JP2689031B2 - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

Info

Publication number
JP2689031B2
JP2689031B2 JP3068638A JP6863891A JP2689031B2 JP 2689031 B2 JP2689031 B2 JP 2689031B2 JP 3068638 A JP3068638 A JP 3068638A JP 6863891 A JP6863891 A JP 6863891A JP 2689031 B2 JP2689031 B2 JP 2689031B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating layer
layer
forming
conductive layer
lower electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3068638A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04304670A (ja
Inventor
薫 本並
喜紀 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3068638A priority Critical patent/JP2689031B2/ja
Priority to US07/851,409 priority patent/US5280444A/en
Priority to KR1019920005058A priority patent/KR970000718B1/ko
Priority to ITMI920773A priority patent/IT1259021B/it
Priority to DE4210855A priority patent/DE4210855C2/de
Publication of JPH04304670A publication Critical patent/JPH04304670A/ja
Priority to US08/156,749 priority patent/US5393688A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2689031B2 publication Critical patent/JP2689031B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor
    • H10B12/318DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor the storage electrode having multiple segments

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶装置に関
し、特にダイナミックランダムアクセスメモリ(DRA
M)の微細化に伴うキャパシタ容量を改善し得るキャパ
シタ構造およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置のうち、記憶情報のラン
ダムな入出力が可能なものにDRAM(Dynamic
Random Access Memory)があ
る。一般に、DRAMは、多数の記憶情報を蓄積する記
憶領域であるメモリセルアレイと、外部との入出力に必
要な周辺回路とから構成されている。図33は、一般的
なDRAMの構成を示すブロック図である。本図におい
て、DRAM50は、記憶情報のデータ信号を蓄積する
ためのメモリセルアレイ51と、単位記憶回路を構成す
るメモリセルを選択するためのアドレス信号を回路から
受取るためのロウアンドカラムアドレスバッファ52
と、そのアドレス信号を解読することによってメモリセ
ルを指定するためのロウデコーダ53およびカラムデコ
ーダ54と、指定されたメモリセルに蓄積された信号を
増幅して読出すセンスリフレッシュアンプ55と、デー
タ入出力のためのデータインバッファ56およびデータ
アウトバッファ57およびクロック信号を発生するクロ
ックジェネレータ58とを含んでいる。
【0003】半導体チップ上で大きな面積を占めるメモ
リセルアレイ51は、単位記憶情報を蓄積するためのメ
モリセルがマトリックス状に複数個配列されて形成され
ている。図34は、メモリセルアレイ51を構成するメ
モリセルの4ビット分の等価回路図を示している。図示
されたメモリセルは、1個のMOS(Metal Ox
ide Semiconductor)トランジスタ
と、これに接続された1個のキャパシタとから構成され
るいわゆる1トランジスタ1キャパシタ型のメモリセル
を示している。このタイプのメモリセルは構造が簡単な
ためメモリセルアレイの集積度を向上させることが容易
であり、大容量のDRAMに広く用いられている。
【0004】また、DRAMのメモリセルは、キャパシ
タの構造によっていくつかのタイプに分けることができ
る。図35は、典型的なスタックトタイプキャパシタを
有するメモリセルの断面構造図であり、たとえば特公昭
60−27845号公報などに示されている。図35を
参照して、メモリセルは1つのトランスファゲートトラ
ンジスタと1つのスタックトタイプキャパシタ(以下ス
タックトタイプキャパシタと称す)と備える。トランス
ファゲートトランジスタは、シリコン基板1表面に形成
された1対のソース・ドレイン領域6、6とシリコン基
板1表面上に絶縁層を介して形成されたゲート電極(ワ
ード線)4とを備える。スタックトタイプキャパシタは
ゲート電極4の上部からフィールド分離膜2の上部にま
で延在し、かつその一部がソース・ドレイン領域6、6
の一方側に接続された下部電極(ストレージノード)1
1と、下部電極11の表面上に形成された誘電体層12
と、さらにその表面上に形成された上部電極(セルプレ
ート)13とから構成される。さらに、キャパシタの上
部には層間絶縁層20を介してビット線15が形成さ
れ、ビット線15はビット線コンタクト16を介してト
ランスファゲートトランジスタの他方のソース・ドレイ
ン領域6に接続されている。このスタックトタイプキャ
パシタの特徴点は、キャパシタの主要部をゲート電極や
フィールド分離膜の上部にまで延在させることによりキ
ャパシタの電極間の対向面積を増大させ、所望のキャパ
シタ容量を確保していることである。
【0005】一般的にキャパシタの容量は電極間の対向
面積に比例し、誘電体層の厚みに反比例する。したがっ
て、キャパシタ容量の増大という点から、キャパシタの
電極間対向面積を増大させることが望ましい。一方、D
RAMの高集積化に伴い、メモリセルサイズは大幅に縮
