JP2630846B2 - 電気回路の試験 - Google Patents

電気回路の試験

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JP2630846B2
JP2630846B2 JP1511095A JP51109589A JP2630846B2 JP 2630846 B2 JP2630846 B2 JP 2630846B2 JP 1511095 A JP1511095 A JP 1511095A JP 51109589 A JP51109589 A JP 51109589A JP 2630846 B2 JP2630846 B2 JP 2630846B2
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    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2801Testing of printed circuits, backplanes, motherboards, hybrid circuits or carriers for multichip packages [MCP]
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は電気回路の試験に関する。
発明の背景 プリント回路板を試験する分野では、例えば部品を装
着する前のそのような回路板について、抵抗値のチェッ
クまたは容量値のチェックを行い、導電路における開放
もしくは短絡不良を試験することが知られている。こう
したチェックは、コンピュータシステムによって自動制
御され、適切な地点で回路板と接触して適切な測定を行
う、少なくとも1つの電気試験プローブを用いて行うこ
とができる。
プリント回路板は、多数のネットワーク(回路網)を
形成する非常に多くの導電路を備えており、そのような
ネットワーク間に望ましくない短絡が存在していなかど
うか知る必要がある。N個のネットワークを有するプリ
ント回路板の場合、任意の2つのネットワーク間に望ま
しくない短絡電気路が存在しないことを検証するのに必
要な抵抗に基づく測定の回数は、次式で与えられる: N(N−1)/2 この式は、次のように説明される。まず、第1のネッ
トワークと残り全てのネットワークとの間の抵抗が測定
され、これは1回目の測定回数(N−1)を意味する。
次いで、第2のネットワークと残り全てのネットワーク
(但し第1のネットワークを除く)との間の抵抗が測定
され、これは2回目の測定回数((N−1)−1)を意
味する。次に、第3のネットワークと残り全てのネット
ワーク(但し第1及び第2のネットワークを除く)との
間の抵抗が測定され、これは3回目の測定回数((N−
1)−2)を意味する。以下同様に、N番目のネットワ
ークまで測定が続けられる。この結果、測定回数の合計
は上記したような等差級数の和となる。
千個のネットワークを持つプリント回路板の場合、上
記のようにして全ネットワーク間の抵抗測定を行うこと
はほぼ50万回の測定を意味し、一般的にそうであるよう
に電気試験プローブを用いて測定すれば、極めて長い試
験時間を要する。従って、ネットワーク間の短絡を試験
する際の測定回数を減らす手段があれば、明らかに有利
である。
プローブ移動の回数を減らすため、米国特許第4,565,
966号(Burr等)は、各ネットワークと基準間での容量
測定と各ネットワークの端−端間抵抗測定とを組み合わ
せ、測定された容量及び抵抗両値が、不良の存在しない
回路板について(学習モードで)それぞれ予め求められ
た値と比較されるような、回路板を試験する方法及び装
置を開示している。前記Burr等の特許には、不良の可能
性があると識別されたネットワークに関する診断ルーチ
ンも開示されている。すなわちネットワークのうち、不
良の可能性があると識別され、基準に対し同じ容量値を
有するものについて、ネットワーク間での抵抗チェック
が実行され、基準に対し同じ容量値を有するネットワー
クは短絡しているかもしれないという理論的根拠に基づ
き、それらのネットワークが短絡していないかどうかを
チェックする。各々のネットワークと基準との間の容量
を測定し、次いで同じ容量値を持つ各対のネットワーク
間で短絡試験を行うことによって、プリント回路板の全
ネットワークに関し上記のルーチンを適用可能である。
しかし、2つのネットワークが実際には短絡していない
のに、偶然同じ容量値を持つことがあるため、この方法
では、実際に必要な回数よりはるかに多い短絡試験を行
わねばならなくなることがある。
発明の要旨 本発明の一側面によれば、複数のネットワークからな
