JP2670983B2 - 酸化第二セリウムを主体とする組成物の製造方法 - Google Patents
酸化第二セリウムを主体とする組成物の製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比表面積の高温安定化
を可能にする酸化第二セリウムを主体とする組成物の製
造方法及びその用途、特に触媒作用の領域における利用
に関する。この明細書においては、「比表面積」という
用語は「ザ・ジャーナル・オブ・アメリカン・ソサイエ
ティ」誌第60巻、309頁(1938年)に記載のブ
ルナウアー・エメット・テラー(BRUNAUER−E
MMETT−TELLER)法に従って決定されるB.
E.T.比表面積をいう。 【0002】 【従来の技術】酸化第二セリウムが触媒又は触媒の支持
体として使用できることは公知である。例えば、酸化第
二セリウムに蒸着させた白金触媒でCO+H2からのメ
タノールの合成に関するポール・メリオドー等(Pau
l MERIAUDEAU et al)の著作「シー
・アール・アカデミー・シアンス・パリー、第297
巻、11号、471頁(1983年)」(C.R.Ac
ad.Sc.Paris,t.297−Serie I
I−471−1983)が挙げられる。一般に、触媒と
反応体との間の接触表面積が大きければ大きいほど触媒
の効果が大きいことも周知である。このため、触媒はな
るべく分割された状態に維持すること、即ち、触媒を構
成する固体粒子がなるべく小さくかつ個別化されている
ことが必要である。従って、支持体の基本的な役割は触
媒粒子又は結晶子がなるべく分割された状態で反応体と
の接触を維持するようにすることにある。触媒の支持体
を長期間使用すると合体により非常に微細な孔の比表面
積が減少する。この合体の際に触媒の一部が支持体の塊
の中に取り込まれて反応体と接触することができなくな
る。従来、大部分の調製された酸化第二セリウムの比表
面積は500℃を超える操作温度に対して急速に減少す
る。従って、アール・アルベロ等(「ジャーナル・オブ
・ケミカル・ソサイエティ」、ダルトン・トランス、1
984年、87頁)は硝酸第二セリウムアンモニウムか
ら600℃で焼成後の比表面積が29m2/gである酸
化第二セリウムを得ている。前記のポール・メリオドー
等は同様の調製法で比表面積27m2/gを測定してい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明によれば、酸化
第二セリウムと希土類金属元素よりなる群から選ばれた
他の金属元素Aの一種類以上の酸化物とを含有すること
を特徴とする、比表面積の高温での安定化を可能にする
酸化第二セリウムを主体とする組成物の製造方法が提供
される。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、加熱により酸
化物に分解し得る希土類金属元素よりなる群から選ばれ
た金属元素Aの酸化物の先駆体の一種以上の水溶液を酸
化第二セリウムに含浸させることを特徴とする、安定化
された比表面積を有する酸化第二セリウムを主体とする
組成物の製造方法である。 【0005】 【発明の具体的説明】本発明において使用される酸化第
二セリウムは文献公知の製品である。酸化第二セリウム
は、例えば水酸化第二セリウム又は硝酸塩、硫酸塩、炭
酸塩、しゅう酸塩、酢酸塩のような酸素含有塩を400
〜1000℃において空気中で加熱することにより製造
することができる(ポール・パスカル、「ヌーボー・ト
レテ・ドゥ・シミー・ミネラル」、第VII巻、777
頁、1959年(Paul PASCAL:Nouve
au Traite de Chimie Miner
ale,Tome Vllp777 1959))。使
用される酸化第二セリウムの比表面積は10m2/g以
上、好ましくは80m2/gより大、さらに好ましくは
80〜200m2/gである。特に選ばれた原料として
は、400〜450℃の温度で焼成後に測定した比表面
積が180〜160m2/gに達し得る特開昭62−2
75022号(仏国特許出願第86−04347号)に
記載の酸化第二セリウムである。この酸化物は後述のよ
うにあらかじめ塩基の添加により不安定化したセリウム
IV化合物のコロイド水分散液の焼成によって製造され
る。用途によっては、周知の押し出し又は圧力打ち抜き
技術に従って粒子を凝集させて成型するのが有利であ
る。 【0006】本発明の組成物は、酸化第二セリウムの他
に一種類以上の前記の金属元素の酸化物を酸化第二セリ
ウムの重量に対して1〜20%、好ましくは1〜5%含
有することができる。 【0007】本発明の第一工程は、加熱により酸化物に
分解し得る前記金属の一種類以上の塩(簡単のために
「酸化物の前駆体」という。)の水溶液を酸化第二セリ
ウムに含浸させることからなる。希土類金属元素の酸化
物の前駆体としては、例えば、イットリウム又はランタ
ン、プラセオジム、ネオジム、サマリウム、ユーロピウ
ム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロジウム、ホル
ミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテ
シウムのようなランタニド類の硝酸塩、塩酸塩、硫酸
塩、炭酸塩を挙げることが出来る。 【0008】本発明の好適な変形例に従えば、含浸は
「乾式」で、即ち使用される溶液の全体積が支持体の全
細孔体積にほぼ等しくなるように行われる。細孔体積の
測定は水銀ポロシメーターを使用した公知の方法に従っ
て、又は試料が吸収した水の量を測定することによって
行うことができる。同様に、支持体を金属元素Aの酸化
物の前駆体の溶液に浸漬し、過剰の溶液を水きりによっ
て除去することによって支持体を含浸することもでき
る。酸化物の前駆体の溶液濃度は該前駆体の溶解度によ
って決まる。 【0009】本発明の方法の第二工程に従えば、所望の
