JP2671711B2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2671711B2
JP2671711B2 JP4120583A JP12058392A JP2671711B2 JP 2671711 B2 JP2671711 B2 JP 2671711B2 JP 4120583 A JP4120583 A JP 4120583A JP 12058392 A JP12058392 A JP 12058392A JP 2671711 B2 JP2671711 B2 JP 2671711B2
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JP
Japan
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switch
plunger
interlocking
switch device
pair
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恵一 永山
誠己 野口
聡 西川
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Omron Corp
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Omron Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の各種操作スイ
ッチ等として用いられるスイッチ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車におけるウインドを開閉するため
のパワーウインドスイッチ装置は、操作部が揺動可能に
軸支され、その操作部の一方側と他方側とをそれぞれ押
圧操作することにより対応するプランジャそれぞれが連
動され、それらプランジャによりスイッチ部が作動され
てウインドの開閉が行われるようになっている。
【0003】そして、上記のような構成においては、操
作部がある程度の幅を有するので操作部の一方側と他方
側とのそれぞれで幅方向における2点においてそれぞれ
のプランジャでスイッチ部(一方側、他方側において一
個のスイッチ部それぞれは実質的に動作を行わない)そ
れぞれを押す構成とし、これにより操作部の押圧操作に
よりスイッチ部が確実に作動されるような構成としてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、プランジャが一つの操作部において4
本必要となり、組み立てに手間がかかるとともに、操作
部の操作によりプランジャがそれぞれ独立してスイッチ
部を押圧作動するのでその押圧作動が確実に行われない
という問題点があった。
【0005】本発明は上記の問題点を解消するように行
うもので、簡単な構成でスイッチ部の押圧作動が確実に
行われるスイッチ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、スイッチ装置を、基体に揺動可能に軸
支されて設けられる操作部と、操作部の揺動に連動し、
かつ、基体を挿通するように設けられるプランジャと、
プランジャにより作動されるスイッチ部とを備えてなる
スイッチ装置において、前記プランジャ(5)が、前記
操作部(10)に一端側で接触連動する一対の連動部
(23)と、それら連動部(23)の他端側において各
連動部を連結するように連続一体に形成された押圧作動
部(24)とから構成され、前記スイッチ部は前記各連
動部(23)と対応する位置に一対配設されており、前
記押圧作動部(24)が前記一対のスイッチ部にまたが
って該スイッチ部を押圧作動する構成とした。
【0007】
【作用】上記構成によると、操作部への操作力が片寄っ
て加わっても、一対の連動部がこれを受け、しかもこれ
らの連動部は押圧作動部によって連結されているので、
押圧作動部には分散された均一な力がかかる。その結
果、押圧作動部は傾いたりすることなく安定して下降す
る。そして、この押圧作動部は一対のスイッチ部にまた
がって設けられているので、各スイッチ部を個々に独立
した押圧作動部で押圧する場合に比べて、操作部への力
の片寄りによる動作の不安定さを解消して、安定した力
でスイッチ部の押圧作動が行われる
【0008】
【実施例】図1は本発明のスイッチ装置等が集合配置さ
れて構成される車載スイッチ機構の分解斜視図、図2は
側面部分縦断面図、図3は正面縦断面図である。
【0009】車載スイッチ機構は、ケーシング1と、ケ
ーシング1の上面に装着されるプリント基板2と、プリ
ント基板2上に装着されるラバーシート3と、ラバーシ
ート3のコンタクト部4上に載置されて設けられる複数
のプランジャ5と、ラバーシート3上に装着されケーシ
ング1に嵌合されて取り付けられる基体としてのカバー
6と、カバー6の操作部10の取り付け部8部分に取り
付けられる複数の操作部10とから構成される。この車
