JP2667522B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2667522B2 JP1173052A JP17305289A JP2667522B2 JP 2667522 B2 JP2667522 B2 JP 2667522B2 JP 1173052 A JP1173052 A JP 1173052A JP 17305289 A JP17305289 A JP 17305289A JP 2667522 B2 JP2667522 B2 JP 2667522B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ID等のプリフオーマツト(プリピツト)情
報記録部とユーザデータ等の新情報記録部とを有する書
替型光デイスク装置(例えば光磁気デイスク装置)に好
適な情報再生信号の自動利得制御方式に係り、特に、新
情報記録部にデータが記録されているか否かを明確に判
別することのできる光デイスク装置の自動利得制御方式
に関する。
[従来の技術] 従来、情報記録部にデータが正しく記録されたか否か
を判定する機能を有する光デイスク装置として、例えば
特開昭60−115073号公報がある。ここでは、光デイスク
の再生信号のエンベロープを検出し、該エンベロープ信
号のレベルを基準電位と比較し、該エンベロープ信号レ
ベルが基準電位をはずれる期間の時間長を計数し、該時
間長が基準時間長よりも短いとき正常に記録が行なわれ
たと判定するようになつている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術では、情報信号のSN比について配慮され
ておらず、S/Nが良好であつても振幅の絶対レベルが小
さい信号を、データとして認識できないという問題があ
つた。
すなわち、上記従来技術では、振幅の変動そのものが
データの品質と考えていたため、SN比が十分であるにも
拘らず、Sの絶対振幅が小さいということだけで、デー
タの品質が悪い(正常なデータではない)と判定される
場合があり得る。このような場合として、例えば、光磁
気デイスクに対するユーザデータの記録状態は良好であ
るにも拘らず、環境温度によるデイスク感度の低下、デ
イスクの反射率、再生時の光源の劣化や光検出器の効率
のばらつきによつて、S/NはよくてもSが低下する場合
などである。このような場合、従来技術では、必要以上
にデータの品質を保証することになる。
また、一般に、光デイスク記録再生装置において、再
生信号の振幅変動を補償してその振幅を一定にする自動
利得制御法は、従来からよく知られているが、この場
合、再生信号振幅(レベル)が小さくなる程、利得制御
手段の増幅器利得を増大するため、振幅(レベル)の小
さいノイズや消去残り信号成分までも一定レベルまで増
強してしまい、これを誤つて信号と認識するという問題
があつた。
従つて、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解
決し、情報再生信号の振幅を一定にして、データの品質
を保障すると共に、再生信号振幅が低下しても本来S/N
の良い信号を正しく認識し、また、本来のノイズや消去
残りを信号と誤認識することのない(本来の未記録部を
明確に認識できる)光デイスク装置の自動利得制御方式
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の光デイスク装置の
自動利得制御方式は、予め記録された情報信号(ID等の
プリフオーマツト)再生信号に対して可変利得増幅器の
利得を制御してその出力信号の振幅(レベル)を一定と
する第1の利得制御手段と、該一定の振幅を与える制御
値を第1の制御値として記憶する第1の記憶手段と、新
記録情報(ユーザデータ等)の再生信号に対し可変利得
増幅器の利得を制御してその出力信号の振幅(レベル)
を一定とする第2の利得制御手段と、該一定の振幅を与
える制御値を第2の制御値として始めに(新記録情報の
再生期間の最初の方で)記憶する第2の記憶手段と、前
記予め記録された情報の再生信号および前記新記録情報
の再生信号の間の振幅差が所定値以内であるか否かを判
定する判定手段と、その後(引き続いて)、前記新記録
情報を再生する際に、前記振幅差が所定値以内と判定さ
れたときは前記可変利得増幅器の制御値を前記第2の制
御値に基づいて設定し(例えば、第2の制御値そのもの
に設定し)、前記振幅差が所定値を越えると判定された
