JP6672924B2 - 給紙装置、画像形成装置、およびプログラム - Google Patents

給紙装置、画像形成装置、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、給紙装置、画像形成装置、およびプログラムに関する。
一般的な画像形成装置では、画像形成の際に、用紙に傾きや歪み(いわゆる「スキュー」)が生じていると、形成される画像の品質が低下する。そのため、画像形成前に用紙の傾きや歪みを補正(以下では「曲り補正」と称する場合がある)する技術が開発されている。たとえば、給紙装置から画像形成装置に給紙された用紙を、レジストローラー等に突き当てて、当該用紙の曲り補正を行う技術が知られている。
しかし、通常の給紙装置には、用紙トレイに載置される用紙を揃えるための規制部材が設けられているため、特に長尺用紙の曲り補正を行う場合には、その長尺用紙の後端が規制部材に接触し、曲り補正の精度が低下しやすい。
そこで、用紙の曲り補正を行う時に、規制部材を用紙から離間させることで、用紙の規制部材への接触を防止する技術も開発されている(たとえば、特許文献1)。
特開2015−24925号公報
しかし、規制部材を用紙から離間させると、用紙トレイに載置された用紙に不揃いが起こり易く、給紙不良につながるおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものである。すなわち、曲り補正の対象となる用紙が、その補正時に規制部材に接触することなく、かつ、用紙トレイに載置された用紙に不揃いが起こらない給紙装置等を提供することを目的とする。
(1)用紙の曲り補正が可能な画像形成装置に対して給紙する給紙装置であって、複数枚の用紙を載置する用紙トレイと、前記用紙トレイに載置された用紙の側面を規制するために前記用紙の搬送方向に沿って下流側から順に配置された下流側規制部材および上流側規制部材と、り補正中の用紙に接触し得る前記下流側規制部材を前記用紙に接触しない位置まで移動させることが可能であるとともに、前記曲り補正中の用紙に接触し得ない前記上流側規制部材を前記用紙の側面を、前記曲り補正中の用紙の下側に載置された規制する位置に維持する制御部と、を備える給紙装置。
(2)前記制御部は、前記下流側規制部材を、前記用紙トレイに載置された用紙の側面から離間する方向に移動させる、上記(1)に記載の給紙装置。
(3)前記下流側規制部材は、前記用紙の搬送方向の最下流に配置される第1規制部材を含み、前記上流側規制部材は、前記用紙の搬送方向の最上流に配置される第3規制部材を含み、前記第1規制部材と前記第3規制部材との間に配置される第2規制部材を更に有し、前記制御部は、曲り補正中の用紙の搬送方向の長さに応じて前記第2規制部材の移動を制御する、上記(1)または(2)に記載の給紙装置。
(4)前記下流側規制部材は、用紙の搬送方向の最下流に配置される第1規制部材を含み、前記第1規制部材は、前記用紙トレイに載置され得る最短の用紙を規制可能な位置に配置される、上記(1)〜(3)のいずれかに記載の給紙装置。
(5)前記下流側規制部材および前記上流側規制部材は、前記用紙トレイに載置された複数枚の用紙のうち少なくとも最上位の用紙を規制可能に構成される、上記(1)〜(4)のいずれかに記載の給紙装置。
(6)前記下流側規制部材に隣接する前記上流側規制部材は、前記用紙トレイに載置された状態の用紙の先端位置までの距離が、隣接する前記下流側規制部材と前記曲り補正を行う曲り補正機構との間の距離よりも短くなる位置に配置される、上記(1)〜(5)のいずれかに記載の給紙装置。
(7)前記用紙トレイに載置され得る最長の用紙が、前記曲り補正を行う曲り補正機構に突き当てられた状態において、前記第3規制部材は、前記最長の用紙の後端位置よりも上流側に配置され、前記第3規制部材は、前記第1規制部材および前記第2規制部材よりも用紙の搬送方向に長い構造を有する、上記(3)に記載の給紙装置。
(8)前記制御部は、曲り補正中の用紙に接触し得る前記下流側規制部材が存在しない場合には、前記下流側規制部材移動させない、上記(1)〜(7)のいずれかに記載の給紙装置。
(9)前記制御部は、曲り補正中の用紙に接触し得る前記下流側規制部材が複数存在する場合には、曲り補正中の用紙に接触し得る全ての前記下流側規制部材を移動させる、上記(1)〜(7)のいずれかに記載の給紙装置。
(10)前記上流側規制部材は、用紙の搬送方向の最上流に配置される第3規制部材を含み、前記第3規制部材には、移動機構が設けられていない、上記(1)〜(9)のいずれかに記載の給紙装置。
(11)前記制御部は、前記用紙トレイに載置された用紙を前記画像形成装置に対して給紙する直前において、前記用紙の側面を規制していない前記下流側規制部材がある場合には、規制可能な位置まで前記下流側規制部材を戻す、上記(1)〜(10)のいずれかに記載の給紙装置。
(12)前記制御部は、曲がり補正中の用紙が厚紙である場合に限って、前記下流側規制部材を移動させる、上記(1)〜(11)のいずれかに記載の給紙装置。
(13)前記下流側規制部材および前記上流側規制部材は、前記用紙トレイに載置された用紙の第1側面を規制する位置と、前記用紙の前記第1側面とは反対側の第2側面を規制する位置とに、それぞれ配置される、上記(1)〜(12)のいずれかに記載の給紙装置。
(14)前記制御部は、少なくとも、用紙の前記第1側面を規制する位置に配置された前記下流側規制部材を移動させる、上記(13)に記載の給紙装置。
(15)前記制御部は、前記下流側規制部材を、前記用紙トレイに載置された用紙の厚み方向に平行移動させる、上記(1)〜(14)のいずれかに記載の給紙装置。
(16)前記用紙は、長尺用紙である、上記(1)〜(15)のいずれかに記載が給紙装置。
(17)上記(1)〜(16)のいずれかに記載の給紙装置が組み込まれ、前記給紙装置から給紙された用紙に画像を形成する画像形成部、を備える画像形成装置。
(18)用紙の曲り補正が可能な画像形成装置に対して給紙する給紙装置であって、複数枚の用紙を載置する用紙トレイと、前記用紙トレイに載置された用紙の側面を規制するために前記用紙の搬送方向に沿って下流側から順に配置された下流側規制部材および上流側規制部材とを備える給紙装置のコンピューターに、(a)前記用紙トレイに載置された最上位の用紙を、前記画像形成装置に給紙する手順と、(b)前記手順(a)により前記画像形成装置に給紙された用紙が、前記曲り補正を行う曲り補正機構の手前の所定位置に到達したことを検出する手順と、(c)前記手順(b)による検出後、曲り補正中の用紙に接触し得る前記下流側規制部材を前記用紙に接触しない位置まで移動させるとともに、前記曲り補正中の用紙に接触し得ない前記上流側規制部材を、前記曲り補正中の用紙の下側に載置された前記用紙の側面を規制する位置に維持する手順と、を実行させるためのプログラム。
