JPH0621380Y2 - 化粧用パレット - Google Patents
化粧用パレットInfo
- Publication number
- JPH0621380Y2 JPH0621380Y2 JP1988098104U JP9810488U JPH0621380Y2 JP H0621380 Y2 JPH0621380 Y2 JP H0621380Y2 JP 1988098104 U JP1988098104 U JP 1988098104U JP 9810488 U JP9810488 U JP 9810488U JP H0621380 Y2 JPH0621380 Y2 JP H0621380Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engaging
- lid
- frame member
- wall
- elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、中皿が着脱交換可能な化粧用パレットに係るも
のである。
のである。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 従来、この種のものにおいて、身の中に収容した化粧料
収納ドラムの周壁を身の周壁に係合させた押えリングに
より押え、また、蓋のボス部にその押えリングに対応す
る押上げ片を垂設して、蓋の過開動に伴い押上げ片で押
えリングの後部を突き上げて離脱させることにより、化
粧料収納ドラムを交換することができるようにしたもの
がある（実開昭50-35498号公報）。
収納ドラムの周壁を身の周壁に係合させた押えリングに
より押え、また、蓋のボス部にその押えリングに対応す
る押上げ片を垂設して、蓋の過開動に伴い押上げ片で押
えリングの後部を突き上げて離脱させることにより、化
粧料収納ドラムを交換することができるようにしたもの
がある（実開昭50-35498号公報）。
しかし、この場合、押上げ片を離脱させることが機械的
操作により行い得て比較的容易ではあっても、その反
面、蓋を不用意に過開動させることがあり、思わぬ時に
押えリングが離脱してしまうことがある。
操作により行い得て比較的容易ではあっても、その反
面、蓋を不用意に過開動させることがあり、思わぬ時に
押えリングが離脱してしまうことがある。
本案は、かかる不都合を除去しよとするものである。
「課題を解決するための手段」 本案は、扁平な身１と蓋２とを後部で枢着し、身１内に
適数の中皿３，３を収容すると共に、中皿３，３を押え
る枠材４を設け、該枠材には前部と後部の下面適所から
弾性係合片41,42を垂設し、また、身１の前壁11内面と
後壁12内面とに上記弾性係合片41,42を係合させる係合
部13,14を設け、かつ、後壁12の係合部14を身１と蓋２
とを枢着した枢着凹部15に開口させて成る。
適数の中皿３，３を収容すると共に、中皿３，３を押え
る枠材４を設け、該枠材には前部と後部の下面適所から
弾性係合片41,42を垂設し、また、身１の前壁11内面と
後壁12内面とに上記弾性係合片41,42を係合させる係合
部13,14を設け、かつ、後壁12の係合部14を身１と蓋２
とを枢着した枢着凹部15に開口させて成る。
「作用」 如上の構成であり、中皿３，３に化粧料Ａを収容して使
用するが、その中皿３，３の取り外しに当たっては、ま
ず、身１の後部において、枢着凹部15に開口している係
合部14へ細い棒を差し込み、該係合部に係合している弾
性係合片42を突き上げ、該弾性係合片を離脱させて枠材
４の後部を浮上させる。次いで、該枠材に指を掛けて引
き外し、中皿３，３を取り外す。
用するが、その中皿３，３の取り外しに当たっては、ま
ず、身１の後部において、枢着凹部15に開口している係
合部14へ細い棒を差し込み、該係合部に係合している弾
性係合片42を突き上げ、該弾性係合片を離脱させて枠材
４の後部を浮上させる。次いで、該枠材に指を掛けて引
き外し、中皿３，３を取り外す。
また、中皿３，３を取り付けるときは、身１内に中皿
３，３を収納した後、枠材４の弾性係合片41,42を所定
の箇所に差し込み、枠材４を押し下げればよく、これに
より弾性係合片41,42が身１の係合部14に係合して枠材
４が固定され、該枠材により中皿３，３が支持される。
３，３を収納した後、枠材４の弾性係合片41,42を所定
の箇所に差し込み、枠材４を押し下げればよく、これに
より弾性係合片41,42が身１の係合部14に係合して枠材
４が固定され、該枠材により中皿３，３が支持される。
「実施例」 図面は、本案の実施例を示している。
図において、１は扁平で方形の身、２は、該身に対応す
る蓋であり、両者は後部で相互に枢着し、前部に閉蓋係
止手段を講じている。３，３は、身１内に収納した２個
の中皿、４は、該中皿を押えた枠材である。これらの部
材は、適宜合成樹脂から成る。
る蓋であり、両者は後部で相互に枢着し、前部に閉蓋係
止手段を講じている。３，３は、身１内に収納した２個
の中皿、４は、該中皿を押えた枠材である。これらの部
材は、適宜合成樹脂から成る。
身１は、前壁11と後壁12とを厚肉とし、後壁12の後面中
間部に枢着凹部15を形成し、前壁11の前面乃至上面の中
央に切欠き16を設け、該切欠きの内部に閉蓋係止手段た
る係合突子17を設けると共に、解除用押釦18を装着して
いる。
間部に枢着凹部15を形成し、前壁11の前面乃至上面の中
央に切欠き16を設け、該切欠きの内部に閉蓋係止手段た
る係合突子17を設けると共に、解除用押釦18を装着して
いる。
また、身１には、前壁11内面と後壁12内面との中央下部
に窪み状態の係合部13,14を設け、後壁12の係合部14を
上記枢着凹部15に開口させている。
に窪み状態の係合部13,14を設け、後壁12の係合部14を
上記枢着凹部15に開口させている。
蓋２は、内面の後部に上記枢着凹部15に嵌まるボス21を
設けて、該ボスを以て身１の後部に枢着６し、また、内
面の中間部に鏡５を貼着し、前部に上記係合突子17と係
合する閉蓋係止手段たる係合突片22を垂設している。
設けて、該ボスを以て身１の後部に枢着６し、また、内
面の中間部に鏡５を貼着し、前部に上記係合突子17と係
合する閉蓋係止手段たる係合突片22を垂設している。
中皿３，３は、適宜大きさの長方形に形成して成る。
枠材４は、中皿３，３の周壁上面を押えるよう適宜形状
に形成すると共に、適所に筆等の化粧用具を収納する凹
部44を形成し、下面の前部と後部の中央から上記係合部
13,14と係合する弾性係合片41,42を垂設している。ま