酸化物の前駆体を酸化第二セリウム中に分散した状態に
したまま、水を除去するために含浸した酸化第二セリウ
ムを乾燥する。乾燥はたいてい空気中で80〜300
℃、好ましくは100〜150℃の温度で行われる。乾
燥は重量が一定になるまで続けられる。一般に、乾燥時
間は1〜24時間である。 【0010】本発明の第三工程に従えば、含浸された酸
化第二セリウムは一般に400〜1000℃、好ましく
は600〜900℃の温度で焼成される。焼成時間は前
駆体を酸化物に転換するのに十分な時間でなければなら
ない。焼成時間は1〜24時間の範囲内で広範囲に変え
ることができるが、好ましくは4〜10時間である。 【0011】本発明に従って製造された酸化第二セリウ
ムを主体とする組成物は、後記の実施例から証明される
ように比表面積を高温で安定化することができる。 【0012】本発明に従う別法は、金属元素Aを酸化物
の前駆体の形で酸化第二セリウムの製造時に導入するこ
とからなる。上記の別法は、金属元素Aの酸化物の前駆
体の一種類以上をセリウム(IV)化合物のコロイド水
分散液に導入し、この分散液に塩基を添加することによ
り不安定化し、得られた沈殿を分離し、この沈殿を熱処
理することからなる方法に従って本発明の組成物を製造
することからなる。 【0013】上記の別法においては、任意のセリウム
(IV)化合物のコロイド水分散液、特に、大きな比表
面積の酸化第二セリウムが得られる特開昭62−275
022号に記載のものを使用することができる。特開昭
62−275022号に記載のセリウム(IV)化合物
のコロイド水分散液は、次式(I) Ce(M)x(OH)y(NO3)z・nH2O (I) (式中、Mはアルカリ金属元素又は第四アンモニウム塩
残基を表わし、xは0〜0.2の数であり、zは0〜
0.7の数であり、yはy=4−z+xを満たす数であ
り、nは0〜約20の数である)のセリウム化合物を水
に分散させることにより得られる。 【0014】簡単のために、「ゾル」という用語は上記
式(I)に相当するセリウム(IV)化合物のコロイド
水分散液を指すものとする。ゾル中のセリウム(IV)
化合物の濃度は臨界的に重要な意昧を持たない。セリウ
ム(IV)化合物がCeO2で表されるときは、その濃
度は0.1〜2.0モル/リットル、好ましくは0.5
〜1モル/リットルである。コロイド状態のセリウム
(IV)の割合は95%を超える。しかしながら、本発
明においてはイオン状態のセリウム(IV)の存在する
ゾルも排除されない。セリウムの割合を99〜100%
に選ぶのが好ましい。ゾル中に存在するコロイド粒子の
大きさは十分に広い範囲で変えられる。一般に、マイケ
ル・エル・マコンネル、「アナリティカル・ケミストリ
ー」第53巻、第8号、1007A頁、1981年(M
ichael L.Mc Connell:Analy
tica l Chemistry,53,No,8 1
007A(1981))に記載の方法に従って光の準弾
性散乱によって決定されたコロイドの流体力学的平均直
径は300〜2000オングストロームの範囲である。 【0015】上記の特徴を有するゾルの例としては、特
に、式(I)においてxが0であり、zが0.35〜
0.7であるセリウム化合物を水に分散させることによ
り製造され、コロイド粒子の大きさが300〜1000
オングストロームに達する十分に広い範囲内で変えられ
るとともに、コロイド粒子がpH3.0になるまで塩基
性化することにより大きくなり流体力学的直径が500
〜2000オングストロームになる特開昭62−275
022号に記載のものが挙げられる。 【0016】上記のコロイド粒子の大きさをもつゾルを
得るには、水に直接に分散し得る上記セリウム(IV)
化合物を水に分散させる。この化合物は撹拌下に水性媒
体又は弱酸性媒体に分散させてpHが1〜2.5のゾル
が得られるようにする。このセリウム(IV)化合物
は、セリウム(IV)塩水溶液を酸性媒体中で加水分解
し、得られた沈殿を分離し、次いで、必須ではないが、
熱処理する方法に従って製造される。この製造法によれ
ば、まず、セリウム(IV)塩水溶液の加水分解を行
う。このために、硝酸第二セリウム水溶液でもよいセリ
ウム(IV)溶液から出発する。この溶液は第一セリウ
ムの状態のセリウムを含有していても不都合はないが、
沈殿の収率を良くするためにはセリウム(IV)を85
%以上含有していることが望ましい。セリウム塩溶液は
最終製品中には見いだせない程度にしか不純物を含有し
ていないように選ばれる。純度が99%を超えるセリウ
ム塩溶液を使用するのが有利である。セリウム塩溶液の
濃度は本発明においては臨界的に重要な因子ではない。
セリウム(IV)で表した場合、該濃度は0.3〜3モ
ル/リットル、好ましくは0.5〜1.5モル/リット
ルである。原料としては、公知の方法に従って第一セリ
ウム塩(例えば、炭酸第一セリウム)溶液とアンモニア
溶液を過酸化水素の存在下に反応させることによって製
造された酸化第二セリウム水和物に硝酸を作用させるこ
とによって得られる硝酸第二セリウム溶液を使用するこ
とができる。硝酸第一セリウム溶液の電解酸化法により
得られる仏国特許出願公開第2,570,087号に記
載の硝酸第二セリウム溶液が特に選ばれた原料である。 【0017】加水分解媒体は水である。その種類は臨界
的に重要ではないが、蒸留水又は交換水が好ましい。酸
性度は無機酸の添加によって調整される。硝酸を選ぶの
が好ましい。濃縮又は希釈(例えば、10−2N)する
ことができる酸を使用してもよい。酸性度は、また、弱
酸性で規定度が0.01〜5N、好ましくは0.1〜1
Nであってもよい硝酸第二セリウム溶液に由来していて
もよい。加水分解反応のために導入されるHイオンの量
はモル比[H+]/[Ce(IV)当量]が0以上3以
下、好ましくは0.4〜2.5となるような量である。
セリウム(IV)塩水溶液と加水分解媒体(実質的に
