JP2677940B2 - 高耐疲労・耐蝕性の2相ステンレス鋼ワイヤロープ - Google Patents

高耐疲労・耐蝕性の2相ステンレス鋼ワイヤロープ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高疲労強度および高耐
蝕性を持つ2相ステンレス鋼ワイヤロープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワイヤロープの分野におい
て、SUS304,SUS316で知られているステン
レス鋼製ワイヤロープは、疲労強度が低くて繰り返し曲
げなどを頻繁に受けるような場合は、短期間に断線が発
生して寿命が短いため、その高耐蝕という特長が活かし
切れなく、所謂、動索での使用には適しないとして、単
に物を吊るための静索に限られて適用分野が極めて限定
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、このステンレス
鋼製ワイヤロープに対して、高炭素鋼製のワイヤロープ
は、疲労強度が高く繰り返し曲げに対しても寿命が長い
ので静索はもとより、動索にも多用されており、人命を
預かるエレベータ用ロープなどの重要保安部材でさえ
も、この高炭素鋼製のワイヤロープの独占的使用が法的
に規定されている。しかし高炭素鋼製のワイヤロープ
は、ステンレス鋼製ワイヤロープとは対照的に耐蝕性が
劣るという欠点を有していて、防蝕が十分でないと大気
中でも腐食ピットが発生し、疲労強度が大きく低下する
場合がある。
【0004】上述するように、ステンレス鋼製ワイヤロ
ープは耐蝕性は良いが、疲労寿命が短く、一方、高炭素
鋼製ワイヤロープは疲労寿命は長いが耐蝕性に劣ると言
う互いに長所短所を相反していることは良く知られると
ころであって、かかる現状に鑑みて本発明は完成される
に至ったものであって、本発明の目的とするところは、
疲労寿命および耐蝕性の両面で格段に優れてなる長寿命
が図れるステンレス鋼ワイヤロープを提供することによ
って、動索に対する安全性、品質保証性能の倍加に資せ
しめようとする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため以下に述べる構成としたものである。即
ち、本発明は、C:0.1%以下、Si:1.0%以
下、Mn:1.5%以下、P:0.04%以下、S:
0.03%以下、Cr18.0〜30.0%、Ni3.
0〜8.0%、Mo0.1〜3.0%、残部がFeであ
って、フェライト量を30.0〜80.0%としてなる
2相ステンレス鋼線を伸線加工度40〜97%に抑えて
平均細長比(MR 値)が4〜20にコントロールされ、
更に150〜600℃の時効処理が与えられてなること
を特徴とする高耐疲労・耐蝕性の2相ステンレス鋼ワイ
ヤロープである。
【0006】
【作用】本発明に従えば、上述の如き化学成分範囲の2
相ステンレス鋼線を伸線加工して、所定の線径に仕上げ
たものを撚り線し、更に時効処理を行うことによって製
作したワイヤロープであって、その繰り返し曲げ疲労強
度が、2相ステンレス鋼線のフェライト相とオーステナ
イト相の含有比率で示される相バランスおよびそれぞれ
の相の細長比で示される延伸度合並びに時効硬化に密接
に関係しているという、従来知られていなかった新規な
知見に基づいて本発明はここに完成されるに至ったもの
である。
【0007】図1は、2相ステンレス鋼線の組織を示す
拡大図である。オーステナイト相とフェライト相が混合
した図1の如き2相組織において、各相の細長比とは、
オーステナイトの細長比γR が、γR =γL /γW で、
フェライトの細長比αR が、αR =αL /αW でそれぞ
れ表される。各相は相互に混在した2相組織であるか
ら、材料全体として現れる特性は、これらの平均的なも
のに関係すると当然考えられるので、平均細長比MR
しては、MR =Vr ・γR +Vα・αR で表すことがで
きる。ここで、Vr はオーステナイトの体積率、Vαは
フェライトの体積率である。
