JP2651821B2 - サスペンシヨン装置 - Google Patents
サスペンシヨン装置Info
- Publication number
- JP2651821B2 JP2651821B2 JP62034647A JP3464787A JP2651821B2 JP 2651821 B2 JP2651821 B2 JP 2651821B2 JP 62034647 A JP62034647 A JP 62034647A JP 3464787 A JP3464787 A JP 3464787A JP 2651821 B2 JP2651821 B2 JP 2651821B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- orifice
- oil chamber
- chamber
- oil
- damping force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/50—Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics
- F16F9/516—Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics resulting in the damping effects during contraction being different from the damping effects during extension, i.e. responsive to the direction of movement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はダンプトラック等の車両のサスペンションに
用いられるサスペンション装置に関するものである。
用いられるサスペンション装置に関するものである。
従来のこの種のサスペンション装置は、サスペンショ
ンシリンダのピストン、シリンダ間にオリフイスを設
け、ピストン摺動速度によりオリフイスを通過する油量
を一義的に決定するようにしたものであった。
ンシリンダのピストン、シリンダ間にオリフイスを設
け、ピストン摺動速度によりオリフイスを通過する油量
を一義的に決定するようにしたものであった。
このためにオリフイス通過油量に対して２乗の関係に
ある減衰力は第５図に特性曲線ハ，ニに示すようにピス
トン摺動速度が増加すると急激に高くなり、乗心地に悪
影響を及ぼしていた。
ある減衰力は第５図に特性曲線ハ，ニに示すようにピス
トン摺動速度が増加すると急激に高くなり、乗心地に悪
影響を及ぼしていた。
本発明は上記の事情に鑑みなされたもので、その目的
とするところは路面より入力が大きくピストン摺動速度
の速い状態では減衰力過大によるばね上への振動の伝達
を防ぐことができて乗心地を良くすることが可能であ
り、またピストン摺動速度大の状態でオリフイス通過時
に油中に発生するキャビティを防止し安定した減衰力を
得ることができるサスペンション装置を提供することに
ある。
とするところは路面より入力が大きくピストン摺動速度
の速い状態では減衰力過大によるばね上への振動の伝達
を防ぐことができて乗心地を良くすることが可能であ
り、またピストン摺動速度大の状態でオリフイス通過時
に油中に発生するキャビティを防止し安定した減衰力を
得ることができるサスペンション装置を提供することに
ある。
本発明に係るサスペンション装置は、サスペンション
シリンダＢのシリンダ背室５とボトム室35とを外部連通
路を介して接続し、この外部連通路に、オリフィスプレ
ート16が摺動自在に設けられて第１油室18と第２油室19
とに区分されたバルブ本体９を、第１油室18がシリンダ
背室５に連通し、第２油室19がボトム室35に連通して設
け、 前記バルブ本体９内に摺動自在に設けたストッパ13を
第１のスプリング14で第２油室19側に向けて付勢して所
定位置に保持し、前記オリフィスプレート16を第２のス
プリング14で第１油室18側に向けて付勢して前記ストッ
パ13に当接して保持し、 前記オリフィスプレート16に第１油室18と第２油室19
を連通する伸時オリフィス26と縮時オリフィス27を形成
し、オリフィスプレート16に、伸時オリフィス26の油流
