JPH10212954A - 自動車用エンジン冷却水配管 - Google Patents

自動車用エンジン冷却水配管

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JPH10212954A
JPH10212954A JP9032878A JP3287897A JPH10212954A JP H10212954 A JPH10212954 A JP H10212954A JP 9032878 A JP9032878 A JP 9032878A JP 3287897 A JP3287897 A JP 3287897A JP H10212954 A JPH10212954 A JP H10212954A
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water
heater
radiator
side pipe
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、ヒータ性能や熱害時の冷
却性能を向上し、取付けられる変速機の機種かかわらず
ウォータポンプの配管を統一し、サーモケース形状を簡
素化し、コストを低減し、冷機時運転を安定させること
にある。 【構成】 このため、この発明は、ラジエータを設け、
ウオータポンプを設け、サーモスタットを設け、ラジエ
ータインレットホースを設け、ラジエータアウトレット
ホースを設け、ヒータインレットホースを設け、ヒータ
アウトレットホースを設け、ラジエータアウトレットホ
ース及びヒータアウトレットホースが夫々接続されるラ
ジエータ側パイプ部及びヒータ側パイプ部とこれら各パ
イプ部を集合してウォータポンプに接続されるポンプ側
パイプ部とからなるウォータパイプを設け、ヒータ側パ
イプ部を排気マニホルドの下側に配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車用エンジン
冷却水配管に係り、特に、ヒータ性能を向上し得て、熱
害時の冷却性能を向上し得て、また、取付けられる変速
機の機種かかわらずウォータポンプの配管を統一し得る
とともにサーモケースの形状を簡素化し得て、コストの
低減に寄与し得て、冷機時運転を安定させ得る自動車用
エンジン冷却水配管に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載された自動車用エンジン
は、機関温度を適正に維持するために、空冷式や水冷式
等による冷却を行っている。水冷式においては、エンジ
ンのウォータジャケットとラジエータとの間にウォータ
ポンプとサーモスタットとを介して冷却水を流通させ、
冷却を行っている。
【0003】水冷式の自動車用エンジン冷却水配管とし
ては、図7に示すものがある。図7において、102は
自動車用エンジン、104はウォータジャケットであ
る。自動車用エンジン102には、ウォータジャケット
104の冷却水を冷却するラジエータ106を設け、冷
却水を圧送するウォータポンプ108を設け、冷却水の
温度に応じてラジエータ106への冷却水の流通を許容
停止するサーモスタット110を設け、車室(図示せ
ず)を加温するヒータコア112を設けている。
【0004】ラジエータ106とサーモスタット110
とは、ラジエータインレットホース114及びラジエー
タアウトレットホース116により接続されている。ウ
ォータポンプ108とサーモスタット110とは、ウォ
ータパイプ118により接続されている。サーモスタッ
ト110とヒータコア112とは、ヒータインレットホ
ース120により接続されている。ヒータコア112と
ウォータパイプ118とは、ヒータアウトレットホース
122により接続されている。
【0005】冷却水の温度が設定温度以下の場合には、
サーモスタット110が閉じてラジエータ106側への
流通を停止し、冷却水がウォータジャケット104から
ヒータインレットホース120、ヒータコア112、ヒ
ータアウトレットホース122を流れ、ウォータパイプ
118からウォータポンプ108に流れる。一方、冷却
水の温度が設定温度を越えている場合には、サーモスタ
ット110が開いてラジエータ106側への流通を許容
し、冷却水がウォータジャケット104からラジエータ
インレットホース114、ラジエータ106、ラジエー
