JP2672721B2 - センスアンプ回路 - Google Patents

センスアンプ回路

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JP2672721B2
JP2672721B2 JP3121353A JP12135391A JP2672721B2 JP 2672721 B2 JP2672721 B2 JP 2672721B2 JP 3121353 A JP3121353 A JP 3121353A JP 12135391 A JP12135391 A JP 12135391A JP 2672721 B2 JP2672721 B2 JP 2672721B2
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  • Computer Hardware Design (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセンスアンプ回路に関
し、特にメモリセルのデータ信号を増幅するセンスアン
プに使用する。
【0002】
【従来の技術】従来、バイポーラ、Bi・CMOS(バ
イポーラ・相補MOS)メモリのセンスアンプ回路にお
いては、図10のような電流検出型のセンスアンプ回路
が用いられていた。図10において、BL、/BL(B
Lの反転信号線を示す)はビット線対であり、メモリセ
ルより読み出したデータが数10mVのビット線対間電
位差(=△VBL)として出力され、複数(n個)のエミ
ッタ接続した差動アンプ1のバイポーラ対QD、QD´の
ベースに各々入力されている。トランジスタQD、QD´
のコレクタは共通データ線対/DL、DL(/DLはD
Lの反転信号線)に接続され、ビット線対に出力された
電位差データを、QD、QD´のエミッタ結合対により電
流差データに変換し、これらをデータ線対DL、/DL
に伝達する。バイポーラ対QD、QD´のエミッタ結合部
と電源(接地)との間には、制御型電流源としてのNチ
ャネル型MOSFET(MOSトランジスタ)のドレイ
ン、ソース間が接続され、各ゲートに制御信号SAE1
nが印加される。SAE1nのn個の信号は、そのう
ちの選択されたビット線に対応する信号のみ活性化
(“H”つまり高レベル状態)され、他はすべて非活性
(“L”レベル状態)となっている。したがって、選択
されたビット線に対応するデータのみが、活性化された
上記バイポーラ対の差動アンプ1により電流差データに
変換される。この時データ線に流れる電流IDL、/IDL
(IDLの反転電流)は、上記バイポーラ対の差動アンプ
1の総電流をISAとして、
【0003】
【数1】
【0004】となる。ここでVTは熱電圧(約25m
V:常温)である。しかして差動アンプ1により電流差
データに変換された読み出しデータは、データ線対D
L、/DLを経由して共通負荷部2に至る。共通負荷部
2は、一端を電源VCCに接続した負荷抵抗対R、R´
(R´=R)と、ベースを基準電位VREFに共通接続し
エミッタをDL、/DL、コレクタを負荷抵抗R、R´
にそれぞれ接続したバイポーラトランジスタQC、QC´
とで構成される。ここでエミッタ側から見たバイポーラ
トランジスタのインピーダンスは非常に低いので、デー
タ線DL、/DLは、トランジスタQC、QC´により
「VREF−Vf」(Vfはダイオード順方向電圧)に強固
にクランプされる。このため、読み出し電流によるデー
タ線対の線間の電圧振幅(DL、/DL間電圧)△VDL
は、数1より
【0005】
【数2】 となり、通常、数10mVの電圧振幅しか現れない。し
たがってデータ線充放電に要する時間tDL
【0006】
【数3】
【0007】となり、データ線DL、/DL間の電圧振
幅が小さい分、データ線での遅延は小さくなる。したが
って読み出し電流は、データ線DL、/DLの寄生容量
をほとんど駆動することなく、負荷部に伝達されるた
め、データ線の寄生容量の充放電に起因するデータ伝達
遅延を押さえることが可能である。負荷抵抗部に伝達さ
れた電流差データは、負荷抵抗R、R´により、電位差
データVOUTとして出力される。つまりトランジスタ
C、QC´は、クランプ動作してデータ線の寄生容量の
充放電を小ですむようにし、読み出し速度を上げてい
る。
【0008】さて、最近のメモリ容量の増大に伴い、デ
ータ線の微細化および線長の増大により、データ線の寄
生抵抗RDL、RDL´が増大する傾向にある。このデータ
線寄生抵抗の増大により、データ線間電圧振幅△VDL
【0009】
【数4】
【0010】となり、データ線を流れる読み出し電流と
データ線の寄生抵抗による電位降下により、データ線寄