(19)複数枚の用紙を載置する用紙トレイと、前記用紙トレイに載置された用紙の側面を規制するために前記用紙の搬送方向に沿って下流側から順に配置された下流側規制部材および上流側規制部材とを備え、用紙の曲り補正が可能な画像形成装置のコンピューターに、(a)前記用紙トレイに載置された最上位の用紙を給紙する手順と、(b)前記手順(a)により給紙された用紙が、前記曲り補正を行う曲り補正機構の手前の所定位置に到達したことを検出する手順と、(c)前記手順(b)による検出後、曲り補正中の用紙に接触し得る前記下流側規制部材を前記用紙に接触しない位置まで移動させるとともに、前記曲り補正中の用紙に接触し得ない前記上流側規制部材を、前記曲り補正中の用紙の下側に載置された前記用紙の側面を規制する位置に維持する手順と、を実行させるためのプログラム。
本発明によれば、用紙トレイに載置された用紙の側面を規制するために配置された複数の規制部材のうち、曲がり補正中の用紙に接触し得る一部の規制部材を、当該用紙に接触しない位置まで移動させる。これにより、曲がり補正中の用紙が規制部材に接触することはなく、かつ、用紙トレイに載置された用紙に不揃いが起こることもない。その結果、画像形成前に用紙の傾きや歪みを精度良く補正でき、給紙不良なども発生しない。
画像形成システムの概略構成図である。 用紙トレイから曲り補正機構までの搬送区間を拡大した上面図である。 印刷処理のフローチャートである。 厚紙かつ搬送方向の長さが「b」以上「d」未満の用紙が用紙トレイに載置された状態を示す上面図である。 厚紙かつ搬送方向の長さが「b」以上「d」未満の用紙が曲り補正中の状態を示す上面図である。 厚紙かつ搬送方向の長さが「d」以上「g」未満の用紙が用紙トレイに載置された状態を示す上面図である。 厚紙かつ搬送方向の長さが「d」以上「g」未満の用紙が曲り補正中の状態を示す上面図である。 厚紙かつ搬送方向の長さが「b」未満の用紙が用紙トレイに載置された状態を示す上面図である。 厚紙かつ搬送方向の長さが「b」未満の用紙が曲り補正中の状態を示す上面図である。 薄紙かつ搬送方向の長さが「g」の用紙が用紙トレイに載置された状態を示す上面図である。 薄紙かつ搬送方向の長さが「g」の用紙が曲り補正中の状態を示す上面図である。 一部の規制部材を用紙トレイに載置された用紙の下方に平行移動させる例を示す図である。 一部の規制部材を用紙トレイに載置された用紙の上方に平行移動させる例を示す図である。 一部の規制部材が複数の部材から構成される例を示す図である。 図14に示す規制部材の曲り補正中の動作を説明するための図である。 用紙の片方の側面の位置にある規制部材のみを移動させる例を示す図である。 給紙装置が組み込まれた画像形成装置の概略構成図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
[画像形成システム10]
図1は、画像形成システム10の概略構成図である。以下、図1を参照して、画像形成システム10の概略構成について説明する。
(1)全体構成
画像形成システム10は、図1に示すように、画像形成装置100と、給紙装置200とを備える。たとえば、用紙Sの搬送方向の下流側から上流側に向かって、画像形成装置100、給紙装置200が連続して(図示する順序で)接続される。
(2)画像形成装置100
画像形成装置100は、用紙Sに画像を形成する機能を少なくとも有するプリンター、複写機、ファクシミリ、複合機(MFP)等である。
具体的なハードウェア構成としては、画像形成装置100は、図1のように、制御部110と、タッチパネル部120と、搬送ローラー対131と、曲り補正機構132と、用紙検出部133と、画像形成部140と、定着部150と、排紙部160と、通信部170とを備える。
(2−1)制御部110
制御部110は、画像形成システム10全体を制御する。たとえば、制御部110は、CPU(Central Processing Unit)と、メモリーと、ストレージとを有する。
CPUは、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を実行するマルチコアのプロセッサ等から構成される制御回路であり、画像形成装置100の各機能は、それに対応するプログラムをCPUが実行することにより発揮される。
メモリーは、作業領域として一時的にプログラムおよびデータを記憶する高速アクセス可能な主記憶装置である。メモリーには、たとえば、DRAM(Dymamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous Dymamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)等が採用される。
ストレージは、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや各種データを格納する大容量の補助記憶装置である。ストレージには、たとえば、ハードディスク、ソリッドステートドライブ、フラッシュメモリー、ROM(Read Only Memory)等が採用される。
(2−2)タッチパネル部120
タッチパネル部120は、ディスプレイ等の表示部(不図示)と、当該表示部の表示面側に貼られた透過性のある操作パネルとから構成される。タッチパネル部120は、表示部に表示された画像のXY座標と対応したタッチ位置を特定し、タッチ位置を座標に変換して出力する。なお、タッチパネル部120は、感圧式または静電式の入力検出素子などにより構成される。
(2−3)搬送ローラー対131
搬送ローラー対131は、図1に示すように、対をなす搬送ローラーから構成され、給紙装置200から出力された用紙Sを挟んで曲り補正機構132の方向へ搬送する。なお、図1には、1つの搬送ローラー対131しか示されていないが、複数の搬送ローラー対131が用紙Sの搬送経路に沿って配置されてもよい。
(2−4)曲り補正機構132
曲り補正機構132は、対をなすレジストローラー(以下では「レジストローラー対」と称する)によって構成され、用紙Sの曲り補正を行う他、画像形成部140の中間転写ベルト上に形成された画像(トナー像)と用紙Sの位置合わせを行う。
曲り補正機構132は、用紙Sの曲り補正を行う際には、回転を停止した状態のレジストローラー対を圧接してニップ部を形成する。その後、当該ニップ部には、用紙Sの先端が突き当てられる。この状態で、搬送ローラー対131が回転駆動され、レジストローラー対と搬送ローラー対131の間で、用紙Sにループが形成される。このとき、用紙Sの先端は、レジストローラー対の軸方向と平行になる。このように用紙Sの先端が補正された後、曲り補正機構132は、レジストローラー対を回転駆動する。これにより、用紙S全体の傾きや歪みが補正されつつ、当該用紙Sは画像形成部140の転写位置(後述する中間転写ベルトからトナー像を用紙Sに転写する位置)まで搬送される。
なお、上述の搬送ローラー対131およびレジストローラー対には、モーターが接続されている。当該モーターは、制御部110により制御され、必要に応じて搬送ローラー対131およびレジストローラー対を別個に或いは一体的に回転させる。
(2−5)用紙検出部133