る電気回路の各ネットワーク間の短絡を試験する方法に
おいて、各々のネットワークと基準との間のインピーダ
ンス値を測定すること;及び、測定インピーダンス値が
ほぼ同じであり、しかも該測定インピーダンス値が短絡
した場合の2つのネットワークに関する推定の最低イン
ピーダンス値より大きい各2つのネットワークについて
だけ短絡試験を行うことを含む方法が提供される。
本発明の別の側面によれば、複数のネットワークから
なる電気回路を試験するのに使われる装置において、各
々のネットワークと基準との間のインピーダンス値を測
定する第1の手段;及び、測定インピーダンス値がほぼ
同じであり、しかも該測定インピーダンス値が短絡した
場合の2つのネットワークに関する推定の最低インピー
ダンス値より大きい各2つのネットワークについてだけ
短絡試験を行う第2の手段を備えた装置が提供される。
好ましくは、前記測定インピーダンス値から、少なく
とも2つのポイントを含むネットワークについて、導電
路の単位長さ当りの最低インピーダンスに関する第1の
値が計算され、また1つのポイントだけを含むネットワ
ークの最低インピーダンスに関する第2の値が計算さ
れ、該第1及び第2の値が、ほぼ同じインピーダンス値
を持つ各2つのネットワークに関する前記推定の最低イ
ンピーダンス値を、これら2つのネットワークの形状特
性の知見から計算するのに使われる。
各々のネットワークと基準との間で測定される前記イ
ンピーダンス値は、各々のネットワークと基準との間の
容量値とし得る。
測定されたインピーダンス値は、ほぼ同じ測定インピ
ーダンス値であるネットワークを識別するために走査さ
れるメモリ手段に記憶し得る。
前記短絡試験は、抵抗試験とし得る。
図面の簡単な説明 添付の図面中: 第1図は本発明による装置の好ましい実施例の概略
図; 第2図は実施例の処理手段の動作を記述したフローチ
ャート;及び 第3図は処理手段の別の動作を説明するのに用いる図
である。
好まし実施例の説明 以下説明する実施例は、プリント回路板上の全ネット
ワーク間での短絡を試験する場合よりも、プローブ移動
(及び測定)の回数が減り、しかも基準に対する予め求
められたそれぞれの容量値、及び不良のない回路板のネ
ットワークに関する予め求められた端−端抵抗値につい
て、事前の知見を必要としないように動作する。
まず添付の図面中の第1図を参照すると、参照番号1
は(見やすくするためかなり単純化した形で)、端子パ
ッド2と導電路3と有し、部品の装着前に試験すべきプ
リント回路板を示す。各端子パッド2が、1つの“ポイ
ント”と見なされる。回路板は導電路3を含むL個の個
々のネットワークを有し、このような各1つ以上の導電
路3によって相互に接続された2つ以上のポイント(端
子パッド2)を備えている。その他、どの導電路も接続
されていないM個のポイント(端子パッド2)が存在
し、このような各端子パッドも“ネットワーク”(すな
わち単一ポイントと見なされるネットワーク)と考えら
れる(一方導電路2を備えたネットワークは2つ以上の
ポイントを有するネットワークと見なされる)。つま
り、回路板1は合計L+M=N個のネットワークを有す
る。
参照番号4と5は、コンピュータシステム6を介して
制御される電気試験プローブを示し、参照番号7は導電
性基準面(回路板1のアース面とし得る)を示す。プロ
ーブ4と5は各々、当該分野で周知のごとく、コンピュ
ータシステム6の制御下で適切なモータ(不図示)によ
り、回路板1に対してX、Y及びZ方向に移動可能であ
る。
まず、プローブ5を基準面7に接触させながら、処理
及び制御手段9の制御下で回路板1上の各接触点に当て
たプローブ4を用い、コンピュータシステム6が容量測
定手段8を介して、回路板1上の各ネットワークと基準
面7との間の容量値測定を行う。このような測定がN回
実行され、各測定値が対応するネットワークの指示と共
に、メモリ10内に一時的に記憶される。
測定手段8は、2つの指定電圧限間の一定または半一
定の電流によって、試験対象の回路を充電するのにかか
る時間を測定する種類のものとし得る。
測定容量値が得られている間、処理及び制御手段9は
それらの値と、試験対象である特定種類の各々のネット
ワークを構成する1つまたは複数のポイントの位置に関
する知見とから、少なくとも2つのポイントを有するネ
ットワークについて導電路の単位長さ当りの最低容量と
見なされる第1の値(VL)、及び1つのポイントだけを
含むネットワークの最低容量と見なされる第2の値
(CL)を計算する。第2図は、この点における処理及び
制御手段9の動作を記述したフローチャートである。フ
ローチャート中、“距離=Lを計算”と表示されたステ
ップで、2つ以上のポイントを有するある特定ネットワ
