JP2682316B2 - 昇降搬送装置用支柱 - Google Patents
昇降搬送装置用支柱Info
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- JP2682316B2 JP2682316B2 JP35142191A JP35142191A JP2682316B2 JP 2682316 B2 JP2682316 B2 JP 2682316B2 JP 35142191 A JP35142191 A JP 35142191A JP 35142191 A JP35142191 A JP 35142191A JP 2682316 B2 JP2682316 B2 JP 2682316B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にドロップリフタ
ーやテーブルリフターなどと呼称される昇降搬送装置、
すなわち、搬送用電車などの搬送手段を上下異なるレベ
ルの走行経路の一方から他方へ昇降移載するためや、被
搬送物の積み降ろしなどのために使用される昇降搬送装
置の、昇降キャレッジ案内用支柱に関するものである。
ーやテーブルリフターなどと呼称される昇降搬送装置、
すなわち、搬送用電車などの搬送手段を上下異なるレベ
ルの走行経路の一方から他方へ昇降移載するためや、被
搬送物の積み降ろしなどのために使用される昇降搬送装
置の、昇降キャレッジ案内用支柱に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその問題点】この種の昇降搬送装置に
は、主として小型軽量の被搬送物を昇降搬送するために
使用される１本支柱タイプのものと、主として大型重量
物の被搬送物を昇降搬送するために使用される２本並列
支柱タイプのものとが知られている。勿論、２本並列支
柱を２組並設して成る、より大型の昇降搬送装置も知ら
れている。
は、主として小型軽量の被搬送物を昇降搬送するために
使用される１本支柱タイプのものと、主として大型重量
物の被搬送物を昇降搬送するために使用される２本並列
支柱タイプのものとが知られている。勿論、２本並列支
柱を２組並設して成る、より大型の昇降搬送装置も知ら
れている。
【０００３】何れにしても従来の昇降搬送装置は、１本
支柱タイプのものに使用される昇降キャレッジ案内用支
柱と、２本並列支柱タイプのものに使用される昇降キャ
レッジ案内用支柱とは、断面形状が異なっており、各タ
イプに専用の支柱を準備しておく必要があったため、何
れのタイプのものも設備コストが高くつく欠点があっ
た。
支柱タイプのものに使用される昇降キャレッジ案内用支
柱と、２本並列支柱タイプのものに使用される昇降キャ
レッジ案内用支柱とは、断面形状が異なっており、各タ
イプに専用の支柱を準備しておく必要があったため、何
れのタイプのものも設備コストが高くつく欠点があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の昇降搬送装置用支柱は、断面が略矩形の支柱であ
って、その１側辺には大巾凹溝レール部４を、当該１側
辺の左右両側に隣接する２側辺には小巾凹溝レール部
２，３を、そして残る１側辺には突出レール部５を、各
々長さ方向に連続して形成した点に特徴を有する。
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の昇降搬送装置用支柱は、断面が略矩形の支柱であ
って、その１側辺には大巾凹溝レール部４を、当該１側
辺の左右両側に隣接する２側辺には小巾凹溝レール部
２，３を、そして残る１側辺には突出レール部５を、各
々長さ方向に連続して形成した点に特徴を有する。
【０００５】また、請求項２に係る本発明の構成に於い
ては、断面が略長方形の支柱であって、その一対の短辺
部に前記小巾凹溝レール部２，３が、一方の長辺部に前
記大巾凹溝レール部４が、そして他方の長辺部に前記突
出レール部５が、各々長さ方向に連続して形成される。
ては、断面が略長方形の支柱であって、その一対の短辺
部に前記小巾凹溝レール部２，３が、一方の長辺部に前
