JP2690890B2 - 構内電話装置 - Google Patents

構内電話装置

Info

Publication number
JP2690890B2
JP2690890B2 JP62022326A JP2232687A JP2690890B2 JP 2690890 B2 JP2690890 B2 JP 2690890B2 JP 62022326 A JP62022326 A JP 62022326A JP 2232687 A JP2232687 A JP 2232687A JP 2690890 B2 JP2690890 B2 JP 2690890B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
voice
control unit
voice memo
caller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62022326A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63191452A (ja
Inventor
吉章 淺川
熹 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP62022326A priority Critical patent/JP2690890B2/ja
Publication of JPS63191452A publication Critical patent/JPS63191452A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2690890B2 publication Critical patent/JP2690890B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は構内電話システムに係り、特に被呼者が不在
時に発呼者のメツセージを簡便かつ確実に伝達するのに
好適な音声蓄積機能付きの構内電話システムに関する。 〔従来の技術〕 従来の構内電話システムにおいては、被呼者が不在の
場合、次のような対応がとられていることが多い。
(1)不在が予めわかつている場合には、留守番電話機
能を作動させておく。(2)呼び出しが一定時間以上継
続しても被呼者が応答しない場合、オペレータに再接続
する。(3)被呼者の電話とグループ化されている電話
を使用している人が代応答する。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記構内電話システムは、発呼者のメツセージの伝達
という観点から次のような問題点がある。 (1)留守番電話の場合、発呼者が実際にメツセージを
残す率はかなり低いことが知られている。この理由とし
ては、機械に向つて話すことに対する心理的な抵抗感が
強いこと、被呼者がいることを提案として電話をかける
ため、不在時にメツセージとして何を残すべきかが整理
されておらず、とつさに言うべきことが浮かばないこと
などがあげられる。したがつて留守番電話は不在者宛の
メツセージを伝達する手段としては効率が悪い。 (2)一定時間以上経過しても応答が悪い場合にオペレ
ータに再接続する方式では、一般にオペレータは個々の
被呼者宛のメツセージを管理することは出来ないので、
発呼者は再度電話をかけ直す必要がある。 (3)第三者が代応答する場合、発呼者は不在の被呼者
に伝達すべき内容を代応答者に伝え、代応答者はメモを
作成することになる。しかしこれは代応答者に必要以上
の負担をかけることになり、またメモの見落し、紛失等
により発呼者のメツセージが確実に伝わらない可能性が
ある。 本発明の目的は、不在者宛の発呼者のメッセージを不
慣れなユーザであっても簡便かつ確実に伝達する構内電
話システムを提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、発呼者と代応答者の会話を音声メモリ形
で本来の被呼者用に割当てられたメモリ領域に記録し、
同時に被呼者用の電話機に音声メモリがあることを示す
表示をすることにより、達成される。 〔作用〕 不在者宛にかかってきた電話に、グループ内の人が代
理で応答しようとする場合、その人は自分の電話機から
代応答することを指示する。回線制御装置はこの信号に
よつて回線を代応答者の電話に切替え、接続する。 発呼者は代応答者との会話を通して伝達すべきメツセ
ージを整理することができ、留守番電話に向つて話すよ
うな抵抗感が無くなる。一方、代応答者は発呼者との会
話においてメモが必要と判断した時には、自分の電話機
から音声メモの記録開始を指示する。回線制御装置はこ
の信号を検出し、それ以降の会話音声(もしくは発話者
のメツセージ)を音声情報として、本来の被呼者に割当
てられたメモリ領域に記録する。この結果、代応答者は
メモを作成する必要が無くなり、発呼者は会話の速度で
