JP2650572B2 - スペクトル拡散方式における復調装置 - Google Patents

スペクトル拡散方式における復調装置

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JP2650572B2 JP17768292A JP17768292A JP2650572B2 JP 2650572 B2 JP2650572 B2 JP 2650572B2 JP 17768292 A JP17768292 A JP 17768292A JP 17768292 A JP17768292 A JP 17768292A JP 2650572 B2 JP2650572 B2 JP 2650572B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1次変調用のキャリヤ
周波数と拡散符号用のクロック信号とが、互いに同期関
係にある同期型SS(スペクトル拡散)方式における復
調装置に係り、特に、同期保持を正確,確実に行えるよ
うに改良した復調装置に関する。
【0002】
【技術的背景】最近のSS通信において、SS技術によ
る多元接続法を用いた移動体通信が実用域に達して来て
いる。周知の如く、電波資源は有限なので、周波数を有
効に利用する必要がある。その点、SS信号は広い周波
数帯域に拡散されて、変調波のパワースペクトル密度が
非常に小さいので、他の通信電波等に与える影響は小さ
く、既存の通信周波数帯での混用が可能になるため、そ
の面での効用が大きく、原理的に周波数利用効率の向上
に寄与できるものである。かかる理由により、SS方式
による無線通信も身近になりつつあり、今後、車両等に
搭載しての移動体間通信応用など、その将来性や発展性
を大きく嘱望されている。
【0003】
【従来の技術】SS無線通信において、受信における同
期捕捉と同期保持は基本的に必要なものであり、今まで
に種々の同期捕捉方法や保持方法が提案され実用化され
ている。その中で、変調時の1次変調である角度変調の
キャリヤ周波数と2次変調であるSS変調に用いられる
拡散符号用クロック信号とに、同期関係を持たせてSS
変調を行う同期型SS変調,復調方式も、受信後の復調
動作において回路構成を多少なりとも簡素化できる方式
として知られている。係るSS無線装置(通信機)につ
いて、図1等に示した先願の例を参照しながら説明す
る。
【0004】先ず、図1にブロック構成を示す送信部1
においては、入力端子In1より音声や情報等の信号S
(t)が角度変調回路25に供給され、ここで角度変調
が行われて角度変調信号f(t)を出力する。角度変調
出力信号f(t)は周波数fをキャリヤ周波数とする
変調用キャリヤで、拡散変調用乗算器3とN分の1の分
周を行う分周器4に供給されている。この分周器4は、
周波数f(=f)のキャリヤ周波数を、拡散帯域幅
Bを与える拡散符号用クロック信号周波数fにまで分
周により下げるものである。
【0005】周波数fと周波数fとの間には、f
>fなる関係がある。分周により得られたクロック信
号C(t)は拡散符号発生器(PNG)5に供給され
て、その出力として拡散変調用の拡散符号P(t)を得
ている。角度変調出力f(t)は、入力信号により周波
数(又は位相)偏移△fを与えられて出力されている
が、その偏移分△fは分周によりN分の1に下がるた
め、分周した角度変調出力をクロック信号として用いて
も何等問題は生じない。このようにして得られた拡散符
号P(t)はLPF(ローパスフィルタ)6を介して拡
散変調用の乗算器3に供給され、ここで上記角度変調信
号f(t)との乗算による拡散変調が行われ、その出力
として同期型SS変調波f(t)P(t)が得られ、送
信アンテナ7より出力される。
【0006】このようにして、同期型SS変調波は送信
部1より電波となって、空気等の媒体を介して、他機の
受信部22へと伝送される。即ち、1台のSS無線通信
機は、図1に示した送信部1と図2に示す受信部22と
で構成され、アンテナ7,8は1本で兼務されている。
