JP2624542B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2624542B2
JP2624542B2 JP1159400A JP15940089A JP2624542B2 JP 2624542 B2 JP2624542 B2 JP 2624542B2 JP 1159400 A JP1159400 A JP 1159400A JP 15940089 A JP15940089 A JP 15940089A JP 2624542 B2 JP2624542 B2 JP 2624542B2
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Description

【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、印刷用紙や間紙を紙送りローラと紙押えこ
ろとで挾んで給紙胴や排紙装置に送り出す形式の給紙装
置に関する。
＜従来の技術＞ 枚葉印刷機においては、自動給紙機から順次送り込ま
れて来る印刷用紙が前当てと横針とによって見当が規正
されて静止した後、この印刷用紙を圧胴の周速まで加速
しこの圧胴のグリッパに正確なタイミングで印刷用紙を
渡す給紙装置が設けられている。又、凹版印刷等のよう
に印刷されるインキの膜厚が厚いものにあっては、印刷
用紙を紙積台上にそのまま積み重ねて行くと、裏移りを
起こす虞がある。このため、上下に重ねられる印刷用紙
の間に間紙を介在させる方法が採られる場合がある。こ
の間紙を上下に重ねられる印刷用紙の間に介在させるた
めには、排紙装置のグリッパに間紙を正確なタイミング
で送り込む必要があるが、この際にも前述した給紙装置
が用いられる。
このような給紙装置の一つとして、駆動回転する給送
りローラとこの紙送りローラと対向する紙押えころとで
印刷用紙や間紙等の枚数葉紙を挾み、加速してこの枚葉
紙を送り出すフィードローラ形式のものが知られてい
る。従来のフィードローラ形式のものは、紙送りローラ
が圧胴或いは排紙装置のデリバリチェーンの周速とほぼ
対応した周速で常時駆動され、これと対向する紙押えこ
ろが紙送りローラとの対向方向に往復動するようになっ
ている。そして、紙押えころが紙送りローラ側へ移動し
て紙送りローラとの間に枚葉紙を挾んだ瞬間、枚葉紙が
圧胴や排紙装置のデリバリチェーン側へ送り込まれるの
である。
＜発明が解決しようとする課題＞ 紙送りローラと紙押えころとを具えた給紙装置では、
給紙速度が毎分100枚を超える高速となった場合や、表
面がろう引き紙の如きすべり易い性状の枚葉紙を給紙す
る場合、紙送りローラと枚葉紙との間にスリップが発生
する。この結果、枚葉紙の給紙のタイミングが遅れてし
まい、印刷位置がずれて損紙を出したり、或いはグリッ
パが枚葉紙を掴み損なって印刷機の停止を招く等の不都
合があった。
このように、従来のものは印刷用紙や間紙を見当合せ
後の静止状態から印刷機の圧胴や排紙装置のデリバリチ
ェーンの周速にまで瞬間的に加速しているため、紙送り
ローラと印刷用紙或いは間紙とのスリップを避けること
が困難な場合があったのである。
＜課題を解決するための手段＞ 本発明による給紙装置は、駆動回転し得る紙送りロー
ラとこの紙送りローラと対向する紙押えころとを具え、
見当が合わされた枚葉紙をこれら紙送りローラと紙押え
ころとで挾んで送り出す給紙装置において、前記紙送り
ローラには回転と停止とを繰り返し且つこれが連続的な
カム曲線となったカム機構を介して駆動源が接続し、前
記紙押えころには前記紙送りローラと同期してこの紙送
りローラとの対向方向に往復動し得る退避手段が組付け
られていることを特徴とするものである。
＜作用＞ 枚葉紙の見当が合わせれた後、紙押えころが紙送りロ
ーラ側へ退避手段により前進し、これら紙押えころと紙
送りローラとで枚葉紙が挾圧される。しかるのち、カム
機構により静止状態にある紙送りローラが回転を始め、
枚葉紙が所定の速度にまで加速されて送り出される。
紙送りローラはカム曲線に沿って停止状態から所定の
周速にまで連続的に加速する結果、紙送りローラと枚葉
紙との間でのスリップが発生しない。