ークについて計算される値Lが、その特定ネットワーク
の形状と各ポイントの位置とに関する知見から得られ
る。すなわち、ネットワークが2つのポイント間の一本
の直線状導電路(電導路に沿って少なくとも1つの中間
ポイント(端子パッド)を有することもある)だけから
なる場合、Lはそれら2つのポイント間の最小距離とし
て計算される;ネットワークが2つのポイント間の直線
状でない一本の導電路からなるが、それに沿って中間ポ
イント(端子パッド)を持たない場合、Lはそれら2つ
のポイント間の直線ベクトルの距離として計算される;
ネットワークが2つのポイント間の直線状でない導電路
からなり、それに沿って少なくとも1つの中間ポイント
(端子パッド)を持つ場合、Lはその導電路自身の長さ
として計算される;またネットワークが2つのポイント
間の一本の線(直線または非直線状)と、そこから少な
くとも1つの他のポイントへと分岐した少なくとも1つ
の導電路を有する場合、Lはそのネットワーク内の1つ
のポイントからその他全てのポイントへとネットワーク
自身に沿って移動した際の最短距離として計算される。
VLとCLを計算した後、処理及び制御手段9はそれらの
値を、以下説明するように用いる。
任意の2つのネットワーク間で望ましくない短絡不良
が存在しなければ、記憶された容量測定値は、ほとんど
の場合全て異なった値になる。しかし、2つのネットワ
ークがそれらの間で望ましくない短絡不良を有すると、
アース面7に対するそれぞれの容量値が等しくなる(実
際上、物理的な測定条件の限界のためメモリ10に記憶さ
れる測定値は正確には等しくならないが、各値が一定量
以上相互に異ならない場合、それら2つ以上の記憶され
た測定値は“同じ”と見なされる)。従って、処理及び
制御手段9はメモリ10に記憶された各値を走査し、メモ
リ10に記憶された同じ測定容量値を持つ2つまたはそれ
より多いネットワークからなる各グループを識別する。
この際前述のごとく、所定量以上相互に異ならなけれ
ば、例えばある決められた小さい百分率値以上相互に異
ならなければ、それらの値は“同じ”と見なされる。メ
モリ10に記憶された測定容量値が他の全ての測定容量値
と異なるネットワークは、不良を含まず満足できるもの
と見なされ、それ以上試験されない。一方、同じ記憶さ
れた測定容量値を有する2つ以上のネットワークからな
る各グループが、そのグループ内の各ネットワーク間で
短絡試験を行う候補グループとなる。しかしそれらのグ
ループ内で、2つのネットワークあるいはそれより多い
ネットワークのうちの2つは、両者間で望ましくない短
絡を持たず、偶然に同じ測定容量値を有するに過ぎない
かもしれない。同じ測定容量値を有するネットワーク間
における短絡試験の回数を減らすため、制御及び処理手
段9は、実際に短絡している2つのネットワークに関す
る推定の最低容量値より測定容量値が小さいことから、
別のものと同じ測定容量値を有するけれども、他のネッ
トワークと短絡されていない各ネットワークを識別す
る。つまり短絡試験は、実際に短絡していると見込まれ
るネットワーク間でのみ行われる。
より詳しく説明すれば、処理及び制御手段9は同じ測
定容量値を有する各2つのネットワークについて、各々
のネットワーク中の1つまたは複数のポイントの位置、
VL及び/又はCLの値、及び2つのネットワーク間の最短
距離に関する知見から、実際に短絡している場合におけ
るそれらネットワークに関する推定の最低容量値を計算
する。これは、2つのネットワークが実際に短絡してい
れば、両ネットワークの間に導電路が存在するという理
論的根拠に基づいている。
2つのネットワーク間に導電路が存在する確率は小さ
い。ネットワーク間の最短距離を用いる目的は、短絡試
験を行う必要があるほど充分に接近しているかどうかを
確かめることにある。つまり、2つのネットワークがか
なり離れていれば、推定の最低容量値が2つのネットワ
ークの各々について実際に測定される値より必ず高くな
るほど、両者間の短絡導電路の容量値は高くなるからで
ある。従って、これらのネットワークは、それらの間の
短絡試験を行う考慮の対象から外される。
すなわち、各々のネットワークが2つ以上のポイント
を有するネットワークからなる場合、処理及び制御手段
9は、各ネットワークのLの値にそれぞれVLを掛けた
後、得られた各値を、2つのネットワークの間の最短距
離にVLを掛けた値にそれぞれ加算することによって容量
値を計算する;各々のネットワークが1つだけのポイン
トを有する場合、処理及び制御手段9は、2×CLの値
を、2つのネットワーク間の最短距離にVLを掛けた値に
加算する;また2つのネットワークが、2つ以上のポイ
ントを有するネットワークと1つだけのポイントを有す