用紙検出部133は、用紙Sの副走査方向の端部(先端)を検出する。たとえば、用紙検出部133には、イメージセンサーが用いられる。用紙検出部133は、用紙Sが曲り補正機構132に到達する手前の所定位置(たとえば、曲り補正機構132より数センチ上流側の位置)に設けられる。
(2−6)画像形成部140
画像形成部140は、電子写真方式などの作像プロセスによってトナー像を形成し、曲り補正機構132から搬送された用紙Sに転写する。たとえば、画像形成部140は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の色ごとに独立した感光体ドラムを有するタンデム方式を採用する。感光体ドラム(C、M、Y、K)に形成された各色のトナー像は、中間転写ベルト上に逐次転写され、各色(C、M、Y、K)の層が重畳したトナー像(カラー画像)が中間転写ベルト上に形成される。ここで、中間転写ベルトは、無端ベルトであり、複数のローラーにより巻回され、走行可能に支持される。そして、トナーと逆極性のバイアスを転写ローラーに印加することにより、中間転写ベルト上に形成されたトナー像は用紙S上に転写される。
ただし、画像形成部140は、上記のようなタンデム方式ではなく、ロータリー方式を採用してもよい。また、電子写真方式以外の方式(インクジェット方式、インパクト方式、及び熱転写方式等)を採用してもよい。
(2−7)定着部150
定着部150は、用紙S上に転写されたトナー像を加熱することによって用紙S上に定着させる。たとえば、定着部150は、加熱源である加熱部材を、加圧部材に圧着させる。これにより、用紙Sには、定着ニップ部において熱と圧力が加えられ、トナー像が溶融定着する。
(2−8)排紙部160
排紙部160は、画像が形成された用紙Sを積載する排紙トレイである。用紙Sは、定着部150を通過した後、排紙ローラー等の駆動により、排紙部160へ排出される。
(2−9)通信部170
通信部170は、給紙装置200と通信するためのインターフェースである。通信部170は、給紙装置200との間で、各種設定値や動作タイミング制御に必要な各種情報等の送受信を行う。
(3)給紙装置200
給紙装置200は、用紙Sの曲り補正が可能な画像形成装置100に対して給紙する。
具体的なハードウェア構成としては、給紙装置200は、図1に示すように、制御部210と、用紙トレイ220と、第1規制部材231と、第2規制部材232と、第3規制部材233と、ピックアップローラー241と、給紙ローラー242と、捌きローラー243と、搬送ローラー対244と、通信部250とを備える。
(3−1)制御部210
制御部210は、給紙装置200全体を制御する。たとえば、制御部210は、CPUと、メモリーと、ストレージとを有する。CPU、メモリー、ストレージについては、それぞれ、画像形成装置100と同様の構成により実現できるため、説明を省略する。
(3−2)用紙トレイ220
用紙トレイ220は、載置された複数枚の用紙Sを収納する。用紙トレイ220は、各種用紙サイズ、各種用紙種別の用紙Sを収納可能な構成を有する。たとえば、用紙トレイ220には、定型サイズの用紙(B5、A4、A3等)の他、定型サイズの用紙よりも搬送方向(長手方向)に長い長尺用紙などを収納する。また、用紙トレイ220には、所定の坪量以上(たとえば、坪量が150g/m以上)の厚紙や、所定の坪量未満(たとえば、坪量が150g/m未満)の薄紙の用紙などを収容する。
(3−3)第1規制部材231、第2規制部材232、および第3規制部材233
用紙トレイ220に載置された用紙Sの側面を規制するために、用紙Sの搬送方向に沿って、複数の規制部材が配置される。図1には、3つの規制部材が配置される例が示されている。以下では、用紙Sの搬送方向の下流側から上流側に向かって、第1規制部材231、第2規制部材232、第3規制部材233と称する。
第1規制部材231および第2規制部材232は、曲り補正機構132による曲り補正中に用紙Sの後端が接触しない位置まで移動可能な機構(以下では「移動機構」と称する場合がある)を有する。たとえば、第1規制部材231および第2規制部材232は、用紙トレイ220に載置された用紙Sの側面から離間する方向に移動する。また、第1規制部材231および第2規制部材232は、それぞれ独立して移動可能である。本実施形態では、移動させる規制部材を、曲り補正中の用紙Sの後端が接触し得る規制部材のみに限定すべく、曲り補正中の用紙Sの搬送方向の長さに応じて変更する。なお、本実施形態では、第1規制部材231および第2規制部材232には、同一形状(同一の幅、同一の長さ、同一の高さ)の部材が用いられる。
第3規制部材233には、第1規制部材231および第2規制部材232が有しているような移動機構は設けられない。第3規制部材233は、複数の規制部材のうち用紙Sの搬送方向の最上流に配置されている。第3規制部材233は、曲り補正機構132による曲り補正中に用紙Sの後端が接触し得ない位置に配置されている。なお、本実施形態では、第3規制部材233は、用紙Sを確実に規制するために、他の規制部材(第1規制部材231および第2規制部材232)よりも用紙Sの搬送方向に長い構造を有する。
(3−4)ピックアップローラー241
ピックアップローラー241は、用紙トレイ220に載置された用紙Sを送り出す。そのため、ピックアップローラー241は、図1に示すように、用紙トレイ220に載置された最上位の用紙Sに所定の圧力で圧接するように配置される。ピックアップローラー241が回転すると、最上位の用紙Sは、用紙トレイ220から、給紙ローラー242と捌きローラー243の間に送り出される。
(3−5)給紙ローラー242、捌きローラー243
給紙ローラー242は、ピックアップローラー241から送り出された用紙Sを、搬送ローラー対244の方向に搬送する。また、捌きローラー243は、給紙ローラー242に圧接され、ピックアップローラー241から2枚以上の用紙が送り出された場合(重送)に、1枚目の用紙から2枚目以降の用紙を分離して重送を阻止する。
(3−6)搬送ローラー対244
搬送ローラー対244は、図1に示すように、対をなす搬送ローラーから構成され、給紙ローラー242から搬送された用紙Sを挟んで画像形成装置100に出力する。
(3−7)通信部250
通信部250は、画像形成装置100と通信するためのインターフェースである。通信部250は、画像形成装置100との間で、各種設定値や動作タイミング制御に必要な各種情報等の送受信を行う。
(4)位置関係
次に、上記各構成の位置関係について説明する。図2は、用紙トレイ220から曲り補正機構132までの搬送区間を拡大した上面図である。なお、説明の便宜上、図2には、基準となる位置に「P1」〜「P6」の記号が付されている。
「P1」は、曲り補正機構132の位置を示す。「P2」は、用紙トレイ220に正常に載置された用紙Sの先端位置(以下では「給紙開始位置」と称する)を示す。「P3」、「P4」、「P5」は、それぞれ、第1規制部材231、第2規制部材232、第3規制部材233の先端位置(用紙Sの搬送方向の先端位置)を示す。「P6」は、用紙トレイ220に載置され得る最長の用紙Sが曲り補正機構132に到達したときの、用紙Sの後端位置(用紙Sの搬送方向の後端位置)を示す。
