JP2599507B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2599507B2
JP2599507B2 JP3014818A JP1481891A JP2599507B2 JP 2599507 B2 JP2599507 B2 JP 2599507B2 JP 3014818 A JP3014818 A JP 3014818A JP 1481891 A JP1481891 A JP 1481891A JP 2599507 B2 JP2599507 B2 JP 2599507B2
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paper
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cassette
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feeding
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Inventor
幡 彰 伸 中
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三田工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に、電子写真複写
機やレーザービームプリンタに使用される給紙装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の給紙装置においては、用紙
カセットに積載した用紙を給紙ローラによって1枚づつ
搬送路に送り出すように構成したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
給紙装置においては、用紙として例えば封筒のようなも
のを使用する場合、幅方向の厚みの違いやこし(剛性)
の違い、あるいは用紙固有のそりなどによって用紙本来
の送給方向に対して斜めに送給されたりずれて送給され
る、いわゆる、斜目給紙が発生するという問題点があっ
た。
【0004】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、用紙カセットと搬送路との間に用紙を幅
方向の両端で裏面から支持するガイドを設けることによ
り、斜目給紙の発生を抑制することが可能な給紙装置を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の給紙装置は、
用紙カセットに積載された用紙を給紙ローラによって順
次搬送路へ送り出すように構成した給紙装置において、
用紙カセットと搬送路との間に設けられ用紙カセットか
ら送り出される用紙を幅方向の両端で下面から支持して
搬送路へ案内する2つの支持手段を備えたことを特徴と
する。また、各支持手段の用紙支持高さをそれぞれ調整
する調整手段をさらに備えてもよい。
【0006】
【作用】用紙は 2つの支持手段により幅方向の両端で
下面から支持されて、送給方向が確実に規制されるの
で、搬送路に対する斜目給紙の発生が抑制される。この
とき、支持手段は用紙の幅方向の両端のみ支持するよう
に構成されているために、用紙中央部にたわみを生じこ
れによって用紙の送り方向の剛性が増大すると共に2つ
の支持手段によって用紙に両側から内側方向へ規制力
(矯正力)が与えられ、両者の規制力がバランスして用
紙を搬送路からずれることなく案内することになる。
た、この給紙装置によれば、用紙の幅方向の厚みの違い
や剛性の違いに対しては、調整手段によって支持手段の
用紙支持高さをそれぞれ調整することにより対応するこ
とができる。つまり、一方の支持手段を他方より高くす
ると、高い方の支持手段と用紙との接触圧が他方の支持
手段に比べて大きくなり、それによって高い方の支持手
段による矯正力が大きくなるので、2つの支持手段の高
さに差をつけることにより、用紙の進路を調整すること
が可能となる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。これによってこの発明が限定されるもので
はない。
【0008】図1はこの発明の給紙装置を適用したレー
ザービームプリンタの構成説明図であり、1はレーザー
ビーム走査装置、2は走査装置1から出射されるレーザ
ービームBによって静電潜像が形成される感光体ドラ
ム、3は感光体ドラム2の静電潜像を現像する現像装
置、4は現像された画像をドラム2から用紙に転写する
転写ユニット、5は転写された画像を用紙に定着するヒ
ートローラ、6は定着の完了した用紙を排出する排出ロ
ーラ、7は排出される用紙を収容する排紙トレイ、9は
感光体ドラム2の表面を清掃するクリーニングユニッ
ト、10は感光体ドラム2の表面を一様に帯電するメイ
ンチャージャである。また11,12は給紙カセット、
13,14はそれぞれ給紙カセット11,12から用紙
を1枚づつ送出する給紙ローラ、15,16はそれぞれ
給紙カセット11,12から送出される用紙を案内する
搬送路、17は給紙コロ、18はさばきローラ、19は
感光体ドラム2の回転タイミングに合わせて用紙を感光
体ドラム2に送給するレジストローラである。
【0009】図2は図1に示す用紙カセット12の側面
図、図3は用紙カセット12の正面図、図4は用紙カセ
ット12の上面図である。これらの図において20は用
紙カセット12のケース、21は用紙カセット12に収
容される用紙Pを積載する底板、22は底板の一端を支
持して用紙Pを給紙ローラ14に押圧するスプリング、
23は用紙Pの後端を支持する当り板、24,25は底
板21に積載される用紙を幅方向に規制する側板、28
はケース20の上面を開閉可能に覆うフタ、26,27
は用紙カセット12から送り出される用紙を幅方向の両
端で裏面から支持して搬送路16へ案内するガイドであ
る。