タアウトレットホース116、ウォータパイプ118、
ウォータポンプ108に流れ、前記同様にヒータコア1
12にも流れる。
【0006】また、自動車用エンジン冷却水配管として
は、図8に示すものがある。図8において、202は自
動車用エンジン、204はウォータジャケットである。
自動車用エンジン202には、ウォータジャケット20
4の冷却水を冷却するラジエータ206を設け、冷却水
を圧送するウォータポンプ208を設け、冷却水の温度
に応じてラジエータ206への冷却水の流通を許容停止
するサーモスタット210を設け、車室(図示せず)を
加温するヒータコア212を設けている。
【0007】ラジエータ206とサーモスタット210
とは、ラジエータインレットホース212により接続さ
れている。ラジエータ206とウォータポンプ208と
は、ラジエータアウトレットホース214とウォータパ
イプ216とウォータホース218とにより接続されて
いる。サーモスタット210とヒータコア212とは、
ヒータインレットホース220により接続されている。
ヒータコア212とウォータパイプ216とは、ヒータ
アウトレットホース222により接続されるている。
【0008】冷却水の温度が設定温度以下の場合には、
サーモスタット210が閉じてラジエータ206側への
流通を停止し、冷却水がウォータジャケット204から
ヒータインレットホース220、ヒータコア212、ヒ
ータアウトレットホース222、ウォータパイプ21
6、ウォータホース218からウォータポンプ208に
流れる。一方、冷却水の温度が設定温度を越えている場
合には、サーモスタット210が開いてラジエータ20
6側への流通を許容し、冷却水がウォータジャケット2
04からラジエータインレットホース212、ラジエー
タ206、ラジエータアウトレットホース214、ウォ
ータパイプ216、ウォータホース218、ウォータポ
ンプ208に流れ、前記のようにヒータコア212にも
流れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7に示す
冷却水配管は、ウォータポンプ108とサーモスタット
110とを接続するウォータパイプ118が排気マニホ
ルド124の下側に配設されていることから、排気熱を
受けやすい問題があり、熱害時に不利となる不都合があ
る。また、図7に示す冷却水配管は、サーモスタット1
10にラジエータインレットホース114及びラジエー
タアウトレットホース116とウォータパイプ118と
を接続していることにより、サーモケース126の型構
造が複雑になる不都合がある。
【0010】また、図8に示す冷却水配管は、ラジエー
タ206とウォータポンプ208とを、ラジエータアウ
トレットホース214とウォータパイプ216とウォー
タホース218とによって接続していることにより、配
管が長くなって部品点数が増加する不都合がある。ま
た、図8に示す冷却水配管は、ウォータパイプ216を
一般的に変速機(図示せず)に固定していることによ
り、自動車用エンジン202に取付けられる変速機の機
種の選択によってはパイプ形状を変更しなければなら
ず、コスト的に不利となる不都合がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、このような不都
合を解消すべく、この発明は、自動車用エンジンの冷却
水を放熱するラジエータを設け、前記冷却水を圧送する
ウオータポンプを設け、前記冷却水の温度に応じて前記
ラジエータ側への冷却水の流通を許容停止するサーモス
タットを設け、このサーモスタットを通過した冷却水を
前記ラジエータに導くラジエータインレットホースを設
け、前記ラジエータを通過した冷却水を前記ウォータポ
ンプに導くラジエータアウトレットホースを設け、前記
サーモスタットを通過する前の冷却水をヒータコアに導
くヒータインレットホースを設け、前記ヒータコアを通
過した冷却水を前記ウォータポンプに導くヒータアウト
レットホースを設け、前記ラジエータアウトレットホー
ス及びヒータアウトレットホースが夫々接続されるラジ
エータ側パイプ部及びヒータ側パイプ部とこれらラジエ
ータ側パイプ部及びヒータ側パイプ部を集合して前記ウ
ォータポンプに接続されるポンプ側パイプ部とからなる
ウォータパイプを設け、このウォータパイプのヒータ側