るネットワークとからなる場合、処理及び制御手段9
は、2つ以上のポイントを有するネットワークのLの値
にVLを掛け、その値をCLに加算した後、その結果を2つ
のネットワーク間の最短距離にVLを掛けた値に加算す
る。
上記の結果から、処理及び制御手段9は短絡している
かもしれないと見込まれる各2つのネットワークについ
て、それらが短絡している場合の推定の最低容量値を計
算する。次いで処理及び制御手段9は、他方のネットワ
ークに短絡しているかもしれない各ネットワークの実際
の測定容量値を、考慮対象である2つのネットワークに
関する推定の最低容量値と比較する。測定容量値が推定
の最低値より小さければ、2つのネットワークは短絡し
ていないと見なされ、それ以上試験しない。一方、測定
容量値が推定の最低値より大きければ、2つのネットワ
ークは短絡している可能性ありと見なされ、この点につ
いて試験すべきものとして選ばれる。こうして処理及び
制御手段9は、それぞれのネットワークが同じ測定容量
値を有すると共に、短絡している場合の両ネットワーク
に関する推定の最低容量値よりも大きい測定容量値を有
する各対のネットワークを選び出す。
上記のプロセスを、例示を目的として第3図を参照し
ながらさらに説明する。ネットワークAが100pFの測定
容量値を有し、ネットワークBが105pFの測定容量値を
有する場合、これら2つの値は処理及び制御手段9によ
って同じと見なされ、この結果は、それらの間に短絡が
存在するためとも考えられる。予め導電路の単位長さ当
りの最低容量値VLが計算してあり、さらに両ネットワー
クAとBの各L値が分かっていることから、処理及び制
御手段9によって理論的な最低容量値を計算することが
できる。この場合、両ネットワークの最低容量値はそれ
ぞれ40pFと30pFであるものとする。2つのネットワーク
間の最短距離はラインSで表してあり、この距離は両ネ
ットワーク間における短絡の最短可能長さである。ライ
ンSの長さにVLを掛けることによって、2つのネットワ
ーク間での短絡に関する最低容量値が計算され、その値
が10pFであるものとする。従って、短絡路を含めた2つ
のネットワークの理論的な合計累積容量は、40+10+30
=80pFで表される。ネットワークAとBの各々の測定容
量値箱の理論的な最低推定値より大きいため、これら2
つのネットワークが短絡しているかどうかを調べる試験
が行われるべきである。しかし他方、短絡していると想
定した2つのネットワークに関する理論的な最低容量値
が、(例えばラインSの長さのため)例えば300pFとな
った場合、2つのネットワークAとBはそれらの間の短
絡チェックから除外される。なぜなら、それぞれの測定
容量値は、短絡していると想定した場合の理論的な最低
推定値よりも低いからである。
実施上、交差したネットワークの場合には得られる短
絡路の長さがゼロとなる点を考慮し、且つ安全のための
ゆとりを見込んで、実際に使用するVLの値は、第2図を
参照して説明した動作によって得られた値の半分とす
る。また同じく安全のためのゆとりを見込んで、実際に
使用するCLの値は、第2図を参照して説明した動作によ
って得られた値の半分とする。
メモリ10に記憶された同じ測定容量値を有すると共
に、その値が短絡していると想定した場合における推定
の最低容量値より大きい各2つのネットワークについ
て、先に触れた抵抗チェックが処理及び制御手段9の制
御下で、プローブ4と5を用いて行われる。この目的の
ため、コンピュータシステム6は抵抗測定手段11を含
む。抵抗測定手段11は、2つのポイント間の抵抗が一定
のしきい値小さいかあるいは大きいかを調べる試験によ
って、それらポイント間での導電的連続性を指示する手
段とし得る。例えば、抵抗測定手段11は、定電流源から
の電流を試験対象である両ポイント間に供給し、両ポイ
ント間での降下電圧をしきい値(例えば順方向にバイア
スしたダイオード両端間での降下電圧)と比較すること
によって、両ポイント間の連続性を試験できる。
以上の説明に照らし、プローブ4と5を用いた抵抗測
定は、メモリ10に記憶された“同じ”容量値を有すると
共に、この容量値が実際に短絡している場合の2つのネ
ットワークに関する推定の最低可能容量値より大きくな
る各2つのネットワークについてだけ必要なことが理解
されよう。

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のネットワークからなる電気回路の各
    ネットワーク間の短絡を試験する方法において、各々の
    ネットワークと基準との間のインピーダンス値を測定す
    ること;及び、測定インピーダンス値がほぼ同じであ