小されてきている。したがって、キャパシタ形成領域も
同様に平面的な占有面積が減少される傾向にある。しか
しながら、記憶装置としてのDRAMの安定動作あるい
は、信頼性の観点から1ビットのメモリセルに蓄え得る
電荷量を減少させるわけにはいかない。このような相反
する制約条件を満たすために、キャパシタの平面的な占
有面積を減少させ、かつ電極間の対向面積を増大し得る
キャパシタ構造の改良が種々の形で提案されている。
【0006】図36は、「Symposium on
VLSI Tech.p56(1989)」に記載され
たいわゆる円筒型のスタックトタイプキャパシタを備え
たメモリセルの断面構造図である。図36を参照して、
トランスファゲートトランジスタはその周囲を絶縁層2
2に覆われたゲート電極(ワード線)4cを備える。な
お、ソース・ドレイン領域は図示が省略されている。さ
らに、ワード線4dはその周囲を絶縁層22によって覆
われ、かつシリコン基板1表面上にシールドゲート絶縁
膜41を介して形成されたシールド電極40の表面上に
形成されている。キャパシタの下部電極11はゲート電
極4cおよびワード線4dの表面を覆う絶縁層22の表
面上に形成されたベース部分11aと、ベース部分11
a表面から鉛直上方にほぼ円筒状に延びた円筒部分11
bとから構成される。さらに、下部電極11の表面には
誘電体層および上部電極が順次積層される(図示せ
ず)。円筒型スタックトタイプキャパシタは電界蓄積領
域としてベース部分11aのみならず円筒部分11bを
利用することが可能であり、特にこの円筒部分11bに
よってキャパシタの平面占有面積を増大させることなく
キャパシタ容量を増大することが可能となる。また、絶
縁層22の表面上には部分的に窒化膜42が残余する。
【0007】次に、図36に示されるメモリセルの製造
工程について図37ないし図42を用いて説明する。
【0008】まず、図37を参照して、シリコン基板1
表面にシールドゲート絶縁膜41、シールド電極40、
ワード線4c、4d、絶縁層22および窒化膜42を所
定の形状に形成する。
【0009】次に、図38を参照して、シリコン基板1
表面上に多結晶シリコン層を堆積し、所定の形状にパタ
ーニングする。これによりキャパシタの下部電極11の
ベース部分11aが形成される。
【0010】さらに、図39を参照して、全面に絶縁層
43を厚く形成する。そして、エッチングにより絶縁層
43中に下部電極のベース部分11aに達する開口部4
4を形成する。さらに、この開口部44の内部表面およ
び絶縁層43の表面上に多結晶シリコン層110bを堆
積する。
【0011】さらに、図40を参照して、異方性エッチ
ングにより多結晶シリコン層110bを選択的にエッチ
ング除去する。これにより、キャパシタの下部電極11
のベース部分11aの表面から鉛直上方に延びた円筒部
分11bが形成され、下部電極11が完成する。
【0012】さらに、図41に示すように、下部電極1
1の表面上に順次誘電体層12および上部電極13を形
成する。
【0013】さらに、図42に示すように、シリコン基
板1表面上の全体を層間絶縁層20で覆った後、所定の
位置にコンタクトホールを形成し、コンタクトホールの
内部にビット線コンタクト部16を形成する。その後、
層間絶縁層20表面上にビット線コンタクト部16と接
続されるビット線15が形成される(図示せず)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の円筒
型スタックトタイプキャパシタは、下部電極11のベー
ス部分11aと円筒部分11bとは異なる製造工程にお
いて形成されている。このために、複数の膜形成工程や
マスクパターニング工程を必要とし、製造工程が複雑で
あった。また、下部電極11のベース部分11aおよび
円筒部分11bは共にCVD法などを用いた製膜工程に
より電極の最終的な表面形状が規定される。したがっ
て、下部電極11を薄膜構造で形成しようとすると、段
差の多い絶縁層表面上や狭い開口部の内部に下部電極材
料である多結晶シリコンを均一に形成することは困難な
場合があり、薄膜の被覆性の点から膜質の信頼性が低下
する場合が生じる。さらに、下部電極11のベース部分
11aと円筒部分11bとは接続部分が形成され、この
接続部分では下部電極11の表面上に形成される誘電体
層の絶縁信頼性が劣化するという問題も生じた。
【0015】したがって、この発明は上記のような問題
点を解消するためになされたもので、製造が容易で、か
つ膜質の優れた下部電極を有し、かつ所望のキャパシタ
容量を備えたキャパシタを有する半導体記憶装置の構造
およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】半導体記憶装置は、主表
面を有する半導体基板と、半導体基板の主表面上で所定
の方向に延在するワード線と、ワード線に交差する方向
に延在するビット線と、メモリセルとを備える。メモリ
セルは、ワード線とビット線との交差部近傍に位置する
半導体基板の主表面上に形成され、トランスファゲート
トランジスタとキャパシタとを有する。上記のような半
導体記憶装置において、請求項1に係る発明は、以下の
ことを特徴とする。すなわち、半導体記憶装置は、ワー
ド線およびビット線を覆うように半導体記憶装置の主表
面上に形成され、かつトランスファゲートトランジスタ
のソース・ドレイン領域となるべき1対の不純物領域の
うちの一方に達する開口部を有する絶縁層を備える。キ
ャパシタは、上記絶縁層の表面に沿って形成され、開口
部を通して不純物領域に接続された第1の部分と、半導
体基板の主表面に対して垂直な断面が線対称形状を有す
る空間の側面を取囲むように第1の部分の表面から一体
的に上方へ突出して形成された第2の部分とを含む下部
電極層と、下部電極層の表面上に形成された誘電体層
と、誘電体層の表面上に形成された上部電極層とを備え
る。
【0017】請求項2に係る半導体記憶装置は、さら
に、キャパシタの下部電極層の第2の部分が、半導体基
板の主表面に対して平行な方向の膜厚が段階的に変化す
るように形成されている。
【0018】請求項3に係る半導体記憶装置は、半導体
基板の主表面に形成された不純物領域に接続されたスタ
ックトキャパシタを備えており、その製造方法は以下の
工程を有する。
【0019】まず、不純物領域が形成された半導体基板
の主表面上に不純物領域に達する開口部を有する第1絶
縁層を形成する。次に、第1絶縁層の表面上および開口
部の内部に第1導電層を形成する。さらに、第1導電層
の1つのスタックトキャパシタの下部電極となるべき領
域の周囲に、第1絶縁層に達する開口領域を形成する。
そして、開口領域の内部に絶縁層を形成する。さらに、
第2絶縁層の上部が第1導電層の表面から突出するよう
に第1導電層をエッチングする。さらに、第1導電層の
表面から突出した第2絶縁層の側壁に側壁絶縁層を形成