図2に示すように、複数の規制部材のうち用紙Sの搬送方向の最下流に配置される第1規制部材231は、用紙トレイ220に載置され得る最短の用紙を規制可能な位置に配置される。そのため、給紙開始位置から第1規制部材231までの距離「a」(すなわち「P2」と「P3」の間の距離)は、用紙トレイ220に載置され得る最短の用紙Sの搬送方向(長手方向)の長さよりも短く設定される。
また、第1規制部材231よりも上流側に配置される第2規制部材232は、第2規制部材232より下流側の第1規制部材231が移動(たとえば、離間)したときでも、用紙トレイ220に載置された状態の用紙Sを規制可能な位置に配置される。そのため、第2規制部材232から給紙開始位置までの距離「c」(すなわち「P2」と「P4」の間の距離)は、第1規制部材231と曲り補正機構132との間の距離「b」(すなわち「P1」と「P3」の間の距離)よりも短く設定される(c<b)。
同様に、第1規制部材231よりも上流側に配置される第3規制部材233は、第3規制部材233より下流側の第1規制部材231および第2規制部材232が移動したときでも、用紙トレイ220に載置された状態の用紙Sを規制可能な位置に配置される。そのため、第3規制部材233から給紙開始位置までの距離「e」(すなわち「P2」と「P5」の間の距離)は、第2規制部材232から曲り補正機構132までの距離「d」(すなわち「P1」と「P4」の間の距離)よりも短く設定される(e<d)。
また、第3規制部材233は、用紙トレイ220に載置され得る最長の用紙Sが曲り補正中に、当該用紙Sの後端が接触し得ない位置に配置される。そのため、第3規制部材233から曲り補正機構132までの距離「f」(すなわち「P1」と「P5」の間の距離)は、用紙トレイ220に載置され得る最長の用紙Sの長さ「g」(すなわち「P1」と「P6」の間の距離)よりも長く設定される(f>g)。
なお、図2に示すように、複数の規制部材は、用紙トレイ220に載置された用紙Sの第1側面を規制する位置(231a、232a、233a)と、第1側面とは反対側の第2側面を規制する位置(231b、232b、233b)とに、それぞれ配置される。言い換えると、第1、第2、第3規制部材(231、232、233)は、それぞれ、対をなす規制部材(a、b)から構成され、各規制部材(a、b)は用紙Sを挟んで対向する位置に配置される。このような配置により、用紙トレイ220に載置された用紙Sは、第1規制部材(231a、231b)、第2規制部材(232a、232b)、および第3規制部材(233a、233b)によって両側面から規制される。また、本実施形態では、用紙Sの第1側面を、給紙装置200を正面からみたときの奥側の側面とし、用紙Sの第2側面を、給紙装置200を正面からみたときの奥側の側面とする。
また、図2に示すように、用紙Sの主走査方向に複数の搬送ローラー対(131a、131b)が並べて配置されてもよい。
[画像形成システム10の動作]
次に、画像形成システム10の特徴的な動作について説明する。
(1)印刷処理
図3は、印刷処理のフローチャートである。
また、図4は、厚紙かつ搬送方向の長さが「b」以上「d」未満の用紙Sが用紙トレイ220に載置された状態を示す上面図である。図5は、厚紙かつ搬送方向の長さが「b」以上「d」未満の用紙Sが曲り補正中の状態を示す上面図である。図6は、厚紙かつ搬送方向の長さが「d」以上「g」未満の用紙Sが用紙トレイ220に載置された状態を示す上面図である。図7は、厚紙かつ搬送方向の長さが「d」以上「g」未満の用紙Sが曲り補正中の状態を示す上面図である。図8は、厚紙かつ搬送方向の長さが「b」未満の用紙Sが用紙トレイ220に載置された状態を示す上面図である。図9は、厚紙かつ搬送方向の長さが「b」未満の用紙Sが曲り補正中の状態を示す上面図である。図10は、薄紙かつ搬送方向の長さが「g」の用紙Sが用紙トレイ220に載置された状態を示す上面図である。図11は、薄紙かつ搬送方向の長さが「g」の用紙Sが曲り補正中の状態を示す上面図である。
以下、図3〜図11を参照して、印刷処理の手順について説明する。
画像形成装置100の制御部110は、ユーザーからタッチパネル部120を介してコピーの指示を受け付けたときや、他装置から印刷ジョブを受け付けたときに、印刷処理を開始する。
なお、印刷処理の開始に先立ち、制御部110は、ユーザーからタッチパネル部120を介して印刷対象の用紙Sの用紙サイズ(B5、A4、A3等)および用紙種別(厚紙、薄紙等)の指定を受け付ける。ただし、規格外の用紙サイズ(「Xmm×Ymm」の長尺用紙等)を指定する場合には、少なくとも搬送方向(長手方向)の長さ(「Ymm」等)を指定する必要がある。
(ステップS101)
印刷処理を開始すると、制御部110は、印刷の開始を指示する信号を、通信部170を介して給紙装置200に送信する。これとともに、制御部110は、ユーザーから指定された用紙サイズおよび用紙種別に関する設定値を、通信部170を介して給紙装置200に送信する。
給紙装置200の制御部210は、通信部250を介して印刷の開始を指示する信号を受信すると、当該信号とともに受信した用紙サイズおよび用紙種別に関する設定値をメモリー等に登録(記憶)する。
(ステップS102)
制御部210は、用紙トレイ220に載置された用紙Sの側面を規制していない規制部材(第1規制部材231、第2規制部材232)がある場合には、規制可能な位置(たとえば、図2に示す位置)まで当該規制部材を戻す。たとえば、制御部210は、用紙Sの側面を規制していない規制部材に接続されているモーター等を制御することによって、当該規制部材を戻す。
(ステップS103)
制御部210は、印刷対象の用紙Sが厚紙であるか否か判別する。具体的には、制御部210は、ステップS101において登録された設定値を読み出し、厚紙と薄紙のどちらの用紙種別が指定されているか特定する。制御部210は、厚紙が指定されている場合には(ステップS103:YES)、処理をステップS104に進める。一方、制御部210は、薄紙が指定されている場合には(ステップS103:NO)、処理をステップS110に進める。
(ステップS104)
制御部210は、印刷対象の用紙Sの搬送方向の長さが、図2に示す「b」以上であるか否か判別する。具体的には、制御部210は、ステップS101において登録された設定値を読み出して、指定されている用紙サイズを特定する。制御部210は、特定した用紙サイズの規格により定められている搬送方向(長手方向)の長さが「b」以上である場合には(ステップS104:YES)、処理をステップS105に進める。一方、制御部210は、特定した用紙サイズの規格により定められている搬送方向の長さが「b」未満である場合には(ステップS104:NO)、処理をステップS110に進める。
なお、規格外の用紙サイズが指定されている場合には、制御部210は、ユーザーによって指定された搬送方向の長さ(「Ymm」等)が「b」以上であるか否か判別すればよい。
