JP2693634B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents

エレベータの制御装置

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JP2693634B2
JP2693634B2 JP2264977A JP26497790A JP2693634B2 JP 2693634 B2 JP2693634 B2 JP 2693634B2 JP 2264977 A JP2264977 A JP 2264977A JP 26497790 A JP26497790 A JP 26497790A JP 2693634 B2 JP2693634 B2 JP 2693634B2
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由美 中村
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はエレベータの制御装置に関わり、特に戸開閉
制御方法に関する。
(従来の技術) 群管理制御と呼ばれる制御方式は、乗場呼びが発生す
るとその乗場呼びに対処するのに最適なエレベータを選
定し、直ちにその乗場呼びに応答させるエレベータを割
り当てるとともに、他のエレベータはその乗場呼びに応
答させないようにしたり、あるいは朝の出勤時間帯や夕
方の退社時間帯、昼食時間帯のような交通需要の増加
時、更には夜間や休日等のような交通減少時など、その
ビル独特の交通変化に合わせて予め設定した運転モード
に切り換えながら効率的な運用を図るべくエレベータを
制御するものである。
また、全体のかごを効率よく動かすために、需要がな
い時には均等に分散させて戸閉待機させる。そして、乗
場呼びが発生するとその乗場呼びに対処するのに最適な
エレベータを選定し割り当てを行うので、待機している
階と同一階の乗場呼びが発生した場合は、すぐにその階
のかごが応答することになる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、必ずしも戸閉待機しているかごの近く
に乗客がいて乗場呼び釦が操作されるとは限らない。従
って、複数台のエレベータが並設して群管理制御を行っ
ている様な乗り場の面積が広いビルの場合、応答したか
ごが乗客が待っている場所から離れていたりすると、そ
のかごに乗り遅れることがある。従来この様な問題を解
決する方法として、一定時間かごの戸を開かない様にし
たり、また、かごの戸を開いておく時間を通常より長く
設定したりすることが考えられていた。しかし、乗場呼
びが登録される場所によってかごに乗り込むまでの時間
は変わるので、その時間を一定に定めたり、予想したり
することはできない。さらに、登録した人が若い人か或
いはお年寄りか等によってもかごに乗り込むまでの時間
が変わってくる。
本発明は、かごが戸閉待機している時にその階の乗場
呼びが登録操作され、ただちに戸閉待機中のかごが応答
した際に、乗客が応答したかごから離れた位置で乗場呼
びを操作した場合や、或は操作した人がお年寄りであっ
た場合に、かごに乗り遅れることを防止することによ
り、安全で乗りやすいエレベータを提供し、サービスを
向上させることを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明においては、複数
の階床に対してサービスするエレベータを複数台並設
し、発生した共通の乗場呼びに応答させるのに最適なエ
レベータを即時に選択して割り当てる群管理制御を行う
エレベータ制御装置と、各エレベータの単体を制御する
単体制御装置と、エレベータのかご内荷重を検出する荷
重検出器と、この荷重検出器からの荷重検出信号を一定
の時間間隔で入力して演算処理しその結果時間的な前後
で当該荷重が所定値以上増加したことを条件にかご内へ
の乗客の乗車があったとして乗車検出信号を出力する乗
降検出器と、各階の乗場にて乗場呼びを登録する乗場呼
び釦と、ドアの開閉を制御するドア制御装置とを有し、
かごが戸閉待機している時にその階の乗場呼びを登録操
作し、その発生した乗場呼びに対して戸閉待機中のかご
が応答する時には、乗降検出器により乗客がかごに乗っ
たことを確認してから戸閉させる様にしたことを特徴と
するエレベータの制御装置を提供する。
(作用) このように構成されたものにおいては、まず、かごが
戸閉待機中にその階の乗場釦が操作され呼びが登録され
ると、その信号は群管理制御装置に入力される。
群管理制御装置は、登録された呼びに対して応答する
のに最適なかごを選び割り当てを行うので、その結果待
機中のかごに割り当てが出力される。割り当てられたか
ごはドアを開き、表示灯を点灯して乗客に応答かごであ
ることを知らせると共に乗車を促す。そして乗降検出器
からの信号により乗客がごに乗ったことを単体制御装置
が確認すると、ドア制御装置に戸閉指令を出力して戸閉
させ出発する。したがって、乗客が乗り遅れることを防
止することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図を用いて説明する。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。第1図において、1は乗場呼び制御装置、3A〜
3Cはエレベータ各号機(単体)のかごの動きを制御する
個別の号機制御装置である。ここでは各号機を区別して
A〜Cの添え字を付して区別してある。
4は群管理制御装置であり、乗場呼びと各号機の情報
に基づいて各号機に乗場呼びに対する割当や交通需要に
応じた運行制御を司る。また、これらを結ぶ信号線は複
数の並列信号線が用いられる場合もあるが、第1図では
1本の信号線として示す。
第2図は乗場の構成図で、26A〜26Cはホールランタ
ン、27a,27bは乗場呼び釦である。
27a,27bの乗場呼び釦が押されると、一般乗場呼び制
御装置1により乗場呼びか登録され、群管理制御装置4
内のホールコンディション情報テーブル(メモリの一部
に保存されており、以下、「HCT」と称する)5の各乗
場呼びに対応するインデックスのデータのビットBaがセ
ットされる。(第3図参照) 群管理制御装置4内の演算装置(入出力装置を含む)
7がこれをサーチして、この場合A〜C号機の3機の中
から最適号機を選択して準かご呼び登録回路8A〜8Cに割
付け出力を与える。この時、同時にランタン制御回路9A
〜9Cに点灯指令をだすので、26A〜26Cのホールランタ
ン、すなわち、予報灯が点灯する。
また、同時にHCT5の割付け対象乗場呼びインデックス
ビットBb、及び号機に対応する割当てビットBcがセット
される。(第3図参照) また、かごに乗客が乗ると乗降検出器22A〜22Cにより
かご内への乗車が検出され、かご状態信号として各号機
毎に「CCT」に格納される。
第6図は、本発明に用いるエレベータの乗降検出装置
の構成例をブロック的に示したものである。図におい
て、31はエレベータ32のかご内荷重を検出しかつこの荷
重値をそれに対応した電気信号に変換して出力する荷重
検出器、33は上記エレベータかごのドア32aが全閉状態
でないことを検出して閉路する接点、34は上記荷重検出
器31からの荷重検出信号を一定の時間間隔(例えば10ms
ec間隔)で入力し、ドア開閉状態を示す上記接点33から
の接点出力信号によりエレベータかごのドア32aが全閉
状態でないことを条件に演算処理を行ない、その結果時
間的な前後で当該荷重値が所定値(例えば30kg)以上増
加または減少したことを検出したことにより、かご内へ
の乗客の乗車または降車があったとして乗車検出信号ま
たは降車検出信号34aを出力する乗降検出器であり、こ
れらから乗降検出装置35を構成している。ここで、荷重
検出器31としては例えばリニアホーマ、ロードセル等を
使用することができる。
以上の図に於て、まず、第2図A号機が戸閉待機中
に、C号機の前で待っていた乗客が乗場呼び釦27bを操
作して、第1図の乗場呼び制御装置1によって呼びが登
録され、群管理制御装置4内の「HCT5」の該当ビットが
セットされる。これらの情報は、演算装置7に入力装置
を介して入力される。そして演算装置7内では、かご状
態バッファ14A〜14Cから得られる各かごの状態(位置、
方向性、到着時間、到着距離、割り当ての個数等)から
判定して、この呼びに応答させるかごA号機が最適であ
るとし、A号機に対して割り当て指令を出力装置を介し
て出力すると共に「HCT5」の該当する階の割り当てビッ
トと呼びビットがセットされる。
一方A号機では、群管理制御装置からの割り当て指令
を準かご呼び回路8Aを介して入力し、かご位置、ドア等
のかご状態とともに演算装置に入れられる。その結果、
割り当てられた階に現在かご待機していることが判明す
ると、ただちに応答してドア制御装置24Aに戸開指令を
出力する。同時にランタン制御回路9Aからも割り当て指
令を入力し、ランタン26Aを点灯させる。
次に演算装置12A内の動作を第4図のフローチャート
を用いて説明する。
まず、自分のかごが割り当てを受けたことを検知する
と(第4図4a)、方向性、位置、ドアの状態等から戸閉
待機中であったことを判定して、待機中割り当てのフラ
グをセットする。(4a〜4c) そして完全に戸開してから、待機中の割り当てであっ
たかどうかを判断し、そうでない場合は処理をぬけて、
通常の戸開閉制御を行なう。(第5図5a〜5b) 待機中の割り当てであった場合は5cに進み、荷重を検
知したか、つまり乗客がかごに乗ったかどうかを判定す
る。つまり、第6図において、乗降検出装置34は荷重検
出器31からの荷重検出信号を一定の時間間隔(例えば10
msec間隔)で入力すると共に、ドア32aの開閉状態を示
す接点33からの接点出力信号を入力しており、ドア32a
開放前後の荷重信号により最小荷重との比較により乗降
の検出を行なう。すなわち、まず乗車検出の場合は第7
図に示すようにステップS1でドア2aの開閉状態を検出