する。そして、側壁絶縁層をマスクとして第1導電層を
エッチングし、第1導電層の内部に凹部を形成する。さ
らに、第2絶縁層および側壁絶縁層を除去した後、第1
導電層の表面上に誘電体層を形成する。さらに、誘電体
層の表面上に第2導電層を形成する。
【0020】請求項4に係る半導体記憶装置の製造方法
は、以下の工程を備える。
【0021】まず、不純物領域が形成された半導体基板
の主表面上に不純物領域に達する開口部を有する第1絶
縁層を形成する。次に、第1絶縁層の表面上および開口
部の内部に第1導電層を形成する。さらに、第1導電層
の1つのスタックトキャパシタの下部電極となるべき領
域の周囲に第1絶縁層に達する開口領域を形成する。さ
らに、開口領域に取り囲まれた第1導電層の表面上に選
択的にエッチング用マスク層を形成する。さらに、エッ
チング用マスク層をマスクとして第1導電層をエッチン
グし、第1導電層表面に凹部を形成する。さらに、第1
導電層の表面上に誘電体層を形成する。さらに、誘電体
層の表面上に第2導電層を形成する。
【0022】
【作用】請求項1および請求項2に係る半導体記憶装置
のキャパシタは、下部電極の第1の部分および第2の部
分が一体的に形成されている。このために、第1の部分
と第2の部分の間に接続部分が形成されていた従来のキ
ャパシタで生じたような膜質の信頼性劣化の問題を解消
することができる。また、基板表面の鉛直上方に突出し
た第2の部分に段差形状を設けることによりキャパシタ
の容量部分の面積が拡大し、キャパシタ容量を増大する
ことができる。
【0023】請求項3、4に係る半導体記憶装置の製造
方法においては、第1導電層の表面上に形成されるマス
ク層はリソグラフィを用いたマスクパターンあるいは異
方性エッチングにより自己整合的に形成された側壁絶縁
層を用いた絶縁層のパターンのいずれを用いることも可
能である。後者の場合には、第1導電層の内部に凹部を
形成する工程はすべて自己整合的に行なうことができ
る。
【0024】すなわち、請求項3に係る半導体記憶装置
の製造方法においては、キャパシタの下部電極となるべ
き第1導電層を厚く形成した後、側壁絶縁層をマスクと
して第1導電層の内部に自己整合的に凹部を形成するこ
とにより第1の部分を形成している。このような工程を
用いることにより、エッチング法によってキャパシタの
下部電極の最終的な形状を規定することができる。また
このエッチング工程は繰返して行なうことが可能であ
る。その結果、下部電極を構成する第1導電層の内面あ
るいは外面に複数の段差部分を形成することが可能であ
る。
【0025】
【実施例】以下、この発明の実施例について図を用いて
詳細に説明する。
【0026】図1は、この発明の第1の実施例によるメ
モリセルアレイの断面構造図である。図2はメモリセル
アレイの平面構造図であり、図1は、この図2中の切断
線II−IIに沿った方向からの断面構造図を示してい
る。
【0027】まず、主に図2を参照して、シリコン基板
1表面には、行方向に平行に延びた複数のゲート電極
(ワード線)4と、列方向に互いに平行に延びた複数の
ビット線15と、ワード線4とビット線15との交差部
近傍に配置された複数のメモリセルが形成されている。
【0028】図1および図2を参照して、メモリセルは
1つのトランスファゲートトランジスタ3と1つのキャ
パシタ10とから構成される。互いに隣接するこれらの
素子の間はフィールド分離膜2によって絶縁分離され
る。トランスファゲートトランジスタ3はシリコン基板
1表面に形成された1対のソース・ドレイン領域6、6
と、その間に位置するシリコン基板1表面上にゲート絶
縁膜5を介して形成されたゲート電極(ワード線)4と
を備える。ゲート電極4の周囲は上敷絶縁層22aと側
壁絶縁層22bからなる絶縁層22によって覆われてい
る。
【0029】次に、ビット線15は、トランスファゲー
トトランジスタ3の一方のソース・ドレイン領域6とビ
ット線コンタクト16を通して接続されている。ビット
線15は、キャパシタ10の上端部より低い位置に形成
され、その周囲は上敷絶縁層20a、側壁絶縁層20b
とからなる絶縁層20で覆われている。
【0030】キャパシタ10は、下部電極(ストレージ
ノード)11と誘電体層12および上部電極(セルプレ
ート)13とから構成されている。下部電極11は、説
明の便宜上2つの部分に分けることができる。下部電極
11の第1の部分11aはコンタクトホール14を通し
てビット線コンタクトと反対側のソース・ドレイン領域
6に接続され、かつワード線4あるいはビット線15の
上部に絶縁層22a、22b、20a、20bを介在し
て延在している。また、下部電極11の第2の部分11
bは、第1の部分11aの表面上からほぼ鉛直上方に向
かって立壁状に突出している。第2の部分11bの中央
部には、あとで説明するように、エッチング法を用いて
形成された凹部201が形成されている。言い換える
と、第2の部分11bは、この凹部201の側壁面を取
り囲むように形成されている。この第2の部分11bの
内周面は段差面11cが形成されている。この下部電極
11の第1の部分11aと第2の部分11bは同一材料
で一体的に形成されている。したがって、異なった製造
工程によって別々に成形される場合に比べて、層の継ぎ
目上に形成される絶縁層の膜質劣化が生じるといった問
題を防止できる。また、第2の部分11bの凹部201
は、エッチング法により任意の段差形状に形成すること
ができる。そして、キャパシタの容量領域としてこの第
2の部分11bの外周面および内周面の全表面を利用す
ることができる。そして、外周面の形状は、第2の部分
の内周面あるいは第1の部分の表面形状から独立して設
定することができるため、キャパシタの容量設定が容易
となる。
【0031】誘電体層12は酸化膜あるいは酸化膜と窒
化膜の複合膜などが用いられる。また、上部電極13は
多結晶シリコンなどから形成される。上部電極13の表
面上には層間絶縁層23が形成され、さらにその表面上
に配線層24が配置されている。
【0032】次に、図1に示されるメモリセルの断面構
造の製造工程について説明する。図3ないし図19はメ
モリセルの製造工程を順に示す断面構造図である。
【0033】まず、図3に示すように、シリコン基板1
の主表面上の所定領域に素子を分離するためのフィール
ド酸化膜2およびチャネルストップ領域(図示せず)を
形成する。
【0034】次に、図4に示すように、シリコン基板1
の表面に熱酸化膜、CVD(chemical Vap
or Deposition)法による多結晶シリコン
層および酸化膜などの絶縁層を形成し、フォトリソグラ
フィ法およびエッチング法を用いてワード線4、上敷絶
縁層22a、ゲート絶縁膜5を形成する。さらに、全面
にCVD法を用いて酸化膜を堆積した後、異方性エッチ
ングを施すことにより側壁絶縁層22bを形成する。そ