生抵抗RDL、RDL´が無い場合に比較して、数4の第2
項の分だけデータ線対の線間の電圧振幅が大きくなる。
このため、データ線の充放電に費される時間tDL
【0011】
【数5】
【0012】となり、この式の第2項の分だけ、データ
線部での遅延が大きくなる。なお、上記数4、数5にお
いて、一方のデータ線の電流をIDL、他方のデータ線の
電流をIDL´として「△IDL=IDL−IDL´」、またR
DL=RDL´と考えている。
【0013】センスアンプ遅延のデータ線長依存性を図
11に示す。ここでデータ線の寄生抵抗及び容量は、デ
ータ線長に対しそれぞれ10Ω/mm、0.4PF/m
mの割合で増加すると仮定している。データ線長が0m
mの場合には約0.2nsであったセンスアンプ遅延
は、25mm(1Mビット級のメモリを想定した場合)
には、約1.8nsにまで増大する。
【0014】この点に鑑みて、データ線遅延を改善する
試みが幾つかなされてきた。図12に、本出願の発明者
が提案した特願平1−184806号の回路を示す。こ
れは、データ線遅延を軽減した半導体装置のセンスアン
プ回路である。これの特徴は、データ線対に階層構造を
持たせることにより、各階層のデータ線長(データ線抵
抗値)の削減を狙ったものである。第1階層のデータ線
対DL1、/DL1には、ベースをビット線対に接続し
たバイポーラトランジスタのエミッタ結合差動対(差動
アンプ1)が複数個接続されてており、そのエミッタ結
合部と電源VSS(接地)との間に接続されたNMOSト
ランジスタの電流源のうち、選択されたビット線に対応
するただ1つの電流源が活性化される。エミッタ結合差
動対により、ビット線に現れた電位差データを電流差デ
ータに変換し、第1階層のデータ線対DL1、/DL1
に伝達する。このデータ線対に出力された読み出し電流
は、読み出し電流伝達回路を介して第2階層のデータ線
対DL2、/DL2に伝達される。読み出し電流伝達回
路11は、ベースを基準電位VREF´に接続し、エミッ
タ、コレクタをそれぞれ第1、第2階層のデータ線に接
続されたバイポーラトランジスタ対で構成されている。
エミッタ側から見たバイポーラトランジスタのインピー
ダンスは低く、第1階層のデータ線対は強固に「VREF
´−Vf」にクランプされるため、DL1、/DL1間
の電圧振幅は小さくなり、データ線対の充放電に起因す
るデータ線部の遅延は抑えられる。また、DL1、/D
L1を流れるデータ線対電流は、単に1つのバイポーラ
トランジスタを介してDL2、/DL2に伝達されるだ
けなので、伝達時間は非常に速い。DL2、/DL2に
は、図10の場合と同様に共通負荷回路2が接続されて
おり、第2共通データ線対をバイポーラトランジスタに
より強固にクランプし、かつ電流差データを電位差デー
タVOUTに変換する。
【0015】この回路方式の長所の1つは、データ線対
を階層構造とすることにより、第1データ線対の線長を
短くすることができ、第1データ線対の寄生抵抗、寄生
容量を大幅に低減し、データ線遅延を大きく削減するこ
とが可能である。また第2階層のデータ線も配置によっ
ては、配線長が短くてすみ、配線抵抗は小さく、かつ容
量は、読み出し電流伝達回路に用いられるバイポーラト
ランジスタのコレクタ容量が伝達回路の個数分付加され
るだけなので、データ線容量もかなり小さくて済む。し
たがって第2データ線部での遅延も小さくできるため、
総合的にみて、全データ線遅延は大きく改善されること
になる。1Mビット・メモリ級を想定したシミュレーシ
ョンでは、本方式を用いると、センスアンプ遅延が約
1.1nsとなり、従来方の遅延に対し、0.7ns
(39%)高速化が可能である。また本方式のもう1つ
の利点は、データ線に階層構造を持たせているにもかか
わらず、複数の第1データ線対に接続されている多数の
エミッタ結合差動対のうち、ただ1つだけ活性化すれば
よいので、差動アンプ部1での消費電流は、従来型とほ
ぼ同じで済むということである。
【0016】しかしながら図12での方式では、2つの
基準電位VREF、VREF´が必要であるばかりか、バイポ
ーラ回路が3段シリーズ接続されているため、電源電圧
マージンが、図10の従来型よりも電圧Vf分だけ悪い
という欠点がある。微細化したCMOSを用いたBi・
CMOS(バイポーラ・CMOS)メモリなどにおいて
は、電源電圧がスケールダウンしていく傾向にあるが、
この様な場合には、本タイプのセンスアンプ回路は、実
用上使用できないということになる。
【0017】図10の欠点を改善する別の試みとして、
文献(IEEE JOURNALOF SOLID−S
TATE CIRCUITS. VOL.25,NO.