記大巾凹溝レール部４が、そして他方の長辺部に前記突
出レール部５が、各々長さ方向に連続して形成される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図１に示すように、本発明による昇
降キャレッジ案内用支柱１は、主としてアルミニウムに
より一体成形された、断面が略長方形の支柱であって、
左右一対の短辺部の中央位置には小巾凹溝レール部２，
３が、一方の長辺部の中央位置には大巾凹溝レール部４
が、そして残る長辺部の中央位置には突出レール部５
が、各々長さ方向に連続して形成され、更に、前記一対
の短辺部には、長さ方向に連続する左右一対の部材取付
け用凹溝６，７が前記小巾凹溝レール部２，３の左右両
側に振り分けて形成され、前記一対の長辺部には、前記
大巾凹溝レール部４の左右両側と前記突出レール部５の
左右両側とに、夫々長さ方向に連続する左右一対の部材
取付け用凹溝８，９および１０，１１が形成されてい
る。これら全ての部材取付け用凹溝６〜１１は、支柱表
面から一体に突設された断面Ｌ形の突条体６ａ〜１１ａ
により形成されている。これら部材取付け用凹溝６〜１
１は、支柱１に制御用の各種部品を取付けたり、安全囲
いを支柱に支持させるとき、或いは基台上に支柱を立設
するときや支柱１の上端に上部フレームを取付けるとき
などに利用することが出来る。
づいて説明すると、図１に示すように、本発明による昇
降キャレッジ案内用支柱１は、主としてアルミニウムに
より一体成形された、断面が略長方形の支柱であって、
左右一対の短辺部の中央位置には小巾凹溝レール部２，
３が、一方の長辺部の中央位置には大巾凹溝レール部４
が、そして残る長辺部の中央位置には突出レール部５
が、各々長さ方向に連続して形成され、更に、前記一対
の短辺部には、長さ方向に連続する左右一対の部材取付
け用凹溝６，７が前記小巾凹溝レール部２，３の左右両
側に振り分けて形成され、前記一対の長辺部には、前記
大巾凹溝レール部４の左右両側と前記突出レール部５の
左右両側とに、夫々長さ方向に連続する左右一対の部材
取付け用凹溝８，９および１０，１１が形成されてい
る。これら全ての部材取付け用凹溝６〜１１は、支柱表
面から一体に突設された断面Ｌ形の突条体６ａ〜１１ａ
により形成されている。これら部材取付け用凹溝６〜１
１は、支柱１に制御用の各種部品を取付けたり、安全囲
いを支柱に支持させるとき、或いは基台上に支柱を立設
するときや支柱１の上端に上部フレームを取付けるとき
などに利用することが出来る。
【０００７】また前記支柱１は、軽量化と材料節減のた
めに中空状に成形されているが、図示のように内部空間
を複数に区画する補強用内壁部１２が一体に形成され、
更に、長辺方向の中央軸線上で両小巾凹溝レール部２，
３の内側に隣接する位置には、長さ方向に連続する断面
真円形の貫通孔１３が形成されている。この貫通孔１３
は、単位長さの支柱１を長さ方向に突き合わせて接続す
るときの支柱間の芯出しや、基台に対する支柱立設時の
芯出しのために、芯出し用ピンを両者間にわたって嵌合
させるときに利用される。
めに中空状に成形されているが、図示のように内部空間
を複数に区画する補強用内壁部１２が一体に形成され、
更に、長辺方向の中央軸線上で両小巾凹溝レール部２，
３の内側に隣接する位置には、長さ方向に連続する断面
真円形の貫通孔１３が形成されている。この貫通孔１３
は、単位長さの支柱１を長さ方向に突き合わせて接続す
るときの支柱間の芯出しや、基台に対する支柱立設時の
芯出しのために、芯出し用ピンを両者間にわたって嵌合
させるときに利用される。
【０００８】上記のように構成された支柱１は、図２に
示す１本支柱タイプの昇降搬送装置１４と、図３に示す
２本並列支柱タイプの昇降搬送装置１５とに使用するこ
とが出来る。図２に示す１本支柱タイプの昇降搬送装置
１４は、床面上所定高さに架設された搬送用ガイドレー
ル１６ａ，１６ｂに案内されて自走する搬送用電車１７
を、被搬送物１８の積み降ろしのために昇降させるもの
であって、床面上に設置される箱形基台１９上に立設さ
れた１本の前記支柱１と、当該支柱１に沿って昇降可能
な昇降キャレッジ２０と、昇降駆動手段２１とから構成