ときは前記可変利得増幅器の制御値を前記第1の制御値
に基づいて設定する(例えば、第1の制御値そのものに
設定する)制御値設定(選定)手段とを備える。
また、前記判定手段は、前記記憶された第1の制御値
と前記第2の制御値とを比較してその差が予め定めた値
以内か否かを判定する手段により構成される。
[作用] 上記構成に基づく作用を説明する。
本発明によれば、予め記録された情報と新記録情報と
の再生信号振幅差が所定値以内のとき(すなわち、新記
録情報の振幅が予め記録された情報の振幅と比べて極端
に低くはないとき)は、第2の制御値(その値は、新記
録情報の再生振幅が低下する程高くなる)が用いられる
ので、新記録情報の再生振幅が若干低下した場合でもそ
れに応じて可変利得増幅器の利得が上昇しその出力を一
定にすることができる。したがつて、振幅の小さい再生
信号に対しても、SNが劣化しなければ、品質を保証する
ことができる。また、再生時の光源の強度低下や光検出
器のばらつきなどで、予め記録された情報も新記録情報
も共に再生レベルが低下したときには、振幅差が所定値
以内に維持されるので、同様に出力を一定にして、再生
信号の品質を保証することができる。
他方、前記再生信号振幅差が所定値範囲を越えるとき
(すなわち、新記録情報の振幅が予め記録された情報の
振幅に比べて極端に低くなつたときで、これは、未記録
部や消去残り、デイスク上にごみが付着する等により生
じる)は、第1の制御値が用いられるが(ID等予め記録
された情報の再生レベルは新記録情報の再生レベルに比
べて十分に高いため)、その値は第2の制御値に比べて
十分に低いので、可変利得増幅器の利得は極めて低く抑
えられる。その結果、ノイズや消去残りを信号と誤認し
たり、未記録部を記録部と誤認したりすることがない。
また、上記のように、第1の制御値は予め記録された
情報の再生振幅が低くなる程高くなり、第2の制御値は
新記録情報の再生振幅が低くなる程高くなるものである
ので、予め記録された情報と新記録情報との振幅差は、
第1の制御値と第2の制御値との差に対応しており、該
制御値の差を調べることによつて判定することができ
る。
[実施例] 以下に、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は一実施例の構成を示すブロツク図、第2図は
第1図の動作を説明する波形図である。
第1図および第2図で、1は光検出再生信号、2は可
変利得回路(AGC回路)、2aは可変利得回路2の出力信
号、3はアナログ/デイジタル変換回路、4は振幅検出
回路、5は第1の記憶回路、5aは第1の制御値、6は第
2の記憶回路、6aは第2の制御値、7は演算回路、7aは
利得制御値、8は判定論理回路(利得切換制御論理回
路)、9はデイジタルデータ出力である。
第3図に、光デイスクのトラツクのセクタ構成を示
す。一般に、ISOで規定される光デイスクでは、1トラ
ツクが複数のセクタに分割され、各セクタは、セクタマ
ークの後にID部(例えば6バイト長)とデータ記録部と
が続いている構成になつている。同図に示すように、ID
部は、プリピツト部またはプリフオーマツト部とも呼ば
れ、予め記録された部分である。その後の情報記録部
(データ記録部)は、光磁気記録部で、光デイスクを垂
直磁化させてデータを記録する。ID部は物理的なピツト
(穴)を穿けることにより必要な情報が記録された部分
で、該部分では、光デイスク上に光を照射したときに戻
る光量の変化が光検出信号となる。光磁気記録部では、
光デイスク上に光を照射したとき、カー効果によるカー
回転により光が回転する量を検出し、それが光検出信号
となる。通常はセクタマークを検出してから時刻T1
(第2図)にID部が検出され、時刻T2後に情報記録部の
領域が検出される。
第1図において、光検出信号1は、可変利得回路(AG
C回路)2に入り、利得制御値7aに従つて増幅される。
第4図に可変利得回路2の具体例を示すように、この可
変利得回路2は、例えば4ビツトの制御値7aにより0dB
〜15dBまで1dB毎に16ステツプで利得を上昇することが
できる。
今、最初に時刻T1で利得制御値7aが演算回路7によつ
て最下限にセツトされ、それによつてAGC回路2の利得
は最低値(例えば0dB)になつているとする。それから
演算回路7は、一定周期(例えば再生信号2の1ビツト
周期)で利得制御値7aを1ステツプずつカウントアツプ
して行き、それによつてAGC回路2の利得は1dBずつ上昇