このようにして枚葉紙が送り出されると、カム機構に
より紙送りローラの回転が停止し、紙押えころが再び紙
送りローラから退避したのち、次の枚葉紙が送り込まれ
てその見当が合わされる。
＜実 施 例＞ 本発明による給紙装置を枚葉凹版印刷機の間紙用に応
用した一実施例における印刷機概念を表す第６図に示す
ように、印刷用紙はフィーダ11から紙渡胴12により圧胴
13と版胴14との間を渡って印刷され、排紙装置15のデリ
バリチェーン16によって紙積台17,18側へ送り出され
る。排紙装置15にはエアジェット19が組み込まれてお
り、印刷用紙上のインキが図示しない紙ガイド等に接触
して汚れるのを防止している。一方、間紙は印刷用紙の
搬送に同期して間紙フィーダ20から送り出され、排紙装
置15の合流スプロケット21近傍にてデリバリチェーン16
に把持された印刷用紙と重ね合わされ、紙積台17,18の
うちの何れか一方にこれらが積み重ねられて行くように
なっている。
本実施例における給紙装置の展開断面形状を表す第１
図及びその一部の異なる部分の展開断面形状を表す第２
図及び前当ての駆動機構を表す第３図に示すように、一
対のフレーム22間には第６図に示す排紙装置15の合流ス
プロケット21を装着したスプロケット軸23が掛け渡さ
れ、このスプロケット軸23の両端部はそれぞれ軸受24を
介してフレーム22に回転自在に支持されている。又、ス
プロケット軸23の一端部には駆動スプロケット25が軸受
26を介して回転自在に嵌合され、更にこの駆動スプロケ
ット25をスプロケット軸23と一体回転するためのクラッ
チスリーブ27が図示しないキーを介してスプロケット軸
23の一端に摺動自在に嵌合されている。
従って、第６図に示す排紙装置15のデリバリチェーン
16が旋回することにより、このデリバリチェーン16が巻
き掛けられた合流スプロケット21のうち、スプロケット
軸23と一体の合流スプロケット21を介してスプロケット
軸23が駆動されるようになっている。
前記クラッチスリーブ27の外周面には、スイングレバ
ー28の先端部に回転自在に取付けた案内ローラ29を転動
自在に収納する案内溝30が形成されている。又、スイン
グレバー28の中央部は一方のフレーム22に立設された支
柱31にピボットピン32を介して揺動自在に枢着され、更
にこのスイングレバー28の基端部には支柱31と平行なス
ライドバー33に固定したピン34と係合する長孔35が形成
されている。そして、スライドバー33と一体に取付けら
れた一対のナットブロック36には、このスライドバー33
と平行に基端部を一方のフレーム22に回転自在に取付け
たハンドル軸37の雄ねじ部38がそれぞれねじ込まれてい
る。
従って、ハンドル軸37の先端部に装着されたクラッチ
操作つまみ39を操作してハンドル軸37を駆動回転するこ
とにより、スライドバー33が第１図中、上下に移動する
結果、スイングバレバー28の案内ローラ29を介してクラ
ッチスリーブ27がスプロケット軸23に沿って変位し、ス
プロケット軸23から駆動スプロケット25への動力の伝達
或いは遮断を行うようになっている。
スプロケット軸23と平行に軸受40を介して一対のフレ
ーム22に回転自在に取付けられた駆動軸41の一端側に
は、従動スプロケット42と前当て用円板カム43とがそれ
ぞれ一体的に嵌着されている。そして、従動スプロケッ
ト42と前記駆動スプロケット25とには、無端の駆動チェ
ーン44が巻き掛けられており、クラッチスリーブ27によ
りスプロケット軸23と駆動スプロケット25とが連結状態
にある時、この駆動チェーン44を介して駆動軸41がスプ
ロケット軸23と同期回転するようになっている。
一方、第６図に示す間紙フィーダ20から合流スプロケ
ット21に亙って傾斜状態でフレーム22に取付けられる差
板45上に突出し得る一対の前当て46は、スプロケット軸
23と平行に両端部がフレーム22に回転自在に支持された
前当て軸47にブラケット48を介して固定されている。
又、前記前当て用円板カム43の外周面に転接するカムロ
ーラ49を一端側に回転自在に支持するベルクランク50
は、支持ピン51を介して一方のフレーム22に回転自在に
