JP2606747B2 - 自動追従方法 - Google Patents

自動追従方法

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JP2606747B2
JP2606747B2 JP2007672A JP767290A JP2606747B2 JP 2606747 B2 JP2606747 B2 JP 2606747B2 JP 2007672 A JP2007672 A JP 2007672A JP 767290 A JP767290 A JP 767290A JP 2606747 B2 JP2606747 B2 JP 2606747B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はデジタルデータ多重システムにより受信状態
の良い同一プログラム放送局に移行する自動追従方法に
係り、特に自動追従中に現在受信中の局のレベルが急激
に悪化した場合においても速やかに受信状態の良い同一
プログラム放送局に移行することができる自動追従方法
に関する。
<従来技術> カーラジオでは、通常これを操作するのがドライバー
であること、車が長距離を移動し受信局のサービスエリ
アを外れる場合そのたびに再選局が必要となることなど
から、選局機能の高度化が求められてきた。特に比較的
サービスエリアの狭いFM放送をラジオ放送サービスの主
体とし、カーラジオでの放送受信比率の高いヨーロツパ
では、この要求が強かつた。この要求を満たすべくヨー
ロツパ放送連合により規格化されたデジタルデータ多重
システムが、RDS(ラジオデータシステム)である。
RDSは、FMラジオ放送にデジタルの各種データ(最良
受信局の自動選局,交通情報識別,放送局名表示などに
利用できるデータ)を多重伝送する方式であり、AFコー
ドとPIコードを利用して受信状態が良好な同一放送内容
の放送局を次々と受信する自動追従を行うことができ
る。
AFコードは代替周波数コードと呼ばれ、同一又は隣接
受信地域で同一番組を放送している放送局(AF局)の周
波数コードと相当し、かかるAFコードを参照することに
より、同一番組放送局の周波数が全て分かるようになつ
ている。また、PIコードはプログラム識別コードと呼ば
れ、同一の放送プログラム(番組)に与えられた固有の
コードであり、放送局が違つても同一プログラムであれ
ば共通のPIコードを有している。
従来は、例えば1チユーナ構成の受信機で同一放送局
の自動追従を行うと、上記したAFコードに基づいて現在
受信中の放送局の信号強度(例えば電界強度)と、一番
電界強度の強いAF局を比較し、自動的に受信局より強い
電界強度のAF局を新たに受信している。
<発明が解決しようとする課題> しかし、従来の自動追従方法は、現在受信局の比較対
象であるAF局の一番強い局を求める際に、AFリスト中の
局すべての中から選んでいるために、車がビルの谷間等
マルチパスの影響を受け易い所に侵入して急激に受信状
態が悪化すると、AF局の更新が遅れるためにスピーカか
ら異音が出力され、使用者に不快感を与える等の問題が
あつた。
以上から本発明の目的は、急激に受信状態が悪化した
時でも違和感なくAF局の更新が可能な自動追従方法を提
供することである。
<課題を解決するための手段> 上記課題は本発明においては、現在受信局の信号レベ
ルを監視する監視手段と、該監視手段の出力が第1のレ
ベル以下になると、信号レベルが最大の同一プログラム
放送局の検出を開始し、該検出中に前記監視手段の出力
が第2のレベル以下になると、該検出を中断し、中断前
に検出された局の中で信号レベルが最大のAF局を選択
し、該AF局と現在の受信局とで同一のPIコードであるか
どうかの判別を行い、同一のPIコードであれば同一プロ
グラムを放送している放送局であると判断し該AF局を受
信する制御手段とにより達成される。
<作用> 受信局の信号レベルを監視する監視手段により受信局
の信号強度が第1のレベル以下になると、信号レベルが
最大の同一プログラム放送局の検出を開始し、該検出中
に前記監視手段の出力が第2のレベル以下になると、該