載スイッチ機構は自動車の運転席におけるスイッチ機構
であり、図1に示す運転席ドアと助手席のドアの2つの
パワーウインドのスイッチと、後部の席の2つのパワー
ウインドのスイッチと、さらに運転席ドアの1つのロッ
クスイッチとが設けられて構成される。
【0010】本発明のスイッチ装置である上記パワーウ
インドスイッチの構造を説明する。
【0011】操作部10は内面側の透光性樹脂部11と
外面側の非透光性樹脂部12とからなり、上部前端側に
指の係止部14が設けられ、内部の中央に軸支穴15a
が形成された軸支部15が、その軸支部15の前側と後
側との両側それぞれにプランジャ5の押圧部16のそれ
ぞれが設けられている。また、透光性樹脂部11は操作
部10の上面位置において模様状に非透光性樹脂部12
から外面に露呈し、この部分が照光部13を形成してい
る。
【0012】カバー6における操作部10の取り付け部
8は、開口17の周囲に方形の立ち上がり部18が設け
られて構成され、立ち上がり部18のコーナ部にはプラ
ンジャ5の挿通穴20のそれぞれが設けられ、両側部の
内側には上記軸支穴15aに嵌入される一対の軸支ピン
21が突設され、さらに前側の挿通穴20それぞれの間
には照明具の配置部としての装着穴22が設けられてお
り、この装着穴22はカバー5の下方に筒状に延出して
いる。
【0013】プランジャ5は一対のロッド状の連動部2
3と、それら連動部23それぞれを下部で連続一体とす
る押圧作動部24とからなり、押圧作動部24の連動部
23それぞれが連続する部分の間には照明具の挿通開口
26が設けられている。そして、このような構成のプラ
ンジャ5がパワーウインドスイッチ一つにおいて前後位
置に2個用いられる。
【0014】ラバーシート3に突出形成されスイッチ部
を構成するコンタクト部4それぞれの内面には、導電部
材27が付設され、また、適宜の位置には照明具の挿通
開口25のそれぞれが形成されている。
【0015】プリント基板2上面には回路パターン30
が形成され、その回路パターン30の、組み立てに際し
て上記コンタクト部4に相対する位置に接点部31が形
成されている。またプリント基板2の下面にも回路パタ
ーンが形成されるとともに各種電気要素が実装され、そ
の下面の回路パターンからスルーホールを介して照明具
としてのLED28がプリント基板2の上面側に突設さ
れている。
【0016】そして、パワーウインドスイッチは、ケー
シング1上面に装着されるプリント基板2上にラバーシ
ート3が、プリント基板2上のLED28がラバーシー
ト3の挿通開口25を挿通する状態に装着され、そのラ
バーシート3の2対のコンタクト部4上それぞれにプラ
ンジャ5のそれぞれが、その前側のプランジャ5のみに
おいて挿通開口26をLED28が挿通する状態で載置
され、この上部に軸支ピン21が軸支穴15aで軸支さ
れて操作部10が取り付け部8に取り付けられたカバー
6が、それぞれの挿通穴20にプランジャ5の連動部2
3が挿通され、かつ、LED28が装着穴22内に位置
するように取り付けられて構成される。
【0017】この状態において、プランジャ5それぞれ
の連動部23それぞれの先端は操作部10の押圧部16
それぞれに相対接触し、また、LED28が照光部13
に相対するようになっている。上記において、後側のプ
ランジャ5にはLED28が挿通されないので挿通開口
26は必要としないが、部品を兼用するべく後側におい
ても挿通開口26があるものを使用している。
【0018】以下、動作を説明する。
【0019】操作部10は係止部が14矢印X方向に押
し込まれることにより前側の押圧部16それぞれが前側
のプランジャ5の連動部23それぞれを押し、これによ
りラバーシート3の対応する一対のコンタクト部4が押
され、導電部材27が接点部31に接触して接点部31
が導通することにより、パワーウインドモータに開放指
令信号が出力される。このパワーウインドスイッチが図
3の左側に位置する運転席以外のドア用のものである場
合、一対のコンタクト部4が押圧されるものの対応する
接点部31は一つしかなく、その一つの接点部31の導
通により開放指令信号が出力される。このようにして、
接点部31は一つ使用されるだけであるが、操作部10
の押圧操作により幅広のプランジャ5が下降することに
より二つのコンタクト部4がガタつくことなく安定して
押圧され、接点部31が確実に導通するようになってい
る。
【0020】これに対して、パワーウインドスイッチが
図3の右側に位置する運転席ドア用のものである場合
は、接点部31も一対存在しており、接点部31の導通
タイミングを取り付ける導電部材27の突出寸法を変え
ることによりずらしている。すなわち、導電部材27が
大きく下方に突出する側(右側)で接点部31が先に導
通することにより上記と同様の開放指令信号が出力さ
れ、さらに、操作部10が押圧操作されて導電部材27
が小さく下方に突出する側(左側)で他方の接点部31
が導通することにより、自動開放指令信号が出力され