5,OCTOBER 1990 PP1057〜106
2)に示されている図13のものがある。このセンスア
ンプ回路は図10の回路のデータ線対間に抵抗REQを接
続し、これにバイパス電流を流して、データ線対を常に
イコライズすることを特徴とする。この場合、共通負荷
回路2に伝達されるデータ線対電流IDL、IDL´は
【0018】
【数6】
【0019】となるため(IEQはREQを流れるバイパス
電流)、データ線対を流れる電流差が小さくなり、デー
タ線抵抗RDLによるデータ線対間電圧VDLは以下のよう
に小さくなる。
【0020】
【数7】
【0021】ここで△IDLOは図10の場合のデータ線
電流差である。したがって、数7の式の第3項分だけデ
ータ線対電圧振幅は小さくなり、データ線部での遅延は
小さくなる。図14に、図13の構成の1Mビットメモ
リを想定したデータ線対、データ線間電圧振幅のREQ
コンダクタンス依存性を示す。すなわちREQのコンダク
タンスを大きくすることにより、つまりIEQの増加によ
り、データ線対間の電圧振幅が減少していることが分か
る。しかし同時にセンスアンプ出力振幅△VOUTも、
【0022】
【数8】
【0023】にて明らかなように、この式の第2項分だ
け小さくなるという問題が生じる。ここで共通負荷回路
2の負荷抵抗R、R´の値を調整(大きくする)ことに
より、出力振幅△VOUTを一定に保つことができる。出
力振幅一定の状態でのセンス遅延とREQのコンダクタン
スとの関係を図15に示す。この図から、REQのコンダ
クタンスを大きくし、データ線対の電圧振幅を小さくす
ることにより、センス遅延は、最大1.1nsと大きく
改善する。しかしREQのコンダクタンスが一定以上大き
くなると、共通負荷回路2のバイポーラトランジスタが
飽和してしまうという問題がある。これは共通負荷回路
2に伝達される読み出し電流の総和が、常にセンスアン
プの総電流(センスアンプの相補電流の和)ISAである
ことに起因している。したがってREQを高コンダクタン
ス状態にした場合は、負荷抵抗R、R´の値を増大(出
力OUTでの利得を所定に確保するため)させることに
より、出力振幅の中心電圧が低電圧側にシフトしてしま
い、トランジスタQC、QC´の飽和を引き起こす。また
共通負荷2に近い側の差動アンプ1を活性化した場合に
は、等価的にイコライズ抵抗の値が「REQ+2RDR」と
なるため、電流IEQが減少し、数8により、出力振幅△
OUTが増大する。この時クランプ用のトランジスタ
C、QC´はさらに飽和動作しやすくなるため、REQ
コンダクタンスは余り大きく出来ず、センスアンプ遅延
の改善度は余り大きくできないという問題があった。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたもので、電源電圧、動作マージンを落とす
ことなく、最近のデータ線長の増加に伴うデータ線部分
での信号遅延の問題を改善したセンスアンプ回路を提供
することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段と作用】本発明は、複数の
ビット線対と、該ビット線対をそれぞれ差動入力とする
複数の差動アンプ回路と、該複数の差動アンプ回路の共
通負荷回路と、前記複数の差動アンプ回路に接続される
データ線対と、前記共通負荷回路とデータ線対との間に
設けられた第1のデータ線クランプ回路と、前記データ
線対において一方のデータ線と他方のデータ線との間の
電圧振幅を小さくする第2のデータ線クランプ回路とを
具備したことを特徴とする。
【0026】すなわち本発明は、データ線対に第2のデ
ータ線クランプ回路を設けて、データ線対の電圧振幅を
小さくし、センス遅延時間の縮小を図る。また例えば図
12のような階層構造は取らずに済むようにして、電源
電圧マージンの低下を防ぐ。また第2のクランプ回路か
らデータ線に給電するようにしたことにより、データ線
