JP2631327B2 - リーチ型フォークリフトにおけるロードホイールの操舵装置 - Google Patents

リーチ型フォークリフトにおけるロードホイールの操舵装置

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JP2631327B2
JP2631327B2 JP3329922A JP32992291A JP2631327B2 JP 2631327 B2 JP2631327 B2 JP 2631327B2 JP 3329922 A JP3329922 A JP 3329922A JP 32992291 A JP32992291 A JP 32992291A JP 2631327 B2 JP2631327 B2 JP 2631327B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ストラドルアームの先
端に支持されているロードホイールの操舵が可能なリー
チ型フォークリフトを提供するにあたり、ストラドルア
ームの幅寸法を拡大化することなく、極めて狭小な寸法
で、ロードホイールの操舵を実現し得る操舵装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、図6ないし図7に示されるフォー
クリフトkが提案されている。このフォークリフトk
は、進行方向をAとする際には、これに沿ってキャスタ
輪m、pを旋回固定すると共に、キャスタ輪nを旋回可
能となるよう各シリンダs1、s2を油圧制御し、操向
兼駆動輪lを操向することによりアッカーマン操向しう
るものである。 【0003】また、進行方向をBとする際には、これに
沿ってキャスタ輪n、pを旋回固定すると共に、キャス
タ輪mを旋回可能となるよう各シリンダs1、s2を油
圧制御し、操向兼駆動輪lを操向することにより上記同
様アッカーマン操向しうるものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フォー
クリフトは、通常、幅狭な倉庫内通路での荷役走行作業
を強いられるものであるため、上述のようにストラドル
アームr、r内にシリンダs1、s2及び該シリンダs
1、s2と各キャスタ輪を操舵するためのリンクi、j
を配設すると、ストラドルアームr、rの幅が大きく、
ひいては車体幅を拡大してしまう。従って、最小通路幅
を大きくとらねばならず、荷の保管スペースが削減され
るという問題がある。 【0005】本発明は上記実状に鑑み案出されたもの
で、その目的は、左右のロードホイールを操舵可能に支
持するストラドルアームの幅寸法を極めて小さくするこ
とが可能なリーチ型フォークリフトにおけるロードホイ
ールの操舵装置を提供する事にある。 【0006】本発明は、左右のストラドルアーム各々の
先端近傍で、かつ車体幅方向における外側位置に中心が
位置し、車体高さ方向の垂直な軸と平行なステアリング
軸を前記左右のストラドルアームの各々に回動自在に支
承し、該ステアリング軸に固着された断面逆L字型のブ
ラケットの垂下部を各々車体外側に向け配置し、該垂下
部に車体幅方向の水平な軸と平行な支承軸を固定し、該
支承軸にロードホイールの幅方向における垂直方向の中
心を前記ステアリング軸の中心から車体中心寄りに所定
距離を隔ててロードホイールを回動自在に支持すると共
に前記ストラドルアームの幅を越えないよう扇形状に切
り欠かれ、円弧側を車体中心側に向けた歯車を前記ブラ
ケットに固着し、該扇形状に切り欠かれた歯車に噛み合
う駆動歯車を前記扇形状に切り欠かれた歯車よりも車体
中心側よりで、前記左右のストラドルアーム各々内に収
納配置した構成としたものである。 【0007】 【実施例】本発明の一実施例について、図1ないし図4
に基づき説明する。フォークリフト1は、本体部2と、
該本体部2から突出する左右のストラドルアーム10、
10の各々にロードホイール12L、12Rを操舵可能
に支持すると共に、前記本体部2にハンドル6にて操舵
可能なドライブホイール11を備えている。 【0008】ストラドルアーム10、10間には、前後
にスライドしうると共に、リフトシリンダ5にて昇降動
可能にフォーク或いは種々のアタッチメント等の荷役具
4、4を係止するマスト3が設けられる。尚、7は荷役
具4を操作する荷役操作レバー、8はドライブホイール
のアクセル指示を行う走行操作レバー、9はバッテリで
ある。 【0009】次にロードホイールの操舵機構について詳
述すると、左側のロードホイール12Lは、支承軸14
に軸受を介して回動自在に支承され、該支承軸14は、
正面視が略「L」形からなるブラケット13の垂下部1
3aに固着されている。又、垂下部13aの外側面は、
前記ストラドルアーム10の外側面とほぼ一致する如く
構成される。さらに、ブラケット13の上面には、上方
に突出するステアリング軸16が円すいころ軸受21、
21にて回動自在に支承されている。円すいころ軸受2
1、21は、それぞれ背面に組み合わせてステアリング
軸16に発生するモーメント荷重を支持しうる。尚、前
記ステアリング軸16は、車体幅方向における外側位置
に、その中心が位置している。 【0010】前記ブラケット13の内側端部には、前記
ストラドルアーム10の幅を越えないよう扇形に切り欠
かれた歯車20が、ボルト23にて固着され、該扇形の
歯車20に噛み合う駆動歯車19が駆動軸17に嵌入さ
れている。このように扇形に歯車を形成することによ
り、十分な減速比を得られる歯車を使用し得ると共に、
ストラドルアーム10の幅方向の拡大を防止し得る。
尚、扇形の歯車20は、略230度の円弧部分を有して
おり、左右に略115度づつ旋回し得る。 【0011】前記ブラケット13の上面と、ストラドル
アーム10とは接触することがないように構成され、ス
テアリング軸16に作用するすべての荷重は、前記円す
