JP2690028B2 - 印刷制御装置および印刷用データバッファ装置 - Google Patents

印刷制御装置および印刷用データバッファ装置

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JP2690028B2 JP2077310A JP7731090A JP2690028B2 JP 2690028 B2 JP2690028 B2 JP 2690028B2 JP 2077310 A JP2077310 A JP 2077310A JP 7731090 A JP7731090 A JP 7731090A JP 2690028 B2 JP2690028 B2 JP 2690028B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、1画面の印刷データをドットに展開して保
持するいわゆるフルドットメモリを有する印刷制御装置
に関する。
[従来の技術] 従来の装置は、特開昭61−91692号公報に記載のよう
に、上記フルドットメモリのある区画内のドット情報が
オール‘0'又はオール‘1'であることを示すフラグを設
けたものがある。これは、フルドットメモリ上にデータ
の重ね書きを行う場合にフルドットメモリからデータを
一度読み出してから書き込みデータと論理和(OR)をと
り再度フルドットメモリに書き込むという合成処理の時
間を短縮するためのものである。すなわち、オール‘0'
の区画についてはその区画のドット情報を読みだすこと
なく合成すべき画像パターンをそのまま書込み、オール
‘1'の区画については書込み自体を省略する。また、表
示時にはオール‘0'またはオール‘1'の区画については
読みだしデータレジスタをリセットまたはセットした内
容を利用することによりメモリ読出しを省略して表示処
理時間を短縮する。
また、特開昭60−100178号公報には、上記フルドット
メモリのアドレスを構成するXアドレスとYアドレスの
区切りの位置を可変とすることにより、フルドットメモ
リの利用効率を向上させ、結果としてフルドットメモリ
の容量を削減しようとするものが開示されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、A3サイズ等の大きい紙サイズに対応するた
めに、さらには高精細化(1インチ当りのドット数増
大)のために、1画面のフルドットメモリの容量は増加
する傾向にある。また、カットシートの両面印刷機能を
有する高速レーザビームプリンタでは、効率的な印刷を
行うために、多数の画面分(例えば8画面分)のフルド
ットメモリを内蔵する必要がある。したがって、フルド
ットメモリ全体の容量は膨大となる。
しかし、前記特開昭61−91692号公報に開示の従来技
術は、重ね書きをする時の効率向上については考慮され
ているが、印刷用のフルドットメモリに適用したとして
も、フルドットメモリ自体の面数を減少させることはで
きず、メモリ容量削減にはつながらない。他方、前記特
開昭60−100178号公報に記載の従来技術は、フルドット
メモリのアドレスの内のXとYのアドレス領域の境界を
フレキシブルにして、容量を削減しようとしているが、
これによってもフルドットメモリの面数が削減されるも
のではない。
本発明の目的は、フルドットメモリの容量を大幅に削
減し、しかもフルドットメモリからのデータを読み出し
の効率を上げることができる印刷制御装置および印刷用
データバッファ装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明による印刷制御装
置は、印刷するデータをプリンタ機構部に送出する前
に、画素単位にドットの有無を表わすドット情報を格納
するドットメモリにドット情報を展開し、該メモリから
ドット情報を読みだしてプリンタ機構部へ送出する印刷
制御装置において、前記ドットメモリから読みだしたド
ット情報を圧縮する圧縮手段と、該圧縮手段により圧縮
されたドット情報を格納する圧縮ドットメモリと、該圧
縮ドットメモリの内容を伸長して前記プリンタ機構部へ
送出する伸長手段と設けたものである。
この装置において、好ましくは、前記圧縮手段は、予