【0008】図2には、2相ステンレス鋼線の伸線加工
度(%)と平均細長比MR との関係がグラフで示され
る。また、図3には、フェライト量(体積率:α)が5
0%の組織を持つ2相ステンレス鋼線の時効硬化特性が
グラフで示される。図2に図示のように平均細長比MR
は、伸線加工前は等軸晶のため1であるが、伸線加工と
共に各相が伸線方向に細長く引き伸ばされるので大きく
なり、ほぼ直線的に増大する。一方、図3に示すよう
に、150〜600℃の範囲の温度処理で特に強度(耐
力)上昇が著しく、しかも伸線加工度は40%以上は必
要なことが判る。この傾向は、フェライト体積率:αの
大小にかかわらず同じである。
【0009】しかして本発明者等によって、繰り返し曲
げ疲労強度が、このMR およびフェライトの体積率並び
に時効温度との間に明白な関係があることを種々実験を
重ねた結果に基づいて見出した。図4には、ステンレス
鋼ワイヤロープの平均細長比MR と断線率が10%にな
るまでの繰り返し曲げ回数との関係が、フェライトの体
積率をパラメータとして時効処理有りと無しとの場合に
ついてグラフで示される。即ち、図4中には、SUS3
04オーステナイトステンレスロープおよび高炭素鋼ロ
ープの寿命レベルも比較示しているが、MR が4〜20
の値を示し、フェライト量が30から80%の組織を持
ち、更に、400℃で時効処理されたステンレス鋼ワイ
ヤロープは、疲労寿命が長いと言われている高炭素鋼ワ
イヤロープの値を上回っていることが判り、これは従来
見出されていない新たな知見である。なお、同図より明
らかなように、MR が4を下回り、または20を上回っ
ていて、フェライト量が30%を下回り、または80%
を上回っている条件では、寿命は短くなっている。
【0010】さらに、時効の結果としては、図3に対応
して強度上昇が小さい150℃以下及び軟化が始まる6
00℃以上は硬化がないことが判った。また、時効処理
時間としては、1分あれば時効硬化は充分である。余り
長くなると経済面でコスト上昇につながるため、1時間
を限度とすることが好ましい。
【0011】ところで、MR が4〜20で、疲労寿命が
長いということは、図2より伸線加工度も限定され、該
伸線加工度40〜97%に相当する。また、この2相ス
テンレス鋼ワイヤロープは、Cr を18〜30%、Mo
を0.1〜3.0%含有しているから、耐蝕性も優れて
いることは自明であり、従って、従来品では類を見ない
疲労寿命の長い高耐蝕ワイヤロープが実現可能となるも
のである。
【0012】次いで、各成分についてみると、以下に述
べるとおりである。 C:Cが多いと1050℃からの急冷却中にも炭化物が
粒界に析出し易くなって耐蝕性を低下させるところか
ら、0.1%以下に留める必要がある。 Si :Si は脱酸元素であり、或る適量は必要である
が、多いと鋼質を脆化させるので、1%以下にする必要
がある。 Mn :Mn は脱硫元素であり、或る量は必要であるが、
多くなると、加工硬化が顕著になり、加工性を損なうの
で、1.5%以下とする。 P:通常の溶製上、経済的に低減できるレベルの0.0
4%以下とする。 S:Sも上記と同じ理由で0.03%以下とする。 Cr :Cr は18%以下では耐蝕性が劣るが、30%を
越えると熱間加工性が劣化し、経済性も悪くなり、ま
た、2相組織とするためにCr が多すぎると、その相バ
ランス上、Ni も多く添加する必要が生じ、この点でも
不利であるので、18〜30%と限定する。 Ni :2相組織とするために、上記のCr 量に対応して
i は3〜8%が必要である。 Mo :0.1%あれば耐蝕性は向上し、量が増加するに
つれて効果は著しくなるが、高価な元素であり、3%あ
れば十分である。
【0013】以上の点を総合すると、本発明は、C:
0.1%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.5%以
下、P:0.04%以下、S:0.03%以下、Cr1
8.0〜30.0%、Ni3.0〜8.0%、Mo0.