れを規制する伸時減衰力調整用の板ばね31と縮持オリフ
ィス27の油の流れを規制する縮時減衰力調整用の板ばね
30を設け、 前記伸時減衰力調整用の板ばね31を第２油室19内の圧
力で伸時オリフィス26を閉じ、第１油室18内の圧力で弾
性変形し伸時オリフィス26を開口するものとして伸時オ
リフィス26の開口面積の変化に伴う減衰力を得る伸時減
衰部Ｃとし、 前記縮時減衰力調整用の板ばね30を第１油室18内の圧
力で縮時オリフィス27を閉じ、第２油室19内の圧力で弾
性変形し縮時オリフィス27を開口するものとして縮時オ
リフィス27の開口面積の変化に伴う減衰力を得る縮時減
衰部Ｄとしたものである。
シリンダＢのシリンダ背室５とボトム室35とを外部連通
路を介して接続し、この外部連通路に、オリフィスプレ
ート16が摺動自在に設けられて第１油室18と第２油室19
とに区分されたバルブ本体９を、第１油室18がシリンダ
背室５に連通し、第２油室19がボトム室35に連通して設
け、 前記バルブ本体９内に摺動自在に設けたストッパ13を
第１のスプリング14で第２油室19側に向けて付勢して所
定位置に保持し、前記オリフィスプレート16を第２のス
プリング14で第１油室18側に向けて付勢して前記ストッ
パ13に当接して保持し、 前記オリフィスプレート16に第１油室18と第２油室19
を連通する伸時オリフィス26と縮時オリフィス27を形成
し、オリフィスプレート16に、伸時オリフィス26の油流
れを規制する伸時減衰力調整用の板ばね31と縮持オリフ
ィス27の油の流れを規制する縮時減衰力調整用の板ばね
30を設け、 前記伸時減衰力調整用の板ばね31を第２油室19内の圧
力で伸時オリフィス26を閉じ、第１油室18内の圧力で弾
性変形し伸時オリフィス26を開口するものとして伸時オ
リフィス26の開口面積の変化に伴う減衰力を得る伸時減
衰部Ｃとし、 前記縮時減衰力調整用の板ばね30を第１油室18内の圧
力で縮時オリフィス27を閉じ、第２油室19内の圧力で弾
性変形し縮時オリフィス27を開口するものとして縮時オ
リフィス27の開口面積の変化に伴う減衰力を得る縮時減
衰部Ｄとしたものである。
本発明に係るサスペンション装置によれば、サスペン
ションシリンダＢの伸長時にはシリンダ背室５内の油が
第１油室18、伸時オリフィス26、第２油室19よりボトム
室35に流れるが、オリフィスプレート16に設けた伸時減
衰部Ｃにおいて伸時オリフィス26の開口面積が板ばね31
によって制御されてピストン摺動速度により適切な減衰
力を得ることができるし、ピストン摺動速度が所定の速
度以上となってオリフィスプレート16で区画した第１油
室18の圧力と第２油室19側の圧力との差圧が第２のスプ
リング36の設定値を越えるとオリフィスプレート16が第
２油室19側に移動して減衰力がほぼ一定となる。
ションシリンダＢの伸長時にはシリンダ背室５内の油が
第１油室18、伸時オリフィス26、第２油室19よりボトム
室35に流れるが、オリフィスプレート16に設けた伸時減
衰部Ｃにおいて伸時オリフィス26の開口面積が板ばね31
によって制御されてピストン摺動速度により適切な減衰
力を得ることができるし、ピストン摺動速度が所定の速
度以上となってオリフィスプレート16で区画した第１油
室18の圧力と第２油室19側の圧力との差圧が第２のスプ
リング36の設定値を越えるとオリフィスプレート16が第
２油室19側に移動して減衰力がほぼ一定となる。
また、サスペンションシリンダＢの縮小時にはボトム
室35内の油が第２油室19、縮時オリフィス27、第１油室
18よりシリンダ背室５に流れるが、縮時減衰部Ｄにおい
て縮時オリフィス27の開口面積を板ばね30によって制御
されてピストン摺動速度により適切な減衰力を得ること
ができるし、ピストン摺動速度が所定の速度以上となっ
てオリフィスプレート16で区画した第２油室19側の圧力
と第１油室側の圧力との差圧が第１のスプリング14の設
定値を越えるとオリフィスプレート16が第１油室18側に
移動して減衰力がほぼ一定となる。
室35内の油が第２油室19、縮時オリフィス27、第１油室
18よりシリンダ背室５に流れるが、縮時減衰部Ｄにおい
て縮時オリフィス27の開口面積を板ばね30によって制御
されてピストン摺動速度により適切な減衰力を得ること
ができるし、ピストン摺動速度が所定の速度以上となっ