次に、受信部22の構成及び動作について、図2のブロ
ック構成図及び図3の信号波形図を併せ参照して説明す
る。
【0007】受信アンテナ8により受信された同期型S
S変調波f(t)P(t)には、第3者からの妨害波等
のノイズ成分n(t)が含まれているので、これを極力
排除するために、BPF(バンドパスフィルタ)9によ
り、SS変調波f(t)P(t)のメインローブ以外の
周波数成分を除去してから、逆拡散復調用の乗算器10
に供給する。
【0008】21は同期捕捉用のクロック信号を発生さ
せる同期捕捉用クロック信号発生器であり、この同期捕
捉用クロック信号C(t)をスイッチ回路Swを介し
てPNG18に供給することにより同期捕捉用拡散符号
ρ(t)を生成しており、この拡散符号ρ(t)をLP
F19を介して上記乗算器10に出力している。
【0009】同期捕捉用クロック信号C(t)の周波
数fιは、正規のクロック信号C(t)の周波数fcに
比較して僅かに異なるようにしている。これにより、乗
算器10の出力は{f(t)P(t)+n(t)}ρ
(t)となる。かかる乗算出力は、BPF11にて逆拡
散出力の周波数帯域以外の周波数成分を除去され、図3
(A)に示すような信号波形となった後、リミターアン
プ12を介して、位相同期ループ型角度復調回路13を
構成する位相比較器14に供給される。
【0010】位相比較器14には、電圧制御発振器(V
CO)17からの角度変調波成分に同期したジッタの伴
ったVCO出力が供給されるので、ここで上記リミター
アンプ12出力との位相比較が行われ、増幅器15で適
宜増幅されて、図3(B)に示す如き波形の出力信号と
なる。この図から明らかなように、相関点Tでは雑音
が極度に下がるため同期検出が可能となる。相関点の周
期は、拡散符号周期数をnビットとすると、n/(f
−fι)で定まる時間Tpとなる。この際、電圧制御発
振器(VCO)17からのVCO出力は、送信部側の変
調用キャリヤと同じ周波数の復調用キャリヤを発生して
いる
【0011】かかる増幅器15(位相同期ループ型角度
復調回路13)からの出力は、LPF24を介して端子
Outより出力されると共に、同期検出回路23に供給
される。同期検出回路23では、図3(B)に示すよう
に増幅器15からの出力中に含まれるノイズの有無状態
を検出して、図3(C)に示すような同期検出制御電圧
を生成してスイッチ回路Swに供給している。この図3
(C)においては、T0′は同期捕捉が行われていない
状態を示し、同期捕捉点t以降は同期が取れた状態を
示している。
【0012】一方、VCO17の出力は分周器20にも
供給され、ここで送信側と同じにN分の1に分周して
期保持用クロック信号C′(t)を得ている。同期保持
クロック信号C′(t)はジッタを含んでおり、スイ
ッチ回路Swにおいて同期検出回路23からの同期検出
制御電圧により切替えられて、PNG(拡散符号発生
器)18に供給される。PNG18で生成される逆拡散
復調用の拡散符号P′(t)は、BPF9からの入力S
S変調波の位相にほぼ一致しているが、ジッタの影響及
びその時のタイミングにより僅かな位相差が生じる。こ
のようにして僅かな位相差を含んだまま逆拡散復調が行
われ、位相同期ループ型角度復調回路13によりSS同
期の保持動作が持続されることになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のスペクト
ル拡散方式における同期捕捉装置は、同期捕捉動作時
に、同期捕用クロック信号C(t)より同期保持用ク
ロック信号C′(t)に切り換わるわるが、同期保持用
クロック信号C′(t)はジッタを伴っており、そのジ
ッタの影響により切えタイミングにおいて僅かな位相
差が生じるという欠点がある。この位相差がその時のタ
イミングによりばらつくと、そのばらつきに対応して自
己相関特性が劣化し、角度復調出力内に拡散符号成分が
雑音となって生じる問題が発生する。この雑音はクロッ
ク周波数を拡散符号の周期で割った値の周波数を主成分