されている。
示す１本支柱タイプの昇降搬送装置１４と、図３に示す
２本並列支柱タイプの昇降搬送装置１５とに使用するこ
とが出来る。図２に示す１本支柱タイプの昇降搬送装置
１４は、床面上所定高さに架設された搬送用ガイドレー
ル１６ａ，１６ｂに案内されて自走する搬送用電車１７
を、被搬送物１８の積み降ろしのために昇降させるもの
であって、床面上に設置される箱形基台１９上に立設さ
れた１本の前記支柱１と、当該支柱１に沿って昇降可能
な昇降キャレッジ２０と、昇降駆動手段２１とから構成
されている。
【０００９】前記昇降キャレッジ２０には片持ち状にア
ーム２２が突設され、当該アーム２２の先端下側に、昇
降キャレッジ２０が上昇限位置にあるときに前記搬送用
ガイドレール１６ａ，１６ｂを接続するガイドレール２
３が取付けられ、このガイドレール２３に乗り移った前
記搬送用電車１７を、昇降キャレッジ２０の下降により
所定の積み降ろしレベルまで下降させることが出来る。
ーム２２が突設され、当該アーム２２の先端下側に、昇
降キャレッジ２０が上昇限位置にあるときに前記搬送用
ガイドレール１６ａ，１６ｂを接続するガイドレール２
３が取付けられ、このガイドレール２３に乗り移った前
記搬送用電車１７を、昇降キャレッジ２０の下降により
所定の積み降ろしレベルまで下降させることが出来る。
【００１０】前記昇降駆動手段２１は、両端を前記昇降
キャレッジ２０に連結した循環式駆動チェン２４と、前
記箱形基台１９内に軸支された駆動歯輪を介して前記チ
ェン２４を正逆任意の方向に回転駆動する減速機付きモ
ータ２５とから構成されている。
キャレッジ２０に連結した循環式駆動チェン２４と、前
記箱形基台１９内に軸支された駆動歯輪を介して前記チ
ェン２４を正逆任意の方向に回転駆動する減速機付きモ
ータ２５とから構成されている。
【００１１】この１本支柱タイプの昇降搬送装置１４で
は、図４Ａに示すように前記支柱１は、前記大巾凹溝レ
ール部４を正面側にして立設され、前記昇降キャレッジ
２０には、前記支柱１の左右両側に位置する小巾凹溝レ
ール部２，３に夫々嵌合する前後方向位置決め用ガイド
ローラ２６，２７と、前記支柱１の大巾凹溝レール部４
の左右両側面４ａ，４ｂに各別に近接する左右方向位置
決め用ガイドローラ２８，２９とが軸支されている。勿
論、これら各ガイドローラ２６〜２９は、昇降キャレッ
ジ２０を垂直姿勢に保持し得るように、各々昇降キャレ
ッジ２０の少なくとも上下両端２箇所に軸支されてい
る。
は、図４Ａに示すように前記支柱１は、前記大巾凹溝レ
ール部４を正面側にして立設され、前記昇降キャレッジ
２０には、前記支柱１の左右両側に位置する小巾凹溝レ
ール部２，３に夫々嵌合する前後方向位置決め用ガイド
ローラ２６，２７と、前記支柱１の大巾凹溝レール部４
の左右両側面４ａ，４ｂに各別に近接する左右方向位置
決め用ガイドローラ２８，２９とが軸支されている。勿
論、これら各ガイドローラ２６〜２９は、昇降キャレッ
ジ２０を垂直姿勢に保持し得るように、各々昇降キャレ
ッジ２０の少なくとも上下両端２箇所に軸支されてい
る。
【００１２】図３に示す２本並列支柱タイプの昇降搬送
装置１５も、前記１本支柱タイプの昇降搬送装置１４と
同様に、床面上所定高さに架設された搬送用ガイドレー
ル３０ａ，３０ｂに案内されて自走する搬送用電車（図
示省略）を、被搬送物の積み降ろしのために昇降させる
ものであって、床面上に設置される基台３１上に立設さ
れた２本の前記支柱１と、当該両支柱１に沿って昇降可
能な昇降キャレッジ３２と、前記両支柱１間で昇降可能
なカウンターウエイト３３と、前記昇降キャレッジ３２
とカウンターウエイト３３とを互いに逆方向に連動昇降
させる昇降駆動手段３４とから構成されている。
装置１５も、前記１本支柱タイプの昇降搬送装置１４と
同様に、床面上所定高さに架設された搬送用ガイドレー
ル３０ａ，３０ｂに案内されて自走する搬送用電車（図
示省略）を、被搬送物の積み降ろしのために昇降させる
ものであって、床面上に設置される基台３１上に立設さ
れた２本の前記支柱１と、当該両支柱１に沿って昇降可
能な昇降キャレッジ３２と、前記両支柱１間で昇降可能