てオリフィスプレート16で区画した第２油室19側の圧力
と第１油室側の圧力との差圧が第１のスプリング14の設
定値を越えるとオリフィスプレート16が第１油室18側に
移動して減衰力がほぼ一定となる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
１図にサスペンション装置の縦断面を示す。同図中１は
サスペンションシリンダＢのシリンダ本体であり、この
シリンダ本体１の内部の上半分にはガイド筒体２が嵌着
してある。このガイド筒体２内には中空状のピストンロ
ッド３が摺動可能に挿入してあり、このピストンロッド
３の下端部にはピストン４が取付けてあり、このピスト
ン４は前記シリンダ本体１の内周面に摺接している。そ
してシリンダ本体１内には前記ピストンロッド３とシリ
ンダ本体１との間で且つピストン４の上方に位置するシ
リンダ背室５が設けてある。前記ピストンロッド３の下
端はボトム室35に開口しており、ピストンロッド３内は
オイル室６とこのオイル室６の上方のガス室７とになさ
れている。
１図にサスペンション装置の縦断面を示す。同図中１は
サスペンションシリンダＢのシリンダ本体であり、この
シリンダ本体１の内部の上半分にはガイド筒体２が嵌着
してある。このガイド筒体２内には中空状のピストンロ
ッド３が摺動可能に挿入してあり、このピストンロッド
３の下端部にはピストン４が取付けてあり、このピスト
ン４は前記シリンダ本体１の内周面に摺接している。そ
してシリンダ本体１内には前記ピストンロッド３とシリ
ンダ本体１との間で且つピストン４の上方に位置するシ
リンダ背室５が設けてある。前記ピストンロッド３の下
端はボトム室35に開口しており、ピストンロッド３内は
オイル室６とこのオイル室６の上方のガス室７とになさ
れている。
前記シリンダ本体１の外周部にはシリンダ背室５に通
じる接続管８が設けてあり、またシリンダ本体１の外周
部下側には減衰力調節機構Ａが設けてある。この減衰力
調節機構Ａはシリンダ本体１に固着されたバルブ本体９
を備えており、このバブル本体９には小径孔10と大径孔
11とが形成してあり、大径孔11の端部は蓋体12により閉
塞されている。
じる接続管８が設けてあり、またシリンダ本体１の外周
部下側には減衰力調節機構Ａが設けてある。この減衰力
調節機構Ａはシリンダ本体１に固着されたバルブ本体９
を備えており、このバブル本体９には小径孔10と大径孔
11とが形成してあり、大径孔11の端部は蓋体12により閉
塞されている。
前記大径孔11に環状のストッパ13が挿入してあり，ス
トッパ13と蓋体12との間にスプリング14が介装してあっ
て，このスプリング14のばね力でストッパ13は段部15に
衝接している。
トッパ13と蓋体12との間にスプリング14が介装してあっ
て，このスプリング14のばね力でストッパ13は段部15に
衝接している。
前記小径孔10にはオリフイスプレート16が摺動可能に
嵌挿してあり、このオリフイスプレート16の外周部には
切欠部17が形成してあり、またオリフイスプレート16と
シリンダ本体１との間にはスプリング36が介装してあ
り、このスプリング36のばね力によりオリフイスプレー
ト16は切欠部17の部分でストッパ13に衝接している。
嵌挿してあり、このオリフイスプレート16の外周部には
切欠部17が形成してあり、またオリフイスプレート16と
シリンダ本体１との間にはスプリング36が介装してあ
り、このスプリング36のばね力によりオリフイスプレー
ト16は切欠部17の部分でストッパ13に衝接している。
前記オリフイスプレート16によりバルブ本体９内は第
１油室18と第２油室19とに区分されている。オリフイス
プレート16の中心には孔20が設けてあり、この孔20にボ
ルト21が挿入してあり、ボルト21の頭部側に設けた板ば
ねストッパ22は第２油室19に表出しており、またボルト
21のナット側に設けた板ばねストッパ23は第１油室18に
表出している。
１油室18と第２油室19とに区分されている。オリフイス
プレート16の中心には孔20が設けてあり、この孔20にボ
ルト21が挿入してあり、ボルト21の頭部側に設けた板ば
ねストッパ22は第２油室19に表出しており、またボルト
21のナット側に設けた板ばねストッパ23は第１油室18に
表出している。
そして、この板ばねストッパ23は位置決めピン24によ