め定めたデータ単位にドットの有無を調べ、ドット無の
データ単位についてはフラグを立てるとともに当該ドッ
ト無のデータ単位の連続する回数をデータとして前記圧
縮ドットメモリへ書込み、ドット有のデータ単位につい
ては前記フラグを立てずに当該データ単位のドット情報
をそのまま前記圧縮ドットメモリへ書き込み、前記伸長
手段は、前記圧縮メモリのワードを順次読みだし、前記
フラグが立っていないワードについては、当該ワードが
示すドット情報を前記プリンタ機構部へ送出し、前記フ
ラグが立っているワードについては、当該ワードが示す
示す回数だけドット無のドット情報を繰返して前記プリ
ンタ機構部へ送出する。
前記データ単位は、予め定めた1または複数のワード
を単位とすることができる。この場合、前記圧縮手段
は、1ラスタのデータ中、ラスタエンドまで連続するド
ット無のデータ単位については、前記回数に代えて、予
め定めた識別コードを前記圧縮ドットメモリに書き込む
ようにしてもよい。
前記データ単位としては、1ラスタを単位とすること
も可能である。
前記圧縮手段は1ページの最後に、ページエンドの識
別コードを前記圧縮ドットメモリに書き込むようにして
もよい。
なお、本発明による印刷制御装置の特徴部を、既存の
印刷制御装置とプリンタ機構部の間に介在させる印刷用
データバッファ装置として、印刷制御装置とは別体のも
のとみることもできる。
[作用] 印刷データは、まず圧縮しない状態で非圧縮フルドッ
トメモリに展開する。このフルドットメモリは必ずしも
1ページ分全部の容量がある必要はない。あるバンド幅
でも対応が可能である。次にのフルドットメモリから順
次データを読み出し、圧縮フルドットメモリに書き込ん
でゆく。この時、1ワード中に1ドットでも印刷するデ
ータがあると(ドット情報有)、圧縮フルドットメモリ
のフラグビットを‘0'とする。1ワード中のデータが全
部‘0'の場合は、フラグビットを‘1'とし、圧縮フルド
ットメモリのデータ部には、全部‘0'のデータが何ワー
ド続くかを書き込む。このような方法でフルドットメモ
リの内容を圧縮する。印刷機構部にデータを送るとき
は、圧縮フルドットメモリよりデータを読み出し、フラ
グビットに基づいて、読みだしデータをそのまま送出す
るか、データ‘0'を送出する(あるいはデータ送出自体
を止める)かを判断する。
本発明によれば、フルドットメモリ上にドット展開さ
れた印刷データを、複数ページ圧縮して保持することが
可能になるため、メモリ容量を削減することができる。
一般に、普通の文書の場合、1ページ内に印刷する黒ド
ットの数は、1ページを構成する全ドット数の4%程度
であると言われている。これを前提に考えると、必要と
なるメモリの容量は1/25になる。A3で両面に600ドット
/インチの密度で印刷を行う場合、両面印刷の機構上、
常に8面のフルドットメモリを保持しなければならない
とすると、A3、1面当りのフルドットメモリの容量は8.
8MB、これが8面なので約70MB必要となる。本発明で
は、これを2.8MBとすることができ、非圧縮フルドット
メモリの8.8MBを加えても11.6MBで済む。
また、データが全ビット‘0'のワードが連続する場
合、圧縮フルドットメモリからデータを読み出す必要が
なくなるので、処理速度を向上させることができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。本
図はプリンタ制御装置の全体の構成を示す。破線で囲っ
た部分10が本発明による追加部分である。本発明のプリ
ンタはフルドットメモリ(通常、1画面分の印刷データ
をドットに展開して保持するメモリ)を有するプリンタ
制御装置であれば、機構部の印刷方式に依らず適用でき
る。以下本実施例では、レーザビームを用いた電子写真
方式を例にとり説明をする。
ホストCPUより送られて来る印刷データは、チャネル
アダプタCHAで受信され、メインプロセッサMPで編集を
加えられる。この編集により、印刷データのうち、文字
データはページバッファPBに格納され、その他の書式や
図形、画像等のデータはグラフィックバッファGBに格納
される。1画面分のデータの編集が終ると、メインプロ
セッサMPはサブプロセッサSPに起動をかけた後、次のペ