(ステップS105)
制御部210は、印刷対象の用紙Sの搬送方向の長さが、図2に示す「d」未満であるか否か判別する。具体的には、制御部210は、ステップS101において登録された設定値を読み出して、指定されている用紙サイズを特定する。制御部210は、特定した用紙サイズの規格により定められている搬送方向(長手方向)の長さが「d」未満である場合には(ステップS105:YES)、処理をステップS106に進める。一方、制御部210は、特定した用紙サイズの規格により定められている搬送方向の長さが「d」以上である場合には(ステップS105:NO)、処理をステップS108に進める。
なお、規格外の用紙サイズが指定されている場合には、制御部210は、ユーザーによって指定された搬送方向の長さ(「Ymm」等)が「d」未満であるか否か判別すればよい。
(ステップS106)
制御部210は、用紙トレイ220に載置されている複数枚の用紙Sから最上位の用紙Sの給紙を開始する。具体的には、制御部210は、ピックアップローラー241を回転させて、用紙トレイ220の最上位の用紙Sを給紙ローラー242の方向に送り出す。このとき、制御部210は、給紙ローラー242および搬送ローラー対244を回転させて、用紙Sを画像形成装置100に出力する。
また、制御部210は、給紙の開始とともに、給紙を開始したことを通知する信号を、通信部250を介して画像形成装置100に送信する。通信部170を介して当該信号を受信した制御部110は、搬送ローラー対(131a、131b)を回転させて、給紙装置200から出力された用紙Sの先端が曲り補正機構132に到達するまで搬送する。
用紙検出部133が用紙Sの先端を検出後、制御部110は、そのことを通知する信号を給紙装置200に送信して、処理をステップS107に進める。
(ステップS107)
ここで、ステップS107に処理が進むのは、図4に示すように、用紙トレイ220に載置された印刷対象の用紙Sが厚紙であり、かつ、搬送方向の長さが「b」以上「d」未満のときである。
このような用紙Sは、曲り補正機構132に突き当てられると、図5の破線で示すように、第1規制部材(231a、231b)に接触し得るが、第2規制部材(232a、232b)および第3規制部材(233a、233b)には接触し得ない。
そのため、制御部210は、複数の規制部材のうち曲り補正中の用紙Sに接触し得る第1規制部材(231a、231b)を、当該用紙Sに接触しない位置まで移動させる。具体的には、制御部210は、第1規制部材(231a、231b)に接続されているモーター等を制御し、第1規制部材(231a、231b)を、用紙トレイ220に載置された用紙Sの両側面から離間する方向に移動させる(図5)。
(ステップS108)
一方、ステップS105からステップS108に処理が進むと、制御部210は、ステップS106と同様に、用紙トレイ220に載置されている複数枚の用紙Sから最上位の用紙Sの給紙を開始する。そして、用紙トレイ220の最上位の用紙Sは、先端が曲り補正機構132に到達するまで搬送される。
用紙検出部133が用紙Sの先端を検出後、制御部110は、そのことを通知する信号を給紙装置200に送信して、処理をステップS109に進める。
(ステップS109)
ここで、ステップS109に処理が進むのは、図6に示すように、用紙トレイ220に載置された印刷対象の用紙Sが厚紙であり、かつ、搬送方向の長さが「d」以上「g」未満のときである。
このような用紙Sは、曲り補正機構132に突き当てられると、図7の破線で示すように、第1規制部材(231a、231b)および第2規制部材(232a、232b)に接触し得るが、第3規制部材(233a、233b)には接触し得ない。
そのため、制御部210は、複数の規制部材のうち曲り補正中の用紙Sに接触し得る第1規制部材(231a、231b)および第2規制部材(232a、232b)を、当該用紙Sに接触しない位置まで移動させる。具体的には、制御部210は、第1規制部材(231a、231b)および第2規制部材(232a、232b)に接続されているモーター等を制御する。これにより、制御部210は、第1規制部材(231a、231b)および第2規制部材(232a、232b)を、用紙トレイ220に載置された用紙Sの両側面から離間する方向に移動させる(図7)。
(ステップS110)
ステップS104からステップS110、またはステップS103からステップS110に処理が進むと、制御部210は、ステップS106と同様に、用紙トレイ220に載置されている複数枚の用紙Sから最上位の用紙Sの給紙を開始する。そして、用紙トレイ220の最上位の用紙Sは、先端が曲り補正機構132に到達するまで搬送される。
ここで、ステップS104からステップS110に処理が進むのは、図8に示すように、用紙トレイ220に載置された印刷対象の用紙Sが厚紙であり、かつ、搬送方向の長さが「b」未満のときである。
このような用紙Sは、曲り補正機構132に突き当てられると、図9の破線で示すように、いずれの規制部材にも接触し得ない。
そのため、制御部210は、いずれの規制部材も移動させずに、処理をステップS111に進める。
一方、ステップS103からステップS110に処理が進むのは、図10に示すように、用紙トレイ220に載置された印刷対象の用紙Sが薄紙のときである。
このような用紙Sは、搬送方向の長さが「b」以上の用紙も含むため、曲り補正機構132に突き当てられると、図11の破線で示すように、いずれかの規制部材に接触する可能性がある。しかし、用紙Sは薄紙であるため、曲り補正中において曲り補正機構132と搬送ローラー131の間に形成されるループ部分で用紙Sの曲りが完全に補正される(図11)。その補正により薄紙の先端側が補正により曲げられたとしても、剛性が低いため、薄紙の後端側にはその曲がりの影響はほとんどなく、薄紙の後端側が左右に振れることはない。そのため、用紙Sは規制部材からの作用を受けない。したがって、ループ部分での補正に影響を与えずに精度良く曲り補正できる。
以上のことから、制御部210は、ステップS104からステップS110に処理が進む場合と同様に、いずれの規制部材も移動させずに、処理をステップS111に進める。
(ステップS111)
処理がステップS111に進むと、制御部110は、用紙Sを曲り補正機構132に突き当てた状態で曲り補正を行う。具体的には、制御部110は、搬送ローラー対131を回転駆動し、曲り補正機構132と搬送ローラー対131の間で、用紙Sにループを形成する。このとき、用紙Sの先端は、曲り補正機構132を構成するレジストローラー対の軸方向と平行になる。その後、制御部110は、曲り補正機構132を構成するレジストローラー対を回転駆動する。これにより、用紙S全体が補正されつつ、当該用紙Sは画像形成部140の転写位置まで搬送される。
(ステップS112)
画像形成部140は、電子写真方式などの作像プロセスによってトナー像を形成し、用紙Sに転写する。その後、制御部110は、所定の搬送ローラー(不図示)を正回転させて、用紙Sを定着部150まで搬送する。定着部150は、用紙S上に転写されたトナー像を加熱することによって用紙S上に定着させる。