水)の割合はセリウム(IV)の最終当量濃度が0.1
〜1.0モル/リットル、好ましくは0.2〜0.6モ
ル/リットルとなるように設定される。セリウム(I
V)の最終当量濃度は次式 [Ce(IV)当量]=[Ce(IV)]×V’/(V+V’) (式中、[Ce(IV)]はセリウム(IV)塩溶液の
濃度(モル/リットル)を表わし、Vは場合によって添
加される酸の水の体積を表わし、V’はセリウム(I
V)溶液の体積を表わす)により定義される。上記のよ
うな条件下で実施されるセリウム(IV)塩の加水分解
は、好ましくは70〜120℃で、さらに好ましくは約
100℃の反応媒体の還流温度で行われる。調節と再現
が容易な還流温度で操作するのがより容易である。 【0018】セリウム(IV)化合物の製造方法を幾つ
かの変法に従って使用することもできる。例えば、セリ
ウム(IV)塩溶液を反応温度に保たれた場合によって
酸を含有する水に、又は逆にそのような水をセリウム
(IV)塩溶液に、徐々に若しくは連続的に、一回で添
加してもよい。また、この方法を連続的に操作しても良
い。このために、セリウム(IV)塩溶液と加水分解媒
体を同時かつ連続的に混合し、混合物を選ばれた反応温
度で連続的に加熱する。セリウム(IV)塩溶液を加水
分解媒体と混合した後この混合物を撹拌下に反応温度に
保つこともできる。実施方法のいかんによらず沈殿の形
成が認められる。反応時間は2〜8時間、好ましくは3
〜6時間である。 【0019】加水分解の後、公知の技術に従って、温度
がしばしば90〜100℃になる懸濁液の形で与えられ
る反応塊を分離する。この操作は反応塊を室温、即ちし
ばしば10〜25℃に冷却する前又はした後に行われ
る。沈殿は公知の分離技術であるろ過、デカンテーショ
ン、乾燥及び遠心分離によって分離される。式(I)に
おいてnが0より大きく約20以下に相当するセリウム
(IV)化合物の沈殿が得られる。この化合物は水に直
接分散し得る。 【0020】また、得られた沈殿を、上記条件、特に乾
燥時間及び乾燥温度で式(I)においてnが0以上20
未満であるセリウム化合物が得られる乾燥操作に付す
る。得られた生成物を15〜100℃、好ましくは室温
〜50℃で乾燥する。この操作は空気中で又は例えば1
〜100mmHg(133.3322〜13,332.
2Pa)の減圧下で行うことができる。乾燥時間は乾燥
した生成物(n=0)が得られるように5〜48時間に
選定するのが好ましい。式(I)に相当するセリウム
(IV)化合物の水和度のいかんによらず、水に直接分
散しうるセリウム(IV)化合物が得られ、このものは
水に分散させることによって流体力学的直径が300〜
1000オングストロームのコロイド粒子を含有するゾ
ルに導かれる。 【0021】本発明の別法において使用しうるゾルの別
の例としては、一般に流体力学的平均直径が300〜6
00オングストロームであって、水と酸、例えば硝酸と
酸化第二セリウムの分散液を形成し、この分散液を加熱
し、その際、分散液中に存在する酸の量をpHが5.4
未満、好ましくは2.8未満になるように設定する方法
に従って製造されたゾルを使用することができる。出発
材料の酸化第二セリウム水和物は第一セリウム塩、例え
ば炭酸第一セリウムの溶液とアンモニア溶液を酸化剤、
特に過酸化水素水の存在下で反応させることにより製造
される。ゾル製造の詳細については仏国特許出願公開第
2,416,867号を参照することができる。 【0022】上記のようなゾルを使用する別法において
は、まず、一種類以上の金属元素Aの酸化物の前駆体を
上記のセリウム(IV)化合物のコロイド水分散液に導
入する。使用できる希土類金属元素の酸化物の前駆体は
前記のものである。酸化物前駆体は水溶液の形で又はセ
リウム(IV)化合物のコロイド水分散液中に直接存在
する場合には固体の形で使用することができる。使用す
る酸化物の前駆体の量は最終生成物において上記重量%
になるような量である。次の工程は、一種類以上の金属
元素Aの酸化物の前駆体を含有するセリウム(IV)化
合物のコロイド水分散液の不安定化である。この不安定
化にいおて使用する塩基溶液は、例えばアンモニア、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムの水溶液でもよい。ま
た、ガス状態のアンモニアを使用することもできる。本
発明においてはアンモニア水を使用するのが好ましい。
使用する塩基溶液の規定度は本発明においては臨界的に
重要な因子ではなく広い範囲で、例えば0.1〜11N
の範囲で変えられるが、5〜10Nの濃度の溶液を使用
するのが好ましい。塩基の添加量は処理された分散系の
最終pHが7より大きく、好ましくは9以上10以下と
なるように決める。実地には、一種類以上の金属元素A
の酸化物の前駆体を含有するセリウム(IV)化合物の
コロイド水分散液に塩基を添加するか、又はその逆であ
る。添加は一回で、徐々に又は連続的に、撹拌下に行
う。塩基を上記分散系に添加するのが好適である。上記
分散系への塩基の添加速度は臨界的に重要ではない。O
H−モル/セリウム(IV)モル/時間で表すと、流量
は0.1〜5、好ましくは2〜4である。混合は好まし
くは60℃未満の温度、さらに好ましくは室温(しばし
ば10〜25℃)で行う。塩基溶液の添加終了後、場合
によって、完全に沈殿させるために反応媒体を再度数時
間撹拌してもよい。この時間は臨界的に重要ではなく、
1分〜24時間の範囲で変えられる。 【0023】不安定化により得られた沈殿は、公知の固
一液分離技術、即ちろ過、デカンテーション、遠心分離
又は乾燥により分離される。この分離は一般に室温で行
われる。場合によって分離された沈殿を洗浄してOH−
イオンを除去する。洗浄は水又は有機溶媒を使用して行
うことができる。有機溶媒の例としては、脂肪族、脂環
式若しくは芳香族炭化水素類、脂肪族若しくは脂環式ケ
