JP2690516B2 - リングカウンタ - Google Patents

リングカウンタ

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JP2690516B2
JP2690516B2 JP63205826A JP20582688A JP2690516B2 JP 2690516 B2 JP2690516 B2 JP 2690516B2 JP 63205826 A JP63205826 A JP 63205826A JP 20582688 A JP20582688 A JP 20582688A JP 2690516 B2 JP2690516 B2 JP 2690516B2
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JP63205826A
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Inventor
仁孝 椎屋
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシリアルアクセス機能を有する半導体メモリ
に用いられるリングカウンタに関する。
〔従来の技術〕
第4図はこの種のN段のリングカウンタの従来例を示
す構成図、第5図は第4図の従来例をさらに詳しく示す
回路図、第6図は第4図の従来例の動作を示すタイムチ
ャートである。
N段のリングカウンタは、制御信号である4相のクロ
ックCLK1,CLK2,CLK3,CLK4に制御され、N段のパルス出
力φ12,〜,φを一定間隔の時系列に並べてシリア
ルに出力する。バッファ40はシフトレジスタの最終段の
出力φを入力する。オア回路20は、セット信号SETと
バッファ40の出力とのオアをとり、シフトレジスタ10に
出力する。
シフトレジスタ10は、SRフリップフロップ111,112,〜
11Nとアンド回路121,122,〜,12Nとを有する。SRフリッ
プフロップ111はクロックCLK3でリセットされ、オア回
路20の出力でセットされる。アンド回路121は、クロッ
クCLK1とSRフリップフロップ111の出力とのアンドをと
り、結果を出力信号φとして出力する。SRフリップフ
ロップ112とアンド回路122とは出力信号φをとり込
み、CLK2に同期して出力信号φとして出力する。以降
の段でも同様に前段の出力をとり込んで、入力するクロ
ック信号に同期して出力信号を出力する。最終段の出力
φはバッファ40,接続ライン60,オア回路20を介して初
段のSRフリップフロップ111に帰還される。
次に第4図、第5図で示される従来例の動作について
第6図を参照して説明する。
時刻t0,t1間にクロックCLK3,CLK4が論理レベルハイ
(以降“H"と記す)となるのでRSフリップフロップ111,
112はリセットされる。時刻t1,t3間にセット信号SETが
“H"となり、時刻t2,t3間にクロックCLK1が“H"となる
ので、アンド回路121の2つの入力は、時刻t2,t3間“H"
になり、初段の出力信号φは時刻t2,t3間“H"にな
る。この出力信号φの“H"はRSフリップフロップ112
にとり込まれる。時刻t3にセット信号SETおよびクロッ
クCLK1は論理レベルロウ(以降“L"と記す)になるので
出力信号φも“L"になる。時刻t3,t4間にクロックK3
が“H"になるのでRSフリップフロップ111はリセットさ
れる。時刻t4,t5間にクロックCLK2が“H"になると、RS
フリップフロップ112は“H"を出力しているのでアンド
回路122は出力信号φを“H"にする。このように出力
信号φ12,〜φはパルス幅T、周期2Tで出力され
る。そして最終段の出力信号φは、バッファ40,接続
ライン60,オア回路20を介してRSフリップフロップ111
帰還され、再度出力信号φ12,〜,φの順に出力さ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のリングカウンタは、最終段の出力信号
φの帰還を接続ライン60を介して行っており、この接
続ライン60はチップ全長にほぼ等しいほどに長く、大き
な負荷容量を有するので、帰還のために大きな電流能力
を持つバッファ40を設けねばならずこのバッファ40のた
めに、動作遅延が発生し、高速サイクル動作が出来ない
という欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のリングカウンタは、 N(Nは2以上の整数)個のSRフリップフロップと、
各SRフリップフロップの出力と制御信号とのアンドをそ
れぞれとり、その結果を出力ラインにシリアルに出力す
るN個のアンド回路とから成るN段のシフトレジスタ
と、 制御信号を出力してN段のシフトレジスタの各段に順
次出力信号を出力させ、(N−1)段目の出力信号が出
力された後、停止された時からN段目の出力信号が停止
されるまで、初段のRSフリップフロップにセット信号を
送る制御手段とを有する。
〔作用〕
制御手段によって、N段のシフトレジスタの(N−
1)段目の出力信号の立下りにからN段目の出力信号の
立下りまで、帰還セット信号をN段のシフトレジスタの
初段に与えているので、(N−1)段目の出力信号立下
りからN段目の出力信号の立上りまでの時間が動作遅延
をカバーするために用いることができ、バッファ等の回
路遅延があったとしても高速動作が可能である。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明のリングカウンタの一実施例を示す構
成図、第2図は第1図の実施例をさらに詳しく示す回路
図、第3図は第1図,第2図で示される実施例の動作を
示すタイムチャートである。
本実施例は、第4図の従来例にDフリップフロップ30
とノア回路50とを追加したものである。
Dフリップフロップ30は、入力端Dがシフトレジスタ
10のアンド回路落12N-1の出力端に、出力端Qがバッフ
ァ40の入力端にそれぞれ接続されている。ノア回路50は
クロックCLK1,CLK2のノアをとり出力をDフリップフロ
ップ30のクロック端Cに印加している。
次に本実施例の動作について第3図を参照して説明す
る。
帰還セット信号φFBについて以外は第4図の従来例と
同様なので説明を省略する。
時刻t11,t12間では、クロックCLK1は“H",クロックCL
K2は“L"であり、時刻t12,t13間ではクロックCLK又は
“L"、クロックCLK2は“L"である。したがって、時刻t
12においてノア回路50の出力は立上る。Dフリップフロ
ップ30はノア回路50の出力の立上りエッヂで出力信号φ
N-1の“H"をラッチする。同様に時刻t14で出力信号φ
N-1の“L"をラッチする。
したがって、Dフリップフロップ30の出力である帰還
セット信号φFBは従来より時間Tだけ早く上げられるの
でバッファ40を介して出力されても初段の出力φに対
応して、動作遅延を発生しない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、制御手段によって、N
段シフトレジスタの(N−1)段目の出力信号の立下り
にからN段目の出力信号の立下りまで、帰還セット信号
をN段シフトレジスタの初段に与えることにより、(N
−1)段目の出力信号立下りからN段目の出力信号の立
上りまでの時間で動作遅延をカバーでき高速サイクル動
作が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のリングカウンタの一実施例を示す構成
図、第2図は第1図の実施例をさらに詳しく示す回路
図、第3図は第1図,第2図で示される実施例の動作を
示すタイムチャート、第4図はこの種のN段のリングカ
ウンタの従来例を示す構成図、第5図は第4図の従来例
をさらに詳しく示す回路図、第6図は第4図の従来例の
動作を示すタイムチャートである。 10……シフトレジスタ、 111,112,〜,11N……RSフリップフロップ、 121,122,〜,12N……アンド回路、 20……オア回路、 30……Dフリップフロップ、 40……バッファ、 50……ノア回路、 60……接続ライン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N(Nは2以上の整数)個のSRフリップフ
    ロップと、各SRフリップフロップの出力と制御信号との
    アンドをそれぞれとり、その結果を出力ラインにシリア
    ルに出力するN個のアンド回路とから成るN段のシフト
    レジスタと、 制御信号を出力してN段のシフトレジスタの各段に順次
    出力信号を出力させ、(N−1)段目の出力信号が出力
    された後、停止された時からN段目の出力信号が停止さ
    れるまで、初段のRSフリップフロップに帰還セット信号
    を送る制御手段とを有するリングカウンタ。
JP63205826A 1988-08-18 1988-08-18 リングカウンタ Expired - Lifetime JP2690516B2 (ja)

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JPH0254621A JPH0254621A (ja) 1990-02-23
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JP3473745B2 (ja) 1999-05-28 2003-12-08 シャープ株式会社 シフトレジスタ、および、それを用いた画像表示装置
TW538400B (en) 1999-11-01 2003-06-21 Sharp Kk Shift register and image display device

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