JP2662866B2 - スピーカ - Google Patents

スピーカ

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JP2662866B2
JP2662866B2 JP62211188A JP21118887A JP2662866B2 JP 2662866 B2 JP2662866 B2 JP 2662866B2 JP 62211188 A JP62211188 A JP 62211188A JP 21118887 A JP21118887 A JP 21118887A JP 2662866 B2 JP2662866 B2 JP 2662866B2
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一之 村岡
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、湾曲した振動板を有するスピーカに関す
る。 (従来の技術およびその問題点) 従来、平面板スピーカとして全面駆動型のスピーカが
あり、端部を振動板面と平行に駆動して、振動板を面方
向に振動させるスピーカが提案されている。 例えば、特願昭61−122961号では、第3図(a),
(b)および(c)に示す如く、1は振動板であり、振
動板1は全体として略矩形状を呈し、略板状の紙やアル
ミなどの金属単板あるいはプラスチックなどを材料とし
て成り、かつ振動面は湾曲成形されている。 また、フレーム2,2′は、振動板1を固定する固定部
3および振動板駆動装置4を挟持するように支持してい
る。 さらに、振動板1の一方の固定端部5は固定部3に固
定され、かつ他方の振動板1の駆動端部6は振動板駆動
装置4を構成するケース7にダンパー8を介して結合さ
れるとともに、駆動力が伝達される。 また、振動板1は振動板駆動装置4の音声信号に応じ
た駆動力が振動板1にスムーズに伝わるように駆動端部
6の近傍の折点9の部位で折り曲げられている。 さらに、振動板駆動装置4はケース7、マグネット部
10、ヨーク11およびプレート12により磁気回路を形成さ
れ、コイル13に音声信号電流を流すことにより、コイル
13に結合された駆動端部6を介して振動板1が振動す
る。 なお、上述の実施例に限らず、第4図(a)および
(b)に示すように振動板1は略矩形状をなして湾曲し
た形状をなし、駆動端部6には平面コイル状に接着、埋
込またはエッチング等により形成されるコイル13が設け
られている。 振動板駆動装置4は、振動板1の駆動端部6に形成さ
れたコイル13と、マグネット部10およびヨーク11とから
なる磁気回路をフレーム7で挟持するように支持すると
ともに、振動板1をダンパー8を介して振動自在に支持
する。 そして、コイル13に音声信号電流を流すことにより、
コイル13と一体的に形成された駆動端部6を介して振動
板1が振動する。また、振動板1の両端を駆動端部6と
して振動板駆動装置4から駆動力が伝達されるものや、
振動板1の形状を変形させたものが考えられている。 しかしながら、これらのスピーカにおいては、湾曲に
成形される振動板1の曲率が特に低いと、振動板1が前
方へ動く変位よりも後方へ動く変位が大きくなり、よっ
てスピーカ端子に加えられた音声信号なる音声信号なる
電気入力に対して音響出力波形が異なり、音声出力に歪
が発生するという問題点がある。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような問題点の解決をはかろうとす
るもので、振動板の前方および後方に動く変位を同等に
することにより、音声信号なる電気入力に対して音響出
力波形の関係をリニアにして、音声出力の歪を抑制した
りスピーカを提供することを目的とする。 上述の目的を達成するために、本発明は少なくとも一
方の端部に接着、埋込またはエッチング等により駆動コ
イルが形成された駆動端部と、振動面が湾曲に形成され
た振動板と、同振動板方向にほぼ沿った位置で前記駆動
端部を挟持するように配設された振動板駆動装置とを備
え、前記駆動端部の駆動方向に対して前記振動板が直角
方向に振動するスピーカにおいて、前記駆動端部の駆動
位置に応じて前記振動板駆動装置と前記駆動端部との間
の磁気的駆動力を変化せしめてなることを特徴としてい
る。 磁気的駆動力を変化せしめる手段としては、振動板駆
動装置のマグネット部に磁力を部分的に弱める切欠きを
設けた構成としたり、あるいは振動板の駆動端部に形成
された駆動コイルに、粗密の間隙を設けて相対するよう
にしている。 (作用) 振動板を駆動する振動板駆動装置は、振動板面方向に
沿った位置に配設され、同装置によって振動板の駆動端
部を振動面の振動方向に対しほぼ直角方向に駆動して、
これによって湾曲に形成された振動面が振動されて、音
声が発生される。 (実施例) 以下、図面により本発明のスピーカについて説明する
と、第1図(a)および(b)はその第一実施例を示す
断面図、第2図(a)および(b)はその第二実施例を
示す断面図である。 本発明のスピーカの全体構成図は、第3図および第4