(ステップS113)
その後、制御部110は、排紙ローラー等を駆動して、用紙Sの搬送(排紙)を開始する。このとき、用紙Sは、排紙部160の上に排出される。
(ステップS114)
用紙Sの排出後、制御部110は、印刷処理を終了させるタイミングか否か判別する。たとえば、制御部110は、原稿に含まれる全ページのコピーが終了した場合や、印刷ジョブに含まれる全ページの印刷が終了した場合には、印刷処理を終了させるタイミングと判定して(ステップS114:YES)、印刷処理を終了させる。一方、制御部110は、まだコピーまたは印刷すべきページが残っている場合には、印刷処理を終了させるタイミングではないと判定して(ステップS114:NO)、処理をステップS102に戻す。
以上の印刷処理では、制御部210は、複数の規制部材のうち曲り補正中の用紙Sに接触し得る一部の規制部材(第1規制部材231および第2規制部材232の少なくともいずれかの規制部材)を、用紙Sに接触しない位置まで移動させている(図5、図7)。そのため、曲がり補正中の用紙Sが規制部材に接触することはなく、かつ、用紙トレイ220に載置された用紙Sに不揃いが起こることもない。その結果、画像形成前に用紙Sの傾きや歪みを精度良く補正でき、給紙不良なども発生しない。
また、制御部210は、曲り補正中の用紙Sに接触し得る一部の規制部材を、用紙トレイ220に載置された用紙Sの側面から離間する方向に移動させている(図5、図7)。このような簡単な制御によって、規制部材を用紙Sに接触しない位置まで移動できる。
また、制御部210は、移動させる一部の規制部材を、曲り補正中の用紙Sの搬送方向の長さに応じて変更している(図5、図7)。そのため、曲り補正中の用紙Sに接触しないように必要最小限の規制部材のみを移動でき、曲り補正中であってもなるべく多くの規制部材を用いて用紙トレイ220の用紙Sを規制できる。
また、複数の規制部材のうち用紙Sの搬送方向の最下流に配置される規制部材(第1規制部材231)は、用紙トレイ220に載置され得る最短の用紙Sを規制可能な位置に配置されている(「a」<「用紙Sの搬送方向の長さ」)。そのため、最短の用紙Sを用紙トレイ220に載置する場合であっても、第1規制部材231によって必ず規制できる。
また、第2規制部材232は、用紙トレイ220に載置された状態の用紙Sの先端位置までの距離(「c」)が、下流側に隣接する規制部材(第1規制部材231)と用紙Sの曲り補正機構132との間の距離(「b」)よりも短くなる位置に配置される。同様に、第3規制部材233は、用紙トレイ220に載置された状態の用紙Sの先端位置までの距離(「e」)が、下流側に隣接する規制部材(第2規制部材232)と用紙Sの曲り補正機構132との間の距離(「d」)よりも短くなる位置に配置される。
すなわち、第2規制部材232および第3規制部材233は、「c」<「b」、「e」<「d」の関係が成立する位置に、それぞれ配置されている(図2)。そのため、第1規制部材231および第2規制部材232の少なくともいずれかの規制部材が移動(たとえば、離間)したときでも、少なくとも1つの規制部材によって用紙トレイ220の用紙Sを必ず規制できる。
また、第3規制部材233は、用紙トレイ220に載置され得る最長の用紙Sが曲り補正機構132に突き当てられた状態において、当該用紙Sの後端位置よりも上流側に配置される。このような第3規制部材233は、他の規制部材(第1規制部材231、第2規制部材232)よりも用紙の搬送方向に長い構造を有している。これにより、用紙Sを確実に規制できる。
また、制御部210は、複数の規制部材のうち曲り補正中の用紙Sに接触し得る規制部材が存在しない場合には、いずれの規制部材も移動させない(図9)。このように、不要なときは全ての規制部材を停止させたままにでき、規制部材の移動制御に無駄がない。
また、制御部210は、複数の規制部材のうち曲り補正中の用紙Sに接触し得る規制部材が複数存在する場合には、曲り補正中の用紙Sに接触し得る全ての規制部材(第1規制部材231、第2規制部材232)を移動させている(図7)。そのため、曲り補正中の用紙Sが、規制部材に接触するのを確実に防げる。
また、複数の規制部材のうち用紙Sの搬送方向の最上流に配置される規制部材(第3規制部材233)には、移動機構が設けられていない。そのため、必要最小限の構成によって必要十分な効果が得られ、さらに製造コストを抑えることもできる。
また、制御部210は、用紙トレイ220に載置された用紙Sを画像形成装置100に対して給紙する直前において、当該用紙Sの側面を規制していない規制部材がある場合には、規制可能な位置まで規制部材を戻している(図3のステップS102)。そのため、次に印刷対象となる用紙Sに異なる用紙サイズ、異なる用紙種別が指定されている場合であっても、いったん全ての規制部材を基準となる位置まで戻し、新たに適切な規制部材を選択して移動できる。
また、制御部210は、曲り補正中の用紙Sが厚紙である場合に限って、複数の規制部材のうち曲り補正中の用紙Sに接触し得る一部の規制部材を移動させている(図3のステップS103、S110)。そのため、薄紙の曲り補正を行う場合など、不要なときは全ての規制部材を停止させたままにでき、規制部材の移動制御に無駄がない。
また、複数の規制部材は、用紙トレイ220に載置された用紙Sの第1側面を規制する位置と、用紙Sの第1側面とは反対側の第2側面を規制する位置とに、それぞれ配置されている(図2等)。そのため、用紙トレイ220に載置された用紙Sを両側面から規制でき、その場合であっても曲り補正中の用紙Sに接触しないように規制部材を移動できる。
また、用紙トレイ220に載置する用紙Sには、長尺用紙が含まれている。長尺用紙の曲り補正を行う場合は、特に規制部材に接触しやすいため、本実施形態のような規制部材の移動制御がより有効に機能する。
なお、上記したフローチャートの各処理単位は、画像形成システム10の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理ステップの分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。画像形成システム10で行われる処理は、さらに多くの処理ステップに分割することもできる。また、1つの処理ステップが、さらに多くの処理を実行してもよい。
<変形例>
また、上記の実施形態は、本発明の要旨を例示することを意図し、本発明を限定するものではない。多くの代替物、修正、変形例は当業者にとって明らかである。
たとえば、上記の実施形態では、一部の規制部材(第1規制部材231、第2規制部材232)を、用紙トレイ220に載置された用紙Sの側面から離間する方向に移動させている。しかし、これに限定されず、一部の規制部材(第1規制部材231、第2規制部材232)を、用紙トレイ220に載置された用紙Sの側面に対して平行移動させてもよい。このような移動制御により、用紙Sの側面から離間する方向にスペースがない場合であっても、曲り補正中の用紙Sに接触しないように規制部材を移動できる。