る。上記の開放指令信号は操作部10が押圧されて接点
部31が導通している間のみ出力されるが、自動開放指
令信号は一旦出力されると操作部10の押圧が解かれ接
点部31の導通が解除された後もウインドが全開するま
で継続的に出力される。
【0021】このように、プランジャ5が一対のコンタ
クト部4を押圧する構成は、接点部31が一つの場合、
二つの場合に兼用され、これにより部品数も削減できる
構成とされている。
【0022】パワーウインドを閉じるためのスイッチ操
作は、操作部10の係止部14に下方から指を係止して
矢印Y方向に引き上げるようにして行い、この操作部1
0の引き上げ操作により後側の押圧部16それぞれが後
側のプランジャ5の連動部23それぞれを押し下げるも
ので、これにより上記と同様にコンタクト部4それぞれ
が押圧されて接点部31が導通されるようになってい
る。
【0023】また、一方においては、夜間等においてL
ED28が点灯されると、その光が操作部10の照光部
13から確認でき、これにより操作部10の操作が容易
に行えるようになっている。
【0024】この種の操作部10が揺動可能に設けられ
るパワーウインドスイッチとしてはこの実施例に示す引
き上げ操作型のものと両側を押圧操作するシーソ型のも
のとがある。そして、シーソ型のものでは上記照光部1
3はその中央位置に設ければよいが、この実施例のよう
な引き上げ操作型のものでは係止部14の近傍位置に設
ける必要があり、その位置は一方のプランジャ5位置に
重なることとなって照光部13への光の引き出しが困難
となる。そこで、上記のようにプランジャ5に挿通開口
26を設け、さらに、カバー6の取り付け部8に装着穴
22を設けることにより、照明具であるLED28を照
光部13に容易に、かつ、安定して配置できるようにし
ている。
【0025】
【発明の効果】本発明によると、操作部への操作力が片
寄って加わっても、一対の連動部がこれを受け、しかも
これらの連動部は押圧作動部によって連結されているの
で、押圧作動部には分散された均一な力がかかる。その
結果、押圧作動部は傾いたりすることなく安定して下降
する。そして、この押圧作動部は一対のスイッチ部にま
たがって設けられているので、各スイッチ部を個々に独
立した押圧作動部で押圧する場合に比べて、操作部への
力の片寄りによる動作の不安定さを解消して、安定した
力でスイッチ部の押圧作動が行われるとともに、部品点
数も少なくなって組み立ても簡単にできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチ装置等が集合配置されて構成
される車載スイッチ機構の分解斜視図。
【図2】本発明のスイッチ装置の側面縦断面図。
【図3】本発明のスイッチ装置の正面縦断面図。
【符号の説明】 5 プランジャ 6 基体 10 操作部 23 連動部 24 押圧作動部
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−161737(JP,U) 実開 昭60−37142(JP,U) 実開 平2−148531(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体(1)に揺動可能に軸支されて設け
    られる操作部(10)と、操作部(10)の揺動に連動
    し、かつ、基体(1)を挿通するように設けられるプラ
    ンジャ(5)と、プランジャ(5)により作動されるス
    イッチ部とを備えてなるスイッチ装置において、 前記プランジャ(5)が、前記操作部(10)に一端側
    で接触連動する一対の連動部(23)と、それら連動部
    (23)の他端側において各連動部を連結するように連
    続一体に形成された押圧作動部(24)とから構成さ
    れ、前記スイッチ部は前記各連動部(23)と対応する位置
    に一対配設されており、 前記押圧作動部(24)が前記一対のスイッチ部にまた
    がって該スイッチ部を押圧作動するように 構成されてな
    るスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスイッチ装置において、
    前記プランジャ(5)の押圧作動部(24)の一対の連
    動部(23)が連続する部分の間に照明具(28)の挿
    通開口(26)が設けられるとともに、前記操作部(1
    0)の挿通開口(26)に相対する位置に照光部(1
    3)が設けられ、挿通開口(26)を通して前記照光部
    (13)に相対するように照光具(28)が配置されて
    なるスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のスイッチ装置において、
    前記基体(1)に前記照明具(28)を位置決め配置す
    る配置部(22)が一体に形成されてなるスイッチ装
    置。
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