ージの編集を開始する。起動を受けたサブプロセッサSP
は、ページバッファPBから文字データを読み出し、その
文字コードをフォントメモリFMを参照して文字パターン
に変換した上、非圧縮フルドットメモリN−FDMに展開
する。グラフィックバッファGBに格納されている。文字
以外のデータについては、各々の展開規則に従い、印刷
パターンに変換した上、非圧縮フルドットメモリN−FD
Mに展開する。
レーザビームプリンタでは、印刷するレーザビームが
通常横方向にスキャンされ、これを電気的にON/OFF制御
して感光ドラムに当てることにより印刷を行う。従っ
て、フルドットメモリに格納されたデータは順次横方向
にワード単位に読み出され、シリアライズ(パラレルシ
リアル変換)されてプリンタに送られる。そして順次1
つ下の行を同様に順次横方向に読み出してゆく。
従来の方法では、非圧縮フルドットメモリN−FDMか
ら直接上記手順で読み出し、プリンタに送出していた
が、本発明では、この非圧縮フルドットメモリN−FDM
上に展開したデータを圧縮して、一旦、別のメモリ(圧
縮フルドットメモリとよぶ)に保持する。圧縮処理時に
は、まず、破線内の圧縮回路12により非圧縮フルドット
メモリN−FDMよりデータを読み出し、これを圧縮して
圧縮フルドットメモリC−FDMに書き込む。このよう
に、1画面分の非圧縮フルドットメモリN−FDMを繰り
返して利用し、圧縮した状態で複数面の印刷データを圧
縮フルドットメモリC−FDMに保持する。伸張回路14は
上記圧縮フルドットメモリC−FDMよりデータを読み出
し、これを伸張し、シリアライズしてプリンタ機構部PR
に送出する。
したがって、本実施例の構成によれば、1画面の非圧
縮フルドットメモリを必要とするが、圧縮フルドットメ
モリについては比較的小容量で従来の複数画面分の非圧
縮フルドットメモリに相当する印刷データを格納するこ
とができる。
第2図は、非圧縮フルドットメモリN−FDMからデー
タを読み出し、圧縮フルドットメモリC−FDMに書き込
む部分である圧縮回路12のハードウエア構成をN−FDM
およびC−FDMとともに示したものである。非圧縮フル
ドットメモリN−FDMは1画面分を表現できるビット数
で構成され、通常x方向に2バイトあるいは4バイト等
を1ワードとしている。このワードを選ぶアドレスNADR
はxアドレスとyアドレスから構成されている。非圧縮
フルドットメモリN−FDMからの読み出しデータは、一
旦、リードレジスタRDRに入る。圧縮回路12は、このリ
ードレジスタRDRの内容に基づいてフラグレジスタFR,カ
ウンタCNTの値を決定し、その結果に応じて、圧縮メモ
リ書き込みアドレスCWADRを決定するとともに圧縮フル
ドットC−FDMに後述する所定の値を書き込む。
第3図に、圧縮処理の流れを示す。まず、非圧縮フル
ドットメモリN−FDMのアドレスNADRのx,yアドレスとも
‘0'とし、その他のレジスタも初期化する(301)。圧
縮フルドットメモリC−FDMには、連続して複数ページ
のデータを格納するため、圧縮メモリ書き込みアドレス
レジスタCWADRは初期化しない。
なお、C−FDMに連続して複数ページのデータを格納
するのではなく、C−FDMを一定容量(例えば256B)の
ブロックに分け、各ページを必要な複数のブロックで構
成していく方法もある。この方法では、メモリの利用効
率が若干落ちるが、各頁の先頭が常にブロックの先頭に
位置するのでC−FDMの管理は容易になる。
以上の準備をした上、N−FDMよりデータを読み出
し、RDRに格納する(302)。RDRの内容が全ビット‘0'
であるかどうかを判断し(303)、全ビットが‘0'でな
い場合はFRが‘0'かどうかをチェックする(304)。FR
は‘1'ビットのレジスタであり、前回処理を行った時、
RDRが全部‘0'であるとFRには‘1'が、それ以外の場合
は‘0'が入っている。FRが‘0'の場合、RDRの内容を圧
縮フルドットメモリC−FDMに書き込む。なお、この
時、C−FDMのフラグビットFLGも‘0'とする(305)。
続いて、C−FDMの書き込みアドレスCWADRを‘1'加算す
る(306)。次に、非圧縮フルドットメモリN−FDMのア