支持されている。更に、このベルクランク50の一端と一
方のフレーム22との間には、カムローラ49を前記当て用
円板カム43の外周面に常に転接させるための引張りコイ
ルばね52が介装されている。そして、ベルクランク50の
他端と前記前当て軸47に一体的に嵌着した起倒レバー53
の先端とは、一本のリンク54を介して相互に連結されて
いる。
従って、駆動軸41が第３図に示す状態から右回りに回
転することにより、ベルクランク50が支持ピン51を中心
に右回りに倒れ、リンク54及び起倒レバー53を介して前
当て軸47が左回りに回動する結果、前当て56が差板45の
下方に退避するように倒れる。この動作は駆動軸41の一
回転毎に繰り返されるようになっている。
なお、本実施例では前当て46の上方に配置された紙検
出センサ55,56が図示しない間紙の見当が正しく合って
ないことを検出した場合、前当て46が倒れないような安
全機構を組み込んでいる。即ち、一端部がベルクランク
50に形成した係止部57に係止し得るロックレバー58の中
央部が支持ピン59を介して一方のフレーム22に揺動自在
に枢着され、このロックレバー58の多端部が一方のフレ
ーム22に設けたソレノイド60に連結ロッド61を介してピ
ン止めされている。又、ロックレバー58の一端側と一方
のフレーム22との間には、ベルクランク50の係止部57か
らロックレバー58を退避させるように付勢する引張りコ
イルばね62が介装されている。又、前記紙検出センサ5
5,56は一対のフレーム22に跨がって配設されたクロスビ
ーム63にそれぞれブラケット64を介して取付けられ、一
対の紙検出センサ55が間紙の傾きをけ出する一方、中央
の紙検出センサ56は間紙の有無を検出するようになって
いる。
従って、紙検出センサ55,56が間紙の異常を検出する
と、ソレノイド60が通電状態となって引張りコイルばね
62のばね力に抗し第３図中、連続ロッド61が下方へ変位
する結果、二点鎖線で示す状態にあったロックレバー58
が支持ピン59を中心として左回りに回動し、その一端が
ベルクランク50の係止部57に当接してベルクランク50の
揺動を阻止する。これにより、間紙が合流スプロット21
側へ差板45上を流下する虞はなくなる。
第１図及び紙送りローラに連結されるカム機構の概念
を表す第４図に示すように、駆動軸41の他端側にはカム
入力軸65の入力歯車66と噛み合う駆動歯車67が一体に固
定されている。又、カム出力軸68と一体の出力歯車69に
は、スプロケット軸23と平行に両端部が軸受70を介して
一対のフレーム22に回転自在に取付けられた紙送りロー
ラ軸71と一体の従動歯車72が噛み合わされている。
前記カム入力軸65とカム出力軸68とは、ブラケット73
を介して他方のフレーム22に固定されたカムケーシング
74にそれぞれ回転自在に取付けられている。本実施例の
カム機構はいわゆるパラレルカム機構を採用している。
具体的には、歯溝部75と円弧部76とをそれぞれ形成した
二枚の板カム77a,77bがカム入力軸65に位相を変えて線
対称に並列状態で嵌着され、これら板カム77a,77bと対
応する合計で偶数個の二組の従節ローラ78a,78bがそれ
ぞれ等間隔で位相をずらしてカム出力軸68の周囲にこれ
と一体に組付けられている（詳しくは昭和51年６月１日
付で株式会社日刊工業新聞社から発行された牧野洋氏の
著書である「自動機械機構学」を参照のこと）。
従って、板カム77a,77bの円弧部76に従節ローラ78a,7
8bが転接している場合には、カム入力軸65の回転がカム
出力軸68に伝わらず、カム出力軸68は停止状態となって
いる。しかし、この第４図に示す状態からカム入力軸65
が左回りに回転すると、一方の板カム77aによりこれと
対応する従節ローラ78aがカム出力軸68を中心に右回り
に押し退けられ、カム出力軸68が停止状態から加速しつ
つ右回り回転を始める。そして、板カム77a,77bの歯溝
部75に従節ローラ78a,78bが次々と係合し、歯車の噛み
合いと同様にカム入力軸65の回転がカム出力軸68に伝え
られ、カム出力軸68が定速回転して紙送りローラ軸71を