りオリフイスプレート16に固定してある。
りオリフイスプレート16に固定してある。
前記オリフイスプレート16には固定オリフイス25と伸
時オリフイス26と縮時オリフイス27とが設けてある。ま
た縮時オリフイス27の第２油室19側の開口部には凹部28
が形成してあり、また前記オリフイスプレート16の第１
油室18側には凹部29が形成してある。
時オリフイス26と縮時オリフイス27とが設けてある。ま
た縮時オリフイス27の第２油室19側の開口部には凹部28
が形成してあり、また前記オリフイスプレート16の第１
油室18側には凹部29が形成してある。
前記オリフイスプレート16と縮時の板ばねストッパ23
との間には複数の縮時減衰力調節用の板ばね30が介装し
てあり、外側、内側とこの順序にその径が大きくなって
いて、これら板ばね30は縮時オリフイス27の第１油室18
側の開口を塞でいて、これらで縮時減衰部Ｄを構成して
いる。
との間には複数の縮時減衰力調節用の板ばね30が介装し
てあり、外側、内側とこの順序にその径が大きくなって
いて、これら板ばね30は縮時オリフイス27の第１油室18
側の開口を塞でいて、これらで縮時減衰部Ｄを構成して
いる。
またオリフイスプレート16と伸時の板ばねストッパ22
との間には複数の円板状の伸時減衰力調節用の板ばね31
が介装してあり、外側、内側とこの順序にその径が大き
くなっていてこれら板ばね31は伸時オリフイス26第２油
室19側の開口を塞でいて、これらで縮時減衰部Ｃを構成
している。
との間には複数の円板状の伸時減衰力調節用の板ばね31
が介装してあり、外側、内側とこの順序にその径が大き
くなっていてこれら板ばね31は伸時オリフイス26第２油
室19側の開口を塞でいて、これらで縮時減衰部Ｃを構成
している。
前記バルブ本体９には第１油室18側に連通する接続管
32が設けてあり、この接続管32は配管33を介して前記接
続管８に接続してある。また第２油室19は通路34を介し
てピストン４下方のボトム室35に通じている。
32が設けてあり、この接続管32は配管33を介して前記接
続管８に接続してある。また第２油室19は通路34を介し
てピストン４下方のボトム室35に通じている。
次に作動を説明する。
（１）サスペンション伸時 前記サスペンションシリンダＢが伸長し前記シリンダ
背室５の圧縮された油が配管33を介して第１油室18に入
る。この圧縮された油は前記固定オリフイス25を経て第
２油室19に流れる。
背室５の圧縮された油が配管33を介して第１油室18に入
る。この圧縮された油は前記固定オリフイス25を経て第
２油室19に流れる。
また、圧縮された油は伸時オリフイス26に入り板ばね
31を押し拡げて第２油室19に流れる。板ばね31は、ピス
トン４の摺動速度により受ける圧力が変化してストロー
クが変化したとき伸時オリフイス26の開口面積を調整す
る。
31を押し拡げて第２油室19に流れる。板ばね31は、ピス
トン４の摺動速度により受ける圧力が変化してストロー
クが変化したとき伸時オリフイス26の開口面積を調整す
る。
前記固定オリフイス25及び伸時オリフイス26の前後で
発生した差圧がスプリング36の設定値を超えると前記オ
リフイスプレート16が摺動して差圧減衰力を一定にす
る。
発生した差圧がスプリング36の設定値を超えると前記オ
リフイスプレート16が摺動して差圧減衰力を一定にす
る。
（２）サスペンション縮時 前記サスペンションシリンダＢが縮小しオイル室６の
圧縮された油は通路34を介して第２油室19に入る。この
圧縮された油は前記固定オリフイス25を経て第１油室18
に流れる。
圧縮された油は通路34を介して第２油室19に入る。この
圧縮された油は前記固定オリフイス25を経て第１油室18
に流れる。
また圧縮された油は縮時オリフイス27に入り板ばね30
を押し拡げて第１油室18に流れる。板ばね30は、ピスト
ン４の摺動速度により受ける圧力が変化してストローク
が変化したとき縮時オリフイス27の開口面積を調整す
る。
を押し拡げて第１油室18に流れる。板ばね30は、ピスト
ン４の摺動速度により受ける圧力が変化してストローク
が変化したとき縮時オリフイス27の開口面積を調整す
る。
前記固定オリフイス25及び縮時オリフイス27の前後で
発生した差圧がスプリング14の設定値を超えると前記オ