いころ軸受21、21にて荷担される。 【0012】駆動軸17は、前記ステアリング軸16と
並設され、ボス22に回動自在に支承されると共に、そ
の上端にはタイミングプーリ18が固着されている。
又、ストラドルアーム10内には、ステアリングモータ
34Lが固定され、そのピニオン33には一段減速ギア
31、これに同軸形成されたアイドルギア32及び二段
減速ギア30を介して回動軸29を回動させ得る。 【0013】さらに、前記回動軸29の上端には、タイ
ミングプーリ25が固着され、タイミングベルト35を
介して前記駆動軸17のタイミングプーリ18にステア
リングモータ34Lのトルクが伝達され、ロードホイー
ル12Lを操舵する事ができる。尚、図3、4に示す2
8はエンコーダであり、検出軸の先端に設けられた歯車
27が、前記回動軸29に固着された歯車26に噛み合
うことにより、ロードホイール12Lの操舵角を検出し
得るよう構成されている。 【0014】尚、前述のステアリングモータ34Lや、
タイミングプーリ18、25ステアリング軸16といっ
た各構成要素は、ストラドルアーム10内に、収納配置
されており、また他方のロードホイールについても同様
の構成を有しているもので、フォークリフト1の車体中
心線を中心として、左右対称に構成される。 【0015】従って、図8に示すように、タイミングベ
ルト35を図のように回転するようステアリングモータ
34Lを駆動すると、そのトルクが駆動歯車19から扇
形の歯車20へ伝達され、ロードホイール12Lを枢支
するブラケット13がステアリング軸16の中心を操舵
中心として回動し得る。又、図8はロードホイール12
Lの最大操舵角の状態であり、前述のエンコーダ28に
て、かかる状態が検知されると、ステアリングモータ3
4Lを停止させるようにしても良いし、他の機械的スト
ッパ等を設けて操舵角の制限を行なうように構成するこ
とは勿論可能である。また、図と逆方向にステアリング
モータ34Lを回転駆動させると、ロードホイール12
Lも図と逆方向に操舵し得ることは言うまでもない 【0016】さらに、ロードホイール12Lの中心線
と、ステアリング軸16の旋回中心とは、いわゆるキン
グピンオフセットである距離eを偏心させうる。これ
は、図5に示す如く、車体の向きはそのままの状態で、
真横に走行させるような場合、ロードホイール12Lの
中心に操舵中心を位置させると、ホイールベースはLと
なるが、前述の如く偏心距離eを設けることによりL+
2eのホイールベースを確保することができるからであ
る。また、フォークリフト1が停止している際にロード
ホイール12Lを操舵する、いわゆる据切り時に、ロー
ドホイール12Lと、地面との摩擦を少なくして、ころ
がすことができるため操舵時の駆動トルクの軽減を図り
得るからである。 【0017】本発明は、上記の構成を採用した結果、ロ
ードホイールを回動自在に支持する際、ロードホイール
の幅方向における垂直方向の中心と前記ステアリング軸
の中心とを車体中心寄りに所定距離を隔てた偏心距離e
を設定することにより、操舵トルクの低減化が図れた。 【0018】上述のような操舵トルクの低減化がステア
リングモータ等の各種部品の小型化に寄与し、ストラド
ルアームの幅を拡大することなく、極めて狭少な寸法
で、ロードホイールの操舵を実現し得る操舵装置を提供
することができるとともに、横走行時においても十分な
ホイールベースを確保することができ、走行安定性、乗
り心地の向上に優れるという効果を得ることが出来た。 【0019】さらに、ステアリンングモータや、タイミ
ングプーリ、ステアリング軸といった小型化された各構
成要素がストラドルアーム内に収納配置され、かつ、ス
テアリング輻を固着した断面逆L字型のブラケットの垂
下部を各々車体外側に向け配置することにより、外部か
らの異物等が侵入するのを防止でき、歯車、タイミング
ベルト等が損傷するのを防止できるという絶大な効果を
も得ることが出来た。
【図面の簡単な説明】 【図1】リーチ型フォークリフトの側面図である。 【図2】本発明の正面図である。 【図3】本発明の側面図である。 【図4】本発明の平面図である。 【図5】ホイールベースを説明するための平面図であ
る。 【図6】従来の操舵機構を説明する平面図である。 【図7】従来の操舵機構を説明する平面図である。 【図8】本発明の操舵状態を説明する平面図である。 【符号の説明】 10 ストラドルアーム 12L ロードホイール 12R ロードホイール 13 ブラケット 14 支承軸 16 ステアリング軸 19 駆動歯車 20 扇形の歯車

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 左右のストラドルアーム各々の先端近傍で、かつ車体幅
    方向における外側位置に中心が位置し、車体高さ方向の
    垂直な軸と平行なステアリング軸を前記左右のストラド
    ルアームの各々に回動自在に支承し、該ステアリング軸
    に固着された断面逆L字型のブラケットの垂下部を各々
    車体外側に向け配置し、該垂下部に車体幅方向の水平な
    軸と平行な支承軸を固定し、該支承軸にロードホイール
    の幅方向における垂直方向の中心を前記ステアリング軸
    の中心から車体中心寄りに所定距離を隔ててロードホイ
    ールを回動自在に支持すると共に前記ストラドルアーム
    の幅を越えないよう扇形状に切り欠かれ、円弧側を車体
    中心側に向けた歯車を前記ブラケットに固着し、該扇形
    状に切り欠かれた歯車に噛み合う駆動歯車を前記扇形状
    に切り欠かれた歯車よりも車体中心側よりで、前記左右
    のストラドルアーム各々内に収納配置したことを特徴と
    するリーチ型フォークリフトにおけるロードホイールの
    操舵装置。
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