用件を済ますことが出来る。代応答者による音声メモ終
了指令もしくは回線切断により音声情報の記録を終了す
る。これと同時に、本来の被呼者の電話機に音声メモが
蓄積されていることを示す信号を出す。この信号により
電話機の表示ランプが点灯したり、この電話機から発信
しようとした時に、音声メモのあることを音声で知らせ
ることにより、被呼者は音声メモがあることがわかる。
被呼者は自分の電話機から音声メモ再生指令を出すこと
によつて、音声メモを聞くことができる。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。 第1図は本発明の音声蓄積機能付き構内電話システム
の構成図である。まず回線接続の動作の概要を説明す
る。発呼者(X)は外部の電話機1を使用して(外線通
話)構内の人(被呼者(A))に電話をかける。この
時、電話機1からの信号は回線2を介して構内電話シス
テムの識別部3に接続される。識別部は外線通話の場合
は通常オペレータが介在して、構内の内線番号を指定
し、この信号14を回線制御部8に送出する。発呼者が構
内(内線)電話を使用した場合は、識別部3は回線2を
介して送られる信号から内線番号を識別する。回線制御
部は回線接続制御信号15を回線切替接続装置4に送出
し、回線切替接続装置4は、発呼者の回線と被呼者の回
線6aを接続し、電話機7aの呼出しを行う。 以上の動作は通常のPBX(私設回線交換機)の動作と
同一である。 次に代応答から音声メモの蓄積までの動作を説明す
る。代応答とは、別個の内線番号が割当てられた複数の
電話機を1つのグループとして登録しておき、グループ
内の不在者宛にかかつてきた電話を他の者が自分の電話
機から応答できる機能である。グループは、例えば同じ
部屋に設置してある電話機の内線番号とし、この情報は
グループ番号管理テーブル9に格納されている。 第1図において、被呼者Aが不在の場合に、同室の人
Bが自分用の電話機7bから代応答するものとする。この
手順は、Bが第2図に示す電話機7bのハンドセツト71を
取りあげ、代応答用のスイツチ72を押す。この結果、代
応答要求信号と電話機識別信号(内線番号に対応)が第
1図の回線6bを介して識別部5に送出される。識別部で
は電話機7bが代応答を要求していることを識別し、この
情報16を回線制御8に送出する。回線制御部8ではグル
ープ番号管理テーブル9を参照して代応答の要求を出し
ている電話機7bと同一グループにあつて、呼び出し中の
電話が7aであることを識別し、回線2を回線6aから6bへ
切替えて接続する指示を回線切替接続装置4へ出す。回
線切替接続装置はこの指示に基づき、回線を6aから切断
し、6bに接続する。これと同時に回線制御部8から音声
メモ制御部10に対して音声メモ制御用の情報17が送出さ
れる。この情報の内容は、音声メモを電話機7aに割当
てられた領域に記録すること、記録内容は回線2−6b
間の通話内容であること、の2つである。これによつて
音声メモ制御部10では、電話機7aに対する音声メモ記録
のステータスを「準備完」(ready)とする。 代応答者(B)は発呼者(X)との会話を通してメモ
が必要と判断した場合には、第2図に示す電話機の音声
メモスイツチ73を押す。この信号が第1図の識別部5を
経由して音声メモ制御部10に到達し、音声メモの記録を
開始する。この時音声メモ制御部10は音声メモ記録のス
テータスを「記録中」とし、その信号は識別部5を経由
して電話機7bに到達し、第2図の表示ランプ74を点灯さ
せる。またデイレクトリにはこの時点の日時の情報を記
録する。 音声メモの記録は既に音声メモ制御部5に設定されて
いる前述の条件,に従つて、回線2と6b間の通話音
声19が音声CODEC12に入力され、符号化された音声情報2
0がメモリ13に記録される。この時の記録領域の制御は
通常の磁気デイスクメモリのデイレクトリ管理を同じで
あり、この情報はデイレクトリ管理テーブル11に格納さ
れる。 ここに音声CODEC12は公知の音声符号・復号装置であ
り、例えばPCM−CODECやADPCM−CODECである。音声メモ
記録用のメモリを節約するためには、音声情報の圧縮率
は高めた方が良いが、このためには、例えば発明者らが
既に提案した線形予測モデルによる高能率音声符号化方
式(TOR−CODEC特開昭60−137721)などを用いれば前記
CODECに比べ情報量は1/8〜1/4になる。 音声メモの終了は代応答者が電話機7bの音声メモスイ
ツチ73を再度押すことにより、音声メモ制御部10は音声
メモの記録を停止させ、ステータスを「準備完」にす
る。この時電話機7bの表示ランプ74を消灯する。回線が
切断された時点で、電話機7aに対する音声メモ記録のス
テータスを調べ、「準備完」であれば「解放」とする。
もしステータスが「記録中」であれば、音声メモ記録の
終了が指示されない状態で回線が切断されたことになる