パイプ部を排気マニホルドの下側に配設したことを特徴
とする。
【0012】前記排気マニホルドの下側に配設した前記
ウォータパイプのヒータ側パイプ部には、スロットルボ
ディを通過した冷却水を前記ウォータポンプに導くボデ
ィアウトレットホースを接続して設けたことを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の自動車用エンジン冷却
水配管は、ラジエータアウトレットホース及びヒータア
ウトレットホースが夫々接続されるラジエータ側パイプ
部及びヒータ側パイプ部とこれらラジエータ側パイプ部
及びヒータ側パイプ部を集合してウォータポンプに接続
されるポンプ側パイプ部とからなるウォータパイプを設
けており、このウォータパイプのヒータ側パイプ部を排
気マニホルドの下側に配設したことにより、サーモスタ
ットによってラジエータ側への冷却水の流通を停止して
ウォータポンプ側に流通させている場合に、冷却水を自
動車用エンジン自体だけだけでなくヒータコアからヒー
タ側パイプ部に流通する冷却水を排気マニホルドの排気
熱によっても暖めることができ、一方、サーモスタット
によってラジエータ側への冷却水の流通を許容している
場合に、主な流れのラジエータからの冷却水がヒータ側
パイプ部を流通していないことから排気マニホルドの排
気熱の影響を受けることもない。
【0014】また、この自動車用エンジン冷却水配管
は、ウォータパイプのヒータ側パイプ部を排気マニホル
ドの下側に配設したことにより、自動車用エンジンに選
択的に取付けられる変速機の機種かかわらず同一形状の
ウォータパイプを配管することができ、サーモスタット
にラジエータインレットホースのみを接続してラジエー
タアウトレットホースやウォータパイプを接続していな
いことによりサーモケースの型構造が複雑になることも
なく、変速機の機種かかわらずウォータパイプの配管を
統一し得るとともにサーモケースの形状を簡素化し得
る。
【0015】さらに、排気マニホルドの下側に配設した
ウォータパイプのヒータ側パイプ部には、スロットルボ
ディを通過した冷却水をウォータポンプに導入するボデ
ィアウトレットホースを接続して設けたことにより、サ
ーモスタットによって冷却水をラジエータ側に流通させ
ることなくウォータポンプ側に流通させている場合に、
自動車用エンジン自体及び排気熱を利用して暖められた
冷却水をスロットルボディに流通させることができる。
【0016】
【実施例】次にこの発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1〜図6は、この発明の実施例を示すものであ
る。図1・図2において、2は自動車用エンジン、4は
シリンダブロック、6はシリンダヘッド、8はヘッドカ
バー、10はオイルパンである。自動車用エンジン2
は、シリンダブロック4及びシリンダヘッド6にウォー
タジャケット12を設け、シリンダヘッド6に吸気マニ
ホルド14及び排気マニホルド16を設けている。吸気
マニホルド14には、吸気量を調整するスルットルボデ
ィ18を設けている。
【0017】この自動車用エンジン2には、ウォータジ
ャケット12を通過した冷却水を放熱するラジエータ2
0を設け、クランク軸(図示せず)により駆動されてウ
ォータジャケット12に冷却水を圧送するウオータポン
プ22をジャケット入口側に設け、ウォータジャケット
12から流出する冷却水の温度に応じてラジエータ14
側への冷却水の流通を許容停止するサーモスタット24
をジャケット出口側に設け、車室(図示せず)を暖房す
るヒータコア26を設けている。
【0018】サーモスタット24は、サーモケース28
とサーモキャップ30とからなり、サーモスタットバル
ブ32を内蔵している。サーモスタットバルブ32は、
冷却水の温度が設定温度以下の場合に閉じてラジエータ
14側への冷却水の流通を停止し、冷却水の温度が設定
温度を越えると開いてラジエータ14側への冷却水の流
通を許容する。
【0019】この自動車用エンジン2の冷却水配管は、
サーモスタット24を通過した冷却水をラジエータ20
に導くラジエータインレットホース34を設け、ラジエ
ータ20を通過した冷却水をウォータポンプ22に導く
ラジエータアウトレットホース36を設け、サーモスタ
ット24を通過する前の冷却水をヒータコア26に導く