なカウンターウエイト３３と、前記昇降キャレッジ３２
とカウンターウエイト３３とを互いに逆方向に連動昇降
させる昇降駆動手段３４とから構成されている。
【００１３】前記昇降キャレッジ３２には片持ち状にア
ーム３５が突設され、当該アーム３５の先端下側に、昇
降キャレッジ３２が上昇限位置にあるときに前記搬送用
ガイドレール３０ａ，３０ｂを接続するガイドレール３
６が取付けられ、このガイドレール３６に乗り移った前
記搬送用電車を、昇降キャレッジ３２の下降により所定
の積み降ろしレベルまで下降させることが出来る。
ーム３５が突設され、当該アーム３５の先端下側に、昇
降キャレッジ３２が上昇限位置にあるときに前記搬送用
ガイドレール３０ａ，３０ｂを接続するガイドレール３
６が取付けられ、このガイドレール３６に乗り移った前
記搬送用電車を、昇降キャレッジ３２の下降により所定
の積み降ろしレベルまで下降させることが出来る。
【００１４】前記昇降駆動手段３４は、前記昇降キャレ
ッジ３２とカウンターウエイト３３とを互いに逆方向に
連動昇降させるように無端状に連結する循環式駆動チェ
ン３７ａ，３７ｂと、前記基台３１上に軸支された駆動
歯輪を介して前記チェン３７ａ，３７ｂを正逆任意の方
向に回転駆動する減速機付きモータ３８とから構成され
ている。
ッジ３２とカウンターウエイト３３とを互いに逆方向に
連動昇降させるように無端状に連結する循環式駆動チェ
ン３７ａ，３７ｂと、前記基台３１上に軸支された駆動
歯輪を介して前記チェン３７ａ，３７ｂを正逆任意の方
向に回転駆動する減速機付きモータ３８とから構成され
ている。
【００１５】この２本並列支柱タイプの昇降搬送装置１
５では、図４Ｂに示すように前記支柱１は、前記突出レ
ール部５が内側で互いに対向するように２本並列立設さ
れ、昇降キャレッジ３２には、前記両支柱１の外側に位
置する大巾凹溝レール部４に夫々嵌合する前後方向位置
決め用ガイドローラ３９，４０と、前記両支柱１の正面
側に位置する小巾凹溝レール部２，３（支柱１には天地
がないので、同一の小巾凹溝レール部２または３を使用
することも出来る）に夫々嵌合する左右方向位置決め用
ガイドローラ４１，４２とが軸支され、更に前記両支柱
１間に配置された前記カウンターウエイト３３には、前
記両支柱１の内側に位置する突出レール部５に夫々嵌合
する昇降用溝付きガイドローラ４３，４４が軸支されて
いる。勿論、これら各ガイドローラ３９〜４４は、昇降
キャレッジ３２やカウンターウエイト３３を垂直姿勢に
保持し得るように、各々これら昇降キャレッジ３２やカ
ウンターウエイト３３の少なくとも上下両端２箇所に軸
支されている。なお、カウンターウエイト３３に関して
は、特に問題がなければ上下両端の何れか、若しくは中
間高さにのみ、昇降用溝付きガイドローラ４３，４４を
軸支しても良い。
５では、図４Ｂに示すように前記支柱１は、前記突出レ
ール部５が内側で互いに対向するように２本並列立設さ
れ、昇降キャレッジ３２には、前記両支柱１の外側に位
置する大巾凹溝レール部４に夫々嵌合する前後方向位置
決め用ガイドローラ３９，４０と、前記両支柱１の正面
側に位置する小巾凹溝レール部２，３（支柱１には天地
がないので、同一の小巾凹溝レール部２または３を使用
することも出来る）に夫々嵌合する左右方向位置決め用
ガイドローラ４１，４２とが軸支され、更に前記両支柱
１間に配置された前記カウンターウエイト３３には、前
記両支柱１の内側に位置する突出レール部５に夫々嵌合
する昇降用溝付きガイドローラ４３，４４が軸支されて
いる。勿論、これら各ガイドローラ３９〜４４は、昇降
キャレッジ３２やカウンターウエイト３３を垂直姿勢に
保持し得るように、各々これら昇降キャレッジ３２やカ
ウンターウエイト３３の少なくとも上下両端２箇所に軸
支されている。なお、カウンターウエイト３３に関して
は、特に問題がなければ上下両端の何れか、若しくは中
間高さにのみ、昇降用溝付きガイドローラ４３，４４を
軸支しても良い。
【００１６】なお、昇降搬送装置１４，１５における昇
降キャレッジ２０，３３に取付けられたガイドレール２
３，３６は、搬送用電車などを、高レベルの搬送用ガイ