対の電圧振幅小としたときに出力利得を上げるため、共
通負荷回路の負荷抵抗値を上げても、第1のデータ線ク
ランプ回路のトランジスタには飽和が生じないようにす
る。
【0027】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は同実施例の要部の構成図、図2は同構成の具
体例であるが、これらは図10、図13の従来例と対応
させた場合の例であるから、対応箇所には同一符号を用
いる。図においてデータ線振幅検知回路21は、データ
線DL、/DLの信号振幅をモニターし、データ線対の
線間電圧振幅が増大しないように制御型電流源回路22
を制御する。この回路22は回路21からの信号に応じ
てクランプ電流ICL1、ICL2(これらの総和値がICL
を制御する。すなわちデータ線クランプ回路23は、デ
ータ線対間の電圧振幅△VDLをモニターしながら、低電
位側のデータ線の電位が下がり過ぎないようにクランプ
電流(ICL1またはICL2)を流してデータ線電流(IDL
または/IDL)を減らす。さらに具体的には、データ線
対のうち、低い電圧(つまり読み出し電流が多く流れて
いる方)のデータ線に多量の補償(クランプ)用電流を
流し、高い電圧(つまり読み出し電流が少ない方)のデ
ータ線に少量の補償(クランプ)用電流を流すように行
われる。これによりクランプ回路23は、データ線対を
流れて共通負荷回路2に伝達するデータ線電流を減少す
ることが可能である。したがってデータ線対の電圧振幅
の減少、それに伴うデータ線遅延の減少などが期待でき
る。
【0028】図2において、ベースをデータ線対DL、
/DL、エミッタを相互接続したバイポーラトランジス
タT1、T2とそのエミッタ結合部と電源(接地)との
間に電流源T3を接続している。バイポーラトランジス
タ対T1、T2のコレクタはそれぞれPMOSトランジ
スタのカレントミラー(電流複製)回路25、26の入
力側に接続され、ミラー回路25、26の出力側は、そ
れぞれデータ線対に接続されている。結局トランジスタ
T1、T2の入力(ベース)と出力(コレクタ)は、カ
レントミラー回路25、26を介してクロスカップル接
続されている。
【0029】以上の構成において、データ線電流、デー
タ線抵抗(RDL=RDL´としている)により生じるデー
タ線対間の電圧振幅の増大をエミッタ結合差動部T1、
T2で検知し、データ線電位が高い(データ線電流が少
ない方)のデータ線に接続されているバイポーラトラン
ジスタに差動部電流ICLの内の大部分が流れる。この電
流は、カレントミラー回路25または26により、ドラ
イバ側からデータ線電位が低い方(データ線電流が多い
方)のデータ線にエコー(電流複製)される。したがっ
て、データ線を流れ共通負荷部2に達するデータ線電流
は、
【0030】
【数9】 となり、データ線対間の電圧振幅△VDLは次式のように
小さくなる。
【0031】
【数10】
【0032】ここで△IDLOは、“L”レベル側のデー
タ線電流と“H”レベル側のデータ線電流との差であ
る。すなわち本実施例の場合も、従来(図13)の場合
と同様に、データ線電流の減少に伴い、データ線対間電
圧振幅、センスアンプ出力振幅(OUTの出力VOUT
が減少する。したがってセンスアンプ出力VOUTを増大
するには、負荷抵抗R、R´を大きくすればよい。
【0033】図2において、1Mビットメモリを想定し
たセンスアンプ遅延と、クランプ回路23のエミッタ結
合差動電流ICLとの関係を示したのが図3である。すな
わちICLを増大していくとセンスアンプ遅延は減少して
いくが、あるところ以上にICLを増大させると、共通負
荷回路2の負荷抵抗R、R´の値の増加とトランジスタ
C、QC´のコレクタ容量とによるCR遅延が大きくな
り、センス遅延が悪化する。したがって最適ICLが存在
し、センス遅延は、1.8nsから1.1nsへと0.