し、ドア2aが全閉状態であればステップS2で最小荷重値
を現荷重値にセットし直し、かごが走行してドア2aを開
けるとステップS3で最小荷重値と現荷重値との比較を行
ない、その結果荷重値が最小荷重値よりも小さければ、
ステップS4で最小荷重値を現荷重値にセット更新する。
また、もし現荷重値が最小荷重値よりも大きければ、ス
テップ5で現荷重値から最小荷重値を試算して乗車荷重
値をセットする。そして、ステップS6で当該乗車荷重値
と所定荷重値(例えば30kg)とを比較し、その結果乗車
荷重値が所定荷重値よりも大きければ、乗客が少なくと
も1人はかご内に乗車したと判定してステップS7で乗車
検出信号34aが外部に出力される。
そして第5図の処理5cでは、この乗車検出信号を受け
るまでは、戸開させたままにしておく。荷重を検知した
ら5dに進み、ドア制御装置(第1図24a)に対して戸閉
指令を出力するとともに、待機中割り当てのフラグをク
リアする。
以上説明した様に、かごが戸閉待機している時にその
階で乗場呼びが発生し、しかもその呼びが、待機してい
るかごから離れた位置にある乗場呼び釦の操作によるも
のであっても、乗り遅れることなくかごに乗り込むこと
ができる。
尚、本発明は前述し且つ図面に示す実施例のみ限定さ
れることなく、その要旨を変更しない範囲で変形して実
施することができる。例えば、フラグをクリアするタイ
ミングを、戸閉指令出力時であったのを完全に戸閉して
からに変更し、フラグがたっている間は乗場呼びのリオ
ープンを許可にする様にすれば、さらにきめ細やかなサ
ービスを提供することができる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明は、かごが戸閉待機してい
る時にその階の乗場呼びが登録操作され、ただちに戸閉
待機中のかごが応答した際に、乗客が応答したかごから
離れた位置で乗場呼びを操作した場合や、或いは操作し
た人がお年寄りであった場合に、かごに乗り遅れること
を防止することにより、安全で乗りやすいエレベータを
提供しサービスを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のエレベータ制御装置の構成
を示すブロック図、第2図は乗場の構成図、第3図は全
体構成図における乗場呼びの状態を記憶するデータテー
ブルの構成図、第4図及び第5図は本発明による一実施
例の動作を示すフローチャート図、第6図は本発明の一
実施例のエレベータ制御装置に用いられる乗降検出装置
の構成図、第7図は第6図に示される乗降検出装置の動
作を示すフローチャート図である。 1……乗場呼び制御装置 3A〜3C……号機制御装置 4……群管理制御装置 5……ホールコンディション情報テーブル 7……演算装置 8A〜8C……準かご呼び登録回路 9A〜9C……ランタン制御回路 10A〜10C……かご位置検出手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の階床に対してサービスするエレベー
    タを複数台並設し、発生した共通の乗場呼びに応答させ
    るのに最適なエレベータを即時に選択して割り当てる群
    管理制御を行うエレベータ制御装置と、各エレベータの
    単体を制御する単体制御装置と、エレベータのかご内荷
    重を検出する荷重検出器と、この荷重検出器からの荷重
    検出信号を一定の時間間隔で入力して演算処理しその結
    果時間的な前後で当該荷重が所定値以上増加したことを
    条件にかご内への乗客の乗車があったとして乗車検出信
    号を出力する乗降検出器と、各階の乗場にて乗場呼びを
    登録する乗場呼び釦と、ドアの開閉を制御するドア制御
    装置とを有し、かごが戸閉待機している時にその階の乗
    場呼びを登録操作し、その発生した乗場呼びに対して待
    機中のかごが応答する時には、乗降検出器により乗客が
    かごに乗ったことを確認してから戸閉させる様にしたこ
    とを特徴とするエレベータの制御装置。
JP2264977A 1990-10-04 1990-10-04 エレベータの制御装置 Expired - Lifetime JP2693634B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5883374U (ja) * 1981-12-02 1983-06-06 三菱電機株式会社 エレベ−タの戸閉制御装置
JPS59212370A (ja) * 1983-05-16 1984-12-01 株式会社日立製作所 エレベ−タ−の群管理制御装置
JPS6428858A (en) * 1987-07-24 1989-01-31 Hitachi Ltd Semiconductor integrated circuit device

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