し、AGC回路2から第2図(b)に示す出力信号2aが得
られる。出力信号2aが一定振幅に達したとき、そのこと
が振幅検出回路4によつて検出される。
この振幅検出回路4の具体例を第5図に示す。同図に
おいて、AGC回路2の出力信号2aは抵抗R1とR2により分
圧される一定電圧E1と比較され、当該一定電圧よりもAG
C出力信号2aが小さいときは、コンパレータ41の出力がL
OWレベルとなり、定電流I1がOFFし、コンパレータ42の
+側入力は抵抗R4とR5で分圧される電圧よりも低いの
で、コンパレータ42の出力(すなわち、振幅検出回路4
の出力)はLOWレベルとなる。AGC出力信号2aが抵抗R1
R2により分圧される一定電圧よりも大きいときは、コン
パレータ41の出力がHIGHレベルとなり、定電流I1がオン
し、キヤパシタCが充電され、コンパレータ42の+側入
力が−側電圧より大きくなるので、コンパレータ42の出
力(振幅検出回路4の出力)はHIGHレベルとなる。適当
にCの値を選ぶことにより、AGC出力信号2aが一定の振
幅になつたときコンパレータ42の出力をHIGHレベルとす
ることができる。
このようにして、出力信号2aが一定振幅に達したこと
が振幅検出回路4により検出されると、その検出信号
(検出回路4の出力)によつて第1の記憶回路5および
演算回路7を動作し、そのときの利得制御値7aを記憶回
路5に第1の制御値5aとして記憶する。そして以後、ID
部が再生される間、この記憶された第1の制御値5aを利
得制御値7aとして用いることにより、AGC回路2が所要
の利得に制御されて一定の振幅の出力信号2aが得られ
る。即ち、ID部からの再生信号2aのエンベロープは所定
レベルに維持される。ID部の再生に続いて、次に時刻T2
以降、情報記録部から、新しく記録された情報(デー
タ)が読み出される。このとき(時刻T2において)、利
得制御値7aを第1の制御値5aから切り離し、該利得制御
値7aを同様に最下限にセツトし、AGC回路2の利得を最
低値(例えば0dB)とする。それから、利得制御値7aは
一定周期(例えば1ビツト周期)でカウントアツプさ
れ、AGC回路2の利得は1dBずつ上昇して行き、出力信号
2aの振幅が増大して行き、一定振幅に達すると、上記と
同様に振幅検出回路4が検出信号を発生する。この検出
信号によつて、第2の記憶回路6および演算回路7を動
作し、そのときの利得制御値7aを記憶回路6に第2の制
御値6aとして記憶する。この第2の制御値6aは、通常の
場合(以下で述べる第1および第2の制御値の差が一定
値以内の場合)、以後の情報記録部の再生中、AGC回路
2の利得を制御する利得制御値7aとして用いられ、それ
によつて、一定の振幅の出力信号2aが得られる。即ち、
新しく記録した情報記録部の再生信号2aのエンベロープ
は所定レベルに維持される。
第2の制御値6aの記憶に引き続き、時刻T3(セクタマ
ークを検出してから一定時間に設定される時刻)まで
に、演算回路7により、第1の制御値5aと第2の制御値
6aとの差が演算される。演算回路7では、比較的信頼性
のあるID部の再生信号の振幅(信号2aの振幅)を一定に
する第1の利得制御値5aと、IDと比べS/Nの悪い情報記
録部の再生信号の振幅を一定にする第2の利得制御値6a
との差が検出される。この制御値同士5a,6aの差は、光
検出再生信号1の、ID部と情報記録部との差に対応して
いる。第1および第2の制御値5a,6aの差が、予め定め
た一定範囲内にあるか否かを判定するため、この差が利
得切換制御論理回路(マイコン)8に送信される。該制
御論理回路8内の判定回路で、差が一定の範囲内である
と判定されたとき(ID部の光検出信号レベルに比べて、
情報記録部に記録したデータの再生レベルが極端に低く
はないとき)は、時刻T3において、利得制御値7aとして
第2の制御値6aがそのままセツトされて以後使用され
る。例えば、ID部の光検出信号が情報記録部の信号より
も2dB大きい場合を考えてみる。このとき、第1の利得
制御値5aが“4"であるとすると、第2の利得制御値6aは
“6"となる。例えば|6a−5a|≦2という条件を設定する
と、この場合は、この条件を満たすので、第2の利得制
御値6a(値が“6")がそのまま制御値7aとして用いら
れ、再生信号は一定振幅とされる。
一方、第2図(a)の破線に示すように、情報記録部
の再生信号1の振幅が大幅に低下した場合には、制御論