定速駆動したのち、減速して元の停止状態へ戻るように
なっている。
第１図〜第３図及び紙押えころの退避機構を表す第５
図に示すように、紙送りローラ軸71には外周面の一部が
差板45の表面からわずかに突出する紙送りローラ79が一
体的に嵌着されている。この紙送りローラ79と対向し且
つ当該紙送りローラ79とで間紙を挾持し得る紙押えころ
80を回転自在に支持するころホルダ81は、スプロケット
軸23と平行に両端部が軸受82を介して一対のフレーム22
に回転自在に支持されたころ軸83に対し相対回転可能に
嵌合支持されている。又、このころ軸83にはホルダ受け
84が一体的に嵌着され、このホルダ受け84ところホルダ
81との間には、紙押えころ80を紙送りローラ79側に付勢
する圧縮コイルばね85が介装されている。なお、ころホ
ルダ81には先端部がホルダ受け84に形成したストッパ部
86に当接して紙送りローラ79に対向する紙押えころ80の
押圧力を調整し得る押圧力調整ねじ87が組み付けられて
いる。
一方、前記駆動軸41の一端側には伝達スプロケット88
と退避用円板カム89とがそれぞれ一体的に嵌着されてお
り、この伝達スプロケット88には第６図に示す間紙フィ
ーダ20側に駆動軸41側から動力を伝達するための無端チ
ェーン90が巻き掛けられている。又、前記退避用円板カ
ム89の外周面に転接するカムローラ91を一端側に回転自
在に支持するベルクランク92は、支持ピン93を介して一
方のフレーム22に回転自在に支持されている。このベル
クランク92の他端と前記ころ軸83に一体的に嵌着した揺
動レバー94の先端側とは、一本のリンク95を介して相互
に連結されている。更に、揺動レバー94の先端と一方の
フレーム22との間には、揺動レバー94を第５図中、右回
りに付勢することにより、カムローラ91を退避用円板カ
ム89の外周面に常に転接させるための圧縮コイルばね96
を有する付勢手段97が組み付けられている。
従って、駆動軸41が第５図に示す状態から左回りに回
転することにより、ベルクランク92が揺動ピン93を中心
に左回りに倒れ、リンク95及び揺動レバー94を介してこ
ろ軸83が左回りに回転する結果、紙押えころ80が第３図
中、実線で示す転接状態から二点鎖線で示す状態に紙送
りローラ79から退避する。この動作は駆動軸41の一回転
毎に繰り返され、先に述べた前当て46の運動と連動して
見当が合わされた間紙を紙送りローラ79と紙押えころ80
とで挾み、第６図に示す排紙装置15のデリバリチェーン
16側に送り出すようになっている。
なお、本実施例では前述した紙検出センサ55,56が間
紙の見当が正しく合っていないことを検出した場合、間
紙を排紙装置15側へ送り込まないような安全機構を組み
込んでいる。即ち、一端が揺動レバー94に形成した係止
部98に係止し得るロックレバー99の中央部が支持ピン10
0を介して一方のフレーム22に揺動自在に枢着され、こ
のロックレバー99の他端部が一方のフレーム22に設けた
ソレノイド101に連結ロッド102を介してピン止めされて
いる。又、ロックレバー99の一端側と一方のフレーム22
との間には、揺動レバー94の係止部98からロックレバー
99を退避させるように付勢する引張りコイルばね103が
介装されている。
従って、紙検出センサ55,56が間紙の異常を検出する
と、ソレノイド101が通電状態となって引張りコイルば
ね103のばね力に抗し第５図中、連結ロッド102が上方へ
変位する結果、実線で示す状態にあったロックレバー99
が支持ピン100を中心として左回りに回動し、その一端
が揺動レバー94の係止部98に当接して揺動レバー94の揺
動を阻止する。これにより、紙送りローラ79上にある間
紙が紙押えころ80に紙送りローラ79側に押付けられて差
板45上を流下する虞はなくなる。
間紙は排紙装置15に同期して間紙フィーダ20により差
板45上を流下して来るが、この時、紙押えころ80は退避
状態にあり、間紙の先端が前当て46に当接して停止す
る。ここで、紙検出センサ55,56が間紙の見当合わせに
問題がないことを検出すると、退避用円板カム89により
まず紙押えころ80が下降して間紙を紙送りローラ79との