    り、しかも該測定インピーダンス値が短絡した場合の2
    つのネットワークに関する推定の最低インピーダンス値
    より大きい各2つのネットワークについてだけ短絡試験
    を行うことを含む方法。
  2. 【請求項2】前記測定インピーダンス値から、少なくと
    も2つのポイントを含むネットワークについて、導電路
    の単位長さ当りの最低インピーダンスに関する第1の値
    が計算され、また1つのポイントだけを含むネットワー
    クの最低インピーダンスに関する第2の値が計算され、
    該第1及び第2の値が、ほぼ同じインピーダンス値を持
    つ各2つのネットワークに関する前記推定の最低インピ
    ーダンス値を、これら2つのネットワークの形状特性の
    知見から計算するのに使われる請求の範囲第1項記載の
    方法。
  3. 【請求項3】各々のネットワークと基準との間で測定さ
    れる前記インピーダンス値が、各々のネットワークと基
    準との間の容量値からなる請求の範囲第1または第2項
    記載の方法。
  4. 【請求項4】前記測定されたインピーダンス値がメモリ
    手段に記憶され、該メモリ手段が同じ測定インピーダン
    ス値であるネットワークを識別するために走査される前
    記請求の範囲いずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】前記短絡試験が抵抗試験である前記請求の
    範囲いずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】前記電気回路がプリント回路板である前記
    請求の範囲いずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】前記基準が回路板のアース面である請求の
    範囲第6項記載の方法。
  8. 【請求項8】複数のネットワークからなる電気回路を試
    験するのに使われる装置において、各々のネットワーク
    と基準との間のインピーダンス値を測定する第1の手
    段;及び、測定インピーダンス値がほぼ同じであり、し
    かも該測定インピーダンス値が短絡した場合の2つのネ
    ットワークに関する推定の最低インピーダンス値より大
    きい各2つのネットワークについてだけ短絡試験を行う
    第2の手段を備えた装置。
  9. 【請求項9】前記第2の手段が、測定インピーダンス値
    から、少なくとも2つのポイントを含むネットワークに
    ついて、導電路の単位長さ当りの最低インピーダンスに
    関する第1の値と、1つのポイントだけを含むネットワ
    ークの最低インピーダンスに関する第2の値とを計算
    し、さらに前記第2手段が該第1及び第2の値を用い
    て、ほぼ同じインピーダンス値を持つ各2つのネットワ
    ークに関する前記推定の最低インピーダンス値を、これ
    ら2つのネットワークの形状特性の知見から計算する請
    求の範囲第8項記載の装置。
  10. 【請求項10】前記インピーダンス値の測定手段が、各
    々のネットワークと基準との間の容量値を測定する容量
    測定手段からなる請求の範囲第8または第9項記載の装
    置。
  11. 【請求項11】前記測定されたインピーダンス値を記憶
    するメモリ手段を含み、前記第2手段が該メモリ手段を
    走査して、同じ測定インピーダンス値であるネットワー
    クを識別する請求の範囲第8から10項の内いずれか1項
    記載の装置。
  12. 【請求項12】前記短絡試験手段が抵抗値の試験手段で
    ある請求の範囲第8から11項の内いずれか1項記載の装
    置。
  13. 【請求項13】前記電気回路に対して移動可能で、イン
    ピーダンス値を測定する際前記測定手段によって使わ
    れ、また短絡試験を行う際前記第2の手段によって使わ
    れる少なくとも2つのプローブ手段を含む請求の範囲第
    8から12項の内いずれか1項記載の装置。
JP1511095A 1988-10-17 1989-10-13 電気回路の試験 Expired - Lifetime JP2630846B2 (ja)

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GB888824272A GB8824272D0 (en) 1988-10-17 1988-10-17 Testing electrical circuits

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