ので、停止処理を行つた後、「解放」とする。 音声メモ制御部10では各電話機毎の音声メモの有無を
デイレクトリ管理テーブル11によつて調べ、音声メモが
あれば、該当電話機の表示ランプ75を点灯させ、音声メ
モの個数を表示部76aに表示される信号を送出する。 次に記録された音声メモを再生する場合の動作を説明
する。自分の電話機7aの表示ランプ75の点灯により音声
メモがあることを確認した人(A)は、ハンドセツトを
取りあげ、再生ボタン77を押す。この信号は識別部5を
経由して音声メモ制御部10に送られ、同制御部10はステ
ータスを「再生中」とする。デイレクトリ管理テーブル
11を参照し、最初の音声メモの日時の情報を音声合成部
18で音声に変換し、次に符号化音声情報を音声メモ格納
メモリ13から読出し、音声CODEC12に送る。音声CODEC12
は復号化処理を行い、音声信号19を回線切替接続装置4
に送り出し、回線6aを経由して電話機7aに到達する。こ
の時、再生中の音声メモが何番目のものかは、表示部76
bに示される。次の音声メモを再生したい場合は同じス
イツチ77を、くり返して再生したい場合はスイツチ79
を、1つ前のメモを再生したい場合はスイツチ48を押す
ことにより、同様の動作により音声メモを聞くことがで
きる。 また内容を確認して不要となつたメモは、スイツチ80
を押すことによって消去できる。すなわちこの信号が識
別部5を経由して音声メモ制御部10に送られ、同制御部
10はデイレクトリ管理テーブルから直前に再生した音声
メモのデイレクトリを消除する。このとき音声メモの個
数を計数しているカウンタがカウントダウンされ、その
結果が電話機の表示部75に表示される。カウンタ値が0
となれば、音声メモが無いことになるので、表示ランプ
75を消灯させる。 なお音声メモがあることの報知は、表示ランプ74のみ
でなく、ハンドセツト71を取りあげると、合成信号によ
つて音声メモがあることを知らせることもできる。 上記手順のタイミングを第3図に示す。なお時間軸は
相対的な前後関係が問題なので、実際の経過時間とは対
応しない。 以上、本発明の一実施例を示した。各部の回路は開示
した動作の仕様に基づいて容易に実現できることは明ら
かである。本発明は音声メモを記録する媒体を磁気デイ
スクメモリに限定するものではなく、また、記録媒体は
個々の電話機に内蔵される場合もある。さらに、音声メ
モの再生にあたつては高速再生やランダムサーテなどの
機能を付加できることは言うまでもない。 〔発明の効果〕 本発明によれば、被呼者が不在の場合、代応答者と発
呼者との通話内容を音声メモとして、被呼者用に割当て
られた音声メモ格納領域に記録し、被呼者の電話機にそ
の旨表示できるようにした。 この結果、不慣れなユーザであっても、代応答中の会
話が記憶中であることを表示できるので、代応答者は通
話中の内容が記憶されていることが確実に把握できる。
また、発呼者は留守番電話に向かって話す時の抵抗感を
感じずに用件の伝達が可能となり、応答者はメモを作成
する手間が不要となり、被呼者は発呼者からの用件を確
実に受信できるようになる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は本発明の
実施例に用いられる電話機の外観図、第3図は実施例に
おけるシステム動作のタイミング図である。 7a,7b……構内電話機、8……回線制御部、10……音声
メモ制御部、12……音声CODEC、13……音声メモ格納用
メモリ。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の内線電話と、該内線電話の接続制御を行う回
    線制御部を備えた構内交換機と、前記内線電話で行う通
    話内容を記録するメモリと該メモリを制御するメモリ制
    御部とを備えた記録装置とを有する構内電話システムに
    おいて、 前記回線制御部は、発呼者からの指定に基づいて第1の
    内線電話を呼び出し時に、第2の内線電話からの代応答
    要求を受信すると、発呼者と第2の内線電話とを接続制
    御するとともに発呼者から指定された本来の呼び出し先
    が第1の内線電話であることを前記メモリ制御部に通知
    する制御信号を送出し、 前記メモリ制御部は、前記制御信号に基づいて、前記メ
    モリ上の第1の内線電話に対応した領域に発呼者と第2
    の内線電話間の通話内容を記録する構成とし、 さらに、第1の内線電話宛の通信内容の記録が存在する
    ことを上記第1の内線電話の所有者に通知する手段を有
    することを特徴とする構内電話システム。
JP62022326A 1987-02-04 1987-02-04 構内電話装置 Expired - Lifetime JP2690890B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62022326A JP2690890B2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04 構内電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62022326A JP2690890B2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04 構内電話装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6048597A Division JP2848374B2 (ja) 1997-03-14 1997-03-14 交換機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63191452A JPS63191452A (ja) 1988-08-08
JP2690890B2 true JP2690890B2 (ja) 1997-12-17

Family

ID=12079585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62022326A Expired - Lifetime JP2690890B2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04 構内電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2690890B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03123352U (ja) * 1990-03-29 1991-12-16
JPH0993347A (ja) * 1995-09-21 1997-04-04 Nec Corp 内線電話交換システム
TWI220626B (en) * 2003-06-20 2004-08-21 Sin Etke Technology Co Ltd Automatic reporting system for customer call recording

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5840962A (ja) * 1981-09-03 1983-03-10 Fujitsu Ltd 音声蓄積装置を有する電話網装置
JPS5851662A (ja) * 1981-09-22 1983-03-26 Fujitsu Ltd 通話記録・再生制御方式
JPS59105748A (ja) * 1982-12-08 1984-06-19 Nec Corp 音声メ−ル投函表示方式
JPS6041357A (ja) * 1983-08-16 1985-03-05 Nec Corp コ−ルピツクアツプ方式
JPS61234647A (ja) * 1985-04-10 1986-10-18 Iwatsu Electric Co Ltd 通話音声蓄積方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63191452A (ja) 1988-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2615571B2 (ja) 留守番電話装置
US4951307A (en) Method and apparatus for recording telephone messages
JP2690890B2 (ja) 構内電話装置
JPH04119750A (ja) 音声蓄積装置
JP2848374B2 (ja) 交換機
JP2937922B2 (ja) ボタン電話装置
JPS6010861A (ja) 留守番電話装置
JP2565164B2 (ja) 留守番電話装置
JPS6154748A (ja) 留守番電話装置
JPH0522449A (ja) 通話録音方式
JP3568176B2 (ja) 呼び返しサービス自動発呼機能付き電話装置
JPH0522428A (ja) 構内交換装置の多機能電話機制御方式
JP2968702B2 (ja) 留守番電話機
JPH04154355A (ja) 不在代行録音方式
JPH0244953A (ja) 留守番電話装置
JPH0470090A (ja) 被呼者への保留呼通知方式
JPH0351347B2 (ja)
JPH02261246A (ja) 留守番電話機における発信方式
JPS63278488A (ja) 音声蓄積機能付ボタン電話システム
JPH0115219B2 (ja)
JPH0595401A (ja) 音声蓄積装置
JPH0429271B2 (ja)
JPH06141080A (ja) 留守番サービス制御方式
JPS59156057A (ja) ボタン電話装置
JPH0370244A (ja) 留守番電話機