検出を中断し、中断前に検出された局の中で信号レベル
が最大の同一プログラム放送局を受信可能にする。
<実施例> 第1図は本発明にかかる自動追従方法を実現するラジ
オデータシステム受信機の要部ブロツク図である。
1はPLL回路であり、受信すべき局に応じた所定の電
圧信号をフロントエンド2へ出力する。フロントエンド
2は、電圧信号に基いてアンテナ(ANT)から入力され
る放送局を受信し、所定の中間周波信号(IF)を発生す
る。3は中間周波増幅回路であり、前記中間周波信号を
増幅する。4はIF検波器であり、フロントエンド2によ
り変換され中間周波増幅回路で増幅された中間周波信号
を検波する。5はステレオ復調回路であり、IF検波器4
の検波出力をステレオ信号に復調する。6は増幅器であ
り、ステレオ信号を増幅する。7はスピーカであり、増
幅器6により駆動され、該ステレオ信号に応じた音声信
号を出力する。
8はRDSデコーダであり、所定の送信タイミングで送
られてくるAFコード等を復調する。9はエラー訂正回路
であり、RDSデコーダ8により復調されたAFコード等のR
DSデータの誤りを、グループ毎に同期を取りながら検出
し、その誤りを訂正する。
10はシグナルメータであり、中間周波増幅器3から出
力される中間周波数信号の信号強度(例えば電界強度)
を監視することにより受信局の受信状態のレベルを検出
する。
11はラジオデータシステム受信機の全体的動作を制御
する制御部であり、受信局の信号強度とAF局の信号強度
を、シグナルメータ10の検出レベルに基づいて比較し一
番信号強度の強いAF局を検出する比較手段12を有してい
る。また制御部11は、受信放送信号に重畳されて送られ
てくる同一プログラム放送中のAFコード等を、RDSデコ
ード8、エラー訂正回路9を介して入手し、該AFコード
に基いた周波数制御信号をPLL回路1に出力し、自動追
従を行う。
次に、第2図に示す処理の流れ図に従つて本発明の車
載用ラジオ受信機の自動追従時の動作を説明する。
任意の放送局を選局すると(ステツプ101)、制御部1
1はRDSデコーダ8、エラー訂正回路9を介して、AFコー
ド,PIコード等のRDSコードが受信放送信号に重畳されて
いるかチエツクする(ステツプ102)。RDSコードが重畳
されている場合、制御部11は該RDSコードを読み取り、
受信信号の信号強度をシグナルメータ10により監視する
(ステツプ103)。
受信局の入力レベルが第1スレツシヨールドレベルE1
以下になると(ステツプ104)、AF局の信号強度の比較
をシグナルメータ10を参照し、比較手段12をして開始し
(ステツプ105)、一番信号レベルの強いAF局(MAX局)
の検出を開始する(ステツプ106)。その場合、AFリス
トの局が第3図記載のようなものであれば、まず、87.9
MHzと88.0MHzのAF局の信号強度を比較する。また、制御
部11はシグナルメータ10の出力により現在受信中の局の
レベルが第2スレツシヨールドレベルE2(E2<E1)以下
であるかを判別して(ステツプ107)、E2以下でなけれ
ば、即ち現在受信中の局の信号レベルがE1とE2の間に存
在すれば、全AF局のチエツクが終了したことを確認して
(ステツプ108)、終了していなければ、次のAF局であ
る88.1MHzを検出し(ステツプ109)、ステツプ103,104
を介した後、ステツプ105にて前回比較して信号強度が
大きいとされたAF局と比較する。上記MAX局検出動作は
現在受信中の局のアンテナ入力レベルがE1とE2の間に存
在している間は、全AF局のチエツクが終了するまで続け
られる。ステツプ108にて全AF局のチエツクが終了した
場合は全AF局の中で一番信号強度の強い局が検出される
ので、制御部11は比較手段12をして現在受信中の局とMA
X局の信号強度を比較し(ステツプ110)、MAX局の信号
強度が強いならば検出したMAX AF局に受信局を移し(ス
テツプ111)、セツトした局と受信局が同一PIであるか
どうかの判別を行い(ステツプ112)、同一PIであれ
ば、PLL回路1をして現在受信中の放送を一時中断させ
ながら間欠的にダウンシークまたはアツプシークを行つ