の後、絶縁層22a、22bに覆われたワード線4をマ
スクとしてシリコン基板1表面にn型不純物をイオン注
入し、1対のソース・ドレイン領域6、6を形成する。
【0035】さらに、図5を参照して、シリコン基板1
表面上の全面に導電層、たとえばドープドポリシリコン
層、金属層あるいは金属シリサイド層を形成する。さら
にその表面上に酸化膜、窒化膜あるいは酸化膜と窒化膜
の積層膜からなる絶縁層を形成する。そして、フォトリ
ソグラフィ法およびエッチング法を用いて絶縁層および
導電層をパターニングし、ビット線15および上敷絶縁
層20aを形成する。さらに、全面に酸化膜、窒化膜な
どの絶縁層を堆積し、異方性エッチングを施すことによ
りビット線15の側壁に側壁絶縁層20bを形成する。
【0036】さらに、図6に示すように、シリコン基板
1表面上の全面にCVD法を用いて多結晶シリコン層1
10を厚く堆積する。
【0037】さらに図7に示すように、フォトリソグラ
フィ法およびエッチング法を用いて多結晶シリコン層1
10の所定の領域に開口領域30を形成する。この開口
領域30は、多結晶シリコン層110を各々のキャパシ
タの下部電極11となるべき独立した領域110aに分
割する。
【0038】さらに、図8に示すように、多結晶シリコ
ン層110aの表面上および開口領域30の内部にCV
D法を用いて酸化膜などの絶縁層111を形成する。
【0039】その後、図9に示すように、絶縁層111
をエッチングし、多結晶シリコン層110aの表面を露
出させる。
【0040】さらに、図10に示すように、下部電極と
なるべき多結晶シリコン層110aを所定の厚さまでエ
ッチング除去する。エッチングされた多結晶シリコン層
110aの表面位置は、最終的にキャパシタの下部電極
11の上端面位置となる。たとえば、図中に示された高
さLA は0.5〜1μm程度に形成される。また、この
エッチング工程において絶縁層111aはエッチングの
選択性により多結晶シリコン層110aの表面から突出
した状態で残余する。
【0041】次に、図11に示すように、絶縁層111
aおよび多結晶シリコン層110aの表面上にCVD法
を用いて酸化膜などの絶縁膜112を堆積する。
【0042】さらに、図12に示すように、絶縁層11
2を異方性エッチングし、絶縁層111aの側壁にのみ
側壁絶縁層112aを形成する。多結晶シリコン層11
0aの表面を覆う側壁絶縁層112aの長さL1 は、絶
縁層112の堆積時の膜厚にほぼ等しい。したがって、
絶縁層112の堆積時の膜厚を調整することにより側壁
絶縁層112aの長さL1 を調整することができる。
【0043】そして、図13に示すように、絶縁層11
1a、112aをマスクとして多結晶シリコン層110
aをエッチングし、深さL2 の凹部201aを形成す
る。エッチングには反応性異方エッチングなどの異方性
エッチングが用いられる。
【0044】さらに、図14に示すように、全面にCV
D法を用いて酸化膜などの絶縁層113を堆積する。
【0045】そして、図15に示すように、絶縁層11
3を異方性エッチングすることにより多結晶シリコン層
110aの凹部の側壁にのみに側壁絶縁層113aを形
成する。側壁絶縁層113aが多結晶シリコン層110
aの表面を覆う長さL3 は、絶縁層113の堆積時の膜
厚とほぼ等しい。
【0046】そして、図16に示すように、今度はこの
側壁絶縁層113aをマスクとして多結晶シリコン層1
10aを異方性エッチングする。これにより、さらに深
さL 4 の凹部201bが形成される。
【0047】その後、図17に示すように、絶縁層11
1a、112a、113aをエッチング除去する。以上
の工程により内周面に段差形状の凹部201を有する下
部電極11が形成される。
【0048】さらに、図18に示すように、下部電極1
1の表面上に酸化膜、窒化膜あるいは酸化膜と窒化膜の
複合膜などからなる誘電体層12を形成する。さらに、
その表面上に多結晶シリコンからなる上部電極13を形
成する。
【0049】そして、図19に示すように、上部電極1
3の表面上を層間絶縁層23で被覆する。さらに層間絶
縁層23の表面上にフォトリソグラフィ法およびエッチ
ング法を用いて配線層24を形成する。以上の工程によ
り図1に示すメモリセルが完成する。
【0050】上記のように、図19に示す下部電極11
の容量領域の各々の長さLA 、L1 、L2 、L3
4、LB は各々の異なる製造工程によって規定されて
いる。したがって、キャパシタの必要とされる容量に応
じて各々の寸法を容易に選択することが可能である。
【0051】次に、この発明の第2の実施例について説
明する。図20は第2の実施例を示すメモリセルの断面
構造図である。第2の実施例におけるキャパシタの下部
電極11は、立壁形状を有する第2の部分11bの内周
面のコーナー部は緩やかな曲率を持つ曲面に形成されて
いる。誘電体層12はこの内周面の表面に沿って形成さ
れている。下部電極11の立壁部分11bの内周面を曲
面で構成することにより、その表面上に形成される薄い
誘電体層12の被覆性を改善する。すなわち、このよう
な曲面を構成することにより角部で誘電体層の被覆性が
劣化して膜厚が不均一となるという問題を防止すること
ができる。
【0052】次に、図20に示すメモリセルの製造工程
について説明する。図21ないし図25は図20に示す
メモリセルの主要な製造工程を示す断面構造図である。
なお、第1の実施例における図3ないし図13に示す工
程は、この第2の実施例においてもそのまま適用するこ
とができる。以下では、それに引き続く工程について説
明する。
【0053】まず、図21に示すように、エッチング用
マスク層として形成された絶縁層111a、112a、
およびこれらのマスク層を用いて形成された凹部を有す
る多結晶シリコン層110aの表面上に酸化膜などの絶
縁層113をCVD法を用いて形成する。
【0054】さらに、図22に示すように、絶縁層11
3を異方性エッチングし、側壁絶縁層113aを形成す
る。
【0055】さらに、図23に示すように、絶縁層11
1a、112a、113aをマスクとして下部電極を構
成する多結晶シリコン層110aを等方性エッチングに
よりエッチングする。このエッチングにより絶縁層に覆
われていない多結晶シリコン層の領域および側壁絶縁層
113aの下部に位置する多結晶シリコン層の一部が除
去される。
【0056】その後、図24に示すように、絶縁層11
1a、112a、113aをエッチング除去する。これ
によりキャパシタの下部電極11が完成する。
【0057】その後、図25に示すように、下部電極1
1の表面上に誘電体層12および上部電極13を形成す
る。
【0058】さらに、図26に示すように、上部電極1
3の表面上に層間絶縁層23を形成する。さらに、層間
絶縁層23の表面上に所定形状の配線パターン24を形