ドレールと低レベルの搬送用ガイドレールとの一方から
他方へ乗り移らせるために使用することも出来るし、こ
れらガイドレール２３，３６に代えて被搬送物を支持す
るフォークやハンガーを取付けることにより、搬送用電
車などに対する被搬送物の積み降ろしや、高低レベルの
異なる搬送装置の間で被搬送物を乗り移らせる手段にも
使用することが出来る。
降キャレッジ２０，３３に取付けられたガイドレール２
３，３６は、搬送用電車などを、高レベルの搬送用ガイ
ドレールと低レベルの搬送用ガイドレールとの一方から
他方へ乗り移らせるために使用することも出来るし、こ
れらガイドレール２３，３６に代えて被搬送物を支持す
るフォークやハンガーを取付けることにより、搬送用電
車などに対する被搬送物の積み降ろしや、高低レベルの
異なる搬送装置の間で被搬送物を乗り移らせる手段にも
使用することが出来る。
【００１７】また、図３に示す２本並列支柱タイプの昇
降搬送装置１５では、昇降キャレッジ３２とカウンター
ウエイト３３とを釣瓶式に吊り下げる上側のチェン３７
ａのみを使用し、このチェン３７ａを、支柱１の上端間
に架設した基台上の減速機付きモータで駆動するように
構成することも出来る。更にこの２本並列支柱タイプの
昇降搬送装置１５は、これを更に２台並設して、２つの
昇降キャレッジ３２で１つのガイドレールや被搬送物支
持手段を支持させることにより、大型大重量物の昇降搬
送装置として活用することも出来る。勿論この場合に
は、両昇降キャレッジ３２を互いに同期させて昇降駆動
させることの出来る昇降駆動手段を設けなければならな
い。
降搬送装置１５では、昇降キャレッジ３２とカウンター
ウエイト３３とを釣瓶式に吊り下げる上側のチェン３７
ａのみを使用し、このチェン３７ａを、支柱１の上端間
に架設した基台上の減速機付きモータで駆動するように
構成することも出来る。更にこの２本並列支柱タイプの
昇降搬送装置１５は、これを更に２台並設して、２つの
昇降キャレッジ３２で１つのガイドレールや被搬送物支
持手段を支持させることにより、大型大重量物の昇降搬
送装置として活用することも出来る。勿論この場合に
は、両昇降キャレッジ３２を互いに同期させて昇降駆動
させることの出来る昇降駆動手段を設けなければならな
い。
【００１８】上記実施例では、カウンターウエイト３３
に昇降用溝付きガイドローラ４３，４４を軸支したが、
１つの突出レール部５を両側から挟む２個一組のガイド
ローラユニットを使用しても良い。
に昇降用溝付きガイドローラ４３，４４を軸支したが、
１つの突出レール部５を両側から挟む２個一組のガイド
ローラユニットを使用しても良い。
【００１９】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の昇降搬送
装置用支柱は、主として小型軽量の被搬送物を昇降搬送
するために使用される１本支柱タイプの昇降搬送装置の
支柱と、主として大型重量物の被搬送物を昇降搬送する
ために使用される２本並列支柱タイプの昇降搬送装置の
支柱とに使い分けすることが出来る。
装置用支柱は、主として小型軽量の被搬送物を昇降搬送
するために使用される１本支柱タイプの昇降搬送装置の
支柱と、主として大型重量物の被搬送物を昇降搬送する
ために使用される２本並列支柱タイプの昇降搬送装置の
支柱とに使い分けすることが出来る。
【００２０】しかも、何れのタイプの昇降搬送装置の支
柱として使用する場合でも、支柱の左右一対の側辺部に
設けられた小巾凹溝レール部と、残りの一対の側辺部の
内、一方に設けられた大巾凹溝レール部とを活用して、
昇降キャレッジには、前後方向位置決め用ガイドローラ
と左右方向位置決め用ガイドローラとを各々左右対を成
して軸支して、当該昇降キャレッジを安定的に昇降案内
させることが出来ると共に、特に２本並列支柱タイプの
昇降搬送装置の支柱として使用するときには、支柱の１
側辺部に設けられた突出レール部を利用して、両支柱間
で昇降させるべきカウンターウエイトも安定的に昇降案
内させることが出来る。しかも、このカウンターウエイ
トの昇降案内用に使用されるレール部は突出形としたの
で、支柱の強度低下を抑えることが出来る。