トン類、又は脂肪族若しくは脂環式アルコール類、例え
ばメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプ
ロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、ネオブ
タノール等が挙げられる。洗浄は1回〜数回、たいてい
は1〜3回行われる。洗浄後の沈殿の含水量は20〜8
0%、一般に20〜50%である。 【0024】最後に、上記の分離及び場合によって洗浄
の後に、得られた生成物の熱処理が行われる。この熱処
理は一般に空気中又は1〜100mmHg(133.3
322〜13,332.2Pa)程度の減圧下で乾燥す
ることにより開始される。乾燥温度は室温〜100℃の
範囲であり、乾燥時間は臨界的に重要ではないが2〜4
8時間、好ましくは10〜24時間である。最後の操作
において、乾燥した生成物を400〜1000℃、好ま
しくは600〜900℃の範囲から選ばれた温度で焼成
する。焼成時間は約1〜24時間、好ましくは4〜10
時間である。焼成温度は、焼成温度が高ければ高いほど
比表面積は小さくなることを考慮して、その後で触媒を
適用するのに望ましい比表面積との関係で決められる。 【0025】本発明の方法により酸化第二セリウムに導
入された金属元素Aの存在のため、温度上昇に付された
酸化第二セリウムの比表面積の安定性は向上する。本発
明に従う酸化第二セリウムを主体とする組成物の応用は
多方面にわたる。例えば、装入剤、結合剤、薄め塗膜、
濃化剤、分散剤、補強剤、顔料、吸収剤等としての利用
を挙げることができる。本発明により安定化された酸化
第二セリウムは触媒作用の分野で触媒として又は触媒用
支持体として使用するのによく適応している。上記酸化
第二セリウムは例えば炭化水素その他の有機化合物の脱
水反応、ヒドロ硫酸塩化反応、ヒドロ脱窒反応、脱硫反
応、ヒドロ脱硫反応、脱ハロゲン化水素反応、改質、蒸
気改質、クラッキング、水化クラッキング、水素化反
応、脱水素反応、異性化反応、不均化反応、オキシクロ
リネーション、脱水素環化反応、酸化及び/又は還元反
応、クラウス反応、内燃機関の排気ガス処理、非金属
化、メタン化、シフト・コンバージョン等のような種々
の反応を行うための触媒又は触媒用支持体として使用す
ることができる。 【0026】 【実施例】以下の実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、もちろん本発明はそれらの実施例に限定され
ない。実施例においては、金属元素はプラズマ放射分光
分析により定量した。 【0027】実施例1 この実施例においては、2.5%のLa2O3を含有す
る酸化第二セリウムを製造した。 まず、下記のようにして得られた酸化第二セリウムから
出発した。硝酸第一セリウム水和物、Ce(NO3)3
・6H2O(400g)、を水220cm3に溶解した
後、溶液を140℃で4時間蒸発させる。得られた生成
物の風乾を1℃/分の昇温速度で徐々に400℃まで上
げることにより行った。空気中で400℃で6時間焼成
して酸化第二セリウムを得た。このものはX線回折分析
により純粋な酸化第二セリウム(JCPDS 4059
3)に一致することが確かめられた。ついで、押し出し
により2×3mmの寸法の顆粒の形で成型された酸化第
二セリウム153g(20%の水を添加)を回転容器内
で酸化ランタン116g/リットルを含有する硝酸ラン
タン溶液32cm3と緊密に混合した。含浸された酸化
第二セリウムを140℃で16時間乾燥し、次いで種々
の温度、即ち400℃、550℃、700℃及び900
℃で6時間焼成した。焼成後、めのう製乳鉢で粉砕して
細かくした生成物についてB.E.T.法により比表面
積(m2/g)を測定した。得られた結果を表1に示
す。比較のために安定化しなかった酸化第二セリウム
(試料A)の比表面積を測定した。 【0028】 【表1】
を可能にする酸化第二セリウムを主体とする組成物の製
造方法及びその用途、特に触媒作用の領域における利用
に関する。この明細書においては、「比表面積」という
用語は「ザ・ジャーナル・オブ・アメリカン・ソサイエ
ティ」誌第60巻、309頁(1938年)に記載のブ
ルナウアー・エメット・テラー(BRUNAUER−E
MMETT−TELLER)法に従って決定されるB.
E.T.比表面積をいう。 【0002】 【従来の技術】酸化第二セリウムが触媒又は触媒の支持
体として使用できることは公知である。例えば、酸化第
二セリウムに蒸着させた白金触媒でCO+H2からのメ
タノールの合成に関するポール・メリオドー等(Pau
l MERIAUDEAU et al)の著作「シー
・アール・アカデミー・シアンス・パリー、第297
巻、11号、471頁(1983年)」(C.R.Ac
ad.Sc.Paris,t.297−Serie I
I−471−1983)が挙げられる。一般に、触媒と
反応体との間の接触表面積が大きければ大きいほど触媒
の効果が大きいことも周知である。このため、触媒はな
るべく分割された状態に維持すること、即ち、触媒を構
成する固体粒子がなるべく小さくかつ個別化されている
ことが必要である。従って、支持体の基本的な役割は触
媒粒子又は結晶子がなるべく分割された状態で反応体と
の接触を維持するようにすることにある。触媒の支持体
を長期間使用すると合体により非常に微細な孔の比表面
積が減少する。この合体の際に触媒の一部が支持体の塊
の中に取り込まれて反応体と接触することができなくな
る。従来、大部分の調製された酸化第二セリウムの比表
面積は500℃を超える操作温度に対して急速に減少す
る。従って、アール・アルベロ等(「ジャーナル・オブ
・ケミカル・ソサイエティ」、ダルトン・トランス、1
984年、87頁)は硝酸第二セリウムアンモニウムか
ら600℃で焼成後の比表面積が29m2/gである酸
化第二セリウムを得ている。前記のポール・メリオドー