たとえば、一部の規制部材(第1規制部材231、第2規制部材232)を、用紙トレイ220に載置された用紙Sの厚み方向に平行移動させてもよい。
図12は、一部の規制部材(第1規制部材231、第2規制部材232)を用紙トレイ220に載置された用紙Sの下方(重力方向)に平行移動させる例を示す図である。図13は、一部の規制部材(第1規制部材231、第2規制部材232)を用紙トレイ220に載置された用紙Sの上方(重力に逆らう方向)に平行移動させる例を示す図である。
図12に示すような移動制御により、用紙Sの側面から離間する方向にスペースがない場合であっても、曲り補正中の用紙Sに接触しないように規制部材を移動でき、移動後も規制部材の一部領域は用紙Sの側面を規制したままなので、用紙Sを確実に規制できる。また、規制部材の移動量も最小限に抑えられる。
また、図13に示すような移動制御により、用紙Sの側面から離間する方向や用紙Sの下方にスペースがない場合であっても、曲り補正中の用紙Sに接触しないように規制部材を移動できる。
また、上記の実施形態では、複数の規制部材(第1規制部材231、第2規制部材232、第3規制部材233)は、それぞれ、用紙トレイ220に載置されている複数枚の用紙S全てを規制している。しかし、これに限定されず、複数の規制部材は、それぞれ、用紙トレイ220に載置された複数枚の用紙のうち少なくとも最上位の用紙を規制可能に構成されていればよい。このような構成により、規制部材にかかる製造コストを最小限に抑えられる。また、規制部材の配置に必要な空間を低減でき、装置の小型化に貢献できる。
また、一部の規制部材(第1規制部材231、第2規制部材232)が複数の部材から構成されるようにしてもよい。
図14は、一部の規制部材が複数の部材から構成される例を示す図である。図15は、図14に示す規制部材の曲り補正中の動作を説明するための図である。
図14に示すように、一部の規制部材を複数の部材から構成し、用紙Sの曲り補正中は、図15に示すように、用紙トレイ220に載置された上位の用紙Sを規制する部材(231a’、231b’、232a’、232b’)のみを側面から離間させてもよい。これにより、曲り補正中の用紙Sに接触しないように規制部材の一部分のみ移動させることができ、移動させる必要のない他の部分については停止させたままにできる。そのため、用紙トレイ220に載置された下位の用紙Sは、曲り補正中であっても常に規制され、不揃いになることはない。
また、上記の実施形態では、用紙トレイ220に載置された用紙Sの両側面を複数の規制部材(第1規制部材(231a、231b)、第2規制部材(232a、232b)、第3規制部材(233a、233b))によって規制している。そして、曲り補正中においては、用紙Sの両側面(第1側面および第2側面)の位置にある両方の規制部材を移動させている。しかし、これに限定されず、用紙Sの片方の側面の位置にある規制部材(第1規制部材231a、第2規制部材232a)のみを移動させてもよい。
図16は、用紙Sの片方の側面の位置にある規制部材のみを移動させる例を示す図である。図16に示す例では、用紙トレイ220に載置された用紙Sの第1側面(奥側)を規制する位置には、複数の規制部材(第1規制部材231a、第2規制部材232a、第3規制部材233a)が配置されている。また、用紙Sの第1側面とは反対側の第2側面(手前側)を規制する位置には、移動機構が設けられていない第4規制部材234のみが配置されている。そして、曲り補正中においては、制御部210は、用紙Sの第1側面の位置にある規制部材(第1規制部材231a、第2規制部材232a)のみを移動させる。これにより、用紙Sの両側面に位置する両方の規制部材を移動させるだけのスペースがない場合であっても、曲り補正中の用紙Sに接触しないように規制部材を移動できる。
また、上記の実施形態では、画像形成装置100と給紙装置200は別個の装置として説明している。しかし、これに限定されず、給紙装置200は、画像形成装置100に組み込まれていてもよい。
図17は、給紙装置200が組み込まれた画像形成装置100の概略構成図である。図17に示すように、上記の実施形態の用紙トレイ220、複数の規制部材(231、232、233)等が画像形成装置100に組み込まれることにより、画像形成装置100と給紙装置200を一体化できる。そのため、給紙装置200を設置する必要がなく省スペース化が図れる。
また、上記の実施形態では、用紙Sをレジストローラー対に突き当てて、用紙Sの曲り補正を行っている。しかし、これに限定されず、レジストローラー対以外の整合部材に突き当てて用紙Sの曲り補正を行ってもよい。
また、上記の実施形態では、用紙検出部133が用紙Sの先端を検出したタイミングで、規制部材を移動させている。しかし、これに限定されず、給紙装置200の制御部210は、給紙を開始してからタイマーを用いて経過時間を測定し、所定時間経過したタイミングで、規制部材を移動させてもよい。
また、上記の実施形態では、3つの規制部材(第1規制部材231、第2規制部材232、第3規制部材233)が配置される例について説明しているが、規制部材の個数はこれに限らない。2つの規制部材でもよいし、4つ以上の規制部材が配置されてもよい。
また、上記の実施形態では、印刷対象の用紙Sが厚紙か薄紙かに応じて規制部材を移動させるか否か決定している。しかし、これに限定されず、厚紙か薄紙かに関わらず、一律に規制部材を移動させてもよい。
また、画像形成装置100には、さらに各種後処理装置が接続されてもよい。
また、上記の画像形成システム10の構成は、上記の実施形態の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上記の構成に限られない。また、一般的な画像形成システム10が備える構成を排除するものではない。
また、画像形成システム10を動作させるプログラムは、USBメモリー、フレキシブルディスク、CD−ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、メモリーやストレージ等に転送され記憶される。また、このプログラムは、たとえば、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、画像形成システム10の一機能としてその各装置のソフトウェアに組み込んでもよい。
10 画像形成システム、
100 画像形成装置、
110 制御部(画像形成装置)、
120 タッチパネル部、
131 搬送ローラー(画像形成装置)、
132 曲り補正機構、
133 用紙検出部、
140 画像形成部、
150 定着部、
160 排紙部、
170 通信部(画像形成装置)、
200 給紙装置、
210 制御部(給紙装置)、
220 用紙トレイ、
231(a、b) 第1規制部材、
232(a、b) 第2規制部材、
233(a、b) 第3規制部材、
234 第4規制部材、
241 ピックアップローラー、
242 給紙ローラー、