ヒータインレットホース38を設け、ヒータコア26を
通過した冷却水をウォータポンプ22に導くヒータアウ
トレットホース40を設けている。
【0020】また、冷却水配管は、サーモスタット24
を通過する前の冷却水をスロットルボディ18に導くボ
ディインレットホース42を設け、スロットルボディ1
8を通過した冷却水をウォータポンプ22に導くボディ
アウトレットホース44を設け、スロットルボディ18
とラジエータ20とヒータコア26とを通過した冷却水
をウォータポンプ22に導くウォータパイプ46を設け
ている。
【0021】ラジエータインレットホース34は、一端
側をサーモスタット24のサーモキャップ30に接続し
て設け、他端側をラジエータ20に接続して設けてい
る。ラジエータアウトレットホース36は、一端側をラ
ジエータ20に接続して設けている。
【0022】ヒータインレットホース38は、一端側を
サーモスタット24のサーモケース28に接続して設
け、他端側をヒータコア26に接続して設けている。ヒ
ータアウトレットホース40は、一端側をヒータコア2
6に接続して設けている。
【0023】ボディインレットホース42は、一端側を
サーモスタット24のサーモケース28に接続して設
け、他端側をスロットルボディ18に接続して設けてい
る。ボディアウトレットホース44は、一端側をスロッ
トルボディ18に接続して設けている。
【0024】ウォータパイプ46は、図3〜図6に示す
如く、ラジエータアウトレットホース36及びヒータア
ウトレットホース40が夫々接続されるラジエータ側パ
イプ部48及びヒータ側パイプ部50と、これらラジエ
ータ側パイプ部48及びヒータ側パイプ部50を集合し
てウォータポンプ22に接続されるポンプ側パイプ部5
2と、からなる。
【0025】ラジエータ側パイプ部48には、ラジエー
タアウトレットホース36の接続されるラジエータ用接
続部54を設けている。ヒータ側パイプ部50には、ヒ
ータアウトレットホース40の接続されるヒータ用接続
部56を設けている。ポンプ側パイプ部52には、ウォ
ータポンプ22の接続されるポンプ用接続部58を設け
ている。また、ヒータ側パイプ部50には、ボディ側パ
イプ60を接続して設け、ボディアウトレットホース4
4の接続されるボディ用接続部62を設けている。
【0026】このウォータパイプ46は、ヒータ側パイ
プ部50を、図2に示す如く、排気マニホルド16の下
側に配設している。また、この排気マニホルド16の下
側に配設したウォータパイプ46のヒータ側パイプ部5
0に接続されるボディ側パイプ部60には、スロットル
ボディ18を通過した冷却水をウォータポンプ22に導
くボディアウトレットホース44を接続して設けてい
る。
【0027】次に作用を説明する。
【0028】自動車用エンジン2は、駆動時にウォータ
ポンプ22によって冷却水が送給され、ウォータジャケ
ット12とラジエータ20との間にサーモスタット24
を介して流通される。
【0029】流通される冷却水が設定温度以下の場合に
は、サーモスタットバルブ32が閉じてラジエータ20
側への冷却水の流通を停止している。冷却水は、ウォー
タジャケット12からサーモケース28、ボディインレ
ットホース42及びヒータインレットホース38、スロ
ットルボディ18及びヒータコア26、ボディアウトレ
ットホース44及びヒータアウトレットホース40、ウ
ォータパイプ46のヒータ側パイプ部50からポンプ側
パイプ部52に流れ、ウォータポンプ22によりウォー
タジャケット12に流通される。
【0030】一方、冷却水が設定温度を越える場合に
は、サーモスタットバルブ32が開かれてラジエータ2
0側への冷却水の流通を許容する。冷却水は、ウォータ
ジャケット12からサーモケース28、サーモキャップ
30、ラジエータインレットホース34、ラジエータ2
0、ラジエータアウトレットホース36、ウォータパイ
プ46のラジエータ側パイプ部48からポンプ側パイプ
部52に流れ、ウォータポンプ22によりウォータジャ
ケット12に流通される。
【0031】また、このとき、冷却水は、前記同様に、
ウォータジャケット12からサーモケース28、ボディ
インレットホース42及びヒータインレットホース3
8、スロットルボディ18及びヒータコア26、ボディ
アウトレットホース44及びヒータアウトレットホース
40に流れ、ウォータパイプ46のヒータ側パイプ部5