等は同様の調製法で比表面積27m2/gを測定してい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明によれば、酸化
第二セリウムと希土類金属元素よりなる群から選ばれた
他の金属元素Aの一種類以上の酸化物とを含有すること
を特徴とする、比表面積の高温での安定化を可能にする
酸化第二セリウムを主体とする組成物の製造方法が提供
される。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、加熱により酸
化物に分解し得る希土類金属元素よりなる群から選ばれ
た金属元素Aの酸化物の先駆体の一種以上の水溶液を酸
化第二セリウムに含浸させることを特徴とする、安定化
された比表面積を有する酸化第二セリウムを主体とする
組成物の製造方法である。 【0005】 【発明の具体的説明】本発明において使用される酸化第
二セリウムは文献公知の製品である。酸化第二セリウム
は、例えば水酸化第二セリウム又は硝酸塩、硫酸塩、炭
酸塩、しゅう酸塩、酢酸塩のような酸素含有塩を400
〜1000℃において空気中で加熱することにより製造
することができる(ポール・パスカル、「ヌーボー・ト
レテ・ドゥ・シミー・ミネラル」、第VII巻、777
頁、1959年(Paul PASCAL:Nouve
au Traite de Chimie Miner
ale,Tome Vllp777 1959))。使
用される酸化第二セリウムの比表面積は10m2/g以
上、好ましくは80m2/gより大、さらに好ましくは
80〜200m2/gである。特に選ばれた原料として
は、400〜450℃の温度で焼成後に測定した比表面
積が180〜160m2/gに達し得る特開昭62−2
75022号(仏国特許出願第86−04347号)に
記載の酸化第二セリウムである。この酸化物は後述のよ
うにあらかじめ塩基の添加により不安定化したセリウム
IV化合物のコロイド水分散液の焼成によって製造され
る。用途によっては、周知の押し出し又は圧力打ち抜き
技術に従って粒子を凝集させて成型するのが有利であ
る。 【0006】本発明の組成物は、酸化第二セリウムの他
に一種類以上の前記の金属元素の酸化物を酸化第二セリ
ウムの重量に対して1〜20%、好ましくは1〜5%含
有することができる。 【0007】本発明の第一工程は、加熱により酸化物に
分解し得る前記金属の一種類以上の塩(簡単のために
「酸化物の前駆体」という。)の水溶液を酸化第二セリ
ウムに含浸させることからなる。希土類金属元素の酸化
物の前駆体としては、例えば、イットリウム又はランタ
ン、プラセオジム、ネオジム、サマリウム、ユーロピウ
ム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロジウム、ホル
ミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテ
シウムのようなランタニド類の硝酸塩、塩酸塩、硫酸
塩、炭酸塩を挙げることが出来る。 【0008】本発明の好適な変形例に従えば、含浸は
「乾式」で、即ち使用される溶液の全体積が支持体の全
細孔体積にほぼ等しくなるように行われる。細孔体積の
測定は水銀ポロシメーターを使用した公知の方法に従っ
て、又は試料が吸収した水の量を測定することによって
行うことができる。同様に、支持体を金属元素Aの酸化
物の前駆体の溶液に浸漬し、過剰の溶液を水きりによっ
て除去することによって支持体を含浸することもでき
る。酸化物の前駆体の溶液濃度は該前駆体の溶解度によ
って決まる。 【0009】本発明の方法の第二工程に従えば、所望の
酸化物の前駆体を酸化第二セリウム中に分散した状態に
したまま、水を除去するために含浸した酸化第二セリウ
ムを乾燥する。乾燥はたいてい空気中で80〜300
℃、好ましくは100〜150℃の温度で行われる。乾
燥は重量が一定になるまで続けられる。一般に、乾燥時
間は1〜24時間である。 【0010】本発明の第三工程に従えば、含浸された酸
化第二セリウムは一般に400〜1000℃、好ましく
は600〜900℃の温度で焼成される。焼成時間は前
駆体を酸化物に転換するのに十分な時間でなければなら
ない。焼成時間は1〜24時間の範囲内で広範囲に変え
ることができるが、好ましくは4〜10時間である。 【0011】本発明に従って製造された酸化第二セリウ
ムを主体とする組成物は、後記の実施例から証明される
ように比表面積を高温で安定化することができる。 【0012】本発明に従う別法は、金属元素Aを酸化物
の前駆体の形で酸化第二セリウムの製造時に導入するこ
とからなる。上記の別法は、金属元素Aの酸化物の前駆
体の一種類以上をセリウム(IV)化合物のコロイド水
分散液に導入し、この分散液に塩基を添加することによ
り不安定化し、得られた沈殿を分離し、この沈殿を熱処
理することからなる方法に従って本発明の組成物を製造
することからなる。 【0013】上記の別法においては、任意のセリウム
(IV)化合物のコロイド水分散液、特に、大きな比表
面積の酸化第二セリウムが得られる特開昭62−275
022号に記載のものを使用することができる。特開昭
62−275022号に記載のセリウム(IV)化合物
のコロイド水分散液は、次式(I) Ce(M)x(OH)y(NO3)z・nH2O (I) (式中、Mはアルカリ金属元素又は第四アンモニウム塩
残基を表わし、xは0〜0.2の数であり、zは0〜
0.7の数であり、yはy=4−z+xを満たす数であ
り、nは0〜約20の数である)のセリウム化合物を水
に分散させることにより得られる。 【0014】簡単のために、「ゾル」という用語は上記
式(I)に相当するセリウム(IV)化合物のコロイド
水分散液を指すものとする。ゾル中のセリウム(IV)
化合物の濃度は臨界的に重要な意昧を持たない。セリウ
ム(IV)化合物がCeO2で表されるときは、その濃
度は0.1〜2.0モル/リットル、好ましくは0.5
