JP2681717B2 - 可撓性を有する配線部材 - Google Patents

可撓性を有する配線部材

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exposed electrode
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/40Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K3/403Edge contacts; Windows or holes in the substrate having plural connections on the walls thereof

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブルフラット
ケーブルやフレキシブルプリント配線基板のように可撓
性を有する配線部材に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図4及び図5を参照しつつ、可撓
性を有する配線部材としてフレキシブルフラットケーブ
ル(以下、『FFC』とする)を挙げて説明する。FF
C100 はベースフィルム110 の上に配線用導体120 を積
層し、さらに当該ベースフィルム110 をカバーレイ130
でカバーすることによって構成されている。
【0003】かかるFFC100 をプリント基板200 に直
接半田付けする場合には、図4に示すように、FFC10
0 の配線用導体120 をプリント基板200 に形成された配
線パターン220 の上に直接置いて行われる。なお、図面
中300 は半田を、400 はFFC100 をプリント基板200
に固定する接着剤をそれぞれ示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
FFC100 には、以下のような問題点がある。すなわ
ち、FFC100 の半田付けは通常の部品とは違って手作
業で行わなければならず、しかもプリント基板200 に対
する位置決め作業が必要であるため生産性が極めて低
い。また、半田付けのみでは機械的強度に劣るので、接
着剤400 でFFC100 をプリント基板200 に固定しなけ
ればならない。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、通常の部品等と同様に取り扱うことが可能であり、
プリント基板に対する位置決め作業を効率よく行うこと
ができ、かつ機械的強度に優れた可撓性を有する配線部
材を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る可撓性を有
する配線部材は、絶縁性のベースフィルムと、このベー
スフィルムの上に形成された配線用導体と、この配線用
導体をカバーする絶縁性のカバーレイとを具備してお
り、配線用導体がカバーレイから露出した部分を露出電
極部とし、当該露出電極部をベースフィルム側に折曲
、当該露出電極部であって折曲前に先端であった最端
部には、当該露出電極部の一部を外側に折曲させてスト
ッパ部が設けられ、当該ストッパ部の折曲部の位置に対
応した裏面側の位置に当該カバーレイの先端を位置させ
る。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るFFCの平面
図、図2は図1のA−A線断面図、図3はこのFFCを
プリント基板の配線パターンに接続される状態を示す説
明図である。なお、従来のものと略同一の部品等には同
一の符号を付して説明を行う。
【0008】本実施例に係る可撓性を有する配線部材た
るFFC100 は、絶縁性のベースフィルム110 と、この
ベースフィルム110 の上に形成された配線用導体120
と、この配線用導体120 をカバーする絶縁性のカバーレ
イ130 とを備えており、配線用導体120 がカバーレイ13
0 から露出した部分を露出電極部140 とし、当該露出電
極部140 をベースフィルム110 側に折曲している。
【0009】ベースフィルム110 としては、可撓性及び
絶縁性を有するポリイミドフィルムが用いられる。ま
た、カバーレイ130 にもポリイミドフィルムが用いられ
る。なお、ポリエステルフィルムも使用可能である。
【0010】配線用導体120としては、銅箔が用いら
れる。かかる配線用導体120は、ベースフィルム11
0にエポキシ系接着剤等で貼付されるのである。また、
当該配線用導体120の上には、カバーレイ130が貼
付される。このカバーレイ130が貼付される先端位置
は、後述のストッパ部150の屈曲部の位置に対応した
裏面側の位置に対して正確に位置させるのが好ましい
(ただし、多少ズレがあっても支障はない)。なお、ベ
ースフィルム110、配線用導体120及びカバーレイ
130を接着する接着剤の図示は省略している。
【0011】かかるFFC100の端部は、露出電極部
140として形成されている。すなわち、カバーレイ1
30が除去されて配線用導体120が露出し、かつベー
スフィルム110側に180゜折曲され、折曲部分は接
着剤160で固着されているのである。しかも、露出電
極部140であって折曲前に先端であった最端部はスト
ッパ部150として対抗するベースフィルム110に固
着されることなく、外方に向かって折曲されている。
【0012】かかるFFC100 の使用方法及び作用につ
いて説明する。FFC100 が接続されるべきプリント基
板200 には、FFC100 を挿入可能な長孔210 が形成さ
れている。プリント基板200 の裏面側、かつ当該長孔21
0 の両側には、接続すべき配線パターン220 が形成され
ている。
【0013】FFC100の露出電極部140を長孔2
10に挿入する。すると、ストッパ部150が長孔21