成する。以上の工程により図20に示すメモリセルが完
成する。
【0059】さらに、この発明の第3の実施例について
説明する。図26は第3の実施例によるメモリセルの断
面構造図である。第3の実施例の特徴点は、キャパシタ
の下部電極11は、立壁形状を有する第2の部分11b
の内周面と外周面に段差部分11c、11dが形成され
ていることである。これらに下部電極11の第2の部分
11bの内外表面に段差部を形成することによりキャパ
シタの電極間対向面積を増大し、キャパシタ容量が増大
する。
【0060】次に、図26に示すメモリセルの主要な製
造工程について説明する。図27ないし図32はその主
要な製造工程を示す断面構造図である。なお、第1実施
例の図3ないし図7に示す工程は、この実施例において
もそのまま適用可能である。図7に示す工程に引き続い
て、図27に示すように、開口領域30に囲まれた下部
電極となるべき多結晶シリコン層110aの表面上に、
フォトリソグラフィ法およびエッチング法を用いてレジ
ストパターン31を形成する。
【0061】次に、図28に示すように、レジストパタ
ーン31をマスクとして異方性エッチングにより多結晶
シリコン層110aを所定の深さまでエッチングする。
これにより多結晶シリコン層110aの表面に凹凸部が
形成される。
【0062】さらに、図29に示すように、全面にCV
D法を用いて酸化膜などの絶縁層114を堆積する。
【0063】さらに、図30に示すように、絶縁層11
4の表面上に、リソグラフィ法を用いて下部電極11の
凹部を形成すべき領域にのみ開口を有するレジストパタ
ーン32を形成する。そして、このレジストパターン3
2をマスクとして絶縁層114および多結晶シリコン層
110aをエッチングする。
【0064】その後、図31に示すように、レジストパ
ターン32および絶縁層114を除去する。この工程に
よりキャパシタの下部電極11が完成する。キャパシタ
の下部電極11はその内周面および外周面に段差面11
c、11dが形成されている。
【0065】その後、図32に示すように、下部電極1
1の表面上に誘電体層12および上部電極13を形成す
る。
【0066】さらに、層間絶縁層23で上部電極13の
表面上を覆った後、配線層24を形成する。以上の工程
により、図26に示すメモリセルが完成する。
【0067】このように、上記第1ないし第3の実施例
は、厚く形成した多結晶シリコン層をエッチング法を用
いて多結晶シリコン層を部分的に除去することにより自
身の内周面あるいは外周面に段差を有する一体成形の下
部電極11が形成される。そして、第1実施例および第
2実施例においては異方性エッチングにより形成される
側壁絶縁層をマスクとして用いた自己整合的方法により
段差形状が形成される。従って、複雑なマスク工程を省
略することにより、製造方法が簡略化される。なお、上
記実施例においてはキャパシタ11の下部電極の内周面
に形成される段差が1段あるいは2段の場合について説
明したが、側壁絶縁膜のマスクを用いたエッチングプロ
セスを複数回繰返すことによりさらに多くの段差部分を
形成することができる。
【0068】また、キャパシタの下部電極の材料として
は多結晶シリコンに限定されるものではなく、たとえば
金属層などを用いても構わない。さらに、誘電体層とし
てはたとえば強誘電体材料などを用いても構わない。
【0069】
【発明の効果】このように、この発明による半導体記憶
装置のキャパシタは、絶縁層上に突出した下部電極の内
部をエッチングによりくり抜いて凹部を形成することに
より一体成形された下部電極を構成することによって電
極間対向面積が増大したキャパシタを実現することがで
きる。
【0070】また、キャパシタの下部電極を構成する導
電層をエッチングマスクを用いたエッチング法により一
体的に形成するようにしたので、簡単な製造工程により
容量の増大したキャパシタを製造することができる。さ
らに、エッチングマスクを異方性エッチングを用いた側
壁絶縁層を用いたため、自己整合的にキャパシタを製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例によるDRAMのメモ
リセルの断面構造図である。
【図2】図1に示すメモリセルの平面構造図である。
【図3】図3は図1に示すメモリセルの製造工程を示す
第1工程図である。
【図4】図4は図1に示すメモリセルの製造工程を示す
第2工程図である。
【図5】図5は図1に示すメモリセルの製造工程を示す
第3工程図である。
【図6】図6は図1に示すメモリセルの製造工程を示す
第4工程図である。
【図7】図7は図1に示すメモリセルの製造工程を示す
第5工程図である。
【図8】図8は図1に示すメモリセルの製造工程を示す
第6工程図である。
【図9】図9は図1に示すメモリセルの製造工程を示す
第7工程図である。
【図10】図10は図1に示すメモリセルの製造工程を
示す第8工程図である。
【図11】図11は図1に示すメモリセルの製造工程を
示す第9工程図である。
【図12】図12は図1に示すメモリセルの製造工程を
示す第10工程図である。
【図13】図13は図1に示すメモリセルの製造工程を
示す第11工程図である。
【図14】図14は図1に示すメモリセルの製造工程を
示す第12工程図である。
【図15】図15は図1に示すメモリセルの製造工程を
示す第13工程図である。
【図16】図16は図1に示すメモリセルの製造工程を
示す第14工程図である。
【図17】図17は図1に示すメモリセルの製造工程を
示す第15工程図である。
【図18】図18は図1に示すメモリセルの製造工程を
示す第16工程図である。
【図19】図19は図1に示すメモリセルの製造工程を
示す第17工程図である。
【図20】この発明の第2の実施例によるDRAMのメ
モリセルの断面構造図である。
【図21】図21は図20に示すメモリセルの製造工程
を示す第1工程図である。
【図22】図22は図20に示すメモリセルの製造工程
を示す第2工程図である。
【図23】図23は図20に示すメモリセルの製造工程
を示す第3工程図である。
【図24】図24は図20に示すメモリセルの製造工程
を示す第4工程図である。
【図25】図25は図20に示すメモリセルの製造工程
を示す第5工程図である。
【図26】この発明の第3の実施例によるDRAMのメ
モリセルの断面構造図である。
【図27】図27は図26に示すメモリセルの製造工程
を示す第1工程図である。
【図28】図28は図26に示すメモリセルの製造工程
を示す第2工程図である。
【図29】図29は図26に示すメモリセルの製造工程
を示す第3工程図である。
【図30】図30は図26に示すメモリセルの製造工程
を示す第4工程図である。
【図31】図31は図26に示すメモリセルの製造工程
を示す第5工程図である。
【図32】図32は図26に示すメモリセルの製造工程
を示す第6工程図である。