【0010】図5はガイド26,27の用紙支持高さを
調整する機構を説明する説明図であり、ガイド26は側
板24に設けられた長穴24aを貫通するビス26aに
よって固定されている。また、ガイド27も同様に側板
25に設けられた長穴25aを貫通するビス27aによ
って固定されている(図3参照)。従って、ガイド2
6,27の用紙支持高さは、ビス26a,27aを緩め
てガイド26,27を長穴24a,25aに沿って移動
させ、任意の位置でビス26a,27aを締めつけるこ
とにより調整できる。
【0011】このような構成において、例えば洋封筒の
ような幅方向の厚み及び剛性の異なる用紙に印字を行う
場合には、用紙を重ねて用紙カセット12に収容し、ガ
イド26,27の用紙支持高さをそれぞれ用紙の特性に
合わせて調整する。そして、印字工程が開始されると、
用紙が用紙カセット12から給紙ローラ14によって1
枚づつ搬送路16へ給紙される。この時、用紙の幅方向
の両端が裏面からガイド26,27によって支持されそ
の給紙方向が規制されるので、用紙はずれを生じること
なく、本来の給紙方向に案内される。そして、感光体ド
ラム2へ送給された用紙は感光体ドラム2から画像が転
写され、ヒートローラ5によって定着され排紙トレイ7
に排出される。
【0012】図6は洋封筒の上面図であり、この実施例
の給紙装置の効果を確認するために図6に示す形状の洋
封筒を用いて図1に示すレーザビームプリンタによって
試験的に印字を行った。洋封筒は幅W=4.125イン
チ(105mm)、長さL=9.5インチ(241.3mm)のもの
を使用して、その表面に図6に示すようなT字型の図形
を印字し、封筒の端部と図形との距離dを点Pにおいて
測定した。なお、距離dの目標値は5mmに設定した。こ
の試験は同寸法の2種類の銘柄の洋封筒について行っ
た。
【0013】図7,図8は第1の銘柄の洋封筒について
の試験結果を示し、図7はガイド26,27を使用しな
い比較例であり、図8はガイド26,27によって用紙
の給紙方向を矯正した実施例を示している。それぞれ7
0枚の洋封筒について試験を行ったが比較例においては
dが目標値から2.5mm以上のずれを生じるのに対し、
実施例のずれは±0.5mm程度におさまっている。ま
た、図9,図10は第2の銘柄の洋封筒についての試験
結果であり、図9は比較例、図10は実施例であるが、
これらの比較からも実施例の効果が顕著であることがわ
かる。これは、用紙が図4に示すようにガイド26,2
7によって幅方向の両端が支持されて中央部にたわみを
生じ、これによって、用紙の送給方向の剛性が増大する
と共に用紙にガイド26による左向きの矯正力とガイド
27による右向きの矯正力とが与えられ両者の矯正力が
バランスして用紙を搬送路のセンタラインからずれるこ
となく案内するためである。
【0014】なお、洋封筒のセンターラインが搬送路1
6のセンターラインからズレた位置で安定して給紙され
ている場合には、ガイド26,27の高さを違えて調整
することにより、洋封筒のセンターラインが搬送路16
のセンターラインに一致した状態で安定して搬送させる
ことが可能となる。その具体例を図4を参照して説明す
る。今、例えば両ガイド26,27の用紙支持高さを同
一に設定していたいときに、洋封筒が図面中の右側に曲
がった状態で搬送される傾向があったとする。このとき
には、右のガイド26の支持高さを上げるか、或いは左
のガイド27の支持高さを下げるようにガイドの高さを
調整することによって洋封筒のセンターラインが搬送路
16のセンターラインに一致した状態で安定して搬送さ
せることが可能となる。これは、用紙との接触圧がガイ
ド27よりもガイド26の方が大きくなり、それによっ
て、ガイド26による左向きの矯正力がガイド27によ
る右向きの矯正力よりも大きくなるためである。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、厚さや剛性が均一で
ない用紙を用いても、斜目給紙や給紙位置のずれを生じ
ることなく給紙することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を適用したレーザービームプ
リンタの構成説明図である。
【図2】この発明の一実施例を示す給紙カセットの側面
図である。
【図3】図2に示す給紙カセットの正面図である。
【図4】図2に示す給紙カセットの上面図である。
【図5】図2に示す給紙カセットの要部拡大図である。
【図6】実施例の試験に使用した洋封筒の上面図であ
る。
【図7】第1の銘柄の洋封筒を従来例によって給紙した
場合の成績を示すグラフである。
【図8】第1の銘柄の洋封筒を実施例によって給紙した
場合の成績を示すグラフである。
【図9】第2の銘柄の洋封筒を従来例によって給紙した
場合の成績を示すグラフである。
【図10】第2の銘柄の洋封筒を実施例によって給紙し
た場合の成績を示すグラフである。
【符号の説明】
12 給紙カセット 14 給紙ローラ 16 搬送路 24,25 側板 26,27 ガイド 24a,25a 長穴 26a,27a ビス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙カセットに積載された用紙を給紙ロ
    ーラによって順次搬送路へ送り出すように構成した給紙
    装置において、 用紙カセットと搬送路との間に設けられ用紙カセットか
    ら送り出される用紙を幅方向の両端で下面から支持して
    搬送路へ案内する2つの支持手段と、 前記各支持手段の用紙支持高さをそれぞれ調整する調整
    手段 を備えたことを特徴とする給紙装置。
JP3014818A 1991-01-14 1991-01-14 給紙装置 Expired - Fee Related JP2599507B2 (ja)

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