7ns(39%)の高速化が可能となる。また、出力振
幅小化によるセンスアンプ出力振幅小化を補償するため
に、負荷抵抗R、R´の値を大きくしても、従来の図1
3のようにバイポーラトランジスタQC、QC´の飽和は
起こらない。このことを示したのが図4で、矢印aは、
クランプにより電圧振幅を小とすることを示し、矢印b
は該振幅小になったのを、負荷抵抗R、R´の値を大と
して、出力振幅を再度大きくし直すことを示す。cは、
クランプトランジスタ(QC、QC´)の飽和領域を示
す。すなわち図2の共通負荷回路2に伝達されるデータ
線電流の総和が「ISA−ICL」となってクランプ回路2
3の差動部電流分だけ減少するため、センスアンプ出力
の振幅の中間ポテンシャル値が、矢印aのごとく上方へ
シフトすることによる。これは、データ線電流の総和が
一定で、出力振幅の中間値が変化しない従来例(図1
3)とは、本質的に異なることである。つまりデータ線
対間に関し、データ線対間電圧振幅を縮小化する補償電
流がデータ線対全体に渡り流れる図13の従来例と、ク
ランプ回路23からデータ線クランプ電流を供給するこ
とにより、図2のごとくデータ線をクランプすることの
違いである。したがって、OUTの出力振幅拡大のた
め、負荷抵抗R、R´の値を大きくしても、(図13で
は図4のごとく飽和しやすかったものが、)図2ではセ
ンスアンプ出力が高い電圧(ポテンシャル)で振幅する
ため、トランジスタQC、QC´の飽和は起こりにくい。
選択された差動アンプ1が共通負荷回路2の近傍であっ
ても、トランジスタQC、QC´の飽和は起こりにくいと
いう長所がある。またクランプ回路23を設けたことに
より、ビット線対のデータが反転した場合に、データ線
はデータが反転するまではデータ線のリカバリーを加速
することが可能なため、センス遅延は大きく改善され
る。
【0034】図5は、本発明の異なる実施例で、変更し
た部分のみを示してある。これは、データ線/DL、D
Lと電源(接地)VSSとの間に、それぞれアイドリング
用の定電流源41、42を付加した例である。センスア
ンプ回路の高速化と同時に、低消費電力化を図る場合に
は、チップ非選択時またはデータ書き込み時などに、エ
ミッタ結合差動部のすべてを非選択にする場合がある。
この場合には、共通データ線がクランプ用電流により電
位が上がり過ぎたりし、次のアクセス時に読み出し速度
が劣化する可能性がある。この点を考慮して、トランジ
スタ41、42により、常に共通データ線にプルダウン
用のアイドリング電流を流しておくものである。図6
は、前記クランプ回路23のカレントミラー回路25、
26を、PNP型のバイポーラ・カレントミラー回路2
5´、26´とした例である。
【0035】図7は、本発明の異なる実施例である。陰
極を相互に接続し、陽極をデータ線対に接続したダイオ
ード対51、52を設け、その陰極と接地との間に定電
流源53を設け、各ダイオードの陽極と電源VCCとの間
にそれぞれ定電流源54、55を設けている。これは、
データ線電流、データ線抵抗により生じるデータ線間電
圧振幅の増大を陰極結合差動部で検出し、データ線電位
が高い(データ線電流が少ない)方のデータ線に接続さ
れているダイオードにICLのうちの大部分の電流が流れ
る。これにより、データ線対を流れ、共通負荷回路2に
伝達されるデータ線電流は、
【0036】
【数11】
【0037】となり、第2項の電流成分×データ線抵抗
分だけ、データ線間の電圧振幅は縮小される。したがっ
て、データ線部での遅延は、図2の実施例と同様に改善
される。この実施例では、データ線電位差の検知からク
ランプ電流への帰還速度が図2のようなカレントミラー
回路を経由しない分だけ高速になるため、アドレス・ス
キューなどにより発生する一時的に不確定なデータを出
力する際の誤動作が起こりにくい。
【0038】図8は、図7の具体例である。ここでは定
電流源にMOSトランジスタ54´、55´を用い、そ
れらのゲートに基準電圧VREF1を印加している。また、
アイドリング電流源41、42を用い、これらのゲート
に基準電圧VREF2を印加しており、その点では図5、図
6の場合と対応している。図9は、定電流源61〜65
をバイポーラトランジスタで形成している。
