JP2597818Y2 - スタンプ台 - Google Patents

スタンプ台

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JP2597818Y2
JP2597818Y2 JP1993010975U JP1097593U JP2597818Y2 JP 2597818 Y2 JP2597818 Y2 JP 2597818Y2 JP 1993010975 U JP1993010975 U JP 1993010975U JP 1097593 U JP1097593 U JP 1097593U JP 2597818 Y2 JP2597818 Y2 JP 2597818Y2
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Inventor
信親 丸山
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シヤチハタ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、蓋に開閉ロック付きス
タンプ台に関するものである。
【従来の技術】従来のスタンプ台は大別すると、蓋に開
閉ロック付きのものと、開閉ロック付きでないものがあ
る。開閉ロック付きのスタンプ台は実公昭54−182
57号、実開平1−153964号等にて公知である。
実公昭54−18257号は蓋体あるいは基箱の一方に
両者の接触部分に、ゴム、発泡体、繊維集合体等の気密
材を貼着させ、蓋体と基箱を固定ローラーにて両者を固
定させている。実開平1−153964号は蓋体に弾性
シール部材を取付、ロック部材にて蓋体とスタンプ台本
体とを固定させている。実公昭54−18257号にお
いては、固定ローラーの着脱時指に力がかかり、かつ、
両手にて蓋の開閉をしなければならないので繰り返し使
用することは煩わしかった。これらの欠点を解消するた
めに、実開平1−153964号があるが、ロック部材
にて施蓋する時には片手にて容易に閉じることができる
が、開蓋時にはロック部材のばねの弾力以上に力を要
し、更に、蓋が上方に押し上げられないためロック部材
が解除されたか否かの判断が困難であるので、開蓋時に
は両手にて開かなければならない欠点がある。また、開
閉ロック付きでないスタンプ台は携帯用には不便であっ
た。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】上述した通り従来技術
においては、蓋の開閉時には両手にてしなければ確実に
できない。本考案は、片手で、簡単に、軽く、開閉で
き、しかも閉蓋時には確実に固定されるスタンプ台を提
供する。
【0003】
【課題を解決するための手段】本考案は前記課題を解決
するために、布19を固着させた枠3にて底2にインキ
吸蔵体16を固定させるとともに蓋1を軸14にて開閉
自在に保持させたスタンプ台において、軸14の内側近
傍で、且つ、蓋1あるいは底2に弾性体15を設け、軸
14と相対する側の蓋1のほぼ中央部に押子4が挿入で
きる切り欠部を設け、蓋1の天板よりツメ11を垂下す
るとともにツメ11に隣接する両側に保持片10を突設
し、底2に閉蓋時に前記ツメ11と噛み合うツメ受12
を立設し、押子4の保持受体6を保持片10にスライド
可動に保持させ舌片7の下端部をツメ11の下方にて常
時当接させ、前記ツメ11とツメ受12が噛み合ってい
る状態で押子4を押すことにより、押子4がスライドし
て舌片7の下端部がツメ11を押してツメ11がツメ受
12より外れることを特徴とするスタンプ台である。
【0004】
【作用】押子4を指にて押すと押子4はスライドして
片7の端部がツメ11の壁面に沿って下方に動くととも
にツメ受12の上端部に接触すると舌片7の端部はツメ
11を押し、ツメ11がツメ受12から外れ、弾性体1
5により蓋1が開く。蓋1を閉じる時には、蓋1を押す
だけで押子4と蓋1は同時にツメ11とツメ受12とが
噛み合い「カチッ」と発音し、蓋1が閉まる。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1、図2、図3、
図4にて具体的に説明する。1はスタンプ台の蓋であ
り、ABS樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合
成樹脂製であり、一側面には軸14にて底2と開閉自在
のヒンジ部である。一側面に相対する側のほぼ中央部に
は押子4が挿入できる切欠部を設け、天板よりツメ11
を垂下し、ツメ11の両側部の壁面より軸14に対して
垂直方向に、天板との角度45度に保持片10を設け
た。この保持片10の端部には凸部20を設けた。2は
底であり蓋1と同様の合成樹脂製である。底2の上に
は、フェルト、ポリプロピレン繊維等のインキ貯蔵体1
6と、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン等の材