てMAX局に同調する(ステツプ114)。同一PIでなければ
他のネツトワークの局であると判断して受信局の変更は
行なわずに(ステツプ113)、AFリストからMAX局である
とされた局を削除して(ステツプ114)、再度MAX局の検
出を行う受信レベルがスレツシヨールドレベルE2以下に
なると通常は放送自体聴くに耐えられないものとなる。
そこで、ステツプ107にて、E2以下になると、即ちMAX A
F局を検出している途中で急激に受信状態が悪化した時
は、制御部11はMAX AF局の検出を中断して、中断前に検
出された局の中で信号レベルが最大のAF局と現在受信局
の比較を行い(ステツプ115)、MAX局の信号強度が強い
ならばMAX AF局に受信局を移すとともに(ステツプ11
6)、同一PIかの判断を行い(ステツプ117)、同一PIで
あればステツプ114以降の処理を行う。同一PIでなけれ
ば、AFリストからMAX AF局を削除するとともに(ステツ
プ118)、現在受信中の局の信号強度がE2以下の状態に
あるか否かを判断する(ステツプ119)。E2以下の状態
にあるならば、まだチエツクされていないAF局を検出し
(ステツプ120)、受信局とのレベル比較を行うともに
(ステツプ121)、同一PIかどうかの判断を行う(ステ
ツプ122)。同一PIであればステツプ114以降の処理を行
い、同一PIでなければ該AF局をAFリストより削除し(ス
テツプ123)、ステツプ119以降の処理を行う。尚、ステ
ツプ115にて受信可能な局が検出できなかつた時はステ
ツプ120以降の処理を行い、ステツプ119にて、受信状態
が回復したことが検出されれば再度ステツプ103以降の
処理を行い、受信可能な局をサーチする。
尚、上述した自動追従動作は、違和感のない程度の時
間、現在受信中の放送を中断して行われる。
<発明の効果> 以上、本発明によれば、受信局の信号レベルを監視す
る監視手段により受信局の信号レベルが第1のレベル以
下になると、信号レベルが最大の同一プログラム放送局
の検出を開始し、該検出中に前記監視手段の出力が第2
のレベル以下になると、該検出を中断し、中断前に検出
された局の中で信号レベルが最大のAF局を選択し、該AF
局と現在の受信局とで同一のPIコードであるかどうかの
判別を行い、同一のPIコードであれば同一プログラムを
放送している放送局であると判断し該AF局を受信するよ
うにしたので、受信レベルが急激に悪化した時でも瞬時
に受信状態の良い同一プログラムを放送している局に受
信局を切り換えることができるばかりでなく、その際他
のネットワークの放送局を誤受信してしまうということ
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる自動追従方法を実現するラジオ
データシステム受信機の要部ブロツク図、第2図は本発
明の処理の流れ図、第3図はAF周波数リストの一例を示
す図である。 1……PLL、2……FMフロントエンド、8……RDSデコー
ダ、9……エラー訂正回路、10……シグナルメータ、11
……制御部、12……比較手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラジオデータシステムの送信データに含ま
    れるAFコードに基づいて同一プログラムを放送している
    AF局を受信する自動追従方法において、 現在受信局の信号レベルを監視する監視手段を備え、該
    監視手段の出力が第1のレベル以下になると、信号レベ
    ルが最大の同一プログラム放送局の検出を開始し、該検
    出中に前記監視手段の出力が第2のレベル以下になる
    と、該検出を中断し、中断前に検出された局の中で信号
    レベルが最大のAF局を選択し、該AF局と現在の受信局と
    で同一のPIコードであるかどうかの判別を行い、同一の
    PIコードであれば同一プログラムを放送している放送局
    であると判断し該AF局を受信することを特徴とする自動
    追従方法。
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