柱として使用する場合でも、支柱の左右一対の側辺部に
設けられた小巾凹溝レール部と、残りの一対の側辺部の
内、一方に設けられた大巾凹溝レール部とを活用して、
昇降キャレッジには、前後方向位置決め用ガイドローラ
と左右方向位置決め用ガイドローラとを各々左右対を成
して軸支して、当該昇降キャレッジを安定的に昇降案内
させることが出来ると共に、特に２本並列支柱タイプの
昇降搬送装置の支柱として使用するときには、支柱の１
側辺部に設けられた突出レール部を利用して、両支柱間
で昇降させるべきカウンターウエイトも安定的に昇降案
内させることが出来る。しかも、このカウンターウエイ
トの昇降案内用に使用されるレール部は突出形としたの
で、支柱の強度低下を抑えることが出来る。
【図１】支柱の断面形状を示す斜視図である。
【図２】１本支柱タイプの昇降搬送装置の１例を示す斜
視図である。
視図である。
【図３】２本並列支柱タイプの昇降搬送装置の１例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図４】Ａ図は、１本支柱タイプの昇降搬送装置の支柱
と昇降キャレッジとの関係を示す横断平面図であり、Ｂ
図は、２本並列支柱タイプの昇降搬送装置の支柱と昇降
キャレッジとの関係を示す横断平面図である。
と昇降キャレッジとの関係を示す横断平面図であり、Ｂ
図は、２本並列支柱タイプの昇降搬送装置の支柱と昇降
キャレッジとの関係を示す横断平面図である。
１ 支柱 ２ 小巾凹溝レール部 ３ 小巾凹溝レール部 ４ 大巾凹溝レール部 ５ 突出レール部 １４ １本支柱タイプの昇降搬送装置 １５ ２本並列支柱タイプの昇降搬送装置 ２０ 昇降キャレッジ ２１ 昇降駆動手段 ２６ 前後方向位置決め用ガイドローラ ２７ 前後方向位置決め用ガイドローラ ２８ 左右方向位置決め用ガイドローラ ２９ 左右方向位置決め用ガイドローラ ３２ 昇降キャレッジ ３３ カウンターウエイト ３４ 昇降駆動手段 ３９ 前後方向位置決め用ガイドローラ ４０ 前後方向位置決め用ガイドローラ ４１ 左右方向位置決め用ガイドローラ ４２ 左右方向位置決め用ガイドローラ ４３ 昇降用溝付きガイドローラ ４４ 昇降用溝付きガイドローラ
Claims (2)
- 【請求項１】断面が略矩形の支柱であって、その１側辺
には大巾凹溝レール部を、当該１側辺の左右両側に隣接
する２側辺には小巾凹溝レール部を、そして残る１側辺
には突出レール部を、各々長さ方向に連続して形成して
成る昇降搬送装置用支柱。 - 【請求項２】断面が略長方形の支柱であって、その一対
の短辺部に前記小巾凹溝レール部を、一方の長辺部に前
記大巾凹溝レール部を、そして他方の長辺部に前記突出
レール部を、各々長さ方向に連続して形成して成る、請
求項１に記載の昇降搬送装置用支柱。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35142191A JP2682316B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 昇降搬送装置用支柱 |
| US07/971,300 US5284226A (en) | 1991-12-11 | 1992-11-04 | Carriage guiding post in a transfer lifter |
| EP92118973A EP0546321B1 (en) | 1991-12-11 | 1992-11-05 | Carriage guiding post in a transfer lifter |
| DE69202550T DE69202550T2 (de) | 1991-12-11 | 1992-11-05 | Lastführung an einem Hubmast. |
| CA002082490A CA2082490C (en) | 1991-12-11 | 1992-11-09 | Carriage guiding post in a transfer lifter |
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