【図33】一般的なDRAMの構成を示すブロック図で
ある。
【図34】一般的なDRAMのメモリセルの等価回路図
である。
【図35】従来の1例を示すDRAMのスタックトタイ
プキャパシタを備えたメモリセルの断面構造図である。
【図36】従来の他の例を示すDRAMのメモリセルの
断面構造図である。
【図37】図37は図36に示すメモリセルの製造工程
を示す第1工程図である。
【図38】図38は図36に示すメモリセルの製造工程
を示す第2工程図である。
【図39】図39は図36に示すメモリセルの製造工程
を示す第3工程図である。
【図40】図40は図36に示すメモリセルの製造工程
を示す第4工程図である。
【図41】図41は図36に示すメモリセルの製造工程
を示す第5工程図である。
【図42】図42は図36に示すメモリセルの製造工程
を示す第6工程図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 3 トランスファゲートトランジスタ 4 ゲート電極(ワード線) 6 ソース・ドレイン領域 10 キャパシタ 11 下部電極 11a 下部電極の第1の部分 11b 下部電極の第2の部分 11c 下部電極11の内周段差面 11d 下部電極11の外周段差面 12 誘電体層 13 上部電極

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表面を有する半導体基板と、 前記半導体基板の主表面上で所定の方向に延在するワー
    ド線と、 前記ワード線に交差する方向に延在するビット線と、 前記ワード線と前記ビット線との交差部近傍に位置する
    半導体基板の主表面上に形成され、トランスファゲート
    トランジスタとキャパシタとを有するメモリセルとを備
    えた半導体記憶装置において、 前記ワード線および前記ビット線を覆うように前記半導
    体基板の主表面上に形成され、かつ前記トランスファゲ
    ートトランジスタのソース・ドレイン領域となるべき1
    対の不純物領域のうちの一方に達する開口部を有する絶
    縁層を備え、 前記キャパシタは、 前記絶縁層の表面に沿って形成され、前記開口部を通し
    て前記不純物領域に接続された第1の部分と、前記半導
    体基板の主表面に対して垂直な断面が線対称形状を有す
    る空間の側面を取囲むように前記第1の部分の表面から
    一体的に上方へ突出して形成された第2の部分とを含む
    下部電極層と、 前記下部電極層の表面上に形成された誘電体層と、 前記誘電体層の表面上に形成された上部電極層と を備えたことを特徴とする、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記下部電極層の前記第2の部分は、前
    記半導体基板の主表面に対して平行な方向の膜厚が段階
    的に変化している、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板の主表面に形成された不純物
    領域に接続されたスタックトキャパシタを有する半導体
    記憶装置の製造方法であって、不純物領域が形成された
    半導体基板の主表面上に、前記不純物領域に達する開口
    部を有する第1絶縁層を形成する工程と、前記第1絶縁
    層の表面上および前記開口部の内部に第1導電層を形成
    する工程と、前記第1導電層の1つのスタックトキャパ
    シタ下部電極となるべき領域の周囲に前記第1絶縁層に
    達する開口領域を形成する工程と、前記開口領域の内部
    に第2絶縁層を形成する工程と、前記第2絶縁層の上部
    が前記第1導電層の表面から突出するように前記第1導
    電層をエッチングする工程と、前記第1導電層の表面か
    ら突出した前記第2絶縁層の側壁に側壁絶縁層を形成す
    る工程と、前記側壁絶縁層をマスクとして前記第1導電
    層をエッチングし、前記第1導電層の内部に凹部を形成
    する工程と、前記第2絶縁層および前記側壁絶縁層を除
    去した後、前記第1導電層の表面上に誘電体層を形成す
    る工程と、前記誘電体層の表面上に第2導電層を形成す
    る工程とを備えた、半導体記憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板の主表面に形成された不純物
    領域に接続されたスタックトキャパシタを有する半導体
    記憶装置の製造方法であって、 不純物領域が形成された半導体基板の主表面上に、前記
    不純物領域に達する開口部を有する第1絶縁層を形成す
    る工程と、 前記第1絶縁層の表面上および前記開口部の内部に第1
    導電層を形成する工程と、 前記第1導電層の1つのスタックトキャパシタの下部電
    極となるべき領域の周囲に前記第1絶縁層に達する開口
    領域を形成する工程と、 前記開口領域に取囲まれた前記第1導電層の表面上に選
    択的にエッチング用マスク層を形成する工程と、 前記エッチング用マスク層をマスクとして前記第1導電
    層をエッチングし、前記第1導電層の表面に凹部を形成
    する工程と、 前記第1導電層の表面上に誘電体層を形成する工程と、 前記誘電体層の表面上に第2導電層を形成する工程とを
    備えた、半導体記憶装置の製造方法。
JP3068638A 1991-04-01 1991-04-01 半導体記憶装置およびその製造方法 Expired - Fee Related JP2689031B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3068638A JP2689031B2 (ja) 1991-04-01 1991-04-01 半導体記憶装置およびその製造方法
US07/851,409 US5280444A (en) 1991-04-01 1992-03-13 Dram comprising stacked-type capacitor having vertically protruding part and method of manufacturing the same
KR1019920005058A KR970000718B1 (ko) 1991-04-01 1992-03-27 반도체 기억장치 및 그 제조방법
ITMI920773A IT1259021B (it) 1991-04-01 1992-03-31 Dram comprendente un condensatore di tipo impilato avente una parte sporgente verticalmente e procedimento per fabbricare la medesima