〜1モル/リットルである。コロイド状態のセリウム
(IV)の割合は95%を超える。しかしながら、本発
明においてはイオン状態のセリウム(IV)の存在する
ゾルも排除されない。セリウムの割合を99〜100%
に選ぶのが好ましい。ゾル中に存在するコロイド粒子の
大きさは十分に広い範囲で変えられる。一般に、マイケ
ル・エル・マコンネル、「アナリティカル・ケミストリ
ー」第53巻、第8号、1007A頁、1981年(M
ichael L.Mc Connell:Analy
tica l Chemistry,53,No,8 1
007A(1981))に記載の方法に従って光の準弾
性散乱によって決定されたコロイドの流体力学的平均直
径は300〜2000オングストロームの範囲である。 【0015】上記の特徴を有するゾルの例としては、特
に、式(I)においてxが0であり、zが0.35〜
0.7であるセリウム化合物を水に分散させることによ
り製造され、コロイド粒子の大きさが300〜1000
オングストロームに達する十分に広い範囲内で変えられ
るとともに、コロイド粒子がpH3.0になるまで塩基
性化することにより大きくなり流体力学的直径が500
〜2000オングストロームになる特開昭62−275
022号に記載のものが挙げられる。 【0016】上記のコロイド粒子の大きさをもつゾルを
得るには、水に直接に分散し得る上記セリウム(IV)
化合物を水に分散させる。この化合物は撹拌下に水性媒
体又は弱酸性媒体に分散させてpHが1〜2.5のゾル
が得られるようにする。このセリウム(IV)化合物
は、セリウム(IV)塩水溶液を酸性媒体中で加水分解
し、得られた沈殿を分離し、次いで、必須ではないが、
熱処理する方法に従って製造される。この製造法によれ
ば、まず、セリウム(IV)塩水溶液の加水分解を行
う。このために、硝酸第二セリウム水溶液でもよいセリ
ウム(IV)溶液から出発する。この溶液は第一セリウ
ムの状態のセリウムを含有していても不都合はないが、
沈殿の収率を良くするためにはセリウム(IV)を85
%以上含有していることが望ましい。セリウム塩溶液は
最終製品中には見いだせない程度にしか不純物を含有し
ていないように選ばれる。純度が99%を超えるセリウ
ム塩溶液を使用するのが有利である。セリウム塩溶液の
濃度は本発明においては臨界的に重要な因子ではない。
セリウム(IV)で表した場合、該濃度は0.3〜3モ
ル/リットル、好ましくは0.5〜1.5モル/リット
ルである。原料としては、公知の方法に従って第一セリ
ウム塩(例えば、炭酸第一セリウム)溶液とアンモニア
溶液を過酸化水素の存在下に反応させることによって製
造された酸化第二セリウム水和物に硝酸を作用させるこ
とによって得られる硝酸第二セリウム溶液を使用するこ
とができる。硝酸第一セリウム溶液の電解酸化法により
得られる仏国特許出願公開第2,570,087号に記
載の硝酸第二セリウム溶液が特に選ばれた原料である。 【0017】加水分解媒体は水である。その種類は臨界
的に重要ではないが、蒸留水又は交換水が好ましい。酸
性度は無機酸の添加によって調整される。硝酸を選ぶの
が好ましい。濃縮又は希釈(例えば、10−2N)する
ことができる酸を使用してもよい。酸性度は、また、弱
酸性で規定度が0.01〜5N、好ましくは0.1〜1
Nであってもよい硝酸第二セリウム溶液に由来していて
もよい。加水分解反応のために導入されるHイオンの量
はモル比[H+]/[Ce(IV)当量]が0以上3以
下、好ましくは0.4〜2.5となるような量である。
セリウム(IV)塩水溶液と加水分解媒体(実質的に
水)の割合はセリウム(IV)の最終当量濃度が0.1
〜1.0モル/リットル、好ましくは0.2〜0.6モ
ル/リットルとなるように設定される。セリウム(I
V)の最終当量濃度は次式 [Ce(IV)当量]=[Ce(IV)]×V’/(V+V’) (式中、[Ce(IV)]はセリウム(IV)塩溶液の
濃度(モル/リットル)を表わし、Vは場合によって添
加される酸の水の体積を表わし、V’はセリウム(I
V)溶液の体積を表わす)により定義される。上記のよ
うな条件下で実施されるセリウム(IV)塩の加水分解
は、好ましくは70〜120℃で、さらに好ましくは約
100℃の反応媒体の還流温度で行われる。調節と再現
が容易な還流温度で操作するのがより容易である。 【0018】セリウム(IV)化合物の製造方法を幾つ
かの変法に従って使用することもできる。例えば、セリ
ウム(IV)塩溶液を反応温度に保たれた場合によって
酸を含有する水に、又は逆にそのような水をセリウム
(IV)塩溶液に、徐々に若しくは連続的に、一回で添
加してもよい。また、この方法を連続的に操作しても良
い。このために、セリウム(IV)塩溶液と加水分解媒
体を同時かつ連続的に混合し、混合物を選ばれた反応温
度で連続的に加熱する。セリウム(IV)塩溶液を加水
分解媒体と混合した後この混合物を撹拌下に反応温度に
保つこともできる。実施方法のいかんによらず沈殿の形
成が認められる。反応時間は2〜8時間、好ましくは3
〜6時間である。 【0019】加水分解の後、公知の技術に従って、温度
がしばしば90〜100℃になる懸濁液の形で与えられ
る反応塊を分離する。この操作は反応塊を室温、即ちし
ばしば10〜25℃に冷却する前又はした後に行われ
る。沈殿は公知の分離技術であるろ過、デカンテーショ
ン、乾燥及び遠心分離によって分離される。式(I)に
おいてnが0より大きく約20以下に相当するセリウム
(IV)化合物の沈殿が得られる。この化合物は水に直
接分散し得る。 【0020】また、得られた沈殿を、上記条件、特に乾
燥時間及び乾燥温度で式(I)においてnが0以上20
未満であるセリウム化合物が得られる乾燥操作に付す
る。得られた生成物を15〜100℃、好ましくは室温
〜50℃で乾燥する。この操作は空気中で又は例えば1
〜100mmHg(133.3322〜13,332.