としているため、クロック周波数や拡散符号周期の値の
設定等から復調情報周波数帯域内に雑音が生じるという
問題があった。更に、同期捕用クロック信号C を拡散
符号発生器18に供給して図3(A)に示す相関信号波
形の信号がBPF11から得られ、且つ、増幅器15か
らは図3(B)に示す如くの復調ノイズを含んだ波形が
得られるものの、これら図3(A),図3(B)を比較
して見ると、図3(A)の相関点のピーク点が同期保持
用クロック信号C′(t)に切り換えるための最良な切
り換え点となるが、図3(B)に示した波形からではピ
ーク点に対応するポイントの識別は困難である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、送信側でオーディオ信号やデー
タ等の情報信号を変調用キャリヤによって角度変調して
角度変調波を出力し、この角度変調波を分周数1/Nで
分周したクロック信号を基にして生成した変調 用拡散符
号により上記角度変調波を拡散したスペクトル拡散変調
波を、受信して復調するためのスペクトル拡散方式にお
ける復調装置であって、上記スペクトル拡散変調波を
散符号発生器からの復調用拡散符号により逆拡散する乗
算器と、上記乗算器からの逆拡散出力を上記変調用キャ
リヤと同じ周波数の復調用キャリヤを発生する電圧制御
発振器によって角度復調して復調出力を得る位相同期ル
ープ型角度復調回路と、上記復調出力からノイズの有無
状態を検出して同期検出信号を生成する同期検出回路
と、 上記電圧制御発振器からの上記復調用キャリヤを基
にして上記送信側と同じ分周数1/Nで分周して同期保
持用の第1のクロック信号を生成する分周器と、 上記第
1のクロック信号と異なる周波数で且つ同期捕捉持用の
第2のクロック信号を生成する同期捕捉用クロック信号
発生器と、 上記第1のクロック信号と上記第2のクロッ
ク信号とを選択的に切り換えて、いずれか一方のクロッ
ク信号を上記拡散符号発生器に供給するスイッチ回路
と、 上記第1のクロック信号と上記第2のクロック信号
との周波数差によるビートを取ってビート出力を生成
し、且つ、上記同期検出信号を該ビート出力時まで遅延
させ、遅延させた同期検出信号により上記ビート出力時
前では上記スイッチ回路を第2のクロック信号側に切り
換える一方、上記ビート出力時に第1のクロック信号側
に切り換える同期制御回路部とを備えたことを特徴とす
るスペクトル拡散方式における復調装置を提供するもの
である。
【0015】
【実施例】本発明のスペクトル拡散方式における復調装
置(以下「SS復調装置」とも記述する)の一実施例に
ついて、図4のブロック構成図及び図5の信号波形図
(タイミングチャート)を併せ参照しながら説明する。
図4中、26はANDゲート、27は整形回路、28は
時間遅延回路、29はEX−ORゲート、30はNAN
Dゲート、31はインバータ、32はRSフリップフロ
ップであり、以上の各回路により同期制御回路部33が
構成されている。なお、時間遅延回路28は、入力信号
に対して立上り部分は遅延させず、立下り時点だけを所
定時間遅延させる特性を有する。その他、この図におい
て図2に示した従来装置22と同一構成部分には同一符
号を付してその詳細な説明を省略する。
【0016】SS復調装置2の同期捕捉用クロック信号
発生器21からスイッチ回路Swを介してPNG18に
供給される同期捕捉用クロックC(t)は、図5
(A)に示すようなインパルス状に整形された信号であ
り、分周器20より出力される同期保持用クロック信号
C′(t)も図5(B)に示すインパルス状に整形され
た信号である。ここでは、同期捕捉用クロック信号発生
器21からの同期捕捉用クロックC (t)と、分周器
20からの同期保持用クロック信号C′(t)とは周波
数が異なっているため、この両方のクロック信号をAN
Dゲート26でANDをとる(論理和演算する)と、
方のクロック信号の周波数差によるビートを取ることに
なり、その出力は同図(C)に示すものとなる。即ち、
分周器20より出力されている同期保持用クロック信号