243 捌きローラー、
244 搬送ローラー(給紙装置)、
250 通信部(給紙装置)、
S 用紙。

Claims (19)

  1. 用紙の曲り補正が可能な画像形成装置に対して給紙する給紙装置であって、
    複数枚の用紙を載置する用紙トレイと、
    前記用紙トレイに載置された用紙の側面を規制するために前記用紙の搬送方向に沿って下流側から順に配置された下流側規制部材および上流側規制部材と、
    り補正中の用紙に接触し得る前記下流側規制部材を前記用紙に接触しない位置まで移動させることが可能であるとともに、前記曲り補正中の用紙に接触し得ない前記上流側規制部材を、前記曲り補正中の用紙の下側に載置された前記用紙の側面を規制する位置に維持する制御部と、
    を備える給紙装置。
  2. 前記制御部は、前記下流側規制部材を、前記用紙トレイに載置された用紙の側面から離間する方向に移動させる、請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記下流側規制部材は、前記用紙の搬送方向の最下流に配置される第1規制部材を含み、
    前記上流側規制部材は、前記用紙の搬送方向の最上流に配置される第3規制部材を含み、
    前記第1規制部材と前記第3規制部材との間に配置される第2規制部材を更に有し、
    前記制御部は、曲り補正中の用紙の搬送方向の長さに応じて前記第2規制部材の移動を制御する、請求項1または2に記載の給紙装置。
  4. 前記下流側規制部材は、用紙の搬送方向の最下流に配置される第1規制部材を含み、
    前記第1規制部材は、前記用紙トレイに載置され得る最短の用紙を規制可能な位置に配置される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の給紙装置。
  5. 前記下流側規制部材および前記上流側規制部材は、前記用紙トレイに載置された複数枚の用紙のうち少なくとも最上位の用紙を規制可能に構成される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の給紙装置。
  6. 前記下流側規制部材に隣接する前記上流側規制部材は、前記用紙トレイに載置された状態の用紙の先端位置までの距離が、隣接する前記下流側規制部材と前記曲り補正を行う曲り補正機構との間の距離よりも短くなる位置に配置される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の給紙装置。
  7. 前記用紙トレイに載置され得る最長の用紙が、前記曲り補正を行う曲り補正機構に突き当てられた状態において、前記第3規制部材は、前記最長の用紙の後端位置よりも上流側に配置され
    前記第3規制部材は、前記第1規制部材および前記第2規制部材よりも用紙の搬送方向に長い構造を有する、請求項3に記載の給紙装置。
  8. 前記制御部は、曲り補正中の用紙に接触し得る前記下流側規制部材が存在しない場合には、前記下流側規制部材移動させない、請求項1〜7のいずれか一項に記載の給紙装置。
  9. 前記制御部は、曲り補正中の用紙に接触し得る前記下流側規制部材が複数存在する場合には、曲り補正中の用紙に接触し得る全ての前記下流側規制部材を移動させる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の給紙装置。
  10. 前記上流側規制部材は、用紙の搬送方向の最上流に配置される第3規制部材を含み、
    前記第3規制部材には、移動機構が設けられていない、請求項1〜9のいずれか一項に記載の給紙装置。
  11. 前記制御部は、前記用紙トレイに載置された用紙を前記画像形成装置に対して給紙する直前において、前記用紙の側面を規制していない前記下流側規制部材がある場合には、規制可能な位置まで前記下流側規制部材を戻す、請求項1〜10のいずれか一項に記載の給紙装置。
  12. 前記制御部は、曲がり補正中の用紙が厚紙である場合に限って、前記下流側規制部材を移動させる、請求項1〜11のいずれか一項に記載の給紙装置。
  13. 前記下流側規制部材および前記上流側規制部材は、前記用紙トレイに載置された用紙の第1側面を規制する位置と、前記用紙の前記第1側面とは反対側の第2側面を規制する位置とに、それぞれ配置される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の給紙装置。
  14. 前記制御部は、少なくとも、用紙の前記第1側面を規制する位置に配置された前記下流側規制部材を移動させる、請求項13に記載の給紙装置。
  15. 前記制御部は、前記下流側規制部材を、前記用紙トレイに載置された用紙の厚み方向に平行移動させる、請求項1〜14のいずれか一項に記載の給紙装置。
  16. 前記用紙は、長尺用紙である、請求項1〜15のいずれか一項に記載が給紙装置。
  17. 請求項1〜16のいずれか一項に記載の給紙装置が組み込まれ、
    前記給紙装置から給紙された用紙に画像を形成する画像形成部、
    を備える画像形成装置。
  18. 用紙の曲り補正が可能な画像形成装置に対して給紙する給紙装置であって、複数枚の用紙を載置する用紙トレイと、前記用紙トレイに載置された用紙の側面を規制するために前記用紙の搬送方向に沿って下流側から順に配置された下流側規制部材および上流側規制部材とを備える給紙装置のコンピューターに、
    (a)前記用紙トレイに載置された最上位の用紙を、前記画像形成装置に給紙する手順と、
    (b)前記手順(a)により前記画像形成装置に給紙された用紙が、前記曲り補正を行う曲り補正機構の手前の所定位置に到達したことを検出する手順と、
    (c)前記手順(b)による検出後、曲り補正中の用紙に接触し得る前記下流側規制部材を前記用紙に接触しない位置まで移動させるとともに、前記曲り補正中の用紙に接触し得ない前記上流側規制部材を、前記曲り補正中の用紙の下側に載置された前記用紙の側面を規制する位置に維持する手順と、
    を実行させるためのプログラム。
  19. 複数枚の用紙を載置する用紙トレイと、前記用紙トレイに載置された用紙の側面を規制するために前記用紙の搬送方向に沿って下流側から順に配置された下流側規制部材および上流側規制部材とを備え、用紙の曲り補正が可能な画像形成装置のコンピューターに、
    (a)前記用紙トレイに載置された最上位の用紙を給紙する手順と、
    (b)前記手順(a)により給紙された用紙が、前記曲り補正を行う曲り補正機構の手前の所定位置に到達したことを検出する手順と、
    (c)前記手順(b)による検出後、曲り補正中の用紙に接触し得る前記下流側規制部材を前記用紙に接触しない位置まで移動させるとともに、前記曲り補正中の用紙に接触し得ない前記上流側規制部材を、前記曲り補正中の用紙の下側に載置された前記用紙の側面を規制する位置に維持する手順と、
    を実行させるためのプログラム。
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