0からポンプ側パイプ部52に流れ、ウォータポンプ2
2によりウォージャケット12に流通される。
【0032】このように、この自動車用エンジン2の冷
却水配管は、ラジエータアウトレットホース36及びヒ
ータアウトレットホース40が夫々接続されるラジエー
タ側パイプ部48及びヒータ側パイプ部50とこれらラ
ジエータ側パイプ部48及びヒータ側パイプ部50を集
合してウォータポンプ22に接続されるポンプ側パイプ
部52とからなるウォータパイプ46を設けており、こ
のウォータパイプ46のヒータ側パイプ部50を排気マ
ニホルド16下側に配設している。
【0033】これにより、サーモスタット24によって
ラジエータ14側への冷却水の流通を停止してウォータ
ポンプ22側に流通させている場合には、冷却水を自動
車用エンジン2のウォータジャケット12自体だけだけ
でなく、ヒータコア26からヒータ側パイプ部50に流
通する冷却水を排気マニホルド16の排気熱によっても
暖めることができる。一方、サーモスタット24によっ
てラジエータ20側への冷却水の流通を許容している場
合には、主な流れのラジエータ20からの冷却水がヒー
タ側パイプ部50を流通していないことから、排気マニ
ホルド16の排気熱の影響を受けることもない。
【0034】また、この自動車用エンジン2の冷却水配
管は、ウォータパイプ46のヒータ側パイプ部50を排
気マニホルド16の下側に配設したことにより、自動車
用エンジン2に選択的に取付けられる変速機(図示せ
ず)の機種かかわらず、同一形状のウォータパイプ46
を配管することができ、サーモスタット24にラジエー
タインレットホース34のみを接続してラジエータアウ
トレットホース36やウォータパイプ46を接続してい
ないことにより、サーモケース28の型構造が複雑にな
ることもなく、変速機の機種かかわらずウォータパイプ
46の配管を統一し得るとともにサーモケース28の形
状を簡素化することができる。
【0035】このため、この自動車用エンジン2の冷却
水配管は、排気熱を利用して冷却水を暖めることができ
ることによりヒータ性能を向上することができ、ラジエ
ータ20への冷却水の流通を許容している場合は排気熱
の影響を受けることがないことにより熱害時の冷却性能
を向上することができ、また、変速機の機種かかわらず
ウォータパイプ46の配管を統一し得るとともにサーモ
ケース28の形状を簡素化し得ることによりコストの低
減に寄与し得る。
【0036】また、排気マニホルド16の下側に配設し
たウォータパイプ46のヒータ側パイプ部50には、ス
ロットルボディ18を通過した冷却水をウォータポンプ
22に導入するボディアウトレットホース44を接続し
て設けたことにより、サーモスタット24によって冷却
水をラジエータ20側に流通させることなくウォータポ
ンプ22側に流通させている場合に、自動車用エンジン
2自体及び排気熱を利用して暖められた冷却水をスロッ
トルボディ18に流通させることができる。
【0037】このため、この自動車用エンジン2の冷却
水配管は、吸気を早期に加熱することができ、冷機時運
転を安定させることができ、早期暖機を実現することが
できる。
【0038】
【発明の効果】このように、この発明の自動車用エンジ
ン冷却水配管は、ウォータパイプのヒータ側パイプ部を
排気マニホルドの下側に配設したことにより、サーモス
タットによってラジエータ側への冷却水の流通を停止し
てウォータポンプ側に流通させている場合に、冷却水を
自動車用エンジン自体だけだけでなくヒータコアからヒ
ータ側パイプ部に流通する冷却水を排気マニホルドの排
気熱によっても暖めることができ、一方、サーモスタッ
トによってラジエータ側への冷却水の流通を許容してい
る場合に、ヒータ側パイプ部に冷却水が流通していない
ことから排気マニホルドの排気熱の影響を受けることも
ない。
【0039】また、この自動車用エンジン冷却水配管
は、ウォータパイプのヒータ側パイプ部を排気マニホル
ドの下側に配設したことにより、自動車用エンジンに選
択的に取付けられる変速機の機種かかわらず同一形状の
ウォータパイプを配管することができ、サーモスタット
にラジエータインレットホースのみを接続してラジエー
タアウトレットホースやウォータパイプを接続していな
いことによりサーモケースの型構造が複雑になることも