理回路8の判定結果は、一定の範囲外(上記条件を満た
さない)となり、第2図(e)の破線に示すように、制
御論理回路8によつて、利得制御値7aは、時刻T3におい
て、第2の制御値6aから第1の制御値5aに切換えられて
セツトされる。例えば、ID部の光検出信号が情報記録部
の信号よりも2dB大きい場合は、|6a−5a|=3となり前
述の条件での設定範囲からはずれるので、第1の制御値
5aである値“4"が制御値7aとして用いられる。この結
果、AGC回路2の利得が不必要に上昇することが回避さ
れ、出力信号2aの振幅が不必要に増大することが回避さ
れる。
本願の発明において、ID部および情報記録部(光磁気
記録部)を光学ヘツドが通過して光検出再生信号1を出
力し、該光検出再生信号にAGCをかける場合としては、
例えば、次の3通りが考えられる。1つは、データを光
磁気記録部に記録した後、該データの記録品質をチエツ
クするために再生する、いわゆるRead After Writeの場
合である。2つは、データを消去した後、消去品質をチ
エツクする、いわゆるRead After Eraseの場合である。
3つは、通常のReadの場合である。勿論、Read時に、情
報記録部(光磁気記録部)に記録品質がチエツクされた
データが存在する場合もあれば消去品質がチエツクされ
てデータが何も存在せず、光検出再生信号としては光デ
イスクノイズや、消し残りノイズ等が存在するだけの場
合もある。
上記のようにして、通常の場合には(これは、情報記
録部すなわち光磁気記録部にデータが正常に記録され、
該データの再生振幅がID部の再生振幅に比べて、そんな
に大幅に低くはない場合であり)、時刻T3以降では、新
しく記録された部分(情報記録部のデータ部分)からの
光検出再生信号は一定の振幅になるように第2の制御値
6aを用いてAGC回路2の利得が制御されるので、それに
接続されるアナログ/デイジタル変換回路3の入力(AG
C回路出力2a)は安定となり、振幅過大による回路の飽
和や、振幅過小によるオフセツト電圧の影響がなくな
り、データ品質の劣化を防止できる。
他方、書き替え形光デイスクの光磁気記録部(情報記
録部)が未記録の場合や、上記のようなEraseをされて
いる場合、あるいは、新しいデータを光磁気記録部に書
き込むときの光ビームの強度(レーザの発光量)が何等
かの原因(寿命など)により大幅に低下して所要最低限
レベルのデータ書込みができなかつた(失敗した)場合
等(「未記録等の場合」)には、時刻T2以降で、未記録
部分のノイズが増幅されるため、第2の制御値6aは最上
限近くに達し(第2図(d)の破線)、ID部の利得制御
値である第1の制御値5aとの差が大きくなる。その結
果、時刻T3で、制御値7aは第1の制御値5aにセツトされ
る。それによつて、未記録部分に対するAGC回路2の利
得は、(第2の制御値6aをそのまま用いるときよりも)
低い値に抑えられるので、光磁気記録部のノイズや消去
残りのレベルも十分低い値に抑えられ、これを正規の信
号データと誤ることはない。(つまり、正規にデータの
記録されている場合と、未記録の場合とを明確に区別で
きる。未記録の場合とは、第2図(a)で、破線で示す
光検出再生信号1が極端に小さくなる場合であると考え
ることができる。それによつて、6aの値が極端に大きく
なり、|6a−5a|の値が極端に大きくなる。しかし、この
結果、利得制御値7aは、6aではなく、5aにセツトされる
ため、ノイズを増幅することがなくなり、データを送出
しないため、未記録部と判断される。) 以上の一連の利得制御動作は、各セクタ毎に繰り返さ
れる。つまり、セクタマークを検出する毎に、利得制御
値7aが最低値に初期化され、そこから、上記した動作が
行なわれる。
上記実施例では、時刻T3において新しく記録された部
分に対する増幅器(AGC回路)2の利得制御値7aとし
て、そのとき記憶されている1つの制御値5aまたは6aの
いずれかを用いるようにしているが、記憶される利得制
御値5aおよび6a(特に6a)として、予めそれ以前の(例
えば数セクタに亘る)複数個の制御値を求めておき、そ
れらの制御値の平均値または中間値を用いる等により
(一般的には、以前の情報の再生信号に対する利得制御
値の関数を用いることにより)、デイスクの欠陥等に対
して品質保証を向上させることもできる。この手法を用
いると、未記録部分の検出も更に容易になる。
また、1つのセクタ内で、ID部の平均レベルを検出し
て、それに対応する所要利得制御値を第1の制御値とす