リフイスプレート16が摺動して差圧減衰力を一定にす
る。
発生した差圧がスプリング14の設定値を超えると前記オ
リフイスプレート16が摺動して差圧減衰力を一定にす
る。
上記したように減衰力調整機構Ａの作動により、ピス
トン摺動速度に対する減衰力は伸時の場合は第５図に示
す曲線イのように変化し縮時の場合は曲線ロのように変
化して適切な減衰特性を得る。なお第５図に点線で示す
特性曲線ハ，ニは従来のサスペンション装置のものであ
る。
トン摺動速度に対する減衰力は伸時の場合は第５図に示
す曲線イのように変化し縮時の場合は曲線ロのように変
化して適切な減衰特性を得る。なお第５図に点線で示す
特性曲線ハ，ニは従来のサスペンション装置のものであ
る。
サスペンションシリンダＢの伸長時にはシリンダ背室
５内の油が第１油室18、伸時オリフィス26、第２油室19
よりボトム室35に流れるが、オリフィスプレート16に設
けた伸時減衰部Ｃにおいて伸時オリフィス26の開口面積
が板ばね31によって制御されてピストン摺動速度により
適切な減衰力を得ることができるし、ピストン摺動速度
が所定の速度以上となってオリフィスプレート16で区画
した第１油室18の圧力と第２油室19側の圧力との差圧が
第２のスプリング36の設定値を越えるとオリフィスプレ
ート16が第２油室19側に移動して減衰力がほぼ一定とな
る。
５内の油が第１油室18、伸時オリフィス26、第２油室19
よりボトム室35に流れるが、オリフィスプレート16に設
けた伸時減衰部Ｃにおいて伸時オリフィス26の開口面積
が板ばね31によって制御されてピストン摺動速度により
適切な減衰力を得ることができるし、ピストン摺動速度
が所定の速度以上となってオリフィスプレート16で区画
した第１油室18の圧力と第２油室19側の圧力との差圧が
第２のスプリング36の設定値を越えるとオリフィスプレ
ート16が第２油室19側に移動して減衰力がほぼ一定とな
る。
また、サスペンションシリンダＢの縮小時にはボトム
室35内の油が第２油室19、縮時オリフィス27、第１油室
18よりシリンダ背室５に流れるが、縮時減衰部Ｄにおい
て縮時オリフィス27の開口面積を板ばね30によって制御
されてピストン摺動速度により適切な減衰力を得ること
ができるし、ピストン摺動速度が所定の速度以上となっ
てオリフィスプレート16で区画した第２油室19側な圧力
と第１油室側の圧力との差圧が第１スプリング14の設定
値を越えるとオリフィスプレート16が第１油室18側に移
動して減衰力がほぼ一定となる。
室35内の油が第２油室19、縮時オリフィス27、第１油室
18よりシリンダ背室５に流れるが、縮時減衰部Ｄにおい
て縮時オリフィス27の開口面積を板ばね30によって制御
されてピストン摺動速度により適切な減衰力を得ること
ができるし、ピストン摺動速度が所定の速度以上となっ
てオリフィスプレート16で区画した第２油室19側な圧力
と第１油室側の圧力との差圧が第１スプリング14の設定
値を越えるとオリフィスプレート16が第１油室18側に移
動して減衰力がほぼ一定となる。
このために、路面よりの入力が小さくピストン摺動速
度が所定の速度以下の時にはピストン摺動速度に応じた
適切な減衰力が得られるし、路面よりの入力が大きくピ
ストン摺動速度が所定の速度よりも速い状態では減衰力
がほぼ一定となって減衰力過大によるばね上への振動の
伝達を防ぐことができて乗心地が良好になるし、ピスト
ン摺動速度大の状態でオリフィス通過時に油中に発生す
るキャビティを防止し安定した減衰力が得られる。
度が所定の速度以下の時にはピストン摺動速度に応じた
適切な減衰力が得られるし、路面よりの入力が大きくピ
ストン摺動速度が所定の速度よりも速い状態では減衰力
がほぼ一定となって減衰力過大によるばね上への振動の
伝達を防ぐことができて乗心地が良好になるし、ピスト
ン摺動速度大の状態でオリフィス通過時に油中に発生す
るキャビティを防止し安定した減衰力が得られる。
第１図は本発明一実施例の縦断面図、第２図は減衰力調
節機構の縦断面図、第３図は第２図III方向からの矢視
図、第４図は第２図IV方向からの矢視図、第５図は減衰
力特性図である。 ５はシリンダ背室、26は伸時オリフィス、27は縮時オリ
フィス、30,31は板ばね、35はボトム室、Ａは減衰力調
節機構、Ｂはサスペンションシリンダ、Ｃは伸時減衰