【0039】なお、本発明は実施例のみに限られず、種
々の応用が可能である。例えば、本発明によるクランプ
回路は、共通データ線上で、共通負荷回路から最も離れ
た場所に配置するのが望ましい。また、同一データ線上
で複数のクランプ回路を配置してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したごとく本発明によれば、回
路の電源電圧および動作マージンを悪化させることな
く、データ線抵抗によるデータ遅延の問題をし、センス
アンプの動作を高速化できるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概略的構成図。
【図2】本発明の実施例の具体的回路図。
【図3】本発明の他の実施例の要部回路図。
【図4】本発明の他の実施例の要部回路図。
【図5】本発明の他の実施例の要部回路図。
【図6】本発明の他の実施例の要部回路図。
【図7】本発明の他の実施例の要部回路図。
【図8】本発明の他の実施例の要部回路図。
【図9】本発明の他の実施例の要部回路図。
【図10】従来のセンスアンプ回路図。
【図11】図10の特性図。
【図12】従来のセンスアンプ回路図。
【図13】従来のセンスアンプ回路図。
【図14】図13の特性図。
【図15】図13の特性図。
【符号の説明】
1…差動アンプ、2…共通負荷回路、21…データ線振
幅検知回路、22…制御型電流源、23…クランプ回
路、25、26…カレントミラー(電流複製)回路、5
1、52…ダイオード、51〜53…定電流源、BL、
/BL…ビット線対、DL、/DL…データ線対、R、
R´…負荷抵抗、RDL、RDL´…寄生抵抗、T1、T2
…バイポーラ差動対、T3…定電流源トランジスタ。

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビット線対それぞれの電位を増幅
    する複数の差動アンプ回路と、上記複数の差動アンプ回
    路の共通負荷として作用する共通負荷回路と、上記複数
    の差動アンプ回路に接続されたデータ線対と、上記共通
    負荷回路と上記データ線対との間に接続され上記データ
    線対の電位をクランプする第1のデータ線クランプ回路
    と、上記データ線対の電圧振幅を小さくする第2のデー
    タ線クランプ回路とを具備したことを特徴とするセンス
    アンプ回路。
  2. 【請求項2】 前記複数の差動アンプ回路のそれぞれ
    が、前記データ線対の一方にコレクタが接続され前記複
    数のビット線対の対応するビット線対の一方のビット線
    にベースが接続された第1のバイポーラトランジスタ
    と、前記データ線対の他方にコレクタが接続され前記複
    数のビット線対の対応するビット線対の他方のビット線
    にベースが接続され上記第1のバイポーラトランジスタ
    のエミッタにエミッタが接続された第2のバイポーラト
    ランジスタと、電流通路が上記第1及び第2のバイポー
    ラトランジスタの両エミッタと接地電位との間に接続さ
    れゲートに制御信号を受けるMOSFETとを含んで構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載のセンス
    アンプ回路。
  3. 【請求項3】 前記共通負荷回路が一対の負荷トランジ
    スタを含んで構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載のセンスアンプ回路。
  4. 【請求項4】 前記第1のデータ線クランプ回路が、そ
    れぞれのコレクタ、エミッタ間が前記共通負荷回路と対
    応する前記データ線対との間に接続され各ベースに基準
    電位が供給される一対のバイポーラトランジスタを含ん
    で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のセ
    ンスアンプ回路。
  5. 【請求項5】 前記第2のデータ線クランプ回路が、前
    記データ線対間の電圧振幅を検出する検出手段と、前記
    データ線対間の電圧振幅が増加することを防止するため