なく、変速機の機種かかわらずウォータパイプの配管を
統一し得るとともにサーモケースの形状を簡素化し得
る。
【0040】このため、この自動車用エンジン冷却水配
管は、排気熱を利用して冷却水を暖めることができるこ
とによりヒータ性能を向上することができ、ラジエータ
への冷却水の流通を許容している場合は排気熱の影響を
受けることがないことにより熱害時の冷却性能を向上す
ることができ、また、変速機の機種かかわらずウォータ
パイプの配管を統一し得るとともにサーモケースの形状
を簡素化し得ることによりコストの低減に寄与し得る。
【0041】さらに、排気マニホルドの下側に配設した
ウォータパイプのヒータ側パイプ部には、スロットルボ
ディを通過した冷却水をウォータポンプに導入するボデ
ィアウトレットホースを接続して設けたことにより、サ
ーモスタットによって冷却水をラジエータ側に流通させ
ることなくウォータポンプ側に流通させている場合に、
自動車用エンジン自体及び排気熱を利用して暖められた
冷却水をスロットルボディに流通させることができる。
【0042】このため、この自動車用エンジン冷却水配
管は、吸気を早期に加熱することができ、冷機時運転を
安定させることができ、早期暖機を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す自動車用エンジン冷却
水配管の平面図である。
【図2】自動車用エンジンの側面図である。
【図3】ウォータパイプの斜視図である。
【図4】ウォータパイプの平面である。
【図5】ウォータパイプの正面図である。
【図6】ウォータパイプの側面図である。
【図7】従来例を示す自動車用エンジン冷却水配管の平
面図である。
【図8】別の従来例を示す自動車用エンジン冷却水配管
の平面図である。
【符号の説明】
2 自動車用エンジン 12 ウォータジャケット 14 吸気マニホルド 16 排気マニホルド 18 スルットルボディ 20 ラジエータ 22 ウオータポンプ 24 サーモスタット 34 ラジエータインレットホース 36 ラジエータアウトレットホース 38 ヒータインレットホース 40 ヒータアウトレットホース 42 ボディインレットホース 44 ボディアウトレットホース 46 ウォータパイプ 48 ラジエータ側パイプ部 50 ヒータ側パイプ部 52 ポンプ側パイプ部 54 ラジエータ用接続部 56 ヒータ用接続部 58 ポンプ用接続部 60 ボディ側パイプ部 62 ボディ用接続部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用エンジンの冷却水を放熱するラ
    ジエータを設け、前記冷却水を圧送するウオータポンプ
    を設け、前記冷却水の温度に応じて前記ラジエータ側へ
    の冷却水の流通を許容停止するサーモスタットを設け、
    このサーモスタットを通過した冷却水を前記ラジエータ
    に導くラジエータインレットホースを設け、前記ラジエ
    ータを通過した冷却水を前記ウォータポンプに導くラジ
    エータアウトレットホースを設け、前記サーモスタット
    を通過する前の冷却水をヒータコアに導くヒータインレ
    ットホースを設け、前記ヒータコアを通過した冷却水を
    前記ウォータポンプに導くヒータアウトレットホースを
    設け、前記ラジエータアウトレットホース及びヒータア
    ウトレットホースが夫々接続されるラジエータ側パイプ
    部及びヒータ側パイプ部とこれらラジエータ側パイプ部
    及びヒータ側パイプ部を集合して前記ウォータポンプに
    接続されるポンプ側パイプ部とからなるウォータパイプ
    を設け、このウォータパイプのヒータ側パイプ部を排気
    マニホルドの下側に配設したことを特徴とする自動車用
    エンジン冷却水配管。
  2. 【請求項2】 前記排気マニホルドの下側に配設した前
    記ウォータパイプのヒータ側パイプ部には、スロットル
    ボディを通過した冷却水を前記ウォータポンプに導くボ
    ディアウトレットホースを接続して設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の自動車用エンジン冷却水配管。
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