ることもできる。
[発明の効果] 以上詳しく説明したように、本発明の光デイスク装置
の自動利得制御方式によれば、予め記録された情報と新
記録情報との再生振幅差が所定値以内のときは、再生用
可変利得増幅器の利得制御値として予め記録された情報
に対する増幅出力振幅を一定にする制御値(第1の制御
値)を用い、上記再生振幅差が所定値範囲外のときは、
上記利得制御値として新記録情報に対する増幅出力振幅
を一定にする制御値(第2の制御値)を用いたので、新
記録情報の再生信号振幅(レベル)がかなり大きいとき
は勿論、新記録情報の再生信号振幅(レベル)が光検出
器のばらつきなどで若干低下したときでも、一定の出力
振幅を得てその品質を保証すると共に、新記録情報の再
生信号振幅(レベル)が極く低くなつた場合には、信号
と誤認識することを防止して、未記録部,消去部である
ことを正しく判定することができ、このようにして、新
記録情報の記録部と未記録部とを正しく認識し、その再
生信号の品質を保証することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロツク図、第
2図は第1図の動作を説明するためのタイミングチヤー
ト、第3図は光デイスクのプリピツト部のフオーマツト
を示す図、第4図は可変利得回路(AGC回路)の一例を
示す図、第5図は振幅検出回路の一例を示す図である。 1……光検出再生信号、2……可変利得回路(AGC回
路)、3……アナログ/デイジタル変換回路、4……振
幅検出回路、5……記憶回路(第1の記憶手段)、5a…
…第1の制御値、6……記憶回路(第2の記憶手段)、
6a……第2の制御値、7……演算回路、7a……利得制御
値、8……判定回路(利得切換制御手段)、9……デイ
ジタルデータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高砂 昌弘 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 溝上 卓也 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社日立製作所小田原工場内

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に予め記録された情報の再生信号
    に対し可変利得増幅器の利得を第1の制御値に基づいて
    制御してその出力信号の振幅を一定とする第1の利得制
    御手段と、 記録媒体に記録された情報の再生信号に対し可変利得増
    幅器の利得を第2の制御値に基づいて制御してその出力
    信号の振幅を一定とする第2の利得制御手段と、 前記予め記録された情報の再生信号と前記記録情報の再
    生信号との間の振幅差が所定値以内であるか否かを判定
    する判定手段と、 前記記録情報を再生する際に、前記振幅差が所定値以内
    と判定されたときは前記可変利得増幅器の制御値を前記
    第2の制御値に基づいて設定し、前記振幅差が所定値を
    越えると判定されたときは前記可変利得増幅器の制御値
    を前記第1の制御値に基づいて設定する制御値設定手段
    とを 備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記判定手段は、前記第1の制御値と前記
    第2の制御値とを比較してその差が予め定めた値以内か
    否かを判定する手段により構成されたことを特徴とする
    請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】前記予め記録された情報は、ID情報を含む
    プリフォーマット情報から成り、前記記録情報は、利用
    者により新しく記録されたデータから成ることを特徴と
    する請求項1または2記載の光ディスク装置。
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DE69016285T DE69016285T2 (de) 1989-07-06 1990-07-05 Verfahren und Gerät zur automatischen Pegelregelung in einem optischen Plattensystem.

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