質で、太い繊維にて布状に織ったもの、または、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等のシートに多数の小さな孔を
あけたもの、または、編目の粗い不織布等のインキ調節
部材17と、インキ調節部材17より編目の細かい不織
布18を配し、布19をもってして枠3に熱溶着させ、
包み込んである。前記インキ吸蔵体16に含浸されたイ
ンキは、インキ調節部材17により不織布18にインキ
を少しづつ供給するためのものである。尚、布19は通
常市販されている綿布、極微細繊維でもって織った布、
ポリエステル等の化学繊維製布等が使用できる。この布
は常時スタンプ台表面にインキを均一に濡らしている布
であればよい。3は枠であり、ポリプロピレン、ポリエ
チレン等の合成樹脂製であり、布19を接着材、熱溶
着、超音波溶着等の方法にて接合してある。底2の軸1
4と相対する側に底面よりツメ受12を立設してある。
ツメ受12は外側で、ツメ11は内側に位置する。又、
ツメ受12に相対する面はテーパー部13が底面に対す
る角度45度に設けてある。4は押子である。断面アン
グル形状の支持板5の内側に支持板5の壁面より舌片7
をほぼ1/4円弧の形状で張設し下端部の肉厚を厚くし
てある。その舌片7の両側部に保持片10の凸部20が
スライド可動する孔21をもった保持受体6を、支持板
5に対して角度45度の方向に設けた。支持板5の下端
部8と、他の端部9は角度45度の傾斜にしてある。1
5は弾性体で、長さ1cmのゴムで蓋1の端部に設け
た。この弾性体は、蓋1を少し開くためのもので、軸1
4にトーションバネ、コイルバネ等を使用してもよい。
【0006】以上の各構成要素をスタンプ台とする組み
立て方法を説明する。スタンプ台の底2に、インキ吸蔵
体16、インキ調節部材17、不織布18を順次重ね
る。次に、布19付き枠3を底1に嵌着させる。蓋1の
保持片10の凸部20、押子4の保持受体6の孔21
に挿入し、スライド可動に保持させるとともに、舌片7
の端部はツメ11の下方壁面に押圧接触しているので、
押子4は蓋1の切り欠部にスライド可動に確実に保持さ
れる。蓋1と底2を軸14にて開閉自在とし、弾性体1
5を取り付けた。本考案のスタンプ台は以上の構成であ
るので、使用時にはまず、押子4を指にて押すと、保持
受体6が保持片10にて、又下端部8がテーパー部13
にて案内され、押子4は切り欠部内にスライドして押し
込まれ、舌片7の端部がツメ11の壁面にそって下方に
移動する。更に移動すると舌片7の端部がツメ11をわ
ずかに押しツメ受12から外れ、弾性体15により蓋1
が開く。閉蓋時には、単に蓋1を押圧すれば、ツメ11
とツメ受12が噛み合うと、押子4の舌片7が蓋1のツ
メ11の壁面に衝突し「カチッ」と発音し、蓋1が確実
に閉じられたことがわかる。尚押子4は保持片10の凸
部20が孔21に係止するので押子4は舌片7の反発力
にて保持されている。
【0007】
【効果】以上の通り本考案のスタンプ台の押子4を指に
て押すだけで、蓋1を開くことができ、また蓋1を閉じ
る時には、蓋1を押すだけで押子4と蓋1のツメ11が
衝突すると同時にツメ11とツメ受12とが噛み合い
「カチッ」と発音し、蓋1が閉まったことがわかる。こ
のように蓋の開閉時には指での感覚と同時に「カチッ」
と発音するので使用者は、蓋を確実に閉めたことが認識
できる。また押子4が蓋1と一体であるので、スタンプ
台を使用するとき邪魔にならないので使用しやすい。更
に携帯時には押子が押されにくいので蓋が開きにくく便
利である。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一部破断面図
【図2】図1のA−A断面図
【図3】蓋のロック部分解斜視図
【図4】押子の側面図
【0009】
【符号の説明】
1 蓋 2 底 3 枠 4 押子 6 保持受体 7 舌片 10 保持片 11 ツメ 12 ツメ受

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布19を固着させた枠3にて底2にイン
    キ吸蔵体16を固定させるとともに蓋1を軸14にて開
    閉自在に保持させたスタンプ台において、軸14の内側
    近傍で、且つ、蓋1あるいは底2に弾性体15を設け、
    軸14と相対する側の蓋1のほぼ中央部に押子4が挿入
    できる切り欠部を設け、蓋1の天板よりツメ11を垂下
    するとともにツメ11に隣接する両側に保持片10を突
    設し、底2に閉蓋時に前記ツメ11と噛み合うツメ受1
    2を立設し、押子4の保持受体6を保持片10にスライ
    ド可動に保持させ舌片7の下端部をツメ11の下方にて
    常時当接させ、前記ツメ11とツメ受12が噛み合って
    いる状態で押子4を押すことにより、押子4がスライド
    して舌片7の下端部がツメ11を押してツメ11がツメ
    受12より外れることを特徴とするスタンプ台。
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