部、Ｄは縮時減衰部。
節機構の縦断面図、第３図は第２図III方向からの矢視
図、第４図は第２図IV方向からの矢視図、第５図は減衰
力特性図である。 ５はシリンダ背室、26は伸時オリフィス、27は縮時オリ
フィス、30,31は板ばね、35はボトム室、Ａは減衰力調
節機構、Ｂはサスペンションシリンダ、Ｃは伸時減衰
部、Ｄは縮時減衰部。
Claims (1)
- 【請求項１】サスペンションシリンダＢのシリンダ背室
５とボトム室35とを外部連通路を介して接続し、この外
部連通路に、オリフィスプレート16が摺動自在に設けら
れて第１油室18と第２油室19とに区分されたバルブ本体
９を、第１油室18がシリンダ背室５に連通し、第２油室
19がボトム室35に連通して設け、 前記バルブ本体９内に摺動自在に設けたストッパ13を第
１のスプリング14で第２油室19側に向けて付勢して所定
位置に保持し、前記オリフィスプレート16を第２のスプ
リング36で第１油室18側に向けて付勢して前記ストッパ
13に当接して保持し、 前記オリフィスプレート16に第１油室18と第２油室19を
連通する伸時オリフィス26と縮時オリフィス27を形成
し、オリフィスプレート16に、伸時オリフィス26の油流
れを規制する伸時減衰力調整用の板ばね31と縮持オリフ
ィス27の油の流れを規制する縮時減衰力調整用の板ばね
30を設け、 前記伸時減衰力調整用の板ばね31を第２油室19内の圧力
で伸時オリフィス26を閉じ、第１油室18内の圧力で弾性
変形し伸時オリフィス26を開口するものとして伸時オリ
フィス26の開口面積の変化に伴う減衰力を得る伸時減衰
部Ｃとし、 前記伸時減衰力調整用の板ばね30を第１油室18内の圧力
で縮時オリフィス27を閉じ、第２油室19内の圧力で弾性
変形し縮時オリフィス27を開口するものとして縮時オリ
フィス27の開口面積の変化に伴う減衰力を得る縮時減衰
部Ｄとしたことを特徴とするサスペンション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62034647A JP2651821B2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | サスペンシヨン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62034647A JP2651821B2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | サスペンシヨン装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63203938A JPS63203938A (ja) | 1988-08-23 |
| JP2651821B2 true JP2651821B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=12420231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62034647A Expired - Lifetime JP2651821B2 (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | サスペンシヨン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2651821B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5662451U (ja) * | 1979-10-19 | 1981-05-26 | ||
| JPS56120840A (en) * | 1980-02-26 | 1981-09-22 | Kayaba Ind Co Ltd | Hydraulic buffer |
-
1987
- 1987-02-19 JP JP62034647A patent/JP2651821B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63203938A (ja) | 1988-08-23 |
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