C′(t)にはジッタが含まれていても、両方のクロッ
ク信号の位相一致点が瞬時的に存在するため、ゲート2
6出力は図5(C)示のようになるわけである。
【0017】このゲート出力は、同期捕捉用クロック信
号C(t)の周波数fιと同期保持用クロック信号
C′(t)の周波数fC′との差の周波数の逆数の時間
間隔で生じるが、正確にはジッタによる瞬時的な揺れが
付加されるものとして得られる{同図(D)のTの時
間}。得られたゲート出力を更に整形回路27で波形整
形すると、その整形出力は同図(D)に示すような矩形
波になり、この矩形波は両クロック信号C (t),
C′(t)の周波数差によるビート出力として得られ
ここで得られたビート出力は、先に説明した図3
(A)の相関ポイントのピーク点に生じている。
【0018】次の図5(E)は、前記図3(C)に対応
する同期検出回路23の同期検出制御電圧である。即
ち、時刻tからtの期間T0′のL(Low)レベ
ルの期間と、時刻t以降のLレベルの期間が同期検出
時間となっている。この同期検出制御電圧は時間遅延回
路28を通過すると、その出力は図5(F)に示すもの
となる。即ち、時刻tより時刻tの期間が遅れてL
レベルになり、時刻tでH(High)レベルに復帰
する動作となる。
【0019】時間遅延回路28の入力と出力とをEX−
ORゲート29に供給してゲート出力をとる(排他的論
理和演算をする)と、その出力は図5(G)に示すもの
となり、そのHレベルの部分のセンターが相関点のピー
ク{図3(A)におけるピーク点}に一致させている。
このEX−ORゲート出力{同図(G)参照}と整形回
路出力{同図(D)参照}は同期保持にとって最も重要
な検出信号となっており、この両方のAND{図4の構
成例では回路動作上NANDを使用}をとることによ
り、両信号の一致時に得られる出力は、真の同期検出制
御電圧(同期捕捉信号)の基となる。
【0020】図5に示す動作例では、整形回絡出力
(D)のT期間とEX−OR出力(G)のt〜t
間は一致しておらず、NANDゲート30の出力は同図
(J)の如く継続してHレベルとなっており、整形出力
(D)のTはEX−OR出力(G)のt〜tと一
致しており、従ってその期間だけNANDゲート30の
出力は同図(H)に示すようにLレベルとなる。
【0021】更に、NANDゲート出力(H)、時間
遅延出力(F)をインバータ31で位相反転した信号
{同図(I)参照}と共にRSフリップフロップ32
に供給することにより、その出力は同図(J)に示すも
のとなり、同期検出回路23からの同期検出信号をビー
ト出力時まで遅延させた最終的な同期検出制御信号とし
てスイッチ回路Swに供給される。これにより、同期制
御回路部33は、遅延させた同期検出信号によりビート
出力時前ではスイッチ回路Swを同期捕捉用クロック信
号C (t)側に切り換える一方、ビート出力時に同期
保持用クロック信号C′(t)側に切り換えている。そ
して、同期捕捉時には同期捕捉用クロック信号C
(t)が拡散符号発生器18に供給され、一方、同期
保持時には同期保 持用クロック信号C′(t)が拡散符
号発生器18に供給され、受信されたSS変調波の中の
拡散符号P(t)に一致する拡散符号P(t)が得られ
る。
【0022】これにより、乗算器10では本来の逆拡散
復調動作が達成され、その出力はf(t)P(t)P
(t)+P(t)n(t)となる。周知の如く、拡散符
号同士の乗算分であるP(t)P(t)はほぼ1となる
直流成分であるから、BPF11の出力はf(t)+N
(t)となる。なお、N(t)はP(t)n(t)の帯
域制限された拡散雑音成分で、その雑音電力は大変小さ
いため、位相同期ループ型角度復調回路13のVCO1
7の出力もジッタが大幅に下がり、位相同期ループ型角
度復調回路13でのSS同期保持も安定に動作し、LP
F24を介して出力端子Outから、ジッタ成分を殆ど
含まない高品質の復調音声や復調情報が出力される。
【0023】
【発明の効果】本発明に係わるスペクトル拡散方式にお