間に挾持する。この状態では、板カム77a,77bの円弧部7
6により紙送りローラ79が停止しており、前当て46が紙
押えころ80の下降動作に続いて前当て用円板カム43によ
り差板45内に退避する。そして、円弧部76から歯溝部75
への従節ローラ78a,78bの移行に伴ってカム出力軸68と
共に紙送りローラ79が加速され、間紙を排紙装置15のデ
リバリチェーン16側へ送り出す。この時、紙送りローラ
79を停止状態から加速してデリバリチェーン16とほぼ同
じ周速にまで駆動させているため、給紙速度が毎分100
枚を超えるような高速であっても間紙との間にスリップ
が発生せず、間紙を確実に排紙装置15側へ送り出すこと
が可能である。そして、歯溝部75と従節ローラ78a,78b
とが噛み合った状態では、紙送りローラ79の周速がデリ
バリチェーン16の移動速度とほぼ同じに設定されている
ため、間紙はデリバリチェーン16に把持された印刷用紙
と具合良く重ねられ、この状態で紙積台17,18上に積み
重ねられて行く。
このように、本実施例では給紙装置を間紙用に応用し
たが、印刷用紙の給紙装置としても転用できることは云
うまでもない。又、板カム77a,77bの円弧部76の長さを
変えることによって、紙送りローラ79の回転停止時間を
変えることが可能であり、円弧部76から歯溝部75に至る
カム輪郭を変えることで、紙送りローラ79の加減速の度
合を変えることが可能である。
＜発明の効果＞ 本発明の給紙装置によると、見当が合った枚葉紙を回
転停止状態の紙送りローラと紙押えころとで挾圧し、し
かるのち紙送りローラを所定の周速にまで加速するよう
にしたので、枚葉紙の表面がすべり易い性状であった
り、毎分100枚を超える高速給紙を行うような場合で
も、紙送りローラと枚葉紙との間にスリップが発生する
虞はなく、印刷機械に同期して確実に枚葉紙を給紙する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明を間紙の給紙装置に応用した一実施例の
展開断面図、第２図は前当て及び紙押えころの安全機構
の部分の展開断面図、第３図は前当ての駆動機構を表す
概念図、第４図はカム機構を表す概念図、第５図は紙押
えころの駆動機構を表す概念図、第６図は凹版印刷機全
体の概念図である。 又、図中の符号で15は排紙装置、16はデリバリチェー
ン、17,18は紙積台、20は間紙フィーダ、21は合流スプ
ロケット、22はフレーム、23はスプロケット軸、25は駆
動スプロケット、41は駆動軸、42は従動スプロケット、
44は駆動チェーン、45は差板、46は前当て、55,56は紙
検出センサ、65はカム入力軸、66は入力歯車、67は駆動
歯車、68はカム出力軸、69は出力歯車、71は紙送りロー
ラ軸、72は従動歯車、73はブラケット、74はカムケーシ
ング、75は歯溝部、76は円弧部、77a,77bは板カム、78
a,78bは従節ローラ、79は紙送りローラ、80は紙押えこ
ろ、81はころホルダ、83はころ軸、88は伝達スプロケッ
ト、89は退避用円板カム、90は無端チェーン、91はカム
ローラ、92はベルクランク、93は支持ピン、94は揺動レ
バー、95はリンクである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】駆動回転し得る紙送りローラとこの紙送り
    ローラと対向する紙押えころとを具え、見当が合わされ
    た枚葉紙をこれら紙送りローラと紙押えころとで挾んで
    送り出す給紙装置において、前記紙送りローラには回転
    と停止とを繰り返し且つこれが連続的なカム曲線となっ
    たカム機構を介して駆動源が接続し、前記紙押えころに
    は前記紙送りローラと同期してこの紙送りローラとの対
    向方向に往復動し得る退避手段が組付けられていること
    を特徴とする給紙装置。
JP1159400A 1989-06-23 1989-06-23 給紙装置 Expired - Lifetime JP2624542B2 (ja)

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