DE4210855A DE4210855C2 (de) 1991-04-01 1992-04-01 Herstellungsverfahren für einen gestapelten Kondensator
US08/156,749 US5393688A (en) 1991-04-01 1993-11-24 Method of manufacturing a stacked capacitor DRAM

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3068638A JP2689031B2 (ja) 1991-04-01 1991-04-01 半導体記憶装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04304670A JPH04304670A (ja) 1992-10-28
JP2689031B2 true JP2689031B2 (ja) 1997-12-10

Family

ID=13379478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3068638A Expired - Fee Related JP2689031B2 (ja) 1991-04-01 1991-04-01 半導体記憶装置およびその製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (2) US5280444A (ja)
JP (1) JP2689031B2 (ja)
KR (1) KR970000718B1 (ja)
DE (1) DE4210855C2 (ja)
IT (1) IT1259021B (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2827579B2 (ja) * 1991-06-11 1998-11-25 日本電気株式会社 半導体メモリセルとその形成方法
US5459341A (en) * 1993-02-12 1995-10-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing the same
KR970000977B1 (ko) * 1993-05-21 1997-01-21 현대전자산업 주식회사 반도체 소자의 캐패시터 제조방법
KR0168346B1 (ko) * 1994-12-29 1998-12-15 김광호 고유전율 재료를 이용한 커패시터 및 그 제조방법
JPH08250600A (ja) * 1995-03-08 1996-09-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
KR100207462B1 (ko) * 1996-02-26 1999-07-15 윤종용 반도체 장치의 커패시터 제조방법
US5744387A (en) * 1997-03-07 1998-04-28 Vanguard International Semiconductor Corporation Method for fabricating dynamic random access memory with a flat topography and fewer photomasks
US5827766A (en) * 1997-12-11 1998-10-27 Industrial Technology Research Institute Method for fabricating cylindrical capacitor for a memory cell
KR100289353B1 (ko) * 1998-09-25 2001-05-02 이덕수 헤어 클립
DE10010288C1 (de) * 2000-02-25 2001-09-20 Infineon Technologies Ag Verfahren zur Herstellung einer ferroelektrischen Kondensatoranordnung
KR100398046B1 (ko) * 2001-08-08 2003-09-19 한국전자통신연구원 반도체 소자의 금속배선 형성 방법
US6828278B2 (en) * 2003-03-24 2004-12-07 E.I. Du Pont De Nemours And Company Production of N-aryl-2-lactam and N-cycloalkyl-2-lactam by reductive amination of lactones with arly amines
JP5000084B2 (ja) * 2003-08-13 2012-08-15 三星電子株式会社 導電パッドのシリンダースタックキャパシタにおけるストレージノード、半導体素子及び半導体素子の製造方法
KR100546363B1 (ko) * 2003-08-13 2006-01-26 삼성전자주식회사 콘케이브 형태의 스토리지 노드 전극을 갖는 반도체메모리 소자 및 그 제조방법
US7250371B2 (en) * 2003-08-26 2007-07-31 Lam Research Corporation Reduction of feature critical dimensions
KR100599091B1 (ko) * 2004-10-06 2006-07-12 삼성전자주식회사 캐패시터 제조 방법
JP5579362B2 (ja) * 2007-10-19 2014-08-27 ピーエスフォー ルクスコ エスエイアールエル 縦型相変化メモリ装置の製造方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS602784B2 (ja) * 1982-12-20 1985-01-23 富士通株式会社 半導体記憶装置
JPS6055637B2 (ja) * 1983-06-14 1985-12-05 東洋リノリユ−ム株式会社 床材の裏面処理方法
JPS6155258A (ja) * 1984-08-27 1986-03-19 ダスキンフランチヤイズ株式会社 脱水装置
JPS63208263A (ja) * 1987-02-25 1988-08-29 Toshiba Corp 半導体装置
DE3918924C2 (de) * 1988-06-10 1996-03-21 Mitsubishi Electric Corp Herstellungsverfahren für eine Halbleiterspeichereinrichtung
JP2838412B2 (ja) * 1988-06-10 1998-12-16 三菱電機株式会社 半導体記憶装置のキャパシタおよびその製造方法
JPH0276257A (ja) * 1988-09-12 1990-03-15 Sharp Corp 半導体メモリ素子