    に上記検出手段の出力に基づいて前記データ線対に流れ
    る電流量を制御する制御型電流源とを含んで構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のセンスアンプ回
    路。
  6. 【請求項6】 前記第2のデータ線クランプ回路が、前
    記データ線対間の電圧振幅を検出する検出手段と、前記
    データ線対のうち低電位に設定された方の データ線に大
    きな値の補償電流を供給しかつ前記データ線対のうち高
    電位に設定された方のデータ線に小さな値の補償電流を
    供給するために上記検出手段の出力に基づいて前記デー
    タ線対に流れる電流量を制御する制御型電流源とを含ん
    で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のセ
    ンスアンプ回路。
  7. 【請求項7】 前記第2のデータ線クランプ回路が、前
    記データ線対上で、前記共通負荷回路から最も遠い位置
    に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のセ
    ンスアンプ回路
  8. 【請求項8】 前記第1のデータ線クランプ回路が前記
    データ線対の一端に接続され、前記第2のデータ線クラ
    ンプ回路が前記データ線対の他端に接続されていること
    を特徴とする請求項1に記載のセンスアンプ回路
  9. 【請求項9】 前記第2のデータ線クランプ回路が、各
    ベースが前記データ線対にそれぞれ接続されエミッタが
    共通接続された一対のバイポーラトランジスタと、上記
    一対のバイポーラトランジスタのエミッタ共通接続部と
    第1の電源電位との間に接続された定電流源と、入力端
    子がそれぞれ上記一対のバイポーラトランジスタの各コ
    レクタに接続され出力端子がそれぞれ前記データ線対に
    接続された第1及び第2の電流複製回路とを具備し、上
    記一対のバイポーラトランジスタのコレクタ、ベース間
    がそれぞれ上記第1及び第2の電流複製回路を介してク
    ロスカップル接続されていることを特徴とする請求項1
    に記載のセンスアンプ回路
  10. 【請求項10】 前記第2のデータ線クランプ回路が、
    陰極どうしが接続され陽極がそれぞれ前記データ線対に
    接続されたダイオード対と、上記ダイオード対の陰極共
    通接続部と第1の電源電位との間に接続された第1の定
    電流源と、第2の電源電位と前記データ線対の一方との
    間に接続された第2の定電流源と、第2の電源電位と前
    記データ線対の他方との間に接続された第3の定電流源
    とを含んで構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載のセンスアンプ回路
  11. 【請求項11】 複数のビット線対の電位を入力端子に
    それぞれ受けて増幅する複数の第1の差動アンプ回路
    と、上記複数の第1の差動アンプ回路に接続されたデー
    タ線対と、上記データ線対に接続され上記複数の第1の
    差動アンプ回路で増幅された電位をさらに増幅して上記
    データ線対に出力する第2の差動アン プ回路と、上記デ
    ータ線対間の電圧振幅を減少させるクランプ回路とを具
    備し、上記クランプ回路は、上記データ線対間の電圧振
    幅を検出する検出手段と、上記検出手段の出力に基づい
    て上記データ線対間の電圧振幅が増加することを防止す
    るために上記検出手段の出力に基づいて上記データ線対
    に流れる電流量を制御する制御型電流源とを含んで構成
    されていることを特徴とするセンスアンプ回路
  12. 【請求項12】 前記複数の第1の差動アンプ回路のそ
    れぞれが、コレクタが前記データ線対の一方に接続され
    ベースが前記複数のビット線対のうち対応するビット線
    対の一方に接続された第1のバイポーラトランジスタ
    と、コレクタが前記データ線対の他方に接続されベース
    が前記複数のビット線対のうち対応するビット線対の他