ドレスNADRのx座標を‘1'加算し(307)、これが境界
を越えていないことをチェックした上(308)、N−FDM
よりデータを読み出し、RDRに格納する処理に戻る(30
2)。境界を越えない間はこれらの処理を繰り返す。
次に、前記ステップ303でRDRが‘0'でなく、続くステ
ップ304でもFRが‘0'でない場合について説明する。こ
の場合はCNTの内容をC−FDMに格納し、C−FDMのFLGビ
ットを‘1'とする(309)。同時にFRを‘0'とする。こ
の処理は、RDR=‘0'の状態が何ワード続いたかCNTに格
納されているので、これをC−FDMに書き込むためのも
のである。FLGビット=‘1'はC−FDMのデータ部の内容
が印刷パターンではないことを示している。上記処理の
後、CWADRを更新して(310)、RDRをC−FDMに書き込む
処理(305)を実行する。
次に、前記ステップ303でRDRが‘0'であった場合につ
いて説明する。
RDR=‘0'であった場合、FRが‘0'であるかどうかを
チェックする(311)。FRが‘0'の場合、つまり前回のR
DRが‘0'でなかった場合は、FRを‘1'とし、CNTに‘1'
を入れ(312)、RDR=‘0'が1つ続いたことを記憶す
る。この後、NADRのxアドレスを更新し(307)、処理
を続行する。FR=‘1'の場合、つまり前回のRDRが‘0'
である場合は、CNTの値を更新し(313)、NADRのxアド
レスを更新して(307)、処理を続行する。
以上のようにして、NADRのxアドレスを更新し(30
7)、xアドレスの境界チェックの結果(308)、境界を
越えた時、C−FDMに予め定めたコードを書き込む(31
4)。このコードは、フルドットメモリ上のある地点か
らxアドレスが大きくなる方向つまりプリンタのレーザ
ビームがスキャンしていく方向には、もう印刷データが
ないことを意味する。この時、C−FDMのFLGビットは
‘1'とする。上記コードは、RDRのデータが全部‘0'の
状態が続いたかを示すカウント値と重複しないものであ
ればよい。例えば、A3の紙を長手方向にレーザスキャン
する場合、ドット密度が600ドット/インチであったと
しても、1ラスタ全部RDRのデータが全部‘0'の場合、
つまり、‘0'データカウント値の最大値は、A3長手方向
42cm(16.54″)×600dpi=9924ドット=620ワード(1
ワード=2バイト)=(026C)HEXなので、フルドットメ
モリの1ワードが2バイト以上あれば、少なくとも先頭
の2ビットを上記コード用に割り当てることが可能であ
る。本実施例では、ラスタ内印刷終了コードを‘10…0'
(314に示す)、ページ印刷終了コードを‘110…0'(31
9に示す)としている。なおこの時、C−FDMのFLGビッ
トは‘1'を書き込む。この後、CWADRを更新する(31
5)。次に、NADRのxアドレスを‘0'に戻し、yアドレ
スを更新し、FR,CNT両レジスタを‘0'に戻す(316)。
NADRのyアドレスが印刷境界を越えているかチェックし
(317)、まだであればN−FDMからのデータ読み出しの
処理(302)を繰り返す。上記yアドレスが境界を越え
た時は、ページ印刷終了コード‘110…0'をC−FDMに書
き込む(318)。同時にFLGビットに‘1'を書き込む。こ
の後、CWADRを更新して(319)、1ページ分の印刷デー
タ圧縮処理を終る。
第4図は、圧縮フルドットメモリC−FDMからデータ
を読み出し、これを伸張してプリンタ機構部PRに送り出
す伸長回路14のハードウェア構成を示す。圧縮フルドッ
トメモリC−FDMには、前述のようにデータ1ワードに
つき1ビットのフラグFLGがある。FLGが‘0'の場合はデ
ータ部には印刷データが格納され、‘1'の場合のデータ
部は全部‘0'のワードが何回続いたかを示す。ただし、
FLG=‘1'でデータ部が‘100…0'の場合はラスタ内印刷
終了、 ‘110…0'の場合はページ印刷終了を意味する。C−FDM
より読み出したFLGの内容はフラグレジスタFLGRに入
り、データは読み出しレジスタFDRに入る。FDRの内容は
プリンタ送出用レジスタPRRに転送され、パラレルシリ