た、下面の左部と右部の中央から身１の左壁と右壁の内
面に圧接させる弾性舌片43,43を垂設している。なお、
該弾性舌片43,43は、身１の左壁と右壁とに離脱容易に
係合させるようにしてもよい。
に形成すると共に、適所に筆等の化粧用具を収納する凹
部44を形成し、下面の前部と後部の中央から上記係合部
13,14と係合する弾性係合片41,42を垂設している。ま
た、下面の左部と右部の中央から身１の左壁と右壁の内
面に圧接させる弾性舌片43,43を垂設している。なお、
該弾性舌片43,43は、身１の左壁と右壁とに離脱容易に
係合させるようにしてもよい。
「考案の効果」 本案によれば、枠材４の弾性係合片41,42を身１の係合
部13,14へ係合させることにより取り付け、該枠材４で
身１内の中皿３，３を支持するので、中皿３，３を簡単
な構成できわめて容易にかつ確実に支持でき、また、そ
の弾性係合片に対応する身１の後壁12の係合部14を枢着
凹部15に開口させているので、該部から細い棒を差し込
んで弾性係合片42の係合を直接的に容易に離脱させるこ
とができて、枠材４を簡単に取り外すことができ、した
がって、枠材４は蓋２の動きとは無関係であって、蓋２
をどのよう開閉してもこれによって思わぬ時に枠材４が
外れるようなことはなく、また、このようにして枠材４
を取り外すことにより中皿３，３も簡単に取り出すこと
ができ、中皿３，３の着脱交換がきわめて容易に行え、
使用上頗る便利重宝である。
部13,14へ係合させることにより取り付け、該枠材４で
身１内の中皿３，３を支持するので、中皿３，３を簡単
な構成できわめて容易にかつ確実に支持でき、また、そ
の弾性係合片に対応する身１の後壁12の係合部14を枢着
凹部15に開口させているので、該部から細い棒を差し込
んで弾性係合片42の係合を直接的に容易に離脱させるこ
とができて、枠材４を簡単に取り外すことができ、した
がって、枠材４は蓋２の動きとは無関係であって、蓋２
をどのよう開閉してもこれによって思わぬ時に枠材４が
外れるようなことはなく、また、このようにして枠材４
を取り外すことにより中皿３，３も簡単に取り出すこと
ができ、中皿３，３の着脱交換がきわめて容易に行え、
使用上頗る便利重宝である。
更に、身１の後壁12の係合部14を枢着凹部15に開口させ
ているから、この開口が目立たず、体裁を美麗に保つこ
とができる。
ているから、この開口が目立たず、体裁を美麗に保つこ
とができる。
図面は、本案実施例で、第１図は、開蓋状態の斜視図、
第２図は、閉蓋状態の截断側面図、第３図は、枠材取外
し時の截断正面図、第４図は、截断正面図、第５図は、
要部部材の斜視図である。 １……身、２……蓋 ３……中皿、４……枠材 ５……鏡、11……前壁 12……後壁、13,14……係合部 15……枢着凹部
第２図は、閉蓋状態の截断側面図、第３図は、枠材取外
し時の截断正面図、第４図は、截断正面図、第５図は、
要部部材の斜視図である。 １……身、２……蓋 ３……中皿、４……枠材 ５……鏡、11……前壁 12……後壁、13,14……係合部 15……枢着凹部
Claims (1)
- 【請求項１】扁平な身１と蓋２とを後部で枢着し、身１
内に適数の中皿３，３を収容すると共に、中皿３，３を
押える枠材４を設け、該枠材には前部と後部の下面適所
から弾性係合片41,42を垂設し、また、身１の前壁11内
面と後壁12内面とに上記弾性係合片41,42を係合させる
係合部13,14を設け、かつ、後壁12の係合部14を身１と
蓋２とを枢着した枢着凹部15に開口させたことを特徴と
する化粧用パレット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988098104U JPH0621380Y2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 化粧用パレット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988098104U JPH0621380Y2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 化粧用パレット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0218310U JPH0218310U (ja) | 1990-02-07 |
| JPH0621380Y2 true JPH0621380Y2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=31324070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988098104U Expired - Fee Related JPH0621380Y2 (ja) | 1988-07-25 | 1988-07-25 | 化粧用パレット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0621380Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220146733A (ko) * | 2021-04-23 | 2022-11-02 | 메이커스코스메틱 주식회사 | 캡슐형 화장품 및 이를 위한 캡슐형 화장품 전용용기 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6459169B2 (ja) * | 2013-12-25 | 2019-01-30 | 花王株式会社 | 化粧料用容器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53399Y2 (ja) * | 1973-07-30 | 1978-01-09 |
-
1988
- 1988-07-25 JP JP1988098104U patent/JPH0621380Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220146733A (ko) * | 2021-04-23 | 2022-11-02 | 메이커스코스메틱 주식회사 | 캡슐형 화장품 및 이를 위한 캡슐형 화장품 전용용기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0218310U (ja) | 1990-02-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |