷却通路を形成する一方、ヘッド側ウォータ
ジャケットからの冷却水をラジエータを迂回してウォー
タポンプの吸込側に導くバイパス通路を配設し、前記冷
却通路を冷却水温度に応じて開閉するサーモスタットバ
ルブをヘッド側ウォータジャケットとブロック側ウォー
タジャケットの間でかつバイパス通路の分岐点下流に介
装し、サーモスタットバルブの感温部をバイパス通路に
臨ませる。
【0008】
【作用】第1の発明では、冷却水温度が所定値以上に上
昇した温間時、サーモスタットバルブが開弁すると、ウ
ォータポンプからヘッド側ウォータジャケットを通過し
た冷却水のうち、一部はバイパス通路を通って循環し、
残りはブロック側ウォータジャケットを通過した冷却水
と共にラジエータに循環して放熱する。このように構成
して、ヘッド側ウォータジャケットとブロック側ウォー
タジャケットとで独立して冷却水を流し、また、ブロッ
ク側ウォータジャケットよりもヘッド側ウォータジャケ
ットを循環する冷却水量を多くしたため、燃焼室壁を比
較的低温に保つことにより、ノッキング等を防止する一
方、シリンダを比較的高温に保つことにより、フリクシ
ョンを低減し、高出力化と低燃費化を計ることが出来
る。
【0009】冷却水温度が所定値より低い冷間時、サー
モスタットバルブが閉弁し、ウォータポンプから吐出す
る冷却水の全量はラジエータを迂回してバイパス通路と
ヘッド側ウォータジャケット間を循環して流れ、またブ
ロック側ウォータジャケットでは冷却水の循環が停止さ
れる。したがって、冷間時のシリンダおよび燃焼室壁の
温度上昇を促し、HC排出量を低減できる。
【0010】第二の発明では、冷却水温度が所定値以上
に上昇した温間時は、サーモスタットバルブが開弁する
と、ウォータポンプからヘッド側ウォータジャケットに
流入した冷却水のうち一部がバイパス通路を通って循環
するが、残りはブロック側ウォータジャケットからラジ
エータを経て循環して放熱する。この場合、冷却水の全
量をヘッド側ウォータジャケットに流すため、燃焼室壁
を十分に冷却してノッキング等の発生を防止するととも
に、ヘッド側ウォータジャケットで加熱された冷却水が
ブロック側ウォータジャケットに流入するため、シリン
ダの過冷却を防止することができる。
【0011】なお、冷間時は上記と同様に冷却水の全量
をヘッド側ウォータジャケットからバイパス通路へと循
環させ、暖機を促進させる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0013】図1に示すように、エンジン1はシリンダ
ブロック2に形成されたウォータジャケット4と、シリ
ンダヘッド3に形成されたウォータジャケット5とを備
え、各ウォータジャケット4,5は冷却水を導入する入
口6,7と、冷却水を排出する出口8,9とをそれぞれ
備えている。
【0014】ウォータポンプ11から吐出される冷却水
をラジエータ14を介して循環させる冷却通路10に対
してヘッド側ウォータジャケット5とブロック側ウォー
タジャケット4が並列に接続される。冷却通路10は、
ウォータポンプ11の吐出側と各ウォータジャケット
4,5の入口6,7を結ぶ入口通路12と、各ウォータ
ジャケット4,5の出口8,9とラジエータ14を結ぶ
出口通路10と、ラジエータ14とウォータポンプ11
の吸込側を結ぶ吸込側通路15とから構成される。
【0015】ヘッド側ウォータジャケット5からの冷却
水をラジエータ14を迂回してウォータポンプ11の吸
込側に導くバイパス通路20が配設される。この場合、
バイパス通路20の途中には車室内の暖房用ヒータコア
16が介装され、バイパス通路20の通水抵抗が冷却通
路10の通水抵抗より所定の比率で大きく形成される。
冷却通路10を冷却水温度に応じて開閉するサーモスタ
ットバルブ17がラジエータ14とウォータポンプ11
を結ぶ吸込側通路15の途中で、バイパス通路20の合
流点よりも上流に介装され、このサーモスタットバルブ
17の感温部21がバイパス通路20に臨んで設けられ
る。
【0016】図2にも示すように、サーモスタットバル
ブ17は容器22に感温材として固形ワックス23と弾
性体であるゴム24、その中央部にピストン25が組込
まれ、これらによって感温部21を構成している。ピス
トン25の一端は外部のフランジ26に支持され、弁体
27は容器22の外側に固定されている。冷却水温度が
所定値より低い場合、スプリング28の付勢力により図
のように弁体27がフランジ26に着座して冷却通路1
0を閉塞する。この閉弁状態では、感温部21が図中矢
印で示すようにバイパス通路20を流れる冷却水にさら
されて、冷却水の温度が所定値を越えて上昇するとワッ
クス23が膨張して容器22からピストン25を押し出
し、スプリング28に抗して弁体27をフランジ26か
ら離して冷却通路10を開通させる。
【0017】冷却水温度が所定値以上に上昇した温間時
は、サーモスタットバルブ17が開弁し、図1に矢印で
示すように、ウォータポンプ11から吐出する冷却水の
一部はヘッド側ウォータジャケット5からそのままバイ
パス通路20を通って循環するが、大部分はヘッド側ウ
ォータジャケット5およびブロック側ウォータジャケッ
ト4からラジエータ14を経由する通水抵抗の比較的に
小さい冷却通路10を通って循環して放熱する。このよ
うにヘッド側ウォータジャケット5とブロック側ウォー
タジャケット4に冷却水が独立して流れ、しかもヘッド
側ウォータジャケット5を通過後の冷却水をバイパス通
路20と冷却通路10に流すことで、ブロック側ウォー
タジャケット4を出た冷却水が冷却通路10のみを流れ
るのに比較して、ヘッド側ウォータジャケット5を循環
する冷却水量をブロック側ウォータジャケット4を循環
する冷却水量より大きくできる。この結果、燃焼室壁1
8を比較的に低温に保つことによりノッキング等を防止
する一方、シリンダ19を比較的に高温に保つことによ
りフリクションを低減し、高出力化と低燃費化がはから
れる冷却水温度が所定値より低い冷間時は、サーモスタ
ットバルブ17が閉弁し、図3に矢印で示すようにウォ
ータポンプ11から吐出する冷却水の全量はヘッド側ウ
ォータジャケット5からラジエータ14に流れることな
くバイパス通路20を循環し、ブロック側ウォータジャ
ケット4では冷却水の循環が停止される。これにより、
冷間時のシリンダ19および燃焼室壁18の温度上昇を
促し、HC排出量を低減できる。
【0018】サーモスタットバルブ17の感温部21を
バイパス通路20内に臨ませたことにより、単一のサー
モスタットバルブ17により構造の複雑化を招くことな
く、冷間時にブロック側ウォータジャケット5からラジ
エータ14への冷却水の循環を止めることが可能とな
る。
【0019】次に、図4に示した他の実施例は、ウォー
タポンプ1から吐出される冷却水をラジエータ14を介
して循環させる冷却通路30に対してヘッド側ウォータ
ジャケット5とブロック側ウォータジャケット4を直列
に接続するものである。
【0020】冷却通路30は、ウォータポンプ11の吐
出側とヘッド側ウォータジャケット5の入口7を結ぶ入
口通路32と、ヘッド側ウォータジャケット5の出口9
とブロック側ウォータジャケット4の入口7を結ぶ連通
路33と、ブロック側ウォータジャケット5の出口8と
ラジエータ14を結ぶ出口通路44と、ラジエータ14
とをウォータポンプ11の吸込側を結ぶ吸込側通路45
とから構成される。
【0021】ヘッド側ウォータジャケット5からの冷却
水をラジエータ14を迂回してウォータポンプ11の吸
込側に導くバイパス通路20が配設される。
【0022】冷却通路30を冷却水温度に応じて開閉す
るサーモスタットバルブ17がヘッド側ウォータジャケ
ット5とブロック側ウォータジャケット4を結ぶ連通路
33の途中でバイパス通路20の分岐点より下流側に介
装され、サーモスタットバルブ17の感温部21がバイ
パス通路20内に臨んで設けられる。
【0023】この場合、冷却水温度が所定値以上に上昇
した温間時は、サーモスタットバルブ17が開弁し、図
4に矢印で示すように、ウォータポンプ11から吐出す
る冷却水はヘッド側ウォータジャケット5を通過後、一
部がバイパス通路20を通って循環するが、大部分は通
水抵抗の比較的に小さい冷却通路33を通ってブロック
側ウォータジャケット4からラジエータ14を経て循環
する。これにより、冷却水は燃焼室壁18およびシリン
ダ19の熱をもち去り、ラジエータ14を介して放熱す
る。これにより、冷却水の全量をヘッド側ウォータジャ
ケット5に流すため、燃焼室壁18を充分に冷却してノ
ッキング等の発生を防止するとともに、ヘッド側ウォー
タジャケット5で加熱された冷却水がブロック側ウォー
タジャケット4に流入するため、シリンダ19の過冷却
を防止することができる。
【0024】冷却水温度が所定値より低い冷間時は、サ
ーモスタットバルブ17が閉弁し、図5に矢印で示すよ
うにウォータポンプ11から吐出する冷却水の全量がラ
ジエータ14に流れることなくヘッド側ウォータジャケ
ット5からバイパス通路20を循環し、ブロック側ウォ
ータジャケット4に対する冷却水の循環は停止される。
これにより、冷間時のシリンダ19および燃焼室壁18
の温度上昇を促し、HC排出量を低減できる。
【0025】この場合も、サーモスタットバルブ17の
感温部21をバイパス通路20内に臨ませたことによ
り、単一のサーモスタットバルブ17により構造の複雑
化を招くことなく、冷間時にブロック側ウォータジャケ
ット5およびラジエータ14への冷却水の循環を止める
ことが可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、シリンダ
ブロックおよびシリンダーヘッドに冷却水を循環させる
ウォータジャケットをそれぞれ形成し、ウォータポンプ
の吐出側に対して各ウォータジャケットを並列に接続す
るとともに、各ウォータジャケットからの出口側をラジ
エータを介して前記ウォータポンプの吸込側に接続して
冷却通路を形成する一方、ヘッド側ウォータジャケット
からの冷却水をラジエータを迂回してウォータポンプの
吸込側に常時導くバイパス通路を配設し、ラジエータ下
流の前記冷却通路のバイパス通路との合流点上流に冷却
水温度に応じて冷却通路のみ開閉するサーモスタットバ
ルブを介装し、サーモスタットバルブの感温部をバイパ
ス通路に臨ませるとともに、サーモスタットバルブが開
く温間時はヘッド側ウォータジャケットを循環する冷却
水量をブロック側ウォータジャケットを循環する冷却水
量より多くしたため、冷間時には、ヘッド側ウォータジ
ャケットとウォータポンプ間のみで冷却水を循環させ、
ブロック側ウォータジャケットおよびラジエータへの冷
却水の循環を止めるので、冷間時のシリンダおよび燃焼
室壁の温度上昇を促し、HC排出量を低減できる一方、
温度上昇後はヘッド側ウォータジャケットとブロック側
ウォータジャケットとの冷却水量を独立して制御すると
共に、ヘッド側ウォータジャケットの流量を大きくした
ことにより、それぞれ最適な温度に制御できる。
【0027】また、シリンダブロックおよびシリンダヘ
ッドに冷却水を循環させるウォータジャケットをそれぞ
れ形成し、ウォータポンプの吐出側にヘッド側ウォータ
ジャケットとブロック側ウォータジャケットを直列に接
続し、ブロック側ウォータジャケットからの冷却水をラ
ジエータを介して前記ウォータポンプの吸込側に接続し
て冷却通路を形成する一方、ヘッド側ウォータジャケッ
トからの冷却水をラジエータを迂回してウォータポンプ
の吸込側に導くバイパス通路を配設し、前記冷却通路を
冷却水温度に応じて開閉するサーモスタットバルブをヘ
ッド側ウォータジャケットとブロック側ウォータジャケ
ットの間でかつバイパス通路の分岐点下流に介装し、サ
ーモスタットバルブの感温部をバイパス通路に臨ませた
ため、単一のサーモスタットバルブにより構造の複雑化
を招くことなく、冷間時にヘッド側ウォータジャケット
とウォータポンプ間のみで冷却水を循環させ、ブロック
側ウォータジャケットおよびラジエータへの冷却水の循
環を止めるので、冷間時のシリンダおよび燃焼室壁の温
度上昇を促し、HC排出量を低減できる一方、温度上昇
後はヘッド側ウォータジャケットを通過した冷却水をブ
ロック側ウォータジャケットに流すことにより、それぞ
れ最適な温度に制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の温間時における冷却水の流れ
を示す回路図である。
【図2】同じくサーモスタットバルブを含む要部断面図
である。
【図3】同じく冷間時における冷却水の流れを示す回路
図である。
【図4】他の実施例の温間時における冷却水の流れを示
す回路図である。
【図5】同じく冷間時における冷却水の流れを示す回路
図である。
【符号の説明】
4 ブロック側ウォータジャケット 5 ヘッド側ウォータジャケット 10 冷却通路 11 ウォータポンプ 14 ラジエータ 17 サーモスタットバルブ 20 バイパス通路 21 感温部 30 冷却通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 隆治 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−7234(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダブロックおよびシリンダーヘッド
    に冷却水を循環させるウォータジャケットをそれぞれ形
    成し、ウォータポンプの吐出側に対して各ウォータジャ
    ケットを並列に接続するとともに、各ウォータジャケッ
    トからの出口側をラジエータを介して前記ウォータポン
    プの吸込側に接続して冷却通路を形成する一方、ヘッド
    側ウォータジャケットからの冷却水をラジエータを迂回
    してウォータポンプの吸込側に常時導くバイパス通路を
    配設し、ラジエータ下流の前記冷却通路のバイパス通路
    との合流点上流に冷却水温度に応じて冷却通路のみ開閉
    するサーモスタットバルブを介装し、サーモスタットバ
    ルブの感温部をバイパス通路に臨ませるとともに、サー
    モスタットバルブが開く温間時はヘッド側ウォータジャ
    ケットを循環する冷却水量をブロック側ウォータジャケ
    ットを循環する冷却水量より多くしたことを特徴とする
    エンジンの冷却装置。
  2. 【請求項2】 シリンダブロックおよびシリンダヘッド
    に冷却水を循環させるウォータジャケットをそれぞれ形
    成し、ウォータポンプの吐出側にヘッド側ウォータジャ
    ケットとブロック側ウォータジャケットを直列に接続
    し、ブロック側ウォータジャケットからの冷却水をラジ
    エータを介して前記ウォータポンプの吸込側に接続して
    冷却通路を形成する一方、ヘッド側ウォータジャケット
    からの冷却水をラジエータを迂回してウォータポンプの
    吸込側に導くバイパス通路を配設し、前記冷却通路を冷
    却水温度に応じて開閉するサーモスタットバルブをヘッ
    ド側ウォータジャケットとブロック側ウォータジャケッ
    トの間でかつバイパス通路の分岐点下流に介装し、サー
    モスタットバルブの感温部をバイパス通路に臨ませたこ
    とを特徴とするエンジンの冷却装置。
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