2Pa)の減圧下で行うことができる。乾燥時間は乾燥
した生成物(n=0)が得られるように5〜48時間に
選定するのが好ましい。式(I)に相当するセリウム
(IV)化合物の水和度のいかんによらず、水に直接分
散しうるセリウム(IV)化合物が得られ、このものは
水に分散させることによって流体力学的直径が300〜
1000オングストロームのコロイド粒子を含有するゾ
ルに導かれる。 【0021】本発明の別法において使用しうるゾルの別
の例としては、一般に流体力学的平均直径が300〜6
00オングストロームであって、水と酸、例えば硝酸と
酸化第二セリウムの分散液を形成し、この分散液を加熱
し、その際、分散液中に存在する酸の量をpHが5.4
未満、好ましくは2.8未満になるように設定する方法
に従って製造されたゾルを使用することができる。出発
材料の酸化第二セリウム水和物は第一セリウム塩、例え
ば炭酸第一セリウムの溶液とアンモニア溶液を酸化剤、
特に過酸化水素水の存在下で反応させることにより製造
される。ゾル製造の詳細については仏国特許出願公開第
2,416,867号を参照することができる。 【0022】上記のようなゾルを使用する別法において
は、まず、一種類以上の金属元素Aの酸化物の前駆体を
上記のセリウム(IV)化合物のコロイド水分散液に導
入する。使用できる希土類金属元素の酸化物の前駆体は
前記のものである。酸化物前駆体は水溶液の形で又はセ
リウム(IV)化合物のコロイド水分散液中に直接存在
する場合には固体の形で使用することができる。使用す
る酸化物の前駆体の量は最終生成物において上記重量%
になるような量である。次の工程は、一種類以上の金属
元素Aの酸化物の前駆体を含有するセリウム(IV)化
合物のコロイド水分散液の不安定化である。この不安定
化にいおて使用する塩基溶液は、例えばアンモニア、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムの水溶液でもよい。ま
た、ガス状態のアンモニアを使用することもできる。本
発明においてはアンモニア水を使用するのが好ましい。
使用する塩基溶液の規定度は本発明においては臨界的に
重要な因子ではなく広い範囲で、例えば0.1〜11N
の範囲で変えられるが、5〜10Nの濃度の溶液を使用
するのが好ましい。塩基の添加量は処理された分散系の
最終pHが7より大きく、好ましくは9以上10以下と
なるように決める。実地には、一種類以上の金属元素A
の酸化物の前駆体を含有するセリウム(IV)化合物の
コロイド水分散液に塩基を添加するか、又はその逆であ
る。添加は一回で、徐々に又は連続的に、撹拌下に行
う。塩基を上記分散系に添加するのが好適である。上記
分散系への塩基の添加速度は臨界的に重要ではない。O
H−モル/セリウム(IV)モル/時間で表すと、流量
は0.1〜5、好ましくは2〜4である。混合は好まし
くは60℃未満の温度、さらに好ましくは室温(しばし
ば10〜25℃)で行う。塩基溶液の添加終了後、場合
によって、完全に沈殿させるために反応媒体を再度数時
間撹拌してもよい。この時間は臨界的に重要ではなく、
1分〜24時間の範囲で変えられる。 【0023】不安定化により得られた沈殿は、公知の固
一液分離技術、即ちろ過、デカンテーション、遠心分離
又は乾燥により分離される。この分離は一般に室温で行
われる。場合によって分離された沈殿を洗浄してOH−
イオンを除去する。洗浄は水又は有機溶媒を使用して行
うことができる。有機溶媒の例としては、脂肪族、脂環
式若しくは芳香族炭化水素類、脂肪族若しくは脂環式ケ
トン類、又は脂肪族若しくは脂環式アルコール類、例え
ばメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプ
ロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、ネオブ
タノール等が挙げられる。洗浄は1回〜数回、たいてい
は1〜3回行われる。洗浄後の沈殿の含水量は20〜8
0%、一般に20〜50%である。 【0024】最後に、上記の分離及び場合によって洗浄
の後に、得られた生成物の熱処理が行われる。この熱処
理は一般に空気中又は1〜100mmHg(133.3
322〜13,332.2Pa)程度の減圧下で乾燥す
ることにより開始される。乾燥温度は室温〜100℃の
範囲であり、乾燥時間は臨界的に重要ではないが2〜4
8時間、好ましくは10〜24時間である。最後の操作
において、乾燥した生成物を400〜1000℃、好ま
しくは600〜900℃の範囲から選ばれた温度で焼成
する。焼成時間は約1〜24時間、好ましくは4〜10
時間である。焼成温度は、焼成温度が高ければ高いほど
比表面積は小さくなることを考慮して、その後で触媒を
適用するのに望ましい比表面積との関係で決められる。 【0025】本発明の方法により酸化第二セリウムに導
入された金属元素Aの存在のため、温度上昇に付された
酸化第二セリウムの比表面積の安定性は向上する。本発
明に従う酸化第二セリウムを主体とする組成物の応用は
多方面にわたる。例えば、装入剤、結合剤、薄め塗膜、
濃化剤、分散剤、補強剤、顔料、吸収剤等としての利用
を挙げることができる。本発明により安定化された酸化
第二セリウムは触媒作用の分野で触媒として又は触媒用
支持体として使用するのによく適応している。上記酸化
第二セリウムは例えば炭化水素その他の有機化合物の脱
水反応、ヒドロ硫酸塩化反応、ヒドロ脱窒反応、脱硫反
応、ヒドロ脱硫反応、脱ハロゲン化水素反応、改質、蒸
気改質、クラッキング、水化クラッキング、水素化反
応、脱水素反応、異性化反応、不均化反応、オキシクロ
リネーション、脱水素環化反応、酸化及び/又は還元反
応、クラウス反応、内燃機関の排気ガス処理、非金属
化、メタン化、シフト・コンバージョン等のような種々
の反応を行うための触媒又は触媒用支持体として使用す
ることができる。 【0026】 【実施例】以下の実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、もちろん本発明はそれらの実施例に限定され
ない。実施例においては、金属元素はプラズマ放射分光
分析により定量した。 【0027】実施例1 この実施例においては、2.5%のLa2O3を含有す
る酸化第二セリウムを製造した。 まず、下記のようにして得られた酸化第二セリウムから
出発した。硝酸第一セリウム水和物、Ce(NO3)3
・6H2O(400g)、を水220cm3に溶解した
後、溶液を140℃で4時間蒸発させる。得られた生成
物の風乾を1℃/分の昇温速度で徐々に400℃まで上
げることにより行った。空気中で400℃で6時間焼成
して酸化第二セリウムを得た。このものはX線回折分析
により純粋な酸化第二セリウム(JCPDS 4059
3)に一致することが確かめられた。ついで、押し出し
により2×3mmの寸法の顆粒の形で成型された酸化第
二セリウム153g(20%の水を添加)を回転容器内
で酸化ランタン116g/リットルを含有する硝酸ラン
タン溶液32cm3と緊密に混合した。含浸された酸化
第二セリウムを140℃で16時間乾燥し、次いで種々
の温度、即ち400℃、550℃、700℃及び900
℃で6時間焼成した。焼成後、めのう製乳鉢で粉砕して
細かくした生成物についてB.E.T.法により比表面
積(m2/g)を測定した。得られた結果を表1に示
す。比較のために安定化しなかった酸化第二セリウム
(試料A)の比表面積を測定した。 【0028】 【表1】
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フロントページの続き
(72)発明者 クレール・グールラウアン
フランス国パリ、リュ・ラファイエッ
ト、188
(56)参考文献 特開 昭60−35075(JP,A)
特開 昭58−55334(JP,A)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.加熱により酸化物に分解し得る希土類金属元素より
なる群から選ばれた金属元素Aの酸化物の先駆体の一種
以上の水溶液を酸化第二セリウムに含浸させることを特
徴とする、安定化された比表面積を有する酸化第二セリ
ウムを主体とする組成物の製造方法。 2.酸化物の先駆体の水溶液を酸化第二セリウムに乾式
で含浸させることを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.酸化物の前駆体がイットリウム又はランタニド類の
硝酸塩、塩酸塩、硫酸塩若しくは炭酸塩であることを特
徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の方法。 4.含浸された酸化第二セリウムを80〜300℃の温
度で乾燥することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
に記載の方法。 5.乾燥温度が100〜150℃であることを特徴とす
る請求項4に記載の方法。 6.乾燥時間が1〜24時間であることを特徴とする請
求項4又は5に記載の方法。 7.含浸された酸化第二セリウムを400〜1000℃
の温度で焼成することを特徴とする請求項1〜6のいず
れかに記載の方法。 8.焼成温度が600〜900℃であることを特徴とす
る請求項7に記載の方法。 9.焼成時間が1〜24時間であることを特徴とする請
求項7又は8に記載の方法。 10.焼成時間が4〜10時間であることを特徴とする
請求項9に記載の方法。 11.希土類金属元素よりなる群から選ばれた金属元素
Aの酸化物の前駆体の一種類以上をセリウム(IV)化
合物のコロイド水分散液に導入し、この分散液に塩基を
添加することにより不安定化し、得られた沈殿を分離
し、この沈殿を焼成工程又は乾燥と焼成との併用工程か
らなる熱処理に付することを特徴とする、安定化された
比表面積を有する酸化第二セリウムを主体とする組成物
の製造方法。 12.酸化物の前駆体がイットリウム又はランタニド類
の硝酸塩、塩酸塩、硫酸塩若しくは炭酸塩であることを
特徴とする請求項11に記載の方法。 13.セリウム(IV)化合物のコロイド水分散液が次
式(I) Ce(M)x(OH)y(NO 3)z・nH2O (I) (式中、Mはアルカリ金属元素又は第四アンモニウム塩
残基を表わし、xはO〜0.2の数であり、zは0〜
0.7の数であり、yはy=4−z+xを満たす数であ
り、nは0〜約20の数である)に相当するセリウム化
合物を水に分散させることにより得られることを特徴と
する請求項11に記載の方法。 14.コロイド水分散液中のセリウム(IV)化合物の
濃度が0.1〜2.0モル/リットルであることを特徴
とする請求項13に記載の方法。 15.コロイド水分散液が、セリウム(IV)塩水溶液
を酸性媒体中で加水分解し、得られた沈殿を分離するこ
とによって得られたセリウム化合物を水に分散させるこ
とにより得られることを特徴とする請求項13又は14
に記載の方法。 16.塩基溶液の規定度が5〜10Nであることを特徴
とする請求項11に記載の方法。 17.添加塩基量が、処理された分散液の最終pH値が
7より大きくなるような量であることを特徴とする請求
項11に記載の方法。 18.添加塩基量が、処理された分散液の最終pH値が
9より大きく10より小さくなるような量であることを
特徴とする請求項11に記載の方法。 19.一種類以上の酸化物前駆体を含有するセリウム
(IV)化合物のコロイド水分散液に塩基を、又はその
逆に塩基にこのコロイド水分散液を、一度に又は連続的
に徐々に添加することを特徴とする請求項11に記載の
方法。 20.塩基の分散液への添加量がセリウム(IV)1モ
ル当たり0H−が0.1〜5モル/時間であることを特
徴とする請求項19に記載の方法。 21.混合温度が室温〜60℃であることを特徴とする
請求項19に記載の方法。 22.沈殿をろ過、デカンテーション、遠心分離又は乾
燥等の公知の固−液分離技術により分離し、これを水又
は有機溶媒で洗浄することを特徴とする請求項11に記
載の方法。 23.乾燥工程を大気圧又は1〜100mmHg程度の
減圧下、室温〜100℃の温度で2〜48時間行うこと
を特徴とする請求項11に記載の方法。 24.焼成工程を400〜1000℃の温度で1〜24
時間行うことを特徴とする請求項11に記載の方法。 25.焼成温度が600〜900℃であることを特徴と
する請求項24に記載の方法。 26.焼成時間が4〜10時間であることを特徴とする
請求項24又は25に記載の方法。
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