1〜3.0%、残部がFeであって、フェライト量を3
0.0〜80.0%としてなる2相ステンレス鋼線を伸
線加工度40〜97%に抑えて平均細長比(MR 値)が
4〜20にコントロールされ、これをワイヤロープに成
形後、更に150〜600℃で時効処理される構成が必
須の要件となる。
【0014】
【実施例】本発明に係る2相ステンレス鋼ワイヤロープ
の特有の効果を明らかにするべく、比較ロープとの特性
対比を行った。即ち、フェライト体積率が20〜85%
の間で異なる2相ステンレス鋼線5種を、圧延を経て
5.5mmの線材とし、中間伸線と中間焼鈍を繰り返し
て最終素線径0.33mmに仕上げ、その後、7×19
の構成のロープに撚り加工して外径5mmのワイヤロー
プに仕上げた。この場合、中間焼鈍および最終伸線前の
焼鈍温度は何れも1050℃とした。また、各鋼種毎に
伸線加工度を30,50,70,90,98.5%と変
化させてMR 値も変化させた。従って、各加工ごとに最
終伸線前の中間線径は異なっている。伸線加工はコーン
型の段車伸線機を用い、伸線加工度に応じて3〜20回
伸とし、伸線速度は100〜350m/分で行った。外
径5mmのワイヤロープは、続いて各々100℃,40
0℃,650℃で時効処理を行った。
【0015】比較のための一般材のSUS304のロー
プについても同様な方法で最終素線径0.33mmと
し、7×19の構成のロープに撚り加工して外径5mm
のワイヤロープに仕上げた。SUS304の焼鈍温度は
1150℃である。一方、一般材の高炭素鋼線ロープは
中間伸線とソルトパテンティングを繰り返して、上記と
同様に最終素線径0.33mmに仕上げ、撚り加工して
7×19の構成の外径5mmのワイヤロープを製作し
た。これらのワイヤロープの成分、平均細長比(M
R 値)、破断荷重を下記[表1]に示す。
【0016】これらのワイヤロープについて、さらに繰
り返し曲げ疲労テストを行った。この繰り返し曲げ疲労
テストは、試料の線に加える荷重(P)をロープ破断荷
重の20%として、D/d=40の試験シーブ部(但し
D:シーブ溝径、d:ロープ径)の約半周通過繰り返し
回数と、素線の断線数との関係を求め、ロープの総線数
の10%の断線数が現れるまでの繰り返し回数をそのロ
ープの寿命と定義した。その結果は、下記[表2]に示
される。なお、[表2]には[表1]における各種ロー
プに対応した疲労寿命および3%NaCl塩水噴霧テス
トによる赤錆発生までの時間がそれぞれ示される。 (以下次頁に続く)
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】[表2]より明らかな通り、フェライト体
積率が30〜80%で、伸線加工度を40〜97%に限
定してMR 値を4〜20にコントロールし、更に、時効
処理を150〜600℃で行えば、10%断線疲労寿命
は、現在において該疲労寿命が最も長く信頼性が高いと
言われている高炭素鋼ワイヤロープの寿命を大幅に上回
る値が得られるばかりでなく、赤錆発生までの時間がS
US304よりも長くなって耐蝕性も非常に優れた2相
ステンレス鋼ワイヤロープが得られていることが判る。
【0020】一方、フェライト体積率が30%未満のロ
ープA,85%のロープEの場合は、耐蝕性はSUS3
04と同等かまたは上回る値が得られるものの、疲労寿
命については、たとえMR 値が4〜20の範囲を示して
も高炭素鋼ワイヤロープの値より劣っていることが判
り、これは本発明の範囲に包含され得ない例であること
は明らかである。
【0021】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、疲
労寿命が非常に長く、しかも高耐蝕を示すので、従来ス
テンレス系ロープでは使用が禁止されていたエレベータ
などの動索にも十分使用が可能である。このため、2相
ステンレス系ロープは、従来のステンレス系ロープと高
炭素鋼系ロープの両利用分野を包含した極めて広範な範
囲に亘って需要が喚起されることは疑いが無く、本発明
は、格別の効果を奏する優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】2相ステンレス鋼線の組織を示す拡大図であ
る。
【図2】2相ステンレス鋼線の伸線加工度(%)と平均
細長比MR との関係図である。
【図3】フェライト体積率αが50%の2相ステンレス
鋼線の0.2%耐力と時効温度との関係を、伸線加工度
をパラメータとして示した線図である。
【図4】ステンレス鋼ワイヤロープのフェライト体積率
をパラメータとする平均細長比MR と、断線率が10%
になるまでの繰り返し曲げ回数との関係を、時効処理の
有無で比較示した線図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C:0.1%以下、Si:1.0%以
    下、Mn:1.5%以下、P:0.04%以下、S:
    0.03%以下、Cr18.0〜30.0%、Ni3.
    0〜8.0%、Mo0.1〜3.0%、残部がFeであ
    って、フェライト量を30.0〜80.0%としてなる
    2相ステンレス鋼線を伸線加工度40〜97%に抑えて
    平均細長比(MR 値)が4〜20にコントロールされ、
    更に150〜600℃の時効処理が与えられてなること
    を特徴とする高耐疲労・耐蝕性の2相ステンレス鋼ワイ
    ヤロープ。
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