0の縁部に引っ掛かるとともに、カバーレイ130の先
端が長孔210の前記縁部と対向する縁部に引っ掛かる
ので、FFC100が挿入され過ぎることはない。
た、長孔210は露出電極部140の大きさに合わせて
あるので、FFC100の露出電極部140は、長孔2
10に対して密着して嵌まり込む。この状態で半田付け
を行う。この半田付けは、通常のディップソルダリング
法で行うことができる。すなわち、通常の部品と同じ感
覚でFFC100を取り扱うことが可能となるのであ
る。また、長孔210の両側に形成されている配線パタ
ーン220と露出電極部140の配線用導体120と
は、極めて近接された状態に位置されているので、前記
半田付けは、高い信頼性でもって実施できている。
【0014】また、FFC100 に対して半田付けを行う
と、1つの配線用導体120 について表裏の2箇所に半田
300 が付着する。このため、接続部分の機械的強度が高
くなる。
【0015】なお、上述した実施例では、可撓性を有す
る配線部材の例としてFFC100 を挙げたが、フレキシ
ブルプリント配線基板(FPC)にも適応することがで
きるのは勿論である。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る可撓性を有する配線部材
は、絶縁性のベースフィルムと、このベースフィルムの
上に形成された配線用導体と、この配線用導体をカバー
する絶縁性のカバーレイとを具備しており、配線用導体
がカバーレイから露出した部分を露出電極部とし、当該
露出電極部をベースフィルム側に折曲し、当該露出電極
部であって折曲前に先端であった最端部には、当該露出
電極部の一部を外側に折曲させてストッパ部が設けら
れ、当該ストッパ部の折曲部の位置に対応した裏面側の
位置に当該カバーレイの先端を位置させた。従って、プ
リント基板に開設された長孔に露出電極部を挿入し、当
該長孔の周囲に形成された配線パターンに配線用導体を
半田付けすることができる。この半田付けは、他の部品
と同様にディップソルダリング法によって行うことがで
きる。また、1つの配線用導体に対して2箇所で半田付
けが行われるので、従来のものよりも機械的強度を高く
することができる。また、この可撓性を有する配線部材
を、プリント基板の長孔に挿入する場合に、ストッパ部
およびカバーレイの先端がそれぞれストッパとして働く
ので、当該可撓性を有する配線部材が長孔に挿入され過
ぎることを防止できる。つまり、当該長孔に挿入される
当該可撓性を有する配線部材の上下方向の位置合わせが
不要となるので、作業効率が飛躍的に向上する。尚、こ
こでいう作業効率が飛躍的に向上するとは、例えば、当
該可撓性を有する配線部材の上下方向の位置合わせが短
時間でできること、更に、誤って当該可撓性を有する配
線部材が長孔に挿入され過ぎたまま半田固定された時に
リワークを実施する必要があるが、しかし挿入されすぎ
る状態は起きないためリワークを実施する必要がなくな
るので余計な作業時間を必要としない等である。 また、
当該ストッパ部およびカバーレイの先端がそれぞれスト
ッパとして働くようにするため、長孔の大きさは、スト
ッパ部およびカバーレイを除いた当該可撓性を有する配
線部材の大きさに設定される。よって、当該可撓性を有
する配線部材は、長孔に密着して嵌まり込む。つまり、
プリント基板の長孔の両端に設けられている配線パター
ンと当該可撓性を有する配線部材の露出電極部(の配線
導体)とは、極めて近接された状態に位置される。し
たがって、プリント基板の配線パターンと当該可撓性を
有する配線部材の露出電極部(の配線用導体)との半田
付けが、高い信頼性でもって実施できる。つまり、プリ
ント基板の配線パターンと当該可撓性を有する配線部材
の露出電極部(の配線用導体)との間で、半田の接触不
良が極めて起きにくいとともに、半田強度が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るFFCの平面図であ
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】このFFCをプリント基板の配線パターンに接
続される状態を示す説明図である。
【図4】従来のFFCをプリント基板に接続した状態の
平面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【符号の説明】
100 FFC 110 ベースフィルム 120 配線用導体 130 カバーレイ 140 露出電極部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性のベースフィルムと、このベース
    フィルムの上に形成された配線用導体と、この配線用導
    体をカバーする絶縁性のカバーレイとを具備しており、
    配線用導体がカバーレイから露出した部分を露出電極部
    とし、当該露出電極部をベースフィルム側に折曲し、当
    該露出電極部であって折曲前に先端であった最端部に
    は、当該露出電極部の一部を外側に折曲させてストッパ
    部が設けられ、当該ストッパ部の折曲部の位置に対応し
    た裏面側の位置に当該カバーレイの先端を位置させた
    とを特徴とする可撓性を有する配線部材。
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JP5194084B2 (ja) * 2010-10-05 2013-05-08 星和電機株式会社 アースストラップ

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JPH01115171U (ja) * 1987-12-28 1989-08-02

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