図に基づいて説明した従来のスピーカと同様であるた
め、同一の部材に対しては同一の符号を付し、説明を省
略する。 本発明の第一実施例の特徴とするところは、第1図
(a),(b)に示すように振動板駆動装置4におい
て、磁力を部分的に弱めるためにマグネット部15に切欠
き部またはデーパ部16が形成されている。 これにより、第1図(a)に示す如く、音声信号なる
電流が入力されると、コイル13に電流が流れ、コイル13
が磁界中にあると、電流と磁力の相関関係により力を受
けて動くというフレミングの左手と法則により、図中右
方向つまりF方向に駆動端部6が移動し、それに伴って
振動板1が前方(図中上方向)に移動する。 一方、第1図(b)に示す如く、コイル13に入力され
る電流が逆位相時には、図中左方向つまりB方向に駆動
端部6が移動し、それに伴って振動板1が後方(図中下
方向)に移動する。 しかしながら、B方向に移動の際、コイル13の数本は
均一な磁力を有する範囲(f)からはみ出して切欠き部
16に達するため、図中左方向つまりB方向への駆動端部
6の駆動力が弱まる。 よって、F方向へ動く変位とB方向へ動く変位とが等
しくなる。 また、本発明の第二実施例の特徴とするところは、第
2図(a),(b)に示すように、駆動端部6に粗密な
間隙を設けて相対するようにコイル13が形成されてい
る。 これにより、第2図(a)に示す如く、音声信号なる
電流が入力されると、コイル13に電流が流れ、コイル13
が磁界中にあると、力を受けて動くという上述のフレミ
ングの左手の法則により、図中右方向つまりF方向に駆
動端部6が移動し、それに伴って振動板1が前方(図中
上方向)に移動する。 一方、第2図(b)に示す如く、コイル13に入力され
る電流が逆位相時には、図中左方向つまりB方向に駆動
端部6が移動し、それに伴って振動板1が後方(図中下
方向)に移動する。 なお、上述の動作において(a)図のF方向への移動
時に、コイル13が磁界(f)からはみ出したとしてもコ
イル13の粗の部分であるため、駆動端部6の駆動力には
さほど影響しないが、B方向への移動時に、コイル13の
密なる部分がはみ出すと駆動端部6の駆動力が急激に弱
まり、一種のブレーキをかもしだすことになる。 よって、F方向へ動く変位とB方向へ動く変位とが等
しくなる。 これらの理由により、第一実施例または第二実施例の
スピーカによれば、F方向へ動く変位とB方向へ動く変
位とを等しくすることができる。つまり、振動板の前方
および後方に動く変位を同等にすることができる。 (発明の効果) 以上詳述したように、本発明のスピーカによれば、振
動板の前方および後方に動く変位を同等にすることがで
き、音声信号なる電気入力に対して音響出力波形の関係
をリニアにして音声の歪を抑制したスピーカを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)および(b)は本発明の第一実施例として
のスピーカを説明する断面図、第2図(a)および
(b)はその第二実施例としてのスピーカを説明する断
面図であり、第3図(a),(b)および(c)は従来
例を示す図で、同図(a)は外観図、同図(b)は説明
のための断面略図、同図(c)は振動板駆動装置の断面
図、第4図(a),(b)は従来例を示す図で、同図
(a)は外観図、同図(b)は振動板駆動装置の断面図
である。 1……振動板、4……振動板駆動装置、6……駆動端
部、7……ケース、8……ダンパー、11……ヨーク、13
……コイル、15……マグネット部、16……切欠き部また
はテーパー部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.少なくとも一方の端部に接着、埋込またはエッチン
    グ等により駆動コイルが形成された駆動端部と、振動面
    が湾曲に形成された振動板と、同振動板方向にほぼ沿っ
    た位置で前記駆動端部を挟持するように配設された振動
    板駆動装置とを備え、前記駆動端部の駆動方向に対して
    前記振動板が直角方向に振動するスピーカにおいて、前
    記振動板駆動装置のマグネット部に磁力を部分的に弱め
    る切欠きを設け、前記駆動端部の駆動位置に応じて前記
    振動板駆動装置と前記駆動端部との間の磁気的駆動力を
    変化せしめてなることを特徴としたスピーカ。 2.少なくとも一方の端部に接着、埋込またはエッチン
    グ等により駆動コイルが形成された駆動端部と、振動面
    が湾曲に形成された振動板と、同振動板方向にほぼ沿っ
    た位置で前記駆動端部を挟持するように配設された振動
    板駆動装置とを備え、前記駆動端部の駆動方向に対して
    前記振動板が直角方向に振動するスピーカにおいて、前
    記駆動端部に形成された駆動コイルに、粗密の間隙を設
    けて相対するように配設し、前記駆動端部の駆動位置に
    応じて前記振動板駆動装置と前記駆動端部との間の磁気
    的駆動力を変化せしめてなることを特徴としたスピー
    カ。
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