ける復調装置によるととくに、同期捕捉用の第1のク
ロック信号と同期保持用の第2のクロック信号との周波
数差によるビート出力が相関ポイントのピーク点に生じ
ることに着目して、同期検出回路で復調出力からノイズ
の有無状態を検出して生成した同期検出信号を、同期制
御回路部内でビート出力時まで遅延させ、且つ、遅延さ
せた同期検出信号によりビート出力時前ではスイッチ回
路を第2のクロック信号側に切り換える一方、ビート出
力時に第1のクロック信号側に切り換えているので、同
期保持時(同期捕捉後は常に最良の位相{入力SS変
調波を逆拡散復調するための生成拡散符号の位相}に固
定され、角度復調出力より洩れる拡散符号成分は最少と
なり、S/Nの良好な角度復調が安定に達成されるとい
う優れた特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来装置,本発明装置に信号を供給するSS変
調装置(送信部)のブロック図。
【図2】従来のSS復調装置のブロック構成図。
【図3】従来装置の動作説明用信号波形図。
【図4】本発明のSS復調装置の一実施例を示すブロッ
ク構成図。
【図5】本発明装置の動作説明用信号波形図(タイミン
グチャート)。
【符号の説明】
2 スペクトル拡散復調装置 3,10,14 乗算器(位相比較器) 4,20 分周器 5,18 拡散符号発生器PNG) 6,19,24 LPF(低域濾波器) 7,8 アンテナ 9,11 BPF(帯域濾波器) 12 リミターアンプ 13 位相同期ループ型角度復調回路 15 増幅器 16 ループフィルタ 17 電圧制御発振器VCO) 21 同期捕捉用クロック信号発生器 23 同期検出回路 26 ANDゲート 27 整形回路 28 時間遅延回路 29 EX−ORゲート 30 NANDゲート 31 インバータ 32 RSフリップフロップ 33 同期制御回路部 Sw スイッチ回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側でオーディオ信号やデータ等の情報
    信号を変調用キャリヤによって角度変調して角度変調波
    を出力し、この角度変調波を分周数1/Nで分周したク
    ロック信号を基にして生成した変調用拡散符号により上
    記角度変調波を拡散したスペクトル拡散変調波を、受信
    して復調するためのスペクトル拡散方式における復調装
    置であって、上記 スペクトル拡散変調波を拡散符号発生器からの復調
    用拡散符号により逆拡散する乗算器と、上記乗算器からの逆拡散出力を上記変調用キャリヤと同
    じ周波数の復調用キャリヤを発生する電圧制御発振器に
    よって角度復調して復調出力を得る 位相同期ループ型角
    度復調回路と、上記復調出力からノイズの有無状態を検出して同期検出
    信号を生成する同期検出回路と、 上記電圧制御発振器からの上記復調用キャリヤを基にし
    て上記送信側と同じ分周数1/Nで分周して同期保持用
    の第1のクロック信号を生成する分周器と、上記第1の
    クロック信号と異なる周波数で且つ同期捕捉持用の第2
    のクロック信号を生成する同期捕捉用クロック信号発生
    器と、 上記第1のクロック信号と上記第2のクロック信号とを
    選択的に切り換えて、いずれか一方のクロック信号を上
    記拡散符号発生器に供給するスイッチ回路と、 上記第1のクロック信号と上記第2のクロック信号との
    周波数差によるビートを取ってビート出力を生成し、且
    つ、上記同期検出信号を該ビート出力時まで遅延させ、
    遅延させた同期検出信号により上記ビート出力時前では
    上記スイッチ回路を第2のクロック信号側に切り換える
    一方、上記ビート出力時に第1のクロック信号側に切り
    換える同期制御回路部とを備え たことを特徴とするス
    クトル拡散方式における復調装置。
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