JPH02122560A (ja) * 1988-10-31 1990-05-10 Nec Corp 半導体記憶装置
JPH02260454A (ja) * 1989-03-30 1990-10-23 Sony Corp メモリ装置の製造方法
JP2509706B2 (ja) * 1989-08-18 1996-06-26 株式会社東芝 マスクromの製造方法
IT1245495B (it) * 1990-01-26 1994-09-27 Mitsubishi Electric Corp Memoria ad accesso casuale dinamica avente un condensatore del tipo impilato e procedimento di fabbricazione di essa
JPH04137759A (ja) * 1990-09-28 1992-05-12 Sanyo Electric Co Ltd 半導体記憶装置
KR930006730B1 (ko) * 1991-03-20 1993-07-23 삼성전자 주식회사 고집적 반도체 메모리장치의 커패시터 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
DE4210855C2 (de) 1995-12-14
ITMI920773A0 (it) 1992-03-31
KR920020728A (ko) 1992-11-21
KR970000718B1 (ko) 1997-01-18
JPH04304670A (ja) 1992-10-28
IT1259021B (it) 1996-03-11
US5280444A (en) 1994-01-18
US5393688A (en) 1995-02-28
ITMI920773A1 (it) 1993-10-01
DE4210855A1 (de) 1992-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5459344A (en) Stacked capacitor type semiconductor memory device and manufacturing method thereof
US5386382A (en) Semiconductor memory device and a manufacturing method thereof
US5491103A (en) Method for manufacturing a capacitor structure of a semiconductor memory device
US7745867B2 (en) Integrated DRAM process/structure using contact pillars
JP2528731B2 (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JP2519569B2 (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
USRE38049E1 (en) Optimized container stacked capacitor dram cell utilizing sacrificial oxide deposition and chemical mechanical polishing
JP2689031B2 (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JPH06204428A (ja) ダイナミックランダムアクセスメモリ装置及びその製造方法
US5381365A (en) Dynamic random access memory having stacked type capacitor and manufacturing method therefor
US5606189A (en) Dynamic RAM trench capacitor device with contact strap
US6156608A (en) Method of manufacturing cylindrical shaped capacitor
US5124765A (en) Highly integrated semiconductor memory device with trench capacitors and stacked capacitors
KR100212623B1 (ko) 반도체 메모리장치 및 그의 제조방법
US5217918A (en) Method of manufacturing a highly integrated semiconductor memory device with trench capacitors and stacked capacitors
US5180683A (en) Method of manufacturing stacked capacitor type semiconductor memory device
US6001682A (en) Method of fabricating cylinder capacitors
US5867362A (en) Storage capacitor for DRAM memory cell
US5981337A (en) Method of fabricating stack capacitor
US5888865A (en) Method for manufacturing dram capacitor
JP2715012B2 (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
US6110776A (en) Method for forming bottom electrode of capacitor
JP2501647B2 (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
JPH02135775A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
USRE39665E1 (en) Optimized container stacked capacitor DRAM cell utilizing sacrificial oxide deposition and chemical mechanical polishing

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970722

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees