JP2690060B2 - 半導体回路 - Google Patents
半導体回路Info
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Description
体回路に関し、 それぞれの回路の接続を容易にし、各回路の本来の性
能が充分発揮されるようにすることを目的とし、 第1の電源と、それより電位の低い第2の電源との間
に直列接続された同じ導電型の第1及び第2のMOSトラ
ンジスタからなる回路であって、 該第1のMOSトランジスタのゲートには、該第1の電
源と第2の電源の中間の電位を有する第1の入力信号が
入力され、 該第2のMOSトランジスタのゲートには、該第1の電
源と第2の電源の中間の電位であって且つ、該第1の入
力信号とは位相が反転した第2の入力信号が入力され、 前記第1及び第2のMOSトランジスタの結節点から、
該第1の電源と第2の電源の中間の電位であって、該第
1の入力信号のレベルをシストした出力信号が出力され
るように、前記第1及び第2のMOSトランジスタそれぞ
れの電流駆動能力が設定されてなることを特徴とする。
用する半導体回路に関する。
力を生じる回路は多く、また出力は一方がH(ハイ)な
ら他方はL(ロー)と、逆位相である信号対を入/出力
する回路も多い。
路相互間の信号電位の最適化を行なう必要がある。例え
ば中間レベルV1の出力を生じる回路Aを回路Cへ入力す
るには、回路Cの入力レベルをV1にするか、回路Cの入
力レベルが中間レベルV3なら回路Aの出力レベルを該V3
に変更する、或いはこれらの両者を行なう即ち入出力レ
ベルを中間レベルV4にして回路Aの出力レベルと回路C
の入力レベルを該V4にする必要がある。
は、回路入/出力部の回路定数の最適化を行なってい
る。しかしこれを行なうと、それぞれの回路本来の性能
を充分に発揮できない、回路構成上の制約となる、等の
問題がある。
V2の回路Bの各出力を回路Cに入力する、等の場合もあ
り、この場合は各回路の入/出力部の回路定数を変えて
最適化するという方法は、どれに合わせるかの問題が生
じ、かなり厄介である。
用する半導体回路を構成するに際し、自由な回路構成が
できず、高性能な回路を構成するためには複雑な回路を
必要としていた。
各回路の本来の性能が充分発揮されるようにすることを
目的とするものである。
源の間に同じ導電型のMOSトランジスタ2個を直列に接
続した回路を備え、該第1の電源と第2の電源の間の中
間レベルの入力信号対をそれぞれ前記2個のMOSトラン
ジスタのゲートに加え、この2個のMOSトランジスタの
接続点をレベルシフトした信号対の出力端としてなるこ
とを特徴とする。
ベルの入力信号対S,をそれより低い所望中間レベルの
信号対SN,Nにダウンする中間レベルシフト回路であ
り、(b)は中間レベルの入力信号対S,をそれより高
い所望中間レベルの信号対SP,Pへアップする中間レ
ベルシフト回路である。
PチャネルMOSトランジスタであり(1,2,…は相互を区
別する添字)、図示のように(a)はNチャネルMOSト
ランジスタを、(b)はPチャネルMOSトランジスタ
を、2個直列にしたものの2組で構成され、各トランジ
スタのゲートが入力信号S,を受け、各組の直列接続点
が出力端になる。
の電源側トランジスタTN1とグランド側トランジスタTN4
に、信号はグランド側トランジスタTN2と電源側トラ
ンジスタTN3に即ち電源側、グランド側を逆にして加え
られる。(b)も同様で、信号S,は直列接続回路TP1
とTP2,TP3とTP4の各トランジスタのゲートへ、S,では
電源側、グランド側を逆にして加える。
源VCCに対し中間のレベルであると、第1図(a)では
それより低い電位の信号対SN,Nを出力し、第1図
(b)ではそれより高い電位の信号対SP,Pを出力す
る。この高/低の程度は、直列接続された一対のトラン
ジスタの電流駆動能力の比で決まる。
直列接続回路ではトランジスタが電源側にあるのかグラ
ンド側にあるのか(ゲート・ソース間電圧)などにより
定まるから、これらにより入力信号対に対する出力信号
対のレベルシフト量を所望値にすることができる。但し
(a)ではNチャネルトランジスタを使用しているの
で、出力信号SN,Nは入力信号S,よりトランジスタ
の閾値電圧以下に下り、(b)ではPチャネルトランジ
スタを使用しているから、出力信号SP,Pは入力信号
S,よりトランジスタの閾値電圧以上に上り、これ以上
または以下にはできない。
回路において、該回路の入/出力部の構成を変えること
なく、入/出力信号電位の最適化を行なうことができ
る。例えば回路A,Bの出力信号レベルはV1,V2、これらの
信号を受ける回路Cの最適入力信号レベルはV3であれ
ば、第1図の回路を介在させてV1→V3,V2→V3のレベル
シフトを行なえばよく、回路A〜Cの入/出力部の回路
構成の変更は不要である。
ルアレイが複数個あるものがあり、本例ではそれが4個
ある。各セルアレイの読出し出力はセンスアンプ11〜14
の出力SAと▲▼〜SEと▲▼として得られ、これ
らのセルアレイの読出し出力の1つが選択されてセンス
アンプ16に入力し、該アンプの出力SFと▲▼がチッ
プ外へ出力されるが、チップ上のセルアレイの配列上の
問題で、セルアレイ4は出力端(センスアンプ16)に近
いが、セルアレイ1〜3は出力端から遠く、信号の減衰
が懸念されることがある。このような場合は中間増幅す
るという手法がとられる。センスアンプ15がその中間増
幅用である。中間増幅すると、それをしないものに比べ
て著しいレベル差が生じることがあり、またセンスアン
プは入力レベルにより出力レベルが変わるという特性が
あり、このような場合に本発明のレベルシフト回路が有
効である。トランジスタTS1とTS2,TS3とTS4,TS5とTS6,T
S7とTS8がそのレベルシフト回路であり、センスアンプ1
6に同じレベルで、該センスアンプにとって最適なレベ
ルで入力するようにする。TT7とTT8,TT9とTT10は選択ゲ
ートを構成するトランジスタ、D,Eは選択信号である。
ンプ11〜13のうちの1つの出力対が選択され、センスア
ンプ15に加わる。また信号D,Eのうちの1つがHにな
り、これによりセンスアンプ14,15の出力対SDと▲
▼,SEと▲▼をレベルシフトしたものの一方が選択
され、センスアンプ16に加わる。レベルシフト回路TS1
〜TS4,TS5〜TS8の追加でセンスアンプ16に入力する信号
のレベルを同じにすることができ、センスアンプ16はそ
の1つの入力信号レベルに最適の回路定数に設定するこ
とができる。
せるという目的の他にも利用できる。例えば、Nチャネ
ルMOSトランジスタを用いたトランスファゲートは、ソ
ースドレイン電位がゲート電位より低い方が、Vth落ち
などの問題がなく好ましいが、この目的では第1のレベ
ルシフト回路を用いて伝達される信号電位を下げること
が有効である。
のようにこれはPチャネルMOSトランジスタT1〜T4及び
NチャネルMOSトランジスタT5〜T10で構成される。T1と
T2,T3とT4はカレントミラーを構成し、T5とT6,T7とT8は
入力信号対Siとiを受けるドライバトランジスタであ
る。トランジスタT9とT10は、電源電圧が変動しても仮
想接地点(T5とT6,T7とT8の共通ソース)の電位が余り
変動しないようにして動作マージンを拡げる。出力信号
対S0,0は入力信号対Si,iを、その高電位側のもの
より高く、低電位側のものより低く、拡大したものであ
る。
ンジスタTN5,TN6,TP5,TP6を追加し、これを(a)では
グランド側、(b)では電源側に直列に挿入している。
これで、(a)ではグランド側のトランジスタの、
(b)では電源側のトランジスタの電流駆動能力が下が
り、レベルシフト量が小になる。これらは直列に接続す
る代りに並列に接続してもよく、これでグランド側、電
源側のトランジスタの電流駆動能力が上ってレベルシフ
ト量が大になる。
のレベルをシフトアップ/シフトダウンすることがで
き、中間レベルの信号対を利用する半導体回路において
各回路の入,出力端の接続を簡単に行なうことができ、
各回路の入,出力部をその入,出力レベルを考慮するこ
となく最適な回路構成とすることができて各回路本来の
性能を充分発揮させるようにすることができる。
ネルMOSトランジスタ、S,は入力信号対、SN,N及び
SP,Pは出力信号対である。
Claims (2)
- 【請求項1】第1の電源と、それより電位の低い第2の
電源との間に直列接続された同じ導電型の第1及び第2
のMOSトランジスタからなる回路であって、 該第1のMOSトランジスタのゲートには、該第1の電源
と第2の電源の中間の電位を有する第1の入力信号が入
力され、 該第2のMOSトランジスタのゲートには、該第1の電源
と第2の電源の中間の電位であって且つ、該第1の入力
信号とは位相が反転した第2の入力信号が入力され、 前記第1及び第2のMOSトランジスタの結節点から、該
第1の電源と第2の電源の中間の電位であって、該第1
の入力信号のレベルをシストした出力信号が出力される
ように、前記第1及び第2のMOSトランジスタそれぞれ
の電流駆動能力が設定されていることを特徴とする半導
体回路。 - 【請求項2】前記第1の電源と第2の電源との間に直列
接続された同じ導電型の第3及び第4のMOSトランジス
タからなる回路であって、 該第3のMOSトランジスタのゲートには、前記第2の入
力信号が入力され、 該第4のMOSトランジスタのゲートには、前記第1の入
力信号が入力され、 前記第3及び第4のMOSトランジスタの結節点から、前
記出力信号とは位相の反転した第2の出力信号が出力さ
れるように、前記第3及び第4のMOSトランジスタそれ
ぞれの電流駆動能力が設定されている第2の回路をさら
に有することを特徴とする請求項1記載の半導体回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1222488A JP2690060B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 半導体回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1222488A JP2690060B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 半導体回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0385817A JPH0385817A (ja) | 1991-04-11 |
JP2690060B2 true JP2690060B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=16783216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1222488A Expired - Lifetime JP2690060B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 半導体回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2690060B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007258891A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Nec Electronics Corp | 相補信号生成回路 |
KR100891300B1 (ko) * | 2007-09-04 | 2009-04-06 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 장치 및 그 구동방법 |
JP5266156B2 (ja) | 2009-07-31 | 2013-08-21 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 差動増幅器 |
US8504320B2 (en) * | 2009-08-10 | 2013-08-06 | Advantest Corporation | Differential SR flip-flop |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5877318A (ja) * | 1981-11-02 | 1983-05-10 | Hitachi Ltd | レベル変換回路 |
-
1989
- 1989-08-29 JP JP1222488A patent/JP2690060B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0385817A (ja) | 1991-04-11 |
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