アル変換器42によりシリアライズされてプリンタ機構部
PRに送られて、レーザ光をON/OFF制御する信号になる。
第5図は1ページ分の伸張処理を示すフローチャート
である。まずC−FDMよりデータを読み出し、FDRに格納
する(501)。同時にFLGの内容をFLGRに格納する。次
に、FLGRをチェックする(502)。FLGRが‘0'の場合はF
DRの内容をPRRに転送し(503)、シリアライズしてプリ
ンタ機構部PRにデータを送出する(504)。前記ステッ
プ502でFLGRが‘1'の場合は、PRRを‘0'とし(505)、F
DRの内容をチェックする(506)。FDRの内容が‘10…0'
である場合は、当該ラスタでの印刷データは以後存在し
ないので、プリンタ機構部PRより次のラスタの印刷に入
った旨の連絡が来るのを待ち(507)、それまでの間はP
RRに書き込まれている‘0'データをPRへ送出し続ける
(508)。FDRの内容が‘10…0'でない場合は‘110…0'
であるかをチェックする(509)。FDRが‘110…0'でな
い場合、FDRの内容は、印刷データなしが何ワード続く
かを表している。この場合は、FDRの内容を‘1'減算し
(510)、FDM1ワード分の‘0'データをPRRからプリンタ
機構部に送出する(511)。その後、FDRの内容が‘0'に
なったかどうかをチェックし(512)、‘0'でない場合
はステップ510,511を繰り返す。‘0'の場合は、圧縮FDM
の読み出し用アドレスCRADRを更新し(513)、ステップ
501に戻ってC−FDMよりデータを読み出す。ステップ50
9でFDRの内容が‘110…0'である場合、つまり、当該ペ
ージ内に印刷するデータがなくなった場合は、CRADRを
更新し(514)、ページの印刷処理を終了する。なお、
本説明中、‘0'データをプリンタ機構部に送出する(50
8,511)としたが、機構上本処理が不要であれば、省略
することができる。
以上述べて来た方法により、フルドットメモリ上にド
ット展開された印刷データを、複数ページ圧縮して保持
することができる。何頁分格納できるかは印刷データの
空白ワードの量によって変わる。
前述のように本実施例に述べた圧縮フルドットメモリ
は、連続したアドレスに複数のページを入れることを前
提にしており、この場合、書き込みアドレス、読み出し
アドレスが双方ともラップラウンドすることになるが、
この制御は本発明の範囲外であるので特に触れない。
前記実施例では、FLGビットを別としてC−FDMのワー
ド幅をN−FDMのワ−ド幅と一致させたが、C−FDMのワ
ード幅をN−FDMの複数ワード幅とし、N−FDMの複数ワ
ード単位にオール‘0'の判定を行うようにすることも可
能である。
また、前記実施例のデータ圧縮処理では、ラスタ単位
に圧縮を完結させたが、C−FDMの1ワードの最大値が
許容する限り、複数のラスタにまたがっても圧縮処理を
続行するようにすることもできる。
さらに、データ圧縮処理の別の方法として、フラグビ
ットを1ビット追加し、1ラスタすべてのデータが‘0'
であるラスタをこの追加フラグで示し、そのデータ部で
オール‘0'ラスタの連続する回数を示すようにしてもよ
い。これにより、圧縮フルドットメモリによる圧縮効率
をさらに向上させることができる。
[発明の効果] 本発明によれば、フルドットメモリ上にドット展開さ
れた印刷データを、比較的小容量のメモリに複数ページ
圧縮して保持することが可能になるため、必要なメモリ
容量を削減することができる。また、ドット無のデータ
単位が連続する場合、圧縮フルドットメモリからデータ
を読み出す必要がなくなるので、処理速度を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるプリンタ制御装置のブロッ
ク図、第2図は第1図内に示した圧縮回路のハードウェ
ア構成をN−FDMおよびC−FDMとともに示すブロック
図、第3図は前記圧縮回路の処理を示すフローチャー
ト、第4図は第1図内に示した伸張回路のハードウェア
構成をC−FDMとともに示したブロック図、第5図は前
記伸張回路の処理を示すフローチャートである。 10…本発明による追加部分、12…圧縮回路、14…伸長回