    方に接続されエミッタが上記第1のバイポーラトランジ
    スタのエミッタに接続された第2のバイポーラトランジ
    スタと、電流通路が上記第1及び第2のバイポーラトラ
    ンジスタの両エミッタと接地電位との間に接続されゲー
    トに制御信号を受けるMOSFETとを含んで構成され
    ていることを特徴とする請求項11に記載のセンスアン
    プ回路
  13. 【請求項13】 前記第2の差動アンプ回路が、前記デ
    ータ線対と第1の電源電位との間に接続され前記複数の
    第1の差動アンプ回路の共通負荷として作用する一対の
    負荷抵抗と、コレクタ、エミッタ間が上記一対の負荷抵
    抗と上記データ線対との間に接続され各ベースに基準電
    位が供給される一対のバイポーラトランジスタとを含ん
    で構成されていることを特徴とする請求項11に記載の
    センスアンプ回路
  14. 【請求項14】 前記第2の差動アンプ回路が、前記デ
    ータ線対と第1の電源電位との間に接続され前記複数の
    第1の差動アンプ回路の共通負荷として作用する一対の
    第1の負荷抵抗と、エミッタが共通接続され前記データ
    線対と上記一対の第1の負荷抵抗との接続部の各電位に
    応じた電流がベースに供給される一対のバイポーラトラ
    ンジスタと、上記一対のバイポーラトランジスタのエミ
    ッタ共通接続部と第2の電源電位との間に接続された定
    電流源と、上記一対のバイポーラトランジスタのコレク
    タと第1の電源電位との間にそれぞれ接続された一対の
    負荷素子とを含んで構成されていることを特徴とする請
    求項11に記載のセン スアンプ回路
  15. 【請求項15】 前記制御型電流源は、前記検出手段の
    出力に基づいて、前記データ線対のうち低電位に設定さ
    れた方のデータ線に大きな値の補償電流を供給しかつ前
    記データ線対のうち高電位に設定された方のデータ線に
    小さな値の補償電流を供給するように前記データ線に流
    れる電流量を制御することを特徴とする請求項11に記
    載のセンスアンプ回路
  16. 【請求項16】 前記クランプ回路が、前記データ線対
    上で、前記共通負荷から最も遠い位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項13に記載のセンスアンプ回
  17. 【請求項17】 前記第2の差動アンプ回路が前記デー
    タ線対の一端に接続され、前記クランプ回路が前記デー
    タ線対の他端に接続されていることを特徴とする請求項
    13に記載のセンスアンプ回路
  18. 【請求項18】 前記クランプ回路が、各ベースが前記
    データ線対のそれぞれに接続されエミッタが共通接続さ
    れた一対のバイポーラトランジスタと、前記一対のバイ
    ポーラトランジスタのエミッタ共通接続部と第1の電源
    電位との間に接続された定電流源回路と、入力端子がそ
    れぞれ上記一対のバイポーラトランジスタの各コレクタ
    に接続され出力端子がそれぞれ前記データ線対に接続さ
    れた第1及び第2の電流複製回路とを具備し、上記一対
    のバイポーラトランジスタのコレクタ、ベース間がそれ
    ぞれ上記第1及び第2の電流複製回路を介してクロスカ
    ップル接続されていることを特徴とする請求項1に記
    載のセンスアンプ回路
  19. 【請求項19】 前記クランプ回路が、陰極どうしが接
    続され陽極がそれぞれ前記データ線対に接続されたダイ
    オード対と、上記ダイオード対の陰極共通接続部と第1
    の電源電位との間に接続された第1の定電流源回路と、
    第2の電源電位と前記データ線対の一方との間に接続さ
    れた第2の定電流源回路と、第2の電源電位と前記デー
    タ線対の他方との間に接続された第3の定電流源回路と
    を含んで構成されていることを特徴とする請求項11に
    記載のセンスアンプ回路
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