路、N−FDM…非圧縮フルドットメモリ、C−FDM…圧縮
ドットメモリ。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷するデータをプリンタ機構部に送出す
    る前に、画素単位にドットの有無を表わすドット情報を
    格納するドットメモリにドット情報を展開し、該メモリ
    からドット情報を読みだしてプリンタ機構部へ送出する
    印刷制御装置において、 前記ドットメモリから読みだしたドット情報を圧縮する
    圧縮手段と、 該圧縮手段により圧縮されたドット情報を格納する圧縮
    ドットメモリと、 該圧縮ドットメモリの内容を伸長して前記プリンタ機構
    部へ送出する伸長手段とを備え、 前記圧縮手段は、予め定めた一定長のデータ単位にドッ
    トの有無を調べ、ドット無のデータ単位についてはフラ
    グを立てるとともに当該ドット無のデータ単位の連続す
    る回数をデータとして前記圧縮ドットメモリへ書込み、
    ドット有のデータ単位については前記フラグを立てずに
    当該データ単位のドット情報をそのまま前記圧縮ドット
    メモリへ書き込み、前記伸長手段は、前記圧縮メモリの
    ワードを順次読みだし、前記フラグが立っていないワー
    ドについては、当該ワードが示すドット情報を前記プリ
    ンタ機構部へ送出し、前記フラグが立っているワードに
    ついては、当該ワードが示す回数だけドット無のドット
    情報を繰返して前記プリンタ機構部へ送出することを特
    徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】前記データ単位は、予め定めた1または複
    数のワードを単位とすることを特徴とする請求項1記載
    の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】前記圧縮手段は、1ラスタのデータ中、ラ
    スタエンドまで連続するドット無のデータ単位について
    は、前記回数に代えて、予め定めた識別コードを前記圧
    縮ドットメモリに書き込むことを特徴とする請求項2記
    載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】前記データ単位は、1ラスタを単位とする
    ことを特徴とする請求項1または2記載の印刷制御装
    置。
  5. 【請求項5】前記圧縮手段は1ページの最後に、ページ
    エンドの識別コードを前記圧縮ドットメモリに書き込む
    ことを特徴とする請求項1または4記載の印刷制御装
    置。
  6. 【請求項6】1画面分の印刷データをドット情報として
    格納するフルドットメモリを有する印刷制御装置とプリ
    ンタ機構部との間に配置され、前記印刷制御装置から受
    けた印刷するデータを一時記憶した後、プリンタ機構部
    へ送出する印刷用データバップ7装置であって、各ワー
    ドにフラグ記憶部を有し、印刷データを圧縮して格納す
    る圧縮ドットメモリと、前記印刷制御装置のフルドット
    メモリから読みだされたデータについて、予め定めた一
    定長のデータ単位にドットの有無を調べ、ドット無のデ
    ータ単位については前記フラグを立てるとともに当該ド
    ット無のデータ単位の連続する回数をデータとして前記
    圧縮ドットメモリへ書込み、ドット有のデータ単位につ
    いては前記フラグを立てずに当該データ単位のドット情
    報をそのまま前記圧縮ドットメモリへ書き込む圧縮手段
    と、前記圧縮ドットメモリのワードを順次読みだし、前
    記フラグが立っていないワードについては、当該ワード
    が示すドット情報を前記プリンタ機構部へ送出し、前記
    フラグが立っているワードについては、当該ワードが示
    す回数だけドット無のドット情報を繰返して前記プリン
    タ機構部へ送出することを特徴とする印刷用データバッ
    ファ装置。
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